歴史

2021/03/08

『日米安保と砂川事件の黒い霧―最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟』

 今日は、午前中は会議。今日は時差通勤なしで出勤したけど、電車は混み混みだなあ。昼からは、インタビュー①原稿。9割かなあ。明日には完成しよう。

 しかし、まあ、ネットと付き合うのはしんどいなあ。とくに有名な人は、あんな普通の発言でも、あそこまで叩かれるのかと、唖然と来る。リベラルな発言は、徹底して叩く対象というしかけがつくられている感じだなあ。一つひとつつきあうのは、相当しんどい。ネットが大きな比重をすめる社会のなかで、いかに生きるかは、あらためて相当しんどいことなのだと、あらためて考えるし、どのように生きていくのは、ほんとうに考えなきゃいけないと思う。うーん。

 さて、本の感想を1つ。吉田敏浩さんの『日米安保と砂川事件の黒い霧―最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟』

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 1959年、米軍基地拡張に反対した砂川闘争をめぐる事件の裁判では、最高裁長官が、判決前に米国大使に情報を漏洩するなどの不公正があったことが米解禁秘密文書で明らかになっている。政府はその一部をみとめたものの、いまだ全容は隠ぺいし続けている。たたかいは砂川事件の被告による国賠訴訟へと引きづがれている。

 この砂川事件の最高裁判決は、その後、統治行為論として、基地をめぐる裁判に大きな影響をもち、安保法体系を不可侵なものとしてきた。さらには、集団的自衛権の行使容認の際には、合憲の根拠にも悪用されたのは記憶に新しい。この判決は、いまなお安保と密約によって成り立つ対米従属・基地国家の根本を問ううえでポイントになっているだ。本書は、その急所をついて、生き生きと描き出した良書だと思う。絶対推薦します!

2021/03/07

「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」 大日方さんの最終講義

 今日は、まず、朝から掃除をしっかりとした。部屋のほこりとりから拭き掃除までと、風呂、洗面所、トイレ。ついでに、玄関を洗剤でゴシゴシ。だいぶきれいになった感じ。掃除はやれば気持ちがいいのだけど。さて、それから、インタビュー①原稿に。一定の整理をすすえたという感じ。7割程度の進行。もうひと頑張りだ。

 昼過ぎぎから大日方純夫さんの最終講義・フォーラムを聞く。

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 教科書問題から3国共通教材づくりのとりくみがテーマ。歴史修正主義を政治がおしすすめる時代になって、そのなかでの歴史学の役割を身をもって実践された方だな。自分も東アジアの歴史フォーラムには、参加したこともあるし、当初はよく取材していたなあ。韓国の人の議論や、中国の人の議論を聞かないと、この活動の意義と苦労はなかなかわからない。だけど、うちのような貧乏雑誌だと、海外取材はとても無理だし、きちんと系統的に付き合い切れてないのが情けない。自分の仕事が中途半端で申し訳ない。そんなことも思い出しながら、大日方さんのお仕事から、もっと学ばなきゃと思った次第。

 いよいよ、3・11の番組が並び始める。昨日から今日にかけて、いくつか見始めている。たとえば、昨日のETV特集。

「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」

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原発事故は、最悪の場合この国にどんな事態をもたらすのか。その時、何をなすべきか―。東京電力福島第一原発事故発生直後から官邸や米軍、自衛隊などが、それぞれ極秘裏に「最悪のシナリオ」の作成に着手していた。番組では、菅元首相、北澤元防衛相など総勢100名以上に独自取材。浮かび上がってきたのは、「誰が命を懸けて原発の暴走を止めるのか」という究極の問いだった。放送枠を30分拡大するスクープ・ドキュメント。

 あの事故とはいったい何だったのか。どれほど危険だったのか。もうすっかり風化した感じもあるけれど、やはり想像を絶する「危機」のなかにボクらはいて、政治はいかに無力だったのか。「安全神話」のもとで、無責任にすすめられた原発政策のありようは酷く、民主党政権はなすすべもなかった様子がわかる。それでも、原発をすすめる現政権の恐ろしさ……。

 一連の番組をみていて、ほんとうに恐ろしさを感じるなあ。

2021/03/05

「沖縄・コロナ禍の女性たちはいま」

 昨日も今日も、インタビュー①原稿整理が基本作業。やっと、折り返しか。昨日は、インタビュー②の内容のやりとり、今日は、インタビュー③の内容の相談の打ち合わせ。今日は、会議も1つ。

 なんだかんだで、一度国会へ。

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 帰りに、今日は山宣が殺された日なので、その虐殺の場に。

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 京都の墓前祭には立民の国対のみなさんからあたたかいメッセージがあったそうだ。写真は、京都の渡辺委員長のFBから。

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 今だからこそ、山宣から学ぶことは多い。昨年の、安住・原口・穀田鼎談を思い出す。そういう意味でも、いろいろ思いのある日となる。

 よるは、オンラインイベント「沖縄・コロナ禍の女性たちはいま」を聞く。

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 上間さん、しんぐるまざーずふぉーらむの秋吉さん、そして、糸数さん。なかなか、充実した1時間半。沖縄の女性たちは、今日の議論の最後の方で上間さんが、自己責任以前と言っていたような、古い男社会が残っている沖縄で、苦労されているが、ものすごい力を発揮している。すごいなあ。ストレートに直球を放り込む糸数さん、ものすごくよく考えて、いろいろ先回りもして発言する上間さん、そして、実践の最前線でがんばる秋吉さん。コロナ以前からの沖縄の女性の貧困と生きづらさと、コロナ禍の沖縄の女性たちの困難と。そして、支援者たちがどのように寄り添い、伴奏しているのか。こんな困難のもとで、行き抜いてきてありがとう! そして、生き延びよう! いやあ、参りました。岡野さんの「ケアの倫理」を反芻しながら、自らの反省をくり返しながら聞いていました。はい。

 

 

2021/03/02

 「遺骨が残る土砂を埋め立てに…絶対間違っている」ガマフヤー具志堅さんがハンストに込めた思い

 今日も、インタビュー①原稿の作業。ただ、朝から、次号以降の企画を考えたり、調べたり、その打ち合わせに行ったり、メールしたり、会議をしたりで、作業そのものにはあまり集中できず。ちょっと、明日あたりからはそうとう集中しないとなあ。ただ、疲れが取れていないからなあ。だけど、だからといって、あまり精神主義に陥らないように注意しないとね。

 今日は、時折、嵐のような強風が吹き、なかなかたいへんな一日でもあった。職場で作業していても、風の音が大きく聞こえる日だった。

 今日は沖縄のことが気になる日。

 「遺骨が残る土砂を埋め立てに…絶対間違っている」ガマフヤー具志堅さんがハンストに込めた思い(沖縄タイムス) 名護市辺野古の新基地建設を巡る本島南部からの土砂採取断念を求めている沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)らが1日、那覇市の県民広場でハンガーストライキを始めた。6日まで抗議の意志を示し、沖縄防衛局に計画断念を求めるほか、開発届けを出した業者への中止命令を玉城デニー知事が出すよう訴え続ける。

 具志堅さんは「沖縄戦戦没者の遺骨が残る土砂を埋め立てに使うのは絶対間違っている。基地に反対か賛成か以前の、人道上の問題だ」と指摘。県内外の人々や遺族に伝えるため決断したとし「家庭で1食だけでも抜き、戦没者の遺骨を守るという共感の意思を示してほしい」と呼び掛けた。

 本島南部は76年前の沖縄戦で軍民混在となり多くの人々が命を落とした激戦地で、未収集の遺骨も多い。防衛局は新基地建設の埋め立てで県内土砂調達可能量の約7割、約3200万立方メートルを糸満市と八重瀬町から採取することを計画している。……

 全国で、高齢の方が連帯のハンストをしていた。みなさんご無理のないように。ほんとうに沖縄の思いをふみにじる政治への怒りは募る。こんなことをしてまで、新基地が必要なのか。たまらない気持ちになるなあ。

 たまたまアナザストーリーの再放送で、「その時 沖縄は沸騰した~日米地位協定の波紋~」をやっていた。

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 去年、この番組を見て、沖縄の連載を、県民大会25年にむけて、やってみた。ちょっと事情が重なり、予定通りにすすまなかったし(コロナは沖縄企画では痛かった)、さらなる事情もあり、ちょっと中断したが、そろそろ仕上げにかからないと。沖縄の思い、番組をみたときに考えたこともちょっと思い出した次第。

 いろいろ考える日でもある。

2021/02/26

「震災時以外にも起きていた朝鮮人虐殺―岩手矢作事件( 1932 年)を中心に」

 今日は、午前中から会議、そして、職場内部の学習会。いろいろ勉強する一日。それから、実務をやって、メールをいっぱい送る。思ったほどは、仕事はすすまないなあ。ふー。明日から、もうちょっと、がんばってみよう。

 夜は、藤野裕子さんの「震災時以外にも起きていた朝鮮人虐殺―岩手矢作事件( 1932 年)を中心に」を視聴。『民衆暴力』はすごくおもしろかったから、期待していた。

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 しかし、なかなか、オンラインにつながらない?? おかしいなあと思ったら、どうも発信元でトラブルがあったみたいで、20分以上遅れて、やっと入ることができて、それからはじまった。講演のなかみは超おもしろかった。岩手矢作事件というのは、あまりしられていない事件だけし、ボクもよく知らなかった。場所は、現在の陸前高田市。朝鮮人3人が虐殺され、19人がけがをしたという事件で、これが日本人と朝鮮人のあいだでおこった乱闘とされていたが、調査がすすむなかで、日本人による虐殺であったことがあきらかになったもの。その後の、調査研究をふまえて、この事件の意味することを考える。
 明るみになった事件の事実。日本人が朝鮮人飯場を襲撃。襲撃がどのように準備されたのか、どのようにおこなわれたのかもかなりわかっている。労働運動という面での要求に対して、民族的な報復ということがおこなわれた。強姦もおこなわれるなど、性暴力もあきらかに存在したのだけど、資料はあまり残っていない。そのことの意味も問いかける。講演では、企業、警察、地域社会の対応が紹介される。ここまでわかってきたのかと、驚かされる。それがなぜ乱闘とされ、襲撃・虐殺が隠されていったのか? この時代の位置とともに、明治以来の根深い植民地主義についても言及され、それに抗っていくためにも、資料を積み重ねる歴史研究の意義も話された。いやあ、満足満足の講演。できれば、こういう人と、いっしょに仕事したいなあとも、あらためて思ったけどねえ。いつか、実現できればいいなあ。


 

2021/02/21

アイヌを題材としたドキュメンタリー二題

 今日は、ひたすらゲラ読み作業からスタート。結構な分量だからね。

 昨日から今日にかけて、アイヌの番組が続く。
 まずはETV特集「帰郷の日は遠く〜アイヌ遺骨返還の行方〜」

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去年、北海道にオープンしたウポポイ。その慰霊施設に、1300体を超えるアイヌの遺骨が納められている。明治以降、東京大学や北海道大学の研究者らが各地の墓地などから持ち去り保管していた。「先祖の遺骨を返してほしい」。アイヌの人たちは40年前から声を上げ、今、故郷への返還が実現しつつある。しかし、後継者不足などから、遺骨の“帰郷”に戸惑う地域も少なくない。背景には、アイヌ民族が背負う苦難の歴史があった。

 現状はよくわかる。アイヌの苦難もわかる。大学は、ほんとうに謝罪しない。でも、なぜ謝罪しないのか? 注文の1つは、国家の意思として、アイヌから暴力的に土地をとりあげ、同化をすすめ、文化を抑圧した、そのことが深められていないこと。そこが、明らかにされないと、アイヌの現状、遺骨の”帰郷”に戸惑う現状やサイレントアイヌが増えている理由が見えてこないのではないのかなあ。

 その一端が垣間見えるのが、朝のテレメンタリーでやっていた「ポネオハウーアイヌの私ー」。帯広でアイヌ料理の店を出す女性の話。

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北海道帯広市にアイヌ料理を出す小さな屋台がある。名物は豚骨が入ったスープ「ポネオハウ」。店主の家庭に受け継がれてきた「母の味」だ。しかし彼女はこの料理に後ろめたさを感じていた。「アイヌ であることはなかったことにして生きようと思っていた」彼女が、なぜ店を始めたのか。アイヌの自分を否定してきた女性が自分らしく生きるようになった理由とは。日常に息づくアイヌへの差別意識のなかで懸命に生きる人々を追った。

 番組をとおして、差別の大きさを知ることができた。それがなぜ生まれたのか。そのことを見つめることぬきに、アイヌの問題は決して解決しないのだとは思うのだけど。
 国民的な合意というのが解決方法ではあるのだろうけど、では、どうその道筋をつけるのか。差別と民族、いろいろ難しい課題が多い。問題な、なかなか大変だとも痛感した次第。

 ちょっと、血圧もよくないし、運動不足はやばい、と思って、今日は歩いたよ! 一万歩。隣町まで言ったぞ。

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2021/02/20

近代の日本は朝鮮で何をしたのか―日本市民の歴史認識を考える

 今日は早朝仕事スタート。早朝仕事後、なかなか二度寝はできない。だけど、睡眠時間が短いから、眠くって、だるくって、ダメージ大。なかなかやっかい。今日はそんなけだるい一日。残りの原稿の提稿作業と、著者校戻りの転記、そしてゲラ読みが中心。なかなか、あまりすすまない。
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 昼からは、2020度文化センター・アリラン連続講座<オンライン開催>現代韓日・朝日関係の「棘」―日韓基本条約(1965)の歴史的・現在的考察の第8回め、中塚明さんの
「近代の日本は朝鮮で何をしたのか―日本市民の歴史認識を考える」を聞く。

日清戦争・日露戦争で日本は勝ち、大国の列に加わる望みをとげた。世界の少数の侵略的帝国主義諸国のグループに日本は新たに加わった。日本の勃興は、片や朝鮮の没落を意味した。╶╴この事実を知らないのか、書かないのか。韓国・朝鮮への偏見が一面に広がる日本の "市民社会"の歴史認識を考える。

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 御年91歳、今年92になる。すごいなあ。見事な講演。まずは、日本人の歴史観を問いかける。半藤一利さんのそれを、司馬遼太郎と共通する、明治観、アジア観を手厳しく批判する。最初から、なかなかしびれさせてくれる。ほんとうに根深いのだよなあ。世界の大きな変化にもふれながら、日本の植民地主義について語る。そのシャープさがすごいのだ。
 そして、十八番の東学農民革命の歴史的な意義について。それが韓国にとってもどんな意味があるのかを。
 勇気をもらった講演会。
 司会は愼ちゃんうさん。久しぶりにお話を聞いたけど、この人もシャープ!

 

2021/02/19

千葉の原発避難者の集団訴訟 国にも賠償命じる 2審の東京高裁

 今日もいい天気!

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 月曜日から工場籠城という局面で、追い込みのバタバタ。著者校正もドシドシかえってくる。残りの原稿も。あと、ちょっとだ!

 来月の打ち合わせなども始まる。これから手を打たなければいけない政治課題が山盛りだなあ。選挙のある年だから、やっぱりしっかり、やらなないとなあと。永田町は、どんどん荒れ模様だし(いろいろな意味でね)。ちょっと、いろいろ聞き回らなきゃなあ。

 とりあえず、今日はうれしいニュース!! ひたすらうれしい。

千葉の原発避難者の集団訴訟 国にも賠償命じる 2審の東京高裁(NHK)
 福島第一原子力発電所の事故で千葉県に避難した人たちが訴えた集団訴訟の2審の判決で、東京高等裁判所は、国の責任を認めなかった1審判決とは逆に、国にも賠償を命じました。

 原発事故で千葉県に避難した40人余りが国と東京電力に慰謝料などを求める訴えを起こし、1審の千葉地方裁判所は津波対策をとっても原発事故は避けられなかったとして国の責任を認めませんでした。

 19日の2審の判決で東京高等裁判所の白井幸夫裁判長は「平成14年に国の地震調査研究推進本部が公表した長期評価に基づいて津波の評価をしていれば、原発の敷地の高さを大きく超える津波が来る危険性があることを認識できた。防潮堤の設置などの対策をとれば、すべての電源を喪失する事態にならなかったと認めるべきだ」と指摘し、1審とは逆に国の責任を認めました。

 また「元の居住地へ帰るために暫定的な生活を続けるか、帰るのを断念するかといった、意思決定をしなければいけない状況に置かれること自体が精神的な損害だ」として、避難生活に対する慰謝料だけでなく、生活の基盤が大きく変わったことについても賠償すべきだという判断を示しました。

 そのうえで、東京電力と国に対しておよそ2億7800万円の賠償を命じました。

 原発事故で避難した人たちなどが国に賠償を求めた集団訴訟の高裁判決は全国で3件目で、国の責任を認める判決は去年9月の仙台高裁に次いで2件目となります。……

 福島は、ずっと取材してきたテーマだし、原告のみなさんの苦労も、たくさん聞いてきたから、ほんとにうれしまった。群馬の東京高裁判決がひどかったから、長期評価の点で、それをくつがえしてくれたようだし。ちょっと、ウルウル来たよ。

 「慰安婦」をめぐって、タカ派ジャーナリズムは、まったくなかったことにしてしまおうと、躍起になった攻撃をはじめている。そのことによって、公正・中立の軸を右にもっていこうとしているのだろうなあ。許せない事態だなあ。このことも、ちょっと考えないといけないなあ。

2021/02/16

髪黒染め、校則・指導は「適法」 名簿不記載で府に賠償命令―大阪地裁

 今日も、引き続きインタビュー②、いろいろ時間がかかりそう。提稿も3本。いろいろあります。だんだんと山場に入り、追い詰められていきますねえ。でもねえ、来月、再来月どうするんだ。冷静にいろいろ手を打っていかないとなあ。気が休まらなさそうだな。

 ただ、絶望的な気持ちになるのは、それだけではない。今日の判決。

髪黒染め、校則・指導は「適法」 名簿不記載で府に賠償命令―大阪地裁(時事通信)
 在学していた大阪府立高校で、校則で禁じられた茶髪を黒く染めるよう教諭らから強要され、不登校になるなど精神的苦痛を受けたとして、女性(21)が約220万円の損害賠償を府に求めた訴訟の判決が16日、大阪地裁であった。横田典子裁判長は校則や頭髪指導は適法とした上で、不登校となった後に生徒名簿に氏名を載せなかったことなどについて、府に33万円の支払いを命じた。
 横田裁判長は「校則は社会通念に照らして合理的な内容で、頭髪指導は学校教育法上の正当な目的に基づく」と述べ、いずれも違法性を認めなかった。地毛が茶髪だとの女性側主張も退けた。
 一方、3年生進級時に女性をクラス名簿に記載せず、教室に席を置かなかったことについて「著しく相当性を欠き、裁量権の範囲を逸脱している」と指摘した。……

 NHKが詳しいので、それもリンク。

 実は、ボクは、若いころ高校生向きの週刊の新聞をつくっていた。そのときに、教育法の研究者の協力を得ながら、ずいぶん、この校則の問題はやったものだ。当時も厳しい校則は社会問題になっていた。そういうなかでも生徒会などがとりくんでの改善の経験などもつくられていた。だけど、2000年ごろからだろうか、ゼロトレランスが言われるようになり、より、校則は抑圧的になっているようにも感じる。かつての理屈は、特別権力論一辺倒だった。学校運営上必要だと。それはいまもかわらないのだろうけど、いまは、「社会通念に照らして合理的」とまで言う。何が「社会通念なのか」は疑問だが、社会通念と言うことで、いろいろな人権を抑圧するのはいまの裁判所のはやりか。社会通念は人権を守ること、そういう世論をつくらなければならないという大きな課題がつきつけられる。

 今日は、福岡刑務所で尹東柱が27歳の若さで亡くなった日。ハングルで詩を書くことで、治安維持法違反で逮捕された詩人。最初に韓国に行ったときに、文学館に行ったのが思い出。立教のつどいには何度か行ったことがある。同志社や北白川の碑も訪ねたけど、宇治には行けていないなあ。韓国に行った時の写真を差なしたけど見つからないなあ。

 夜、アナザーストーリーで、唐十郎を見た。

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「越境する紅テント〜唐十郎の大冒険〜」。下鴨神社や天王寺野外音楽堂で赤テントを見たのは、70年代なかばから、後半にかけてのころ。金芝河との関係などはしらなかったが、李礼仙との関係での韓国への思いは想像できる。パレスチナの話は聞いたことがあるなあ。ちょっとはねた高校生から学生の時期。赤テントは魅力的だった。それまでは新劇しか見ていなかったから。高校時代は演劇青年だったしなあ。懐かしい思い出。

2021/02/15

コロナ禍の社会をどう生きるか

 提稿が結構たまってきていて、今日は朝からその作業。雨だしねえ。
 午後からは、インタビュー➁、そして、すぐにその原稿化作業をすすめる。
 夕方、雨が上がったので、買い物に。

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 虹だ!

 夜は、「コロナ禍の社会をどう生きるか―藤原辰史さんに聞いてみよう―」を聞く。藤原さんにインタビューしたのは2年前かなあ。あっという間の2年間。久しぶりに話を聞いた(でもないか、この前、青年ユニオンで聞いたばかりだ)。

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 あっという間の時間だった。
 スペイン・インフルエンザの話からはじまる。実は、藤原さんと、いつもお世話になっている岡田(知弘)さんは、同じ京大で、同じ農業経済史が専門であるのに、まったく接点はない。まあ、いろいろな立場はかなり違うと言っていいかもしれない。だけど、語っている内容の共通点がなかなか面白い。米騒動を熱っぽく語るところも。微妙な違いと、同じ視点と。それは、今問われていることという設定でも同様で。
 ああ、もっともっと勉強しなくっちゃとも思った。そうだなあ。

 この前、テレビで小樽をやってた。
 小樽にいったのは、もう5年も前か。

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 多喜二の碑まで行くのにとっても時間がかかった。運河は少しはずれたところのほうが素敵だなあ。しかし、すごい人だった。相方の注文で、はじめて人力車にのった。ちょっと、怖い? 高い? ボクはちょっとなあ(苦笑)。

 いろいろコロナ禍で悩むことが多い。でも、自分は、なぜ自分の苦しさに心を奪われ、支配されるのかなあ。もっと、大きな視野と心持になれないのかなあとつくづく思うのだけど。

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