歴史

2020/07/01

日韓関係と日本人の歴史認識

 コロナの先行きはとても不安。ほんとうは、現状はどうなっているのか、社会活動との関係では、何が問題になっているのか。もうちょっと、まともなデータ分析が出てきてもよさそうなのに、現状は混沌。どこに向かっていけばいいのか、みんなはっきりしない感じ。うーん。そんななかで、普通に出勤の日が増えていく。通勤電車は、ピークは避けているけれど、だけど、もうすでに、座ることはできない状態ではある。

 さて、今日は、来週の「鼎談」の準備メモをつくって、送信。メールのやりとり。実務をいくつか、などをこなしながら、いろいろ先のことも考える。と、その前に、少し机のまわりを整理。まだまだ、きれいという感じまではほど遠いけど、少しずつ、ごみダメからは脱出中。

 そして、吉田さんのパンフレットを読んだ。

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 「戦争法の廃止を求める砂町の会」というところがつくった『日韓関係と日本人の歴史認識』という講演を起こしたパンフ。もちろん吉田さんは、韓国史、朝鮮史が専門ではないので、日韓関係というよりも、少し日本側に視点をづらして、〇戦後の講和の過程、〇80年代、90年代の歴史認識をめぐる問題、〇兵士の体験の継承の意味という3つの山での話。日韓の問題を、真ん中ではなく、まわりからじわーっと考えるという内容だけど、吉田さんの持ち味満載で、おもしろい。うん、吉田さんからは、いっぱい話を聞いてきたなあ。ほんとうに、ぜいたくなしごとをさせていただいたと、いまさらながらに思う。パンフの内容では、直近の、兵士の話がやっぱりおもしろく、印象深いなあ。どのように、戦争の体験を伝えながら、そのなかで、その責任についての認識を共有していくのか。じっくり考えさせられる。

 力まず、抱え込まず、でも、背筋を伸ばして。難しいぞと思いつつ、お仕事、もうちょっとがんばろうね。

 

 

2020/06/28

封印~沖縄戦に秘められた鉄道事故~

 雨で、今週も草取りは中止。掃除や洗濯からスタート。新聞の切り抜き、それから、日常品の買い物へ。お昼は、うつらうつら。疲れているのだなあ。

 実は、やっと、NETFLIXで「愛の不時着」を見始めている。重厚なドラマでなく、コミカルだな。ソン・イェジンを最初に見たのは、「ラブストーリー」だったと思う。2002年の映画だからもう18年も前か。ベトナム戦争を背景にした映画だったなあ。また、見たいなあ。ドラマのほうは、まだよくわからないけど。北朝鮮社会の描き方が面白い。韓国からみた北朝鮮、情報や北朝鮮観みたいなものが推し量れる。そこは、なかなか、考えさせられる。

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 見たい映画ももっと見ないとなあ。

 夜に先週のNNNドキュメントを、録画で見た。「封印~沖縄戦に秘められた鉄道事故~」。


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 過去起こった最悪の鉄道事故は、昭和15年、大阪で発生した西成線事故と言われている。火災で189人が亡くなった。しかし実は知られざる大事故が封印されているという。昭和19年12月に起きた列車爆発事故で220名もの命が奪われたというのだ。だが、その事故は未だ存在すらほとんど知られていない。しかも事故が起こったのは鉄道が無いと思われている沖縄県だ。
封印されてきた日本最悪の鉄道事故を調査する。

 沖縄の県営鉄道のことは、知ってたし、博物館で、資料を読んだことはあった。だけど、この事故のことは、知らなかった。たしか、宜野湾の博物館? 列車の台車の実物も見たと思う。ほかのところかも。もしかしたら、どこかに書いてあったのかもしれなっけど、そんなに詳しくは書かれていなかったと思う。1944年、対馬丸や10・10空襲など沖縄が沖縄戦に向かい課程のなかで、沖縄の軍事計画の過程でおこった事件。これが、その後の軍が県民を戦争に巻き込んでいく一つの契機になったともいう。

 75年がたったいま。その継承のうえでも、さまざまな事実の発掘は必要なのだと思う。

 夕食は、しめ鯖、スモークサーモン、水菜のサラダ、肉じゃが、きゅうりの酢の物、みそ汁。

2020/06/27

学習会はやっぱりいいなあ。刺激をうけたなあ。

 今日は、早朝仕事スタート。汗びっしょりの朝のお仕事。でもって、職場に。

 職場ではしかできない、印刷が大事な仕事(笑い)。

 そのあと、セーブ・ザ・チルドレンのオンライン報告会「子どもの貧困と子どもの権利に関する全国市民意識調査結果」。さすがにセーブ・ザ・チルドレン、手慣れてますねえ。運営がうまいし。山野さんのお話もわかりやすくするどい。
 これがその調査結果。

 子どもの権利を知らない大人の多さにはかなり衝撃。だけど、貧困の自己責任はかならずしも同調しているわけではなく、国や自治体の仕事として意識している。だけどだけど、その仕事の中身についてはかなり限定的。大人が、しっかりした権利意識もちきいれない。その背景を考えるうえでも、子どもがしっかり自分の権利が守られているという環境にいる子ほど、権利を自覚しているということは、とてもよく考えなければいけない問題だな。うーん。

 午後いちばんで、雑誌づくり以外の打ち合わせの仕事です。いろいろ、しゃべりました。

 夕方には、ミレパ(未来のための歴史パネル展)の「日本から読む『反日種族主義』」。Google Meetで。職場のパソコンにインストールされていないぞ! などちょっと大変。そもそもGoogle Meetなど、初体験! 微妙に、Zoomとは違うし。すっかり、コロナに隠れた、歴史修正主義の『反日種族主義』の問題。しかし、ちゃんと見ておかないと。なるほど、韓国の現代史の流れのなかで、このバックラッシュをどうとらえるのかは大事だなあ。と、同時に、なぜ、韓国で10万部を超える出版になったのかの韓国の事情や問題も、めくばりは必要。韓国の歴史認識の到達点やその一方で歴史問題の逆流、保守派の巻き返しをゆるす歴史認識をめぐる弱さの問題なども。しかし、日本の受け止められ方はどうなんだろう。日本では40万部を超えているというし。本の修正主義的記述の特徴や、日本の右派の動向も大事だな。などなど、とっても、刺激をうけたなあ。学習会はやっぱりいいなあ。頭に充実感もあるしなあ。ただお疲れ気味ですが。
 さて、この刺激を、次の企画の具体化の力に、直接ではなくても、しないとなあ。

 夕食は、アジフライ、ほうれん草、煮物、みそ汁。

 

2020/06/13

女性国際戦犯法廷とは何だったのか~その全体像を知る~

 今日は、早朝仕事スタート。

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 雨でびっしょりというより、汗でびっしょりです。蒸し暑い一日のスタートです。

 午前中は、座談会原稿に集中。途中、家のパソコンなどのディバイスがまったくインターネットにつながらなくなって、ちょっと大変に。家のインターネットも不安定だなあ。わが家だけなのかなあ。わが家だけでも、ディバイスがたくさんぶらさがっているしなあ。

 何とか、昼過ぎまでに、座談会原稿を仕上げる。最終的に夕方仕上げて、発信。

 午後2時からは、VAWW RAC&キボタネ共催「『女性国際戦犯法廷20周年』シリーズ(2)女性国際戦犯法廷とは何だったのか~その全体像を知る~」に参加。ZOOMです。金富子さんの講演。韓国で「慰安婦」支援運動をめぐっていろんなことがおこっている。金富子さんは、1990年代からの日本における「慰安婦」問題、支援運動の取り組みについて報告したわけだけど、そんなときだから運動の原点の確認は、とっても大事。ボクなんかは、それこそ、途中からの参加だから、余計に、当時から、みなさんがどんな思うで運動をすすめてきたのかということに思いを馳せる内容だった。そして、女性戦犯法廷そのものの取り組み。うん、ぐっとくる。少し、興奮するね。『性暴力を聴く』も買って、読んで、この課題を考えたいと。

 座談会原稿の最後の仕上げをして、発信をして、バタバタと夕食の準備。そして夕食の途中から、またまたZOOMです。大学フォーラムの「緊急オンラインシンポジウム コロナ危機のもとでの学生支援」。中身は、王道を行く話だけど、あらためて、若手研究者のことを考えた。大学や研究環境の変化のなかで、若手研究者にどんなこんなんがあって、どんな道筋で育っていくのか? なかなか、昔流に考えている人が多いからなあ。こういう時期にも考えたいと思った。
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 さて、夕食は、鯖、きんぴらごぼう、ポテトサラダ、キムチ、みそ汁。

2020/06/12

朝鮮人虐殺追悼式典 都が「誓約書」要請 文化人ら117人 抗議声明

 今日は、職場。どんどん電車は混みますね。通勤電車に、若い人の横に座るのは、ちょっとドキドキ。

 座談会の原稿は中盤の仕事は完了。明日は仕上げに、だな。昼は会議。

 今日の新聞に、次の記事が。

朝鮮人虐殺追悼式典 都が「誓約書」要請 文化人ら117人 抗議声明(しんぶん赤旗)
 関東大震災直後の1923年9月、流言・デマで軍や警察、自警団などに虐殺された朝鮮人の犠牲者を追悼する式典をめぐり、東京都が式典実行委員会に、会場使用許可の条件として「誓約書」の提出を要請していることに抗議して、文化人ら117人が11日、要請の再考を求める声明を発表しました。

 ノンフィクション作家の加藤直樹さんらが呼びかけたもので、内田樹神戸女学院大学名誉教授、作家の島田雅彦さん、フォーク歌手の中川五郎さん、山田朗明治大学教授など学者、弁護士、宗教者ら117人、1団体が賛同しています。

 同式典は関東大震災50年の1973年、東京都墨田区の都立横網町公園に建立された追悼碑前で毎年開催しているもので、歴代の都知事がこれに追悼文を寄せてきました。

 ところが小池百合子知事は17年に追悼文送付を取りやめ、都は昨年末、同式典実行委員会の会場使用許可申請に対して条件を提示し、守られない場合は式典の中止や不許可に「異存ありません」とする「誓約書」の提出を求めてきました。

 この背景には、17年以降、式典と同日同時刻に排外主義右翼団体「そよ風」が同じ会場で集会を開き、「日本人が虐殺されたのが真相」「不逞(ふてい)朝鮮人が放火した」などというヘイトスピーチ(差別扇動行為)を繰り返すようになったことがあります。

 都は「誓約書」提出を求める理由として、両団体の「トラブル」を回避するためだと説明しています。

 声明は、「慰霊の公園で死者への差別と冒とくを許してはならない」と主張。都に対し式典実行委員会に会場使用許可を従来通り出すことを求め、同実行委員会と排外主義右翼団体とを同列に規制するのではなく、「死者を冒とくし民族差別を扇動する『そよ風』の集会に対し、東京都人権尊重条例の精神に基づいて対処するべき」だとしています。

 「そよ風」と「誓約書」にかかわる問題は、赤旗では今日、加藤さんの長いインタビューも掲載されていた。朝日でも、東京面にインタビュー。やっと社会的に大きな注目をあびるようになってきましたね。よし!

 さて、今日の夕食は、天とじ丼ぶりとみそ汁。

2020/06/05

強制不妊と優生保護法――"公益“に奪われたいのち

 職場に行って、資料の印刷や、資料をいろいろ集めたり。家で仕事をすると、資料に困る。この間は図書館も開いていなかったし、結局、ネットで本を買う。結構、個人的な無駄な?出費が多い5月だったな。

 県立図書館に行く。入口は開いてなくて、非常口から入るスタイル。3冊本を借りに行ったのだが、この間、開いたり閉まったりだったので、予約して、期限が切れていたものもすべて残っていて、全部もっていけと、8冊の本を持って帰るはめになった。帰りに駅前の百貨店。1階の入り口からしか入れなくなっていて、そこで検温という仕組みになっていた。たいへんだな。

 『強制不妊と優生保護法――"公益“に奪われたいのち』を読む。

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 優生保護法の歴史、その前史と戦後憲法のもとで、この法律がつくられた経過を学ぶ。憲法のもとで、なぜ、この人権侵害がおこなわれたのか? 法の成立から、改正のよる強化。そのときには共産党も賛成している。国会での討論では、経済的な理由での中絶の問題にふれているだけで、この人権侵害について当時どのような認識にあったのかはわからない。

 ただ、この法律は96年まで維持される。そして、いまなお、さまざまな問題を問いかけている。コロナでも、隔離が、人権侵害につながらないためには何が必要なのか? トリアージと優生思想との関係。まさに「公益の論理」と、人権という問題が問わている。どこまでの人権というものが尊重される社会とは。その人権の内実も、さまざまな課題を抱えていることもよく見ながら。

 さて、学校再開の1週間が終わる。子どもの先生も疲労困憊だろうなあ。今日は新しい、めんどくさそうな「通知」も出されているし、明日しっかりチェックしよう。

 今日の夕食は、ブリ大根、きんぴらごぼう、きゅうりのキムチ、みそ汁。

2020/06/02

子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために

 職場で、ミスの後始末からスタート。決めきれない、今月の企画をつめていく。だいたい日程が決まっていく。よしよし。ちゃんとしなきゃなあ。しっかりしろ自分。

 会議もあり、先をつめていかないとなあ。こもっている状態だから、なかなか手が打ち切れていないし、深まっていない。動かなきゃなあ。しゃべらなきゃなあ。動きたくない気持ちと葛藤中。

 昨日、しんぶんに広告が載った。

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 去年、1年間、執念をもってとりくんだ仕事が本になったのだ。インタビュー6本、依頼原稿5本がベース。日韓問題ではなかなかの豪華メンバーだと思う。実は、いまから10年前に、韓国併合100年で連載をやったことがある。そのときも、相当のメンツで、なかなかのもので、本当は、本にしてほしかったんだけどなあ。そのリベンジだね。みなさん、買ってね。

 その後、夕方は「学びの保障と9月入学を考える院内集会」にZOOMで参加。スマホで聞いていたので、あまりよく聞こえない。スマホではやっぱりたいへんだなあ。学生さんの授業は大丈夫なのかなあ、と思った。

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 そういう悪条件のなかでの集会は、さまざまな立場の人が、さまざまな立場からの発言。ボクらが掲げるべき原理も大事だけど、教育のあり方では、現実的なところで、立場のちがう人とも、一致できる部分が多いなあとすごく思ったのがおもしろかった。そういう意味で、自分たちの主張は主張としてしながらも、柔軟に協力するとりくみ、そのすそ野を広げることはいま大事なんだろうなあと痛感したりもする。

 さて、その直前に、「子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために――学校再開にあたっての日本共産党の緊急提言」の発表があった。「学習の遅れと格差の拡大、心身のストレスは、手厚い教育、柔軟な教育を求めている」「学校の新型コロナウイルス感染症対策が、重大な矛盾に直面している」として、「教員10万人増などの教育条件の抜本的整備、学習指導要領の弾力化を求める」としている。
 このテーマの具体化なんですよねえ。

 さて、そこそこ混んでいる電車に乗って、帰って、夕食は、ハンバーグ、突合せ野菜、野菜炒め、みそ汁。

 明日もがんばろう!

2020/05/28

歴史を学ぶことの意味を共有したいもの

 今月は、結構、ハードだったので、一気に疲れが出る。体がだるいし、腰が痛い。結局、仕事はすすまず、資料を読んでいても、ウトウトの繰り返し。それなりに睡眠はとっているのに。数日で、しっかり、疲れをとらないといけないなあ、と。

 夕方、しっかり歩いて気分転換。

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 江戸川の土手は、草ボウボウだったのが、きれいに刈られていた。田んぼのイネもずいぶん成長しているなあ。そんなことを考えながらずいぶん遠くまで歩いていたら、雨が降ってきて、びしょびしょになってしまった。

 さて、韓国の「慰安婦」問題をめぐって、被害者である、イ・ヨンスさんにょる支援団体への批判が、騒がしくなっている。内容については、なかなかわかりずらいことがおおいし、ボクでは判断できないことも多いが、たくさんの人が心を痛めているのだろうと思う(し、ボクも心を痛めている)。ナヌムの家の運営については、まったく論外の話だけど、ただ、被害者と支援団体がいろいろな軋轢をつくるというケースが、まったくない話ではない。たとえば、花岡事件だって、被害者によるかなり激しい支援団体への批判があったわけだし。戦後補償という問題で言えば、解決まで時間がかかっているという大きな問題がある。その過程の中で、解決しないことへのいら立ちや、解決をめざすうえでの、さまざまなプロセスのなかでの行き違いなどは、ありうる話だろうし。一義的には、解決を拒んでいる加害者の側に大きな責任があるということは忘れてはいけない問題だと思う。日本のメディアは、そこには言及しないのだけど。結果として、長い時間のなかで、溝ができてしなったのであれば、時間をかけて信頼を回復し、解決するしかないのだろうなあ。そして、その際、原則的には、被害者によりそった形でおこなわれること、そして、そのなかで普遍的なものがしっかり貫かれるということなのだと思う。し、そうなっていくことを願ってやまないのだけど。ボクらには、歴史にしっかり向き合うという大きな仕事がある。あまり、一体化せずに、運動を理想化せずに、しっかりやるべきことをやるということなんだと思う。

 歴史については、いろいろ考えるべきことがらは多い。昨日のタイムスから。

75年前のきょう、旧日本軍が撤退… 首里城地下「司令部壕」公開の声強まる(沖縄タイムス)

 昨年の火災で焼失した首里城の再建が進む中、地下に埋もれている沖縄戦時の旧日本軍第32軍司令部壕を巡る保存の在り方が焦点となっている。1945年5月27日、第32軍は同壕を撤退し、本島南部へ移動を開始。逃げ場を失った多くの住民が、同軍とともに追い詰められ、命を落とした。県は首里城復興基本方針に壕の保存を明記。市民団体は一般公開を求めて活動を始めた。(31日に特集「首里城 時代の地図」)

 同壕は首里城西側に位置する。最も深い所で地下30メートルに南北に掘られ、総延長は約1キロ。千人余の将兵や県出身の軍属、学徒隊、「慰安婦」が雑居していた。撤退時に爆破されて入り口は埋まり、現在は南側の第5坑道の入り口1カ所だけが開いている。

 同壕では、本土上陸を遅らせる「持久戦」とされた沖縄戦の指揮がとられたほか、沖縄語で会話する者をスパイとして「処分」すると規定された。「1日数千発の砲爆弾」(八原博通第32軍高級参謀)を受けて首里城が崩壊するなど、人命と文化を破壊した沖縄戦を象徴する遺跡としての認識が高まっている。(首里城取材班・城間有)

 司令部壕跡については、龍潭のところからしか見たことがない。第5坑口には今度行ってみないとだめだだ。戦争遺跡の保存や公開は、お金がかかるが、しっかり、すすめたいもの。歴史を学ぶということのもつ意味は、先の「慰安婦」の問題でもそうだけど、どれだけ大きいことか、そのことは共有したいもの。そう痛感する。

 今日の夕食は、アジ、ゴボウサラダ、きゅうりとワカメの酢の物、野菜たっぷりスープ。

 

 

 

 

2020/05/23

沖縄「戦争マラリア」―強制疎開死3600人の真相に迫る

 今日は、朝から少し、掃除。テレワークをしていると言っても、余裕がなく、ほこりだらけになっていたので、台所とリビングを中心に、しっかり掃除。ほんとうに、仕事をしない日をつくりたかった。明日もWEB取材が入っているので、今日はゆっくりしたかったけど、結局、仕事。ゲラのチェック、短い原稿を2本、あと資料を読む。ダメだなあ。

 さて、昨日、日本教育学会が「9月入学・始業制」に関する提言書を提出。これがまあ、なかなかなのだ。9月入学への制度変更が拙速になされようとしている状況に対して、教育学の専門的立場から、そのメリット・デメリットについての論点を整理し、同時に、今本当にやるべきこと/できることについての提言をまとめたもの。この今やるべきことというのがみそなのだ。短い期間に、知恵をだしきった労作。頭がさがります。必読です。

 関連して、ショックなニュースがこれ。

保育所など休みで「子だけで留守番」9% 神戸(神戸新聞)
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、神戸市がインターネットで行った市民アンケートで、子どもが保育所などに通えなくなった家庭のうち、9%が「子だけで留守番している」と回答したことが分かった。また、子の年齢が下がるほど、「親子げんかが増えた」「子育ての負担が大きくなった」とする家庭の割合が高くなることも明らかになった。(初鹿野俊)

 アンケートは市の情報共有アプリ「KOBEぽすと」を利用する市民に実施。「子ども編」(4月27~29日)には1488人、「買物・公園利用編」(5月1~6日)は2328人が答えた。

 「子ども編」の結果によると、感染拡大前は子が保育所や学童保育を利用していた人(560人)のうち、7割が自分または配偶者などが面倒を見ていると回答。一方で9・1%が「子どもだけで留守番」とし、特別保育中の保育所や学童を利用(8%)、祖父母らが見る(4・3%)を上回った。

 また、子どもがいる1149人中、「親子げんかが増えた」は312人。子の年代別では、未就学児の32%▽小学生の26・9%▽中学生の22・5%▽高校生以上の15・4%-がけんかが増えたとしており、年齢が低いほど割合が高い。

 このほか、休校などで増えた負担を問う設問で「子育て」と答える割合も低年齢の子の家庭ほど高い。逆に、「家事」「経済的」の負担が多くなったとする答えは、子の年齢が上がるにつれて割合が高まった。

 家で増えた子の行動では、未就学児は「テレビを見る」が39・2%を占めた。小学生はゲームが30%、中学生と高校生はスマートフォンを見るが最も多く、32・8%、38・2%だった。……

 アンケート結果そのものがこれ。

 「感染拡大前は子が保育所や学童保育を利用していた人(560人)のうち、7割が自分または配偶者などが面倒を見ていると回答。一方で9・1%が「子どもだけで留守番」とし、特別保育中の保育所や学童を利用(8%)、祖父母らが見る(4・3%)を上回った。」って、どう考えたって、これだけで、休業という政策判断しのものは破綻している。「福祉崩壊」とはこのことなんだと思う。そもそも、待機児問題でもそういう傾向はみられていたのだけれども。

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 『沖縄「戦争マラリア」―強制疎開死3600人の真相に迫る 』を読む。なかなかすごい本だった。著者は、映画『沖縄スパイ戦史』の共同監督を務めた。その彼女は、日本で唯一の地上戦が起きた沖縄で、戦闘のなかった八重山諸島で三六〇〇人もの住民が死んだ謎に挑む。住民からは「マラリア有病地」と恐れられていた地への軍命による強制移住があったわけだけど、なぜ、その危険性を知りながら、それが実行され、これほどの住民が死に至ったのか?
 「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれてきた「戦争マラリア」を大学院生時代に知った著者は、やがてその地で住民と暮らし、取材を続ける。その誠実な取材ぶりと、そこから、当事者の思いを引き出すその中身は、ほんとうに心をゆさぶる。一〇年にわたる長期取材でその犠牲の実態に迫っていく。そこには、『沖縄スパイ戦史』でも取り上げられた陸軍中野学校の出身者の影があった。若者は、アメリカ軍の上陸の兵力として、そして、そのほかの住民はスパイにさせない監視ももとに。そこには住民のいのちの重みはない。その歴史が現在に問うものは何か。先島が軍事拠点と化しつつあるいま、著者はまっすぐに問題を提起している。33歳の著者からの問いかけは圧巻。かなりガツンとやられた一冊だった。

 今日は体調が今一つで、歩けなかった(配達だけ)。精神的にもちょっとダメだった。

 夕食は、めんちかつ、焼き肉、キャベツの千切り、きんぴらごぼう、みそ汁。

 
 

 

2020/05/19

東京都、関東大震災の朝鮮人虐殺追悼祭開催に「誓約書」要求

 今日は、職場。やっぱり混んでいるなあ。通勤電車。

 やっぱり疲れる。

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 今日は、このニュース。

東京都、関東大震災の朝鮮人虐殺追悼祭開催に「誓約書」要求(ハンギョレ)

スピーカー使用自粛など要求、「不許可もありうる」 
行事を妨害した右翼団体、「我々が認められた」と喜び 
小池知事就任後、朝鮮人虐殺追悼文の送付を拒否 
ノンフィクション作家「衝突理由に行事を中止させられる恐れ」

 毎年9月1日に東京墨田区の横網町公園で開かれる関東大震災朝鮮人虐殺犠牲者追悼式の開催に、東京都が一種の「順法誓約書」の提出を要求して、物議を醸している。行事を主催する日本の市民団体は、追悼式の開催を萎縮させかねない内容だとして撤回を求める声明を出した。

 18日の「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」(以下「実行委」)の話によると、東京都は昨年12月24日、今年の行事開催のために誓約書を提出するよう要求してきた。誓約書の内容は「(すべての関東大震災犠牲者を対象に東京都が行う行事の時間帯には)マイクやスピーカーなどを使わない」「拡声器の使用時は行事参加者が聞こえる程度の必要最小限の音量にする」などだ。この内容を順守できない場合は「(行事開催のための)公園占用許可が下りない可能性があることに異議はない」という内容も含まれている。朝鮮人虐殺犠牲者慰霊碑が横網町公園に建設された1973年以降、追悼式は毎年行われてきたが、東京都がこのような誓約書を要求したのは初めてだ。

 実行委は声明で「本来、自由で自主的であるべき集会運営を萎縮させる恐れがある」とし「実行委は都が提示したような『公園管理上の支障になる行為』を行ったこともない」と述べた。実行委によると、今年2月に東京都が自粛するよう求めた行動を、これまで実行委が行ったことがあるかと問いただしたところ、東京都からはないという旨の回答があったという。

 東京都が誓約書の提出を求めた背景には、ここ数年、朝鮮人虐殺犠牲者追悼式典が行われる場所のすぐ向かいで、日本の右翼が朝鮮人虐殺を否定する内容の集会を開いてきたことと関係がある。2017年から「日本女性の会 そよ風」という右翼団体が、朝鮮人虐殺犠牲者追悼式典が行われる同じ時刻に、日本人犠牲者追悼式を名目とした集会を開いているのだ。彼らは集会で「日本人も(朝鮮人に)やられた」と主張し、朝鮮人虐殺犠牲者追悼式典を妨害している。東京都が要求した誓約書の内容のうち、他の公園の利用者に影響を及ぼすほどの拡声器の使用は、右翼団体がこれまで行ってきた行動だ。ところが東京都は、右翼団体とともに筋違いにも朝鮮人犠牲者追悼式典実行委にも誓約書の提出を求めたのだ。右翼団体は喜んでいる様子だ。この右翼団体は2月、ブログに「誓約書を書けば、今後、公園で、晴れてもう一つの慰霊祭の存在が認められるという事です。小さい一歩とは言え、40年間反日左翼だけの言論空間だった公園が、両論併記になったのです」と書いている。自らの存在が認められたものと受け止めているのだ。

 関東大震災の朝鮮人虐殺を扱った本『9月、東京の路上で』著者の加藤直樹さんは同日、ハンギョレの電話取材に対し「右翼団体は自分たちの追悼祭を開いていると主張するが、追悼はせず、朝鮮人虐殺犠牲者追悼祭の妨害ばかりしている。両団体間の衝突が起きた場合、これを理由として東京都が右翼団体だけでなく朝鮮人虐殺犠牲者追悼式も中止させる恐れがある」と述べた。……

 結構、話題になっている。内田樹さんが「差別主義者をコアな支持層に抱え込んでいるのでそれ向けのわざとらしいジェスチャーだと思っていたけれど、そうじゃなかったんですね。本気なんだ。」とツイートしたり。知事選挙を前に、ボクはこの問題はどんどん問いかけてほしい。

 会議があり、1本提稿したりして、その後、本屋さんに向かって、注文した本を受け取りに。本をもっとしっかり読まないとなあ。ただただ、焦る。

 夜は、教育課程についてのWEB学習会。学校再開にあたっての、文科省と現場のいろいろなせめぎ合いというか、応答は、ほんとうに、いま、子どもの実態から出発した教育課程づくりに向けての大きな転換点にあり、とても、緊張感もあり、おもしろい内容だった。子どもの実態から出発するその姿勢を貫く苦労と、したたかさはなかなか見事で、ここでも唸らされる。いろいろ難しいなかでも、これまでの蓄積と創造性で、いろいろ切り開いて行くんだよ。(Iさんの注文にあえてこたえて)ただ、ということを言えば、いろいろ見ていて、子どもの実態が厳しすぎる。その子どもによりそうには、ほんとうは、社会全体が総がかりで考え、取り組まなければならない。そこまで、どうもっていくのか。

 続いて、厳命がくだった飲み会!! こちらもWEBですけど。

 夕食は、白身魚のフライ、ポテトとツナのサラダ、野菜炒め、わかめとしじみのスープ。

 さて、明日はもっと仕事するぞ。

 

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