沖縄

2024/02/16

「戦雲(いくさふむ)」『八月の御所グラウンド』

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 提稿が3本。夕方にはインタビュー②の修正も戻ってきて、残りは2本。今月は担当が少ないから、少し余裕があり、です。だけど、インタビュー②の原稿をつくる作業が思いのほか体にダメージ。やはり、ちゃんと休めていないことが大きいなあ。きちんと、週1、2日はしっかり休めるようにしたい。ストレス過多もあり、ややメンタルがつらいところもあるし。来月からの目標は、しっかり休むというのをきちんと実行する。

 編集の仕事をやっていてつくづく思うのは、普通の運動などでは、同じ考え、近い考えの人がまわりにいて、そこで支え合ったり、交流したりするのだけど、編集にはそういうことがほとんどないことかな。しんどん問題も一人でたたかっている感じになるところ。結構、そういう意味で、きつい仕事でもあるのだと思う。

 

 昨日は、三上さんの新しい映画「戦雲(いくさふむ)」を見てきた。

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 頭をガツンとやられた感じ。与那国、石垣、宮古といったところでおきていることを、その地の自然や伝統、産業なども交えながら描いていく。映像のうつくしさ、まぶしさと反比例して、実際に、どんどん事態はすすんでいき、覆いつくす戦争の影。いつのまにか自衛隊は、まじかにいる。まさに、ここには戦争が真横にある。まさに、平和的生存権がここでも脅かされている。そのことの苦しさがものすごく伝わってくる。そのなかで、苦しみながらも、どこまであきらめずに、あがない続ける、住民たち。とにかく悔しくって、涙が出てくるのだ。

 

 しかし、渋谷の街は、ボクがここで、仕事をしていた渋谷とはまったくちがった街になっている。

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 夜は西から来た人から情報をいただく。

 

 『八月の御所グラウンド』を読んだ。

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 御所グラウンドも、農学部グラウンドも思い出のある場所。主人公は、どうにも怠惰で、やさぐれた学生。ボクもそうだったし、ボクの場合は就職だけではなく、そもそも卒業そのものも放棄をするようなよりヤクザな生活をおくっていたわけで……。万城目さんだから、話は奇想天外だけど、登場する若者たちの姿や感情の動きはとても自然で。そこがすごいところ。そして、そこには青春がある。かつての、戦場の露と消えた若者たちもそれは同じ。とても切なくて、読みながら涙が止まらなかった。

2024/02/14

[論考 2024]戦地の子どもは何を願うか 教師目指す学生と考える ガザの実相 どう語り合う 上間陽子

 一気に暖かくなりました。

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 昨日は、一気にインタビュー②の仕上げまで行って発信。それから提稿3本。今日は図表の提稿をして、あとは、資料を読む。後述する国会の審議の視聴も。

 つまらないことに、気分が重くなる。そうなってしまう自分に落ち込む。先を見通す、変えていく道筋がなかなか見出すことができない。ほんとにいつまでたっても悟れないね。

 

[論考 2024]戦地の子どもは何を願うか 教師目指す学生と考える ガザの実相 どう語り合う 上間陽子(沖縄タイムス)

 私はふだん大学で、これから教師になろうとしている学生や、すでに教師となった大学院生に向けて授業をしている。そこでは子どもについて話をする。子どもは言葉を発していること、泣くことや怒りを表すことも子どもの言葉であること、それらは聞き取る者がいて初めて言葉になること、そして子どもが言葉を聞き取られる時の希望と、聞き取られなかった時の絶望についても話す。……

 うーん。「生き残った家族のいない負傷した子ども」……。とても重い。だけどどうすればいいのか、ボクにもなかなか語れない。それでも、どこに明日を見出すのか。

 そんな思いで、国会の審議を聞いた。参院の外交・安全保障に関する調査会で、松井芳郎先生が語った。武力行使禁止への歩み、だけど現在の国連の限界や脆弱性、そのなかで、国際人道法の歩み。いま、脆弱性を乗り越えて、どのようにすすもうとしているのか。実際に、ガザではほんとうに深刻な事態が続く。無力さを感じつつ、それでも、その歩みを強くするしない。国連でのさまざまな国ぐにの模索、歩みを、しっかり見ながら、市民社会というアクターの力もしっかり見ながら、考えていくしかないのだろうなあ。ガザの声をしっかり聴きながら。



 

2024/01/26

「共同売店のうた」

 シャコバサボテンは、ほんとにほっちっちにしているのだけど、花をちゃんとつけるなあ。

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 工場籠城明け2日目。慌ただしく、インタビュー①の準備。会議を挟んで、収録の場に。会場となる事務所に行くと、なんとも懐かしい人も別の取材に来ていたのでびっくり。久しぶりの再会。インタビュー①は、これまで、いろいろ考えさせられたし、学ぶことも多いものになりました。よし。

 取材までの合間に時間には、インタビュー②の資料集め。来月は、担当するものが少なそうなので、一方で、長期的な企画立案と、そのためのインプット作業をがんばってすすめます。

 先週やっていたドキュメント「共同売店のうた」。

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 沖縄本島北部・やんばると呼ばれる地域で明治の終わりごろに誕生した”共同売店”。住民が共同で出資し、地域の暮らしを支えています。

 今も営業する共同売店のほとんどが高齢者の多い過疎地域にあり、ライフラインとして、そして人々の交流を生む大切な場所として存在しています。

 そんな共同売店の魅力に迫るのはBEGINの島袋優さん、Kiroroの玉城千春さん、かりゆし58の前川真悟さんという、沖縄を代表する3人のミュージシャン。

 思いの詰まった共同売店を訪ね、地域の人々とふれあい、3人はオリジナルの楽曲を共作します。

 「共同売店」の魅力に触れた3人のミュージシャンはどんな歌を生み出すのでしょうか・・・。

 

 共同売店の発祥の「奥共同店」からはじまる。沖縄特有の形態ではあるが、番組では似た組織として、佐賀の購買部が紹介されていた。協同組合と似たような感じなんだけれども、法人組織ではなく、任意の組合ということになる。それだけに、「共同」ということが生で出てくる感じもする。

 番組は、古典的な、沖縄の模合にみられるような共同をベースにしたもの、地域ぐるみでつくられ、いろいろな役職を兼ねるスーパーじいちゃんが切り盛りするもの、個人がクラウドファンディングでつくって、地域に根差すことをめざすものと展開する。そのことで、「共同」を照らす。

 買い物難民ということが言われて久しい。そういうなかで、「共同」ということが語られると、やっぱり理想的な姿を重ねてみてしまう。だけど、現実の社会では、この「共同」をめぐるさまざまな困難に直面する。では、ここでは、どのように「共同」がつくられてきているのか、何が、その「共同」を成り立たせているのか。現実には、共同売店の減少もとまっているわけではない。どのような課題があるのだろうか。番組では、「共同」の一つの面をみせながら、人間関係作り、地域づくりの一つの側面を印象づけるものになっているという感じ。答えがわかるわけではないか、興味深いテーマではあるとは思う。

 

 国際司法裁判所が、ジェノサイド条約第3条に則り、即時イスラエル軍がジェノサイド条約に反する行為をしてはならないと判決したそうだ。重要。

2024/01/10

名護市辺野古沖 大浦湾側での代執行に伴う工事 着手

 昨日は1時間ごとに目覚める最悪パターンだった。まだまだ、仕事生活に慣れることができていないのか? 緊張度が高いのか? 団地の仕事もだんだんと入ってきているので、そのプレッシャーか。まあ、肩の力を抜いて、何とか乗り切っていかないと。

 仕事の方はインタビュー①の原稿づくり。付け加え作業の山場は声、原稿づくりの進度は6割程度まで来ているのかなあ。明日は、朝から座談会①。いろいろ、今月、さらには来月以降の原稿の催促ないし、相談メールも送ったり。

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 いまとなれば、少し懐かしい風景(まだ、5日ほどしかたってないけどね)。この写真はアップしてなかった?

 

 今日もいろいろおこります。

名護市辺野古沖 大浦湾側での代執行に伴う工事 着手(NHK)
 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の代執行に伴う大浦湾側での工事について、防衛省は必要な準備が整ったとして、10日、着手しました。

 普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐっては、沖縄県が軟弱地盤がある大浦湾側での改良工事を承認しないことから、先月28日、国土交通省が代わって承認する代執行を行い、防衛省沖縄防衛局は着手に向けて準備を進めてきました。

 そして、10日午前10時半ごろから、船の上で複数の作業員が重機の点検や海面の状況を確認するなどし、正午すぎ、ショベルカーから海中への石材の投入が始まり、工事に着手しました。

 防衛省によりますと、10日行われたのは護岸の造成工事に向けた作業の一環で、今後、地盤を改良するため、およそ7万1000本のくいを海底に打ち込む工事も進めることにしています。

 防衛省はすべての工事や手続きが終わり、普天間基地の移設が可能になるまでには12年ほどかかるとしています。……

 やりかたがあまりにもひどい。県との間で工事の施工や環境保全対策などについて協議することが約束されていたが、それも無視。もう一方的に進めるこということか。12日から着工という情報を流しておきながら、急に着工するところにも、抗議すら受け付けない姿勢があらわれる。徹頭徹尾、県民の声、民意を無視し、地方自治をふみにじるということか。だいいち、代執行といっても、その前提となる昨年9月最高裁判決は、まさに、政府と裁判所の出来レース、コピペ判決だし。今回の最高裁も、そのまったくの追随。まさに、民主主義そのものもふみにじられる。それでも県は、対話と協議を求めている。それをどこまでに無視するのか!!!ほんとうに、心が凍るような一日になる。

2023/12/25

「欠員埋められない」教職員の欠員3000人超が未配置 解消目処は8人のみ

 今日は朝から寒いです。ほんと冷え込んできたと実感します。まあ、北海道はもっと寒いんでしょうけど……。

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 それでも春は近づいているんでしょうか? プランターではチューリップの芽が出ていますから。

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 年末、今年もあと少しです。最後にたまった実務を必死こいてこなします。あとは、来月原稿の、相談抑えと、資料読み。途中、今月もお世話になった、S先生のお仕事のお手伝いを少し、そのあと、少しおしゃべり。

 いろんな人と話していて、この年になっても、みなさん親としての悩みも苦しみもある。それだけ、若い人の生活がしんどくなっているということなのだろうけれども。とても難しい。

 また、いろいろな人と話していると、結局、ボクは政治や仕事の話をすることが多い。話題のないしょうむないやつだなあと自分でも思うけど、ときたま、相手は、実はボクに対し政治の話をしたがっていると思うこともないわけでもないのだけれど、まあ、ほかに話題がないから、そうなるのか、それともなのか、よくわからないところではあるけれども、個人的には、いろいろな話題豊富なおもしろい人間になりたいのだけれども(苦笑)。

 さて。

「欠員埋められない」教職員の欠員3000人超が未配置 解消目処は8人のみ(TBS NEWS)

 病気などにより休職した教職員の欠員が補充出来ずに「未配置」となっている人数が、3000人を超えたことがわかりました。

 全日本教職員組合などは、32の都道府県と12の政令市の公立学校や特別支援学校に対して、病気による休職や産休などの影響で教職員に欠員が出ている、「未配置」について調査を行いました。

 その結果、今年10月1日の時点で「未配置」となっている教職員の数は、3112人にのぼったということです。このうち、未配置の解消目処がたっているのは8人のみで、対応出来ないとの回答は285人、校内で対応するとの回答は252人にのぼりました。

 また、去年も調査に回答していた学校について、同じ時期の「未配置」の教職員の数を比べると、去年は1698人だったのに対し、今年は2344人と1.38倍となっていて、改めて深刻な教員不足の実態が明らかになったかたちです。

 さらに今回の調査で初めて病休による代替教員の未配置数が510人にのぼり、産休による代替教員の未配置数441人を上回ったということです。……

 欠員問題は、問題になってもうずいぶんたつが、ここにきて悪化がスピードアップしていることがとても気になること。悪いスパイラルに入って、問題が簡単に解決できない局面にはいっている。と同時に、それを、教育行政も、政治も、ほとんどまともに解決、改善できる姿勢も、能力も、意欲もないと言うことが一層深刻で、そのことが若い人にも見透かされているということもある。

 だけど、本気で、本気でいまなんとかしないと、現場は本当に深刻なぐらいしんどいことになっている。もう一度、何ができるのか、真剣に考え続けないといけないと、追い詰められる。

 

 沖縄はいよいよ代執行。今日は9年前に、職場に翁長さんがやってきた日だった。

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2023/11/29

屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗

 朝からいろいろ、頼まれ仕事をやったり、メールのやりとりをしたり……。資料を読んだりで、なんか、仕事がすすんでいる感じがしない一日。モヤモヤ、もんもんとしながら過ごす日。夜には、団地の資料作りも少し。ふむふむ、そういうことかということも。

 そんなモヤモヤ、もんもんしている時間に、大きな、ショッキングなニュースが。

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【速報】屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗 県が情報収集中(南日本放送)

 県や十管によりますと、きょう29日午後2時47分ごろ「オスプレイが左エンジンから火を吹いて墜落した」と付近の住民から118番通報がありました。

 十管によりますと、当該オスプレイは米軍所属で、乗組員は8人と判明しているということです。

 十管では巡視船や航空機を現場に向かわせています。県は、現在情報収集体制をとっています。

 

乗員1人の死亡確認 オスプレイ国内で初の死亡事故 防衛副大臣は「不時着水」主張(沖縄タイムス)
 【東京】米空軍横田基地所属の輸送機CV22オスプレイ1機が鹿児島県の屋久島沖に墜落した事故を巡り、宮澤博行防衛副大臣は29日午後の臨時記者会見で、海上保安庁の巡視船がオスプレイの乗員1人を救助したと発表した。海保によると、この乗員は同日午後、搬送された安房港で死亡が確認された。防衛省によると、オスプレイの国内での死亡事故は初めて。

 死亡事故の多い欠陥機といわれてきたオスプレイ。日本国内での死亡事故ははじめてだ。それだけに、きちんとした対応は必要。沖縄県の玉城デニー知事は「非常に残念」、「直ちに訓練を中止すべきだ」と。沖縄県は、沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に、海兵隊所属機も含め原因究明までのオスプレイの飛行停止を求めたそうだけど、それは当たり前のことで、当然、実施してほしいと思う(これまでは、そうならずにおこなわれれている実情があるのですが――怒)。やっぱり米軍とそして基地のこと、軍事のことは、諦めずに声をあげ続けないといけない!

 

 いろいろ先の企画を考えると、そのための出費もかさばる(自腹――(笑))。それだけに、これからどうするのか、どこまで、いまのような形で、いろいろな問題を追求していく生活を続けるのか、ほんとうにどんな生活をこれからしていくのか。この仕事は、よく考えると、実は追い込まれているか、もんもんと苦しんでいるかの繰り返し。ほとんど、充実感というものは感じないで走っている感じがする。それをどうするのかなあ。しかし、だからといってなあ。

2023/11/02

前衛12月号ができました

 今日も、変な夢。しばらく会っていない、義兄がどさっと出てきて、あまりストーリーは覚えていないが……。こちらは夏日とか。ほんとに暑いですよね。へんな天気が続きます。明日から出張、準備はめんどくさい。年取るとどんどんめんどくさくなる。

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 とにかく今日は、インタビュー①の原稿づくりにいそしむ。形はだんだんできてきた感じはするのだけれども、どのように原稿をつくりあげていくのか、ここから細かい作業になっていく次第。いろいろ、読み切ったり、調べたりしないといけない。主張取材と並行して、どう乗り切るかだな。

 

 沖縄タイムスは、昨日はサンゴをやり、今日は軟弱地盤が07年にはわかっていた問題。公益を問い、実質的な審理をもとめる攻めの編集。なかなかすごい!

 朝日新聞の栃木版では、寄宿舎の廃止にかかわって、藤井克徳さんが登場。検討委員会で、しっかり、当事者や父母の意見が聞かれているのかを問いかける。

特別支援学校の寄宿舎廃止問題 「当事者と対話を」障害者協議会代表

 そして、東京新聞の夕刊には、旧友のアリヨが登場!

中国の若者がブルースに感じた「自由」 シカゴのバンドツアーに沸く 日本人ピアニストが重ね合わせる思いは

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 さてさて、前衛12月号ができました。

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 特集は、辺野古の代執行訴訟を渾身の力をこめて。赤嶺さんが、いまの沖縄のあつい思いをつたえます。福井さんは、なんと長良川河口堰訴訟などの国の代理人だった人、そんな人が辺野古問題をかたります。司法は、地方自治法の運用にあたっても憲法的価値の実現をめざすべきだと喝破します。そして、小林さんが9条という視点からあつく、最高裁の問題性と辺野古を語ります。浅井さんと日暮さんが事件から20年、最高裁から10年の七生事件を語り、包括的性教育を語り合います。そして、浅井さんはもう一つ、埼玉の虐待防止条例改正案について、緊急に書下ろし!

 

 

2023/11/01

国のデータ 疑念拭えず 大久保奈弥教授 東京経済大学

 変な夢をいっぱいみた。男の赤ちゃんが登場して、子守りをしてた。別に、男の子の孫がほしいわけではけっしてありませんけど。

 今日もいい天気。世の中はなかなか難しいけど。

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 インタビュー①の原稿づくり。やっと4分の3ほどまでの進行。明日には、原稿づくりから打ち直しまですすめることができるかなあ。

 企画がなかなかすすまない。ほかの編集部は、ずいぶんチャレンジングにやっているけど、手が出ないかあ。いろいろ難しい問題に立ち止まる。こまったなあ。まったく別の角度から考えた方がいいのか? とにかく、じっくり考えたりしないといけないのだけど、読むのも遅いし……。同じテーマで、2冊の本を読んでいるとこんがらがる。むかしはこんなことはなかったのに。うーん、どうしようか? おいこまれるなあ。

 

 今日のタイムスは、辺野古のサンゴをとりあげる。

国のデータ 疑念拭えず 大久保奈弥教授 東京経済大学(沖縄タイムス)
 辺野古の新基地建設に伴う大浦湾側工事に当たり、沖縄防衛局が現場海域の濁りと流況をシミュレーションした。その結果、一部の護岸工事を始めてもサンゴに影響はないとの見解を示し、環境監視等委員会がこれを追認した。要するに工事がなかなか進まないからサンゴを移植せずに着工してしまおうという話だ。

 しかし、生物学者としてこのシナリオには疑念を抱かざるを得ない。自然開発の際、開発側が自分たちに都合の良いデータやシミュレーション結果を出すのは常とう手段である。

 例えば、防衛省の配布資料によると、移築対象の大型サンゴの生息場所は護岸工事で汚濁の出る場所から25メートルしか離れていない。移植対象である脆弱(ぜいじゃく)な小型サンゴも近くに生息している。

 シミュレーションには汚濁防止枠による汚濁の除去率が考慮されているが、除去率にばらつきが大きいことは国土交通省港湾局の資料で明らかだ。実際、辺野古側工事で大量の汚濁が汚濁防止枠の外へ流出していたことは記憶に新しい。そういった危険性も含めて、防衛局は環境保全措置としてサンゴ移植を行うと約束したのではなかろうか。……

 辺野古の工事にとって、環境要件は重要で、それこそ公益ではないのか? その環境への影響の疑念をまともに国はこたえず、裁判所は審理をしないのか? そして、強引に工事をすすめるというのか? この論点もゆるがせないなあ。

 予算委員会を視聴。ほんとにまともに質問に答えない。安倍さんから、菅さん、そして岸田さんと、どんどんひどくなる感じがする。国会の審議を軽視することが普通になって、もう麻痺をしているとでもいいのか。与党はもちろん、メディアも同罪か。この現状をどのように告発していけばいいのか。少し、考えていかないといけないとは思うところ。

2023/10/31

新基地建設巡る辺野古代執行訴訟 玉城知事、県民が示してきた民意と対話による解決 高裁に訴える

 今日も、来月インタビュー①の原稿づくりを本格的にすすめる。全然、知らない、知識のない分野だから、原稿づくりも時間がかなりかかる。しっかり、がんばらないと。

 今日は会議もあった。いろいろ悩んだり、迷ったり、まだまだ行き詰まったりしていること、苦しんでいることがなかなか伝わらない。ほんとに難しい課題が多いというのに。

 朝から、とてもお世話になった研究者の方の訃報に接して大きなショックをうける。ネットではもう広がっているけれども、ご遺族の意向で、発表は葬儀の後という感じなので、ここでは名前はださないでおく。ほんとうに訃報が続く。

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 朝と夜に団地の仕事も少し。少しずつ、いろいろこなしていけるようになってきた感じ。

 

 沖縄タイムスを読んでいると、沖縄では新しい局面がうまれているという感じがする。

【記者の解説】新基地建設巡る辺野古代執行訴訟 玉城知事、県民が示してきた民意と対話による解決 高裁に訴える(沖縄タイムス)
 玉城デニー知事は代執行訴訟の意見陳述で、辺野古新基地建設問題の解決に必要なのは国と県の裁判闘争ではなく、双方の対話だと強調した。そして福岡高裁那覇支部が向き合うべきは、沖縄がこれまで示してきた民意だと訴えた。(政経部・山城響)

 この日で全ての審理が終わり、結審した。国が地方自治体を相手に代執行訴訟を提起するのは2度目で、判決が出れば初めてになる。同じ辺野古を巡り、国が当時の翁長雄志知事を訴えた裁判では2016年3月に和解が成立している。国と地方が対等協力の関係にある中で、代執行となれば極めて異例の事態となる。

 県は、公有水面埋立法に照らして審査した結果、沖縄防衛局の設計変更を「不承認」と判断し、これまでの裁判で争ってきた。この日の知事は意見陳述で法律論より、新基地建設反対の「民意」に立脚した主張に力点を置いたのが特徴だ。...

 あらためて、広い人々のなかで、この新基地の問題を問い直す機運もでてきている。そのなかで、運動をしている人々の中でも、新しい決意もたかまっている。もちろん、高裁は、結局、その側の形式的な判断を踏襲して、すすめるだけかもしれない。だけど、それに対して、県民の問い直しがはじまっているのだ。だからこそ、そのたたかいに本土も合流して、司法に問いかけ、政府の姿勢をかえていかなければいけないということだろうと思う。

2023/10/30

辺野古代執行訴訟始まる 高裁那覇支部で口頭弁論 玉城知事が意見陳述

 今一つの体調。朝から団地の用事の対応もいろいろ忙しい。とにかく、来月インタビュー①の起こし・原稿づくりからスタート、いよいよ本格的に原稿づくりにとりかかる。月末の実務もこなす。まあ、結構、がんばって仕事はすすめている。

 団地の仕事の方はいっそう重荷でストレス。絶対に健康被害を生じそう(苦笑)

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 引き続き、ガザでは深刻な事態が続く。ひとからすすめられて今日から『蜂起〈インティファーダ〉:占領下のパレスチナ 1967-1993』を読み始める。鈴木啓之さんの本。序章から、ドキッとさせられる。「インティファーダがもたらしたものは、占領状態の深刻化であったと考えることもできるのだ」と。インティファーダの裏側にあるその構造の変化を見ようということか、ちょっと読みながらドキドキするところ。しっかり読み進めようと思う。

 さて、代執行訴訟。

辺野古代執行訴訟始まる 高裁那覇支部で口頭弁論 玉城知事が意見陳述(琉球朝日放送)

 玉城知事は、法廷で意見を述べました。辺野古新基地建設で国が県に代わって工事を承認する代執行に向けた裁判が2023年10月30日開かれ、即日結審しました。

 集まった支援者から「沖縄の公益を守ろう」「地方自治を守ろう」という声が聞かれました。玉城知事は、2023年10月30日午後1時ごろ、支援者たちに見送られながら、裁判所に入りました。

 2023年10月30日午後2時から開かれた口頭弁論で原告の国は、知事が承認しないことは、法令規定に違反するなどとして工事承認の命令を知事に出すよう求めました。

 一方、国の請求棄却を求める県は、新基地建設問題で国が、これまで県との対話の努力をしていないことを主張、代執行を認めることは「地方自治を紙きれ同然にしてしまう」と指摘しています。……

 これが知事の意見陳述要旨

 即日、結審。裁判所は、ここでも政府に追随し、逃げるのか? 真摯な審理をしないのか? いまはやはり、裁判所の外の声が、どう広がるのかだ。全国各地での連帯こそがいま大事なのだと

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