経済

2025/04/18

アスベスト被害の賠償請求権、除斥期間の起点は「労働局の被害認定時」…元労働者側が大阪高裁で逆転勝訴 生活保護費訴訟 2審も違法判断 引き下げ取り消す判決 広島高裁

 気持ちが穏やかになればいいんだけどなあ。

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 今日は工場籠城。緊張感ある論文を作業すると、背筋がシャンとする。本を読んでいても、やはり、ガーンとなぐられたような、認識の甘さに気づかされるときがある。それこそ、みんな人生をかけて、仕事しているんだから、シャンとしなければって思うけど。そんな思いと、それでも、この社会の激しい動きには、自分はまったくついていけず、途方に暮れてしんどい思いをしているという思いは交錯する。部数減を前に、もちろん、体制とか、そもそもの雑誌のありようとかいろいろな要素があるにしても、能力がなあという思いも強く持っているだけに、いっそうね。

 いろいろちぢれ惑う心を、何とか平静にもっていかないとねえ。

 裁判の勝利が続くのは嬉しい。ここにも、生き方の問いもあるわけで。

 

アスベスト被害の賠償請求権、除斥期間の起点は「労働局の被害認定時」…元労働者側が大阪高裁で逆転勝訴(読売新聞)
 アスベスト(石綿)規制の遅れが原因で健康被害を受けたとして元労働者の遺族が国に約600万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(三木素子裁判長、谷口安史裁判長代読)は17日、請求を棄却した1審・大阪地裁判決を取り消し、国に全額の賠償を命じた。

 争点は、賠償請求権が消滅する「除斥期間」(20年)の起算点をどこに置くかだった。国は、同種訴訟の2019年の福岡高裁判決を基に「被害発症時」と主張したが、三木裁判長は、国の責任を認めた14年の最高裁判決後の枠組みに沿い、発症より後の「労働局による被害認定時」と判断した。

 判決によると、元労働者は石綿セメント管の製造業務に従事し、00年5月30日に労働局から健康被害の認定を受けた。認定から20年を前にした20年5月8日に提訴したが、国は除斥期間を理由に救済対象と認めず、和解に応じなかった。……

 

生活保護費訴訟 2審も違法判断 引き下げ取り消す判決 広島高裁(NHK)
 生活保護の支給額が、2013年から段階的に引き下げられたことについて、広島県内の受給者が「憲法で保障された最低限度に満たない生活を強いられている」と訴えた裁判で、2審の広島高等裁判所は国の対応を違法だと判断し、1審に続いて引き下げを取り消す判決を言い渡しました。

 生活保護費のうち、食費や光熱費など生活費部分の基準額について、国は当時の物価の下落などを反映させる形で、2013年から2015年にかけて最大で10%引き下げました。

 これについて、広島県内の受給者たちは「憲法で保障された最低限度に満たない生活を強いられている」などと主張して、自治体が行った引き下げの取り消しを求め、1審の広島地方裁判所は2023年に一部の原告を除いて訴えを認めたため、双方が控訴しました。……

 となると、いよいよ最高裁が注目される。とくに後者は、最高裁の判断が、ほんとうに大事になる。司法とか、法とは何かを、根底から問うているわけで。しっかり、ついていかないと。

 

2025/04/16

一部私大「義務教育のような授業」 財務省が指摘 文科省幹部は異論

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 一気に満開。そんななか出勤。ページの確定を急ぐ。ゲラを動かしたり、実務をすすめる。そんななか、トラブル発生。いろいろ手当てし、緊急の手立てを使う。トラブルからはいろいろ今の時代も見えてくる。

 夕方、おお直しも入る。厳しいが悩ましい。明日は、いろいろ全体の段取りもしなきゃならないが、しっかりどこまで粘れるか。今日もハードな一日。年寄りにはしんどい(苦笑)

 夜遅めの帰宅の家事は辛いし、余裕のない日が続く。うーん、帰宅が10時をすぎると、そこから夕食、片づけ、洗濯取入れ、明日の準備などもろもろはきつい。睡眠時間がなあ。明日のバタバタ、朝からご飯づくりなどたいへん。明日は昨日、受診でできなかった診察は延期して、がんばります。来週も取材が入っているんだけどなあ。

 とりあえず遅い食事は体に悪いなあ。

 

一部私大「義務教育のような授業」 財務省が指摘 文科省幹部は異論(朝日新聞)
 大学なのに義務教育のような授業だ――。財務省が15日の有識者らによる審議会で、一部の私大の教育内容を厳しく指摘し、私学助成の見直しを提唱した。教育の質の評価が必要という考えを示したが、文部科学省からは「粗い考えだ」との指摘もある。

 15日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で主張した。定員割れに陥っている私大の授業例として、四則演算や方程式の取り扱い(数学)、現在形と過去形の違い(英語)などを挙げた。大学の公開情報から抽出したという。

 その上で、「メリハリを強化していくべきだ」として、大学を評価する今の認証評価制度を見直すなどして、教育内容の質や人材育成の観点で私学助成額を検討する仕組みへの転換を唱えた。……

 就職試験が、そもそもマークシートの基礎学力試験になっているから、大学がその対応として、中学のドリルなどをつかってというのは、もうずいぶん前から聞く話である。それは現実の社会の側がそうしているのであって、それをもって、財務省は何をどう評価を問題にするのか? そうした対応をしつつ、大学の側はいろいろな学生の知的な成長のために努力しているところは少なくない。ただ、政策の側が、実務的な能力を重視してという対応をとっているので、問題にするのであれば、大学の評価ではなく、政策のほうではないのか、など怒りがわいてくる財務省の対応。

 本田さんも、「「定員割れ私立大学における授業の例(各大学がHPで公表しているシラバスより抜粋・編集)」とある。基礎から始めて水準を上げていく授業の最初の方から「抜粋・編集」したものだとすれば、非常に恣意的で「定員割れ私立大学」に対する誹謗中傷とも言える内容である。どの大学のどのシラバスなのかが明示されていないため、恣意性を検証するすべもない。国家の財政政策を担う財務省が、こうしたまさに「粗い」資料を出して平然としていることに震撼する」と怒りのコメント!。

2025/04/15

トランプ氏、米大50校で「リベラル狩り」 ハーバード反発

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 今日は通院。整形外科が受診。泌尿器科は医者が休んでいて、受診できず。まだまだ通院は続きます。じわじわと加齢が影響しているから、病院んにいったとしても、改善されるわけでもなく(苦笑)。しかも夜、治療用の物が見つからないで。、イライラ。

 今日は実務と編集実務。それから会議。

 やっぱり、時代について行けてない感が充満。うーん。焦りがいっぱい。みんな自信いっぱいでやっているなあ。ボクは、これを勉強したい、あれを考えたいということだけが気持ちで先行し、すすまず空回り。でもまあ、焦るってことが、まだまだ、やる気があるということで。

 大事にしたい原則や原理。だけど、それを現実の中で、現実に葛藤しながら、柔軟に発展させたりしている努力。そんなことをきちんと考えたいなあ。

 ただ、いろいろうまくいかないときは、やっぱり孤立感。

 

 さてさて、アメリカがいっそう大変なことになっている。

 

トランプ氏、米大50校で「リベラル狩り」 ハーバード反発(日経新聞)
 トランプ米政権が米国の大学に対し、政府助成金の取り消しなどの措置で圧力をかけている。学内方針を「リベラル偏向」と断じる名門大が標的だ。DEI(多様性、公平性、包摂性)施策を「逆差別」とし、全米50校の見直し対象リストも公表した。名門ハーバード大は14日、DEI施策見直しなどの政権の要求を拒絶すると表明した。……

 共同によると、「ハーバード大は14日、トランプ政権が要望した多様性・公平性・包括性(DEI)重視の中止や、学生らの取り締まり強化を拒否した。これを受けて連邦政府は同日、同大に対する約23億ドル(約3300億円)の補助金や契約を凍結すると発表した。ハーバード大は政権の要望に対し「大学の自治侵害だ」とし「私立大が政府に乗っ取られるわけにはいかない」と反発している」という。大学の自治、学問の自由への攻撃はいまの時代の一つの特徴か。だけど、日本がそもそもそうだと思うけど、社会が、この国が閉塞していくうえでの、外堀を埋められているような状況がそこにあらわれている感じがする。

2025/04/14

日本学術会議改正法案 現会員56人が修正求める 独立性確保に懸念

 今日は、朝から通院。電車混んでるなあ。追加の検査なども。また、専門の科の受診も支持される。とりあえず、体をしっかりメンテするために、病院にしっかりいくのが当面の目標だな。

 今日はいい天気でしあわせ。薄紅色の花がきれいだ。暖かだし。

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 座談会①を仕上げて、発信。とにかくその後はわりきって、次号以降の企画を考え、仕込む。いくつか仕込みやその前段の相談まではできた。少しだけど、少しだけ前進。明日もこの調子で。

 

日本学術会議改正法案 現会員56人が修正求める 独立性確保に懸念(毎日新聞)
 日本学術会議の現会員56人は14日、同日に開かれた学術会議の総会で、今国会で審議が予定されている学術会議を特殊法人化する法案について、修正を求める決議案を提出した。政府からの独立性の確保などを巡って懸念される点があるためで、15日の総会で投票による採決を行う。

 決議案では、国を代表する学術団体として学術会議が求めてきた5要件のうち、国家財政支出による安定した財政基盤▽活動面での政府からの独立▽会員選考における自主性・独立性――が充足されていないと指摘。法案では「大臣任命」となっている監事や評価委員を置くことについて「総会任命」に修正することなどを提案した。……

  先日、廃案を求める関係者たちの集会があったばかり。本体ではじまった、修正を求める動きに。これをどうみるのか? やっぱり、それでも法人化への懸念はぬぐいされないが……。修正案について、「(法案は、)ナショナル・アカデミーの5要件における実質的な核心部分(①国家財政支出による安定した財政基盤、②活動面での政府からの独立、および③会員選考における自主性・独立性の各要件)を充足しておらず、会長声明で示した5つの懸念(①大臣任命の監事の設置を法定すること、②大臣任命の評価委員会の設置を法定すること、③『中期目標・中期計画』を法定すること、④コ・オプテーションの考え方の逸脱になる次期以降の会員の選考に特別な方法を導入すること、および⑤選考助言委員会の設置を法定することに対する懸念)を払拭していないので、日本学術会議は、国会に対して、法案がナショナル・アカデミーの5要件をすべて充足し、会長声明で示された5項目の懸念をすべて払拭したものとなるよう修正を求める」としているわけだから、ぎりぎりのところでの修正なのか。そんなことは可能なのか? うーん。

 さて、今日、明日が総会。総会ではどんな議論になるんだろうか?

2025/04/12

私大法人、経営「正常」が初の半数割れ 2割は「困難」

 季節の移り変わりということでは、昨日こんな風景に出会った。

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 今日は、早朝仕事スタート。一方で、まだまだこんな感じ。

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 早朝仕事→朝食→入浴・お風呂掃除・水回りの掃除を少し→それから、仕事。とにかく、部屋がかび臭いから、水回りは、今後、しっかり掃除しないとと、いつも思うのだけれども。

 今日は、反貧困集会もあったし、演説会もあったし、地元のイベントもあったけど、ボクはひたすら座談会①原稿づくり。うーん、半日遅れで、明日の午後には仕上げにうつりたいなあ。

 

私大法人、経営「正常」が初の半数割れ 2割は「困難」(日経新聞)
 私立大を運営する全国571の学校法人のうち、2023年度の収支状況などから経営が「正常状態」といえる法人が278法人で5割を切ったことが11日、日本私立学校振興・共済事業団の分析で分かった。半数割れは分析を始めた15年度以来で初。136法人が経営困難な状況にあり、うち17法人が自力での再生が極めて難しい状態だった。……

 学術会議のことを、しっかり話題にして、たたかっていかなければならないのだけれども、それを下支えする日本の学術研究、とりわけ高等教育も深刻な事態に追い込まれている。国立大学も惨憺たるものだけど、弱小私学はよりいっそうそうだ。すそ野の広がりのない学術研究に、その発展の道はないのだと思うのだけれども。与党はそんなこともわからない。

 一方で、今国会で審議入りした公立学校の教員の処遇改善などを盛り込んだ給特法改正案。いろいろ問題がありそうだ。全日本教職員組合(全教)が指摘していることの一つに、法案では処遇改善策の一つに学級担任への手当の加算が入っているが、特別支援学校や特別支援学級の担任は加算の対象ではないということがある。現行で給料月額の4%が支給されている教職調整額を段階的に10%に引き上げることとしているが、幼稚園教諭は、子ども・子育て支援新制度の枠組みで処遇改善に向けた財政措置が行われていることで4%のまま据え置きとされるとか、義務教育等教員特別手当を、校務類型に応じて支給することとし、その困難性などを考慮して条例で支給額を定めることも盛り込んでいて、具体的には学級担任の手当を加算することを想定している。ところが特別支援学校や特別支援学級の担任はその対象に入っておらず、来年度以降、特別支援教育に関わる給料の調整額の削減が検討されているというのだ。

 全教の金井書記長は「障害のある子どもたちは重度化・多様化しており、特別支援教育における専門性は高まるばかりだ。給料の調整額を削減する合理的な理由はない。学級担任の手当のことを含め、極めて差別的な処遇改善だ」というが、その通りだと思う。なんか、目に見える効率化だけ追い求めて、権利を守るだとか、発達や発展を下支えするという発想がないのだよなあ。ほんとに。

2025/04/10

「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか

 桜がヒラヒラと舞い落ちる季節。季節はどんどんすすんでいくなあ。

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 今日は病院スタート。検査結果を聞く。基本問題なし。胃カメラを年2回にしてくださいと。病院は受付から支払いまで、全部、機械化されている。だいたい、文書で同種の結果は来ているので、全然、来る必要なのだけど、儀式のように進んでいく感じ。全工程が20分ぐらいで終わったので、よかったよかった。

 職場では、座談会①の原稿づくり。一気にスピードアップしています。結構集中していると、お昼過ぎには疲れてしまう。提稿2本。来月企画の相談を3つほど。来月もまだまだ、足らないし。再来月になるともうスカスカ。その先も含め、ここでがんばらないと、不安がいっぱい。大丈夫かなあ。頭がスカスカだしなあ。

 夕方から雨。かなり濡れる。まあ、何とか乗り切る。

 

 数日前のタイムスのこの記事にちょっと注目した。

「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか(沖縄タイムス)

 沖縄女性史家、宮城晴美さん(75)の調査によると、沖縄県内各地の「集団自決(強制集団死)」の犠牲者は、女性や子どもが大半を占める。「生きて虜囚の辱めを受けず」といった日本軍の思想とともに「男性優位の家父長制や民族差別が大きな影響を与えた」と指摘する。

 調査では、読谷村波平のチビチリガマでの犠牲者83人の89・1%に当たる74人は女性と12歳以下の子ども。中国従軍経験のある元日本兵と元看護師が、中国での日本軍の残虐さをその後侵攻してくる米軍に重ねて「自決」を誘導した。

 村全域では130人が「集団自決」で亡くなった。うち宮城さんが調べた125人中101人(80・8%)が女性と12歳以下の子どもだった。

 宮城さんの母初枝さん(故人)は座間味島の「集団自決」の生き残りだ。1970年から延べ500人に繰り返し聞き取りを実施。座間味島と慶留間島の犠牲者のうち、民間人は187人中152人(81・2%)が女性と子どもという。

 宮城さんは、各地の事例を踏まえ「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」と言い切る。……

 女性への抑圧というものが、戦争のなかでこのように表れていたのかということには、ハッとさせられる。宮城さんの一貫した主張だけど、こうした視点で戦争を見ていくことの大事さ、こういう視点の欠落へ反省させられる。戦争にかかわって、まだまだいろいろと考えなければいけないことは多いと痛感させられる。

 

 生協の配達。コメはこなかった! どうなっていくのかなあ。ほんとに生産を増やすことをしないと、どうにもならないと思う。

2025/04/09

「生活の質」満足度、日本は世界30カ国で最下位 民間世論調査

 一昨日は、睡眠が悪かったので、昨日はひっしで眠った。朝がたも目が覚めそうになって、ひっしで眠ったら寝過ごした(笑)。

 朝から、とにかく座談会①の起こし、整理作業をすすめる。さらに、原稿づくりに突入。あと原稿のやりとりを少し。

 仕事にも生活にも追われる余裕のない日。少しでも手ぬきをしようといろいろ工夫はするが……。やることは多い。

 そうこうしていると、ミスが発覚する。ガックリ。

 そもそも、ボクのような仕事は、とにかくく広く、しかも量をこなす仕事なので、自分のなかに高い専門性があるわけではない。まあ、何でも屋で、私生活でも同じようにそのこと言えて、あまり文化的ではない(苦笑)。だから、すぐに壁にぶつかるし、とにかく何とかこなすということになる。だから、よく落ち込むのだ。苦手の分野、それなりに勉強している分野から少し離れるとよけいにね。

 家のことを見ると、よけいに落ち込む。いろいろ工夫したり、もうちょっと、投資をしたりしないとなあ。

 いずれにしろ個人的には、もっとやる仕事は、しぼりたいのだけど、そうはいかなのが難しい。やりたいことはあるのだけど、できそうにないことがわかっているだけになあ。条件だけでなく、能力も、体力もちょっとついていかなくなりつつ……。

 

 今日もいい天気だけど、部屋のなかでの仕事にはまだまだ少し寒さを感じるのはなぜかなあ。

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 ニュースを見ると、気が滅入ることが多いが、そのことをどう考えるかも、当面、大事な仕事だしなあ。そう簡単ではないことだけど。

 

「生活の質」満足度、日本は世界30カ国で最下位 民間世論調査(毎日新聞)
 世界30カ国の中で、日本は「生活の質」への満足度や期待値が最も低い――。

 フランスに本部を置く世論調査会社イプソスが、日本を含む世界30カ国を対象にした調査でそんな現状が浮かび上がった。

「幸せ」日本は6割
 イプソスは2024年12月~25年1月、欧米やアジアなど各地域にある30カ国の計2万3765人を対象に、幸福度についてオンラインで調査。日本では約2000人が回答した。

 幸福感について、①とても幸せ②どちらかといえば幸せ③あまり幸せではない④まったく幸せではない――の4択で聞いたところ、日本では①と②の回答が60%にとどまり、30カ国中27位だった。平均の71%を大きく下回った。24年公表の前回調査(57%)からは3ポイント増えたものの、11年の初回調査(70%)と比べると10ポイント減っている。……

 満足度など、定義は難しく、しっかりした議論が必要なんだろうけど、なかなか幸福を感じられないとは、実感にはあっているのだとは思う。とりわけ、イソプスの社長の言うように、「経済的に苦しいと感じることが、幸福感に大きな影響を与えているようだ」というのは、きっとその通り。そこから、何をどう共有していくのか。きっと、入り口は、ますます広がっているのだろうなとは思うところ。

 夕日もきれいだが。

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2025/04/08

川重、国税が10億円を追徴 防衛予算が裏金化「指摘に従い納税」

 暖かくなったのはうれしいけど……。昨日は、1時間おきに目が覚めて、睡眠はあまりよくないなあ。

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 なかなか、たいへんな日、厳しい日が続く。朝から座談会の起こし作業。お昼に、執筆者から食事のお誘いがあって、どうしても会っておかなければならなかったので、おしゃべり! 午後は会議が続く。選挙に向けて、いろいろやりたいけど、目の前の基本の仕事がなかなかたいへんで、その点でもいろいろ難しいなあ。なんか、どんどん仕事が増えていく感じ。一部員にすぎないけど、いろいろな根回しや調整や、気遣いも大変な感じ。自分は、そんなことできる人間じゃないから、よけいに難しい。

 

 政治のありよう、このくにのありようが、ほんとうに大変なことになっているこから、ほんとに、いろいろ考えないと。この記事もため息しかでない。

 

川重、国税が10億円を追徴 防衛予算が裏金化「指摘に従い納税」(朝日新聞)
 海上自衛隊の潜水艦修理をめぐる裏金接待問題で、大阪国税局の1年余りに及ぶ税務調査が終結し、川崎重工業がその他の申告漏れも含めて6年間で約10億円を追徴課税された。関係者への取材でわかった。川重はすでに修正申告し、納税したという。

 今回の税務調査をきっかけに、防衛予算の一部が裏金化され、潜水艦乗組員らの物品・飲食代に使われてきたことが判明。多額の裏金を作れるほど予算が過大になっていたことになる。

 川重の特別調査委員会などによると、同社の神戸工場修繕部は下請け会社に資材などの架空発注を繰り返し、支払った代金を裏金としてプールさせていた。

 こうした裏金は、乗組員らの要望に応じて潜水艦内の備品のほか、ゲーム機やゴルフ用品などにも支出され、飲食接待にも使われた。架空取引は約40年前から続けられていたという。……

 本田さんが「防衛費が「だぶついて」おり、無理やり使ったように見せるために川崎重工業に水増しで支払われ、1社で10億円を超える所得隠しと裏金作りが行われており、それが自衛隊に物品や飲食で還元されていた。吐き気がするような自衛隊と企業の癒着である。爆上がりしていた防衛予算は、こうして全く無駄に「消化」されていた。こんな無意味な予算を、人々の暮らしや教育を支えるために充てていれば、と腹立たしい」とのコメントをよせているが、ほんとに吐き気がするような事件。IHは? 三菱重工は? そして、はたして、大軍拡の予算はどのようにつかわれてるのか。台湾有事とか、安全保障環境の悪化ということをいうわけだけど……。政治の目的が逆立ちし、何のための政治があるのかがわからなくなっているということだと思うのだけど、そのことへの問いかけを真摯にしていかないといけない。

2025/04/07

5月号ができています!

 今日は朝から座談会取材。

 とちゅう、こんな建物に遭遇。

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 18歳の時、大阪のおぼっちゃんだったボクは東京に受験に来た時にここにとまったのではないか??? このホテル、建ってから54年かあ。結局、落ちて翌年の受験は、自分で探して、オリンピックセンターだとか、大学斡旋の下宿だとかにとまったけど(翌年は合格=いかなかったけど)。

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 となりには都庁だとか、都議会とか。

 東京のこういう場所は、もうこちらで住んで40年以上たつけど、慣れないなあ。

 

 さて、座談会収録はとても、勉強になったし、刺激ももらって、午後からはその起こし作業をスタート。花粉症の薬のせいか、少しまだまだ眠いけどねえ。

 

 5月号ができています!

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 ボクの担当は、まずは憲法特集! 久しぶりの丹羽さんには、戦後80年というスパンで、憲法のいまを考えてもらった。参院沖縄選挙区への立候補要請を受諾した髙良さんが登場して、南西諸島のこと、そして基地被害、性暴力のこと、平和への強い思いを語ってもらった。そして、小澤さんに、学術会議問題と憲法を。いまの法案の口実と、6人の任命拒否の議論は見事に重なっている。それだけにあらためのあのときの議論を憲法の立場から考えてもらった。

 もう1本。戦後80年、日韓条約60年に、徴用工問題を材料に、歴史を否定する政府と右派勢力の議論を批判してもらった労作。竹内さんは弊誌初登場。端島がテレビドラマで、注目されたこともあって、しっかり考えたいと思った次第。

2025/04/06

高良沙哉氏が出馬へ 参院選沖縄選挙区、「オール沖縄」の要請受諾

 昨日は飲み会。なんだか調子が出ないだな。夜中に目が覚めたとき、一瞬、どこにいるかわからなかった。気がついて、それでも、大事な家族がいないのはどうしてと、とても不安になったり(苦笑)。もう、10年も別に暮らしているのにねえ。

 明日の準備がなかなか、頭が回らない。大丈夫かなあ。自分がやったことのない分野の仕事も当面は増やさないといけない。

 そうしている間に、来月、沖縄取材を決める。1泊だけど、まあ行って帰っての日程なんだけどねえ。楽しみ。うん。

 

 今日は、友人のご要望で、吉原・浅草方面へ。

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 軽々に、興味本位で行くようなところではないけれど、この地域のかつてと今からはたくさん考えないといけないと思う。ボクは「べらぼう」は、作品の作り方は、やっぱりダメだという意見だ。なぜ、ダメンズ蔦重が主人公なのか? 問題をきちんと描いていないと思っているだけに、いろいろ考えたりした。「たけくらべ」はもう一度、読んでみたいなあ。

 

高良沙哉氏が出馬へ 参院選沖縄選挙区、「オール沖縄」の要請受諾(沖縄タイムス)
 玉城デニー県政を支える「オール沖縄」の県政与党各政党・会派連絡会(座長・山内末子県議)から今夏の参院選沖縄選挙区の統一候補として出馬要請を受けていた高良沙哉沖縄大教授(46)は6日、那覇市の教育福祉会館で記者会見を開き、受諾した。無所属で出馬する予定。後日、改めて会見を開き、正式に出馬を表明する。

 高良氏は「学生や家族にも相談しながら熟慮した。重い責任があるが、とても意義があることだと思う」と述べた。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設については「理不尽な政策で、一貫して反対している」と話した。その他の基地問題解決や、ジェンダー平等の実現にも力を入れて取り組む考えを示した。……

 がんばらないといけないなあ。ウダウダ、しちゃいけないなあ。

 

 

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