経済

2024/09/12

PFAS 公害裁判 そしてトラツバ

 今日は朝から異様な暑さ。と言うか夜からほんとに暑かった。

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 朝から、先の企画の映像データをチェックしたり、メールをしたり、実務処理をしたり、資料を読んだり。いくつかの仕事を並行してやる。そのことが、だんだんしんどくなるお年頃(苦笑)。で、がんばって乗り越えて。

 夜は、こちらに。

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 改憲というものの根元を問う内容で、刺激的で、おもしろかった。さすが小沢さん! 久しぶりに話もできてよかったです。

 

 さて、8月にあったPFASの全国交流会の映像を見る。その運動の広がりとともに、調査がひろがり、被害の実態が広がっているのはおどろき。ただ、行政との関係では、血液調査にしても、原因究明にしても大きな壁がある。

 ちょうどそのとき、トラツバで、公害裁判。桂場のモデルは、いうまでもなく、石田和外第五代最高裁長官。ボクらには石田は、青法協裁判官の再任を拒否や、企業献金合憲判決とかいい印象のない人。だけど、この公害裁判で、立証責任を逆転させるのに主導的な役割をはたしたのは事実なようだ。

 今日の番組では、

 航一「ご存知の通り、損害賠償裁判は、被害を受けた原告側が被告の過失を立証する責任があります。それゆえに公害裁判は、被告である企業側が原告の主張に科学的根拠がないと言い張り、長期化してしまう」

 桂場「裁判長は、推論により因果関係が認められれば、原告側の主張は成立していると判断する。企業側が不服であれば、過失がないことの立証をするよう求める」。
 航一「ないことを立証するのは、困難では」

 桂場「公害被害で苦しんで助けられるべき人は、速やかに助ける。それが、司法の力であるべきだ」

 公害裁判は、いまも、原発訴訟という形で、続いている(アスベストだとかほかにもありますが)。原発は第4の公害といったのは宮本憲一さんでしょうか。ボクはPFASも、その被害が水を通して広範囲になっているだけに、今後、公害として問われていくことになるのではと思っている。原発では、公害という視点からの企画をやったけれども、だからこそPFASにかかわって、もう一度、公害裁判に学ばなければとおもったりするところでもある。





2024/09/10

「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」

 湿度がものすごく高く、蒸し暑い。老体には結構打撃。通勤だけで、かなりのダメージということをもうちょっと理解してほしいなあ。

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 朝は、県立図書館へ。対談用の資料を確保。駅から遠いから、暑いなあ、しんどいなあ。

 職場に行って、提出原稿2本。

 

 必要があって「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」をやっと見た。ほぼ30年前の映画。

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 「浮島丸事件」を扱った優子のレポートに興味をそそられた京都の大学で歴史を教える林は、実際にそれを書いたのが彼女の姉・律子であることを知り、西原姉妹の家を訪ねた。彼の興味を引いたのは、その中に戦後2冊の詩集を出して姿を消した詩人・高沢伯雲の未発表の手記が引用されていたことであった。律子から伯雲が彼女たちの実父であることを知ると、林は行方知れずとなった伯雲の足跡を辿る旅へ彼女たちを誘う。父との確執もあって乗り気でなかった律子も、優子の強い希望もあって下北へと向かう。そこで伯雲に世話になったという安田らから、三人は戦争中の伯雲を巡る話を聞かされる。ひどい扱いをうけていた朝鮮人強制労働者たちとの生活、そしてその中で育まれていった伯雲と大林の友情。さらに、浮島丸事件との関わり。戦争が終わった4日後、大林一家が乗船した釜山へ引き上げる浮島丸が沈没。伯雲は命の恩人であった彼らの乗船を阻止しようとして失敗し、今でも後悔の念に苛なまれているという。父の放浪人生の真相を知った律子たちは、それから弘前、出雲崎へと旅するが、消息はつかめなかった。夏、舞鶴に父がいるとの情報を得た律子たちは、今は灯台守りとして働いている伯雲に再会。父娘の、そして過去に対するそれぞれの思いをぶつけあった。その後、律子は林と婚約。優子も安田の息子・信義らと平和への願いを込めた“白い大文字”などの活動に参加するようになっていた。

 この時期の独立系のプロがつくる映画は、キャストもスタッフもものすごく分厚い。完成度も高い。堀川監督は、黒澤の直系の弟子であり、成瀬の下でも学んでいる。脚本の山内久はご存じ「若者たち」。予想に反して、朝鮮人強制労働を真正面から描いていて、驚いた。ヘイトも含め、まったく色あせないのは、すごいのか、悲しいのか。

2024/09/09

赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載

 取材から、東京に帰ってきました。東京は、ほんとうにムシムシしています。取材はとても、充実した時間でした。しっかり原稿化したいと思います。並行して、今週末(来週頭)の来月対談の準備を進めています。結構、結局、忙しい、仕事の毎日になってしまっています……。

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 合間合間で、いろいろなこともしています。たとえば、先日、トラツバの脚本家と上智の文芸評論の小川さんの対談を聞きました。おもしろかったです。脚本家の吉田さんはまだ30代。すごいなあ、あの年であの言葉がさらっと出てくるのかというのは驚きです。もちろん、彼女から、なかなか見えてこないこともあるでしょう。でもそれを超えるほどの、現実のつかみ方がありますよね。それはある意味、若さも大きな力になって、ボクなどがなかなか感じられないことを、しっかりつかんでいるのだと思います。新しい時代の、新しい問題のつかみ方。そういうことを、しっかり、学ばないといけないと思います。

 

 さて。

赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載(時事通信)

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は9日、優れた報道に贈る今年のJCJ大賞に、しんぶん赤旗日曜版の「自民党派閥パーティー資金の『政治資金報告書不記載』報道と、引き続く政治資金、裏金問題に関する一連のキャンペーン」を選んだと発表した。

 同紙は、自民党の主要5派閥が政治資金パーティー券の大口購入者を政治資金収支報告書に記載していなかったことをスクープ。検察の捜査にまでつながり、スケールでは1988年の「リクルート事件」報道を超えたなどと高く評価された。……

 こちらはむしろ古い世界の話のような感じですが、そこに対しても大事なことはありますよね。大賞は当然と言えば当然です。

 ちなみに大賞以外のJCJ賞は、上丸洋一氏の「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったのか」(朝日新聞出版)、後藤秀典氏の「東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃」(旬報社)、NHKスペシャル「〝冤(えん)罪〟の深層~警視庁公安部で何が~」「続・〝冤(えん)罪〟の深層~警視庁公安部・深まる闇~」(NHK総合テレビ)、SBCスペシャル「78年目の和解~サンダカン死の行進・遺族の軌跡」(SBC信越放送)の4点

 

2024/09/05

河野大臣「自由に働き方を決められる制度が大事」 希望者には“勤務時間の上限廃止”も 働き方の規制緩和を表明

 昨日は、移動もあったけど、基本、来月インタビューの資料読み。やってきた今月の原稿を読んで、いろいろ考える。原稿は原理をすごく大事にしたもので、今の時期だからこそとても勉強になった。

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 今日は、時期未定のインタビュー①の項目づくり。いろいろと資料をチェック。来月対談にかかわる設定、そのための資料収集と、資料読み。それから原稿発注を1本。まあ、着々と仕事をこなす。

 児美川さんの『新自由主義教育の40年』を読んでいて、いろいろ考える。自分がいろいろ問題意識をもってきたことを、納得させてくれる。そういえば、ボクも就活の変化や就職支援の変化についていろいろ調べていたのだけど、結局、うまく企画化できなかったことなど、いろいろ思い出す。いzれにしろ超剛速球で。伝道師の真骨頂ですねえ。

 

 自民党総裁選は、かなりの迷走状態だ。

河野大臣「自由に働き方を決められる制度が大事」 希望者には“勤務時間の上限廃止”も 働き方の規制緩和を表明(TBS NEWS)

 自民党総裁選への出馬を表明している河野デジタル大臣は、長時間勤務を防ぐための勤務時間の上限について、希望者に限り緩和する考えを示しました。

河野デジタル大臣
 「もっとスタートアップで働きたいという方、あるいはプロフェッショナルで、もっと成果を出したいという方がもう少し自由に働き方を自分で決められるような制度というのが大事ではないかなと思います」…

 長時間労働に対して働き方改革が言われて、規制が打ち出されている最中に、思いっきり財界よりのこの発言。だけど、教員の問題でもあれだけに声があがっているときに、他の課題と違い、若者も簡単にあきらめたり、とりこまれたりするだろうか。そのこともよくわかってないようだし。

 茂木さんなどは、ほとんど笑い話のような記者会見で、たぶんどこからも、相手にされそうにないような内容…。本命? 進次郎でどうなるかだな。

 

 結構、秋の気配も忍び寄る。

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2024/09/01

小1の不登校が2年で倍増 「幼・保・小」の連携で対応

 とにかく、オフにしようと心に決めた。気持ちは、横網町に行きたかったけど、一般の方は自粛というのもあったし……。ネットで少しだけ、集会をのぞく。関東大震災の虐殺の問題はこのように、取り上げられ続け、関心がもたれることはほんとうに大事だと、今日、さらに思ったり。

 天候は、不安定。今も雷が鳴っている。買い物の途中、突然、雨がふってきたり。

 夕方には雨が降っているのに、夕焼けが……。ほんとに変な天気だ。

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 まあ、仕事をしても、しなくても、結局、同じような1日を送っている。そして、活字を読むと眠くなる(苦笑)。疲れはまだまだ抜けていかない。

 

小1の不登校が2年で倍増 「幼・保・小」の連携で対応(日経グローカル)

 小学校1年生の不登校が2年間で倍増している。入学直後の環境の変化に適応できず、登校に支障が出るケースが目立つ。専門家は新型コロナウイルスの感染拡大により他の子どもとの交流機会が減ったことや、幼稚園などとの教育方針の違いに戸惑う子どもが増えたことが要因とみる。児童の不安を減らそうと幼稚園や保育園との連携が進み始めている。……

 小1ギャップなんて、ずいぶん前からいわれていることだし、それだけでは小1の不登校が10年前からは7倍に急増していること、ここにきて急増していることの説明にはならないと思うのだけれども、先日書いたように、ここ数年の学校の変化が大きいのではないのかなあ。どうも、文科省の考えることは……。さて、2学期がはじまった(はじまる)わけだけど、子どもたちはどのようにしているのだろうか?

2024/08/28

私の問題から、みんなの問題に

 出張校正明け2日目。生活全体を見ると、たまった家事も処理をしなくてはいけません。うちの場合は、相方単身赴任が11年、その前もボクが家事をになうことが多くなっていたのですが、あらためて、働きながらのワンオペ家事の大変さを感じることが多くなったようにも思います。仕事が、夜にも侵食する仕事ですし、よけいにです。

 今日は、仕事の方は、とにかく次の企画のための映像資料をチェックしたり、資料を読む作業、メールを送ったりです。まだまだ、思うように仕事がすすんでいるわけではないのがつらいところです。

 まだまだ、暑いです。朝顔はまだまだ盛りですが、種もつけはじめていますね。

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 トラツバは、裁判官になって、それから東京に戻って、私の問題から、みんなの問題に、フェーズが変わっているように思います。それは大事なことで、ボクらもつねに直面すること。人が孤化する時代だからこそ、ここの問題はとても難しい問題だけに、どういうふうにそうしていくのかは注目したいところかなあ。ただしこの課題で労働組合が出てこないのは、はて? かな。

 

 そのことと関連するかもしれないけど、正義とかにかかわっていろいろ議論がなされている。そこには、レッテル貼りがよく見られる。安易に一般化するのかどうか? 個人を大切にしないなどなどもいわれるが、そもそも正義の根底には、いまの社会では人権があり、人権とは、つねに個別の、私の問題であるはず。問題はそこから、一般化することが求められるということなはず。問題は、その認識や、議論、そして具体化の過程や内容にあるのではないかと感じたりするのだけど、どうなのだろうか?

2024/08/23

最前線 カマラ・ハリス氏の40分 最重要の見せ場で訴えた五つのポイント

 今日から工場籠城。明るくするために窓がでかいので、昼間はそうとう暑いです。午後にはぐっと眠くなる。とにかく、ゲラを読み続ける一日。

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 吉浜先生が、亡くなった。『沖縄県史6 沖縄戦』が出た後、登場してもらった。お体の調子がよくないという話は聞いていたが、おどろいた。悲しい。今月号の企画は、先生に捧ぐだなあ。

 

 いよいよ米大統領選は、あつくなっていく。

 

最前線 カマラ・ハリス氏の40分 最重要の見せ場で訴えた五つのポイント(朝日新聞)
 米民主党の大統領候補となったハリス副大統領(59)にとって、22日の指名受諾演説は、バイデン大統領(81)の選挙戦を引き継いで以来、最も重要な見せ場となった。共和党とのトランプ前大統領(78)との対決を前に、何を米国民に訴えようとしたのか。

①新たな政策よりもメッセージ性を重視

 約40分にわたった演説の特色は、ハリス氏が詳細な政策をあえて語らず、国民に大きな方向性を示そうとした点だ。

 ハリス氏が打ち出したのは「我々は後戻りしない(ウィー・アー・ノット・ゴーイング・バック)」という言葉だ。他にも、「我々は新たな道を切り開く」「この国は前に進む準備ができている」といった前向きの言葉が目立った。

 トランプ氏は「米国を再び偉大にする」を標語に掲げ、「再び」という言葉には過去を美化する含みもある。ハリス氏の演説には、米国を「過去」に戻そうとするトランプ氏と「未来」に向けた新しい候補であるハリス氏、という対比の構図を際立たせようとする狙いがうかがわれた。……

 このあと

②生い立ちを語ることで中間層に訴えた
③トランプ氏の脅威についても強調した
④共和党に対抗するように「愛国心」前面
⑤ガザの人々の苦境にも触れ「戦争を終わらせる」

 と続く。おそらく、日本で、もっとも関心をもたれる戦争、外交問題は、ガザの問題について、「戦争を終わらせ、パレスチナの人々の尊厳と安全、自由と自己決定の権利を実現できるように取り組んでいる」 と、一定、重視の姿勢をしめしつつ、「常にイスラエルが自衛能力を持つことを保証する」とも強調し、ハマスのイスラエル奇襲攻撃については、「テロ組織ハマスが10月7日に引き起こした恐怖に、人々を二度と直面させてはならない」という姿勢。では、ウクライナは? トランプ氏の孤立主義的な外交姿勢を批判しつつ、欧州などへの対外関与を維持することも強調。「ウクライナや北大西洋条約機構(NATO)の同盟国とともに力強く立ち上がる。トランプ氏を応援する(北朝鮮の)金正恩(キムジョンウン)(総書記)のような暴君や独裁者にすり寄ることはない」と。軍事同盟重視は変わらないという枠組みを維持しつつ、戦争を終わらせるというが、その方向は、まだ具体的ではないと言えばいいのだろうか。今後、いろいろ議論をすすんでいくのだろうが、アメリカはどこにいくのか。トランプの脅威と、ハリスの混迷。難しい問題ではある。

 

2024/08/22

インクルーシブの対極の展開が十分に予想される

  通勤電車のなかで座れないときは、相当、しんどい。体力、筋力、いろいろ鍛えなおさないといけないと思うのだけど、この年で、どのようなことをしたらいいのだろうか。しばらくは暑いしなあと、つい先送りしてしまう。さてさて。

 仕事の方は、実務、校正作業、ゲラの戻しなどなど、ほんとうに山場ではある。ファイト! ファイト! 緊張して仕事しよう、が、ついウトウト……。情けなし……。

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 栃木の寄宿舎閉舎についてのニュースがしんぶん赤旗にも載る。

 とにかく、インクルーシブ時代、たくさん支援学校ができて役割を終えたということをくり返し言う。そもそも、インクルーシブにはそぐわないとでもいいたいのか? だけど、自立のために、健常の高校で寄宿舎に入ることを隔離と問題にしているのだろうか? それと、どう違うと言うのか。地域に戻すのがインクルーシブというが、実際には、家族に戻すということにほかならない。その家族に対しての、政治や社会からの支援はとてもうすく、弱い。実態は、ケアの家族への依存である。閉舎は、教育から福祉へのおしつけであり、福祉の実態は家族依存で、地域から家族が排除されていくというインクルーシブの対極の展開が十分に予想される事態なのだ。子どもの発達は横に置かれていく……。

 土曜にはシンポジウムも開催される。

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2024/08/21

辺野古 大浦湾で着工強行 完成見通しなく海破壊 海底にくいを打ち込み

 やっぱり、今日も暑いです。夏の疲労はピークでしょうか。でも、まだまだ暑い日は続くのかなあ。

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 今日は、校正作業中心。引用チェックがなかなか大変。だけど、勉強になる。あとは実務。予期された「トラブル」(表現は的確ではない)があり、予期していたので、慌てはしなかったけど、いろいろ動いてもらわないといけないので、それはそれでたいへん。

 そのうえに夜は大雨。帰りに冠水していたところもあり、靴の中までびっしょり。夢にでしょうだなあ。

 

 新聞を読んでいて、戦争責任にかかわる記事に「?」。中立的、並立的な記述に驚く。日本の加害を正面からは問わない。だけど、それが社会の意識の中で普通になっているもとで、記事が出てくる。そのなかで、どのように訴えかけていくことが大事なのか。重い問いであるのだけれども……。

 

辺野古 大浦湾で着工強行 完成見通しなく海破壊 海底にくいを打ち込み(しんぶん赤旗)
 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、防衛省は20日、軟弱地盤が広がる大浦湾で本格工事に着手しました。政府は圧倒的多数の県民の反対の民意を無視し、「代執行」で県の権限を奪い、工事を強行しました。

 同日着手したのは、大浦湾北側の「A護岸」付近。大型クレーンを積んだ作業船が午後2時17分ごろ、金属製のくいを海中に投入し、約30分かけて打ち込みました。午後4時時点で計2本のくいを投入しました。作業船の近くには十数本のくいを積んだ台船が停泊しており、今後数日をかけて打ち込むものとみられます。

 現場では市民が船舶やカヌーに乗って海上で抗議するほか、付近の砂浜で「大浦湾の埋め立てをやめろ」「サンゴを壊すな」と声を上げました。……

 県民の声を聞かず、問答無用ですすめる。民主主義と地方自治の破壊以外何ものでもない。白藤さんが埋め立てるのは海ではなく、地方自治を破壊された県民の信頼だというのはそのとおりだと思う。

 とにかく考えなければいけないことが山積み。じっくり仕事をしないといけないのだけど。なぜボクはこんなに忙しいのだろうか???

2024/08/20

特別支援学校の寄宿舎、廃止決定 栃木県教育長「総合的判断」

 やっぱり暑い日。体力ないなあ。いつも、体力つけないといけないとは思うんだけど、ここいらで真剣にとりくまないといけないなあ。

 たまった実務処理、提稿2本。ゲラを動かすなどなど、だんだんと山場にさしかかってきますね。いつまで、この仕事を続けるのか、続くのかなあ(苦笑)。

 会議もあり、自分は冴えていないなあ。まだまだインプットが中途半端。もっと、勉強する時間をつくらないといけないのだけれども。年齢のつらさも感じることは感じる。

 いろいろなものが壊れないように、注意をしないといけない。ものごとは、いまも犠牲だとか献身のうえにしかなりたたないのだろうか?

 月明り

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特別支援学校の寄宿舎、廃止決定 栃木県教育長「総合的判断」(朝日新聞)
 知的障害の子が通う栃木特別支援学校(栃木市)と那須特別支援学校(那須塩原市)の寄宿舎廃止について計画してきた栃木県教育委員会は19日、臨時会を開き、今年度末の廃止を全会一致で決めた。一方、特別支援教育を充実させる対応策として、特別支援学校の新校舎整備▽食堂の建て替え▽生活訓練施設の改修――など16項目を挙げたが、実施時期は未定とした。

 寄宿舎は自宅が遠い子を優先的に入舎させ、空きがあれば「自立の力を培いたい」と望む保護者の子にも対応している。今年度は栃木の寄宿舎の利用者は15人で、このうち自宅が遠い子は1人、那須の利用者は26人で、自宅が遠い子は2人。臨時会では、自宅が遠い3人にスクールバスを1台ずつ用意し、自宅から通えるようにするとの説明があった。……

 教育入舎の意義は理解しているといいたいのだろうか。だけど、代替できるという。時期も不明確で、どう代替出来るのかの検証もない、そもそも法的根拠もあいまいなものを前に出す。いったいなんなんだろうか。県立特別支援学校全16校の保護者へのアンケートで理解が得られたというが、その内容も読み取り方も恣意的で、説得力があるとも思えない。県議が理由としてくり返し言うのが、平等だ。寄宿舎は一部の人の優遇だと。だけど、これほど、合理的配慮というもの、障害者の権利について無理解はない。憲法26条についても無理解だ。必要な人にどう権利を保障するのかという観点のなさを、「平等」ということで誤魔化してしまう。これからは「決定」を覆すたたかいだ。あきらめない父母たちの運動には注目と連帯を!!!!!

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