科学

2023/07/22

PFAS検出 住民の不安広がる

 知事選挙がはじまっている。

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 いろいろあったけど、柴岡さん一択だなあ。いまの県政は、自民党に近寄ってしまった。東京近郊の住宅都市で、福祉や教育の比重が高く、それを何よりも大事にしなくてはならないのに、その役割をはたせていないと思う。そのことは、野党共闘とは何かをも、うきぼりにする。しっかり考えたいところでもある。

 さて、今日は、早朝仕事スタート。この体調では結構、きつかった。その体調のもとで、ゲラ読みが主だった仕事。うつらうつらは仕方がない。

 

 午前中、会議傍聴もする。ほんとうに、社会のこと、そこで生きている人に関心をもって、結びつきを強めることからはじめること。そこがなかなか、むずかしい。しかも、さらに先にすすまないと。うーん、雑誌で何ができるか。関心をもってもらうこと、それから深めていってもらうこと。がんばらないとなあ。

 

 午後には、立憲デモクラシー講座V Vol.6 「出入国管理の法と政治」を聞く。阿部さんの講義。

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 難民条約などに比べても日本政府の対応の時代遅れはそうだけど、その後の、国際人権法の発展、人権と人間の尊厳を大事にする流れからも、まったくちがいのが日本。それこそ阿部さんの主張だな。うん。いっぱい刺激をもらった。

 報道特集は、PFAS検出 住民の不安広がる

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PFAS 健康への影響懸念

7月、東京・国分寺市で地域のPFAS汚染を考える集会が開かれた。
PFASの実態が周知されていないことについて、参加者は…

 

 被害が、クリアに告発しにいく特徴があるけれど、明らかに危険がある。そんな特質をおさえつつ、運動が広がっているのがすごいところ。そううところも、ここでもしっかり取材している。

2023/07/19

「命ぬ水~映し出された沖縄の50年~」

 今日も暑い日。曇って、少しはましと言ってもね。湿度も高いし……。

 さて、今日は提稿2本で、これにて今月号は提稿は完了。この時期の実務をこないして、そのころからゲラがではじめてきて、ゲラをいろいろ動かす作業。ゲラ読みは大半は明日に持ち越し。

 いろいろな問題に直面する。ほんとうに、悩ましい。

 人生の選択もいろいろ迫られる。ちゃんと、どう生きるか考えないといけない。

 

 そんこんなにかかわって、SNSを賑わしているある作品への論評。だけど、人は自分の関心に、思いに引き寄せて、物事を論じたがる。そのときに実は、見えなくなるものもあることに注意は必要な気がする。まだ作品をみていないから、論評そのものは今後。だけど、論評している人の議論をみたりすると、評価している人も、何か欠落させているところがある気がするところ。そんなことを今日は感じた。

 

 さてさて、「命ぬ水~映し出された沖縄の50年~」を見た。

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2016年、約45万人の飲料水となる川や地下水が、PFAS(ピーファス)で汚染されていることが明らかになった。検出されたのは「永遠の化学物質」と呼ばれるPFAS(ピーファス)―。目には見えず、味も匂いもない。

英国人ジャーナリストと共に、アメリカの情報自由法を活用し、入手した公文書などを通して大規模水源汚染に迫った。

 さすがに超よくできた作品。PFAS汚染の現状、その危険、その原因となった、沖縄の場合の米軍基地。そして、その影響と県民の怒り。50年、基地に翻弄された沖縄。軍事は、人権の蹂躙し、尊厳をふみじにっていく。その最先端にある問題。沖縄の生活水であった地下水。同じように、東京の多摩地域は地下水に頼ってきた。そこに明らかになるPFAS。その被害を認定する難しさと、同時に、長く続く被害。この大きな問題を、さらにもっと大きく追及していかないといけないのである。

 

2023/06/21

「生きた証し」解剖録公開 ハンセン病患者の遺族 瀬戸内 /岡山

 いよいよ、明日から工場籠城。それに向け、いろいろバタバタの一日。この時期の実務もあり、やっぱり慌ただしい。しかし、来月、ピンチなのに、ここにきて気づく。ちょっと、いろいろ考えなくてはいけない。正直、困った。必殺技はないだろうか?

 朝顔は、どんどん伸びます。元気をわけてもらって、もっともっと、活発に動かなきゃ。そう心に期します。

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 まずは、もっと世界のことを知らなければ。あいかわらず、積読が積み重なるばかり。知り合いの新刊もどんどん。いただいたものをしっかり読まないといけません。ここ数日、先月と先々月のインタビューのお褒めの言葉をいただいた。根が単純なので、褒めていただくとやっぱり嬉しいし、元気が出る。

「生きた証し」解剖録公開 ハンセン病患者の遺族 瀬戸内 /岡山(毎日新聞)

 岡山県瀬戸内市の国立ハンセン病療養所「長島愛生園」に入所し、死亡した木村仙太郎さんの遺族の木村真三さん(55)が同園で講演した。2021年に仙太郎さんの解剖録などの資料が同園に残っていたことが判明。本来は遺族と医師のみが見ることができるが、真三さんが開示を求め30日まで一般公開されている。

 真三さんは「歴史から消された仙太郎さんが生きた証しである資料を通じ、ハンセン病の現状を伝えたい」と公開に踏み切った思いを語った。……

 記事の写真を見て、この人!と思った。そうだ「NHK ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図」の木村さんだ。もう12年前だ。木村さんにはこんな背景、歴史があったのかと。記事には、「講演で、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故や東京電力福島第1原発事故の被害者への差別や偏見はハンセン病とも重なると指摘」とある。

 ちょうど『13歳から考えるハンセン病問題』を読んだ。

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 新型コロナ感染者などへのバッシングに対し、ハンセン病回復者の方たちから、懸念が表明されたことは、記憶に新しい。同じ感染症でもあるハンセン病患者やその家族たちは、国民のみならず政府からも苛烈な差別を受けてきた歴史をもっているからだ。ハンセン病問題は、人権教育の一環として教科書にも取り上げられいるが、どこまで学ぶということになっていたのか。本書は、ハンセン病がどういう病気で、どのような偏見や差別があり、国はどのように対応してきたのか、そして当事者である患者やその家族は、どんな思いで生活してきたのか、その歴史を学ぶことで、感染症にかかった人を差別する心をどう乗り越えていけるのかを考える。友人のYさんが、しっかり向きあってつくった本でもある。

2023/05/26

「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」

 今日も、来月インタビュー②の設定準備、座談会①設定の相談、さらに資料読みと、先の企画のいろいろな調べ物と、あわただしい。なんとか夏にむけて、いろいろ乗り切れそうかなあ。体調はいま一つ。また、お茶碗割った。もはや生活に支障が出る範疇だなあ、と。何が原因だろうか?

 午後には会議。

 夜は、フェミ科研裁判支援の会の講演会。清末愛砂さんの「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」。清末さんの話に背筋がピンとただされる。学問は何のためにある、平和をつくるためにある学問という呼びかけは、若いころ、さんざん議論してきた原点にもつきささる。そういうストレートな話が、こうしたたたかう研究者から発せられるのは向けをうつ。とくにうなったのは、憲法前文をていねいに読み取りながら、そこから導きされる学問の自由と、そして、それを踏みにじる立憲主義への攻撃にどう対峙するかの提起。うん。よかったです。

 地震があった。自宅当りは震度3。だけど、わが家は玄関、書斎、リビング、ダイニング、廊下、トイレと本だらけだけど、とくに書斎は大きく崩れていた。

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2023/05/16

血液中のPFAS濃度が全国平均の3.4倍 東京・多摩7市の住民、水道水から摂取か

 昨日から今日にかけては、あと1カ月強にせまった会期末にむけた日程や、国会解散をめぐる動きについての情報交換や、その流れの読み方の交流であった、自民党の特命委員会の提言をどう読むかの意見交換を、ネットでいろいろ。後者についてのボクの意見は、自民党保守派と文科省のあいだに矛盾がおこっていないときは、どうしても相手のペースですすんでしまいます。要求はかかげても、彼らの動きとは少し距離感をもって、冷静に対応した方がいいということ。政府でなく(官邸でなく)、自民党というところが何ともいえないところ。ある意味で言いたい放題。しかも、どうも、相手がコントロールしているもとでの話。それをどう考えるのか。とにかく、こちらの要求をシャープに! しかも、ポイントとなるところがどこなのか、問題を限るとすれば、教員を増やすのに必要なことは何なのかということをきちんと打ち出すというところかなあ。

 少子化では、保育の配置基準の見直しは、昨日の国会答弁では、見直しをするのではなく、加配で対応するということに変わってしまっている。うーん。最後はどうなるのかはわからないが、ほんとに、冷静に見て対応しないとなあ。

 

 今日は、提稿作業が4本。写真掲載のお願いの電話かけ。会議。先の企画の資料集めなどなど。一日中バタバタしているけれども、原稿をつくっているときのような苦しみと同時に、おもしろさには欠けるような感じの仕事。それでも、粘らないとなあ。

血液中のPFAS濃度が全国平均の3.4倍 東京・多摩7市の住民、水道水から摂取か(東京新聞)
 東京・多摩地域で水道水源の井戸水が発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS)で汚染されている問題で、住民の血液検査を実施している市民団体が15日、28市町村に住む551人分の結果を公表した。井戸の取水を停止した浄水施設がある国分寺や立川など7市の住民で血中のPFAS濃度が高い傾向にあり、専門家は「飲み水に使ってきた水道水が主な原因」とみている。
 7市の住民(303人)の結果によると、PFASの代表的物質であるPFOSとPFOAなど血中の4種の合計値の平均で、最も高かったのは国分寺市の住民で血液1ミリリットル当たり44.9ナノグラムだった。7市の住民の平均は29.3ナノグラムで、全国平均8.7ナノグラム(環境省の2021年度調査)と比べると約3.4倍高かった。
 7市と同じく検査の参加者が10人を超えた9市町(222人)の住民の平均は血液1ミリリットル当たり17.7ナノグラム(全国平均の約2倍)と、明確な差が出た。……

 すごい数字が出たものだ。ほんとうに深刻。人の命と健康にかかわる重大な問題だという認識がひろがればいいのだけど。これが政治的な問題として浮上していくだろうか。この間、何度も取り組んできたので、少しは貢献できているかなあ。

 

 維新の梅村議員の発言は、ほんとうにひどい。大阪維新の中心的な議員だけに、これがどう影響するのか、しないのか? 維新の力がわかるような気もする。どうなるだろうか。

 あまりにも、理解できない、ことがらや発言が続く国会。理解できないから、よけいにしんどいのだけれども。

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2023/04/27

日豪・日英版「地位協定」 それから フランケンシュタインの誘惑「超人類 ヒトか? 機械か?」

 今日も、実務をこなすのと、資料の読み込み。あとは企画の相談の日程を決めたり。もう少し、仕事を、年齢ベースにしていくことに挑まないといけないけど、周囲の状況がそうなるのか、その見極めもまた難しい。休むぞ(笑)。

 今度の国会では、悪法がめじろおしということは、何度も書いたけれども、たとえば、これはほとんど報道されていないけれども、日豪・日英版「地位協定」がそれ。今日、参院の外交防衛委員会で採決まで行われた。山添さんが質問にたち、そのことをFBで報告している。これは、自衛隊とオーストラリア軍・英国軍が相互に訪問して共同訓練などを行う際の地位や手続きを定めた訪問軍地位協定(軍事円滑化協定)と、その実施法だ。たとえば、日豪では、中国の太平洋進出に対抗して、太平洋諸国もふくめての共同が重視されている。日本の自衛隊はもうそこまで行っている。そういうことを、いっそう強めるのが安保三文書であり、その具体化でもある。

 写真は山添さんのFBから

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 両協定は、派遣国の軍隊の構成員が「公務中」に罪を犯した場合の第一次裁判権を派遣国側に与えることになっている。しかし、この「公務中」がとてもあやしく、日米地位協定の下では、米兵がさばかれない大きな壁になっている。同様の事態を招きかねない。

 この協定は、あらためて、死刑制度の問題を浮上させている。日本で死刑が求刑される可能性がある重大な犯罪の場合、派遣国であるオーストラリアや英国は、日本側に被疑者の身柄を引き渡す義務を負わないことになるからだ。死刑を維持している国は世界でほんの少数である。この引き渡しの問題は、共謀罪などの際にも刑法学者が、指摘していたことではあるけれど、犯罪がグローバル化しているもとで、この日本の「遅れ」を真剣に考えるべきときがきているのではないかと思えるのだけれども。

 夜には、フランケンシュタインの誘惑。テーマは、「超人類 ヒトか? 機械か?」

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輝かしい科学の歴史に埋もれた闇に迫る、知的エンターテインメント。今回は、機械と人間の融合を目指してロボットに新たな命を吹き込んだサイボーグ研究の先駆者の物語!その発想はまさに現代に道を開くものだった。しかし巨額の開発費は、すべて軍の資金だった! 最先端のサイボーグ開発現場、そして衝撃の計画も登場! 人間の能力をはるかに超えた超人類が生まれる時、はたしてそれは、ヒトなのか?それとも機械なのか?

 軍事研究と切り離せない、サイボーグ研究。それはいまの日本の直面する問題でもある。軍事研究を警戒する池内さんと、科学には罪はないとする若い研究者のやり取りを聞きながらいろいろ考えさせられた。

2023/04/26

「原発60年超」法案、衆院委で可決 60年以降も詳しい点検を電力会社に要求 規制委検討チームが方針決定

 いまは、しっかりいろいろなものを読み込むことが必要な時期なのだけれども、眠くって。まだ、花粉症の薬をやめられないので、その影響で、昼間に睡魔がくり返しやってくる感じ。これがつらく、なかなかすすまない。仕方がないと言えば仕方がないのだけれども、困ったもの。ほんとに、そろそろ生活を変えていきたいもの。

 いろいろ、手詰まり感がある。それに対して、自分にできることは限られているし、いろいろ動いたとしても、状況はより複雑になるだけだろうからと、いろいろ動けない。それは、誤りなのか、できることをまずやることが大事なのか、その判断は難しいところなのだろうけど、できることをやると考えるのは、難しいことを避けているということなのだろうか。なんだか、すべての面で、そんな感じがする。とかく、生きると言うことはむずかしい。とにかく、前にすすめるために、できることも少しでも積極的に考えるってことかなあ。

 入管法は、法務委員会は流会。とりあえず、明日にもちこまれた。一方で、「原発60年超」法案は、委員会で可決。このあたりの国会のかけひき、政党のありようというのは、それはそれで考えさせられるところでもある。

「原発60年超」法案、衆院委で可決 60年以降も詳しい点検を電力会社に要求 規制委検討チームが方針決定(東京新聞)
 原発を運転開始から60年を超えて稼働できるようにする新制度の導入を控え、原子力規制委員会の検討チームは26日、60年以上でも現行の運転延長の審査で課している原発の劣化状況の詳しい点検を、電力会社に求める方針案を決めた。電力会社が必要ないと主張する点検項目については、規制委が妥当と判断すれば、項目を減らせるようにする。
 5月上旬の規制委定例会合に提案し、正式決定する見通し。点検項目を減らせる要件などの詳細は、今後検討する。60年超運転を可能にする関連法改正案は同日、衆院経済産業委員会で可決されたが、規制の具体像は不透明なままだ。……

 今回のGX5法の束ね法は、どうかんがえても原発の生き残りから、再起動をめざすもの。福島の経験をなかったものにしようというもの以外なにものでもない。今年2月、福島のいまだ帰還がかなわない地域とその周辺にいったけど、その姿との落差、そして、福島で強引にすすめられていることとのダブってしまう。ほんとうに政治は何のため、誰のためにあるのか。そのことは、愚直に問い続けるしかないのだとも思う。

 さてさて、(兼業)主夫は、仕事とともに家事もコツコツ。食事作りもがんばっています。

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2023/04/18

日本学術会議 政府に勧告 “改正案の提出 思いとどまるべき”

 今日から工場籠城。昨日の深夜から今日の朝方にかけて、最後の原稿が届く。何とか今月も、少しずつ、見えてきた?? あと、2山、3山ぐらいかなあ。がんばれ!

 外はずいぶん緑が深くなっている。

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 日本学術会議法の改正案を政府が決めた。

日本学術会議 政府に勧告 “改正案の提出 思いとどまるべき”(NHK)
 日本学術会議の会員の選び方などを見直す法律の改正案について学術会議は総会で対応を議論し、政府に対し、今の国会での提出を思いとどまるべきだなどとする勧告を出しました。

 日本学術会議をめぐっては、当時の菅総理大臣が6人の会員候補を任命しなかったことをきっかけに、組織を見直す議論が行われていて、政府は今の国会で法律の改正案の提出を目指しています。

 学術会議が開いた17日の総会では、政府の担当者が出席して改正案について説明しました。……

 18日の総会では、前日の内容を踏まえて改めて議論し、政府への勧告と国民に向けた声明の2つの文書を取りまとめました。

 このうち政府への勧告では、改正案の今の国会への提出をいったん思いとどまり、学術会議の在り方を含め、日本の学術体制全般にわたる包括的・抜本的な見直しを行うための開かれた協議の場を設けるべきだとしています。……

 会員の選考に意見を述べる“諮問委員会”の委員は、学術会議の会長のほか、総理大臣が議長を務める政府の「総合科学技術・イノベーション会議」の有識者1人など、3人で協議し、最終的な任命は学術会議の会長が行うというもの。自民党はあいかわらず、政府のお金を出しているのだから、外部の人間が意見を言って当然といっている。世界の学術界の常識はピアレビュー、つまり、その世界の専門家が相互に選ぶと言うのが基本。そんなもの賞の選考だってそうでしょう。専門性が必要なのだから。それを政治に従属させようというその裏側には、軍事的思惑もずっと見え隠れす続けている。ほんとうに、日本の政治は、どこまで、恥知らずで、世界の孤児になっていくのだろうか?異様な国の形になっていくのが、とてもよくわかる国会なのだけれども。それをどう知らせ、共有することができるのか……。

 その異様さの、もう一つの典型である、安保3文書にかかわって、朝日の阪田さんのインタビューがいろいろな波紋をひろげている。なかには、朝日まで改憲にすすんでいくとも。しかし、もともと、阪田さんはこれまでの(安保法制以前の)政府解釈つくってきた人だから、自衛隊のあるようは容認している。当然、それは論理的には改憲と表裏一体のもの。すくなくとも、安保法制など、安倍的な、いまの自衛隊のやり方はダメだという一致点の人だから、そういう矛盾というか、問題点を内包しているということは、いぜんからずっとあったわけで。しかし、大事なことは、そのことについて、しっかり自覚的であるべきで、だからこそ、ボクらはボクらの意見を、自衛隊について、安保について、9条の解釈についての意見をしっかり表明し、それを広げていく活動をしないと。

 イデオロギー闘争というと、狭く考えられてしまうけれども、いわば、しっかりした学習運動のようなことが、もっと積み重ねられていかないとダメなのだと思うのだけど。

2023/03/15

全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施

 昨日も、何かへんな夢をみたとは思うが、内容は覚えていない。起きた直後は記憶があったような……。今日も春の風景。ベランダは。

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 午前中は、オンラインの会議。発言はとりあえず1回。最近はおとなしい(笑)。かみ合うのかかみ合わないのか、最近、よくわからない。10代のこどもたち、生の姿、生きづらさというものを感じたいなあ。それは夜のテレビでも、そう思う。

 

 最近は、考えていることが、どうもまとまってない感じがするし、書くものも、ちょっと切れがない感じ。たぶん花粉症とその薬のせいか、あたまがボーっとしている。まあ、加齢かねえ。いずれにしても、もうちょっと、冴えた感じにならないとなあ。

 午後からは(実は午前中から……)、インタビュー①。だいぶ原稿の形にはなってきたようにも思えるけど、ちょっと、まだ自信がない。何とか明日仕上げないと(健診があるけれど)。夜には提稿作業2本。がんばる!

 さて、今日は全教の記者会見。注目はしていたけど。

全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施
 全教は、3月15日13時半より、全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブにおいて行いました。全教常任弁護団からも代表の加藤健次弁護士と事務局長の齋藤園生弁護士が参加し意見を述べました。

 あわせて、記者発表後に文科省に「長時間労働解消のため、給特法の改正と教職員の大幅増員を求める」職場・団体決議1518筆を提出しました。

 報告・資料はこのページにある。大事な問題なので、しっかり、学んで企画にしていかないと。ここから、どのように、核心にせまっていくことができるのかだな。

 

 最近の悩みは、団地の仕事。高齢化と老朽化で、いろいろ課題が山積みだけど、なかなか仕事がすすまない。みんながどんどん具体化するという感じではなく、どんどん、先に先にとなって、具体化されない。メンバーも高齢化しているから、意欲も、エネルギーも、不足しているというか。だからと言って、尻をたたいて進むわけではないし。どうも、なかなかすすまないから、ここ数年は、理事長になった人が、自分でがんばるカタチになっていたようにも思える。むかしは、みんなで飲んでという雰囲気もあったけど、そういう年齢でもないし。難しいなあ、どう力を集めながら、課題に向かっていくか。あせらない、リラックスをしながら、よくよく考えてすすもうとも思う。

 

2023/03/08

PFASそして西南の地に

 今日は、朝からPFAS問題の院内集会スタート。こちらは、大阪のダイキンの廃液を発生源とする問題。沖縄と神奈川はほぼ米軍基地由来。東京は、都ははっきりしないというが、場所的にも米軍由来の疑いはぬぐえない。小泉先生や原田先生とご挨拶。京大関連でお声もかけていただいて、刺激的な時間。

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 それから、空港へ。待ち時間にインタビュー②の作業。空の上でも同じく。で西南の地に。

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 ここは、どこかな?

 夜は、ある方と、3,4年ぶりぐらいに飲み会。いろいろなことにとりくまれていて、問題意識が聞けて、刺激になった。コロナで中止になった調査ツアーもぜひやろうと! ボクのような人間は、やっぱりいろいろ人と会って、おしゃべりし、いっぱい話を聞かないと、ダメになるなあと、つくづく思う。

 ホテルは大浴場があるからほっとする。団地暮らしの人間は、やっぱり大きいお風呂はあこがれ。だけど、わが家の経済状況では、リタイア後どれだけ、それが可能か?

 生きがいをもって、生きるのにが、経済的条件というのがいまは大きすぎるのだよなあ。

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