メディア

2024/10/20

「ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像」

 今日は、朝から草取り。草ぼうぼうだったところをすっきり。

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 結構な朝からの労働。その後、植栽の作業を1時間ほど。その後、会議。うちの団地は、とにかく、木が多い。理事会の原簿に登録されていない、いつどのように植えられたのがわからない木が多い。それだけに、対応もなかなかややこしい。結果として、団地の共有物なのだろうけれども……。「団地のふたり」は建て替え問題。うちはまだまだだけど、管理にかかわるいろいろな話、身につまされる。

 

 今日もゲラ読み。それから資料読み。インタビュー内容のメールをつくって送信などなど。とにかく、いろいろ忙しい。ただ、活字を読むと、すぐに眠くなる。これは病的な状態で、仕事に支障をきたしている。加齢によるものと言ってしまえば終わりだけど……。ここは何とかしないといけないなあ。どうすればいいのかよくわからないけど。

 

 一人でできる選挙活動も少し。

 

 NHKスペシャル。「ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像」

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ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏。日本エンタメ界のカリスマでありながら、長年に渡り、少年たちへの性加害を続けてきた。なぜ誰も彼を止められなかったのか―。アメリカ日系人社会での知られざる来歴や、ジャニーズ草創期を知る人物の貴重な証言から、早い時期からのジャニー氏の性加害、そして姉・メリー氏がそれを“隠蔽”してきた実態が浮かび上がる。メディアも加担して築かれた“アイドル帝国”の実像とは―

 うーん。ジャニーズ事務所がちゃんと反省していないし、問題はまだまだ解決していないというのはよくわかった。ただ、犯罪の重大性に比して突込みはこれで十分なのか? メディアとの関係もNHKの元理事で、ジャニーズに転職した人を出してきたのも、一歩前進で評価はできる。ジェニーやメリーの異様さは光をあてるが、免罪もして見せる。話が、散漫になっている感じで、結果として、ジャニーズ事務所への突込みに比して、メディアとりわけNHKへの突込みはどうだなのか? テレビ東京の関係者や講談社の関係者などに語らせる、もっとNHKの関係者がなぜ語らないのかは不思議。だから、なぜ、メディアを支配したのかへの構造への突込みはいかにも中途半端に感じるというのが率直な感想かなあ。いまなお多くのタレントは以降会社にいて、NHKもその出演が解禁される。構造は解決したのか?

2024/10/13

公共放送NHKをめぐる二つの市民運動~ 原点はETV2001番組改変事件 ~

 朝から、党首討論を見たり……。よく寝たはずなのに、今日は体が超重い。土曜の早朝仕事で、睡眠時間が減ると、その反動からなかなか立ち直れないという感じか?

 今日は、インタビュー③の仕上げまで。一気に。そして発信。その後、やってきた原稿の作業も。明日は提稿作業もしないといけない。

 

 作業をしながら「NHKとメディアの今を考える会連続シンポジウム 取り戻せ!テレビを市民の手に」の(第2回)公共放送NHKをめぐる二つの市民運動~ 原点はETV2001番組改変事件 ~を聞く。

 永田さんと長井さん。永田さんが番組改変事件を中心に、長井さんがそれに加え、いまのNHKにかかわって起こっていり問題(かんぽ問題にかかわっての番組介入からいまの問題まで)と運動とを。NHKの現状を聞くにつけ、日本の放送、そしてメディアの根深い問題について考える。うーん、あらためて、考えるべき問題ではある。今度の選挙でも、どこまで、ちゃんとして報道がなされるのか。では、何をどう今取り上げるのがいいのだろうか。問題が大きくって、なかなか自分でとらえきれないでいる、ということを自覚したことが大事か。いろいろ、ちょっとがんばらないとね。

 夜は、ビラ折り。結構時間がかかる。

 うーん、気分転換しなくっちゃいけないけど。苦手だなあ。苦手なことが多いし、不器用すぎる。いろいろ落ち込んでもしかたがないからね。

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2024/10/12

衆議院選挙 公示前に与野党党首が論戦 日本記者クラブ討論会 日本被団協にノーベル平和賞 授賞理由全文

 早朝仕事スタート。天気がいいので、気持ちはいいですね。ただ、眠いです。しかし、終わって二度寝は難しいです。

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 眠気とたたかいながら、がんばって、インタビュー③の原稿化をすすめます。明日には、原稿化を完了させて仕上げにかかりたいところ。明日もがんばらないとなあ。

 

 いよいよ選挙が始まる。

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 今日は記者クラブの党首討論。

衆議院選挙 公示前に与野党党首が論戦 日本記者クラブ討論会(NHK)
 衆議院選挙の公示を3日後に控える中、与野党の党首が日本記者クラブの討論会に出席し、政権構想や政治姿勢、それに政治改革などをめぐって論戦を交わしました。

 討論会は今週9日の衆議院の解散後、初めての各党党首による論戦の場となりました。

自民 石破首相「『日本創生』をやりたい」
 この中で、自民党総裁の石破総理大臣は「『日本創生』をやりたいということで総選挙を戦いたい。今、日本は安全保障環境も最も厳しい状況にあり、人口もものすごく減っていく。国民は30年ぶりの物価上昇に苦しんでいる。デフレの脱却もあと1歩、推し進めなければいけない。地方の疲弊と都市の過密の問題もある。日本は世界有数の災害大国だがこれに対する体制が十分だとは思っていない。多くの課題があり、日本のあり方を根本から変えなければならない時代に入っている。日本のあり方を根底から変えていくという意味で『日本創生』だと思っている」と述べました。……

 石破さんの議論の問題は、少しずつだけど、明らかにはなる。だけど、うちの押し出しにはなかなかつながらないなあ、この形式では。うちの議論も含め、いろいろな感想はあるけどそれは、どこか別の機会に。しっかり深めるためにも政党のクロス討論ですればいいのに。結局、明日明後日と、ネットとNHK、民報で一通りの討論があり、それで終わりだなあ。ほんとに、選挙報道はこれでいいのか?

 

 被団協の記者会見のほうが見ごたえがある。うちでもお世話になってきた田中煕巳代表委員は「原爆による惨状を目の当たりにして戦争をやるべきではない、原爆は使ってはならないと感じたことがモチベーションとなり、活動を続けてきた。結果は残せていると思うが、日本政府はまだ核兵器禁止条約に参加していないなど、期待どおりには発展しておらず、その意味で今回の受賞はすばらしい国際的な呼びかけになる」と。92歳かあ。

 ノーベル委員会の授賞理由は大事。

日本被団協にノーベル平和賞 授賞理由全文

 ノルウェー・ノーベル委員会は、2024年のノーベル平和賞を日本の組織「日本被団協」に授与することを決定した。「ヒバクシャ」として知られる広島と長崎の原子力爆弾の生存者たちによる草の根運動は、核兵器のない世界の実現に尽力し、核兵器が二度と使われてはならないことを証言を通じて示してきたことに対して平和賞を受ける。

 1945年8月の原爆投下を受け、核兵器の使用がもたらす壊滅的な人道的結果への認識を高めるための世界的な運動が起こり、メンバーたちはたゆまぬ努力を続けてきた。次第に、核兵器の使用は道徳的に容認できないという強力な国際規範が形成されていった。この規範は「核のタブー」として知られるようになった。広島と長崎の生存者であるヒバクシャの証言は、この大きな文脈において唯一無二のものである。

 彼ら歴史の証人たちは、それぞれの体験を語り、自らの経験をもとにした教育運動を展開し、核兵器の拡散と使用への差し迫った警告を発することで、世界中に幅広い反核機運を生み出し、それを強固なものにすることに貢献してきた。ヒバクシャは、筆舌に尽くしがたいものを描写し、考えられないようなことを考え、核兵器が引き起こす、理解が及ばない痛みや苦しみを我々が理解する一助になっている。

 そうしたなかでノルウェー・ノーベル委員会は、一つの心強い事実を確認したい。それは、80年近くの間、戦争で核兵器は使用されてこなかったということである。日本被団協やその他の被爆者の代表者らによる並外れた努力は、核のタブーの確立に大きく貢献した。だからこそ、この核兵器使用のタブーがいま、圧力の下にあることを憂慮する。

 核保有国は核兵器の近代化と改良を進め、新たな国々が核兵器の保有を準備しているように見える。現在起きている紛争では、核兵器使用が脅しに使われている。人類史上、今こそ核兵器とは何かに思いをいたすことに価値がある。それは、世界がこれまでに見た中で最も破壊的な兵器だということである。

 来年は、米国製の原爆2発が、広島と長崎に住む推定12万人を殺害してから80年を迎える。その後の歳月に、これに匹敵する数の人々がやけどや放射線障害により命を落とした。今日の核兵器は、はるかに強力な破壊力を持つ。何百万人もの人々を殺し、気候に壊滅的な影響を及ぼし得る。核戦争は、我々の文明を破壊するかもしれない。

 広島と長崎の地獄の炎を生き延びた人々の運命は、長く覆い隠され、顧みられずにきた。1956年、地元の被爆者団体は太平洋での核実験の被害者とともに日本原水爆被害者団体協議会を結成した。この名称は、日本語で被団協と略され、日本で最も大きく、最も影響力のある被爆者団体となった。

 アルフレッド・ノーベルのビジョンの核心は、献身的な個人が変化をもたらすことができるという信念である。ノーベル平和賞を日本被団協に贈るにあたってノルウェー・ノーベル委員会は、生存者たちが、肉体的苦痛や辛い記憶にもかかわらず、大きな犠牲を払った経験を生かして平和への希望と関与を育むことを選んだことをたたえたい。

 日本被団協は、世界に核軍縮の必要性を訴え続けるため、何千もの証言を提供し、決議や世論への訴えを行い、代表団を毎年、国連や様々な平和会議に派遣してきた。

 いつの日か、私たちのなかで歴史の証人としての被爆者はいなくなるだろう。しかし、記憶を残すという強い文化と継続的な取り組みで、日本の新しい世代が被爆者の経験とメッセージを継承している。彼らは世界中の人々を刺激し、教育している。それによって彼らは、人類の平和な未来の前提条件である核のタブーを維持することに貢献している。

 2024年のノーベル平和賞を日本被団協に授与するという決定は、アルフレッド・ノーベルの遺言にしっかりと根ざしている。今年の賞は、委員会が過去に核軍縮と軍備管理の推進者に授与した栄えある平和賞のリストに加わる。

 2024年のノーベル平和賞は、人類のために最大の貢献をした人をたたえるというアルフレッド・ノーベルの願いを満たすものである。

 2024年10月11日、オスロにて

2024/10/06

「北海道内4港、日米演習で使用 10月23日から 釧路は米部隊輸送」「着眼点と調査力 本領発揮 JCJ賞贈賞式 「赤旗」日曜版に大賞」

 今日は、関東は曇り、北の国はいい天気。

 さわやかな秋晴れのもとお出かけなんかが願望だけどね。残念ながらパソコンに向かいます。

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 今日も、昨日に引き続きインタビュー②の起こし・整理作業から、原稿づくりへ。なかなか疲れがとれないから、途中、うつらうつら。でも、がんばってすすめています。

 

北海道内4港、日米演習で使用 10月23日から 釧路は米部隊輸送(北海道新聞)
 統合幕僚監部は26日、日米共同の統合実動演習「キーン・ソード」の概要を発表した。10月23日から11月1日までの日程で、統合ミサイル防衛や前線の離島で負傷した隊員を本州まで輸送する訓練などを実施。政府が今年4月に初めて「特定利用空港・港湾」に選定した釧路港と苫小牧港など、道内4港を含む全国の民間港湾20カ所、空港12カ所を使用する。
 演習は17回目で、自衛隊3万3千人、米軍1万2千人が参加。オーストラリア軍、カナダ軍も初めて正式に加わる。…

 米軍の矢臼別での演習は、今年4回目。うち三回が自衛隊との合同演習。釧路港では、輸送訓練もおこなわれる。矢臼別演習所内になる空港をつかって、ハイマースも持ち込まれ、発射と自衛隊との連携訓練もおこなわれる。米軍の統制下に自衛隊が行動する訓練になるわけで、どんどん一体化がすすんでいく。

 

着眼点と調査力 本領発揮 JCJ賞贈賞式 「赤旗」日曜版に大賞(しんぶん赤旗)
 すぐれた報道を表彰する第67回日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞の贈賞式が5日、東京都内で開かれました。

 神戸学院大学の上脇博之教授が記念講演。「国民が報道を知ることで新たなアクションを起こしたり、問題を起こした政党・政治家の評価を変えることができる。ジャーナリズムの精神をもって報道機関が仕事を果たすことは、民主主義になくてはならない」と強調しました。

 「自民党派閥パーティー資金の『政治資金報告書不記載』報道と、引き続く政治資金、裏金問題に関する一連のキャンペーン」で2024年度の大賞を受賞した「しんぶん赤旗」日曜版編集部に賞状とトロフィーが贈られました。日曜版のJCJ大賞受賞は20年に続き2回目です。…

 

 政治資金はいうまでもなく、民主主義の根幹にかかわるわけでし、裏金問題の解決なくして、民主主義の発展はない。赤旗のスクープの意義は言うまでもない。いまの日本の民主主義のとわれるのは、その事実を、広範な有権者に伝え、それを許さないということを選挙結果で示せるかどうかだと思う。石破さんは、「自民党の派閥裏金事件で問題になった議員の次期衆院選での公認をめぐり、石破茂首相(総裁)ら党執行部が厳しい対応に踏み切った。当初、首相は「裏金議員」の非公認に後ろ向きだったが、世論の強い反発を受けて決断。「寝耳に水」の決定でもあり、執行部と対象議員の対立は避けられない状況だ」(朝日新聞)との記事も出た。ここから、どのような展開になるのか? 選挙の様相も変わるし、自民党の迷走も深まりそう。しっかりと有権者の意思を示したいものだし、野党の奮闘と責任の発揮が求められるところ。

2024/09/26

「『虎に翼』が描く“生きづらさ”の正体 脚本家・吉田恵里香」

 今日もとにかくインタビュー①の原稿づくり、一気に仕上げに。えいやで、今日中には発信しよう。明日は違うテーマの取材もあるし、4,5日で一気にまったく違うテーマの対談①をつくらないと。たまった実務もあったんだったっけ。まずいなあ。気になる体の変調は、原因となる病状はみあたらないので、対処療法で様子見。対処療法の薬をもらって飲み始めたが、まだ効果はあらわれず。状況がよくなればいいなあ。

 

 さて、昨日のクローズアップ現代はトラツバ。「『虎に翼』が描く“生きづらさ”の正体 脚本家・吉田恵里香」を見た。

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大きな話題となった朝ドラ『虎に翼』。今月27日の最終回を前に脚本家・吉田恵里香さんに桑子キャスターがロングインタビュー。ドラマに込めた思いに迫る。物語が描くのは、100年前から現代にも通じる様々な差別や不平等。そして性別や立場に関わらず、多くの人が抱える“生きづらさ”だ。その正体は人々を縛る言葉にあると吉田さんは語る。桑子キャスターが吉田さんへ問う「はて?」。“生きづらさ”を乗り越えるヒントとは?

 人間の葛藤が描かれていないとか、詰め込み過ぎとかいろいろ批判がある。だけど、それは違うと思う。たしかに、地獄を描いているけど、描かれていることは、そんなに地獄ではない。現実はもっと、生々しく厳しく、しんどいものだ。悪人も出てこないかど、実際には人間関係はものすごく、苦しくつらいものだから。だけど、それでも、共感するのは、問題をつかまえる角度がとても的確だから。そもそも、そうした問題は、だれでもが感じ、苦しんでいる問題だから、さらっとしか描いていなくても、想像力が動員されて、見てる人間が自身で補ってくれるから。つまり、登場人物の私も物語は、じつは、みんなの問題だということだということなのだと思う。そして、これだけの共感の広がりは、この社会も捨てたものではないと思わせてくれる。

 揺さぶり続けられたこの半年。いよいよ明日が最終回。

2024/09/09

赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載

 取材から、東京に帰ってきました。東京は、ほんとうにムシムシしています。取材はとても、充実した時間でした。しっかり原稿化したいと思います。並行して、今週末(来週頭)の来月対談の準備を進めています。結構、結局、忙しい、仕事の毎日になってしまっています……。

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 合間合間で、いろいろなこともしています。たとえば、先日、トラツバの脚本家と上智の文芸評論の小川さんの対談を聞きました。おもしろかったです。脚本家の吉田さんはまだ30代。すごいなあ、あの年であの言葉がさらっと出てくるのかというのは驚きです。もちろん、彼女から、なかなか見えてこないこともあるでしょう。でもそれを超えるほどの、現実のつかみ方がありますよね。それはある意味、若さも大きな力になって、ボクなどがなかなか感じられないことを、しっかりつかんでいるのだと思います。新しい時代の、新しい問題のつかみ方。そういうことを、しっかり、学ばないといけないと思います。

 

 さて。

赤旗日曜版にJCJ大賞 自民派閥の政治資金不記載(時事通信)

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は9日、優れた報道に贈る今年のJCJ大賞に、しんぶん赤旗日曜版の「自民党派閥パーティー資金の『政治資金報告書不記載』報道と、引き続く政治資金、裏金問題に関する一連のキャンペーン」を選んだと発表した。

 同紙は、自民党の主要5派閥が政治資金パーティー券の大口購入者を政治資金収支報告書に記載していなかったことをスクープ。検察の捜査にまでつながり、スケールでは1988年の「リクルート事件」報道を超えたなどと高く評価された。……

 こちらはむしろ古い世界の話のような感じですが、そこに対しても大事なことはありますよね。大賞は当然と言えば当然です。

 ちなみに大賞以外のJCJ賞は、上丸洋一氏の「南京事件と新聞報道 記者たちは何を書き、何を書かなかったのか」(朝日新聞出版)、後藤秀典氏の「東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃」(旬報社)、NHKスペシャル「〝冤(えん)罪〟の深層~警視庁公安部で何が~」「続・〝冤(えん)罪〟の深層~警視庁公安部・深まる闇~」(NHK総合テレビ)、SBCスペシャル「78年目の和解~サンダカン死の行進・遺族の軌跡」(SBC信越放送)の4点

 

2024/05/17

「幸せ」な日本人は57% 30カ国中28位 40~50代が最も低く

 今日もインタビュー③を仕上げて、一気に発信。そしてやりとり。4本提稿して、会議もあり、実務もして……。そして、最後に、緊急企画の調整。日曜日、工場籠城3日前にどうつくりあげるかの打ち合わせって、そこから1日でつくりあげるって、ほんとうに大丈夫か? この疲れ方で、日曜日打ち合わせかあ。試練は続くなあ。まあ、国会はいまやドタバタだしなあ。しゃあないと言えばしゃあないし。

 だけど、天気はいいけど、重ーい気分。

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 夜はいよいよ、明日の団地の総会の最後の準備作業。こちらも、気が重いんだけどなあ。

 

「幸せ」な日本人は57% 30カ国中28位 40~50代が最も低く(毎日新聞)
 自分は「幸せである」と感じている日本人の割合は57%で、調査対象30カ国の中で28番目の低さだったことがフランスの世論調査会社イプソスのリポートで分かった。割合は低下傾向にあり、2011年の70%から13ポイント減ったことも判明。同社日本法人は「幸福感の低下傾向は日本だけではない。政治不信、紛争、自然災害、新型コロナウイルスの感染拡大などに起因しているのではないか」としている。……

 それでも57%が幸せと感じているのはいまの実感よりも多い感じはするけれども、うーん。ほんとうに政治不信というのはきっと大きいなとは思う。具体的に、悲しいことや、傷になること、そして、不安が大きくなっているのだもの。そこをしっかり考えたいものなのになあ。

 南さんの『絶望からの新聞論』をやっと読み始める。ボクより2回りほど下だけど、彼の労連委員長時代も含め、その考えを、そして新聞を外からずっとウオッチしてきた人間として、いろいろなことを思い出して苦しくなる内容。しっかり読まないと。読まないといけないものが多いんだけど、なかなかねえ。それでも、それでもだ!

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2024/03/07

「記者たち~多数になびく社会のなかで~」

 今日も寒いなあ。あまり晴れないし。4日連続の通勤電車。これがしんどいなあ。座れないし、空いた際に、うまくすわれないとよけいにしんどさを感じてしまう今日この頃。なぜ、こうも疲れているのだろうか。

 今日も、インタビュー①のメモ。それをおくる。緊急に手配した原稿が早くもとどいて読んだり、さらに、2本原稿が届いて、すでにあわただしい状態。読み込んで、しっかり仕事をすすめないと。先の企画のためのインプットも、もうちょっと努力しないといけない感じがする。

 

 さて、MBSの報道24の「記者たち~多数になびく社会のなかで~」をTVerで見た。ローカル放送が見れるなんて便利だなあ。

 

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新聞もニュースも、なくなる日が近づいているのだろうか。過酷な現実は見たくない。エンタメに心地よく浸っていたい。日本の新聞の発行部数は、20年前の半分近くに激減した。
社会の成熟度は、腐敗する権力を適切にチェックできるかどうか、よりマシな方向へ修正できるかにかかっている。だが、主権者である国民の判断を左右するニュースは弱っている。
PV数など過剰な数字主義に走って、ニュースを「コンテンツ」扱いする。取材に時間をかけた調査報道より、炎上狙いのお手軽なコンテンツがネット言論で大量拡散される。記者たちを軽蔑し、叩く声がSNSに溢れる。言葉が軽く飛び交う社会でマイノリティーたちには差別が襲いかかる。
こうしたなか、思いを託される記者たちがいる。隠される情報を掘り起こし、理不尽なことに真正面から闘って記者本来の仕事から撤退しない人たちだ。
「自分のなかで客観報道や表現の自由ってことは、ぜんぶ方便だったわけですよ。さぼってきた自分というのを忘れずにいたい」(神奈川新聞 石橋学)
「苦しんでいる人たちをほっておくことは、自分たちの首を絞めていると言いたい」(元毎日新聞 小山美砂)
「(本土の多くの人は)沖縄を苦しめていることに自覚すらない。深い断絶を感じる」(琉球新報 明真南斗)
ジャーナリズムとは何なのかー。それぞれの記者たちの姿から伝えたい。この時代にこそ、忘れてはならないその軸と土台を。この多数になびく社会のなかで。

 ローカル紙のがんばり、とりわけ沖縄の2紙と、神奈川新聞のがんばりは、注目にあたいする。その先頭を走る石橋さんや明さんの奮闘は、ボクもいろいろ聞きはしてきた。それでも組織ジャーナリズムのしんどさは、さまざまな形であろう。悩むこと、葛藤することもあろう。それでも、大事にしたいことがある。小山さんの言葉は胸につきささるなあ。

 論壇雑誌と新聞、政党ジャーナリズムと商業ジャーナリズム、いろいろな違いはあるにしても、ボクも、大事にしたいことは大事にし続けたい。守りたいことは守りたい。ぶれてはいけないことはぶれずにいたい。はげまされたり、刺激をうけたりもする番組だった。制作はMBSの斉加さん。さすがの番組であるなあ。

2024/02/19

自民党内、支持率下落に焦り 安倍派幹部らに離党求める声相次ぐ

 いよいよ明日から印刷工場籠城。睡眠がきびしいのか、朝がものすごくつらかったりします。籠城終わったら、しっかりリフレッシュするぞって、いまから決意。

 さて、今日は朝から変な天気。雨が降ったり、やんだり。もやーっと暑かったり、そうでなかったり。

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 天候も、なかなか体をいい状態にするのを難しくしている感じでもあるなあ。

 

 仕事の方は、この時期の実務、そして、ゲラ読み、ゲラを動かしたりなどなど。一つ一つち密にできていず、行き当たりばったりというのは、ダメだなあと思ったり。それでも、何とかすすんでいく。来月以降の企画をなんとか、つめないといけないが、そこは、ちょっとうまく行っていない。しっかり、考えないといけない。インプットも含め、そういう時間をつくらないと。

 

 さて、世論調査が一気にでたけど。

 

自民党内、支持率下落に焦り 安倍派幹部らに離党求める声相次ぐ(毎日新聞)
 17、18両日の毎日新聞全国世論調査で、内閣支持率が14%(前月比7ポイント減)、自民党支持率が16%(同)とそれぞれ低下したことを受け、党内からは、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関与した安倍派幹部らに離党など厳しい処分を求める意見が相次いだ。4月に予定される衆院3補選の「全敗」を懸念する声も上がり、政権の低空飛行ぶりに焦燥感が出ている。

 「自民党に向けられている厳しい目、批判を真摯(しんし)に捉え、反省もし、改革努力を進めていかなければいけない」。自民の茂木敏充幹事長は19日の記者会見で、報道各社の世論調査の結果を受け、こう語った。……

 さすがに焦りはあるだろうけど、ほんとにどのように考えているのだろうか? 離反なり、反旗の動きがないのが不思議。混迷の起点は「政治改革」にあるのだろうけど、政治の現状こそ失われた30年であるのだと思うけど、30年前の「政治改革」がもたらした政治の劣化と、いまの混迷というか、内部から変わっていこうという力すらない状態との関係はどうあるのか。ここは、ほんとうにスキっと解明したいところではあるのだけど。

2024/02/04

「二風谷に生まれて~アイヌ 家族100年の物語~」

 寒いですね。やっぱり。

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 日曜日は、掃除スタート。たっぷり2時間の掃除。なかなかきれいにならないんだけどねエ。

 さてさて、それからは団地の会議。防災訓練の打ち合わせ。コロナでとまっていた管理組合の活動も、夏祭り以外はだいたい、かなりの面で復活した。よくがんばっています。

 午後からは、団地のお金の問題をいろいろ落ち着いて考えてみる。いろいろ計算して、自分なりにどのように考えるか、いろいろ考えた考えた、疲れた。

 それから、2つ連続の取材。1つは、高校・大学の困難校に関するもの。大阪の知的障がいの高校の自立支援コースの話は、くわしくははじめて知ったので、いろいろ驚いたことも多かった。なるほど、大阪のインクルーシブというか、統合教育というか、こういう形ですすめられるのかと。でも、一回ぐらいの話では、まだまだ、わからないことが多いので、いろいろ知らないといけないなあと思ったしだい。いろいろ、難しそうだ。

 もう一つは、若いジャーナリストたちの話。若い人の正義感とエネルギッシュに満ちた話に、知的な刺激と力をもらった!!!

 

 昨日のETV特集は、「二風谷に生まれて~アイヌ 家族100年の物語~」

 

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北海道平取町の二風谷には、アイヌ民族にルーツを持つ人が多く暮らす。貝澤太一さんもその一人。祖父と父は「二風谷ダム裁判」を提起し、初めてアイヌを先住民族と認める判決を勝ち取った。あれから30年近くがたち、何が変わり、何が変わっていないのか。太一さんは祖父と父が歩んできた過去を振り返ろうとしている。太一さんの視点から3代にわたる家族とアイヌの歴史をひも解き、日本社会とアイヌ民族の現在と未来を見つめる。

 アイヌのたたかいのことがテレビなどでこうして語られることは少ない。三代にわたる、この家族のたたかいの話、苦難など、知らないことも多く、いろいろ知ることができる。変わらないこと、変わったこと、そのなかでの若いアイヌの世代の感じ方など、なるほどなあと思ったり。ほんとうに、ボクラは、何も知らないし、ちゃんと理解していないことも痛感させられる。

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