メディア

2026/01/10

 「戦後 80 年・平和と教育を考える」-すべての子ども・若者に学ぶ喜びと生きる希望を-

 北の国の殺伐とした、寂しい風景から、東京に戻ってくると、ほんとうに東京は豊かだと思える。

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 もちろん、東京のすべてがそうとは言えないにしても、圧倒的に豊かなのが東京だ。この国では、そういう形でも、格差が広がっていることを感じる。

 だけど、なぜ、そのことは真正面から議論されないのはなぜだろう。地方はどう生き残ってっけるのだろうか。

 午前中は資料読みに専念、午後からは、第 34 回全国教育研究交流集会にオンラインで。集会のテーマは、 「戦後 80 年・平和と教育を考える」-すべての子ども・若者に学ぶ喜びと生きる希望を-
 まず、講演は 「どうして戦争しちゃいけないの・気づき戦争と人権」と題して、ダニー・ネフセタイさん。あいかわらずおもしろいし、sの体験は、いまだからこそ説得力をもってせまってくる。シンポジュウム 「平和な未来へ紡ぐ」1は、大学生による戦跡調査とガイド、大学生平和ゼミ、そして高校生の秩父ユネスコといった取り組み。すごく根幹の平和運動なのか、同時に、平和運動への意欲が現実の学校、その関係性のなかでは、つぶされていくさまも感じる。そういうなかで、大学や教育には何を問われているのか。この時代の難しさをそこからどのように乗り越えていくのか。なかなか難しい問題というか、時代を感じる。

 

 解散・総選挙の臭いが強くなってきた。23日冒頭解散となると、この間は、選挙まで日にちをおかないケースが多いので2月8日投票になる。おそくとも15日か。報道は、読売と毎日だけだけれど、何となくそういう流れになっていきそう。しかし、冒頭解散って、参議院選挙後、政治空白をつくって、総裁選をやって、補正予算提出は大幅に遅れ、あれだけ大型で内容的にも問題の多い補正を、短時間で通して、つまり、高市内閣のもとでは、その政権の政策についてまともに時間をとって議論はされていない。そして今回も、冒頭解散と徹底して国会審議を軽視するのが特徴か。しかも、文春砲による統一協会疑惑があるだけに、それをかわそうという思惑も見える。

 もちろん、野党の側がしっかりした、高市内閣の政策に批判をしっかりしていないといけないが、その不十分さがあるだけに、それを選挙に向けてどれだけできるのか……。メディアがそれをどれだけうきぼりにすることができるのか? なかなか大変な選挙になりそうだ。

 

 

2025/12/07

「琉球ノワール 1945-1972」

 昨日は、早朝仕事スタートで少し睡眠不足だったせいか、今日は、朝、すぐに起きれなかった(もちろん、二度寝、三度寝ではあるけど)。結構、原稿で余裕がないから、どうしようかと思ったけど、掃除は最低限だけした。そこからインタビュー②の原稿化。今日の目標のところまではきた。明日、音源をもう一度聞き直したり、資料をチェックしたり。それで完成させて、明後日には、仕上げって感じかな。それから、提稿作業を1本。ほんとうは、昨日今日と行きたい、行った方がいい集会、シンポ、学習会があったんだけど、そこは余裕がなくパスして、目の前の原稿に集中。だけど目の前の原稿だけではなく、2月以降の企画を考えないといけない……。企画を考える頭の方は、ちょっと思考停止になっている。夕方慌てて、少し、テーマの分類を箇条書きにしてみたけど、なかなか思い浮かなばいなあ。情報インプット、いろいろな人との議論がかなり不足している。劣化しているんだからそれを補わないといけないのだけど、なかなか……。

 いい天気なんだから、気分転換もしたいのだけどなあ。

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 昨日のETV特集は「琉球ノワール 1945-1972」。

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終戦から1972年の本土復帰まで、沖縄はアメリカの統治下におかれた。傷害、強姦(ごうかん)、殺人、軍用機の墜落…沖縄の人々に降りかかった米軍関係者による事件や事故。その詳細で膨大な資料が相次いで発掘されている。補償を求めるため、琉球政府が被害者の証言をまとめた文書。罪を犯した米兵らを裁く軍法会議の一部始終の記録。それらは今に何を投げかけるのか―。新資料の読み解きから、知られざる歴史に光をあてる。

 米軍占領下のくり返される米兵の犯罪と、沖縄の人たちの思いをまとめた貴重な記録ではある。それはやはり息をのむ。数少ない軍法会議のていねいに見つけ出して、そこから読み解く。高内さんのお仕事は、沖縄タイムスの記事を、ボクも紹介したことがあるとは思う。2021年頃から何度か報道されている。それにNHKが注目した。

 ただ、「もやもや」もつきまとう。新しい史料とはいえ、一方では、軍法会議の資料などは限定がかかる。この復帰前の時期、人権がないがしろにされていた現状はうきぼりになるが、それを温存されていく政治の構造はなかなか見えない。そういう沖縄の問題の深さを同時にボクらは考えないといけないようにも思える。

 ちなみにノワールとは、闇とか犯罪の意。

2025/12/02

NHK、米兵の沖縄での性犯罪報道を延期 関係者「高市政権に忖度」 制作現場からは抗議 政権発足翌朝から2週間後に

 何か変な夢は引き続いているが…。まあ、少しは楽かなあ。でも、やることの多さに対し、仕事の進行を考えると、だんだんと時間的に追い詰められてきて、気の弱いボクは、胃がキリキリする局面に入ってきた感じ。ちょっと落ち着かないとなあ。

 今日はとにかく、インタビュー①の原稿づくりを1章は感じがつかめたが、2章でいま悩み中。全体で、5章立て。午後には、インタビュー②の収録。いろいろトラブルがあってちょっと大変だった。その分、原稿化は手間がかかりそう。こちらもがんばらないと。

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NHK、米兵の沖縄での性犯罪報道を延期 関係者「高市政権に忖度」 制作現場からは抗議 政権発足翌朝から2週間後に(沖縄タイムス)
 NHKが沖縄の米兵性犯罪に関する全国放送を、高市早苗政権の発足と重なった「タイミング」を理由に、政権発足翌朝から2週間後へ延期していたことが分かった。複数の関係者によると、日米安保を重視する高市政権や世論への刺激を避けようと忖度(そんたく)した結果だという。NHKは本紙の取材に対し「総合的に判断している」と説明した。(編集委員・阿部岳、社会部・豊島鉄博)

 「米軍関係者による“埋もれた事件”」と題した特集は11月5日、朝の番組「おはよう日本」の中で全国放送された。入手した米軍側の捜査資料と日本側の資料を照合。沖縄で民間人が被害に遭った性犯罪容疑事件が2024年までの20年間に14件起きたが、日本側では明らかになっていなかったと特報した。

 特集は当初、1995年の少女暴行事件に抗議する県民総決起大会から30年の節目の翌朝、10月22日に放送予定だった。しかし自公連立の崩壊などを経て高市政権が放送予定前日の21日に発足する見通しが強まり、NHK内部で延期が決まった。

 複数の関係者は本紙の取材に対し、日米安保強化を志向する高市政権の発足と米兵性犯罪のニュースを同時に報じることで、NHKからの「メッセージ」と受け取られることを恐れたと説明した。このうちの一人は「時期的にナーバスとの判断があったと聞いている」と語った。制作現場からは抗議があったという。…

 タイムスの熱い記事。NHKはタイムスに抗議したそうだけど、現実に延期されているのだから。高市さんは、停波脅しをやった実績があるだけに、放送局の首脳部はナーバスになる。報道の死を意味する事態に、ほんとうに大きな岐路に立たされていることを痛感する。

 だけど、逆に言えば、高市さんの高支持率はこんな事態の中でつくられているわけだから。

 いろいろなことがいっぱい起こる状況のなかだからこそ、雑誌らしい、事実の積み上げや、大胆な切り口で、冷静に、知的に迫っていきたいなあ。がんばりどころだなあ。

 

 

2025/11/12

玉川徹氏 「新たに医療税のようなものか消費税をプラス10%」→医療費が2040年には30兆円増、社会保険でやっている限り応能負担にならない

 ちょっと、おどろくほどの睡眠。これで、心身がアップしていってくれればいいなあ。

 そんなに仕事がすすんでいる感じではないのだけど、企画相談メールを数本、原稿処理を1本、提稿作業を2本、あとは資料読みで、あっというために1日がすぎていく。

 夜は夜で、家事に追われる。余裕がないから、いろいろなことをきちんとできないという、いつもの悪循環のくり返し。体力ないから、無理ができずにいるという感じ。

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 なかなか、情けないけど、しかたがないかあ。

 

 朝からモーニングショーでは医療費問題。

 

玉川徹氏 「新たに医療税のようなものか消費税をプラス10%」→医療費が2040年には30兆円増、社会保険でやっている限り応能負担にならない(デイリースポーツ)

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が12日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演し、医療費の増加についてコメントした。

 番組では医療費の見通しについて厚労省の資料をもとに23年度は48兆915億円、40年度は78兆3403億円と約1・6倍になることを伝えた。

 玉川氏は「2040年は今より30兆円プラス必要なんです。消費税でいうと10%や12%くらいです。それが必要になる」と切り出した。「これをどういうふうに受け止めるのか。世代間の公平性を担保しないと払う気がなくなるので公平性を担保しなければいけないと僕は思うんですけど、公平性をなんとするだけではどうにもならないです。これから医学がどんどん進む。がんになったら治したいと思う。治すためには新しい治療ということになると軒並み高い。30兆円は医療費だけですよ。介護も増えてくる」と指摘した。

 玉川氏は「今まで借金をいっぱいしてるので金利が高くなると国債費も増えます。そういうなかで今何が行われているかというと、減税しましょうという話が行われている。どうしますか。本気で考えましょうよ」と将来を考えると減税どころではないのでは述べた。……

 番組では、現役世代の負担を強調。いつもの高齢者を現役世代で割って、その負担の大きさを示す図を紹介する。だけど、そこにはうそがあって、高齢者も働いているし、現役世代で非正規が増えていることは考慮されなかったりする。番組で、玉川さんは「医療費は半分が税金になっているんです。社会保険でやっている限りは応能負担になっていません。1000万円の収入の人と10億円の人は払っている保険料は同じです。10億円の人にそれなりに払ってもらおうとするには税にするのが一番分かりやすいんです。所得税であれば累進もききます」と言っていたけれど。専門家なる人は、消費税増税にもっていき、それこそが公平だという。しかも、なぜか企業の負担は除外される。

 不安が煽られる。不安があること、税金の使い方、税負担のあり方をふくめ持続可能な医療のありようを説得的に示さないと、その不安がきえないのかもしれないが、いずれにしろ、あおられている人に説得的に合意を広げるような、データに基づいた議論がどこまでできているかは、しっかり考えたいところ。同時に、これはそうとうしっかりした議論をしていかないと、煽りにもっていかれるような性格の問題だろうなあ。たぶん、ボクは担当しないのだろうけど、気になる大きなテーマで、なかなか本格的にできず、なかなか成功がむずかしいテーマでもあるなあ。

2025/10/06

遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人

 今日は午前中は病院。この年になると、いろいろな体の変化や不調がいろいろなところで出てくるという典型。午前中いっぱいかかる。とにかく、しっかり病院にかからないといけないけど、面倒は面倒。どこまでがんばるか? 難しいところ。

 

 朝から暑い。朝顔は今日も咲いている。

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 職場で仕事。今月原稿の追及ややってきた原稿についての今後の相談や、今後の資料読み、発注のお手紙書きなどなど。結構、仕込みもいろいろあわただしい。ただ眠い。孫相手疲れもやっぱりある。老人はつらい。

 録画していたテレメンタリープラスの「遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人」を見た。

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戦時中に朝鮮半島出身者を含む183人が水没事故で死亡した山口県宇部市の「長生炭鉱」。 市民団体による遺骨収集調査開始から1年余、ついに遺骨が発見された。 日本の朝鮮半島植民地化政策や、戦時下に国策として進められた石炭増産を背景に起きた水没事故。 市民団体は「遺骨が出てきたことでステージが変わった」と訴える。 一方、国は遺骨収集に慎重姿勢を崩さない。83年ぶりに日の光を浴びた遺骨に今の日本はどう映っているのだろう。

 前回、別のドキュメントを見たときは、とりくんでいる人の執念を感じたけど、あらためて、亡くなった人たちの無念さ、残された遺族の悔しさや悲しみをとてもすごく感じた。映像でうつされた靴と人のような形のものは、ご遺骨なのだろうか? ガマフヤーは3人の遺骨と明言していた。DNAもとれるのでは? 韓国では80人のDNAを用意している。無責任な態度しか示さない政治の責任。矛盾だらけの政治。この政治と言うものあらためて問わないといけないと強烈に思う。

 

 政治の先行きは見えないなあ。国会はいつから? 組閣はどうなるのか。本格論戦はまだまだ先だなあ。国民の苦難対策はどんどん先送りされる。

 中秋の名月はこんな感じ。

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2025/09/27

「報道特集」4週間ぶり放送 トランプ大統領が「分断煽る」「左派狩り」米国射殺事件の背景報道

 早朝仕事スタート。朝からあわただしく。

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 この花を見ると、ごんぎつねを思い出す。そして、いまはもうなくなった「ガイ氏即興人形劇場」のごんぎつねを、子どもといっしょに見に行ったことを。孫たちともこういう場が持てればいいんだけどねえ。

 

 さて、今日は、北の国に移動。とてもあわただしい。移動中は、来月以降の企画の資料読み。北の国に、昼過ぎについて、夕方まで来月?講演①の起こし作業にがんばる。さて、次に向かうぞ。

 

 世界は、もちろん日本もそうだけど、とても不安定で、悩ましい。そのことをどのように考えるのか。いくつかの角度、視点をいったりきたりしながら、考え続ける毎日。

「報道特集」4週間ぶり放送 トランプ大統領が「分断煽る」「左派狩り」米国射殺事件の背景報道(TBSテレビ)

 TBS系報道番組「報道特集」(土曜午後5時半)が27日、4週間ぶりに放送され、トランプ大統領に近い保守活動家チャーリー・カーク氏の射殺事件をめぐる米国社会の分断について特集した。

 番組では、21日に行われた追悼式の様子や、銃撃現場となったユタ州の大学周辺の声を、村瀬健介キャスターが訪れて取材。「大統領が分断煽る 異例の追悼式」とのテロップで、トランプ大統領が追悼式で、「過激な左派は非常に危険なことをする。私は敵対者が憎いし、彼らのためになることなど望んでいない。(カーク氏の妻)エリカ、申し訳ないね。いろんんな人が私に、敵の見方をするよう説得するかもしれないが、私は彼らに耐えられない」と語った様子が伝えられた。

 村瀬キャスターは「この事件は宗教的側面も強い。多くの人々は、カーク氏がキリスト教福音派の価値観を広める過程で殉教したと受け止めている」と前置きした上で「追悼式で印象に残ったのは、トランプ氏の側近たちが、カーク氏の銃撃事件について、敵、あるいは邪悪なものたちのとの戦いとして語っていたこと。敵と味方に峻別する状況は、分断という言葉以上に、抜き差しならない状況だと思いました」と語った。…

 この事件が、世界と日本にどれだけの影響をあたえることになるのか。注視をしつつ、重いお気分でいる。このトランプの発言が、どのような影響をあたえるのか。日本が、これだけ、ある意味で”気分として”の排外主義がぎろがっているなかで、これが何をもたらすのか…。政治的にも、先行きがいえないのかなで、次の日本社会のありようをうらなうような時期を迎えている。うーん。これはどうなんだろうか?

 

 TBSも報道より、スポーツだったなあ。

2025/09/12

奪われた「共生」の言葉 障害者なき対話に市川沙央さんは思う

 朝、やたらと準備に時間がかかる。少し前より、15分から20分時間がかかるようになっている。なんでだろう。行動がのろのろしているのかなあ。これも加齢なのかなあ。

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 フーフー言いながら職場へ。今日は会議がやたらと多い。これだけ余裕がないと、会議が続くのはちょっとなあ。いまはみんなやさしいから、いろいろ出されたことをきちんとぎろんしなくっちゃいけないから、よけいにたいへん。あとは、打ち合わせとかいろいろ。

 少し食道の具合が悪い。逆流性食道炎の持病持ちだけど……。夏の疲れか?

 

 今日は、朝からガツンとやられた感じ。

奪われた「共生」の言葉 障害者なき対話に市川沙央さんは思う(朝日新聞)
寄稿・市川沙央さん 小説家
 「対話でさぐる 共生の未来」

 昨年秋に東京ミッドタウン八重洲カンファレンスで開催された朝日新聞社主催の一大イベント「朝日地球会議2024」のテーマです。SNSでフォローする作家さんの登壇告知ポストから興味を持ち、イベント内容を公式サイトでチェックした私は、とても驚いてしまいました。〔誰ひとり取り残さず、すべての人が暮らしやすい持続可能な地球と社会について、みなさまとともに考えていく「朝日地球会議」〕。輝かしい理念に続いて紹介される70人近い登壇者は、すべて元気そうな人ばかり。障害当事者や家族あるいは支援者の立場の人すら、一人もいないのです。高校生・大学生ゲストの10人を含めれば、登壇者合計76人中のゼロ。20以上を数えるプログラム(セッション)のテーマにも、障害者に関するものは一つもないようです。では会場参加者のアクセシビリティはどうなっているのかと、事務局に問い合わせてみたところ、各セッションに手話通訳も同時字幕も用意されていない旨のお返事をいただきました。

 均質的な知性および移動や会話に困難のない健常な身体を持った人だけを76人も集めて、聴衆に聞こえや認知のアクセシビリティを保障する意志も感じられない「対話でさぐる 共生の未来」。朝日新聞は、いったい誰と、何と共生するつもりなんだろう。……

 市川さんの問いは、強烈かつ、直球。「誤解のないように言っておきます。私は障害者への配慮の不足を批判しているのではない。「共生」という語をめぐる思考の不徹底を問うているのです」と徹底している。

 もちろん、問われているのは、朝日新聞だけではない。私も問われている。私も、誠実に自問しなければいけないし、格闘(葛藤)しなければいけないのだと。

2025/09/02

古い友人と矢臼別へ

 一昨日に、北の国に移動。とても涼しい。埼玉の半分の気温に驚く。夜に、札幌出張で、いろいろトラブルがあった相方と合流。そのときに、京都から古い友人Mもやってきて合流。そんなわけで、急遽、昨日、今日は、その友人を案内。レアなところを見たいということだったので、昨日は、湿原→雄別炭鉱(古潭雄別歴史資料室を含む)→阿寒コタン→硫黄山→岸壁炉端のコース。そして今日は矢臼別演習所にある平和資料館に行ってきた。

 たぶん炭鉱後は、とても北海道らしい。そのまま万単位の人口のあった町が打ち捨てられて、残骸が残されているわけだし…。歴史資料室は、なんど行っても学ぶことが多いところ。こういう資料を発掘・保存に取り組ん人たちはほんとうにすごいなあと思う。硫黄山に行ったのは、囚人道路にかかわるところを見せたいなあと思ったからなのだけど、時間がなくあまり行けなかった。

 

 さて、今日は矢臼別。ちょうど自衛隊が155ミリ榴弾砲の訓練をしていて、ひっきりなしにすごい音が聞こえる。育てる会のSさんに案内してもらった。

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 実は、31日にBSTBS「報道1930」の戦後80年特別番組「日本人と“軍隊”」という番組をやっていた。布施祐仁さんは、この番組を高く評価していた。戦後の自衛隊について論じていたもので、たしかに、かつての戦争への歴史への無反省が、大きなゆがみをつくりだしていること、その点での自衛隊の現状がドイツとの対比でよくわかるもので、それは評価はできるものだと思う。だけど、その反省をめぐって、憲法9条や前文がつくられたわけで、その視点からの問いかけはどうだったのかは、ボクは疑問が残る。いまのような戦争が真横にある時代だから、絶対に戦争はダメで、権利として平和を求め、そのために軍隊をもたないとした視点からもっと自衛隊を問うことが必要なのではないのか。番組の出演者が、元幕僚長や中西寛、小泉悠氏だったこともあり、自衛隊の存在、抑止力というものが外交の前提となっての議論に終始していたし…。矢臼別にきて、川瀬さんの思いをいまこそ受け止めることの重要性を痛感する。そのことはもちろん著書もある布施さんはよく知っているとは思うのだけど…。「自衛隊は憲法違反」ということをやっぱり、掲げ続ける運動がないと、どんどんこの国の基軸はずれていってしまうと思う。

 ほんとうに矢臼別は、戦争のすぐ横にある。そのことを痛感した一日でもあった。

https://www.facebook.com/reel/1826360231597586

 

2025/08/29

ドラマ「シミュレーション」 「戦時下の性暴力」

 昨日は、午前中通院、今日もそう。可能な限り、いまいろいろ抱えている体の問題は解決したいなあと思い始めている。しっかり、体のことをきちんとしないと、ちょっとまずいなあとは感じている。この暑さに生き抜けない……。たまっていた実務をやりながら、次の手をうったり。今日は午後から、来月インタビュー①の収録。炎天下を歩いたので疲れた……。

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 取材先ではトンボがいっぱい飛んでいたなあ。

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 そうはいっても、季節は確実に秋に近づいているのかなあ。どうかなあ。

 

 少し前、合間の時間に、ドラマ「シミュレーション」を見た。

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猪瀬直樹のロングセラー「昭和16年夏の敗戦」を原案に創作を加えたドラマと、総力戦研究所の史実を伝えるドキュメンタリーを2夜連続で放送。日米開戦前夜の1941年夏、首相直属の総力戦研究所で日本とアメリカが戦った場合のあらゆる可能性がシミュレートされた。官僚・軍人・民間から選抜された若きエリートたちが導き出した結論は日本の“圧倒的な敗北”だった―。戦後80年の夏に送るこん身のNHKスペシャル。

 かなり力を入れて制作されたドラマなんだろうけど、遺族から抗議されるなどの騒ぎになっている。みんな、まずいと思いながら、時代の空気に抗えず開戦に向かっていく??? 当時の権力者の責任は、あいまいにされ、あたかも平和をねがって葛藤していたように描かれてしまう。そもそも、16年の開戦をドラマにすると、日中戦争が切り捨てられ、仏印への進出が必然視される。

 たぶん、NHKの上層部は、戦争責任を問いかけるような番組はつくりたくないんだと思う。そうした圧力のもとで、制作されるわけだからこうなっていくのかなあ。無謀な、やってはいけない戦争ということはわかるが、そのもとで展開された、植民地主義的抑圧と暴力はどこにいったのだろうか。

 ことしのNHKのもっとも力をいれたドキュメントは、たぶん「ETV特集 昭和天皇 終戦への道~外相手帳が語る国際情報戦~」だと思うけど、たしかに東郷手帳で裏付けられたことって大事なこともあるのだろうけど、このように終戦政局の話にしてしまうと、ここでも戦争責任はあいまいんされてしまう、加藤さんのコメントはそれはないよなあ。上記の番組も含め、吉田さんひとりでがんばっている。

 終戦政局ということでは文春も中公もそう。これがいちばん戦争責任を問わずにすむという判断なんだろうか。戦後80年の現状。

 正直言うとテレビや、保守系雑誌だけではない。朝日新聞は、数日前、オピニオン欄で「戦時下の性暴力」を特集した。個々の発言は、学ぶところの多いものだったのだけど、気になるのは、その構成。山本さんが黒川村の話、越智さんがウクライナの話、え、日本軍「慰安婦」の話はどこにいったの??? 深沢さんがご自身の小説で、やっと「慰安婦」についてふれるのだけど、聞き手の関心は女性の人権。それはそれで大事なのだけど、女性への抑圧が、植民地主義的暴力とむすびついておこったのが「慰安婦」問題の一つの面でもある。それがどれだけ軍の手で組織的に、大規模におこなわれ、女性を苦しめたのか。そのことが、このテーマでとわれなくっていいのかなあ。

 戦後80年、ほんとにボクたちはどんな地点に生きているのだろうか。よくよく考えたい感じがする。

2025/08/24

【戦中写真から見える検閲とフェイク】

 とにかく今朝は、朝から2時間半ほど、家事、掃除、洗濯。日常生活を取り返さないと。

 朝顔は結構咲いているけど、花が小さいなあ。

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 ゲラ読みを3本。校正のやりとりも3本。そういう目先の仕事におわれながら、来月インタビュー①の資料読みをすすめる。今日も、あっという間に終わっていったなあ。夕方、息子①に頼まれものを私に、ついでに孫①②といっしょに夕食。「じーじ眠いの?」と、孫②から。疲れているのを見透かされている。反省。

 なんだか、このままではダメなんだけど。それだけはわかるけど、では、ということがわからない。だからこそ、インプットをもっとしないといけないんだけどなあ。

 

 昨日の報道特集。


【戦中写真から見える検閲とフェイク】
戦時中、新聞カメラマンが撮影した
6万点以上の写真。
「こういうものは捨てちゃダメだと」
掲載不許可のワケとは…
 我が家の蔵書も立派なもので、こんな本がある。
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 その毎日の不掲載写真の写真集。いつ買ったのかな、なぜ買ったのか、どんな問題意識だったのかはよく覚えていない。だけど、こういう本をパラパラみていると、番組が言っていたような、そこで撮られていない戦争の事実と言うものがある。大きく、そのことがまず問われるべき。と、同時に、残された写真から垣間見えるものも、いろいろありそうでもある。なんとなく、番組は、一般論で終わっていて、もう少し、つっこんでほしかった印象が残る。こういうテーマでもきちんと勉強してみたいものだなあ。
 今年の8月ジャーナリズムはどうだったのだろうか。正直、グサッと刺さるものは少数。何か、軸がずれている。市民が排外主義者になったとは思わないけど、排外主義批判が弱くなると、なんとなく許容される排外主義の幅が広がってしまう。歴史修正主義も同じ。そこでもメディアの役割と責任は大きいはずなのに、その責任があいまいになって久しい。

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