メディア

2025/05/10

体験談を積み重ねて見いだした「軍隊は住民を守らない」 平和教育の専門家、西田氏の「謝罪」による沖縄ヘイトを危惧

 早朝仕事は雨。この年になると雨の配達は結構、危険。ヒヤッとすることがたびたび。

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 ちょっと時間がかかった。

 さて団地の草木も、鬱蒼としてきたなあ。

 昨日の夢は、バスのなかで眠ってしまい、どこか遠くに行って、迷っているという夢だった。朝からいろいろ疲れている???

 今日も朝から、シンポジウム①の原稿づくり。基本、形はだいたい。あとは長さの調整をどうするのか。明日中には、原稿づくりはやりきりたいなあ。月曜日には、仕上げて発信したい。原稿は4本もやってきている。読み込んだり、提稿もしなくては! 仕事山積み!!!

 

 沖縄のメディアはしっかりやっているなあ。お世話になっている山口さんの談話が沖縄の新聞に。西田の話は教育にかかわるものだったし、大事だね。

体験談を積み重ねて見いだした「軍隊は住民を守らない」 平和教育の専門家、西田氏の「謝罪」による沖縄ヘイトを危惧(沖縄タイムス)
[踏みにじられる「沖縄戦」 緊急インタビュー](3)琉球大学教授(平和教育) 山口剛史さん(53)

 沖縄戦研究は体験者の証言を積み重ねた上で、丁寧に精査してきた。それを基に「軍隊は住民を守らない」という本質を見いだしている。ゆがめてはいけないベースを築き、沖縄戦の記憶を継承してきた。だが、西田昌司参院議員はその事実を見ようとしていない。「自虐史観を克服する」と、自分にとって都合のいい歴史観を述べている。学問的にも、沖縄の平和教育の積み重ねに照らしても、受け入れられる姿勢ではない。

 「米兵にも日本兵にもいい人がいた」と一面だけを捉える人がいるが、沖縄戦の本質、実相を知らずにそう考えるのは危険だ。事実を基に背景、構造的な問題を学ぶ。その繰り返しが大切。固まった歴史観を解きほぐすことにつながる。

 西田議員にはぜひ、体験者が伝えてきたリアリティーに向き合ってほしい。例えば日本兵だった人が表向きは誇りを持ったように見えても、実は心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しんでいるかもしれない。個人の歴史に沖縄戦がどう刻まれているかを掘り下げると、戦争がいかに醜いか、人が人でなくなるかが見える。それが戦争を知るということ。……

 結局、認識を豊かにしていくには、さまざまな個々の聞き取りの集積しかない。そういうとりくみが沖縄でおこなわれていて、その集積を生かした教育実践が積み重ねられてきたということ。そういうなかで、「軍隊は住民を守らない」ということを見出した。そういう沖縄の取り組みを西田氏自身は見ていない。だから、カッコつきの謝罪だけをしてその場をつくろうが、事実認識は撤回はしないと。

 こちらのメディアは、どこまでがんばれるのかなあ。ほんとに、沖縄戦をめぐる歴史修正、歴史否定、ねつ造はくり返されている。良識的な放送人から島田知事についての歴史修正は平然とおこなわれたし、それへの批判は本土メディアではほとんどなかったし……。ほんとに無関心だから。くり返すが、いま問われているよなあ。

 

2025/05/09

自民・西田議員、「歴史の書き換え」発言を削除 「非常に不適切だった」と沖縄県民に謝罪

 やっぱり、慌ただしい。昨日は、会っておかないとと思っていた人にあえて、とてもよかった。宿に戻って、いろいろ自分のかかえているものの大きさに、ちょっと心がしんどくなって、飲みなおすと、飲み過ぎてしまった。今日は、午前中、近場の少し戦跡を歩く。

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 いずれにしろ、例のよって、収録をし、会わなければいけない人に会い、それでトンボ帰り。夕方にはすでに東京。以前のようにいろいろ見に行ったりという余裕はすっかりなくなったなあ。家に帰れば、すぐ家事と仕事。明日は早朝仕事だし。ほんと慌ただしい。

 来月インタビュー①を設定できそう。この夏までがいちばんの試練だろうし。

 

 仕事の方は、シンポジウム①の原稿づくりだけど、あまりすすまず。ここにきて、思っている以上に体がお疲れモード。膝との付き合いもいろいろ難しい。うーん。

 

自民・西田議員、「歴史の書き換え」発言を削除 「非常に不適切だった」と沖縄県民に謝罪(沖縄タイムス)

 自民党の西田昌司参院議員は9日午後、参院議員会館で記者会見し、ひめゆりの塔(沖縄県糸満市)の展示を巡り、「歴史の書き換えだ」などとした自身の発言の一部について「非常に不適切だった」とした上で「訂正、削除させていただく」と述べた。

 西田氏は発言に対する批判を受け、県内にいる知人に依頼し、改めて事実関係を調べたと説明。

 ひめゆりの塔について「県民の皆さまにとって本当に耐え難い、大きな苦しみの歴史、大きなトラウマとなっていることを改めて痛切に感じた」と話し、「丁寧な説明なしにひめゆりの塔の名前を出して講演したこと自体、非常に不適切だった」と強調。……

 この人は、問題の発言も、まったく大雑把で、事実にもとづかない、内容のないもので、ただ、相手を攻撃するだけのものというものだったけど、謝罪も軽いなあ。何が問題なのかについては、非常に表面的というか、避けているんだよなあ。それだけに、メディアの報道の仕方もとわれるというもの。

 沖縄戦の研究者のところに、テレビ局から取材のお願いがきているのを目の当たりにしたかと思うと、今日は、ボクのところに沖縄戦研究者の連絡方法の問い合わせが、くりかえし来たり。自分たちも、この期に、しっかり、学びなおしたり、問題の本質を考えたりしたいところ。

2025/04/29

「玉木首相」なら即解散? 「地下アイドル」脱した党首が目指すもの

 うーん。今日は何の日か? なぜこういう休日があるのか? いろいろな祝日のなかでも結構、理解しにくい日の1つでもある(笑)。そんなわけで、朝から、ひきつづき来月インタビュー①の原稿づくり。だいぶ乗ってきたかな? まだ、構成などにも迷いがあるし、整理を大幅にしなければいけない部分もあるし、補強が必要な部分があるので、それなりの形になるまでには作業は必要だけどね。

 午後から、少し息抜きのために温泉に! 久しぶりの温泉。体の中にたまった疲れがどどっと出ていく感じがする。久しぶりでほんとによかった! 感謝!感謝!

 来月インタビュー②の準備を少し、来月シンポ①の作業を少し。

 

 しかし、北の国は、今日はすっかり冬。なにせ雪まで降ってくる。温泉での、露天はほんとに寒かった(笑)。

 部屋の中で、じっくりする時間が多いなあ。

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 朝日新聞が、「国民民主党の研究」というのを始める。

「玉木首相」なら即解散? 「地下アイドル」脱した党首が目指すもの(朝日新聞)
 4月12日、東京都文京区のホール。中央大の新入生に講演した国民民主党の玉木雄一郎代表は、質問攻めにあっていた。

 「次は……」と指名に迷う玉木氏。熱意のあまりマイクを離さない学生には、「みんなの時間を大切に」とたしなめる場面もあるほどだ。

 黄色に青のストライプ。「国民民主カラー」のネクタイを着けた池田大蓉(たいよう)さん(18)は新人議員の教育について質問した。玉木氏のユーチューブ動画などを見て政策に共鳴したといい、将来は政治家を目指している。「この党は若さがみなぎっている」と魅力を語る。

 街頭演説の雰囲気も独特だ。15日の同板橋区では、玉木氏と榛葉賀津也幹事長の顔をくりぬいた写真を掲げる人の姿も。聴き入る多くは20、30代。男性が目立つ。

 榛葉氏の「ファン」を公言する都内の会社員男性(35)は「国民民主の議員は政治家っぽくない。キレの良いしゃべりで、会いに行けるアイドルのような感じ」。毎週の定例会見のチェックも欠かさない。

記念撮影にサイン…盛り上がるファン「推し活みたいな感じ」
 19日の大阪駅前の会場では若者を中心に100人以上の列ができていた。目当ては玉木氏との写真撮影だ。名古屋市から新幹線で駆けつけた研修医の女性(25)は、SNSで演説日程を確認。「行ける範囲であれば行く」と決め、玉木氏を追いかける。「写真撮影やサインもしてくれるし、推し活みたいな感じ」と話す。持参した玉木氏の著書には「念ずれば花ひらく」とのサインがあった。

 集まった人からは「他の政党が打ち出す支援策は対象者の多くが高齢者。国民民主は将来を担う若者を見てくれている」との声もあった。…

 朝日が注目するのは、「若者目線」。これまで、自民党以外の多くの政党は若者の視野の外にあったと言われてきた。なぜ、若者の視野の中に入るようになったのか。朝日は、支持を急伸させたことを示す象徴的な数字として、党の公式ユーチューブ登録者数をあげる。衆院選直前の昨年9月は約4万5千人。この時の朝日新聞の世論調査の支持率は1%。それが投開票日の10月27日には10万人、翌月の11月末には20万人に。今年4月には約26万人に達し、東京都渋谷区民の数を超えたという。この7カ月で規模は5倍以上に拡大、支持率も12%に伸びた、と。

 では、どのようにすれば、ユーチューブの登録者数は増えるのか。年収の壁ということを朝日はとりあげているが、感覚的に、わかるということと、もう一つよくわからないという両面がある。今後のことも含め、単純に考えられないということも多い。

 一方で、共産党は、なぜ視野のなかにはいってこないのか。これも、よく言われるような共産党のありようの問題もあるとしても、同時に、それだけではすまないこともあるように思う。ここでも単純じゃないなあ。

 ずっと言われてきたポピュリズムということや、政策の根拠になっていくことへの責任ということももちろんあるだろうけど。
 だけど、結局、いま多くの政党が正面から答えていない問題はあまりにも多い。そして、そんな政治がずっと続くのだろうか?

 いまはいろいろ苦しいとき。苦しいときこそ、原理的なことも含め、根源的なこと、歴史的なことから考えたいということはあるのだけれども。

2025/04/19

NHK 「ETV特集」再放送延期&配信停止は「取材を深めた上で、改めてお伝えしたい」

 疲れが出てか、朝の寝起きがしんどい。よく覚えていないが、なんか変な夢をみたし、朝から夢と現実がいろいろ交差している変な感覚。

 少し、掃除をして、それから、来週の来月インタビュー①の準備をして、ゲラのやりとりメールをして、あとはゲラ読み。工場はほかの用事でバタバタするので、土日で、そこそこゲラを読んでおかないといけない。というわけで、余裕のない週末。だけど、疲れが出て、なかなかすすまない。

 今月号も最後の局面。うーん、うまく着地してくれるのかなあ。心配も多いし、気を引き締めないといけない。

 しかし、今日は、気温もぐっと上がって、それがまた体にこたえるなあ。

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 ちゃんと全部見ていなかった「覚えのない殺人」を見る。大森美香さんの脚本。大森さんの作品って、イメージとしては、前に進む人という感じ? でも竹内結子ものもあるしなあ。これは、テーマは「老い」。小林薫も、尾野真千子もいい。

 年をとると、頑固になる。それは自分も含め、まわりもそうだ。なかなか調整は難しい。一方で、できないことが増える。いろいろな世代の人が補い合っていけばいいのだけど、現実はなかなか難しいの常だなあ。

 

 ここのところ気になっているニュースがこれ。

NHK 「ETV特集」再放送延期&配信停止は「取材を深めた上で、改めてお伝えしたい」(スポニチ)
 NHKが16日、東京・渋谷の同局で定例会長会見を行い、NHK・Eテレのドキュメンタリー番組「ETV特集」で「フェイクとリアル~川口 クルド人 真相~」の再放送が延期された件について言及した。

 同番組は今月5日に放送された番組で、9日に再放送予定だったが、急きょ延期を発表。見逃し配信も停止されている。

 この理由について、担当者は「編成上の都合で再放送を延期し、それに合わせて、NHKプラスの配信も停止をしました」と改めて説明。今後については「より取材を深めた上で、改めてお伝えしたいと考えております」と説明した。……

 NHKは当然、放映前に、局内の審査というか、チェックをへているわけだから、その後の外からの声(ヘイト)に屈したとしか思えない。そのぐらい、異様な事件。

 異様と言えば、今日の報道特集は、前半の特集は…【さらに広がるネット中傷の実態】。誹謗中傷を受け、ある男性が命を断った、遺書で名指しされた人物は・・・「後悔ですね、それは」さらされた住所

 立花孝志と、その周辺の人々による動き。ほんとうに恐ろしい。いったいどういう時代になったのか。

 後半の特集は、JR宝塚線の事故20年に涙。あのとき、いろいろつきあたったJRの利益のための構造的問題。それはいまどうなっているのか? 

2025/03/31

日米の国防、防衛大臣会談、予算成立へ、フジの第三者委員会などなど

 ここのところ、仕事の夢を見る毎日が続く。






 なかなか、インタビューや座談会の日程が決まらない。おまけに体のあちこちが痛く、目の前の原稿に集中できない。(;´д`)トホホの日だなあ。それでも、夕方には一件、途中経過的なメールが届く。原稿のほうは、まだ、事実関係的なことがらを打ち込む段階なので、海のものとも山のものともわからない段階。もっと、がんばって、うまくすすむようにしないとね。
 しかし、まだまだ寒い毎日。こちらは海が近いからウミドリが。
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 お昼と、夕方には、買い物に出かけたり、少し歩いたりした。その夕方には、家事の中で一番苦手な、繕い物までした。目が…。糸通しの使い方を忘れていて、針に糸を通すのが大変だった。あとで思い出した!
 昨日から今日にかけて大きなニュースが続く。
 日米の国防、防衛大臣会談。いろいろ深読みしてしまう(苦笑)。
 ヘグセスやコルビーの国防ラインは対中強硬派。それとトランプのあいだには、矛盾があるにちがいない。国防当局は、日米軍事一体化をさかんに演出するが、トランプのほうは、対中緊張は堅持しつつも、実際には、習近平との取引も考えているような…。もちろん、日本には、その緊張堅持の負担をいっそう押し付けてくるのだろうが、だけど、同盟のなかでの役割分担というより、しもべのように使いたいところだけを使うという関係で、撤退するところは平気で撤退しそう。在日米軍司令部問題もそうだろう。いずれにしても、これまでの国際関係の中でつくられてきたもははぶっ潰して、いろいろな意味で、バイデン時代とは違うステージにはいっていくのかなあとも。それが、現実の軍事的なプロセスをどれだけ、よく理解してのことなのかもよくわからないから、今後どうなっていくのかもなかなか見通せない。従来の枠組みでは理解しにくい時代なのかもしれないなあとも感じる毎日。

 「沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対を掲げる「オール沖縄」勢力の政党会派会議は30日、夏の参院選の統一候補に沖縄大学教授の高良沙哉氏(46)の擁立を決めた。会議座長の山内末子氏らが近く、出馬要請を行う。高良氏は受諾する見込み。」というニュースも。うれしいなあ。そのとおりすすめばいいなあ。そして、絶対に勝ってほしいなあ。
 国会では、参院で予算が通って、衆院にもどってと。そもそも、参院で予算を審議中に、修正に関連して衆院でも審議が行われるという異例の経過を。これは、この衆院に戻すことを前提におこなわれたとも読める。つまり、野党が逆に、修正を人質に予算審議を進行させることを強いられているという構図ともいえる。そのぐらい、野党の自民党との駆け引きは、弱気で、勝ち取っている点は小さい。おまけに、政治改革でのこの進行は。ここまで、自民党が延命されてしまう事態をつくりだしているのは何なのか、よくよく考えたいところだなあ。
 そして中居氏の事件のフジの第三者委員会の報告が出た。中居氏の性暴力の認定、事件が仕事の延長線上にあったこと、類似の事件があったこと、フジの対応の問題など、重要な内容が書かれている。中居氏の問題もいろいろうきぼりになる。いろいろこのテレビ局、そしてそれにとどまらないこの社会の問題をしっかり考える契機にしないといけないと痛感させられる。
 たくさんのことがつきつけられる1日。しっかり、しないといけないなあ。

2025/02/26

30代の支持率、自民が3番手に転落 国民民主、れいわの後塵拝す 産経・FNN合同世論調査

 ブログの方からは昨日の記事が消えているのはなぜなのか? もうちょっと様子を見て、復活しなければ、再度、アップするようにしなくては。

 今日は少し、暖かい。服装が難しい。来週はまた相当寒い日もあるようだしなあ。

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 今日は、来月インタビュー①の起こしを引き続き。後は、いろいろ情報収集。なかなかたいへんだなあ。いわゆる高校授業料「無償化」が合意されたとか。公立は、どうなるのとか、テレビではいろいろ報じられているけれども、そもそも高校の様相が相当変わってきている。そういうなかで、たしかに、私学への「教育要求」が高まり、競争が激化する懸念もある。子どもたちの、若者期への成長・発達を支える高校のあり方そのものもよく議論したいものだけど、なかなかそういう議論はみられない。そういう教育学的な接近も、あまり見えなくなっている気がするなあ。ボクたちが高校教育本をつくって、もう10年以上たつのだけれども、高校いついて、ほんとに議論したいところだけどなあ。

 来月インタビュー②の資料を集めているけれども、本がみつからない、その捜索にだいぶ時間を使ったけれどもまだ見つからない(涙)。

 後は実務を少々。なかなか、不安定で先が見えない日々を手探りで。何とかなる? 何とかする?

 

30代の支持率、自民が3番手に転落 国民民主、れいわの後塵拝す 産経・FNN合同世論調査(産経新聞)
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が22、23両日に実施した合同世論調査で、若年層の政党支持率に「異変」があった。18~29歳では国民民主党が18・9%でトップとなり、自民党の11・8%を上回った。30代では国民民主が15・9%、れいわ新選組が14・4%となり、自民は11・2%で3番手に甘んじた。

 40代のトップ3は自民19・4%▽国民民主11・9%▽れいわ11・5%-の順。50代は自民31・1%▽国民民主8・7%▽日本維新の会6・5%-だった。

 60代は自民24・1%▽立憲民主党12・1%▽国民民主8・6%-など。70歳以上では自民42・6%▽立民12・5%▽公明党5・4%-だった。……

 もちろん、産経的バイアスもかかっているのだろうけれども、それでも、1つの傾向なのだろうか。新自由主義的な改革をすすめる国民や維新のポピュリズム、それが客観的に国民の願いを実現するものではないのだろうけれども、この任期はいつまで続くのか。裏付けのないえいわの政策の人気はどうみればいいのか。正直、わが社は埋没していて、見えてこないなあ。どうすれば、われわれの訴えが届くのか? 方法の問題とともに、訴えの内容ももう一度、しっかり考えないといけない。そして、こういうことと運動そのものが見えないことと、それをどうつくっていくのかということと、必要な対話、そのうえに学ぶことがつくられていくのか。ものすごく、大きな課題が突きつけられている感じがする。

 模索とともに、ぶれちゃいけないなあ。国際情勢では、ほんとにトランプに振り回されていることもすくなくなっているだけに。ウクライナをめぐって、うーんなかなかねえ。

2025/02/02

「崩れゆく世界遺産 軍艦島を守れ~閉山50年 よみがえる生きた証~」

 

 日曜日はしっかり休もうと決意して、今日は午前中は、休養もかねての散歩。1万歩強歩いた。

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 まだまだ、知らない街だから、いろいろ発見がある。途中で小学校のグランドで水を撒いてスケートリングをつくって、競技会をやっているのをはじめてみた。やっぱりすごいなあ。それでも今日は温かめ。道が凍り付いていない日は、少し歩きたいなあ。

 午後からも、しっかり休養をと思っていたけど、結局、仕事関連の資料読み。来月(3月)インタビュー①の資料読みだな。仕事をためるとあとがつらくなるという、しんどさ恐怖症に追いまくられる次第…。

 

 夜は、BSで「崩れゆく世界遺産 軍艦島を守れ~閉山50年 よみがえる生きた証~」を見る。「人形と鉄筋コンクリートと炭鉱作業員が交差する異色ドキュメンタリー。」と銘打つが、戦後の歴史を引っ張ったこと、そこでさまざまな人生があったことはわかるけど、それそのものは大事だことだとは思うけど。戦前からの歴史を扱いながら、納屋制度と言われた、朝鮮人強制労働にはふれないし(否定もしていないが)、労働の過酷さ、関連して、ここでも切り離せないはずの、労働運動の姿はまったく出てこないのは、ドキュメントとしてはどうなのか。産業の発展を引っ張った美しい姿が。最後にナレーターは、光と影と言っていたけど、その闇は、どうも描かれないなあ。明治産業遺産として、安倍さんがここを美化しようとしたことと重なってくる。なんとなく、静かに歴史の修正が積み重なっていかないかは気になるところでもある。

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2025/01/23

絵本作家のいわむらかずおさんが逝去 フジテレビ労組、組合員が急増 専務が労組とのやり取りで辞意表明

 朝は曇。昼はもう少し晴れてきた。

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 今日から工場籠城。基本、1日ゲラとにらめっこ。順調すぎるのが逆に怖いところ。明日も、気を絞めて集中してがんばろう。

 

 いわむらかずおさんが昨年12月になくなっていたことが、明らかになった。

絵本作家のいわむらかずおさんが逝去されました。

いわむらかずおさんが、2024年12月19日に逝去されました。
85歳でした。

ご訃報に接し、在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。

1983年、絵本『14ひきのひっこし』『14ひきのあさごはん』を同時刊行して以来、描き続けられた「14ひきのシリーズ」は、国内にとどまらず世界の子どもたちに愛されています。

〈家族と自然、それは国や時代を超えて、わたしたちに生きるよろこびを与えてくれる、心の拠り所です。〉

いわむらさんが作品にこめたこの思いを、私たちはこれからも作品を通して多くの人々に届けていきます。

                                 2025年1月 童心社

 

 14ひきのシリーズは、家にも何冊もあって、子どもに読み聞かせたし、孫たちも読んでいるみたいだ。「トガリ山のぼうけん」は、保育園で前進座を呼んで、観劇会をやったなあ。本もあったと思うけど、どこにあるのかなあ。二男の部屋のどこかにあるのかも。いわむらかずを絵本美術館には、学童のキャンプでいったなあ。ほんとうに田舎にあり、農園もあって、14ひきの世界が再現されていて……。いまの子どもたちにもいろいろな体験をさせてあげたいなあ。

 

 さて、中居氏のトラブル報道を契機に問題となっているこのこと。

 

フジテレビ労組、組合員が急増 専務が労組とのやり取りで辞意表明(朝日新聞)
 タレントの中居正広さんが起こした女性とのトラブルにフジテレビ幹部社員の関与があったと報じられた問題を受け、フジの労働組合の組合員が急増している。フジ労組によると、先週始めは80人ほどだったが、23日時点で、500人を超えたという。また、複数の関係者によると、21日に人事担当の川島徳之専務が労組とのやりとりの中で、問題の道筋がついたら辞任する意向を示したという。……

 

 問題が大きく、深すぎて、いま何を考え、発言することが大事だろうか。いろいろな面から論じないと。いろいろなことをよく見ないと。同時に、背景にあるテレビそのものの構造問題もあいまいにできない気がするなあ。なぜ、こんなにテレビは「闇」が深いのか。テレビ局と、企業と、政官との一体の構造が、大きく影響していないのだろうか? どうも、フジだけど問題ではなさそうだし……。ふり返って見れば、重大で深刻な話は、いろいろなところででてくるわけで……。そしてそれと一体にものが言えぬ体制もあって。

2025/01/15

「『オールドなもの』への敵意──左右対立の消失と新たな争点」、【詳細】内乱首謀した疑いで拘束 ユン大統領 取り調べ終了

 チューリップの芽が出てきている。

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 寒いけど、その先にはやっぱり春が近づいているということかなあ。なかなか気持ちはそうにはならないけどね。厳しすぎる、今日の買い物も、えーこんなにするのって感じだし……。どんどん、お札が飛んでいく。

 昨日は、相方さんが自動車で暴走して、怖い思いをして、家に帰ったら、近所のこどもたちが家を占拠していて、そこに北陸のばあちゃん(ずいぶん前に亡くなっている)がやってくる夢。朝がやっぱりしんどい(笑)。

 今日は、提稿が4本。その後、来月企画のやりとりと、今月インタビュー②の日程決めと、その内容をあれこれ考える。頭を化学の世界から、政治の世界へ大転換中。結構、それだけでストレス。

 

 『世界』にのっていた、伊藤昌亮さんの「『オールドなもの』への敵意──左右対立の消失と新たな争点」を読む。あいかわらず面白いなあ。いまの政治を読む上で、新自由主義がポイントになるというのがボクの考えだけど、伊藤さんは弱者のためのネオリベラリズムという。弱者が、新自由主義を内面化し、支持していくメカニズムがつくられていっているというわけだ。それで自分たちが助かるわけではない矛盾。だからどうすればいいのかには必ずしも答えがあるわけではない。すでに、中高齢者も含めて、崩れてしまっている、事実を認識する、政治的教養を、共に学んで身に着けるしかないんだろうけれども……。

 

【詳細】内乱首謀した疑いで拘束 ユン大統領 取り調べ終了(NHK)
 韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が「非常戒厳」を宣言したことをめぐり、警察などでつくる合同捜査本部は15日、内乱を首謀した疑いでユン大統領を拘束し、取り調べを行っていましたが、複数の韓国メディアによりますとさきほど午後9時半すぎに取り調べは終了したということです。
 ソウル近郊にある捜査機関からは、大統領を乗せたとみられる車が出発し、大統領は拘置所に移送されたと伝えています。……

 ニュースでは、韓国では、与党の支持が回復していて、それを背景にした出頭と盛んにいっていて、韓国の民主主義について懐疑的な報道をする。日本のメディアは、韓国の右派ジャーナリズムに同調的だから、そこは割り引いてみる必要があるけれども、道は単純にすすむわけではない。それでも、民主主義の力を発揮する努力や模索、そこにある議論をしっかり大事にすることが大事だとは思うのだけれども。

 スマホ写真で再現は全然できないけど、月がきれいだなあと、家に帰る道で、感じた夜。

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2024/10/20

「ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像」

 今日は、朝から草取り。草ぼうぼうだったところをすっきり。

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 結構な朝からの労働。その後、植栽の作業を1時間ほど。その後、会議。うちの団地は、とにかく、木が多い。理事会の原簿に登録されていない、いつどのように植えられたのがわからない木が多い。それだけに、対応もなかなかややこしい。結果として、団地の共有物なのだろうけれども……。「団地のふたり」は建て替え問題。うちはまだまだだけど、管理にかかわるいろいろな話、身につまされる。

 

 今日もゲラ読み。それから資料読み。インタビュー内容のメールをつくって送信などなど。とにかく、いろいろ忙しい。ただ、活字を読むと、すぐに眠くなる。これは病的な状態で、仕事に支障をきたしている。加齢によるものと言ってしまえば終わりだけど……。ここは何とかしないといけないなあ。どうすればいいのかよくわからないけど。

 

 一人でできる選挙活動も少し。

 

 NHKスペシャル。「ジャニー喜多川 “アイドル帝国”の実像」

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ジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏。日本エンタメ界のカリスマでありながら、長年に渡り、少年たちへの性加害を続けてきた。なぜ誰も彼を止められなかったのか―。アメリカ日系人社会での知られざる来歴や、ジャニーズ草創期を知る人物の貴重な証言から、早い時期からのジャニー氏の性加害、そして姉・メリー氏がそれを“隠蔽”してきた実態が浮かび上がる。メディアも加担して築かれた“アイドル帝国”の実像とは―

 うーん。ジャニーズ事務所がちゃんと反省していないし、問題はまだまだ解決していないというのはよくわかった。ただ、犯罪の重大性に比して突込みはこれで十分なのか? メディアとの関係もNHKの元理事で、ジャニーズに転職した人を出してきたのも、一歩前進で評価はできる。ジェニーやメリーの異様さは光をあてるが、免罪もして見せる。話が、散漫になっている感じで、結果として、ジャニーズ事務所への突込みに比して、メディアとりわけNHKへの突込みはどうだなのか? テレビ東京の関係者や講談社の関係者などに語らせる、もっとNHKの関係者がなぜ語らないのかは不思議。だから、なぜ、メディアを支配したのかへの構造への突込みはいかにも中途半端に感じるというのが率直な感想かなあ。いまなお多くのタレントは以降会社にいて、NHKもその出演が解禁される。構造は解決したのか?

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