平和

2020/12/02

性差の日本史

 今日は、朝から佐倉に! 国立歴史民俗博物館の「性差の日本史」を見に。

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 佐倉は何回目だろうか。最後に来たのは、現代のコーナーがオープンした時だから、10年前か。久しぶりだなあ。

 さて、話題の「性差の日本史」、古代からみはじめて、古墳時代、男はたたかいにかまけて、女たちがしっかり働いている。やっぱり、女が偉いんだよなあと思ってしまう。近代から中世にかけての女性像は、しっかり働いて、社会の切り盛りする姿だなあ。それが、どんどん、男性支配社会になっていくのだけど、そのなかでも、女たちは、したたかに生き、働いていたことがよくわかる。それをまるで抑圧し、排除するかのように、まず、観念のうえでの男性支配がすすんでいくという感じがする。近世になるとかなり、男性支配がひろがるが、そのなかでも、江戸で働き、地位を築く女性の姿に息をのむ。最後も結婚(再婚)せずに、家の土地を継いでいる。性の商品化、遊郭から公娼制への歴史を見ても、江戸むけ、形成されていく女性の困難は、明治になり質的に変化する感じがする。そして、現代へ。いずれにしろ、抑圧の強まりと、そのもとでの女たちの生きざまの歴史なのだ。

 もちろん、戦争も加害も、「慰安婦」も描かれるわけではない。そのことはそれ自体で問題なのだろうけれども、性差の形成の過程で生きている女たちの生きざまに、いいようのないすごさを感じて感動もする。形成された困難は、これからどんどん変わっていくとも。個人的には、古代から中世にかけては、とても発見も多かった。近代の、遊郭の姿は、ボクの記憶にある飛田の遊郭の内部と同じ感じだったなあ。そこにいた人の人生も少し頭をよぎった。

 先に仕入れていた図録も、もう一度、しっかり読んでみたいと思った。

 企画展で、くたくたになって、常設展は、ほとんどパス状態。だけど、この写真はね。

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 少し、連隊跡を歩いてみた。

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 せっかくの戦争遺跡なのに、ほんとうはきちんと、国なりの責任で整備され、学習の場にすればいいのになあといつも思う。だけど、ほんとうにきちんと整備される戦争遺跡というのはあまりないんだよなあ。いちばん残っているのは実は、自衛隊の基地のなかかもね。


 相方たちのチームの調査の速報が発表されている。結構大事な調査です。休校・生活制限等による障害児とその家族の生活困難・ニーズ調査結果
 くわしく紹介したけど。これは、明日かな。まず、ぜひ、見てくださいな。

2020/11/26

ナチスとアスペルガーの子どもたち

 昨日は、女性に対する暴力撤廃の国際デーだった。中満泉さんによると、シンボルカラーはオレンジだそうだ。だから、連帯。

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 今日は、職場で、次の企画の準備。だけど、眠いなあ。電話したり、メールしたり、資料を読んだり。うーん。

 夜は、フランケンシュタインの誘惑を見た。「ナチスとアスペルガーの子どもたち」

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 科学史の闇に迫る知的エンターテインメント。今回はアスペルガー症候群の名前の由来となったオーストリアの小児科医ハンス・アスペルガー。知的障害を伴うとされてきた自閉症の概念を塗り変えたアスペルガーは、これまで、第二次大戦下ナチスが行った「障害児安楽死作戦」から子どもたちを守った「良心の医師」とされてきた。しかし近年の研究で、彼には全く別の「もうひとつの顔」があったことが明らかになってきた。はたして…

 戦中に、アスペルガー症候群に関する、報告、論文を発表しながら、戦後、そのことについて、語ることのなかったアスペルガー。戦中のナチスの「障害児安楽死作戦」への協力という側面に番組は光をあてる。うーん。ドイツは、長い時間がかかっても、戦争責任を明るみにしてきた。そして、個人の責任も明確にしてきた。その問いかけがきりひらいたものの大きさというものを考えさせられる。学術会議の問題も含め、日本のありようの問題性を、それがなかなか大きな議論にならないことを、とても考えさせられると思う。
 学問、科学は進歩する。そのたびに、人間のあり方も、議論になる。そして、普遍的な人、社会のあり方を問いかける。そういった人間の歴史の大道を、われわれもともに歩かなければいけないと思う。

 

2020/11/22

こもりびと

 今日は、編集実務。その前にお掃除を少し。やるのは機械だけどね。家事労働とっていもって感じ。

 ゲラを読む作業をすすめる。

 それで、午後はまず、ZOOMで、半田さんの「急浮上した敵基地攻撃~踏み越える専守防衛」を聴く。

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どこかで、実現を狙っているのいまの政権、これは、ほんとうに憲法を葬り去るものだから、許してはいけないけど、矛盾も多い。そもそも、その前段はイージスアショア。ややこしいのは、トランプ発の、日本の兵器爆買いという流れから生じていること。そもそもMDなんて、実現可能な戦術なのか?という疑問はぬぐえない。となると、露骨に明らかになる先制攻撃ということ。専守防衛がどんどん危うくなる。そのための、装備は、確実に実現している。空母、戦略爆撃機、大陸間弾道弾……。

 夜、「こもりびと」を見た。

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10年以上に渡ってひきこもり生活を送る倉田雅夫(松山ケンイチ)。重いストレスを抱え働けなくなったことがきっかけだった。厳格な父・一夫(武田鉄矢)は元教師。地元でも尊敬を集める存在だが、雅夫の存在を世間から隠し、立ち直らせることも諦めていた。しかし、自らの余命宣告を機に、最後にもう一度息子と向き合うことに。一方の雅夫は、閉ざされた部屋の中で人知れず、ひきこもりから抜け出す道を必死で探っていたー

 やっぱり苦しかった。いろいろ重なって考えさせられる。ドラマの登場人物は、ステレオタイプだけど、えぐるところはえぐる。松山ケンイチはいい。武田鉄矢は最近、いやな人になってきたから、こういう役がはまるのかも。いろいろ、子どもの立場に立ってといくら言っても、社会の支配的な見方はどんどん自分の中に入っている。やっぱり人をできる人、役に立つ人で判断する。

 今日、ちょうど、昼間に、自森の公開研で、本田由紀さんの話を聞いた。垂直の序列、学力以外のハイパー・メルトクラシー……。どんどん、評価の基準をつくりあげた政治、そして社会、それが身体化される。そういうなかで、人間的であることはとても難しい。それが人を傷つける。とても、思い課題だなあ。

 部屋の窓から見える風景。

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2020/11/19

海をあげる

 今日は、残りの原稿をめぐってのメールのやりとりや電話のやりとり。それぞれ、できあがりには向かってはいるのだけど。

 コロナウイルスの感染拡大はすすむ。これから、どのようになっていくのか。コロナショックは弱いものに襲いかかる。雇用で言えば女性だ。
https://www.jil.go.jp/researcheye/bn/047_200925.html
 子どもたちはどうだろうか。学校の先生たちと話したとき、コロナ禍で、いまの生活が子どもたちの発達にどのような影響をあたえるのかをちゃんと見ないといけないということが話題になった。障害児学校の関係者に聞くと、障害のある子は、直接、さまざまな反応をする。もちろん、それでさまざまな困難を背負うことになるのだけど。だけど、その関係者は、障害ある子とちがい我慢している子はこれからどうなるのかと言っていた。弱いもののうえに襲いっかる困難は、この社会では、すべて自己責任とされる。なぜ、本格的にコロナ対策がなぜなされないのか、その政策的、思想的な構造のようなものを考えたいと毎日思っているところ。どれだけ、勉強できるだろうか。

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 『海をあげる』の感想を書いてみようと思う。正直、圧倒された。ボクは、自分の苦しさに引っ張られて、さまざまなことを自分の視点にひきづられてそこから、困難な人のことを考える。彼女たち、彼たちの話を聞き、それをまるごと受けとめ、発信する、そのために彼女はどれだけの努力をしてきたのだろうか。そのためには、決意も要れば、忍耐も、知性も必要だ。そのことに圧倒される。
 正直、彼女に対する見方を変えた1冊でもあった。涙に騙されていたのだろうか(苦笑)。そして、ある人が、彼女の研究・取材は、ソーシャルワークだと言ってきたことの意味をあらためてかみしめる。しっかりと聞き取り、受けとめ、発信する。そこでは、彼女、彼らの向こう側にある社会のありようも、しっかり見つめる。目の前にある、生活、日常を通して見つめ、語るのだ。その視線は、まだ、その社会を見ない、見えないでいる彼女、彼らの未来の視線をさぐるようでもある。そこに、強い思いというより、意思を感じる。そのぐらい激しい、意思、強さを感じる。そこにも圧倒される。
 最後に彼女は絶望を語る。そして、ボクらにその絶望を投げかける。そこで、ボクはうろたえる。だけど、そこから、きちんと脱皮しなければいけない。絶望のなかから、希望を紡ぐ道筋をみつけないといけない。青い、美しい、命を育む海を取り戻すために。

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2020/11/12

国内感染、過去最多1652人 8月7日以来3カ月ぶり―新型コロナ

 今日は、インタビュー原稿①を仕上げて、発信。次のインタビュー②はかなり〆切に近いタイトな日程なのだけど、それまでの間をつかって、やるべきことをきちんとやらないといけない。①の仕上げ局面はテレワークを選んだけど、テレワークでいちばんペースをつかめないのは、本を読む時間。原稿に向かうと、関連書以外の本を読むことができなくなる。通勤していると、それでも移動時間で本を読むから。ちょっと、何やっているのかなあという感じになる。

 コロナがどんどん広がっている。

 ちょっとなあ、という感じ。

国内感染、過去最多1652人 8月7日以来3カ月ぶり―新型コロナ(時事通信)

 国内では12日、1日当たり過去最多となる1652人の新型コロナウイルス感染者が確認された。これまでの最多は8月7日の1605人だった。北海道(236人)と神奈川(147人)、兵庫(81人)、茨城(26人)各県で最多を更新した。
 死者は北海道と、宮城県、東京都などで計10人増え、累計で1886人になった。
 西村康稔経済再生担当相は記者会見で「増加傾向が顕著になり、強い危機感がある」と述べた。
 時事通信社の集計では、北海道で確認された236人の内訳は、札幌市164人、道庁管轄57人、旭川市9人、小樽市4人、函館市2人。札幌市では市立中学校と専門学校で新たにクラスター(感染者集団)が発生し、同市の新規感染者数も過去最多となった。利尻島の飲食店では北海道の離島で初めてとなるクラスターが確認された。
 道では5日に1日当たりの新規感染者が初めて100人を超える119人となり、9日に200人に達した。100人を上回るのは8日連続で、会見した札幌市医師会の松家治道会長は「この状況があと1週間続くと医療崩壊につながるのではないか」と危惧した。……

 直感的には、今度はかなりのスピードで感染の拡大がすすみそうにも思えるが、よくわからない。どうも報道の機軸も、行政の出してくる数字も、ちょっと違うのではないのかという違和感を強く感じるのが、ここのところの思い。暮らしている人々の生活を守る、健康を守るという機軸が見えないのだよなあ。医療機関への支援も、ぜんぜんすすんでいるようには思えないし、経済経済というときは、企業活動だけが問題としてとりあげられ、生活視点がない。人が大切にされているとは思えないのだ。

 多くの人が共感できるような議論というのはどういうものだんだろうなあ。いま、おこっていることをいろいろ勉強して、しっかり考えるような時間をもちたいよなあ。

*報道の違和感というものの最大のものはやっぱり、歴史認識をめぐるもの。女性国際戦犯法廷20年ということで、日本軍「慰安婦」をめぐる記事も、外国発では、増えている。日本の報道がなあ、そのあたりも、きちんと整理してみたいなあ。

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2020/11/06

『安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ ――「安倍政治」に代わる選択肢を探る』

 学術会議問題、論理の破綻を誤魔化そうとすると、どんどんわけのわからない誤魔化しの上塗りになってしまう。どうするんだろう。政府の対応は、このまま、時がたてばなんとかなると思っているのかなあ? 次は内閣委員会の大臣所信への質問かあ。批判のひろがりには注目するが、政府を見ていると、気持ちは暗くなる……。

 さて、今日はインタビュー①の準備をして、そして、会議のあと、午後からインタビュー①。刺激に満ちた話で、楽しかった。インタビュー原稿でがんばる気持ちになる。

 さて、1日で読めと命令された本。みなさん、治さんの新刊(『安倍政権の終焉と新自由主義政治、改憲のゆくえ ――「安倍政治」に代わる選択肢を探る』)についての感想を書き始めているので、ボクも。

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 この間は、渡辺さんは、改憲動向を中心に論陣をはっていた。新自由主義についていろいろ調べることができてないからなあと、口癖のように言っていた。ところが、今回の本では、安倍内閣のもとでの新自由主義の再起動の特徴を分析する。あらためてその定義から、安倍内閣のもとでのその特質をていねいにみていく。医療政策の分析は驚いた。あくなき探求心は、コロナ対策で露呈した政権の無力さをみごとにうきぼりにしているし、そのありようは新政権に引き継がれている。それだけに、またれていた分析だなあと、感嘆させられる。だけど、同時に、改憲の動向への分析に、いまの動きを見事に分析している。とりわけ、敵基地攻撃力保有の問題をしっかり位置づけての分析は、うならされる。まだまださすがだなあと、強く思った次第だなあ。

2020/11/03

日本キリスト教会 日本軍「慰安婦」問題と取り組む会主催のオンライン講演会「女性国際戦犯法廷から20年」

 今日は、午前中は、日本キリスト教会 日本軍「慰安婦」問題と取り組む会主催のオンライン講演会「女性国際戦犯法廷から20年」。渡辺美奈さんの話を聞きたくて。

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 話の内容は、前半はどういう世界の流れの中でこの法廷がとりくまれたのか、戦時性暴力を違法化し、その責任を問う取り組みの流れを解説する。後半は、では日本ではどのようにこの問題に向き合ってきたのかというか、ふみにじってきたのかという問題。年表などの資料もわかりやすく、勉強になった。法廷から5年目に、西野瑠美子さんにインタビューしたのを思い出した。そのころにwamができたんだよなあ。

 あらためて勉強を重ねないと、自分の考えることが、ずれてしまうということを自覚されられる。ジェンダーにかかわる問題はなおさらそうだ。やっぱり、ぐさぐさとくる。

 午後からは、戦犯法廷の映像を2本見た。ほんとうに、そこで問われていることの重みと、サバイバーの人たちの証言に圧倒させられた。多くの法律関係者の真摯なとりくみにも頭がさがった。そのあと、『女性国際戦犯法廷の全記録』をぱらぱらと読む。その議論のなかみは圧倒される。よくこのようなとりくみができたものと、いまさらながら改めて思った。

 んなわけで、国会には行けなかった。だけど、菅政権の動きはものすごく醜くなっている。国会答弁が成立しなくなっていることを一般メディアでも指摘するようになっている。さすがにこのままでは、支持率もどうなのだろうか? ますます、政治の先行きはよくわからなくなっていく感じがする。問題は、これから、どのような世論をつくっていけるのか? だなとは思う。ここはじっくり、いろいろ企画を考えないといけなさそうだなあ。

 天気がもう一つで、洗濯は困るね。日曜も忙しかったので、夕方に、少しばかり、掃除をした。

2020/11/01

日本の点字制定130周年記念講演会

 昨日の夜は、団地の会議もあった。団地はまもなく30年になるもので、うちは5年目ぐらいに入ったから、今年で、25年ほどになる。最初から入っていた人がベースをつくって、それに初期に引っ越してきたボクらが加わって、コミュニティを形成したけれど、だんだんと構成メンバーも変わってきて。社会全体の風潮とも無関係なわけでなく、詐欺やだましなども入ってくる。その結果、あうんの関係でいろいろなことをすすめていくことも難しくなる。そんな感じもする。なかなか団地の関係、地域の関係の構築も難しくなってきている。

 今日は、朝から家事もせず、錦糸町に。錦糸町はメーデーの会場が亀戸であったころには一年に一度は来ていたが、最近はごぶさたで、久しぶりに来た。西武もなくなっていたし、すっかり変わっていたなあ。

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 朝から、なんと「日本の点字制定130周年記念講演会」に行ってきた。1890年11月1日、東京盲唖学校において開催された第4回点字選定会議において、石川倉次の案が採用されてから本年で130年 。11月1日は点字の日だそうだ。まず、竹下弁護士のエネルギッシュな挨拶。点字で弁護士になった人だしなあ。福島智東京大学教授の「点字は私の父、指点字は私の母」。福島さんの自分の歩みと点字とのかかわりを語る。9歳で失明し、点字との出会い、そして17歳で盲聾となり、指点字がつくられていく。指点字通訳というものができていく。福島さんの人としての歩みと点字は一体で、感動的でもある話。さらに、敬愛する岸博実さん(日本盲教育史研究会事務局長) の 「<暁天の星>から<満天の星>へ-点字をめぐる不易・流行-」。点字の歴史から点字を考えるというもの。多くの人々、多くの視力障碍の人が、この点字をどのように定着させてきたのか。その歩みが驚きの連続だった。ボクはほんとうに何も知らなかったなあ。この人としての歩みの歴史は、ほんとうに人として豊かな歩みに違いないなあ。すごいなあ。来てよかったなあ。そんな強い感想をもった。

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 大急ぎで家に帰って、午後からは、こちらの講演会。「人はなぜ記念碑をつくるのか~ホロコーストと第二次世界大戦の記憶のカタチと私たちの未来」。石田勇治さんの講演は、戦後のドイツの過去の克服の歩み。14年ほど前のインタビューのときの話を思い出す。新鮮だったのは、ブラントの時代の歴史認識の発展からコール時代のせめぎ合い、それを克服していく過程、そしていまのせめぎ合い。そういう過程をへながら、くり返し問いかけていくドイツの歩み。うーん。室田元美さんというルポライターの方の、日本の戦跡と碑の話を聞きながら、日本の歴史認識のありようとの違いを深く考えさせられる。記憶のあり方というものをさらに深めたいと思った。
 そんあふうに深く考え続けうづける1日。

 うーん、6X連勤更新中。

 

2020/10/25

世界は私たちを忘れた~追いつめられるシリア難民~

 今日は、朝から掃除。洗濯。洗濯機は5回も回したよ。掃除や洗濯をすれば、気分が変わる。ついでに、ベランダの整理。今日はいい天気だったねえ。秋晴れ!

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 その後、企画のための資料整理。ゲラ読み。メールのやり取り。だけど、進まないなあ。進まない。困った。助けて。

 昨日のNHKスペシャルを見た。

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レバノンに避難した120万から150万のシリア難民がコロナ禍で窮地に追い込まれている。売春や臓器売買が広がっていたが、3月15日の非常事態宣言後、差別が拡大。難民キャンプへの襲撃事件が起こり、自殺者も現れた。深刻なのが女性と子供たちへの抑圧だ。家庭内暴力、児童労働が増えている。8月、ベイルートの爆発事件後、拡大する感染に国際機関は支援を訴えている。8か月間、シリア難民たちの姿を追ったこん身のルポ。

 ほんと、金本さんのこん身のルポ。

 BS1スペシャルもすごかったけど、その再編集に、その後のベイルート爆破事件後の状況を追加。そこから見えるのは、国際社会がシリア難民を忘れ去っているのかということ。胸がつぶれるようなシリア難民の苦難。だけど、ボクは無力だ。社会科学も、ボクの学ぶ知識も無力としか言いようがない。では自分はどのように生きればいいのか。それでも。

 核禁条約の批准が50カ国を超えた。90日後、来年初めには発行する。核兵器は国際法上、違法となった。それは出発点にすぎないとしても、それは希望か?

 

2020/10/24

『性暴力被害を聴く』とはどういうことか

 今日は、午後からzoomで以下のシンポジウムに参加。

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 「『性暴力被害を聴く』とはどういうことか」。女性戦犯国際法廷に向けて、『証言4集』において、大きくその方法を発展させた、日本軍「慰安婦」被害者への聞き取り。日本軍「慰安婦」問題解決運動は、運動にとって都合のいい話しかサバイバーから聞いてこなかったなどという見方が日本社会には存在する。韓国でも強まりを見せ、正義連批判へ向かっているもとで、あらためて、日韓で「慰安婦」サバイバーの語りを聴いてきた人たちから、どう「聴いてきたのか」を明らかにしたのが『性暴力被害を聴く』
 『証言4集』を編集した梁鉉娥さん、正義連の新理事長であり米軍基地村女性の語りを聴いてきた李娜榮さんが報告。日本で「慰安婦」サバイバーを支援してきた梁澄子さん、AV被害のサバイバーを支援している宮本節子さん、『証言4集』の編集者の1人である金秀珍さん、済州島4・3事件の聴き取りに携わってこられた金成禮さんがコメント。大門正克さん、山本めゆさんが発言。

 被害者中心主義 で「聴く」という行為とはどういうことなのか、その体験の振り返りをまるごと「聴く」ということ、その努力や難しさ、なぜ、そのように至ったのかという経緯も含め、いろいろ考えさせられる。そのことをとおしてみてきたこと、そこから、歴史認識をつくっていく通路や架け橋とはどういうものなのか? 日本の「慰安婦」バッシングに比してどれほどの努力や試行錯誤が繰り返されてきたのか、正義連をめぐる問題も、どれほど誠実に向き合おうとしているのか。しかし、同時に、課題も大きいなあ、考えなければいけないことも大きいなあと改めて思う。とりわけ日本社会のような、女性に対する暴力に社会として十分向き合ってこなかった社会ではなおさらと。とても、刺激にみちた時間だった。ただ、やっぱり、国際シンポで、通訳を介してというのは、なかなかつらいものはある。

 この聴くをめぐる問題は、性暴力サバイバーだけに限らない問題でもあるとも思った。

 その後、夜は、教員たちと、いろいろおしゃべりの時間。「学力」「資質・能力」「学習者」、ICTなどなど、コロナ禍で問われている教育の本質的なあり方の問題をめぐって、刺激をいっぱいもらった素敵な時間だった。

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