猫塚義夫×清末愛砂「平和的生存権を実現させるために」と前衛1月号
通勤電車はやっぱり混んでいるなあ。混んでるのいやだなあと思いつつ、職場に(苦笑)。
朝から提稿を2本。午後からは資料読みと、企画相談の電話などなど。ため込んだ領収書の整理・精算もやりました。少し眠い一日でしたね。夜は、団地仕事も、数年間の支出を確認しつつ、現状をあたまのなかで整理。あとは日程の相談メールを送る。
夜、「猫塚義夫×清末愛砂「平和的生存権を実現させるために」『平和に生きる権利は国境を超える』(あけび書房)刊行記念イベント」を聞く。本はまだ届かないが。ガザの状況の、この16年間の歴史の話は息をのむし、胸がつぶれる。平和的生存権ということが、こころに響く。清末さんのあついというか強い思いと法学者としての冷静な議論とが印象的。
ガザの空爆で、連想するのは、日本における空襲だけど、より近いのは朝鮮戦争における米軍による空爆であるような気がする。朝鮮戦争でも、壊滅的な空爆が隅々でおこなわれていて、そのことを企画でやったばかりだったので、よりガザの事態が想像できるのだ。
自分の仕事は、厳しい現実を切り取るものが多い。それだけに、いつも心がつぶれる。新聞のように集団でやる仕事ではなく、基本、1人でやる仕事だから、その心を一人で支える。だから愚痴が多くなる。それぐらい、心がつぶれることが多いと、つくずく思う。
さて、1月号ができました。雑誌はもう年を越えています。
まずは、パレスチナ/イスラエルの問題の、ガザの人道危機の問題を宮田さんに。なかなか前衛的には難しいテーマで、いろいろな工夫があり、その分読みごたえもあると思います。子どもの貧困と、子ども支援にかかわって、子ども政策の動向はなかなか心配なところもある。子どもの権利条約の視点から、その充実のためになにが必要かを中嶋さんに。経年調査をもとに子どもの貧困と教育の問題、その支援策を野坂さんが。いずれも、とても学べる内容です。そして、女性画家と戦争協力の問題、これはNHKのドキュメントを見た人もいると思いますが、その基礎になった研究をしている吉良智子さんのインタビューは、おもしろいです!
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