平和

2024/09/03

沖縄県の原告適格性、二審でも認めず 県は上告を検討 高裁那覇支部 新基地建設を巡る県と国の14訴訟で最後の係争案件 玉城デニー知事「残念」

 うーん。涼しいのはいいが、湿度が高い。突然、雨が降ったりとか……。

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 いろいろ企画で手をつけているものの整理をして、つまりきっていないものを詰めていく作業を進める。いろいろ資料を読んだり、少し、取材をしたりして情報を集める。午後には会議もあった。すこしずつ頭のなかが整理されてくる。とりあえず、11月10日選挙を想定して、いろいろ仕事を組み立てる(苦笑)。

 選挙をどのように迎えるかはとても難しい。野党共闘の現状もなかなか厳しい。野田さんならなおさらだけど、枝野さんも、時事通信のインタビューで、安保法制の根拠となった14年7月1日の閣議決定は「放置すると拡大解釈されるリスクがある」と述べ、対応が必要としつつ、集団的自衛権行使を容認した2015年成立の安全保障関連法について、「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」との認識を示したという。この認識のちがいが、先の国会での対応にでているのだろうか。共闘の原点が問われてしまう。もちろん、いまの選挙制度のもとで、自民党の悪政をゆるさないためにも、さまざまなレベルでの共闘は必要不可欠ではあるのだが、同時に、有権者とのあいだで、どのように政治を変えていくのか、そのなかみについて共通した合意がなされていかないと、共闘など前進しない。そういう議論が求められている局面。これから、選挙までの日々は大事だなあ。

 さて、

沖縄県の原告適格性、二審でも認めず 県は上告を検討 高裁那覇支部 新基地建設を巡る県と国の14訴訟で最後の係争案件 玉城デニー知事「残念」(沖縄タイムス)

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤改良工事に伴う設計変更を不承認とした沖縄県の処分を取り消した国土交通相の裁決は違法として、県が処分効力の回復を求めた抗告訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(三浦隆志裁判長)は2日、県に訴訟を起こす適格性がないとした一審那覇地裁判決を支持し、県の控訴を棄却した。新基地建設を巡る県と国の訴訟は計14件あり、これが最後の係争案件となっている。県は上告を検討する。……

 ほんとうに司法の状況に暗澹たる思いになる。どこまでのひどい。徳田さんの叫びのようなコメントが胸をうつ。法律の条文解釈は……憲法的価値を実現するものでなければならない。これを逸脱する。……憲法より下位の法律の解釈から、憲法上の権利である自治権を否定する下剋上解釈だ、と。この叫びのような訴えを胸に刻んで、前を向かないといけない。

 

2024/08/31

自衛隊、宮古・八重山や奄美に新拠点検討 2025年度の概算要求 訓練場や補給の適地有無を調査 2027年度には那覇に対空電子戦部隊

 早朝仕事スタート。雨は大丈夫かなあと思っていたら、途中で突然、激しい雨になったり、なかなかたいへんだったりした。

 もう少し、体を休めようと、早朝仕事の後、無理やり2度寝した。めずらしく、2時間以上眠ることができたようだ。とにかく、睡眠時間をふやす。とにかく、本を読んでいても、すぐ眠くなって、なかなか頭に入らなくなる。集中が続かない。それと、すぐに目がだめになる。その解決のためにも、まずは睡眠。夜の睡眠が悪いのはしかたがないから、せめて時間をって感じ。

 あと休み方をもっと知らないと。テレビを見るのも、何をするのも、これをしないとというのがないと、うまくできないので……。ぼけーっとすることはできるが、かなりの罪悪感をともなってしまう……。これから、いい、しっかりした人生をおくりたいものですし。

 今日は、メールのやり取りを少し多め。嬉しいやりとりもあったし。なかなか進まないやりとりもある。あとは資料を読み込む。取材に行くことも予定していたが、体調を考え、天候を考え、先のことをいろいろと考え、抑制した方がいいかなと。

 

 概算要求が出そろった。

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自衛隊、宮古・八重山や奄美に新拠点検討 2025年度の概算要求 訓練場や補給の適地有無を調査 2027年度には那覇に対空電子戦部隊(沖縄タイムス)

 防衛省が宮古・八重山地域や奄美群島で、自衛隊の運用基盤を新設するための調査に乗り出すことが30日、分かった。新たな訓練場や物資補給拠点などを造る方向で検討を進める。防衛省は同日決定した2025年度予算の概算要求に関連費を盛り込んだ。27年度に陸自の「対空電子戦部隊」を那覇駐屯地へ新たに配備する計画も判明した。(東京報道部・新垣卓也)

 同省は軍事活動を強める中国などを念頭に、南西地域の防衛体制強化を進めているが、軍事負担の増加につながるため、関係自治体への丁寧な説明が求められそうだ。……

 概算要求から何を読み解くのか。過去最大の117兆円規模で、なかでも、軍事費は、今年度当初予算と比較しても6000億円増の8兆5000億超え。そのメッセージはやっぱり強烈で、とりわけ、アメリカの戦略にそった南西諸島での軍事強化は顕著だ。しかし、沖縄予算はどんどん削除しているのに。概算要求全体の分析はこれからということになるのだけど、教育予算をみても、教員増予算を確保って言っても、自然減が前提で、それ以上に先生増やさない(つまり減っているということ)。正規以外のスタッフをいつものように重宝がるのだけど、正規教員は増えない。調整額を13%にと処遇改善をいっても、結局は、それが前提。これで、教員離れがなんとかできると思っているのだろうか。そういう認識でしかないことが危機だなあと心底思う。清末さんが、軍事主義はお花畑って言っていたけど、今度の予算から見えてくるのか、軍事も、教育も、たぶんそれ以外も、お花畑の現実離れした妄想予算としか思えない。

 

 

2024/08/30

関東大震災の朝鮮人虐殺、否定論やまず 公的記録、相次ぐ「発掘」

 台風の影響の雨模様で、湿度が高い。それがつらいところ。

 警報が発令される中、職場へ。職場での仕事は、資料読み、実務などなど。会議もあり、結構、忙しい。

 いろいろトラブルもあり。

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 ただし絶不調。自信もなくしている。それは、自意識の裏返しか。うまくすすまないこともあるが、うまくできない感じ。体の中からなかなかいろいろなものが沸き上がってこない。ものすごく消極的になっている。だけど、前にすすまないと。器用に過ごせないから、しんどさだけが積み重なっている。今度こそ、しっかり休んで、力をつけないとね。

 難しい課題が多いから、挑戦できるエネルギーをしっかり蓄えないといけない。

 

 さて

 

関東大震災の朝鮮人虐殺、否定論やまず 公的記録、相次ぐ「発掘」(朝日新聞)
 1923年の関東大震災では「朝鮮人が略奪や放火をした」といった流言飛語が広まり、朝鮮人らが殺害される事件が多発した。9月1日で大震災から101年。史実を否定するような言動がやまない中、粘り強く記録をたどる人たちもいる。

 東京都の小池百合子知事は、震災時に虐殺された人を含む朝鮮人犠牲者の追悼式典に、今年も追悼文を送らない。2017年から8年連続だ。

 小池氏は8月30日の記者会見で、不送付の理由について、式典と同じ9月1日にある震災の犠牲者を悼む大法要で「全ての方々へ哀悼の意を表している」と従来の説明を繰り返した。これまで虐殺の認識を問われると「何が事実かは歴史家がひもとく」などと語ってきたが、この日も「様々な研究が行われていることは承知している」と述べるにとどめた。……

 政府も、昨年官房長官が「政府として調査した限り、政府内において事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」といったり、いろいろな理屈をこねて、判断できないとする。

 そういう否定論が、民間も含め、くり返されるわけだけど、それにたいして、新しい史料の発掘などもすすめられ、いろいろなとりくみが続いているのが、この101年目の特徴でもあるのだと感じる。それは貴重なこと。

 この記事でも、「朝鮮人虐殺をめぐり、この1年で「発掘」された公的な記録」として以下を紹介する。


・熊谷連隊区司令部「関東地方震災関係業務詳報」(1923年12月)

 朝鮮人四十数人が「殺気立てる群集」によって「悉(ことごと)く殺さる」と記述。「鮮人虐殺事件」とも

・神奈川県「震災に伴う朝鮮人並びに支那人に関する犯罪及び保護状況その他調査の件」(1923年11月)

 県内で起きた朝鮮人の殺傷事件59件の犯罪事実や、殺害された145人のうち14人の氏名を記載

 こうした公的資料だけではなく、日記などの発掘も続いている。ボクも、日記にもとづいた調査にいこうかと、相談中。

 このような取り組みがつき重ねることによって、歴史修正主義の克服は可能となる。そういうとりくみになっていってほしい。

2024/08/26

連載「未完」の辺野古 「辺野古移設は最悪のシナリオ」 在沖縄米軍幹部の語った本音

 工場籠城終了。今月は、暑さに負けているのか、はたまた劣化がひどくなっているのか(そういってはいけませんね。限界や弱点をみすえつつ、精進しなくては)、やっぱり超スランプ。頭がしっかり働いている感じがしない。ここいらで、変わんなきゃ。じっくり休んで、じっくり考えるようにしなくてはいけません。

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 でもやっぱり暑いですよねえ。

 

連載「未完」の辺野古 「辺野古移設は最悪のシナリオ」 在沖縄米軍幹部の語った本音(朝日新聞)
 米軍キャンプ・シュワブ(沖縄県名護市辺野古)では現在、オスプレイ部隊などの駐留する米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を移設するための建設工事が進んでいる。今月中旬にはキャンプ・シュワブの面する大浦湾で本格工事も始まっており、滑走路を造るために湾内で埋め立てが行われることになる。実際に完成後の基地を使うことになる在沖縄米軍は、この辺野古移設計画をどう受け止めているのか。

 2023年11月上旬、在沖縄米軍が地元メディアなどを対象に沖縄の米軍基地についてブリーフィングを行っている最中のこと。在沖縄米軍幹部の次の言葉に、説明を聞いていた記者は耳を疑った。

 「我々はこの(普天間)基地を失い、辺野古の代替施設に移転しなければならないという最悪のシナリオに基づいて計画をしている」

 幹部はさらにこんな本音を吐露した。

 「純粋に軍事的な観点からはここ(普天間)にいたほうがいい」

 日米両政府が「唯一の解決策」と強調する辺野古移設計画。基地を使用することになる当事者が真っ向から異論を唱えたことは衝撃だった。……

 この問題を追いかけている人間からは常識と言えば常識でもあるのだけれども。あらためて、確認。米軍は普天間を手放さない。そして、辺野古の新基地は、できあがらない……。うそと欺瞞で、沖縄に困難と危険を押し付ける。そして、事故と事件は続く。ああ。

 あたまが冴えないのは、現実と、認識の乖離か。うーん。

2024/08/25

「歴史抹殺の態度を変えさせなければ」8月31日に都内で関東大震災朝鮮人・中国人虐殺犠牲者の追悼大会

 昨日は早朝仕事スタート。朝から汗びっしょり。どんより疲れる。

 そう言えば地元の花火大会、ことしも10月かあ。地元にはいないだろうけど。

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 昨日は、午前中は、神代さんの講演。大きな社会の変容から教室・学校の変化を見つめていく。なるほど、今の問題意識の新自由主義をなぜ内面してしまうのかということと重ねながらいろいろ、この間の変化などを考える。しっかり、考えるべきことだな。もう少し書かれているものも読んでみたいところ。

 午後からは、そして今日もだけど、ひたすらゲラ読み。それと、引用チェック。眠気とのたたかいだな。

 夜は、ボクよりずっと若い研究者と飲み会と、おしゃべり。散財もして、相方からおこられた。

 

「歴史抹殺の態度を変えさせなければ」8月31日に都内で関東大震災朝鮮人・中国人虐殺犠牲者の追悼大会(東京新聞)
 1923年9月1日の関東大震災直後に虐殺された朝鮮人や中国人を追悼する「関東大震災朝鮮人・中国人虐殺101年犠牲者追悼大会」が31日、東京都内で開かれる。実行委員会が23日に都内で会見を開き、100年の節目を過ぎたが「私たちの運動はこれからが本番」と力を込めた。
◆国の責任を追及する集会もあわせて開催
 実行委が、大震災100年に合わせて昨年開いた追悼大会には1800人が参加。各地で地道に事実の掘り起こしや語り部活動などをしていた市民や研究者が連携できたという。
 一方で政府は「記録が見当たらない」と虐殺の事実認定を避けており、実行委事務局長の藤田高景(たかかげ)さんは「歴史を抹殺しようとする態度を変えさせなければならない」と強調した。
 大会では追悼式に続き、虐殺に対する国の責任をただすことをテーマに集会を開く。明治大の山田朗(あきら)教授とジャーナリストの有田芳生(よしふ)さん、専修大の田中正敬(まさたか)教授が講演し、群馬県が朝鮮人労働者追悼碑を撤去した問題などについての報告もある。……

 昨年の取り組みを記念して本もできている。日本経済評論社から山田朗(監修) 『関東大震災一〇〇年の今を問う』。昨日手に入れた。今年も関心が続いているのは大事なことだと思う。この取り組みを引き継いでいかないといけないし、企画をしっかりしなければいけないと思う。

2024/08/23

最前線 カマラ・ハリス氏の40分 最重要の見せ場で訴えた五つのポイント

 今日から工場籠城。明るくするために窓がでかいので、昼間はそうとう暑いです。午後にはぐっと眠くなる。とにかく、ゲラを読み続ける一日。

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 吉浜先生が、亡くなった。『沖縄県史6 沖縄戦』が出た後、登場してもらった。お体の調子がよくないという話は聞いていたが、おどろいた。悲しい。今月号の企画は、先生に捧ぐだなあ。

 

 いよいよ米大統領選は、あつくなっていく。

 

最前線 カマラ・ハリス氏の40分 最重要の見せ場で訴えた五つのポイント(朝日新聞)
 米民主党の大統領候補となったハリス副大統領(59)にとって、22日の指名受諾演説は、バイデン大統領(81)の選挙戦を引き継いで以来、最も重要な見せ場となった。共和党とのトランプ前大統領(78)との対決を前に、何を米国民に訴えようとしたのか。

①新たな政策よりもメッセージ性を重視

 約40分にわたった演説の特色は、ハリス氏が詳細な政策をあえて語らず、国民に大きな方向性を示そうとした点だ。

 ハリス氏が打ち出したのは「我々は後戻りしない(ウィー・アー・ノット・ゴーイング・バック)」という言葉だ。他にも、「我々は新たな道を切り開く」「この国は前に進む準備ができている」といった前向きの言葉が目立った。

 トランプ氏は「米国を再び偉大にする」を標語に掲げ、「再び」という言葉には過去を美化する含みもある。ハリス氏の演説には、米国を「過去」に戻そうとするトランプ氏と「未来」に向けた新しい候補であるハリス氏、という対比の構図を際立たせようとする狙いがうかがわれた。……

 このあと

②生い立ちを語ることで中間層に訴えた
③トランプ氏の脅威についても強調した
④共和党に対抗するように「愛国心」前面
⑤ガザの人々の苦境にも触れ「戦争を終わらせる」

 と続く。おそらく、日本で、もっとも関心をもたれる戦争、外交問題は、ガザの問題について、「戦争を終わらせ、パレスチナの人々の尊厳と安全、自由と自己決定の権利を実現できるように取り組んでいる」 と、一定、重視の姿勢をしめしつつ、「常にイスラエルが自衛能力を持つことを保証する」とも強調し、ハマスのイスラエル奇襲攻撃については、「テロ組織ハマスが10月7日に引き起こした恐怖に、人々を二度と直面させてはならない」という姿勢。では、ウクライナは? トランプ氏の孤立主義的な外交姿勢を批判しつつ、欧州などへの対外関与を維持することも強調。「ウクライナや北大西洋条約機構(NATO)の同盟国とともに力強く立ち上がる。トランプ氏を応援する(北朝鮮の)金正恩(キムジョンウン)(総書記)のような暴君や独裁者にすり寄ることはない」と。軍事同盟重視は変わらないという枠組みを維持しつつ、戦争を終わらせるというが、その方向は、まだ具体的ではないと言えばいいのだろうか。今後、いろいろ議論をすすんでいくのだろうが、アメリカはどこにいくのか。トランプの脅威と、ハリスの混迷。難しい問題ではある。

 

2024/08/21

辺野古 大浦湾で着工強行 完成見通しなく海破壊 海底にくいを打ち込み

 やっぱり、今日も暑いです。夏の疲労はピークでしょうか。でも、まだまだ暑い日は続くのかなあ。

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 今日は、校正作業中心。引用チェックがなかなか大変。だけど、勉強になる。あとは実務。予期された「トラブル」(表現は的確ではない)があり、予期していたので、慌てはしなかったけど、いろいろ動いてもらわないといけないので、それはそれでたいへん。

 そのうえに夜は大雨。帰りに冠水していたところもあり、靴の中までびっしょり。夢にでしょうだなあ。

 

 新聞を読んでいて、戦争責任にかかわる記事に「?」。中立的、並立的な記述に驚く。日本の加害を正面からは問わない。だけど、それが社会の意識の中で普通になっているもとで、記事が出てくる。そのなかで、どのように訴えかけていくことが大事なのか。重い問いであるのだけれども……。

 

辺野古 大浦湾で着工強行 完成見通しなく海破壊 海底にくいを打ち込み(しんぶん赤旗)
 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、防衛省は20日、軟弱地盤が広がる大浦湾で本格工事に着手しました。政府は圧倒的多数の県民の反対の民意を無視し、「代執行」で県の権限を奪い、工事を強行しました。

 同日着手したのは、大浦湾北側の「A護岸」付近。大型クレーンを積んだ作業船が午後2時17分ごろ、金属製のくいを海中に投入し、約30分かけて打ち込みました。午後4時時点で計2本のくいを投入しました。作業船の近くには十数本のくいを積んだ台船が停泊しており、今後数日をかけて打ち込むものとみられます。

 現場では市民が船舶やカヌーに乗って海上で抗議するほか、付近の砂浜で「大浦湾の埋め立てをやめろ」「サンゴを壊すな」と声を上げました。……

 県民の声を聞かず、問答無用ですすめる。民主主義と地方自治の破壊以外何ものでもない。白藤さんが埋め立てるのは海ではなく、地方自治を破壊された県民の信頼だというのはそのとおりだと思う。

 とにかく考えなければいけないことが山積み。じっくり仕事をしないといけないのだけど。なぜボクはこんなに忙しいのだろうか???

2024/08/15

木原稔防衛相、終戦の日に靖国神社に参拝 韓国「時代錯誤的」と反発 :「ニライカナイには行けない」

 今日も暑い日。

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 夏だなあ。今日は提稿4本。職場で資料のチェック、執筆者とのやりとりなどなど。ちょっとずつ、ちょっとずつ。

 明日から、教育のつどいの取材で大阪の予定だけど、新幹線はストップ。飛行機を予約してあったのだけれども、その便は、まだ、どうなるかは未定。どうなるかなあ。困ったなあ。

 

 さて、

木原稔防衛相、終戦の日に靖国神社に参拝 韓国「時代錯誤的」と反発(朝日新聞)
 「終戦の日」の15日朝、木原稔防衛相は東京・九段北の靖国神社に参拝した。木原氏は参拝後、記者団に「尊い命を犠牲にされた皆様方に、哀悼の誠を捧げ、尊崇の念を表してきた」と述べた。私費で玉串料を納めたという。

 現役の防衛相としては岸信夫氏が2021年8月13日に、防衛庁長官では02年8月15日に中谷元氏が参拝した例がある。……

 ただでさ、あの戦争を賛美する神社である。しかも、その戦争などで天皇のために死んだ兵士たちを祀る神社に、無批判に、防衛大臣が参拝するということの意味を考えるべきだ。首相の参拝と同じような意味合いをもつ。この間、自衛隊の幹部が公用車をつかって参拝したことや、自衛隊員が組織的に参拝していたことが問題になったばかりだし、先日も、海自が遊就館で研修をおこなっていたという話もあったばかり。ちゃんと、批判しなければならない問題でもある。

 

 職場に行って、『世界』を回収し、さっそく「ニライカナイには行けない」を読む。涙してしまうのが情けない。自分の役割はしっかり向きあうことだしねえ。最後のニライカナイの話のくだりなど、ほんとに自分が問われてしまう。ハッとさせられるというか、ガツンとやられるというか……。そのぐらい厳しい話なんだ。うちでは別の沖縄企画をこの間、やったけど、それも厳しいですよ。言い訳の余地はない。それが沖縄の歴史なんだとあらためて思う。

 「生活支援」と「自立支援」の話。自立支援という言葉は、最初は、真摯に支援をすすめているケースワーカーさんがつくりだしたもので、もっと豊かって言うか、生活支援もその大きな柱だったのに、新自由主義とむすびつくなかで、どれだけ、貧弱な言葉になっていったのか。そして、それが、沖縄では、基地と暴力にむすびつく。うむ。 その基地のマッチョな暴力の世界の話は、上間さんと、『裸足で逃げる』のあとで、話したことがあるし、それを活字にしたことがある。本ではあえて触れなかった思うを、語ってくれて、その後『誰も置き去りにしない社会へ―貧困・格差の現場から』に収録した。その思いは、いっそうつらく厳しいものになっている。そういう世界(社会)をどう生き抜く、変えていく行方を見つけることができるのか。うーん、どこまでのしっかりしないといけない。

 

2024/08/14

自民党総裁選への「現職」不出馬、菅義偉・前首相に続き2代連続…鈴木善幸氏や海部俊樹氏の例も

 孫たちがお泊りだったので、ベットで3人での睡眠はかなりしんどい……。そのうえ朝から、あそうぼうと、6時から公園へ(涙

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 午前中は、市民プールへ。じーじは、かつての水着はもう着られないので、プールサイドから安全確認が仕事。

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 お昼には自宅に戻っていきました。疲れたあ。自分たちもよく子育てをしたものだなあ。しかも、当時は基本ワンオペだったし。

 午後からは、とにかく資料読み、原稿の確認電話や相談電話や、メールや、原稿書きや……。とにかく遅れを取り戻す。

 

 そして、大きなニュースである。

自民党総裁選への「現職」不出馬、菅義偉・前首相に続き2代連続…鈴木善幸氏や海部俊樹氏の例も(読売新聞)
 岸田首相は14日、自民党総裁としての再選がかかる総裁選の直前に不出馬を表明した。2021年に同じく出馬断念に追い込まれた菅義偉・前首相に続き、現職総裁の不出馬は2代連続となった。……

 思いのほか、早い展開。この時期は、月刊誌的にいやらしい。どうするのかなあ。否が応でも、総裁選から、解散総選挙の可能性が高まっていく。うーん、企画的にどうなんだろうか。いろいろ難しい選択が強いられる感じになっていく。

 

 「トラツバ」はいよいよ原爆裁判へ。この裁判の意義は、国際法と戦争のインタビューで春にふれてもらった。トラツバがはじまったときに、裁判そのものに焦点を合わせた企画をやったらどうかという話はしていたのだけどね。やってたらよかったのになあ。ドラマの展開が楽しみだ。

2024/08/12

9月号ができています

 結局、今日も、飛行機は大幅遅れ。トホホだけど。

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 デモ、涼しい北の国に少しでも長くいてのはラッキーだったのかも。

 なにしろ、戻ってきたら、これだもの。こっちが(;´д`)トホホ。

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 ゆっくり移動だから、とにかく仕事の資料を読む。戻って整理、買い物、外仕事、ご飯をつくって、洗って、提出原稿1本。

 結局、動いてばっかりの、出張からの休暇??? あまり体も、心も休んでないかも(笑)。明日も提出原稿4本ぐらいをすすめて、原稿1本書いて、資料を読んで、そこに孫がやってくるが大丈夫か???

 こっちに戻ってくると、一気に慌ただしくなる。暑いだけではないなあ。

 帰ってきて、いちばん、汚いなあ、臭いなあ。やっぱり落ち込むなあ。どうにかならないかなあ。いまの忙しさだと、コツコツと掃除ができるわけではないし、だけど、「ちゃんとできてない」と責められている感じもするし……。それでも、少しでもとは思うのだけど、現実に難しいのは、やっぱりボクの力のなさなんだろうなあと、やっぱり落ち込む。

 

 さて、遅くなりましたが9月号ができています。

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 志位さんのやつは、SNSなどでも、いろいろな方が紹介しているので、ボクの出る幕ではないでしょう(笑)。

 ボク的にいちばん、読んでほしいのは、赤嶺さん。被害者を置き去りにし、隠ぺいまでもすすめた、政府・外務省の責任。なによりも、沖縄県民が、戦後、どのような現実に直面し続けたのか、どのようにたたかってきたのか。ほんとうに魂のこもった訴えになっている。国会議員座談会は、政府与党は、とりわけ政治改革を結局、先の国会ではどのように対処してきて、それに対して徹底してたたかったのはだれだったのかということ、そして、安保・外交で、徹底して憲法をふみにじる政府をどのように追及したのか。核搭載が予定される戦闘機との合同演習の実情と、いったい何がすすんでいるのかを明らかにする論文も。2+2で、拡大核抑止が強調されているだけにタイムリー。パブコメに1万8000通の意見がよせられた、教員の働かされ方の問題、政府の言い分の無責任さを解明した藤森論文と、徹底して教員とりわけ若い教員の目線で、この問題をかたりあった座談会もぜひ!

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