日記

2024/07/13

いつまで米兵の獲物にされ続け、この国に見捨てられ続けるのか

 今朝咲いた朝顔もこの色だった。

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 やっぱり、疲れているのか、朝、すぐに起き上がれず。それでも、朝から、気合を入れて、座談会②の起こし・整理作業をすすめる。ひたすらパソコンに向かうわけだけど、途中で、人の話を聞く時間をつくったり。とにかく頑張って、いちおう目標のところまでは進行しているのかなあ。

 栃木の説明会の様子がいろいろ伝わってくる。そこでの保護者の主張は全てもっともなもの。県教委の説明は全く根拠もなく酷いもの。一方で、おどろくことに「これはあくまで案であり、決定ではない」と言っている。寄宿舎の今後を話し合うスタンスをみせないのに、「寄宿舎廃止という県教委の意見を出さないと議論にならないから出した」と、県教委の方針を提示する。その態度はあまりにも不誠実。

 さて。

いつまで米兵の獲物にされ続け、この国に見捨てられ続けるのか【傍聴記・上間陽子琉球大学教授】(沖縄タイムス)
 南国沖縄で小雨が降って冷え込んだクリスマスイブの日、アメリカ人のその男は、妻と喧嘩(けんか)をして気晴らしのためにドライブに出かけたのだという。公園に一人の女の子がいたので、大丈夫? と声をかけて、身ぶり手ぶりで自分の歳を教えてくれたその子に、私は米軍の特別捜査官だと言って、寒いから自分の車で話そうと女の子を誘い、自分の家に連れていった。

 家に着いてから、自分はその子に性行為はしたけど、その子の同意を得てやったので自分がやったのはレイプではなく、そもそも自分はその子が16歳未満だとは思わなかったので、したがって自分は無罪である。

 裁判所に高級車2台で乗りつけて、糊(のり)の利いたワイシャツ姿で法廷入りした被告は、弁護士3人に囲まれながら、...

 私たちは、この問題がいったいどういう問題なのか、心に刻まないといけない。「ここまで言わないと分からないのか? ……この国はなぜその事実を私たちに話し、この子のケアチームを立ち上げ、子どもを守れなかったという謝罪をしないのか。黙り通し、隠し通し、口先だけの沖縄の負担軽減を述べて濁す。それが暴力への結託ではなくて何なのか。私たち沖縄に住む子どもや女性はいつまで米兵の獲物にされ続け、この国に見捨てられ続けるのか」。この言葉が胸をえぐる。

 

2024/07/11

保護者「性急過ぎる」 那須と栃木の寄宿舎、年度末閉舎 方針に戸惑い

 今日も朝から、ひたすら、座談会①の原稿づくり。何とか形になってきたかなあ。何とか明日には仕上げたい。

 早朝仕事などの友である、自転車が、この前、パーンという音ともに、パンク。タイヤそのものがもうダメで、あわせてサドルを修繕。しめて、7600円。トホホだなあ。ほんとに、身の回りで、修繕や買い替えが必要なものは山ほどある。だけど、年金生活者には、かなり厳しい状況。

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 今日は朝から血が上って、たいへんだった一日。

保護者「性急過ぎる」 那須と栃木の寄宿舎、年度末閉舎 方針に戸惑い(下野新聞)
 那須、栃木の両特別支援学校寄宿舎について県教委が2024年度末で閉舎する方針を示した10日、存続を求める保護者らからは「性急過ぎる」「閉舎後の対応に関する議論が不十分」などと戸惑いや不満の声が上がった。

寄宿舎、今年度末に閉舎 栃木県教委が方針公表 地域社会で学ぶ教育重視 通学バスなど対応案も提示
 「寄宿舎(知的障害)は閉舎」。栃木特別支援学校に息子が通う母親(52)は同日、栃木市大平文化会館で開かれた県教委との意見交換会で、配布資料の一文がすぐ目に付き、愕然(がくぜん)とした。……

 やりかたがひどすぎる。昨日開かれたのは、保護者向けの「特別支援教育についての意見交換会」。そこで配られた資料のなかには、「寄宿舎(知的障害)は閉舎」 という1行が最後に、欄外に書かれている……。「特別支援教育についての意見交換会」と銘打ちながら、結局は、閉舎を伝える場に……。アンケートが配られ、特別支援学校の保護者の要求のなかで、寄宿舎の要求が小さいことをことさら強調するが、全体の保護者にいろいろな要求を聞けば、個別に寄宿舎に入れたい、入れている親の要求は小さくなるのはあたりまえで、そんなものは根拠にもならないし、すり替え以外なにものでもない。そして、この決定は、保護者はもちろん、当該学校の職員にも知らされずにいたわけだ。しかも、資料で、特別支援教育の充実の方向が示されているというが、寄宿舎の代替は、3月の報告とほとんどかわらない抽象的なものにすぎず、この間、保護者が求めていた、話し合いにはまったくこたえないものである。こんなやり方は、あまりにもひどすぎる。

 相方に、8月号で、3月の有識者会議の報告への批判を書いてもらった。家族を仕事に動員していると批判されような、こうした方向は許されるものではないと、かなり渾身の論文を相談しながらつくった。結局、発売日の2日後の、閉舎の発表。

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 それでも、保護者たちは、「私たちは諦めていない、頑張れる限り、できることを取り組み続けます!」と言う。ボクだって悔しくって、涙が出る。SNSにアップしても、なかなか反応は弱い。もっともっと、関心をもってほしいのだけれども。

2024/07/10

「PFAS漏れ事故は『非公表』で」アメリカの要求に日本は従い、国民に真実を隠した…政府関係者が経緯明かす

 これだけ、暑い日が続くと、もう体力が奪われて奪われて……。ほんとに、みなさん、よく働いていますね。いやあ、もう大変です。

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 今日も、座談会①の原稿づくり。会議もあったり、慌ただしく1日がすぎていく。そして、ここに取材に。

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 秋に向けて、いろいろ予測が難しいが、大事なことは次々起こるのだろうとは思う。

 

 落ち着いて、いろいろなことを考え、学ぶ必要のある局面なんだけど、なかなかその余裕がないところがしんどい。

「PFAS漏れ事故は『非公表』で」アメリカの要求に日本は従い、国民に真実を隠した…政府関係者が経緯明かす(東京新聞)
 米軍横田基地(東京都福生市など)で昨年1月に発生した高濃度の有機フッ素化合物(PFAS)を含む汚染水の漏出事故について、日米両政府が非公表とする方針で合意していたことが、政府関係者への取材で分かった。日本政府は、米軍側から事故についての説明を受けた際、情報を外部に出さないよう求められ、これに従っていた。
◆地元自治体「早く情報提供してほしい」
 この事故は東京新聞が米軍の内部文書を入手して昨年11月に報じ、地元自治体が防衛省に事実関係を問い合わせていた。基地が所在する福生市の担当者は「事実関係を確認することができないので、早く情報を提供してほしい」と話している。……

 この問題も、リードはしたけれど、次のステージへ、どのような問題提起は必要なのか。おこっている問題から、何を問いかけるかを、じっくり考えたいとも思っているところではあるのだが。原点の1つである地位協定のことも問いかけたいところでもあるし。

2024/07/09

8月号ができました

 朝から、異常な暑さ。テレビでもその暑さ対策と、睡眠の問題の番組が続く。ほんとに、それらが大きな課題で、からだのダルさとのたたかいだな。仕事がたいへんなのにねえ。とにかく今日は座談会①の起こし・整理作業を続ける。そして、その後、ただちに、原稿づくりにとっかかる。暑いなあ。

 そのほかに、来月対談の内容相談のメールを送ったり。資料を探したり。追い込まれモードは引き続き。

 

 さて、遅くなりましたが8月号ができました。

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中野晃一 さんの「迷走する自公の悪政からどう脱却をはかるか――あらためて市民と野党の共闘の意義を問いかける」は、いまだからこそしっかり読むことが大事だなあと痛感。近未来をしっかり見ていたわけでねえ。
しんぶん赤旗社会部取材班の「自衛隊と靖国神社の点と線」は、この問題をしっかり概括的につかむことができます。  
中嶋哲彦 さんの「教員の長時間勤務・多忙化解決への責任ある行動を――中教審特別部会の審議まとめにおける誤魔化しと責任転嫁」は、中教審の審議のまとめの議論の問題をポイントをついて、しっかり明らかにしてくれるので、とても役に立つ!

宮本岳志さんの「学費値上げではなくだれもが学べる無償化をめざす」は、最新の動向もしっかり、めくばりをしながら、基本的な原理をおさえての議論を提起していて、とてもおもしろものにしあがっている。    
小野川文子さんの「通学困難解消の名の教育からの「排除」ではなく通学と生活の「権利の保障」を――インクルーシブ教育と特別支援学校寄宿舎を考える」は、奈教の問題とならんで、学校でおきている大きな問題の1つである、栃木の寄宿舎廃舎の問題を、障害ある子どもの権利という視点から論じたもの。インクルーシブ教育との関係でも、大きな問題提起をしている。  
坂口 明さんの「映画「オッペンハイマー」と原爆投下の実相」は、映画で描かれたオッペンハイマーの人生から、彼が残した発言などもたどりながら、原爆の開発と投下の実相を明らかにしていて、いろいろ学ぶことが多い。

ほんとに労作ばかりで、みなさんに感謝です。 
   

2024/07/08

「なぜ“伝わらなかった”のか ~相次ぎ発覚 米兵性暴力事件~」

 ほんとに、朝から無茶苦茶暑い。なんなんだろうこれ!

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 ついでに、これが夜まで暑いんだよな、しかも湿度も高いし。

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 そんななか久々職場に。移動だけで、異常に疲れる。ダメだ。

 仕事は、とにかく座談会①の起こし・整理作業中。お昼から、もう眠くって、だるくって。でも、がんばる。

 

 都知事選結果は、どうしても気になる。漠然と、政策的にもイデオロギー的にも、新自由主義に対するきちんとした対抗軸づくりをしっかりしてこなかったつけが出てきているのかということを考えたり……。力の弱まりはもちろんだけど、そもそも自分がよくわかっていないことを、少しはきちんと理解しないといけないと思ったり。まだやんなやいけないことは、あるんだよなあと。

 

 沖縄ローカルの番組をNHK+で見る。「なぜ“伝わらなかった”のか ~相次ぎ発覚 米兵性暴力事件~」

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米軍の兵士による女性への性暴力事件が6月下旬から相次いで発覚、起訴後すぐに県に報告がなかったことに対して県民の間に不信が広がっています。

「政府とアメリカは県民をないがしろにしている」(県民)
「強い憤りを禁じ得ない。遺憾の意を超えている」(玉城知事)

去年12月にアメリカ空軍の兵士が16歳未満の少女に性的暴行をした事件では、起訴から約3か月県に対して連絡がありませんでした。また、5月にもアメリカ海兵隊の兵士が女性に性的暴行をしようとしてけがをさせていたことも発覚。さらに、林官房長官は7月3日の記者会見で、このほかにも去年以降で報道発表していない軍関係者による同様の事案が3件あることを明らかにしました。

なぜ情報は伝わらなかったのか、繰り返されないためには何が求められるのか。関係者への取材で問題の背景に迫ります。

 正直言って、県警担当記者が取材したものなのだろう、ほんとに県警より。県警も問題だったけど、県の対応もって感じ。だけど、県警の対応は、数字だけはしらっと組み入れて発表しているが、伝えないというもの。被害者のプライバシーというが、これだけ政治的に大きな問題を県警が判断できるのかというか、そもそも、人権にかかわるような問題を判断する権限があるのか? 疑わしい。

 だけど、よくわかるものもあった。それは、県警が、県を警戒するようになる時期だ。まさに、翁長県政誕生の時期と重なり、国が県と、話し合うことから後退していく時期、そう菅官房長官時代だ。きわめて、政治的な動きだったことは容易に想像できる。そういう問題であるということなのだと思う。

2024/07/07

「命と向き合った日々」

 エアコンをつけっぱなしで眠ると、眠れるのだけれども、どうしても体が重くなる。なかなか難しい。この季節の快適な眠りはほんとうに難しい。

 今日は、朝から掃除を簡単にすませ、午前中に座談会①の収録。これはなかなか充実した座談会だった。女性の参加者が半分だったのも大きなポイントだったと思う。組織に依頼すると、現状では、なかなかそうならないし、かなり、思い切ってすすめてよかったと思う。午後から、いろいろ作業して、その後、起こし作業にとりかかる。

 これから2週間、ほぼほぼ、パソコンに向かい続ける日々が続きます。

 

 昨日のETV特集もまた、いろいろ考えさせられた。「命と向き合った日々」、出生前診断がテーマ。

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2020年春、ある夫婦が私たちの番組制作会社を訪ねてきた。妻は妊婦健診でダウン症の可能性を指摘され、出生前検査を受けていた。夫婦は子どもを産んで、本当に育てられるのか話し合ったものの、二人だけでは結論が出ず、ダウン症の取材を長く続けてきた私たちに伴走を求めた。カメラはさまざまな人に話を聞き、揺れ動く夫婦を記録することになる。出生前検査が広がりを見せる一方で、いま社会から欠けているものは何かを考える。

 いろいろな葛藤が生身で描かれる。男はダメだなあということも含め。女性の葛藤と苦悩は、あらためていろいろ考えさせられる。Reproductive Health and Rightsとか、言われて久しいけれども……。障害ある子どもの問題がそこにかかわってくると、子どもの権利ともかかわって、ものすごく難しくなる。いろいろ納得するような議論も読んできたけど、つねに線引きは気にかかり続ける。この2人の話も、産むことを当たり前のように考える男の方と、女性の苦悩のすれ違い。最後の判断も、そう簡単ではない。この2人が込めた思いと、そこで考えたことから、ボクらはしっかり考えていくしかないのだろうけれども。

 

 都知事選の結果。うーん大きな課題をつきつけられる。たしかに「市民と野党の共闘」はどこまで無党派にせまれたのか。その市民は保守市民も含むはずで、その保守市民を排除することにはならなかったのか。だけど、はなしは単純ではない、ただ保守市民を意識さえすればいいというものではない。幅広で対抗軸になれるのか、そうであるかぎり、右翼ポピュリズムにもっていかれないかということも、今回はつきつけたわけだから。だからと言って進歩的な議論が成熟しているわけではいもとで、今、何をどうすればいいのか? 一人宣伝のとりくみのヒントと、だけど、そこから何を教訓とすべきなのかということと、大きな大きな課題ではあるのだけど、社会を直視すれば、厳しい現実の広がりがあるわけで、そうぼやぼやとしていられないもの事実で……。

 

2024/07/06

「今も残るアイヌ差別」

 昨日、北の国から東京(埼玉)へ。同じ国とは思えない、気候の変化。空気の違う。というわけでもう1日でうんざりぎみ。今日は、早朝仕事スタートだったけど、久々に大量の汗。

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 リビング兼仕事スペースのエアコンの水漏れがひどいので、寝室を少し改造して、そこで仕事ができるようにした。だけど、この暑さと湿度だから、快適には全然ならないなあ。食道の調子がちょっと悪いので……。

 さて、座談会①は明日の午前中に設定。急だけど、うまくきますように。とにかく、がんばりましょう。その準備と、それから、資料読みと。

 夕方の報道特集。後半の特集は…「今も残るアイヌ差別」。

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古くから差別に苦しんできたアイヌ。
「哀れだった、哀れだった」
文化への注目が高まる一方、
差別は形を変えて続いている

 差別はのなかでも、民族そのものを否定するような差別って、差別された人たちはどのように感じているのだろうか。二重三重に、つらく苦しいということを考えさせられる。しかも、過去のことのようにあつかわれ。マイクロアグレッションというような無自覚な差別はほんとうに考えさせられる。無自覚ということが何を意味するのか。人権ということについて、まだまだ、自分自身よくわかっていないことが多いということなんだろうけれども。だれだって加害者になる。一つひとつ、一日一日、しっかり学んで、考えてだね。

 

 ところで、電車のなかのポスター。

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 これも、ちょっとねえ……。

 

2024/07/04

「“子を産み育てたかった”旧優生保護法判決の問いかけ」「ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国」

 都知事選はいよいよ最終盤。日刊ゲンダイは、「芸能界にも蓮舫支持の輪は広がっている。歌手のUAとコムアイ、モデルの中田クルミが街宣にメッセージを寄せ、支持を表明。俳優の宍戸開はSNSに「蓮舫一択」と投稿し、元「ハロプロ」の和田彩花、音楽家で俳優の浜野謙太、タレントの松尾貴史、エッセイストの能町みね子氏らが期日前投票で蓮舫氏に投票したと明かしている。…小泉今日子も“参戦”。自身のSNSに蓮舫陣営PR動画を添付し、〈次の世代に何が残せるのか考えさせられます〉と書き込んだ。」と報じている。大きく社会が変わっていく一歩になっていくのだろうか。そして、それを支えているのが、1人宣伝ってやつ。それも静かに広がっている。

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 残る期間、どこまで無党派に食い込めるか。すべてはそこにかかっている。

 

 ボクのほうは北の地で、日常業務。座談会②の資料をつくり、日程を確定。明日には内容の柱を相談しないと。なかなか座談会①がすすまない。うーん。明日には、緊急インタビューも含め日程を決め切りたいところ。ここにきて、一気に追い込まれモードになるのはいつものことだけど、胃がねえ。持病の食道炎の調子が一気に悪くなって、ちょっと、しんどいところ。しっかりしないといけない。しかし、明日には猛暑の東京へ帰るのいやだなあ。

 

 昨日のクローズアップ現代は最高裁の違憲判決。「“子を産み育てたかった”旧優生保護法判決の問いかけ」

7月3日、旧優生保護法のもと、不妊手術を強制された障害者たちが国に賠償を求めた裁判の最高裁判決が言い渡される。子を持つ権利を奪われ苦しんできた原告たちがその行方を見守る。一方「障害者に子育てはできない」という考えは今も社会に根強く、支える仕組みも整っていない。旧優生保護法の違憲訴訟の判決の日。子どもを産み育てる権利をめぐる実情をルポし、「差別のない社会」を実現するために何ができるのか、考えていく。
 最高裁判決の意義もそうだけど、実際に、いまも続く、支援制度の不備から、解決されない偏見と差別というか、自由な選択を許さない現実。どこまで、家族の責任に負わされ、理解ある、がんばれる施設の下でのみ保障される現実には、ほんとうに考えさせられた。あまりにも社会の的な議論がすすんでいない。立ちすくむ。
 映像の世紀バタフライエフェクトの「ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国」を見る。もちろん、緊急事態条項の危険や、経済危機への対応などさまざまなことを考えさせてくれるわけだけど、ドイツ・ワイマール共和国が、最先端の民主主義国家で、男女平等の普通選挙、1日8時間労働制、女性の社会進出、ユダヤ人も活躍し “黄金の20年代”が到来する。革命的な芸術学校バウハウスが生まれ、ナイトクラブでは性のタブーも解放されたなどなども強調される。なぜ、自由なワイマールから独裁国家がつくられたのかは、ずっと議論され続けていることではあるのだけど、つくりての迷いもうかがえる。民主主義はかくも難しいと。決して楽観的ではないのだけれども、迷っていてもしかたがないことでもある。諦めないということ。

 

2024/07/03

旧優生保護法、戦後13例目の法令違憲に 活性化する最高裁憲法審査 強いられた沈黙~発掘・沖縄の米軍犯罪記録~

 慌ただしく緊急インタビュー①を設定することに、そのための資料を読むことからスタート。それから、座談会②の資料づくり。だんだんと気持ちも慌ただしく余裕もなくなります。うむ。

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 今日は「旧優生保護法、戦後13例目の法令違憲に 活性化する最高裁憲法審査」という大きなニュース。最高裁による法令違憲の判断は戦後13例目だそうだ。最高裁が初めて法令を違憲としたのは1973年の尊属殺の規定を法の下の平等を定めた憲法14条に違反すると判断したもの。ちょうど、今日の「寅に翼」で、1950年の最高裁合憲判決がとりあげられていたところ。70~80年代には、最高裁の法令違憲は極めてまれだったそうだが、2000年代に入ると様相は一変。「婚外子国籍確認訴訟」(08年)、「婚外子相続格差訴訟」(13年)、「再婚禁止期間訴訟」(15年)、昨年も、性別変更をするためには生殖機能をなくす手術が必要とする性同一性障害特例法の要件を憲法に反するとした。そういう意味で、社会は確実にかわっている。

 寅ちゃんは、「声をあげる」ということを言ったけど、実際には声は上げられないことが多いし、そもそも、よくわからないでいること、なんとなく認めてしまうことが多い。だけど、 「声をあげる」ことが強調されると、そういう声があげられないことが責められてしまう。ほんとうにそれではつらい。そこのところをこの脚本は、今後どのように描いていくのだろうか?

 

 さて、その声をあげられない典型的なケースのドキュメントを、あらためて見てみた。

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殺人、傷害、強姦、放火…1945年から1972年までに発生した約1000件には、沖縄の人々のうめきが満ちている。今回、ひとつひとつの事件・事故を場所や内容ごとにデータ化して分析、アメリカ統治下で多発していた米兵による犯罪の全体像に迫った。戦後79年、今も基地と暮らすことを余儀なくされている沖縄。本土復帰から半世紀以上にわたって沖縄社会が背負わされてきた問題と、今も続く混乱の原点を見つめる。
 あらためて、沖縄が負わされてきたものの大きさに身震いする。おそろしく、くやしく、かなしく…。そのことをどれだけ、ボク自身もうけとめてきたのか。占領という差別、そのうえに性差別がかさなる。まったくそれが沖縄のかかえてきたものなのだと。当事者の声がとても胸につきさる。95年の県民大会の高校生の発言が胸にひびく。
 今日、辺野古でくい打ち試験作業がはじまった…。

2024/07/02

毎日新聞の、自衛隊100年の識者に聞く 23年以降 沖縄米兵 女性暴行5件 いずれも県には通報されず 県議会で県警

 気温は高いけど、空気が何となく冷たいので、陽の当たる外に出なければ基本涼しい。

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 夜はとても変な夢を見た。数学か算数の計算問題を解いているのだけれども、変な記号があったり、小さくて読めない文字があったり、解くのにとても苦労しているという夢。自分自身が、高校生ぐらいの感じなんだろうか、いまなのだろうか?

 今日もとにかく座談会①の資料を読み進める。新しい本を読み始めて、驚くことしきり。

 

 「寅に翼」を見ながら、出がらしと言えば、自分もそんな年齢だなあと思う。年相応の役割ってなんなのかについては、いつも思い悩む。自分より若い世代に、いろいろ課題があったとしても、それはその世代が解決するべきことだから、できるだけ、まかせて、自分たちの仕事が何かを考えるべきだとは思う。同時に、ふりかかってくる政治的な課題にどう向き合うのか。うーん。この年齢になると、できないことがどんどん増えるから、余計に、どうなのかということも考える。心身とも弱くなっていくことも避けられないことだし。そこで、何をすべきなんだろうか?

 昨日の毎日新聞の、自衛隊100年の識者に聞く。

 日米同盟の深化「ともに戦うスピリットを」 河野克俊・元統合幕僚長
 厳しい安保環境「国民意識も大きく変わった」 黒江哲郎・元防衛次官
 憲法9条「規律する力は生き続ける」 青井未帆・学習院大教授
 戦前と同じ「戦う国になった」 沖縄在住の映画監督・三上智恵さん

 

 河野さんは日米同盟が、あたかも対等な同盟に変わりつつあるように描き、辺野古の解決は、普天間の機能を自衛隊がになうことというまで言う。だけど、自衛隊は対米従属の軍隊で、アメリカは自国の戦略で動く。黒江さんは、そもそも自分たち(自衛隊?防衛省?)は、これまでもちがった憲法解釈をとってきたと平然と言う。彼らがいかに憲法からはなれた存在かの証左だっが、そこから導き出される考え方はあくまで軍事中心・軍事優先だ。

 青井さんも、三上さんも、傾聴に値する大事な発言。だけど、ここまで、政府の、安全保障にかかわる人たちの発言が右にいってしまった時点で、メディアが中立の名で、かなりその軸を右に移動させてしまい、教育もそうなっているもとで、どのように対抗的な世論をつくっていくのか? そういう意味で、われわれの側がもっと、思い切った議論と運動が必要なのかもしれないと考えてしまう。憲法論、安保・外交論、軍事論、しっかりしなくてはいけない局面。

 

 沖縄県警は1日、不同意性交容疑などで2023年から24年5月末までに検挙した米兵の事件は5件に上ると明らかにしました。県議会米軍基地関係特別委員会で、日本共産党の比嘉瑞己議員の質問に対し、安里準刑事部長が答弁しました。一方、県側は5件についていずれも県警からの情報共有はなかったとしました。
 安里刑事部長は、23年に検挙した米軍人による凶悪犯罪は2件でいずれも不同意性交容疑など性犯罪だと報告しました。24年については、5件の凶悪犯罪のうち3件が不同意性交などと説明。昨年12月に米軍嘉手納基地所属の空軍兵が本島中部で16歳未満の少女を誘拐し、性的暴行した事件、5月に米海兵隊員が県内で女性に性的暴行をし、けがを負わせた事件のほか、1月に海兵隊の男性=当時(31)=が県内で女性に性的暴行し、緊急逮捕した事件(不起訴)を新たに明らかにしました。…
 いまの沖縄のたたかいはある意味で、95年の少女暴行事件が契機になって、普天間移設が浮上してという流れにある。その暴行事件への反省への裏切りとも言える事態が浮上している。しかも、それが、米政府なり、おそらく日本政府が大きく関与するもとでおこなわれているようにも見える。そういうとても重大な事態でもあるだけに、ほんとうに、徹底して問題にすべきことであるのだと思う。

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