ほんといろいろ起こる。そして、総選挙に向かう。だけど、月刊雑誌づくりの性か、頭のなかの三分の二は、選挙後のことを考えている。同時に、そのためにもいまを考え切らなければいけないなあ。
あっという間の合流である。当然、年明けに選挙があってもいいように、公明の政権離脱直後から、話し合いはつづいていたんだろうなあ。
立憲、公明両党首が新党結成に合意 衆院選へ「中道」掲げ結集(毎日新聞)
立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表は15日、国会内で会談し、次期衆院選に向けて新党を結成することに合意した。高市早苗首相は23日召集の通常国会の早期に衆院を解散する意向を与党に伝えており、「27日公示―2月8日投開票」を軸とした日程が検討されている。短期決戦が見込まれるなか、「中道」を掲げる両党が結集することで、与党への対抗軸となることを目指す。
両党は解党せず、衆院議員が離党して新党に参加する形を想定している。衆院選では、比例代表で公明の候補者を上位で優遇する一方、小選挙区で公明は候補を立てず、立憲の候補者を支援する案が浮上している。従来の衆院選で公明の支援を受けていた自民候補には打撃となる。
公明は15日午前の中央幹事会で、立憲との協力について代表に対応を一任することを決定。立憲も同日午後に国会内で両院議員懇談会・総会を開き、次期衆院選に向けた対応について所属議員に伝えた。……
しかし、立民の議員団総会でも反対意見はほとんどでなかったようだ。参加者も少なくて、委任か?? 小西氏でさえ「本日午後の立憲民主党の両議員懇談会では、2017年希望の党の失敗は犯さない、すなわち、立憲・公明の基本政策のすり合わせをしっかり行い、排除の論理は講じないことが確認されました。私は安保調査会副会長として、安保法制に関する調整に責任を持って関与することの言質を安住幹事長から得ました」と弁明。杉尾氏も「希望の党のような排除の論理は取らず、これまでの我々の政策を訴え続けられるよう十分配慮し相談しながらやっていくとの説明。総会の出席議員の拍手で提案が了承されました」と。ほんとに大丈夫か。
朝のワイドショーも、もともと、立民と公明党は政策も近いという。しかし、ほんとうにそうか。公明党は、あの安倍政権を支え、安保法制を強行した党だ。安保政策は根本的に違うといえば、「安保法制に違憲部分はない」というこの間の議論で反論するのだろうか???。それを説明するのにたぶん、仙台高裁判決をつかうんだろうな。集団的自衛権行使容認は違憲になる場合があっても、安保法制では、幾重にも制約がかかえられたため、その行使が現実的にはあり得ず、意見ではないというやつだ。だけど、その集団的自衛権行使容認と、安保法制を契機に、敵基地攻撃能力、ミサイル配備がすすめられ、大軍拡がすすめられているのに。原発はどうするのだろうか??? 容認の公明と、「原子力発電所の新設・増設は行わず、すべての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定をめざします」という立民。立民の綱領を見たら「原子力エネルギー に依存しない 原発ゼロ 社会を一日も早く実現します」と、長期目標とも読み取れる表現。いっそう曖昧な将来の目標の表現にするのかなあ??。企業献金はどうするのか??? 結局は、より自民党に近づくというものになりかねない。そうであればあるほど、政党として右往左往をくり返し、新進党や希望の党の二の舞になっていくのだろうか? しっかり見ていかないといけない。
考えてみたら、野田さんと斉藤さんは、かつて(30年ほど前)、同じ政党(新進党)にいた。加えて言えば、高市さんも、石破さんも……。二大政党制の呪縛というものがそこにある。その結果は、そう保守化以外何もものでもないのではないか。
いよいよ左翼、左派はどうするのかという問いかけも多い。届く言葉で語るということがいわれるし、ボクもそう思う。ただ、これがとても難しい。いまのような社会全体が抱える問題が複雑で、国民意識も多様で単純ではないときに、それを探し当てるのは相当至難のわざであることも事実。もちろん、その努力をおこたってはいけないけど、だけど、言葉まちになるのではなく、いまある言葉を愚直に語ることも強めたい。それがなかなか伝わらないもどかさしさがあっても、模索しながらも、発信し続けることも大事だと思いたい。かみあわないような訴えには敏感に対応し、もちろん伝わる最大限の努力を、たくさんの知恵をあつめながら……。
先日、札幌に行ったとき、お願いして、空知と樺戸の集治監につれて行ってもらった。樺戸の博物館はもちろん冬季閉鎖中。でもこれで、5つをすべて回った。見事なぐらい北海道の開拓をすすめる配置。まっすぐな囚人道路……。
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