映画・テレビ

2023/01/30

「誰が島を守るのか 〜沖縄 若き自衛隊員の葛藤〜」

 何か、きつい日が続きます。インタビ ュー①原稿のほうは、形づくりが、まだもう一工夫必要か? 思案中。

 寒いなあ。

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 相方のところは、マイナス18度っていっていたから、あたたかい? だけど、ボクの職場の体感温度は、かなーり低い。今日は一日、かじかんでいた。

 昨夜、「誰が島を守るのか 〜沖縄 若き自衛隊員の葛藤〜」を見た。少し、知っている内容もあるなあと感じたけど、どうも昨年、見たやつを、再編集したもののようだ。
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 国軍をめぐる沖縄の反発。新入隊員の訓練に密着し、災害支援に憧れ入隊も、国防の重みに直面し葛藤する若者たちを追い、国際情勢に揺れる沖縄の人々を見つめるというもの。昨年後半の沖縄をめぐる、軍事強化の動きを加えている。一面として、沖縄は沖縄の若者が守るという自衛隊のキャンペーンの一環ともいえる内容。かなり、その若い自衛官に密着しているし。そして、平和のための政治や外交のありようという語りはない。ただ、同時に、その若者のおばあの、人の命を軽々しく扱うことはできないという言葉は重く、命と平和の大事さを問いかける言葉は、とても心にせまってくる。世論動員のいまをリアルにみながら、何が世論を動かすのかということは、しっかり見ていく必要性があるなあ。

 今日の沖縄のテレビから。「台湾有事で攻撃される?」「我が国の手の内明らかにできない」戦争反対の市民に防衛省の対応は
 具志堅さんの訴え! この記事を読むだけで涙が出てくる。

 

 SNSを見ながらいろいろなことを考える。自分もちゃんとできてないから、キャパオーバーを理由に、不誠実なことすることがだびたびあるから、落ち込んでしまう書き込みもある。キャパオーバーを体がしめしていると、つい、放置してしまうこともある。もっと、コントロールできなきゃなあ。ほかにも、もともと、いろいろきついことが続いていて、まるで、世界が悪に満ちているように感じてしまう(苦笑)状況だなあ。今日は、朝起きたとき、ほんとに仕事に行きたくなかったなあ。明日は、爽やかに朝を迎えたいなあ。

2023/01/29

「たゆたえども沈まず」と「オモニの島 わたしの故郷 〜映画監督・ヤンヨンヒ〜」

 日曜日は、掃除日からスタート。お風呂掃除、台所掃除は丹念に。ふー。

 インタビュー①原稿づくりをきょうもすすめる。形は半分強。ただ、いちばんややこしいところがまだ残っている。明日は、形を整え終えて、資料にもとづいて、いろいろ補強作業だよなあ。それを、明後日までにやりきって、仕上げに。あと、3日というところか。もう少し、先の手打ちをすすめないといけない。手探りの、資料読みをもっともっとやらないと、ほとばしるような企画はうかんでこないだろうなあ。まだまだだなあ。

 とりだめていた録画から、「たゆたえども沈まず」を見る。

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 「揺れはするが、沈まない」という意味だそうだ。東日本大震災から10年の1850時間の映像から紡がれたドキュメント。岩手の地方放送局の手によるものだけに、ほんとうに密着したドキュメント。被害の深刻さと、そのなかでも、生き抜く人たちも姿を追う。冒頭の、津波の映像から、涙。苦しくて、重く、でも、ちゃんとさせられるそういう話だなあ。この12年、汲み尽くすべきことを汲み尽くしてきたのか、論じるべきことを論じてきたのか、そういうことを考えさせられる。

 また、「オモニの島 わたしの故郷 〜映画監督・ヤンヨンヒ〜」を見る。

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 在日コリアン2世の映画監督・ヤンヨンヒさん。日本と北朝鮮に引き裂かれた自らの家族を描いてきたヨンヒさんが最新作でカメラを向けたのは母親の壮絶な体験、朝鮮半島の南の島で起きた虐殺事件、チェジュ島4・3事件だった。映画は去年秋、韓国でも公開、大きな話題を呼んだ。なぜ兄たちを北に送ったのか、母親の真実に向き合うヨンヒさん。自分は何者の娘なのか、映画を通じて問い続けてきた半世紀にわたる心の軌跡を見つめる。

 「北」(DPRK)によって、引き裂かれた壮絶なる人生。同時に、大阪には、チェジュから逃げてきた人たちが多い。ある人は、この番組を見て、私の人生はこんなもんじゃなかったとも語っていた。ヤンさんの親は総連幹部で、だからこそ引き裂かれたわけだけど。いずれにしろ、そういった厳しい、壮絶なる人々の人生がボクらのすぐ隣にいる。そのことをいろいろな意味で、ボクらはかかわっていたはずだ。そういう意味でも、ボクらが、見ていない、意識していないことの多さを痛感させられる。そのことに無関心でいられない。

 

 ボクらのとなりには、ほかにも、厳しい現実と、それこそ体当たりでたたかいながら生きている人がいる。その人たちの人生にボクらはあまえていないのか、そんなことも、ちょっとした事件を契機に、考えさせられたりもする。

 

 憲法ネット103の学習会は、定員オーバーで聴けなかったので、平和構想研究会の公開セミナー「戦争ではなく平和の準備を」第1回「憲法の視点から安保3文書を読み解く」をながらで聞く。講師は青井未帆さん(学習院大学教授、平和構想提言会議共同座長)。久しぶりに青井さんの知的な話。

2023/01/28

「ロックが壊した冷戦の壁」

 今日も、インタビュー①原稿づくり。まだまだ、形が見えてきません。明日、相当集中して、思い切った構成のつくりかえにチャレンジしてみようと思います。食べすぎと運動不足が気になっているので、生活改善も目標ですね。

 メガネがちょっと、傷ついていたり、度があわなくなってきていたり、いまあるメガネをどう使うか、試行錯誤中。なかなか、難しいし、なかなか、快適にはならないなあ。

 

 途中、録画して、見れていなかったものを、少し、見る。録画もどんどんたまっていく感じ。なんだかいろいろ計画通りにいかないなあ。

 まずは、「ロックが壊した冷戦の壁」。

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 東西冷戦の象徴「ベルリンの壁」を崩壊に導いた、3人のロックシンガーの物語を拡大版で特集。東ドイツで監視社会への怒りを歌った女性歌手ニナ・ハーゲン。ドラッグや同性愛を赤裸々に歌い、チェコスロバキアで大ブームとなった、ルー・リード率いるベルベットアンダーグラウンド。そして西ベルリンから壁の反対側に向けてコンサートを行ったデビッド・ボウイ。自由を叫ぶ3人の音楽は、冷戦の壁を越えて人々の心を揺さぶった。

 女性歌手ニナ・ハーゲンとメルケルの話も、ルー・リード率いるベルベットアンダーグラウンドとハヴェルの話も、同じバタフライエフェクトで一本の番組になっていて、それは見ていた。この2つのエピソードに、デビッドボウイの話なども加えて、スペシャル番組に仕上げたもの。この時期の社会の大きな変革の底流にあるものをまざまざと見せてくれるいい番組だった。

 そのあと、「零戦 その後の敗者の戦い」を見る。こちらも、同じように、豊富な映像資料で見せてくれる。零戦にはどんな特徴があったのか、知っている話だけど、あらためて確認。堀越を含めた、技術者の戦後を追う。人を殺す兵器に技術は使われたくないとのことだが、そのあたりの後悔や、葛藤のようなことは番組からは見えず、ただ技術がどのように戦後、引き継がれていったのかが強調される。プロジェクトXっぽい。そこに、先の先の番組とちがった薄っぺらさを感じてしまう。うーん。日本の戦後を見せつけられる。

 あと、とある学習会に、ちょっと関心があり参加。その問題でもいまの議論を知る。なかなか、やっかいで、難しい問題もあるけど、大事なことも知れた。いろいろな方面で、難しいことを、難しいままで議論しない暴力性という言葉をちょっと振り返ってみたりもした。

 夕方には、配達も、買い物もあるが、運動不足解消にはならない。食事は、ちょっと豪華につくったので食べ過ぎ。こまったこまった、ちょっと、意欲がついていってないなあ。何とかするぞ!

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2023/01/10

ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」

 今日もいい天気。

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 今日は、職場で、今月原稿のリマインドメールを送り、あとは来月原稿の資料読みが中心。少し、頼まれ仕事も。ある意味で気が滅入るような資料を読む。やっかいなテーマにふたたび挑戦。だけど、胸がつぶれるような思い。それが、この国の現実であることは否定できない。

 

 昨日の、100分de名著は今月は、ジーン・シャープ「独裁体制から民主主義へ」。史上暴政をふるった数々の独裁体制を綿密に分析し、それに対し非暴力による反体制運動こそが大事だと訴える。

 その第一回は

一見強固で揺るがないようにみえる独裁体制には、子細に分析すると、ある弱点が存するシャープは言う。独裁体制は単独では成り立たない。有形・無形の民衆たちによる支持があってこそ成り立ってる。その力の源を断つことで容易に瓦解する脆弱さが潜んでいるというのだ。独裁体制に終止符を打てるかどうかは、そのことに民衆が気づくことができるかどうか、その上で、集団として行動を起こすことができるかにかかっているという。

 これはとってもわかりやすく面白かった。

 実は、ジーン・シャープは一度とりあげたことがある。

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 もう4年前になるのか! 戦争の時代に入ろうというこの時期に、ジーン・シャープってNHKはなかなかやるなあ。

 

 さて、相方は北海道へ。いろいろ精神的にしんどい日々がふたたび続きそうだ。いろいろ頼らずに、しっかり睡眠をとれるだろうか?

2023/01/09

「沖縄の“眼”になった男 〜写真家・平良孝七とその時代〜」

 京都から帰ってきた相方は、明日には北海道に。忙しい人だなあ。今日は、太陽の末裔にしっかりはまっている感じ。昼からはかつての生徒に会いに行っていた。今日は、ボクは、家事を久しぶりにしっかりして、それからいろいろ、読み込もうと思った思ったけど、あんまりすすまなかった。そろそろ、生活を戻さないとつらくなるかなあ。いろんな意味で厳しい年に今年はなりそうだし。しっかり、しっかり。

 

 買い物に生協まで歩く。ほんとに体を動かそう(笑)。

 

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 そういえば今日は、いわゆる?成人式。ボクは無縁だった。長男は、関係なかった。二男は参加していたなあ。すぐ帰ってきたけど(笑)。なかなか、難しい日だなあ。

 

 土曜日に録画した、ETV特集「沖縄の“眼”になった男 〜写真家・平良孝七とその時代〜」を見る。

 

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本土復帰の前後を中心に沖縄を記録した写真家・平良孝七(1939-1994)。反基地闘争、復帰運動、離島の現実、沖縄戦の記憶に至るまで、激動の戦後をフィルムに刻んだ。未発表のものを含む20万カットと平良が残した創作ノートから浮かぶ沖縄の光と影とは。本土復帰から50年が経った今、沖縄の“眼”と呼ばれた平良の人生を、現代沖縄を代表する写真家のひとり石川竜一さんがたどり、“沖縄のリアル”とは何か思索する。

 沖縄の戦後、そして沖縄戦の歴史。そういうことと向き合い、強い思いをもちながら、それでもいろいろな葛藤もあり、そんなに単純じゃない沖縄という社会について思いを馳せる。けっこう難しい論点だけど、同時に、その強い思いということも、その大事さも感じる。若い世代はどのようにそれを感じるのだろうか。敬愛する平良啓子さんも登場していた。そこにも強い思いを感じる由縁。考え続けることが大事か。

2023/01/03

100分deフェミニズム と 釧路の戦跡

 朝から、講演①原稿を再開。大体の構成をつくりきるまであと少し。できれば、今日中に、ある程度の形づくりをしておきたかったけどなあ。

 さて、昨日は。100分deフェミニズムを見た。

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古今東西の名著では女性差別の状況を予見したような洞察が数多くなされている。性暴力やセクハラといった問題に直面する私たちは、名著の中にその知恵を求めていくことが今、求められている。さまざまな分野の専門家が集結。「自分がおすすめするフェミニズム」の名著をプレゼン。教育学者、社会学者、翻訳家、歴史学者などのさまざまな視点から「フェミニズムをどう活かしていくか」を探りながら難解な名著を易しく読み解く。

 出演者も豪華。上野千鶴子、加藤陽子、鴻巣友季子、上間陽子。内容もすごくよかった。

 まず加藤さんが「伊藤野枝集」。NHKのドラマで光があたった伊藤野枝の書くものも深いなあ。ほんとにしっかり読んでいたいとたしかに思う。次に、鴻巣さんが、「侍女の物語」で、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」にも言及。近未来のディストピアは、トランプの下で現実となる。この話は息をのむ。上間さんがハーマンの「心的外傷と回復」。性暴力と複雑性PTSD。聞き手の問題が考えさせられる。最後に上野さんの「男同士の絆」。ミソジニーの根源とホモソーシャル。「社会に半身で関わる正気の選択」を主張する。これはとくに古典的。

 日本のように、女性差別にとどまらず、障がい者や外国人などの人権が軽視される社会において、この種の問題の議論はけっこう難しい。それだけに、問題の本質にどう接近していくのかは、とっても大事なのだと思う。とてもとても考えさせられる。上野さん、いろいろあるけどね。上間さんの議論は、とっても刺激的な問題につながるけれども…。みごとに、いま問うべき問題をその根源に向かう道筋を示してくれている感じもした。いっぱい刺激をうけて、勇気ももらった!

 今日は、お昼に、食事でラーメンを食べに行くついでに、別保炭鉱跡を見に行く。

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 住宅地のすぐ横に、このように存在している。

 ついでに足を延ばして、まずは釧路(三津浦)特攻舟艇基地跡。

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 マルレか震洋かはわからないが、たぶんマルレ。北海道にも各地に、この特攻舟艇基地は存在していたようだ。たぶん釧路は炭鉱が存在する、重要な土地であったと思う。そのことと関連するのか、たくさんの防御基地がつくられている。

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 沿岸には、トーチカがつくられている。現在住宅がたくさん建っている場所のすぐ下にだ。また、電波基地があって、そこにはおそらく指令を出す部隊もいたようでもある。北のこうした場所にも、相方のほんとに生活圏(車で10分とかからない)のなかに、あの戦争の跡が残っていることに、おどろいた。

 

2023/01/02

世界は平和と秩序を取り戻せるか

 北海道は、寒いです。

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 元日はテレビがエルぺスに占領された1日だったので、今日は、NHK+とかTVerで、昨日の番組を見ている。Nスぺは、混迷の世紀 「2023巻頭言 世界は平和と秩序を取り戻せるか」。

 

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 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、世界の平和と秩序を根底から覆した。その影響は、私たちの暮らしにも及んでいる。深刻化しつつあるインフレ、食料安全保障、エネルギー危機。グローバル化による相互依存が進めば、世界は安定すると信じられてきたが、その理念は打ち破られた。世界の安定は失われ「混迷の世紀」へと突入した。世界の識者へのインタビューから、これからの時代を生きるヒントを探る。

 この国で普通に論じられている世界の危機と、世界の識者が言っていることはずいぶん違うという強い印象を感じる。アレクシェービッチの言葉に戦争にどう向き合うべきかを考える。アタリの食料の問題の指摘は重いなあ。だけど、そこまで考えないと。核や抑止についての中満さんの指摘はそのとおりだなあ。アメリカとの付き合い方、外交のあり方…。気候の問題も含め、世界の危機とは何かのかほんとうに考えないと、やるべきことを考えさせらるなあ。

2023/01/01

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

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 今年はどんな年になるのだろうか? 新年の新聞を読みながら、やっぱり戦争のことを考える。日本の年末の政策決定の重大さを思いつつ、朝日の一面のアレクシェービッチのインタビューに思う。この記事の写真をとった記者は、その後、ウクライナの取材中、空爆で負傷したそうだ。戦争の現実がそこにある。

彼女はテレビの責任を問いかけている、そのことは印象的。

 いろいろな著名人が戦争について発言しているのが印象的。「戦前」とか「戦争」とか。その発言がするどいものというよりも、そのぐらい多くの人がそのような不安を増大させているということなのだと思う。そういう時代だ。それは2面性があるのだろうけど、希望もあるのかもしれないとも思う

 相方が、silentを見をおわって、今度はエルピスをずっと見ていた。最後は権力に迫り切れない、それでも迫ろうとする希望を醸しつつ、権力犯罪に迫るようなドラマ。うん、よくがんばった。メディアには、絶望も多いけど、でも、少しの小さな希望はここにも見出すよね。

 正義は、生きるってことは楽しいより、やっぱりつらく、苦しいのはそうなんだけどね。

 最後まで希望は失わず、決意をもっての1年をと思う新年、年のはじめよね。

2022/12/31

「松本清張と帝銀事件」

 今日は、朝から、とにかく掃除だね。日頃やらない、ベランダや玄関の掃除やら、窓ふきやら。相方と喧嘩しながら、がんばって掃除。

 途中、テレビをつけたら、wowowで、「護られなかった者たちへ」をやっていた。映画館でも見たけど、思わず見入ってしまった。重たいなあ。すごいなあ、って改めて思う。瀬々監督、ことしもいい映画をつくっていたけど、やっぱりいまは、脂ののった、最前線の監督の一人だなあ。年齢的には、そんなに違うわけではない同世代といっていいのだろうから、やっぱり、がんばらないとなあ。積み重ねてきた経験の大事なところをしっかり発揮しながら、しっかり挑戦しつつ、じゃまにならないようながんばりをしないととつくずく思う。自分のしっかりした生き方が大事なんだろうなあ。

 夕方は買出し。ああ、やっぱり、年末は莫大な出費。まあ、豪華年末も、もう何度もあるわけではないだろうし(笑)。

 夜は、おもしろいテレビもないからと、昨日、一昨日放映されていた、Nスぺの「松本清張と帝銀事件」を見る。圧倒されるような内容。山田さんの『帝銀事件と日本の秘密戦』を2年前に読んだとき、これはすごい本だなあと思ったのだけれど、あらためてそのことを感じるし。

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GHQ占領期の〝闇〟に切り込んだにノンフィクションの大作「日本の黒い霧」を書いた松本清張。そのきっかけとなったのが帝銀事件だった。逮捕された平沢貞通には、犯人という明確な証拠や動機はなく、無罪を主張し続けるも死刑が確定。
しかし清張は、警察が当初「真犯人は軍関係者」としながら、捜査線とはかけ離れた平沢に向かっていったことを強く疑問視する―。

 清張の死から30年。裁判や捜査資料、関係者を徹底調査して、真相を追った清張の“知られざる足跡”を独自取材し、その闘いをドラマ化する。


 日本の戦後史の闇であり、戦前との連続性だけではなく、日本の独立性も問いながら、日本政治のみならず、メディアの問題も問う。ああ山田「帝銀事件」はなりかやりたかったなあと今さらながら。うん、後悔のないように来年は、ほんとうにしっかり勉強して、積極的にいくところはいかなくてはねえ。

 ここんところ、相方が”silente”の年末一気見を録画で見ているのをのぞく。いろいろかんがえるところはある。人間関係の、そういう新しい感じ方や見方はとても考えさせられるし、いま、民主主主義とか人権というものは、そうとところもふまえて考えていかないととも思う。

 同時に、さきの2つの作品との圧倒的な違いも感じる。社会にまで届かない、その問題をどのように考えていくのかということも大きな宿題でもあるようにも思ったりもする。

 さあ、来年もがんばろうね!

 

 

 

2022/12/21

「父さんもう死んどるよ』電気コードを手にした“ひきこもり60歳”につぶやき母も殺害された

 終わった、終わった! 工場籠城終了。こんなに疲れたことはないなあというほどの疲れ。やっぱり、年齢からくるところもある。この歳でやる仕事ではないなあ。はてさて。

 今シーズンの「科捜研の女2022」は、科学者シリーズだった感じ。

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 デュアルユースというか、科学の成果の軍事利用の問題などをメインにおきつつ、科学者の身分の不安定性なども、とりあげていた。まあ、ああいうドラマだから、ちょっとなあというところもあるわけだし、本質にもとなあとも思うのだけど、しかし、こういうことがテーマになるほど、科学をめぐる問題が、注目されるようになっているというのは大事なこと。ただ、現実は、ドラマよりも劇的にすすんでいる。福島のイノベーションコースト構想のことにしても、そして、理研の有期雇用研究者を、プロジェクトの進行如何にかかわらず、10年を前に問答無用で首を斬る事態にしても……。

 鎌倉殿の13人が終わった。三谷脚本には功罪がある。きわめて巧みな面と、平凡な面と。今回のは好きな面も多いな。深みがどこまであるのかは別として。ただ、鎌倉時代を舞台にしたドラマをみながら、この時代から、ずっと、力による権力の維持の時代が続くのだよなあと。力が正当性の根拠で、それを権威づけるのは天皇制しかなかったんだよなあと。だから、力の争いが続くか、政権が一見安定した時は、後継者抗争というか、内部での政局が生まれる。そのくり返しは、明治まで、さらにその後も続くのだと。力による正統化に頼らなくなるのは、民主制という政治制度が発見されてから。だけど、それは未完で、ともすれば力に頼ろうとする。そこ過程にいるのがわれわれであるからこそ、われわれは民主主義にこだわりながら、粘り強く、その完成をめざさないといけないということなのだろうなあと、ある意味、おろかで、悲しみに満ちた鎌倉の政治をみながら考えた次第。

 MさんのFBから拾った昨日のニュース

「父さんもう死んどるよ』電気コードを手にした“ひきこもり60歳”につぶやき母も殺害された(TBS)

 今年もあと幾日か、そんな折に白髪に黒縁めがねの松本淳二被告(60)は福岡地裁の証言台にいた。酒店の“業務用冷蔵庫”から2人の遺体が見つかり世間に衝撃を与えた事件の容疑者として起訴された男だ。起訴罪名は殺人と遺体遺棄。審理で浮かび上がったのは、35年におよぶ長期の引きこもり生活と20代から続いた父親に対する極度のアレルギーだった。そして「絶対に邪魔されたくない時間」と本人が話す「アニメ鑑賞」をめぐるトラブルが事件の引き金となり、もうすぐ90歳になろうかという両親は息絶えた。罪を認めた松本被告への検察官の求刑は「無期懲役」だった―。……

 このニュースを聞いて、まずは息子のことを考える。これからさき、わが親子はどうなっていくのだろうかと。親の目線から。この被告は、ボクと世代的には近い。ボクだって、仕事から落ちこぼれていたら、同じように……と考えるところでもある。そう今度は、息子の目線から考える。ほんとうは以前から、その可能性は高まっていて、かなりの人がその問題に直面していたのではないのか。とても、難しい問題。とても、苦しい問題。

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