映画・テレビ

2021/03/07

「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」 大日方さんの最終講義

 今日は、まず、朝から掃除をしっかりとした。部屋のほこりとりから拭き掃除までと、風呂、洗面所、トイレ。ついでに、玄関を洗剤でゴシゴシ。だいぶきれいになった感じ。掃除はやれば気持ちがいいのだけど。さて、それから、インタビュー①原稿に。一定の整理をすすえたという感じ。7割程度の進行。もうひと頑張りだ。

 昼過ぎぎから大日方純夫さんの最終講義・フォーラムを聞く。

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 教科書問題から3国共通教材づくりのとりくみがテーマ。歴史修正主義を政治がおしすすめる時代になって、そのなかでの歴史学の役割を身をもって実践された方だな。自分も東アジアの歴史フォーラムには、参加したこともあるし、当初はよく取材していたなあ。韓国の人の議論や、中国の人の議論を聞かないと、この活動の意義と苦労はなかなかわからない。だけど、うちのような貧乏雑誌だと、海外取材はとても無理だし、きちんと系統的に付き合い切れてないのが情けない。自分の仕事が中途半端で申し訳ない。そんなことも思い出しながら、大日方さんのお仕事から、もっと学ばなきゃと思った次第。

 いよいよ、3・11の番組が並び始める。昨日から今日にかけて、いくつか見始めている。たとえば、昨日のETV特集。

「原発事故“最悪のシナリオ”〜そのとき誰が命を懸けるのか〜」

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原発事故は、最悪の場合この国にどんな事態をもたらすのか。その時、何をなすべきか―。東京電力福島第一原発事故発生直後から官邸や米軍、自衛隊などが、それぞれ極秘裏に「最悪のシナリオ」の作成に着手していた。番組では、菅元首相、北澤元防衛相など総勢100名以上に独自取材。浮かび上がってきたのは、「誰が命を懸けて原発の暴走を止めるのか」という究極の問いだった。放送枠を30分拡大するスクープ・ドキュメント。

 あの事故とはいったい何だったのか。どれほど危険だったのか。もうすっかり風化した感じもあるけれど、やはり想像を絶する「危機」のなかにボクらはいて、政治はいかに無力だったのか。「安全神話」のもとで、無責任にすすめられた原発政策のありようは酷く、民主党政権はなすすべもなかった様子がわかる。それでも、原発をすすめる現政権の恐ろしさ……。

 一連の番組をみていて、ほんとうに恐ろしさを感じるなあ。

2021/03/02

 「遺骨が残る土砂を埋め立てに…絶対間違っている」ガマフヤー具志堅さんがハンストに込めた思い

 今日も、インタビュー①原稿の作業。ただ、朝から、次号以降の企画を考えたり、調べたり、その打ち合わせに行ったり、メールしたり、会議をしたりで、作業そのものにはあまり集中できず。ちょっと、明日あたりからはそうとう集中しないとなあ。ただ、疲れが取れていないからなあ。だけど、だからといって、あまり精神主義に陥らないように注意しないとね。

 今日は、時折、嵐のような強風が吹き、なかなかたいへんな一日でもあった。職場で作業していても、風の音が大きく聞こえる日だった。

 今日は沖縄のことが気になる日。

 「遺骨が残る土砂を埋め立てに…絶対間違っている」ガマフヤー具志堅さんがハンストに込めた思い(沖縄タイムス) 名護市辺野古の新基地建設を巡る本島南部からの土砂採取断念を求めている沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)らが1日、那覇市の県民広場でハンガーストライキを始めた。6日まで抗議の意志を示し、沖縄防衛局に計画断念を求めるほか、開発届けを出した業者への中止命令を玉城デニー知事が出すよう訴え続ける。

 具志堅さんは「沖縄戦戦没者の遺骨が残る土砂を埋め立てに使うのは絶対間違っている。基地に反対か賛成か以前の、人道上の問題だ」と指摘。県内外の人々や遺族に伝えるため決断したとし「家庭で1食だけでも抜き、戦没者の遺骨を守るという共感の意思を示してほしい」と呼び掛けた。

 本島南部は76年前の沖縄戦で軍民混在となり多くの人々が命を落とした激戦地で、未収集の遺骨も多い。防衛局は新基地建設の埋め立てで県内土砂調達可能量の約7割、約3200万立方メートルを糸満市と八重瀬町から採取することを計画している。……

 全国で、高齢の方が連帯のハンストをしていた。みなさんご無理のないように。ほんとうに沖縄の思いをふみにじる政治への怒りは募る。こんなことをしてまで、新基地が必要なのか。たまらない気持ちになるなあ。

 たまたまアナザストーリーの再放送で、「その時 沖縄は沸騰した~日米地位協定の波紋~」をやっていた。

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 去年、この番組を見て、沖縄の連載を、県民大会25年にむけて、やってみた。ちょっと事情が重なり、予定通りにすすまなかったし(コロナは沖縄企画では痛かった)、さらなる事情もあり、ちょっと中断したが、そろそろ仕上げにかからないと。沖縄の思い、番組をみたときに考えたこともちょっと思い出した次第。

 いろいろ考える日でもある。

2021/02/21

アイヌを題材としたドキュメンタリー二題

 今日は、ひたすらゲラ読み作業からスタート。結構な分量だからね。

 昨日から今日にかけて、アイヌの番組が続く。
 まずはETV特集「帰郷の日は遠く〜アイヌ遺骨返還の行方〜」

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去年、北海道にオープンしたウポポイ。その慰霊施設に、1300体を超えるアイヌの遺骨が納められている。明治以降、東京大学や北海道大学の研究者らが各地の墓地などから持ち去り保管していた。「先祖の遺骨を返してほしい」。アイヌの人たちは40年前から声を上げ、今、故郷への返還が実現しつつある。しかし、後継者不足などから、遺骨の“帰郷”に戸惑う地域も少なくない。背景には、アイヌ民族が背負う苦難の歴史があった。

 現状はよくわかる。アイヌの苦難もわかる。大学は、ほんとうに謝罪しない。でも、なぜ謝罪しないのか? 注文の1つは、国家の意思として、アイヌから暴力的に土地をとりあげ、同化をすすめ、文化を抑圧した、そのことが深められていないこと。そこが、明らかにされないと、アイヌの現状、遺骨の”帰郷”に戸惑う現状やサイレントアイヌが増えている理由が見えてこないのではないのかなあ。

 その一端が垣間見えるのが、朝のテレメンタリーでやっていた「ポネオハウーアイヌの私ー」。帯広でアイヌ料理の店を出す女性の話。

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北海道帯広市にアイヌ料理を出す小さな屋台がある。名物は豚骨が入ったスープ「ポネオハウ」。店主の家庭に受け継がれてきた「母の味」だ。しかし彼女はこの料理に後ろめたさを感じていた。「アイヌ であることはなかったことにして生きようと思っていた」彼女が、なぜ店を始めたのか。アイヌの自分を否定してきた女性が自分らしく生きるようになった理由とは。日常に息づくアイヌへの差別意識のなかで懸命に生きる人々を追った。

 番組をとおして、差別の大きさを知ることができた。それがなぜ生まれたのか。そのことを見つめることぬきに、アイヌの問題は決して解決しないのだとは思うのだけど。
 国民的な合意というのが解決方法ではあるのだろうけど、では、どうその道筋をつけるのか。差別と民族、いろいろ難しい課題が多い。問題な、なかなか大変だとも痛感した次第。

 ちょっと、血圧もよくないし、運動不足はやばい、と思って、今日は歩いたよ! 一万歩。隣町まで言ったぞ。

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2021/02/14

第16回子どもの貧困対策情報交換会 と BS1スペシャル「消えた窯元 10年の軌跡」

 大型座談会①の出席者修正が返ってきたので、その作業。結構な長さなので、提稿まですすめるのに時間がかかった。でもまあ、一安心。

 あ、掃除は、結構まじめに。お風呂掃除もしたし、水回りの掃除もね。

 午後からは、第16回子どもの貧困対策情報交換会。テーマは、「コロナ感染拡大と障害児・家族の生活」。

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 まあ、相方の報告なんですけど。彼女の報告は何度も聞いているので、それはおいといて。保護者の方の、発言がよかった。スペクトラムの子どもが、どんな状態のもとになったのか、リアルな報告と、そのときに親の思い。若い親御さんだけど、ものすごく、よく考えておられる。ボクらの世代とはいろいろな感じ方、見方、見え方の違いはあるのだろうけど、その視点には学ばされる。この人たちが担っていくのだなあ。相方と保護者の方とのやりとりがよかった。ちょっとウルウルしてしまった。相方の思いにも、あつい思いを感じた。

 結局、じっくり聞く、そのためにも語りかけるという関係をつくることよりも、力、暴力的な抑圧が支配する社会になっているということか。教育の世界だけではない。原発の話でも、困窮の話でも、戦後補償の話でも、そして、女性の問題でもそれは同じなのかもしれないなあ。

 終わった後は、インタビュー②の準備を少々。

 夜は、BS1スペシャル「消えた窯元 10年の軌跡」を見る。

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東京電力福島第一原発から10キロにある山間の小さな集落、浪江町大字大堀。原発事故から10年たった今でも放射線量が高く住民が暮らすことはできない。原発事故の前、ここは300年以上の歴史を持つ陶芸の里だった。23軒の窯元が東北を代表する伝統工芸品、大堀相馬焼を生業に暮らしていた。肩を寄せ合い伝統文化を守ってきた人々。彼らはどこに行ったのか。10年間の軌跡を追う。

 被災者の救済とは、現状の回復が基本だというのが、公害裁判でずっときずいてきた原則。原発事故という公害は、故郷も、人々のきずなも破壊した。300年の伝統も揺らいでいる。では、何ができるのか。なぜ、そういうことに政府も、東電も背を向け続けるのか。10年を問う貴重な番組だった。お、編集はあの方だ!!

 

 

2021/02/06

Don’t Be Silent #わきまえない女 たち

 今日は、早朝仕事スタート。どうしても睡眠不足になり、体にダメージ。だけど、なかなかベッドで二度寝という具合にはならない。結局、ソファーで少しばかりウトウト。それでもって、座談会①の原稿化の作業をスタート。かなり焦りを感じているので、必死のパッチでの作業。すすんだような、まだまだこのテンポではというような。しかし、長時間労働になってしまったよなあ。ずっと、机に向かっているわけだから、結構、精神的にもつらいっす、と思いつつ、でも、それが日常でもあるよなあなどと、わけのわからない思考をめぐらす。

 さて、夜は、CHOOSE Life ProjectのDon’t Be Silent #わきまえない女 たち。

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 ちょっと、出遅れて、見始めて、結局、見入ってしまった。いやあ、おもしろかったです。議論がとってもシャープでするどい。わきまえない人たちは、やっぱり鋭いですよ。いちいち考えさせられるし。あらためて、自分のこびりついている、気づかない差別や偏見ということも考えさせられるし、無理解ということも考えさせられる。この分野の議論の積み重ねというものも勉強になった。自分が少し、変われる感じもするような場でもあった。
 CHOOSE Life Projectの番組は、ときどき見るけど、おもしろい番組が多い。テレビが面白くないぶん、ネット番組がどんどん広がっていくのだろうなあ。こうした番組がどんどんできてきたとき、ボクらのような、オピニオン系の雑誌は生き残れるのだろうか? 共存しながら、雑誌が果たすやくわりとは、何なんだろうか。ほんとうによく考えなければいけない時代になっていることも、自覚する。

 さて、コールドケース3は、中国残留孤児の話。うん、もう歴史のなかにある意味でうずもれ、多くの人の意識から消えかかっているのかもしれない。ボクが、いまの仕事をするようになったころは、裁判もたたかわれ、何度も企画化したけどなあ。何も、歴史のなかで起こった問題に向き合ってこなかったこの国。うーん。

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 同時に、外国人の問題には直面している。この問題も、ちゃんとできていないし、集中的に勉強しなくてはいけないとは思うのだけど。

2021/02/03

コロナ禍の高校生~ルポ“課題集中校”~

 今日は、大型座談会①の原稿化作業をすすめる。結構な分量なので、結構な仕事となる。途中で、中型座談会②の設定の必要性が出てきて、その相談をはじめる。インタビュー②は成立するのか、しないのかという相談も。なかなか、まだまだ、2月作成のページもうまらない。いくつか、必殺をやんないとなあ。ふーーーー。がんばりましょうねえ。うまくいけばいいなあ。明日のインタビュー①の準備ももう少ししたかったけど、ちょっと、余裕がなかった。ほんとうに

 夜、クローズアップ現代+を見た。

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コロナ禍の高校生~ルポ“課題集中校”~
 「親から暴力を受けた」「生活費のためアルバイトを強要される」「介護疲れで眠れない」…。 長引くコロナ禍が、高校生たちの生活を脅かしている。中でも大きな影響を受けているのが、学習や家庭環境などに困難を抱える生徒が多く通う、“課題集中校”。神奈川の県立高校のあるクラスでは、昨春に入学した生徒の4割がすでに中退。教師たちは個人面談などで生徒の悩みをくみ取り、生活状況の改善も含めた必死の支援に奔走している。 “課題集中校”の現実を見つめることで、日本における教育格差や、コロナ禍における教育問題を考える。

 初心というか、自分の原点を揺さぶられるようなドキュメント。田奈高校のとりくみは、いろいろな本にもなっているし、かなり有名ではあるのだけど、だけど、とても普遍的で、ある種の高校教育のありようを示している。子どもたちをまるごとうけとめ、丸ごと支える。そして、彼らが生きていくことをずっと支える。もちろん、働くということは重要な課題だ。番組では、校内ハローワークのことが紹介されていた。彼ら、彼女らのためには何でもする。もともと、日本の学校教育が支えていた、子どもの発達や成長というものは、せまい学力というものではなく、もっと深く、太い、生きるということにかかわるもの。だからこそ、福祉的な機能も果たし、福祉と教育を分離させるような二元的な対応はとってこなかったんだよなあ。その原点を感じさせるし、考えさせる。そのことが、いま求められているということも。うん。ちょっと、高校教育について、またいろいろやりたいなあ。うん!

 さて、今日は、相方の誕生日でした! おめでとう。離れているけどね。

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 遠くからお祝い💛

2021/01/25

今月末期限の休業支援金「よく知らない」8割超 アルバイトも利用可能、手続き急いで そして「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」

 今日は印刷工場籠城です。いよいよ山場の作業。さすが疲れました。

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 籠城をひとまず終えると、何とも言えない無力感。まあ、これって普通のことですよね。うちは、総合誌だから、それはそれで、雑誌として自己完結がもとめられる。ある意味、一人で、世界の矛盾に立ち向かっているような感じ。もちろんたくさんの人に支えられて、がんばっていただいているのだけど、だけで、できていないことがあまりにも多く、自分のやっていることは不十分。やっぱり、そんなしんどいときは、この歳になると、ひとりでいるのはつらいなあ。自分の力に、その衰えに自信がなくなる。だけど、それではいけないと反省する。その不十分さを埋めるしかないんだよなあ。

 さて、今日の気になるニュース。

今月末期限の休業支援金「よく知らない」8割超 アルバイトも利用可能、手続き急いで(京都新聞)
 休業中の賃金(休業手当)を受け取れない中小企業労働者に特化した新型コロナウイルス対応の「休業支援金・給付金」の昨年4~9月分の申請期限が今月末に迫った。厚生労働省はシフト制の非正規雇用や短時間の休業も対象に含め幅広く救済する考えだが、民間の調査によると、8割超が制度自体をよく知らないと回答。周知不足に課題を残す中、駆け込みでの手続きを呼び掛けている。

 休業支援金は、飲食店や宿泊施設で働く雇用保険未加入の学生アルバイトらも利用でき、京都や滋賀にも一定の対象者がいるとみられる。営業時間の短縮で勤務シフトが減り、例えば勤務が週5日から3日に、1日8時間から3時間になった場合にも適用される。出先機関の都道府県労働局が就業実績に応じて支給額を算定する。……

 ほんとうに学生の困窮はひどくって、アルバイトの休業は打撃になっているから、これって、学生さんには、知らせてほしいなあ。休業支援金・給付金は、事業主(飲食店を含む小売・サービス業は資本金5千万円以下など)の指示で休んだ労働者に対し、1日あたり1万1千円を上限に休業前賃金の8割を補償する。非正規の場合、給与明細などで月に4日以上の勤務が半年以上あり、コロナの影響がなければ雇用が継続されたと確認されたりすれば対象となる。事業主の負担はない。対象期間は昨年4月から、発令中の緊急事態宣言が全国で解除された月の翌月末まで。申請期限は昨年10~12月分が今年3月末、1~2月分は5月末に締め切る予定だという。申請はオンラインでもできる。

 夜、NHKの逆転人生の「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」を見る。

熱血先生と生徒たちの逆転劇に、前田裕二・朝日奈央が感動!育児放棄された少年、シングルマザーになった17歳。子どもの貧困に立ち向かう大阪・西成高校の挑戦を描く。

親から子への「貧困の連鎖」が問題となっている大阪・西成。この地域の子どもが多く通う府立西成高等学校はいま、学びを守ろうとする先生たちの取り組みが熱い注目を集める。その名も「反貧困学習」。生徒が貧困と向き合い、そこから抜け出すための具体的な術を学ぶ特別授業だ。深刻な教育困難校だった西成高校は、この授業をきっかけに非行や中退が激減し生まれ変わった。驚きの授業風景、そして先生と生徒の涙の逆転を描く。

 西成の反貧困運動は政治的には、いろいろややこしい。昔からの解同との経緯もありそうだし……。大阪を長く離れた人間にとってはわからないことも多いけど……。だけど、いろいろなとりくみには学ぶことも多い。それがこの地域のすごさでもある。この反貧困学習も、若者たちのエンパワーメント。フレイレの世界を連想させる。人はつながって生きていけるんだ! 自分もつながって生きていかないとなあ。

2021/01/24

エリザベス この世界に愛を

 今日は、朝からゲラ読みの日。朝は、雨。昼からは曇り空だけど、どんより。

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 ゲラは、とにかく粛々と読むしかないしなあ。まあ、がんばった1日でしたよ

 さて、昨日のETV特集はショックだった。

「エリザベス この世界に愛を」

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「愛しているよ」。在留資格を持たず入管施設に収容されている外国人たちに呼びかけ続ける女性がいる。ナイジェリア人のエリザベス。毎日のように各地の入管施設を訪れ、面会を重ね、収容者たちの切実な声に耳を傾け、心の支えになってきた。先が見えない不安を訴える人、抗議のハンストを始める人、ついには命を落とす人も…。1年半にわたって活動を追い、見えてきた厳しい現実とは。そして、彼女自身も深い苦悩を抱えていた…。

 一年とちょっと前に見た、坂手洋二の燐光群の『憲法くん』。坂手はあえて、憲法の危機のあらわれの大きな柱に、入管の現実をとりあげた。この問題は、ほんとうに深刻で、ボクらも企画でとりあげてきたけど、こんな人がいたのか。その現実の信じられないぐらいの深刻さ、入管の実態、仮放免などの政府の対応のひどさから日本の人権のありようを根本から問う。そして、外国人たちを支援する人々。絶望の中に生き、祈る……。ほんとうにこの国は一体何なんだと強く思う。

 今日は、西の横綱が、滝川事件のことをいろいろつぶやくから、思い立って、久しぶりに『わが青春に悔いなし』を見た。安いDVDだから、音が上手く聞こえない……。

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 だけど、これぞ黒澤映画という映画の1つだな。この映画を知ったのは、大学の1回生か2回生のころ。先輩が熱く語っていた。だけど、舞台となった大学を母校と思ったことは全然ないけどね。いまなら、野毛は、理屈ばかり言う鼻持ちならないやつと描かれるだろうけど、当時は、その理屈や理想が大事にされていたのだろうなあ。そして映画は、憲法が生まれる直前の日本で、「自由」というものが、足を大地につけて働き、生きることが、どれだけ憧れであったのかを強く感じさせるもの。やっぱり、守らなければならい思い、信念というものはある。そうだよ、横綱さん! もちろん、この映画は即、学術会議の問題を考えさせるものでもあるのだけど。

2021/01/20

北朝鮮への“帰国事業”知られざる外交戦

 いい天気だなあ。ほんとはゆっくりできればいいのになあ。正月三が日明けからまた、働き続けているから、ちょっとたまっています(苦笑)。空を見上げて、気分転換だ。

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 相方のところもいい天気だが朝からマイナス17度!!

 でこんな写真が送られてきた。

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 なかなか、きれいなんだけど。

 さて、講演改造①を仕上げて、発信。長い原稿を2本読んで、短い原稿を1本。そして、その作業。合間に、来月準備の資料を読んだり、座談会の日程調整作業。あっという間に、時間が過ぎていく。少しは余裕ができるかなあと思ったけど、全然全然。歩いて買い物に行く余裕もなし。なかなかたいへんな局面。

 もくもくと仕事をしていると、鬱々としてくるなあ。コロナ禍の生活や精神的にも結構つらいなあ。気分転換、気分転換。酒量も注意して、セーブしないとねえ。

 数日前に、BS1スペシャルの「北朝鮮への“帰国事業”知られざる外交戦」を見た。かつて放映されたときには見たのか、見なかったのか?

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 今から60年前に始まった北朝鮮への“帰国事業”。世界各国の機密資料からその舞台裏で日朝のみならず、米ソ・韓国がし烈な外交戦を展開していたことが明らかになった。

 1959年、北朝鮮への帰国事業はどのように始まったのか。世界各国の機密文書が開示され、舞台裏で、日朝両政府だけでなく、冷戦下の米ソ、韓国がし烈な外交戦を繰り広げていたことが明らかになった。いま、脱北した在日コリアンや日本人妻が重い口を開き始めている。これまで「つらい状況にあった」と語られてきた北朝鮮での生活が時の政策や国際情勢に翻弄され続けてきた事実が浮かび上がってきた。帰国事業の真相に迫る。

 まず、「焼肉ドラゴン」のことを思った。生野の風景を思った。差別にさらされた「在日」、日本からのやっかいばらいとしての事業。北朝鮮、米ソ、韓国の思惑が錯綜する。結局、政治をになったものたちは、だれも「在日」の人権などは視野になかった。そのもとで翻弄された人々。そして、その後の悲劇。その歴史における責任というもを問いかける。そのことが胸につきささる。この問題はいまも続いているのだ。いつだって、横にあるというその事実。いつだって考え続けていけないといけない。かの国とこの国とのこと。その人々のこと。

2021/01/16

連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~ 壁の女たちへ

 今日は、とりあえずインタビュー①原稿をすすめる日。がんばって、すすめる。いろいろやらなきゃならないことが多い。

 注目すべきことは多い。たとえば。昨日の毎日。

検証 学術会議任命拒否 「形式的」削除、介入ありき(毎日新聞)

 日本学術会議の会員任命拒否問題で、政府は学術会議事務局が2018年11月にまとめた「首相に推薦の通り会員を任命する義務はない」とする見解を正当化する根拠にしている。ところが見解の草案段階では「首相の任命行為は形式的なものと解する」と記載していたことが、政府の内部文書から判明している。草案段階での見解は、どのような過程を経て消されたのか。

解釈文言、何度も推敲
 学術会議は18年秋、欠員分1人の会員候補について官邸側から難色を示され、補充を断念していた。事務局はこれをきっかけに、内閣法制局に「推薦された候補者を首相が任命しないことが法的に許容されるか否か」と相談。9月5日~11月13日に十数回にわたり両者が協議した末、任命に関する見解をまとめていた。内部文書はその際に事務局が作成していたもので、政府が20年12月、田村智子参院議員(共産)の要求を受け提出した。

 一連の文書からは、直近の人事介入が過去の政府解釈と矛盾していると認識した上で、どう整合性を持たせるか苦心しながら、首相の任命権の法解釈を巡る見解の文言を推敲(すいこう)していたことが浮かび上がる。……

 大事なことは、18年文書で、解釈の変更がおこなわれたことを克明に調べているということ。これこそが、この問題の大きなポイントでもあるわけだけど。これは、そうとう重要な問題なのだけど……。社会全体は、コロナ対応だからなあ。だけど、これは曖昧にはしてはいけない。

 続いて、今日は、稲葉さんたちの記者会見。オンラインなのだったら聞けばよかったなあ。

生活保護、3人に1人が「家族に知られたくない」。扶養照会が大きな壁に(アンケート調査)
 生活保護の利用要件を満たしていると推察される人でも、実際に現在利用している人は22.4%にとどまった。
 生活困窮者の支援をする一般社団法人つくろい東京ファンドによるアンケート調査の結果、生活に困窮しているにもかかわらず、生活保護の利用を躊躇したり、忌避したりする人が多い背景には、「扶養照会」の存在があることがわかった。

 同団体は、厚生労働省に対し、扶養照会の運用を最小限に限定するよう求めるネット署名活動もスタートさせた。

生活保護の利用は約2割
 つくろい東京ファンドでは年末年始、都内の生活困窮者向け相談会の参加者を対象に、生活保護利用に関するアンケート調査を実施。165の回答があり、うち男性は150人(90.9%)、女性は13人(7.9%)、その他・無回答が2人(1.2%)。

 代表理事の稲葉剛さんは1月16日の記者会見で、「新型コロナの感染拡大が始まり、特に秋以降、炊き出し場所などに集まる人が急増している」とし、生活困窮者の危機的な状況について指摘した。

 アンケートに答えた人々は、生活に困窮している状態にあると考えられ、ほとんどが生活保護の利用要件を満たしていると推察される。

 しかし、現在、生活保護を利用している人は22.4%にとどまった。64.2%の人が、一度も利用していないと答えた。……

 扶養照会、その次には、無低の相部屋の施設、これが生活保護の壁になっている。そのことがよくわかる。調査結果の概要はこちらに。

 夜、だいたい食事は、土曜日は中華の日。魚系と、野菜炒め系、それに餃子。

 その後、WOWOWで「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」を見る。

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 今日は、「壁の女たちへ」。性暴力がテーマ。犯人かもしれないのは「壁の女たち」ではあるけれど、壁に直面し続ける女たちの苦しみを描く。脚本は、蓬莱竜太が久しぶりに。さすがとしか言いようがない。

 

 

 

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