若者

2024/07/25

給食ない夏休み「恐怖」 過去最多2921の困窮家庭へ緊急食料支援

 あまりたくさん花をつけているわけではない、わが家の朝顔。それでも、今朝は色とりどり。

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 カラフルなのは気分転換になる。

 今日は、朝から来月対談①にとりかかる。ただ、さすがに今月はちょっと無理をし過ぎたか? 体は疲れているんだろうなあ。重くって、痛い。しっかり、休まないといけませんね。主夫だから、家事労働もなかなか、疲れているときには負担なんだけどね。しっかり休んで、元気な毎日をおくりたいけど、この暑さがなあ。

 

 工場籠城が終わったので、少し落ち着いて、いろいろ考えたいんだけど、なかなか、そこまで頭もまわらない。じっくり、しらべて考えたいことがたくさんあるだけにねえ。

 

 さて、落ち着いて考えるべきテーマの一つ。え、考えるだけじゃいけないって!

給食ない夏休み「恐怖」 過去最多2921の困窮家庭へ緊急食料支援(朝日新聞)
 物価高の中、夏休みで給食がなく生活が苦しい子育て家庭に、認定NPO法人「キッズドア」が「夏休み緊急食料支援」を行っている。千葉県船橋市の倉庫では、作業員らが箱詰め作業に追われていた。

 緊急食料支援はコロナ禍の2020年に始まり、今年は過去最多の2921世帯から申し込みがあった。同法人の支援プログラムを受けているひとり親家庭や多子世帯などが対象で、米、麺類、パスタソース、レトルトカレー、コーンフレーク、お菓子などを送る。これらの食料や送料、梱包(こんぽう)費などを含め1世帯あたり約8千円。資金はクラウドファンディングでまかない、企業からの物品寄付も受けた。

 キッズドアが今年5~6月に実施したアンケートでは、家計が昨年と比べ「とても厳しくなった」が77%、「やや厳しくなった」が21%だった。また「体重が急激に落ちた」「肉や魚が買えない」「長期休みは毎年恐怖」などの声も集まった。……

 ちゃんと、数字的なデータも整理をしたい。今度の国会でも、法改正が実現をしているわけだけど、実態の進行に法律、施策はついていってるのかということも大事な点。困窮家庭やその予備軍は、広がっていると考えるべきなのだと思う。しかし、「公助」はまだまだ弱弱しいのだ。そのなかでがんばっているNPOに対するバッシングまである。なぜ、社会的な合意が、施策を十分な水準に引き上げるまで、深化していかないのか。そのメカニズムもよく考えておく必要がある。この社会に起きている変化をしっかり、見ていかないといけない。うーん。

2024/07/07

「命と向き合った日々」

 エアコンをつけっぱなしで眠ると、眠れるのだけれども、どうしても体が重くなる。なかなか難しい。この季節の快適な眠りはほんとうに難しい。

 今日は、朝から掃除を簡単にすませ、午前中に座談会①の収録。これはなかなか充実した座談会だった。女性の参加者が半分だったのも大きなポイントだったと思う。組織に依頼すると、現状では、なかなかそうならないし、かなり、思い切ってすすめてよかったと思う。午後から、いろいろ作業して、その後、起こし作業にとりかかる。

 これから2週間、ほぼほぼ、パソコンに向かい続ける日々が続きます。

 

 昨日のETV特集もまた、いろいろ考えさせられた。「命と向き合った日々」、出生前診断がテーマ。

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2020年春、ある夫婦が私たちの番組制作会社を訪ねてきた。妻は妊婦健診でダウン症の可能性を指摘され、出生前検査を受けていた。夫婦は子どもを産んで、本当に育てられるのか話し合ったものの、二人だけでは結論が出ず、ダウン症の取材を長く続けてきた私たちに伴走を求めた。カメラはさまざまな人に話を聞き、揺れ動く夫婦を記録することになる。出生前検査が広がりを見せる一方で、いま社会から欠けているものは何かを考える。

 いろいろな葛藤が生身で描かれる。男はダメだなあということも含め。女性の葛藤と苦悩は、あらためていろいろ考えさせられる。Reproductive Health and Rightsとか、言われて久しいけれども……。障害ある子どもの問題がそこにかかわってくると、子どもの権利ともかかわって、ものすごく難しくなる。いろいろ納得するような議論も読んできたけど、つねに線引きは気にかかり続ける。この2人の話も、産むことを当たり前のように考える男の方と、女性の苦悩のすれ違い。最後の判断も、そう簡単ではない。この2人が込めた思いと、そこで考えたことから、ボクらはしっかり考えていくしかないのだろうけれども。

 

 都知事選の結果。うーん大きな課題をつきつけられる。たしかに「市民と野党の共闘」はどこまで無党派にせまれたのか。その市民は保守市民も含むはずで、その保守市民を排除することにはならなかったのか。だけど、はなしは単純ではない、ただ保守市民を意識さえすればいいというものではない。幅広で対抗軸になれるのか、そうであるかぎり、右翼ポピュリズムにもっていかれないかということも、今回はつきつけたわけだから。だからと言って進歩的な議論が成熟しているわけではいもとで、今、何をどうすればいいのか? 一人宣伝のとりくみのヒントと、だけど、そこから何を教訓とすべきなのかということと、大きな大きな課題ではあるのだけど、社会を直視すれば、厳しい現実の広がりがあるわけで、そうぼやぼやとしていられないもの事実で……。

 

2024/06/24

深夜の東大安田講堂前に学生100人集結、警察官臨場も… 授業料値上げを巡る「総長対話」の一部始終

 籠城2日目。無事終了。今月もやっぱり疲れた。この年齢の仕事じゃないなあと、つくずく思う。それでも、体調は、だいぶよくなってきたのかなあ。睡眠が悪いのそうなんだけど、それは昨日、保育園時代の仲間から、睡眠が悪くなるのを受け入れて、そのなかで、その生活にふさわしく過ごしなさいと、諭され?叱られ? そうだなっと思うと、あとはじっくりね。

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 昨日の慰霊の日の式典。高校生の詩の朗読と岸田さんのあいさつを聞き比べて、ずっと感じてことがある。今日新聞で、活字で見て、なるほどと思った。岸田さんの沖縄戦観は、沖縄戦はまるで、自然現象のように、起きたたたかいであり、そこでの死は貴重な死という考えかた、これにたいし高校生は、「誰かが始めた戦争」とその責任を問う。この違いは大きい。

 

 いろいろ難しいことが続く。

深夜の東大安田講堂前に学生100人集結、警察官臨場も… 授業料値上げを巡る「総長対話」の一部始終(東京新聞)
 東京大が検討中の授業料値上げを巡り、21日夜にあった藤井輝夫学長と学生の「総長対話」。国からの運営費交付金の削減が、大学経営の圧迫を招いたとの認識では一致したものの、値上げを「待ったなし」と強調する大学側に対し、学生側は「責任転嫁だ」と反発。結論は出なかった。終了後、本郷キャンパス(東京都文京区)の安田講堂前に、納得がいかない100人ほどの学生が集結。深夜の大学に警察官が臨場する、異例の事態となった。……

 この記事がいちばん詳しいが、何が起こっていたのかはよくわからない。記事は「東大広報部は「学生を含む複数人が講堂に侵入し、制止しようとした警備員がけがをした」と発表。現場にいた学生は「警備員への傷害はない」と話している。」としているが……。広報部の発表も、一方的で、威圧的な印象もあるわけで……。今後の展開は心配されるし、よくよく見ていないといけない。

 

2024/06/14

東京大学 授業料引き上げを検討 学生らの団体 撤回を訴え

 今日は暑かった!!!

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 とくかくインタビュー②をすすめる。必死にすすめる。少しは形になったかな。まだまだ迷いが残る。まだ、これからか。

 今日は、夜はある慰労会。楽しかった。その集まりは団結していたから、楽しかったなあ。いろいろあったけど、それは救い。

 さてさて、これはちょっと関心をもってしまう。

東京大学 授業料引き上げを検討 学生らの団体 撤回を訴え(NHK)
 東京大学が授業料の引き上げを検討していることを受け14日、学生らの団体が会見や集会を開き授業料免除の拡充や引き上げ案の撤回を訴えました。

 東京大学は現在、授業料の引き上げについて経済的困難を抱える学生への支援策とあわせて検討していて、仮に国が定める上限まで引き上げられると、現在の年間53万5800円から10万円余りの増額となる可能性があります。

 14日は東京大学教養学部の学生自治会が会見を開き、先月下旬に行った学生へのアンケートでは、回答した2297人のうち引き上げに「反対」が71%、「どちらかといえば反対」が20%だったと説明しました。

 理由で最も多かったのは「経済的困窮者が大学教育から疎外される」で、次いで「ほかの大学も追随する可能性がある」が多かったということです。……

 学生たちがやろうとしていることは、前期・後期課程生(つまり全学生)及び院生全員を対象とした総長対話。そして、その根拠として掲げているのが、全構成員自治を確認した、1969年の「東大確認書」。これが、NHKの映像の世紀バタフライエフェクトが描かなかった世界である。教養学部自治会は、少し前にはいろいろなことがあったようで、いまの自治会の人たちがどんな学生なのかはよく知らない。だけど、この「東大確認書」をベースにしたたたかいというのは、ちょっと関心をもってします。詳しいことは知らないけれどもねえ。

2024/06/01

来春卒大学生の採用面接解禁 既に内定率78%、進む形骸化

 ベランダに先週撒いた種が芽をつけている。時はどんどんすすんでいく。

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 昨日から、今日にかけて、いろいろやり残していた仕事を片付ける。土曜日に職場に行く。ちょっと環境を変える。今月インタビュー②からの原稿をどのように仕上げていくのかを考える。この問題にかかわりのある、某氏のメモを起こしたりもして、いろいろ考える。少しだけ方向性は見えてくる。

 しかし、いまの社会はなかなか変わっていかないなあ。

来春卒大学生の採用面接解禁 既に内定率78%、進む形骸化(共同通信)
 来春卒業を予定する大学生らの就職活動で採用面接や筆記試験が1日、解禁された。政府が要請する日程ルールで罰則がないこともあり、実際は前倒しで内定が出ている。リクルートの調査では来春卒業予定者の内定率(5月15日時点)は78.1%で、同時期の過去最高を記録。ルールの形骸化が進んでいる。

 前倒しの背景には、人手不足に伴い、学生優位の「売り手市場」の傾向が続いていることがある。早期の内定で優秀な人材を確保したい企業側の思惑がうかがえる。……

 しかし、政府が要請してルールをつくっても、そこには守らなくていいというメッセージが込められてる感じ。そのぐらい、政治は大企業を顔色をうかがっているということなのだと思う。問題なのは、学生が置き去りにされていること。学生が学んで、豊かな学生生活の経験を積み重ねることよりも、企業の人材になることを優先させる。人手不足に伴い、学生優位の「売り手市場」の傾向というが、もともとの力関係は、企業のほうが力が強いはず。ここに、それはそれなりの構造があるということではないか。学生と就職、この問題をもう一度、大きな視点から考え、議論してみたいところだな。

 駅近の花はいっそうさかりに。

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2024/05/26

「サヘルと8人の子どもたち」

 今日は、ほんとは気分転換にお出かけをしたかったけど、ここんところ忙しく、ずっと掃除ができていなかったので、まずは掃除をすることにする。それから、ベランダのプランターが枯れた葉っぱで汚くなっていたのでそれも、整理。夏のお花の種を撒いたり、お花を買ってきて植えたり。

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 そのお花の買い物の途中、駅の近く、県境の橋の登り口のわきには、ことしもタチアオイの花が咲ていた。

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 季節はどんどんすすむのに、何かちょっとなあと思ているその根底にあるのは、なかなか自分が進歩しないことかな。そして、自分の働きかけで、なかなか状況がかわらないことか。うむ。

 

 掃除は、休憩しながら、ウトウトしながらすすめる。そして、その時間では、本も読む。とにかく、本を読む時間をつくるのが当面の目標。安定的な仕事にしていかないと(年相応の)。

 

 昨日はETV特集で、「サヘルと8人の子どもたち」を見た。

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 自分と同じように傷みを背負って生きる若者たちと映画を作りたい―。俳優サヘル・ローズの呼びかけに応えて8人の若者が参加し、映画「花束」の撮影が始まったのは2020年のことだった。監督のサヘルも若者たちも児童養護施設出身。複雑な家庭の事情を抱えて生きてきた。撮影現場は、傷みを分かち合う「居場所」のようになり、「表現」は気持ちを吐き出す手段となっていった。映画完成までの日々を追った4年間の記録。

 予想をまったくこえるものなので、少しおどろきながら見た(号泣しながら……)。過酷な子ども時代を過ごした「子どもたち」。サヘル・ローズは彼らの中のもう一人を映画に登場させる。そこで語ることをとおして押し殺してきた子ども時代の自分を解放するというのだ。そして、その場所が居場所となっていく。ほんとに、よくわかっていなかったし、心に迫ってくるものがあった。

 サヘル・ローズさん。今日はサンデーモーニングにも出ていたけど、ほんとに、すごいなあこの人。

2024/05/21

丸山・島根知事が自民批判 国立大授業料の適正化に向けた党提言に

 今日は朝から暑い日。うーん、今年もどんどん暑くなる予感。

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 今日は、ゲラ読みだとか、この時期の実務だとか、ゲラを動かしたり、戻したり。来月インタビュー①の日程を決め、インタビュー②の設定の相談をしたり。夏にむけた企画の準備をそろそろしっかりやらないといけないのだけれども、そのためには勉強が必要だな。

 さてさて。

丸山・島根知事が自民批判 国立大授業料の適正化に向けた党提言に(朝日新聞)
 自民党の教育・人材力強化調査会が、国立大学について「適正な授業料の設定」を検討すべきだとする提言をまとめたことに対し、丸山達也島根県知事は21日の定例会見で、提言は値上げを想定していると指摘し、「こんな経済環境が悪い時にやろうと考える人たちの思考回路がわからない」と批判した。

 調査会は16日、質の高い高等教育の実現に向けた提言をまとめた。それによると、国立大が国際競争力の強化をめざすなかで教育コストの増加なども踏まえ、「適正な授業料の設定や負担軽減について検討」すべきだとした。……

 しごくまっとうな正論。しかも、話は、「高等教育を諦める親が増えていることが少子化の一因になっている、という想像力すらない人たちに、怒りと失望を覚える」「こんなことをやったら自民党は政権転落しますよ」「裏金問題が出てる、そんな政党が提言していい内容じゃない」と続く。自民党の崩壊過程なのだろうか? 今後、政治はどのように展開していくだろうか? それでも高学費はとまらないのか、政治が変わるのか?

 

 今日の「虎に翼」もすごかった。細川嘉六が登場した。そして横浜事件。職場が以前あったビルの棟続きのビルの名前が嘉六館だった。土地が戦後、党の参議院議員だった細川からの遺贈だったとかだと思う。それだけに、親近感。治安維持法違反事件までいったんだから、かぜん、戦後の、原爆裁判をドラマがふれるのかどうか、期待。ここはふれるにかけて、夏に向け原爆裁判の企画をするかしないか、編集部でちょっとした話題に(笑)。あ、極秘事項だ!!!

 

 共同配信でこんな記事。「女性が学生で約2割、教授では約1割にとどまる東大は、ジェンダーバランスの偏りに気づき、意識改革につなげるプロジェクトに取り組んでいる。「女子なのに東大?」20日からは、これまで学生や研究者らが実際にかけられた、女性の進路選択を狭めるような言葉をポスターにして学内に掲示し、問題提起する企画を開始した」。別に東大だけではなく、相方の超地方国立大学でも話は同じ。おこっているよね。東大、林副学長がんばっているねえ。

2024/05/19

文科省からNHKに対しての抗議文

 今日は朝から、団地の草取り。

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 ボウボウに伸びていて時間がかかる。草の生命力はすごいと痛感する。ここんところ、草取りの参加率は結構、高い感じがする。高齢化でたいへんになっているけど、一方で、一定業者もいれていろいろ整備していくと、何とかしようという気持ちも誘発されるのだろうなあ。

 任期がおわって1日。気持ちが解放されきったわけではない。まだまだ、重荷は重荷。もうちょっと時間がかなりそう。

 午後、打ち合わせで某所に? 夕方からのスタート。だいたい内容を決めて、緊急企画はインタビュー④となり、さっそく夜から起こし作業に突入。明日がとにかく勝負となる。大丈夫かなあ、時間とのたたかいだけど、無理できる年ではないし……(苦笑)

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 文科省からNHKに対して、「【定額働かせ放題】……は残る」と、その報道は誤りだという趣旨の抗議文が送られたことが話題になっている。

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給特法が「定額働かせ放題」かどうかは、あるが、そのような実態がつくられて、それが今度の改革なるもので解決しないのは事実だと思うけど。問題は、平然と、こういう文章が出されると言うこと。徹底して、メディアへの管理姿勢。文科省は何様だ。官僚の方も歯止めがなくなってコントロールできなくなっているということか?

 

2024/05/16

東大、授業料の引き上げ検討 最大で64万2960円に

 今日もインタビュー③の原稿づくり。そこから仕上げにまですすめる。何とか形になったのか、ちょっと自信のないところではあるのだけれども、とりあえず明日午前中には仕上げて、お昼には発信したい。

 団地の方も、いよいよ最終局面。やっているについては、法的には問題はなく、自分たちは守られているということは頭ではわかるのだけど、気持ちには重くのしかかってくるので、たぶん、あと2日間はものすごくしんどいのだと思う。

 夜、買い物に言ったとき、ゴールドキウイが98円だったので、安いと思って買ったら、レジでは128円の表示。気になって、係の人に聞いたら、間違いで、税も含めて64円返ってきた。ものすごく気になったから聞いたんだけど、ちょっと、恥ずかしいというか、みじめな感じもする。うーん、だけど、今日の安売りの表示があるのに、朝から、問い合わせはなかったのか? それとも、システムを修正しなかったのか?それもまた不思議だなあ。

 今日は風が強かった。

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 なかなか写真では表現できないけど、洗濯物は今日も飛んでいた。ここんところ、風が強いだけに、物干しざおを固定するものを入手しないと。

 

東大、授業料の引き上げ検討 最大で64万2960円に(毎日新聞)
 東大が授業料の引き上げを検討していることが16日、関係者への取材で分かった。現在は文部科学省令が定める「標準額」の年間53万5800円。省令で認められている上限まで上げた場合、約10万円増の64万2960円となる。

 文科省によると、国立大の授業料は、標準額の最大2割まで増額が可能。標準額からの引き上げは、既に東京工業大や一橋大、千葉大などが実施している。

 先日の慶応の総長の発言もあるように、歯止めがかからなくなっている感じがする。その背景には、「現在は、大学の在り方を検討する中教審の特別部会で、増額を含め議題に上がっている」ことがある。この間、東京工業大が18・6%、東京芸術大が20%値上げ。さらに、千葉大、東京医科歯科大、東京農工大、一橋大の4校でいずれも20%増の値上げが実施されている。 東大は奨学金は充実するとは言っているが、はたしてどうだろう。「中教審は2024年度中に答申をまとめる方針」だというが。そもそも、人権規約などはどこにいったのだろうか? そういう無償化をめぐる原理原則などどこ吹く風、そのぐらいの大学の財政悪化があり、大学の疲弊もあるのだろうと感じさせられる。まさに、政治、国のあり方の問題でもあるのだけど。

2024/05/14

公立教員の「残業代なし」維持方針に批判「制度的なピンハネ温存」

 昨日はインタビュー③収録。

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 取材して、おしゃべりして、深夜帰宅。そのあと、JALのタイムセールで、7から9月の北海道「帰省」のチケットとりをさらに深夜まで。ほんとに、この頻度で「帰れる」のかなあ。

 

 今日朝見てみると、AIおこしがトラブっていて、急遽朝からもう一度トライ。ところで、今回は、zoomより、voiterの方が正確だなあ。不思議なものだ。

 職場に移動して、インタビュー③の起こし作業をとにかくすすめる。インタビュー②からの原稿も必須か、あらたにプラスした企画はどうなのるのか? 今月も厳しい展開が続くなあ。

 焦っているなかの会議。うーん、今後もすすむのかなあ。政治的な打ち出しについていろいろ考えることも多い。

 いろいろあって、気持ちがなかなか晴れないところがねえ。

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公立教員の「残業代なし」維持方針に批判「制度的なピンハネ温存」(朝日新聞)
 公立学校教員の長時間労働が問題となるなか、人材確保に向けて働き方改革や給与制度改正などについて議論してきた文部科学相の諮問機関、中央教育審議会の特別部会が13日、具体案を盛り込んだ「審議まとめ」を了承した。「残業代なし」の給与制度の大枠維持が決定的になったことを受け、大学教授や教員ら有志が記者会見し、「この案では長時間労働は解消しない」などと批判し、審議のやり直しを求めた。……

 中教審・文科省はまじめなのか? こんな審議のまとめで、いまの教員の問題が解決するわけがない。問題の本質は長時間労働にあるのに。その規制と、人を増やす方策が見られない。立場も考えも違う広範な人が共同しようという動きは広がるはず。報告をしっかり読むのはこれからだけれども、いったい教育をどうしようというのだろうか? 残された時間があるわけでもない。教員不足の問題は、すでに、現場をみれば、教員養成の現場もみれば、取り返しのつかないところに来ている感がある。ほんとうに、何とかしないといけない。

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