若者

2026/01/29

1年ぶりの靖国・遊就館

 総選挙の争点を考えるうえでも、トランプ政権の言動は見過ごせない。この間も国家防衛戦略の発表から、平和評議会の憲章の発表までいろいろなことがあった。

米、平和評議会の意義強調 安保理会合、欧州から懸念(共同通信)

 国連安全保障理事会は28日、パレスチナ自治区ガザを巡る会合を開いた。米国のウォルツ国連大使は、トランプ大統領が主導するガザの暫定統治機関「平和評議会」について「数十年にわたる暴力の連鎖から脱却させる」と意義を強調した。ロシアは一定の評価を示した一方、欧州の理事国からは懸念の声が出た。

 ウォルツ氏は、評議会が「革新的なアプローチ」でガザの再建を支援するとし「時間や資金の浪費を過去のものにする」と述べた。……

 憲章を読んだ。もともと安保理が、ガザの統治をということで、決定してつくられたものだが、それが、トランプによる「平和」を構築することを協賛する組織とされていて、そこには国連も、国連憲章も語られることはない。文字通り世界を変えるというか、これまでの国際秩序を壊そうとしている。しかし、「フランスのボナフォン国連大使は評議会の憲章がトランプ氏に権限を集中させていることなどを念頭に「重大な政治的、法的疑問がある」と指摘した」とあるように、世界がそれを認めることになるのだろうか。世界は、少数の先進国がその行方を決めるものではなくなっているのも事実。そういうなかで、トランプの描く世界像は、どのように影響を広げていくことになるのだろうか。

 

 そこに一辺倒に、アメリカに付き従う議論が、総選挙の論戦でも、主流を占める。うーん。議席獲得の予想がボチボチと出始めているが、そこそこ差がある。政党配置が激変したため、おそらくどのメディアも予想はしずらいのだろうと思うし、たぶん、その予想は簡単じゃなく。共産党に関しては、現状維持とか、減少とかいろいろ。感覚的には、野党共闘の選挙で、「とりあえず立憲を勝たせよう」と、離れていった票をとりかえすような流れにはあるのだとは思う。だけど、左派・リベラルがなかなかその主張は浸透していないので、先の流れがどれだけ、広がるかは不透明。そのあたりを打開するのが勝負だな。

 

 さて、今日は頼まれ仕事で、靖国に。

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 上手くガイドができたかどうかは別として、遊就館の展示で、国際的な環境が日本の安全をあやうくしているとか、資源を外国に依存しているためとか、いま強い国、強い経済が必要だと言っている言い分等、かつての戦争時代に言われていたことが、妙に同じように見えて驚いた。

 しょうけい館もふくめ6時間のフィールドワークが、ほんとにハード。体力がもたないなあ、なさけない。

 

 

2026/01/25

「第28回子どもの貧困対策情報交換会 いのちのとりで裁判(生活保護基準引き下げ訴訟)とその後を考える」

 今日も、朝からゲラ読み3本。まあ、工場籠城期間中の日曜日はそんなもの(苦笑)。朝からチラチラと日曜討論を見たり、10党並ぶとなあ。山添さんはいいんだけど、10党となると……。難しいなあ。

 

 午後からは「なくそう! 子どもの貧困ネットワーク」の「第28回子どもの貧困対策情報交換会 いのちのとりで裁判(生活保護基準引き下げ訴訟)とその後を考える」にオンラインで参加。

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 子どもの貧困が、生活保護基準の引き下げをめぐって全国で争われてきた「いのちのとりで裁判」をとりあげるのは画期的。尾藤さんは、ち密だけではなく、あつい人だ。小久保さんもそうだけど、運動にはこのあつさが必要だとつくずく思い。話にぐいぐい引き込む力がある。いかに厚労省は理不尽で、いかに勝利したか。そしてその後のひどさ。

 桜井さんが、この生活保護基準の引き下げ問題を、 子どもの貧困対策との接続という角度から論点を提示。生活保護は子どもの貧困と非常に密接な関係にあるが、子どもの貧困の世界で生活保護が語られることはない。2013年ごろから、子どもの貧困対策と切り離されて進められてきた経緯がある。

 討論の際に出されたことだけどを、考えてみれば、子どもの貧困対策法がつくられた時期に、生活保護の切り下げがすすめられた。そのころには生活困窮者自立支援法などもつくられただけに、非常に複雑なことになった。政権は、貧困対策は、ある意味うけのいい層の対策にターゲットをしぼって進められてきたわけだ。いま、また違ったターゲッティングがなされようとしている。少し、生活が上の層にずらして、弱いものを切るのだろうか? そういうときに、全体の生活を支えるような社会構想に合流していかないと、なかなか難しい。だけど、運動は個別課題ですすめられるから難しい。

 いろいろ考えるべき論点が出されてとても面白かったし、考えさせられた。

2026/01/10

 「戦後 80 年・平和と教育を考える」-すべての子ども・若者に学ぶ喜びと生きる希望を-

 北の国の殺伐とした、寂しい風景から、東京に戻ってくると、ほんとうに東京は豊かだと思える。

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 もちろん、東京のすべてがそうとは言えないにしても、圧倒的に豊かなのが東京だ。この国では、そういう形でも、格差が広がっていることを感じる。

 だけど、なぜ、そのことは真正面から議論されないのはなぜだろう。地方はどう生き残ってっけるのだろうか。

 午前中は資料読みに専念、午後からは、第 34 回全国教育研究交流集会にオンラインで。集会のテーマは、 「戦後 80 年・平和と教育を考える」-すべての子ども・若者に学ぶ喜びと生きる希望を-
 まず、講演は 「どうして戦争しちゃいけないの・気づき戦争と人権」と題して、ダニー・ネフセタイさん。あいかわらずおもしろいし、sの体験は、いまだからこそ説得力をもってせまってくる。シンポジュウム 「平和な未来へ紡ぐ」1は、大学生による戦跡調査とガイド、大学生平和ゼミ、そして高校生の秩父ユネスコといった取り組み。すごく根幹の平和運動なのか、同時に、平和運動への意欲が現実の学校、その関係性のなかでは、つぶされていくさまも感じる。そういうなかで、大学や教育には何を問われているのか。この時代の難しさをそこからどのように乗り越えていくのか。なかなか難しい問題というか、時代を感じる。

 

 解散・総選挙の臭いが強くなってきた。23日冒頭解散となると、この間は、選挙まで日にちをおかないケースが多いので2月8日投票になる。おそくとも15日か。報道は、読売と毎日だけだけれど、何となくそういう流れになっていきそう。しかし、冒頭解散って、参議院選挙後、政治空白をつくって、総裁選をやって、補正予算提出は大幅に遅れ、あれだけ大型で内容的にも問題の多い補正を、短時間で通して、つまり、高市内閣のもとでは、その政権の政策についてまともに時間をとって議論はされていない。そして今回も、冒頭解散と徹底して国会審議を軽視するのが特徴か。しかも、文春砲による統一協会疑惑があるだけに、それをかわそうという思惑も見える。

 もちろん、野党の側がしっかりした、高市内閣の政策に批判をしっかりしていないといけないが、その不十分さがあるだけに、それを選挙に向けてどれだけできるのか……。メディアがそれをどれだけうきぼりにすることができるのか? なかなか大変な選挙になりそうだ。

 

 

2025/12/14

大学受験のトレンドは「負担軽く」「合格早く」 就職売り手市場で“実学志向”も 河合塾主席研究員が分析

 映画に行きたいと思ったけど、やっぱりやめにした(その決断は少し前だけど)。何となく空回りの1日。気分転換でもとは思うが、寒いし、天気も悪かったので、あまりそういう気になれず、だからと言って、いろいろ読んでもすすまない。メールを7本ほど送ったりしたが、全体として空回り中という感じ。

 外はどんどん冬になる。

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大学受験のトレンドは「負担軽く」「合格早く」 就職売り手市場で“実学志向”も 河合塾主席研究員が分析(メーテレ)
 2026年の大学入試は「安全志向」「実学志向」「文高理低」…。 大手予備校の河合塾(名古屋市)が10月の模試をもとにまとめた志望動向で、こんな傾向がうかがえるといいます。河合塾教育研究開発本部の近藤治・主席研究員(64)に、今シーズンのトレンドと受験生へのアドバイスを聞きました。

Q:前回の2025年度の傾向は「文理均衡」でしたが、今シーズンは違うそうですね。

 まず、受験人口(18歳)は前年とほぼ変わらず、大学の入学定員も前年並みです。

 その中で、文系志望者が前年比102%と増え、理系志望者が98%と減りました。
 文系の中でも「法・政治」「経済・経営・商」の分野で志望者が増えています。

 国は理系人材を増やそうとしていて、大学でも理系学部・学科が増えていますが、今シーズンの受験生の志望傾向は逆になっています。……

 これだけ、国は理系人材を増やそうと必死になっているというのに、この状況だ。就職を意識した「実学志向」というのもなかなか切ない話。大学で学ぶということの内容が変質をはじめて久しいと感じるが、いまの大学の現状はほんとうのところどうなっているのだろうか? もう少し、ボクラも関心をもつことも必要なのかもしれない。

2025/11/25

国立大への資金投入、メリハリか基盤の強化か 文科省と財務省の対立

 さて、体調は直ぐに戻らない。とにかく、いろいろあってもやるべきことを一つひとつやっていく日と開き直ってのスタート。そとの風景がすっかり色づいているのに驚く。

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 しかし、今日は会議もあったけど、絶不調で、頭が働かない。ダメだなあ。しばらくこの不調は続くだろうけど、しっかりエネルギーを充填して、しっかり動けるようにしないといけない。

 

国立大への資金投入、メリハリか基盤の強化か 文科省と財務省の対立(毎日新聞)
 予算編成を巡り、文部科学省と財務省は毎年のように対立する。

 2026年度予算は大学への資金が議題になっており、春先には私立大への補助金に関連して財務省から教育の質に疑義が呈される場面があった。

 今度の論点は国立大に配分される運営費交付金だ。

 この20年の実質的な減少幅について、競争的資金へのシフトを強めたい財務省が460億円だと言えば、基盤的経費の確保を目指す文科省は1900億円と主張する。

 大学への公的支出はどうあるべきか、両省の考え方の相違が浮き彫りになっている。……

 いまの政治を見ていると、明日種の、考え方にとらわれて思考停止になって、議論もなりたたなければ、結局、問答無用になっていく。政治家も、企業家も、官僚も、すっかり劣化している感じがする。

 山口大学では、学費値上げにかかわって、学生細則を変えて、学生による印刷物配布を禁止させようとしているという。ほんとうだろうか? 学問の府の自殺行為としか……。教員たちは何をしているのだろうか?

 どんどん疲弊する国立大学。わが相方は、来年の春にはその場を去るようだけど。

2025/10/26

山口大の授業料値上げ検討、学生「情報不十分」と反発 大学側は財政難を強調

 たっぷり寝たけどなあ。朝から、どんよりとした天気に、どんよりとした気持ち(苦笑)。うーん。夢をみた。この間は、仕事の夢が続いていたが、昨夜は、軍人(武士)だった。その任務に追われている(笑)。今日は、気持ちがずっと重たい。理由はよくわからないが……、なぜ?


 結構寒い一日。服装が難しい。秋が深まっていく。

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 さて、今日は、頭の整理のための資料の整理。資料読み。そして、相談メールを3本ほど。疲れがたまっているから、しっかり休みたいところだけど、休むとなると、今度はあまりにも汚い家のことが気になる。いろいろ掃除をしなくっちゃと追い詰められる。だけど、そんな余裕があるのなら、目の前の仕事を少しでもとなってしまう。すんなりと休むことができないのが情けない。あそうそう、衣替えをしなくてはと、最低限の作業をする。

 必要な映像資料を見たり(眠いなあ)。映像はなあ。いろいろ思うところはある。

 

山口大の授業料値上げ検討、学生「情報不十分」と反発 大学側は財政難を強調(中国新聞)

 山口大(山口市)は、来春入学する新入生から授業料を上げる検討を進めている。大学側は厳しい財務状況を理由に挙げて必要性を説明しているが、学生や教員からは引き上げの撤回要求や、検討過程を問題視する声が上がっている。両者の主張はかみ合っていない。

 同大への運営費交付金は2025年度、約114億円の交付が見込まれる。法人化された04年度からの21年間で約32億6千万円(22・26%)減った。谷沢幸生(ゆきお)学長(67)は、国からの運営費交付金の減少、物価高騰に伴う賃上げや電気代の値上げを検討の理由に挙げ「支出の抑制や収入増加のための資金獲得に取り組んできたがそれ以上に社会情勢の変化が教育環境の維持、向上に支障を来す状況となっている」と強調する。……

 学費値上げの事態が深刻なのは言うまでもないけど、学生たちが声をあげているのは、すごいことだと思う。とりわけ、地方大学でこういう動きがうまれてくることは、ほんとうに大事だと思う。政権の合意書でも、所信でも、大学改革があげられていて、この間の議論から考えると、文系潰しだとか、大学の淘汰がすすみそうで、それにともなって学費もあがるのだろうなあ。高校無償化を言いながら大学は……。それだけに、しっかり声をあげていく、そういう取り組みが大事だし応援したいところ。

 

2025/10/19

大学入試の“女子枠”に「一定の効果あり」 30年続ける名古屋工業大の理事が検証、残る課題は

 今日は、ひさしぶりに日曜日掃除スタート。草取りがあり、低木の剪定などもして、ちょっとした労働。

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 そのまま団地の会議もあり。いろいろ施策の情報なども聞けた。なるほどなあ。

 

 午後には、提稿もして、さらにゲラ読みもすすめる。来月かなインタビューの資料読み。結構、慌ただしさは戻っている。

 さて、これはおもしろいデータ。

大学入試の“女子枠”に「一定の効果あり」 30年続ける名古屋工業大の理事が検証、残る課題は(名古屋テレビ)

全国の大学の入試に「女子枠」が広がっています。主に理工系の女子学生を増やすことがねらいです。
30年を超える実績がある名古屋工業大学の理事が、女子枠に「一定の効果がある」という検証結果を発表しました。一方で、まだ残る課題とは。

 大手予備校の河合塾によると、2025年度に全国で30の国公立大学が学校推薦型選抜や総合型選抜に「女子枠」を設けました。
 2026年度からは少なくとも36国公立大学に増え、京都大学と大阪大学の理系学部でも始まる予定です。

 全国で最も早い時期から「女子枠」をつくった国立大学の一つが、名古屋工業大学(名古屋市昭和区)です。

 ……かつて「女子ゼロ」の年も

 東海地方の製造業を支える人材を輩出してきた名古屋工業大学

 名古屋工業大学が、機械工学科(現在は電気・機械工学科)の推薦入試に女子枠を設けたのは、31年前の1994年度からです。

 当時の機械工学科は、入学定員160人のうち女子は多くて2人。ゼロの年もありました。

 1986年に男女雇用機会均等法が施行されてから、製造業の人事担当者から「機械の設計や開発をする女性技術者がいなくて困る」という声が、就職担当の教員に寄せられていたといいます。

 大学はこうしたニーズに応えるため、入学定員160人のうち10人について、女子を対象とする推薦入試で選ぶことを決めました。

 これを機に、大学の設備も更新しました。

 当時の機械工学科の建物は、男子トイレは各階にあったのに、女子トイレは1カ所だけ。実習をする建物には更衣室もありませんでした。
 このため、女子トイレや更衣室を新たに設置。現在の機械工学科がある建物は、すべての階に男女のトイレが設置されています。……

 

 現在は電気・機械工学科の入学定員200人のうち、大学入学共通テストを課さない「学校推薦型」で15人の女子枠。物理工学科・情報工学科・社会工学科(環境都市分野)で2024年度から3~5人の女子枠を設けているそうだ。一般入試の女子も増えた。女子枠受験者の成績遜色なし。「環境を変えるため、一時的に必要な制度」と関係者、とか。なるほどね。

2025/10/06

遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人

 今日は午前中は病院。この年になると、いろいろな体の変化や不調がいろいろなところで出てくるという典型。午前中いっぱいかかる。とにかく、しっかり病院にかからないといけないけど、面倒は面倒。どこまでがんばるか? 難しいところ。

 

 朝から暑い。朝顔は今日も咲いている。

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 職場で仕事。今月原稿の追及ややってきた原稿についての今後の相談や、今後の資料読み、発注のお手紙書きなどなど。結構、仕込みもいろいろあわただしい。ただ眠い。孫相手疲れもやっぱりある。老人はつらい。

 録画していたテレメンタリープラスの「遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人」を見た。

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戦時中に朝鮮半島出身者を含む183人が水没事故で死亡した山口県宇部市の「長生炭鉱」。 市民団体による遺骨収集調査開始から1年余、ついに遺骨が発見された。 日本の朝鮮半島植民地化政策や、戦時下に国策として進められた石炭増産を背景に起きた水没事故。 市民団体は「遺骨が出てきたことでステージが変わった」と訴える。 一方、国は遺骨収集に慎重姿勢を崩さない。83年ぶりに日の光を浴びた遺骨に今の日本はどう映っているのだろう。

 前回、別のドキュメントを見たときは、とりくんでいる人の執念を感じたけど、あらためて、亡くなった人たちの無念さ、残された遺族の悔しさや悲しみをとてもすごく感じた。映像でうつされた靴と人のような形のものは、ご遺骨なのだろうか? ガマフヤーは3人の遺骨と明言していた。DNAもとれるのでは? 韓国では80人のDNAを用意している。無責任な態度しか示さない政治の責任。矛盾だらけの政治。この政治と言うものあらためて問わないといけないと強烈に思う。

 

 政治の先行きは見えないなあ。国会はいつから? 組閣はどうなるのか。本格論戦はまだまだ先だなあ。国民の苦難対策はどんどん先送りされる。

 中秋の名月はこんな感じ。

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2025/10/01

博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か

 昨日はいい天気。

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 朝から、来月講演①の起こしから原稿づくりに向かう。やっぱり時間がかかる。とにかく夕方まで頑張って、温泉を計画。夜は、ゆったりと温泉に。まあ、むしろ疲れがどばーっと放出され、痛いところが増えるのだけど、それは疲れをとるためには仕方がないことで、体の奥にたまった疲れをやっと少しずつ放出。これが大事。

 そんな状態だから、来月企画に必要なものを集めつつ、今日は、ちょっと夏休みのまねごと。

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 仕事の遅れはお詫びと調整をしなくては。

 そういいながら、昨日は夜、やっと「ラストマイル」を見た。

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 さすが野木さん、すごい映画。『アンナチュラル』『MIU404』の主要キャストを登場させているのもうれしい。ほんとに胸が苦しくなるほどの映画。働く現場のこと、もっともっと考えないいけない。そこかrたはじめないと、この社会はきっと変わらないわけだし。

 さて。

博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か(朝日新聞)

 大学院の博士課程の入学者数が、この20年で14%減っていた。人文科学と社会科学は各40%以上も減った。

 数値をまとめた文部科学省は、就職の不安や、学士・修士段階で多い求人などが影響しているとみる。

 30日の有識者会議で示された。2003年の1万8232人が、24年は1万5744人になっていた。

 分野別では、人文科学が1648人(03年)から44%少ない930人(24年)に、社会科学が1700人から47%少ない902人になった。理学や農学も30%以上減った。…

 なんか、この日本社会がどうにもならない地点に、踏み入ってしまっていることを示しているようなデータ。社会科学の弱さは、そのまま、社会認識のありようにもつながるんだろうし。どうなっていくのかなあ。この社会は。

 

 関東に帰る日が少しずつ近づいてくる。気持ちが重くなるなあ(苦笑)。

 

2025/08/29

ドラマ「シミュレーション」 「戦時下の性暴力」

 昨日は、午前中通院、今日もそう。可能な限り、いまいろいろ抱えている体の問題は解決したいなあと思い始めている。しっかり、体のことをきちんとしないと、ちょっとまずいなあとは感じている。この暑さに生き抜けない……。たまっていた実務をやりながら、次の手をうったり。今日は午後から、来月インタビュー①の収録。炎天下を歩いたので疲れた……。

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 取材先ではトンボがいっぱい飛んでいたなあ。

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 そうはいっても、季節は確実に秋に近づいているのかなあ。どうかなあ。

 

 少し前、合間の時間に、ドラマ「シミュレーション」を見た。

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猪瀬直樹のロングセラー「昭和16年夏の敗戦」を原案に創作を加えたドラマと、総力戦研究所の史実を伝えるドキュメンタリーを2夜連続で放送。日米開戦前夜の1941年夏、首相直属の総力戦研究所で日本とアメリカが戦った場合のあらゆる可能性がシミュレートされた。官僚・軍人・民間から選抜された若きエリートたちが導き出した結論は日本の“圧倒的な敗北”だった―。戦後80年の夏に送るこん身のNHKスペシャル。

 かなり力を入れて制作されたドラマなんだろうけど、遺族から抗議されるなどの騒ぎになっている。みんな、まずいと思いながら、時代の空気に抗えず開戦に向かっていく??? 当時の権力者の責任は、あいまいにされ、あたかも平和をねがって葛藤していたように描かれてしまう。そもそも、16年の開戦をドラマにすると、日中戦争が切り捨てられ、仏印への進出が必然視される。

 たぶん、NHKの上層部は、戦争責任を問いかけるような番組はつくりたくないんだと思う。そうした圧力のもとで、制作されるわけだからこうなっていくのかなあ。無謀な、やってはいけない戦争ということはわかるが、そのもとで展開された、植民地主義的抑圧と暴力はどこにいったのだろうか。

 ことしのNHKのもっとも力をいれたドキュメントは、たぶん「ETV特集 昭和天皇 終戦への道~外相手帳が語る国際情報戦~」だと思うけど、たしかに東郷手帳で裏付けられたことって大事なこともあるのだろうけど、このように終戦政局の話にしてしまうと、ここでも戦争責任はあいまいんされてしまう、加藤さんのコメントはそれはないよなあ。上記の番組も含め、吉田さんひとりでがんばっている。

 終戦政局ということでは文春も中公もそう。これがいちばん戦争責任を問わずにすむという判断なんだろうか。戦後80年の現状。

 正直言うとテレビや、保守系雑誌だけではない。朝日新聞は、数日前、オピニオン欄で「戦時下の性暴力」を特集した。個々の発言は、学ぶところの多いものだったのだけど、気になるのは、その構成。山本さんが黒川村の話、越智さんがウクライナの話、え、日本軍「慰安婦」の話はどこにいったの??? 深沢さんがご自身の小説で、やっと「慰安婦」についてふれるのだけど、聞き手の関心は女性の人権。それはそれで大事なのだけど、女性への抑圧が、植民地主義的暴力とむすびついておこったのが「慰安婦」問題の一つの面でもある。それがどれだけ軍の手で組織的に、大規模におこなわれ、女性を苦しめたのか。そのことが、このテーマでとわれなくっていいのかなあ。

 戦後80年、ほんとにボクたちはどんな地点に生きているのだろうか。よくよく考えたい感じがする。

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