患者さんの痛み 写真家の葛藤 〜水俣病 公式確認から70年〜
台風一過だけど、すっきり晴れない、どんよりした天気。台風のため今日が北の国に移動。朝から掃除をしたり、準備をしたり、これからの企画の資料を読み込んだり読み込むと、やっぱり反省しきり。企画化する能力がないなあとガックリしたり、負けちゃいけないと自身を励ましたり。なかなか、活字を読むと、すぐ眠くなるお年頃か、体調か。なかなかしんどいががんばるしかない。
昨日、ETV特集で、水俣の写真家たちのドキュメントを見た。「患者さんの痛み 写真家の葛藤 〜水俣病 公式確認から70年〜」
桑原さんにはお話を聞いたり、いろいろお世話になっていて、とくに桑原さんの盟友である英さんにはほんとうにお世話になったので。その写真は、以前より拝見してきた。運動の分裂に直面したときの写真家たちの葛藤は知らなかったこと。
ボクは、ユージン・スミスが好きだったので、塩田さんとのかかわりや、何よりも智子さんの写真をめぐる話は、いろいろなところで読んだりはしてきた。
私は下の世代ではあるけれど、ドキュメントを見ながら、こうした公害に対するたたかいは、自分の社会認識の形成の一つの原点だったなあとつくずく思った。若いころに考えていたことなども思い出す。
やがて、非認定患者の問題が大きな焦点となるが、一見外からは、健康とは区別がつかない人たちをめぐる問題を、ボクも写真家とともに企画にしようとしたことがある。しかし、それを画像にして訴えることの難しさに直面して、結局は、企画化ができなかった。そういうことに、悩みながら、いまでも模索を続けている姿を知る。
この重い現実と、被害者たちの痛みと、そして、写真家たちの葛藤。自分の認識の浅さをつくずく思い返しながら、考え続けないといけないと思わされた。
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