「語ろう!子どものねがいにこたえる教育を~学習指導要領の改訂にあたって」
やっぱり北の国は寒いです。関東からくると、やっぱり震えます。
寒さをこらえつつ、どう仕事をすすめようかと考えて、ここ数日は、資料を読み込むことに専念しようと決意。とにかく、2種類の資料を読むことを優先する。読むべきものがいっぱいあってどうしよう。全然、スピードが追いつかない。やっぱり年齢的には難しいのかなあ、この仕事はなあ。
と言いつつ、午後からは、オンラインで、「連続学習討論集会 part1「語ろう!子どものねがいにこたえる教育を~学習指導要領の改訂にあたって」」に参加。北の国にいると、オンラインでやってもらえるのはありがたい。
まずは、児美川孝一郎さんの「学習指導要領改訂がねらうもの―公教育の再編に焦点をあてて」。さすが伝道師の話。いま、公教育の溶解がどこまですすめられようとしているのか、その背景なども含め、全体像を暴露していく。デジタル指導要領ということがいろいろ言われるようになって、指導要領をクリックすると、どんどん授業内容までできあがってしまうようなありように、ボクもああこれはやられるなあと思っていたので、中身的にとてもよくわかったし、講演レジュメそのものをAIにつくらせたりすることもやって、デジタル化の実際の展開を、リアルに話されつつ、それを新自由主義の流の強まりの中で、なぜ、こういうことがおこっているのかにむずびつけて、よくわかるないよう。
続いて、中嶋哲彦さんの「教育課程の国家統制の問題」。単純にタカ派的な国家統制ということではなく、いわばロールアウト新自由主義的な国家のでしゃばりを、教育法も権利から、どう問題なのかを明らかにしていく。その次は、佐貫浩さんが「学習指導要領の改訂がめざす学力と子ども像」。たぶんに哲学的というか、本来あるべき教育のありかたから、問題をえぐる。
児美川さんの話はもちろん、構造的に問題に迫るのだけど、中嶋さん、佐貫さんとにもそれぞれの視点から、より原理的に、資本主義の在り方までつっこんで、なかなかおもしろい。同時に、児美川さんの話は、誤解を恐れずに、言ってしまえば元も子もない話で、ではどうやっていくのかの答えは、なかなか見出しにくい――一般の人や若い教員にはそう簡単にうけとめられないようなことで――というか、より踏み込んだ対峙の方向を模索する必要性があるものだけど、それを、具体的に教育の論理のなかで、どうやっていくのかの迷いや、模索も、中嶋さん、佐貫さんの議論の中にはあって、いろいろ考えさせられる。
短い時間のなかで、なかなか凝縮された話だったので、これからいろいろ勉強しなくてはいけないなあということをほんとうに痛感させられる。ほんとうに。
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