4・24
すっかり緑の季節です。今日は、たまった実務。それから資料読み。企画の相談、講演①の起こし作業などが続きます。ここ数日は会議も多いんですよね。
いろいろ議論の難しさを感じます。現状を捉える枠組み、概念そのものも、大きな社会変容のもとで、あいまいになっているからますます議論は難しい。それをどうしていくべきかとまでいくと、簡単に答えはないから、いっそう。今の時代、違いが強調される傾向が強くなっているから、難しさは、ほんとうに簡単ではない。担い手の年齢からくる問題もあるし。
国会では荒涼たる風景が今日も見られた。厚生労働委員会、国民皆保険を骨抜きにする一歩となるような法改正で反対は辰巳さん一人。先日も国家情報会議設置法案で同じ風景があった。これまであった最大野党が一定の大きさをもったリベラル政党であった状況が消滅し、体制翼賛という表現が的確かどうかは別として、国会の状況は相当深刻。論壇のそれをとりつくろうような議論が目立つ。『地平』のKさんの議論など??? もちろん、どう高市に対峙していくかを考えれば、中道に何とかしてほしいという思いは理解はできる。だけど、同時に、中道が立憲の公明による吸収といわれる理由の安保法制への態度の転換を、容認するような議論の立て方をして、展望が見えるのか。だけど、それをどう広く共有し、高市に対峙する広い運動を構築できるのか。議論の在り方はここでも難しい。
ボクが最初に専従として働き始めたとき、京都でいっしょに専従となった人が、一昨年、亡くなっていたことを、今日知った。年齢もあまりかわらない。大きなショックをうけた。
ところで今日は4・24。阪神教育闘争の日。1948年のことだ。当時、在日朝鮮韓国人の子どもたちは、母国語の読み書きが充分にできなかったため、日本各地で国語講習会が開催され、やがて朝鮮人学校に改組され、全国に500数十校、生徒数は6万余人を数えた。これを日米政府が禁止に乗り出したことに反発しておこったたたかいだ。少し調べたことがあるが、在日の研究者によるもの以外は、あまりよくわからなかった。うちとの関連も、指導していたという説もあれば、距離を置いていたという説もある。当時は、在日の方も、うちに属していたわけだけれども、その活動の実態は、あまりよくわからなかった。半島の情勢も複雑で、占領下の日本の情勢も複雑だったこともある。だけど、民族教育を守ろうとしたたたかいは、やはり興味をひかれる。昨年見たタルオルムの4・24の風もおもしろかった。
ただね。知りたいことはいっぱいあっても、これから実際にやれることは限られている。ましてや、それを社会に役立ているというところまでやるのはほんとうに限られている。同年輩の知り合いの死に接せるといっそうそのことを自覚させられる。さて、どう生きるのか、だ。
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