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2025年10月

2025/10/31

少し前に、孫②の運動会に行ったが

 やっぱり、なかなかすすまないなあ。仕事。とにかく、仕事のための資料読みをコツコツすすめるしかないなあ。うまくいかないなあ。

 北の国はどんどん冬景色に近づく。

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 いろいろ、議論は難しい。なかなか伝わらないなあ。核心部分をうまく説明できないから伝わらない。ここはよく、考え、反省しないといけない。

 

 少し前に、孫②の運動会に行った。

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 2年前の孫①のときにくらべ、全体として、運動の力、体そのものが落ちている感じがした。2年でこれだけの変化はどうしてだろう? たまたまなのか、社会環境も大きく変化しているし、家庭との関係もかわっている。安全というか、少し危険な実践はしずらくしていることもあるのか。どう考えるのか、どういう変化なのか、大きな課題を突き付けられた感じがした。

2025/10/30

旧姓通称使用「人格権置き去り」 日弁連、選択的夫婦別姓の学習会

 気持ちがちょっと、乗ってこない。仕事が決まっていかず、すすんでいなくって、気をもんでいる状態のときは、なんとなくよくないんだよなあ。それは仕方がないことだけど、そういうとき、必要以上に凹んでしまい、よくなくなる。まあ、どうにもならないのだけれども…(苦笑)。

 昨日も今日も同じような状況が続くが、自分の力では、どうにもならない。

 そんななかの仕事は、その仕事のほうもちゃんとはすすまない。うまくいかないのだ。

 今日は北の国に移動。

 朝は、埼玉で、まだ朝顔が元気なくだけど咲いていた。着陸直前の北の国は、山の色もすっかり変わっている。

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 飛行機は、なぜかIさんといっしょだった。さらに驚いたことに若いころの同僚のAさんとも遭遇。いろいろ会うなあ。

 昨日も今日も、あとは資料読み。

 昨日はWEBでこの集会。

旧姓通称使用「人格権置き去り」 日弁連、選択的夫婦別姓の学習会(共同通信)
 選択的夫婦別姓制度を巡り、日弁連は29日、国会内で院内学習会を開いた。渕上玲子会長は「日本の未来のため、女性が働きやすい社会をつくる必要がある」と強調。自民党と日本維新の会との連立合意に盛り込まれた「旧姓の通称使用の法制化」に関し「女性の人格権を置いていくもので、二つの氏の同一性を立証するのも不便だ」とし、制度の早期導入を求めた。

 先の通常国会では立憲民主、国民民主両党がそれぞれ別姓導入の法案を、維新は旧姓の通称使用の法案を提出。衆院で28年ぶりに審議入りしたが、採決は見送られ継続審議となった。

 髙良さんの話は心を打つなあ。彼女は天性のものがあるのかも。基調報告の、通称使用法案がもらたす人権侵害ということもよくわかったし、当事者の「かわいそうな子ども」からの発言も説得力もあった。ほんとうに早く実現したいもの。ただ、問題はここが焦点かということもある。重要な論点ではあるが、彼らの弱点はここか? 

 自民党の良識派や経団連までの参加の集会。そのへんの難しさも感じるところ。

 とにかく論点とは難しい。別件だが、方法が違えば、議論のありようも違う。雑誌のような仕事をしていると、いろいろな議論の成立はよくわかる。だけど、そのうえで、どう真理にちかいのか。そのことを考えるのが性というもの。そこに政治的思惑も重なるから、それを読み解く。そんあことが日常的に。

 いろいろ考えるのはしんどいお年頃なんだけど。

2025/10/28

高市首相、トランプ氏と初会談「日米の新たな黄金時代つくりたい」

 天気がいいのは嬉しい。こころも、体調も、今一つだし……。うーん、なかなかね。

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 朝から数本メール。なかなか返事はこないけど。いろいろ考えているのだけど、仕事はすすまない(涙)。そんなもんかなあ。いろいろ気になること、思い悩むことも多いしなあ。

 仕事は、今日も企画を考えるために、資料とにらめっこ、資料を探すためにインターネットとにらめっこ。実務をやったり、会議もあったし。夜には、相談の長めの電話も。昼には、10・28いのちのとりで裁判の決起集会に、一部WEBで参加。最高裁の判決をふみにじって、あらたに新しく削減の仕組みをつくっても問題なしと強弁する専門家会議は何なんだろうか。ほんとに、法の支配がゆらぐ。

 今日のニュースはなったっても。

高市首相、トランプ氏と初会談「日米の新たな黄金時代つくりたい」

 高市早苗首相は28日午前、東京・元赤坂の迎賓館でトランプ米大統領と会談した。日米同盟の強化に向け経済・安全保障分野で協力を深める方針を確認した。首相は対米投融資の拡大や防衛費増額の計画について説明する。

 首相は会談の冒頭で「日米は世界でもっとも偉大な同盟になった。日本もともに世界の平和と繁栄に貢献する」と述べた。「私は国益を守り抜くためにも強い日本外交を取り戻す。自由で開かれたインド太平洋の進展に向けても日米で協力を進めたい」と語った。「日米同盟の新たな黄金時代をトランプ大統領とつくりたい」と強調した。

 トランプ氏は「この関係はこれまで以上に強いものとなるだろう。我々は最も強固な水準の同盟国だ」と表明した。「日本は軍事能力を大幅に増強している。米国は日本から大量に新たな軍備品の注文を受けている」と話した。

 日米の関税交渉を巡る7月の合意に触れ「非常に公平な取引だ。日本を米国に迎え、関係を継続できるのを楽しみにしている」と言及した。「何か質問や疑問、要望、日本を支援するために出来ることがあれば、いつでも知らせてほしい。必ず応える」と呼びかけた。……

 全体を通して、日本政府の、アメリカに付き従って、アメリカのもとで、世界の経済競争にうちあって、大国としての復活をめざそうという姿がありあり。既存の国際秩序ではなく、力を持った国との協議によって、新しい秩序をつくろうというトランプに付き従う。そのもとでの大国の復活という思いは、アメリカへの投資がここまで具体化されているということに、大企業の意志としても確認できそうだし、レアアースについて日米共同で中国と対抗するということにもみられる。政権が、だからこそ強い経済を掲げて、とりくもうとしていることがよくわかるものだったし、そのもとで、大軍拡があるということもほんとによくわかった感じがする。

 だけど、こういうアベ政治の継承は、そもそも大きな矛盾を内包しているはず。だからこそ、今後もいろいろありそうな気配。一方で、宮城の選挙で、和田さんのビラなどをいると、びっくるするほどよくできたもので、極右にはみえない洗練さも感じるし、要求へのめくばりもみごと。極右と言うのはかつてのそれではない。それは参議院選挙の延長のうえにある。

 などなど、いろいろ勉強にはなっている。が、仕事がなかなかすすまない。明日こそ!

2025/10/27

「加害の“扉”が開くとき 子どもを守るには」

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 今日は朝から病院に。普段はオフピーク定期をつかっているので、JRは料金をとられる……。少し早めについたけど、今日はさっさと20分もかからないで終わった。そのまま病院から2駅歩いて職場に。

 来月固定欄の連絡メールや相談メール、実務などをこなす。

 郵便局に行くと、通りには日の丸がならぶ。トランプ来日と関係あるのか、ないのか、なんなんだろう。

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 資料を読みながら、さらに頭の整理。なるほどなあというのが多い。「グローバル帝国主義」などについてももう一度確認しつつ。

 

 宮城の知事選挙に衝撃の声も聞かれる。同時に、参議院選挙との連続性も感じられる。高市政権になって、支持率は高いが、自民党に回帰しているわけでは決してないということ。自民党の支持基盤の崩壊が、他党化現象をつくっているのだから、極右高市政権で、右派の支持層が戻ってくるわけではけっしてない。ただ、一部で、強い政治を期待する流れのなかで高市個人人気が上がっているという感じか。根本的な矛盾がそこにある。没落する日本で、豊かな社会なんて難しいから、せめて国際競争力には勝っていってほしい、そのなかでこそ、自分も這い上がれるという感覚か? だけど、アベノミクスではそうにはならないのは実証済みなのだけど……。では、参政党は? そこへの期待はしばらく続きそう。自民党の政治への批判(和田さんは最近まで自民党だったのだけれども)に期待があつまるというか、一方で、新自由主義がベースにありそうな面もあって、沈殿している自己責任感情と親和的でもあるのかもしれない。そもそも、高市氏や参政党にあるような右派的な言説が受け入れられるのはどうしてなのかということも、そこに関係するのだろうか? ボクらが支持を広げていくうえでは、そのあたりにある困難さも、それはそれでよく考えた方がいいのかもしれないと。

 昨日、NHKスペシャルを見る。「加害の“扉”が開くとき 子どもを守るには」

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今年、教員らが児童を盗撮した画像などをSNS上のグループで共有していたとして逮捕・起訴される事件が起き、社会に衝撃を与えた。さらにネットには、中高生の子どもたちが、同級生を盗撮した動画やAIで裸に加工した動画などもまん延している。取材班は、180人以上の“加害者”の声を集め、加害が始まる「きっかけ」を徹底取材。子どもたちを「被害者」にも「加害者」にもしないため、社会に何が必要なのか考える。

 前半は、子どもたちが犯罪に組み込まれていくような仕組みが社会につくられているというショッキングな内容。孫たちをとりまく社会と言うのは本当にたいへんだと痛感。後半は、包括的性教育という言葉はつかわなかったけれども、性教協の先生も出てきてとりくみを紹介。番組では、加害の子どもの言葉として、「強くあらないといけない」という趣旨の言葉があったけど、社会や学校にある男性性の文化支配と言うことも同時に考えさせられたりするのだけれども。

 

 そのあと、1972渚の蛍火、そして落語心中を見た。落語心中は何度か見たが、息をのんだ。岡田さんの鬼気迫る演技に見入る。なかなか魅力的なドラマだった。

2025/10/26

山口大の授業料値上げ検討、学生「情報不十分」と反発 大学側は財政難を強調

 たっぷり寝たけどなあ。朝から、どんよりとした天気に、どんよりとした気持ち(苦笑)。うーん。夢をみた。この間は、仕事の夢が続いていたが、昨夜は、軍人(武士)だった。その任務に追われている(笑)。今日は、気持ちがずっと重たい。理由はよくわからないが……、なぜ?


 結構寒い一日。服装が難しい。秋が深まっていく。

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 さて、今日は、頭の整理のための資料の整理。資料読み。そして、相談メールを3本ほど。疲れがたまっているから、しっかり休みたいところだけど、休むとなると、今度はあまりにも汚い家のことが気になる。いろいろ掃除をしなくっちゃと追い詰められる。だけど、そんな余裕があるのなら、目の前の仕事を少しでもとなってしまう。すんなりと休むことができないのが情けない。あそうそう、衣替えをしなくてはと、最低限の作業をする。

 必要な映像資料を見たり(眠いなあ)。映像はなあ。いろいろ思うところはある。

 

山口大の授業料値上げ検討、学生「情報不十分」と反発 大学側は財政難を強調(中国新聞)

 山口大(山口市)は、来春入学する新入生から授業料を上げる検討を進めている。大学側は厳しい財務状況を理由に挙げて必要性を説明しているが、学生や教員からは引き上げの撤回要求や、検討過程を問題視する声が上がっている。両者の主張はかみ合っていない。

 同大への運営費交付金は2025年度、約114億円の交付が見込まれる。法人化された04年度からの21年間で約32億6千万円(22・26%)減った。谷沢幸生(ゆきお)学長(67)は、国からの運営費交付金の減少、物価高騰に伴う賃上げや電気代の値上げを検討の理由に挙げ「支出の抑制や収入増加のための資金獲得に取り組んできたがそれ以上に社会情勢の変化が教育環境の維持、向上に支障を来す状況となっている」と強調する。……

 学費値上げの事態が深刻なのは言うまでもないけど、学生たちが声をあげているのは、すごいことだと思う。とりわけ、地方大学でこういう動きがうまれてくることは、ほんとうに大事だと思う。政権の合意書でも、所信でも、大学改革があげられていて、この間の議論から考えると、文系潰しだとか、大学の淘汰がすすみそうで、それにともなって学費もあがるのだろうなあ。高校無償化を言いながら大学は……。それだけに、しっかり声をあげていく、そういう取り組みが大事だし応援したいところ。

 

2025/10/25

高市政権「新しい資本主義」廃止へ 岸田元総理に伝える

 早朝仕事スタート。雨が降ったり、やんだり。今日は一日そんな日だったなあ。朝、少し眠ったり……。

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 朝から、政権が何をしようとしているのか、少し図表にして頭の整理をはじめる。同時に、安倍政権のもう一度ふり返るための資料よみ。だいたい、これが今日の仕事。先にしようと思っていたことができなかったので、明日やらなければ。図表もまだ途中、これも明日の仕事か。なかなか、土日も休まらないが、そもそも、取材予定をやめてのことだし、しかたがないかあ。

 

 政権の性格をどう見定めるか。第二次安倍政権の比較すると、極右のお仲間がならぶが、一方で、その安倍政権を意識しているのはありあり。参議院選挙の結果も含め、事情の違いをどう認識して出発しているのか、どのような政権になっていくのか。

 

 たとえば

高市政権「新しい資本主義」廃止へ 岸田元総理に伝える(TV朝日)
 高市政権は、岸田政権から続いてきた成長と分配の好循環の実現を目指す「新しい資本主義」の看板を下ろす方針を固め、岸田元総理大臣に伝えたことが分かりました。

日本成長戦略担当 城内実大臣
「私は、赤沢先生がしてこられたことをしっかり受け継いで多少ブラッシュアップして成長」

経済再生担当 赤沢亮正前大臣
「良い所もあることはちょっと認めていただけると」

 「新しい資本主義」は岸田政権の肝いりとして、賃上げやスタートアップ投資に取り組んできたものです。

 石破政権でも継承され、今年、最低賃金が全都道府県で初めて1000円を超えるなど、一定の成果を上げてきました。

 ただ、高市総理は、総裁選の期間中には「賃上げするのは国ではなくて企業だ」と述べるなど、政府が旗を振る賃上げ政策に疑問を示してきました。

 関係者によりますと、小林政調会長が23日、岸田氏と会談し、党に設けられている本部と官邸の会議体を廃止し、新たに「日本成長戦略会議」を立ち上げ、成長戦略に軸足を置く方針を伝えました。……

 岸田政権が、安倍政権を否定していたわけではない。だけど、安倍政権のゆきづまりで、少しずつ、いろいろ修正をはかろうとしていたのが、岸田さんや石破さんだと思う。しかし、それでは、支持基盤の崩壊は、抑えることができず、敗北と参政・国民の前進を生んだのだと思うのだが……。高市さんのこの発想は、それを、もう一度、安倍政権にもどそうというようにも見えるわけだけど……。ただ単純じゃないのは、給食費の無償化とか高校の無償化とか、いろいろやろうとしている修正もある。ちゃんと整理して、しっかり中身をみていかないといけないということか。それでも、基調はアベ政治なんだろうけど。

 

2025/10/24

「安倍色」と「強さ」志向 安保政策で踏み込み 高市首相所信表明

 工場籠城明け。朝は起き上がれず……。やっぱり、だいぶ疲れていますね。午前中は、通院。待ち時間は、来月企画の資料読み。今日は、大半の時間を来月企画の資料読みに費やします。全体像をつかむためにも、自分の手で、一覧をつくって、頭を整理する必要があるなあとは思います。だけど、ただでさえ、読むのに相当体力がいるのに、さらに、作業をするには、ちょっと体力があという感じがします。ものすごく、体力と言うことを考えさせられます。一昨日のパワーですね。ここは、何とかしなくてはいけませんが。

 月曜日に検査を受け、その際に、縫合もしているので、今週はノンアルコールですごしています。うーん、飲みたいですね。ノンアルで過ごしている人はすごいなあと思いますね。

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「安倍色」と「強さ」志向 安保政策で踏み込み 高市首相所信表明(毎日新聞)
 所信表明演説に臨む高市早苗首相が衆院本会議場に入ると、自民党席前列の若手議員を中心に大きな拍手がわき、軽く笑みを見せながら演説が始まった。

 ただ、少数与党の状況下で議席数は野党が上回る。「統一教会」「裏金問題を解決しましょう」などのヤジに演説はかき消され、首相がいったん演説を中断する場面もあった。連立を組む日本維新の会議員からの拍手はまばら。連立を離脱した公明党席からの拍手はほとんどなく、多難な船出を予感させた。

 そんな中、演説で際だったのは、政治の師と仰ぐ安倍晋三元首相を想起させる「安倍色」と、安全保障を重視して「強さ」を前面に押し出す保守的な内容だ。……

 

 聞いた印象でまず思うのは、あれだけ問題になった政治とカネはいっさい語らないこと、同時に、消費税についてもまったくかたらなかった。そして、経済政策は、これまで決まっているようなことは言うものの、あらたに提案する政策はまったくみられなかったこと。これだけ、国民の経済困難がすすんでいるのに、まったくないなんて、参院選からこの3カ月余、彼らは何を議論してきたのか。ほんとうに国民生活が置いて行かれている。その一方で、軍拡については、前倒しで、GDP2%を達成するというのだから。ほんとうに大軍拡が国民生活をつぶしていく。

 とにかく「強い経済」「強い安全保障」ということを強調する。「危機管理投資」で経済を活性化するというが、それがなぜ、経済を強くするのかよくわからないが、その投資分野は、ITとかいつくかの先端作業が中心。なんとなく、安倍成長戦略の焼き直しで、これまで繰り返し言われてきた分野。全然成果はあがっていないのに。しかも、成功例としてラピタスをあげるが、ここでも何もなされていないわけで……。アベノミスクの焼き直しをバラ色?に描くのか??? うーん。

2025/10/23

高市内閣支持率64%、女性首相歓迎76% 共同通信の世論調査

 今日も寒いです。ほんとうに服装がたいへんです。夜は冷えるので、ちょっと困ってしまいます。

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 籠城は終了。今月も、みなさんにご迷惑をおかけし、ご協力をいただいて、やってきました。全体を見渡していろいろ思うところも多いです。

 新政権が誕生しましたが、めまぐるしく展開したので、月刊誌は当然まったく追い付いていません。岸田さんも、石破さんもすぐ選挙だったけど、高市さんはそうではないので、いったいどんな政権なのかという関心も高いものがあります。「史上最悪」と言っていますが、実際に何をやってくるのかと。なかなかそういうものにはこたえられていません。ここにきて、政権が正式に発足し、いろいろ記者会見があったり、文書が出たり、明日は所信ですから、そういうものを受けて、いま読んだり、議論したりして、考え始めている最中です。実際には、12月発売がスタートです。

 新政権について、相手側も、自分たちも含め、これまでもいろいろな議論がなされてきました。だけど、正直、大雑把な、荒っぽいものが多いという印証があります(排外主義の議論などもそうですが)。これからは、しっかり、ち密な議論をして、荒っぽい議論に引きずられないようにしていかないといけないと思っています。こころして、勉強しないと。

 

高市内閣支持率64%、女性首相歓迎76% 共同通信の世論調査(日経新聞)
 共同通信社は21、22両日、高市内閣発足を受けて全国緊急電話世論調査を実施した。内閣支持率は64.4%で、発足時では石破内閣の50.7%、岸田内閣の55.7%を上回った。

 自民党派閥裏金事件で元秘書が略式起訴された萩生田光一氏を要職の幹事長代行に起用した人事は「適切ではない」が70.2%に上った。

 高市早苗首相の就任による日本初の女性首相誕生が、女性活躍の後押しになると歓迎したのは「どちらかといえば」を合わせ76.5%に達した。

 高市内閣の不支持率は23.2%。石破内閣支持率は直近の9月が34.5%、不支持率は51.4%で、自民にとっては首相交代効果が表れた形だ。支持率は菅義偉内閣発足時の66.4%にわずかに届かなかった。

 自民と日本維新の会の連立政権発足を「よかった」としたのは「どちらかといえば」と合わせ64.4%。公明党が自民との連立政権から離脱した判断は「評価する」が66.2%となった。……

 

 高市内閣を支持する人に理由は「首相を信頼する」26.6%、「経済政策に期待できる」22.5%だそうだ。その中身はよくわからないが……。首相が最優先で取り組むべき課題の上位は、物価高対策38.9%、年金など社会保障11.7%、政治とカネ問題8.1%。自民と維新が連立合意に掲げた議員定数削減は3.6%、副首都構想は0.7%。いいかえれば、経済的な苦しさを変えてくれるような政策的な姿が見えないと、支持率は急落するかもだ。現状で言うと、そこの政策は、支持されるようなものには見えないが……。一方、立憲民主党と維新、国民民主党が連携して政権交代させるべきだったかどうかは「必要はなかった」が60.8%で「政権交代させるべきだった」の32.0%を上回ったという。立憲は、なぜ、対抗勢力として、みなされないのかはよく考えるべきだと思う。総じて、参議院選挙の結果が示したことの、同一線上に世論があるとうことが大事な点ではないだろうか。新政権がそこを見間違うと(自民党は見間違っている感じ。世論も、自民も、どちらも勘違いしている感じと言うか……)、一気に、不安定さはますだろうな。

2025/10/22

激動と不安定はまだまだ続く

 今朝の朝顔は、さすがに寒そう。

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 人間も寒く、服装が難しい。今日から工場籠城。とにかくゲラとにらめっこの一日。目も、神経も、疲れます。

 

 昨日の夜から、高市政権企画で、いろいろ相談や議論。いっぱいいろいろ考える。

 誰がこのシナリオを考えたのか。合意書にならんだ悪政推進のプログラム。もちろん雑多なもので、すべてをすぐにすすめるわけではないだろう。改革を示すためのアドバルーンもあるんだろうし。そして、議員定数削減。これは、悪政推進にもってこいの制度であると、同時に、自らを改革派にみせることができ、二重の意味で悪政推進の力になるという計算か。 

 だけど、この改革は旧来型。そもそも自公政権から有権者が離れたのはなぜかを考えていない。政治とカネの一方での、格差の広がりと経済困難。そこに対するまともな政策はみえてこないから、早晩破綻する。それを力で乗り切ろうとするのか? 新たに野党を組み込んで、修正を図っていくのか。いずれにしろ、激動と不安定はまだまだ続くということ。それに対する対抗軸をどう示せるのかだ。

 

 

2025/10/21

パワー! パワー! パワー!

 朝顔がまだ咲いている。

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 相方が住む、北の国は朝は氷点下だから不思議な感じ。

 おまけに、昨日は睡眠が悪く、しかも、仕事の夢をみたようだ。なかなか難しい。

 今日は、とにかくゲラを読んだり、動かしたり、戻したり。いよいよ明日から印刷工場に籠城です!慌ただしい。

 

 いよいよ高市氏が総理大臣に。テレビをチェックしたり、組閣を確認したり、いろいろ取材したりという一日。もっと、自分にパワーが欲しいなあ……。

 

 内閣は、だれの主導だろう。高市カラーは少し封じ込まれているのか、手堅さも感じ、いろいろ思うところはある。いずれにしろ、きちんと政権の分析をしないといけないんだろうなあ。いろいろ読んだり、考えたりしないといけないなあ。むしろ、高市内閣を論じる側、操る側に、ミソジニーを感じないわけではない。なかなか、複雑な状況でもある。だけど、それでも、独特な国家観はにじみ出てくる。何がどこまで、おこなわれるのか? パワー! パワー! パワー!

 

 

2025/10/20

自民と維新、連立政権樹立で正式合意 高市氏「国家観ともにする党」

 駅を降りると、正面の銀杏は、色づきはじめている。

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 だんだんと、工場籠城の期日が近づいてくる。そんななか、実務と、ゲラ読みと、ゲラ動かしの一日。落ち着かない日。

 ミスと言うか、うっかり忘れ、勘違いのなんと多いこと。年相応なのか、だいぶやばいのか。とても気になるところ。このまま、仕事やっていけるのかなあ。おまけに、意欲というか、基礎的なエネルギーが湧いてこない感じがする。力が湧かない。これは……。

 

 午後には、大きな病院に検査にいく。なんと大きな病院だろう。こんな病院には、自身でかかったことはなかった。勝手がわからず、あっちに行き、こっちに行き、迷子になりそう。しかも検査で、1万円以上した。年をとると、医療費がばかにならないなあ。これから、病院通いが増える、その予行演習と言えばそうなのかもしれないが、そもそも、病院にかかることができるのか? そこでもショックをうける。

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 さて、

自民と維新、連立政権樹立で正式合意 高市氏「国家観ともにする党」(朝日新聞)
 自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は20日、国会内で党首会談を行い、両党による連立政権を樹立することで正式に合意した。高市氏は21日に国会での首相指名選挙で新首相に選出されることが確実で、自維連立政権を発足させる。ただ、連立によっても衆参ともに過半数に届かない状況は変わらない。

 党首会談の冒頭、高市氏は「国家観をともにする政党として、真摯に長時間にわたる政策協議に対応していただいた。日本の国の形を未来の世代に責任を持てる形に変えていく、その取り組みを一緒にできることを楽しみにしている」と述べた。吉村氏は「国家観、そして日本を強くしたいという思いを一にしている。我々も改革政党としてこれまで掲げてきた改革をさらに前を進めたい」と応じた。……

 合意書を読んで、大ぶろしきだなあという印象。記者会見で、強権、こわもて保守政権であることを示すことも忘れない。だけど、味噌があって、そもそもこの2政党だけでは過半数にはとどかないわけで、この合意=実現という図式にならないということが、大きなポイントかもしれない。自民党にとっては、努力ポーズをとればいい。維新からは、一定の距離を置いて、注文(主張)し続けることができる。

 でも、そういうことで、この政権が安定したり、すすんだりすることができるのかなあ。さて、どんな国会になるのか? どんな政権になるのか。ほんとうに先行きが見えないところだなあ。高市政権はどんな政権になるのか。11月の連休明けから本格論戦になるのかなあ。

2025/10/19

大学入試の“女子枠”に「一定の効果あり」 30年続ける名古屋工業大の理事が検証、残る課題は

 今日は、ひさしぶりに日曜日掃除スタート。草取りがあり、低木の剪定などもして、ちょっとした労働。

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 そのまま団地の会議もあり。いろいろ施策の情報なども聞けた。なるほどなあ。

 

 午後には、提稿もして、さらにゲラ読みもすすめる。来月かなインタビューの資料読み。結構、慌ただしさは戻っている。

 さて、これはおもしろいデータ。

大学入試の“女子枠”に「一定の効果あり」 30年続ける名古屋工業大の理事が検証、残る課題は(名古屋テレビ)

全国の大学の入試に「女子枠」が広がっています。主に理工系の女子学生を増やすことがねらいです。
30年を超える実績がある名古屋工業大学の理事が、女子枠に「一定の効果がある」という検証結果を発表しました。一方で、まだ残る課題とは。

 大手予備校の河合塾によると、2025年度に全国で30の国公立大学が学校推薦型選抜や総合型選抜に「女子枠」を設けました。
 2026年度からは少なくとも36国公立大学に増え、京都大学と大阪大学の理系学部でも始まる予定です。

 全国で最も早い時期から「女子枠」をつくった国立大学の一つが、名古屋工業大学(名古屋市昭和区)です。

 ……かつて「女子ゼロ」の年も

 東海地方の製造業を支える人材を輩出してきた名古屋工業大学

 名古屋工業大学が、機械工学科(現在は電気・機械工学科)の推薦入試に女子枠を設けたのは、31年前の1994年度からです。

 当時の機械工学科は、入学定員160人のうち女子は多くて2人。ゼロの年もありました。

 1986年に男女雇用機会均等法が施行されてから、製造業の人事担当者から「機械の設計や開発をする女性技術者がいなくて困る」という声が、就職担当の教員に寄せられていたといいます。

 大学はこうしたニーズに応えるため、入学定員160人のうち10人について、女子を対象とする推薦入試で選ぶことを決めました。

 これを機に、大学の設備も更新しました。

 当時の機械工学科の建物は、男子トイレは各階にあったのに、女子トイレは1カ所だけ。実習をする建物には更衣室もありませんでした。
 このため、女子トイレや更衣室を新たに設置。現在の機械工学科がある建物は、すべての階に男女のトイレが設置されています。……

 

 現在は電気・機械工学科の入学定員200人のうち、大学入学共通テストを課さない「学校推薦型」で15人の女子枠。物理工学科・情報工学科・社会工学科(環境都市分野)で2024年度から3~5人の女子枠を設けているそうだ。一般入試の女子も増えた。女子枠受験者の成績遜色なし。「環境を変えるため、一時的に必要な制度」と関係者、とか。なるほどね。

2025/10/18

「落日のメガソーラー 問われる自然との共生」

 今日は早朝から用事でお出かけ。目的地のバス停の写真をアップしたら結構な反響だった。再度、アップ。

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 ドキッとするよね。

 午前中で用事は終了し、地域の仕事をして、自宅でゲラ読み、校正作業(転記を含む)を進める。ゲラを動かす作業も。

 

 テレメンタリーの「落日のメガソーラー 問われる自然との共生」を見た。

 

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北海道東部に広がる日本最大の湿原「釧路湿原」。その周辺で相次いでいるのがメガソーラーの建設です。
大阪の業者が新たな建設を始めましたが、工事着工後、「希少生物の生息調査」が十分に行われていなかったことや、
北海道からの許可を得ずに「違法開発」が行われていたことが判明。非難の声が高まりますが、開発を止めるルールはありません。

メガソーラーと自然との共生は可能なのか。日本のエネルギーの未来が、いま問われています。

 メガソーラーをつくられている地域は、それぞれ、いろいろな特色がある。釧路湿原は、希少生物の生息地であり、持続可能な社会を形成していくうえで、しっかりと保護が求められている。しかし、そこでおこなわれる開発。その業者は、いろいろ弁明しているが、なんとも怪しく、事実として、「違法」なこともおこなわれていた。せめぎあいの中で、まもるたたかい。自然エネルギーの拡大は必要だ。それだけに、どう環境と両立し、規制をしていくのかは真剣で、慎重な議論と合意が求められるし、ほんとうに叡智を集めることが大事だ。猛禽類医学研究所の獣医師たちのがんばりにはげまされる。

2025/10/17

維新の「政策協議メモ」

 原稿もさらに数本。提稿作業もすすめる。今日はいい天気。

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 少し時間をつくって、台所で壊れているものを買ってきて修繕。ほんとに、あちこちが壊れているから、それはそれで大変。

 さて、維新はさらに仕掛けてくる。

維新の「政策協議メモ」
 日本維新の会が16日、同党の吉村洋文代表と自民党の高市早苗総裁との党首会談を受けて作成した「党首会談を受けた政策協議メモ」(抜粋)は次の通りです。

1.経済財政政策
・ガソリン暫定税率の廃止
・電気ガス料金の補助をはじめとする物価高対策の早期実施
・食品消費税の2年間ゼロ(免税)
・2万円の現金一律給付策は行わない

2.社会保障政策
・通常国会で締結した(医療費の年4兆円削減などの)「3党合意」を確実に履行する

3.皇室・憲法改正・家族制度等
・憲法9条改正に関する両党の条文起草協議会設置
・緊急事態条項(国会機能維持及び緊急政令)に関する条文案の国会提出
・衆参両院の憲法審査会に条文起草委員会を常設
・憲法改正の発議のために整備が必要な制度について制度設計を行う
・「同一戸籍・同一氏」の原則を維持した旧姓の通称使用の法制化

4.外交安全保障政策
・安全保障環境の変化に伴う戦略3文書改定の前倒し
・反撃能力を持つ長射程ミサイル等のスタンド・オフ防衛能力の整備及び展開先の着実な進展
・防衛装備移転三原則の運用指針5類型撤廃

5.インテリジェンス政策
・「国家情報局」及び「国家情報局長」の設置(内閣情報調査室格上げ)
・インテリジェンス・スパイ防止関連法制の制定

6.エネルギー政策
・原子力発電所の再稼働の推進
・次世代革新炉及び核融合炉の開発加速化

9.人口政策・外国人政策
・外国人比率上昇抑制及び外国人総量規制を含む人口戦略策定
・外国人政策担当大臣設置及び司令塔強化
・対日外国投資委員会(日本版CFIUS)創設並びに外国人及び外国資本による土地取得規制の厳格化
・外国人に関する違法行為への対応と制度基盤強化
・外国人に関する制度の誤用・濫用(らんよう)・悪用への対応強化

10.教育政策
・高校無償化本格実施(令和8年4月)のための残る課題について令和7年10月中に制度設計を確定させる
・小学校給食無償化(令和8年4月)のための残る課題について令和7年11月中に制度設計を確定させる
・人口減少に伴う大学数及び規模の適正化

11.統治機構改革
・首都機能分散及び多極分散型経済圏構築に係る政策推進(副首都機能の整備に係る法案を制定)※令和8年通常国会で成立させる

12.政治改革
・企業団体献金の廃止
・政党法の制定
・議員定数削減(国会議員の1割を目標に削減)※令和7年臨時国会で成立させる
・選挙制度改革(小選挙区比例代表並立制の廃止や中選挙区制の導入なども含め検討)

 やはり、簡単に自民とくっつくとは思われたくないんでしょうね。泥船だし、だから、いろいろ注文をつけてくる。議員定数を前に出してくるなんて、企業団体献金禁止ほどハードルは高くなくって、共闘がこわれないほどよいものをひねっている感じ。できれば、閣外からの緩やかな共同をめざしたいのか。結局、高市さんが受け入れ、合意に向かっているようだが、どんな政権になるのか? 次の選挙をめざしたいろいろな思惑が交錯する。

 ただ、総じて、従来の延長線上の新自由主義で、権威主義。だから、有権者ははなれている。そこで、必死になっているのが維新。

 だけど、いろいろな思惑がからまって、最後までよくわからない面もある

2025/10/16

学習指導要領の表形式化で具体案 教科WGでたたき台作成へ

 朝から雨模様。

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 朝からメールのやりとりを数本。そのまま職場で、実務、メール、資料読み。勉強のおくれをただただ感じる。知り合いのボクより若い研究者かた夏に送られてきた論文をやっとよみはじめることができた感じ。勉強になるが、勉強の遅れをさらに感じ落ち込む。提稿作業も続く。結局、あわただしい日。あすこそ、やり残している仕事を!

 

学習指導要領の表形式化で具体案 教科WGでたたき台作成へ(教育新聞)

 分かりやすく使いやすい学習指導要領に向け、次期学習指導要領の検討を行っている中教審の総則・評価特別部会は10月14日、第2回会合を開き、各教科等の内容を表形式にした2つのパターンを具体的に示した。現行の学習指導要領では解説に記載されていた各教科等の「見方・考え方」の詳細を学習指導要領本体に明示し、目標の書きぶりと合わせて整理。これまで議論されてきた「中核的な概念等」は「知識及び技能に関する統合的な理解」と「思考力・判断力・表現力等の総合的な発揮」に表現を改め、これらの「高次の資質・能力」や目標について、各教科等ワーキンググループ(WG)で来年1月をめどにたたき台を作成する。

目標の直下に「見方・考え方」を据える
 現行の学習指導要領は各教科等の目標・内容を「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」の3つの資質・能力の柱で整理し、「知識及び技能」と「思考力、判断力、表現力等」を中心に一定の構造化を図っている。さらに、資質・能力と教科等の学びをつなぐため、その教科等ならではの物事を捉える視点や考え方である「見方・考え方」を各教科の目標の一部に取り入れ、学習指導要領の解説で詳しく説明している。

 でも、ほんとうに学習指導要領の改訂作業はすすむのかなあ。教育が自己責任で彩られ、新自由主義的にすすんでいくことが、ほんとうに「中核的概念を高次の資質能力、タテヨコを深まりと一体化」ということが強調される感じ。それを教科に具体化って、どういうことということを想定してか、この部会を司令塔にして作業をすすめるのかなあ。いずれにしろ、言葉の使い方がすごいなあ。ほんとにますます、こうした議論には子どもの発達とかいうことは、横に置いていかれそうな感じ。ちゃんとチェックしていかないとなあ。

2025/10/15

「待機児童」国調査の68倍 民間集計、3万9千人

 何度も言うけど、維新も、国民も、自民党と一緒にやりたいのが見え見え、だけど、自民党は泥船だから、そこに乗るにはためらいがある。立憲とは組めないというのが本音。それはそれぞれの政党のでき方からしてもそうだんだと思う。閣外で高市政権をささえるのが常識的な見方だけど、維新は自身がおいつめられているので、泥船に乗るかもしれないというのが見えてきた感じ。公明を切ったときの予想どおりの展開になっている感じだなあ。

 昨日はなぜか、上手く眠りにつけなかった。しかも虫に襲われる夢を見た。小心者のボクにはとっても怖くて、叫びながら、飛び起きた、夜中。朝から体調は…。何なんだろうなあ。

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 何とか職場に行って、たまった実務からスタート。それから落ち着いて、これからの企画を考えてみる。項目の柱をつくって、いろいろ考えれば考えるほどスカスカで、内容も、書き手との関係も、ぜんぜん豊かにできていない。

 たぶん、自分として力を入れてやっていくべきだなあというものも、あたらしいテーマが多く、まったく勉強できていないし、書き手を探して話したりもできていない。結構、この年では、しんどいんだけれどもね。

 

「待機児童」国調査の68倍 民間集計、3万9千人(共同通信)
 民間団体「保育園を考える親の会」は14日、全国の政令指定都市や首都圏の主要市区の計100自治体で、認可保育施設に申し込んだのに入れなかった「待機児童」が4月1日時点で3万9454人とする独自集計の結果を公表した。国の公表に基づいて算定した場合は100自治体で581人にとどまり、68倍に当たるとしている。

 国の集計は、最寄りの保育園など特定の認可施設だけを希望して入れなかった場合などを除外。同会は、国が除外しているケースも加えた。昨年同期比で約4千人減った。記者会見した同会は「国は実態に沿った集計方法にし、ニーズを正確に把握してほしい」と訴えた。

 ここんとこ、あまり追っていなかったテーマ。都市圏でこうなんだものなあ。いまは、地方は保育士不足で、子どもをとれないところも生じているのだろうし……。いろいろ改善の手が打たれていると政府は、胸をはっているが、現実には、実効あることがすすめられていないということなのだと思う。国の公表基準の実態からの乖離もそうだけど。しっかり、勉強しないとダメだ。ダメだ。ダメだ。

2025/10/14

外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」

 朝から、送られてきた原稿を読んで、字数オーバー削除について相談。それから職場に行って会議という日程。

 正直、今年前半の、とくに夏から秋への、あまりにも年齢相応でないハードな仕事に、相当、疲れが出てきているのかもしれない。とにかく眠い。すぐウトウトしてしまう。頭の中にあるものを絞り出して、切り売りして、どんどん自分がスカスカになるような感覚もある。ある意味で、ある面では孤立してる感じもある。ゆとりはなくても、スカスカになっていく感覚はやだなあ。

 世界の中村一成さんの「外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」」を読む。

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 こうしたこともわかっているつもりでいたけど、実は全然わかってないなあとショックをうける。人権擁護の最先端にあるべき教育の現場でのこの事態に、日本の根深さを感じる。それはやはり、外国人、植民地支配からの歴史をきっちりおさえきらないといけない。戦後に何があったのかを。教育の分野ほどね。勉強しないといけないのになあ。

2025/10/13

「移民社会の未来をひらく〜NPO法人移住連10周年シンポジウム」

 うーん。ちょっと……。今日は、とにかく緊急インタビュー①の原稿を仕上げまでやって、発信。政局真っただ中で、悩みの深い原稿。あとは、提稿を4本。昨日1本やったので、計5本。今日、もう1本原稿が来る予定。ふむ。

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 少しずつ、外の風景も変わっていく。

 

 午後からは、「移民社会の未来をひらく〜NPO法人移住連10周年シンポジウム」にzoomで参加。当初、対面で参加する予定だったけど、咳も出ているし、体調のことを考えて。

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 移住連は、昨年、共同代表の鈴木さんに登場してもらった。移住連の現場での取り組みが、そこでどんなことを考えているのかがしれて、とてもよかった。根底にある、”人権”にベースにした、当事者とのよりそい、ケア、ほんとうにしっかり寄り添っている。それでも、自分たちにとってのよき難民、移民であることをもとめていないかという問いかけを常にしている。

 新自由主義、効率を最優先する政治や経済とは違うとりくみからから、共生の姿が見えて来る。では、排外主義や、暴力的な攻撃とどうたたかおうとしているのか。そういうことも含め、いろいろ考えさせられた。

 どうして、うちの運動とは接点が少ないのかなあ。旧総評系の運動との関係は深いようだけれども……。自分もまた、しっかり企画化しないといけないなあ。

2025/10/12

動画視聴で「陰謀論思考」に? 傾向強いほど生活への不満も

 緊急インタビュー①のおかげで、連休もなかなか休むわけにいかず……。昨日の早朝仕事の影響で、今日は一日体がだるく、眠いし。なかなか思うようにならない日。

 今日はちょっと暑めかなと思ったけど、そこまででもなく、中途半端な、でも涼しいまではいかない日。

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 夕焼けが、鮮やかな血の色に見えた。

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 土日は、特集番組はあるが、実際の政局の動きは見えづらい。浮上した時に、どんな姿になっているのやら。政治改革も政権の組み合わせのうえで、軸になるとかならないとか。だけど、企業・団体献金禁止は課題にならない後退ぶり。われわれが主導的に、主張していかないと、政治はどうにもならない方向に行きかねないなあ。一体どうなるやら。

 いろいろ取材にいって、やっと企画化を実現できる水準の状態なのだけど、その取材にもなかなか出られずに、ちょっと企画も行き詰まりそうだなあ。じっくり勉強する時間も、集中力もちょっと欠けている。

動画視聴で「陰謀論思考」に? 傾向強いほど生活への不満も(共同通信)

 動画サイト視聴者は新聞読者よりも陰謀論的思考の傾向が強い―。シンクタンク「スマートニュースメディア研究所」が18~79歳の男女を対象に実施した調査で、こんな分析結果を公表した。傾向が強いほど生活への不満を感じているといい、専門家は「既存メディアへの不信感や社会的孤立と結びついている可能性がある」と指摘する。

 調査では陰謀論を「世の中の問題の原因が、不確かな根拠を基に誰かの陰謀のせいだと決めつける考え方」と定義。「政府が市民を厳重に監視している」と思うかどうかなどの質問で傾向の強さを測った上で、メディアとの接触などについて尋ねた。動画以外の交流サイト(SNS)や年齢、性別による差はみられず、傾向が強い人ほど生活に不満があると回答した割合が高かった。……

 陰謀論の影響と言うのはあたまではわかるが、ほんとうのところ腑に落ちているわけではない。だけど、しっかり理解していた方がいいのだろうか。なかなか、自分の経験では、理解できない世界になっていることは事実で、だけど、見方を変えれば、社会の一つの姿、ありようが見えてきて、大事なんだろうなあとは思うのだけど。

2025/10/11

戦後80年所感は「期待外れ」? 随所に「石破カラー」は見えたが…識者が指摘する「不十分」な部分とは

 今日は早朝仕事スタート。ちょっとだるい。結構、寒い。

 朝から、緊急インタビュー①原稿づくり。もろに政局の混迷の影響をうけながら右往左往して作成中。昨日までの作成中のものを、大胆に構成を変えて……。必死でがんばったけど。とにかく、構成までは決めて、打ち込み切った。明日から、修正・補強作業にはいる。

 夜も今日は寒い。だけど、また暑くなるんだよなあ。服も、体調も、管理が難しい。

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 土日は、あまり政局は見えてこない。どんな動きになっているのか。とにかく全然、予想があたらないからなあ。

 

戦後80年所感は「期待外れ」? 随所に「石破カラー」は見えたが…識者が指摘する「不十分」な部分とは(東京新聞) 
 戦後80年に合わせて石破茂首相が発表した所感は、先の大戦において軍部の暴走を止められなかった戦前の翼賛体制を批判。現代にも通じる「無責任なポピュリズム」に屈しない政治家の重要性を強調するなど随所で「石破カラー」をちりばめた。党内の反対を振り切って、退任間際の発表にこぎ着けたが、歴史認識や戦争責任に関する言及は乏しく、野党からは「期待外れ」との声も漏れた。
◆「使命感を持ったジャーナリズムを含む健全な言論空間」
 「国内の政治システムは、なぜ歯止めたりえなかったのか。戦後80年の節目に、国民の皆さまとともに考えたい」。首相は所感の冒頭で呼び掛けた。戦後50年から10年ごとに発表されてきた過去3度の首相談話では、戦争を回避できなかった原因の記述が少ないと指摘し、今回の所感の狙いを示した。……

 昨日も書いたけど、ポイントは、山田朗さんの言っているように、「中国や東南アジアでは日本の戦争によって多くの犠牲者が出ているが、戦後50年の村山談話にあった「植民地支配」や「侵略」がひと言もない」だと思うよ。われわれ自身が、小泉談話からの20年で、かくも後退したことについて、よく認識する必要があるなあ。

 民主主義の危機への言及とか、統帥権の問題などにふれていることを評価したい気持ちはわかるが、ならば、なぜ、天皇に言及しないのか、また、自衛隊についての言い方と立憲主義の問題について、ちゃんと批判をしないのかということもあると思う。

 政治的にも、理論的にも、なんだかなあということが多すぎる。一つ一つ、きちんと言及するのはとても疲れるのだけど、いろいろおこっていることを追いかけるだけど、この年になると、相当しんどいんだけど、やっぱり、最低限について、きちんとしておかないと、そのぐらいの頑張りと、次に向かって、残せるものをどう伝えるのかと言うことと。明日もがんばる。

2025/10/10

ニュースをチェックしたりでほんとに落ち着かない

 いろいろ朝から原稿が来たり、メールが来たり、その対応からのスタート。

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 政局の行方がよくわからないので、おちつかない。今日は、結局、緊急インタビュー①の原稿づくり。会議があったり、ニュースをチェックしたりでほんとに落ち着かない。

 党首会談後の記者会見を見ていて考えたこと。なぜ、萩生田を要職につけたり、公明の頭越しで国民と会談したり、公明が怒ることをするのかと思っていたが、麻生さんは公明を切るつもりだったのだろうな。公明も、企業団体献金の受け手を都道府県にと、別に企業団体献金を禁止するわけではないのだけど、現行の制度は、支部など議員の単位の受け皿になっているものを変えるのには自民にとっては時間がかかる高いハードル。離脱の腹は決まってたのあろうなと。

 そうなると気になるのは維新。もともと麻生さんにはプランBがあって、それが維新の組み入れ。これだと河村を丸め込めば過半数を取れる(実際には維新に離党者が相次いでいるからそう単純ではないのだろうけど)。維新となると、社会保障・医療がいよいよ大変になるぞ。いずれにしろ、次の焦点は維新。舞台に上がってくるアクターが日々変わるなあ。うちは蚊帳の外だけど。

 しかし、政権の枠組みまで変わるのだから、有権者の信を問うべき。選挙管理内閣だとか、解散を前提にの短期処理政権であるべきなのだけど……と思うのだけれども。

 昨日は、ガザの停戦のニュースが。これがほんとうに停戦の第一歩になればいいのだけれども。そして第二歩つながればいいのだけど、実際には、わからないし困難が大きい。国連・国際社会の関与がしっかりできる状況になればいいのだけど、そこは相当困難。そもそも、国連のもつ二面性が深く反映した問題、同時に、国連の関与なくしては次のステージは見えてこないわけなのだから。しかし、この点も、関係者がよく理解できているとは思えないのが、難しさ。

 

 石破さんの所感は、結局、植民地支配は視野の外にある。侵略戦争への言及はない。歴代の内閣の歴史観を受け着くと言いながら、実際には、石破さんがいう戦争は、1941年以降の戦争。国内の政治をめぐる狭い範囲でのできごとについて解説して見せるが、大きな戦争と植民地支配をめぐる問題への理解はまったくないと言っていい。かつての小泉談話には、植民地支配と侵略への反省が明確に書かれていたに比べると、そのことにまともにふれることができないということそのものにしんどさがある。半分以上は石破さんの歴史観の歪みにその原因はあると思うので、やっぱりボクは石破所感を評価はできないなあ。もちろん、残りの半分は、この時代の政治の状況そのものであるということなのだろうけれども。こんな話を悦に入って語っている、退場寸前の首相というのは一体何なんだろうなあということも、無性に悲しくなる。

2025/10/08

教員の勤務時間なお最長、OECD調査 事務作業・部活が影響

 朝、起き上がれない。うーん。どうしてかなあ。

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 医者のすすめで、体にあたらしくみにつけるものを着装?? これはやっぱり必要なのか???

 

 朝から、次のインタビューのための、資料を探す。1時間以上探して、2つのうち1つしか見つからない。うーん、どこにいったのか? 日曜日ぐらいまでには見つけたい。

 今月の企画をいろいろ相談していて、結局、仕事を一つ引き受けざるを得なくなった。ちょっと、労力のいる仕事。苦しいけど、必要だし、大事だからがんばるしかないかなあというところ。さっそく、その仕事を、資料集めからはじめる。

 どうなるのかなあ。わが人生。うーん。

 

 テレビではさかんに高市政権がどうなるのかということでにぎわっている。だけど、三代の政権が、政権を投げ出すというのは、異常な事態だ。決して、政権が倒されたのではなく、投げ出したというべきなのだろう。参議院で支持をなくして、投げだしたなら、本来なら、衆議院で信を問うべき局面。おそらくかつてなら、野党は選挙管理内閣を提起しているような局面であるはずなのに、ダラダラと来ている。そしこ、首班指名での玉木を指名するしないで、いろいろやっている。野党も選挙をしたくないというのがありありで、政権交代への本気度がない。というか構想がない。政治のふんずまりにしか見えないのだと思う。

 

教員の勤務時間なお最長、OECD調査 事務作業・部活が影響(日経新聞)
 経済協力開発機構(OECD)が7日に公表した2024年の「国際教員指導環境調査」(TALIS)で、日本の小中学校教員の仕事時間が調査参加国・地域のなかで最長であることが分かった。前回の18年調査からは減ったものの、依然として部活動や事務作業の時間が長い。質の高い教員を確保するために、業務の整理が急務だ。

 調査は各国の教員・校長らを対象に08年から実施され、今回は4回目。中学校調査にはOECD加盟国など55カ国・地域が参加し、うち16カ国・地域が小学校調査にも参加した。日本は国公私立から小中各約200校を抽出して調べた。

 平均値はデータが比較できるとして小学校は12、中学校は27の国・地域を対象に集計した。

 日本の教員の仕事時間は、小学校が週52時間、中学校が同55時間。前回調査からともに1割弱減ったが、参加国・地域のなかで最長である状況は変わらなかった。……

 最長かつ、圧倒的なんだよなあ。ただ、OECDらしく、書類作成などの「事務業務」、中学校では部活動などの「課外活動」に注目する。文部科学省担当者によると、「諸外国に比べて全人格的な完成を目指すという日本の学校教育の特徴」が背景にあるという、点に記事は注目する。削減や効率化をその対策として重視をする。それはちがうなあと思うけど。日本で行われているいろいろな調査と、比較してどうなのか。ただ、いずれにしろ、日本の教員はたいへんな状態の下にいることは明確な事実。   

 

 

  

2025/10/07

11月号ができています。

 朝からメールのやりとり。来月以降の企画の発注相談。今月の原稿の抑えなど。

 今日は少し涼しめ。

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 体調管理が難しい。そこそこ眠れているはずなのに、日中眠いなあ。簡単に疲れはとれないか。

 昨日の夜から、昨日病院で処方された薬がみつからない。家にない。職場にない。昨日昼に息子に送ったレターパックに紛れ込んだか?とか一人で大騒ぎ。家に帰ってさがしたら、新聞の合間にはさまっていた。なんなんだろう。

 昼からは会議。いろいろ議論はするが……。

 

 無性に無力感にさいなまれる。自分はよくわっていないなあと、いろいろもがく。発言などしたくない(苦笑)。ものごとには、その前史があるし、そこからしっかりみないと、ものごとはよくわからないはず。ちょっと読んだだけでも、ぜんぜんこれは違っているということが多い。ほんとうは、きちんと勉強しないといけないのに。目の前のことにおわれて、そういうことができないし、一方で、何から手をつければいいかよくわからない。きっと、苦しいことは続くのだろうなあ。

 

 そういうなかでも11月号ができています。

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 まずは、渡辺治さんのロングインタビュー。参議院選挙の結果を読み解けば、いまの政治の大きな構造がわかります。大きな自民党のゆきづまりの進行という視野で解き明かします。とにかく読んでほしいです。佐々木森夢さんには、恒例の憲法審査会リポート。いまの政党状況との関係でも、改憲動向をしっかりつかんでおくことは大事です。

 給特法「改正」後の教員の働き方の問題を、論戦を中心に藤森さんに、労働時間外のアンケートを中心に板橋さんに。魔女先生には、学校の男性性について、緊急に書いてもらいました。

 そして戦後80年は、吉見さんん新書「日本軍慰安婦」について大いに語ってもらいました。この間の歴史学の展開に注目しながら、戦争の語られ方を佐々木啓さんに。

 それぞれ読みどころも多く、ぜんたいにおもしろいはず。ほんと、無茶苦茶がんばったんですけどね。

2025/10/06

遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人

 今日は午前中は病院。この年になると、いろいろな体の変化や不調がいろいろなところで出てくるという典型。午前中いっぱいかかる。とにかく、しっかり病院にかからないといけないけど、面倒は面倒。どこまでがんばるか? 難しいところ。

 

 朝から暑い。朝顔は今日も咲いている。

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 職場で仕事。今月原稿の追及ややってきた原稿についての今後の相談や、今後の資料読み、発注のお手紙書きなどなど。結構、仕込みもいろいろあわただしい。ただ眠い。孫相手疲れもやっぱりある。老人はつらい。

 録画していたテレメンタリープラスの「遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人」を見た。

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戦時中に朝鮮半島出身者を含む183人が水没事故で死亡した山口県宇部市の「長生炭鉱」。 市民団体による遺骨収集調査開始から1年余、ついに遺骨が発見された。 日本の朝鮮半島植民地化政策や、戦時下に国策として進められた石炭増産を背景に起きた水没事故。 市民団体は「遺骨が出てきたことでステージが変わった」と訴える。 一方、国は遺骨収集に慎重姿勢を崩さない。83年ぶりに日の光を浴びた遺骨に今の日本はどう映っているのだろう。

 前回、別のドキュメントを見たときは、とりくんでいる人の執念を感じたけど、あらためて、亡くなった人たちの無念さ、残された遺族の悔しさや悲しみをとてもすごく感じた。映像でうつされた靴と人のような形のものは、ご遺骨なのだろうか? ガマフヤーは3人の遺骨と明言していた。DNAもとれるのでは? 韓国では80人のDNAを用意している。無責任な態度しか示さない政治の責任。矛盾だらけの政治。この政治と言うものあらためて問わないといけないと強烈に思う。

 

 政治の先行きは見えないなあ。国会はいつから? 組閣はどうなるのか。本格論戦はまだまだ先だなあ。国民の苦難対策はどんどん先送りされる。

 中秋の名月はこんな感じ。

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2025/10/05

なぜ「日本人ファースト」は人々の心を捉えたのか? 2025参院選を振り返る──日本政治の現在地

 孫①②の来襲で、朝は6時には起される。お迎えが来る夕方まで、今日はひたすら、ひらすら孫のお相手。ワンオペは、老人には厳しい。いろいろな場面で、きっと自分の子育てはこんな感じだったのかなあと思い出す。そして、たぶん、ボクは、一ミリも成長していないかもなあとも。

 孫と遊ぶのにも、今日は暑かったからヘトヘト。ベランダを見ると、まだ朝顔が咲いていた。

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 とにかく、本来、土日でやらないといけなかった仕事がどっさり残ってしまった。いろいろ、ちょっと大変だなあ。こまった、こまった。

雨宮処凛さん×中島岳志さん:なぜ「日本人ファースト」は人々の心を捉えたのか? 2025参院選を振り返る──日本政治の現在地(マガジン9)


 自民党が大きく議席を減らすとともに、「参政党の躍進」が注目を集めた参議院選挙から2カ月。石破首相が退陣を表明し、自民党総裁選の投開票日もまもなくです。多くの人が「日本人ファースト」などの参政党の主張に共感し、票を投じたのはなぜだったのか。そして、ここから日本の政治はどこへ行くのか? 作家の雨宮処凛さん、政治学者の中島岳志さんのお話から、「日本政治の現在地」を見据えます。

「ピストルの弾」は、ずっと前から込められていた
雨宮 では、まず7月の参院選の振り返りから。……と言いつつそこから少し遡るのですが、私が「今回の参院選は参政党が票を伸ばすんじゃないか」と感じたのは、参院選1カ月半前の6月10日でした。
 その日、何気なくSNSを眺めていたら、いつもは美容やダイエットやアイドルが主な話題の「キラキラ女子」アカウントが一斉に、「インバウンドの外国人がのさばってる」「このままじゃ日本がのっとられる」などと言い出していることに気付きました。多分、もともとは政治や社会問題には全然関心がなかっただろう、という感じのアカウントが、板橋区のマンションの「家賃2.5倍問題(※)」なんかを次々シェアしていたんです。
 さらにはそこに「選挙に行かなきゃ」という言葉とともに参政党の画像や「日本人ファースト」という言葉が引用されている……。パズルのピースがばちっと合った気がして、マガジン9に「参政党が躍進する予感がする」という主旨のコラムを書いたんです。
 その後は、本当に予想どおりでした。その数日後に、兵庫県尼崎市などいくつもの市議選で参政党候補がトップ当選、翌週の東京都議選でも参政党が3議席を獲得。そして参院選の結果になったわけです。……

 今度の総裁選を理解するうえでも、参議院選挙の結果をどう見るのか大事だと思う。この対談の内容は、すべて肯定するわけではいけれども、参議院選挙の結果はよく議論したいところ。同時に、それは、自民党政治の崩れ方というものを歴史的にどう捉えていくのかにかかわってくる。一方で、これだけ、政治がゆきづまるうえでの野党の問題も。これは、日本的保守中道野党の特徴をどう克服していって、いわゆるリベラルブロックを形成できるのかということもあるようにも、個人的には思っている。

 もちろん、思っている以上に、政権が右に行けば様相は変わるのだけど。どうなるのかなあ。トランプという要素もあるのでねえ。

2025/10/04

自民新総裁に高市氏 決選投票、小泉氏下す―15日、初の女性首相に・「新しい時代刻む」

 今日は朝から、来月企画の相談メールのやりとりと、その関連で録音データを聞く作業。それから、その先の企画の相談電話をし、その関連の資料読み。今日は、関東への移動だったので、基本資料読みに徹する。もちろん途中で少し、ウトウト。

 羽田について、それから、夕方、今日から明日にかけて仕事となった息子夫婦から、孫①②の受け渡し。そのまま自宅へ。ちょうど地元が花火大会。孫たちは、結構、花火大会には満足したみたい。しかし、老人にはハードな一日。

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自民新総裁に高市氏 決選投票、小泉氏下す―15日、初の女性首相に・「新しい時代刻む」(時事通信)
 自民党は4日、総裁選の投開票を党本部で行い、高市早苗前経済安全保障担当相(64)を第29代総裁に選出した。決選投票で小泉進次郎農林水産相(44)を下し、自民初の女性総裁に就任。野党側の足並みはそろっておらず、15日にも召集される臨時国会で、石破茂首相の後継となる第104代首相に指名される見通しだ。女性首相は憲政史上初めてとなる。……

 高市さんの選出に、絶望的な表明をする人が多いが、もちろんボクも、大きな危惧は持つのだけど。よくかんがえれば、高市さんはある意味で安倍さん路線で、安倍第二次政権は、まずは、ゆきづまった自民党の新自由主義政治の修正再起動が使命だったわけ。普通に考えれば、さらにゆきづまった自民党の新自由主義政治の再起動がまず優先というところ。参議院選挙の結果は、自民党の新自由主義政治への批判を高めた新しい形の新自由主義政党が躍進したと考えると、総裁選もその延長線上で考えるのが普通のところ。有権者が右傾化したとまでは言えないが、右的なものにいままで以上に許容したり、共感したりと言う雰囲気。そえが利用されている。高市さんは、第二次安倍政権路線をめざして、まずは穏便にいくのか。それとも、より右に行くのか。右に行けば、有権者の新自由主義の修正を望む思いとは齟齬がでるので、いよいよ自民党は終幕を迎える。しかし……。

 もともと、高市さんのパフォーマンスなどはいろいろ取り上げられるが、高市政治そのものがよく分析されているわけではないなあと思って、今日は高市本を三冊ポチという、仕事の習性((;´д`)トホホ)。ボクはむしろ、いまの自民党はまだまだ実際には女性をみとめないから、そこで大きな矛盾をきたすこと、それがむしろ日本政治にとって大きな障害になることのほうを危惧するところ。

 ただ、普通にすすまないような要素がいまの政治は多いから。自民党は泥船だから、そこに普通なら、国民や参政はのってはこない。だけどなあ。いろいろな要素、思惑。うーん、まだまだ先は見えないところだ。

2025/10/03

SNSの「不自然な拡散」、総裁選でも? セキュリティー会社が発見

 今日もいい天気。

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 今日も、朝から講演①の原稿づくり。修正打ち込み作業を終えて、もう一度、修正にかかる。夕方までに終えて、とりあえず、発信まですすめる。うーん。原稿もぼちぼち届き始める。読まなくては。

 

 夕方、少し、自転車散歩。

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 きれいな夕日。橋の上はすごい人だった。明日から、関東って、つらいなあ…。

 

SNSの「不自然な拡散」、総裁選でも? セキュリティー会社が発見(朝日新聞)
 X(旧ツイッター)などのSNS上で、7月の参院選に続いて、自民党総裁選(10月4日投開票)でも投稿が不自然に拡散される懸念が広がっている。参院選では、特定の候補者の印象を悪くするようなナラティブ(物語・語り)も目立ったため、専門家は投稿内容を冷静に見極める重要性を訴えている。

 参院選では特に、海外からの介入によってSNS上の偽・誤情報が拡散しているのでは、という指摘があった。

 介入工作の代表的なものとしては、「ボット」と呼ばれる自動投稿プログラムを使って、SNS上に特定テーマの投稿を、瞬時に大量に吐き出す手法が知られる。…

 総裁選でも、ステマ問題が注目をあびているが、とかくインターネットと選挙にかかわっては、いろいろな問題が存在することは事実。参議院選挙における「ボット的な動き」をしたアカウントを、参院選期間中に約9400件検知。ここでは、外国からの介入を注目する記事になっているのだけど、そもそも、国内ではどんな動きになっていたのか。外国からというのがイコール外国の勢力ということとは言えない面もあるだろうから、いったネットの世界ではどんなことがおこっているのか、それがどのような影響を広げることになったのか。うーん、ほんとのところはどうなんだろうなあ。

2025/10/02

さて、ニュースは

 どどっと噴出している痛みや、疲れが、次の段階までいけば、だいぶ楽になり復活するかなあと、期待に膨らむ日。まだまだ、体を引きずって、今日も、講演①の原稿づくり。昨日のメールは返事はだいたいきたが、今日のメールは返事がないなあ。原稿のほうはとにかく、一通り手を入れて、明日はその打ち直し作業。それから、もう一度手を入れる作業。そこで、また、相当、いろいろ確認したり、構成をいじったり。まだまだかかりそうだなあ。それでも、なんとかすすんでいるぞって、感覚。だけど、つくづく時間におわれた原稿づくりってしんどいなあと、いまさらながら思うなあ。いつも肩はガチガチだし。ここからは、なかなか解放されないなあ。なかなか他人にはわかってもらえない、老いのしんどさも含めて(苦笑)。

 

 北の国はすでに秋は相当進んでいる感覚。そもそも、こちらは、ちょっと行けばもう原野に近く、大自然のなかで生きているという感覚はある。それが、何とも解放感。その解放感にすくわれる。ゆっくり散歩する時間的な余裕はないが、少し今日は自転車で買い物を遠回りして、ちょっと気持ちよかった。

 

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 ただ、関東での生活の日々っと違うのは、決定的に通勤時間。これが3時間半は違うから。家事は、そんなにかわらないが(結局、夕食はボクがつくるわけだし)、それでも、2人で生活していると、だいぶ楽であるのも事実。その分どうなるかと言えば、テレビは相方が占領しているので、基本仕事をしている(遊び方、くつろぎ方を知らなさすぎるなあ)。

 

 さて、ニュースは盛り上がらない総裁選が中心? 報道も何を報じたいのかはあまり伝わってはこない。臨時国会は15日という報道も流れた。野党の状況が状況で、このまま自民党総裁が総理になるとふんでいる。さて、どんな政権ができるのか? このままでは、社会保障が解体的な攻撃にさらされていくのは予想できるだけに。ほんとにここはきちんとした議論を求めたいし、運動を広げたいところだけどなあ。うーん。

 一方で、どこかの市長とかの話でニュースの時間が費やされたり。墓不思議な事件ではあるのだろうけど、報道すべきこと、議論すべきことはやまほどあるのに。ボクのSNSには、エコーチェンバーというのか、どうしても偏った話題。排外主義やヘイトの話題が多く、付随して差別にかかわる話が多い。それはそれで、大事だけど、いったい社会全体では、どんなことが関心をもたれているのか。うーん。

2025/10/01

博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か

 昨日はいい天気。

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 朝から、来月講演①の起こしから原稿づくりに向かう。やっぱり時間がかかる。とにかく夕方まで頑張って、温泉を計画。夜は、ゆったりと温泉に。まあ、むしろ疲れがどばーっと放出され、痛いところが増えるのだけど、それは疲れをとるためには仕方がないことで、体の奥にたまった疲れをやっと少しずつ放出。これが大事。

 そんな状態だから、来月企画に必要なものを集めつつ、今日は、ちょっと夏休みのまねごと。

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 仕事の遅れはお詫びと調整をしなくては。

 そういいながら、昨日は夜、やっと「ラストマイル」を見た。

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 さすが野木さん、すごい映画。『アンナチュラル』『MIU404』の主要キャストを登場させているのもうれしい。ほんとに胸が苦しくなるほどの映画。働く現場のこと、もっともっと考えないいけない。そこかrたはじめないと、この社会はきっと変わらないわけだし。

 さて。

博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か(朝日新聞)

 大学院の博士課程の入学者数が、この20年で14%減っていた。人文科学と社会科学は各40%以上も減った。

 数値をまとめた文部科学省は、就職の不安や、学士・修士段階で多い求人などが影響しているとみる。

 30日の有識者会議で示された。2003年の1万8232人が、24年は1万5744人になっていた。

 分野別では、人文科学が1648人(03年)から44%少ない930人(24年)に、社会科学が1700人から47%少ない902人になった。理学や農学も30%以上減った。…

 なんか、この日本社会がどうにもならない地点に、踏み入ってしまっていることを示しているようなデータ。社会科学の弱さは、そのまま、社会認識のありようにもつながるんだろうし。どうなっていくのかなあ。この社会は。

 

 関東に帰る日が少しずつ近づいてくる。気持ちが重くなるなあ(苦笑)。

 

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