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2025年8月

2025/08/30

生き地獄いつまで 生活保護減額違法 専門委で原告 国、謝罪なし

 暑い日がさらに続きます。夕方でもこの温度。

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 ほんとうに、異常なことがおこっている。

 朝から暑く、基本の家事の後、とにかく来月インタビュー①の起こし、整理作業をはじめる。あとは、明日の移動の準備。

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 今日の報道特集は、前半は、

 前半の特集は…


【妊婦死亡の交通事故 胎児への加害責任は】

今年5月愛知県内で妊婦が車にはねられ死亡、
事故直後の帝王切開で生まれた子は
重い障害を負った。

だが運転者は
女性を死亡させた罪だけで起訴される。
初公判を前に「子も被害者だ」と訴え
署名活動をする遺族、
胎児への加害責任について考える。

 実は、とっても難しい問題。胎児の権利と、女性の自己決定権。それぞれさまざまな議論がある。現状の、女性の権利を考えたとき、自己決定権の問題はあいまいにできないからこそ、しっかりした議論と法的整理 が必要なんだろうなあ。

 後半の特集は、

【女子ハードル先駆者の挑戦】

ママアスリートの先駆者
寺田明日香選手。
子育てと競技の両立
その一方で、理解が進まない社会

「子どもを置いていくのが
 いいことなのか、と。」

 これはとってもいい特集。ほんとうに女性のアスリートは大きな困難を背負っている。これまでも、女性自身の手によってさまざまなとりくみがされてきたけど、寺田さんの行動や発言にも励まされるなあ。しっかり考えたい。

 

生き地獄いつまで 生活保護減額違法 専門委で原告 国、謝罪なし(しんぶん赤旗)
 国による2013~15年の生活保護基準の大幅な引き下げを違法とした「いのちのとりで裁判」の最高裁判決の対応のためとして厚生労働省が設置した専門委員会の第2回会合が29日、開かれ、原告と弁護団が意見を述べました。原告は「いつまで生き地獄をつづければいいのか」と、同判決後2カ月以上も謝罪と被害の回復を行わない国の態度を告発しました。……

 原告(裁判が終わった)の声は届いたのだろうか? 「全く不誠実であり、行政としてはもとより、人間として許されない態度だ」と尾藤弁護士。小久保弁護士は、一般傍聴を認めるなど、公平中立を担保した専門委の開催を要求。ほんとうに政府、厚労省は何様だ! 何とか、改善・前進を求めたい!!!

2025/08/29

ドラマ「シミュレーション」 「戦時下の性暴力」

 昨日は、午前中通院、今日もそう。可能な限り、いまいろいろ抱えている体の問題は解決したいなあと思い始めている。しっかり、体のことをきちんとしないと、ちょっとまずいなあとは感じている。この暑さに生き抜けない……。たまっていた実務をやりながら、次の手をうったり。今日は午後から、来月インタビュー①の収録。炎天下を歩いたので疲れた……。

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 取材先ではトンボがいっぱい飛んでいたなあ。

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 そうはいっても、季節は確実に秋に近づいているのかなあ。どうかなあ。

 

 少し前、合間の時間に、ドラマ「シミュレーション」を見た。

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猪瀬直樹のロングセラー「昭和16年夏の敗戦」を原案に創作を加えたドラマと、総力戦研究所の史実を伝えるドキュメンタリーを2夜連続で放送。日米開戦前夜の1941年夏、首相直属の総力戦研究所で日本とアメリカが戦った場合のあらゆる可能性がシミュレートされた。官僚・軍人・民間から選抜された若きエリートたちが導き出した結論は日本の“圧倒的な敗北”だった―。戦後80年の夏に送るこん身のNHKスペシャル。

 かなり力を入れて制作されたドラマなんだろうけど、遺族から抗議されるなどの騒ぎになっている。みんな、まずいと思いながら、時代の空気に抗えず開戦に向かっていく??? 当時の権力者の責任は、あいまいにされ、あたかも平和をねがって葛藤していたように描かれてしまう。そもそも、16年の開戦をドラマにすると、日中戦争が切り捨てられ、仏印への進出が必然視される。

 たぶん、NHKの上層部は、戦争責任を問いかけるような番組はつくりたくないんだと思う。そうした圧力のもとで、制作されるわけだからこうなっていくのかなあ。無謀な、やってはいけない戦争ということはわかるが、そのもとで展開された、植民地主義的抑圧と暴力はどこにいったのだろうか。

 ことしのNHKのもっとも力をいれたドキュメントは、たぶん「ETV特集 昭和天皇 終戦への道~外相手帳が語る国際情報戦~」だと思うけど、たしかに東郷手帳で裏付けられたことって大事なこともあるのだろうけど、このように終戦政局の話にしてしまうと、ここでも戦争責任はあいまいんされてしまう、加藤さんのコメントはそれはないよなあ。上記の番組も含め、吉田さんひとりでがんばっている。

 終戦政局ということでは文春も中公もそう。これがいちばん戦争責任を問わずにすむという判断なんだろうか。戦後80年の現状。

 正直言うとテレビや、保守系雑誌だけではない。朝日新聞は、数日前、オピニオン欄で「戦時下の性暴力」を特集した。個々の発言は、学ぶところの多いものだったのだけど、気になるのは、その構成。山本さんが黒川村の話、越智さんがウクライナの話、え、日本軍「慰安婦」の話はどこにいったの??? 深沢さんがご自身の小説で、やっと「慰安婦」についてふれるのだけど、聞き手の関心は女性の人権。それはそれで大事なのだけど、女性への抑圧が、植民地主義的暴力とむすびついておこったのが「慰安婦」問題の一つの面でもある。それがどれだけ軍の手で組織的に、大規模におこなわれ、女性を苦しめたのか。そのことが、このテーマでとわれなくっていいのかなあ。

 戦後80年、ほんとにボクたちはどんな地点に生きているのだろうか。よくよく考えたい感じがする。

2025/08/27

旧海軍施設に朝鮮人4500人連行、1400人死亡 研究者調査 青森

 朝から腰の調子が悪く……。あちこち順番に痛くなる。(;´д`)トホホ。

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 今日はそんななかで、とにかく来月インタビュー①の資料読み、来月企画の資料を読んで相談電話。相談メール。再来月以降の企画の相談メールと資料読み。来月インタビュー②の資料読み。ちゃんと集中してできたかなあ。だいぶ体がだるいからなあ。疲れとらなきゃ。

 

旧海軍施設に朝鮮人4500人連行、1400人死亡 研究者調査 青森(毎日新聞)

 戦時中の朝鮮人の動員をテーマにした研究集会が23日、青森市で開かれた。歴史研究者の竹内康人さんが、北方の防衛拠点だった旧海軍大湊警備府(現在の青森県むつ市)の施設部に軍属として約4500人が連行され、うち約1400人が死亡していたとする調査結果を報告した。

 集会は、戦後補償問題に取り組む全国の市民団体などでつくる「強制動員真相究明ネットワーク」(事務局・神戸市)の主催。

 戦時中、日本は植民地支配していた朝鮮半島から100万人以上を動員して軍務、労務に従事させた。

 竹内さんによると、大湊施設部から北海道の海軍施設へ送られた人を含めると青森関連では2万人以上が動員されたという。

 竹内さんは日本政府が戦後、韓国政府に渡した「被徴用者死亡者連名簿」や個人ごとにつくられた「海軍軍属身上調査表」などを分析。軍務動員された約4500人のうち3割以上にあたる約1400人が死亡していたことが分かった。死因は大半が「魚雷」で約900人、終戦後、帰郷途中で京都・舞鶴湾で爆沈した「浮島丸」の乗船者は406人いた。……

 この人の調査は、執念と言うかすごいなあ。こつこつと名簿をさがして、実態を明らかにしていく。集会は、浮島丸を大きなテーマとしておこなわれた。ボクは京都出身でもあるので、浮島丸の京都の取り組みはしっているが(企画にもした)、出港した青森の側のことはあまり知らない。だから、許されるものなら、この集会にも行きたかったなあ。竹内さんが示された資料などもぜひ知りたいなあ。

2025/08/26

国立大の運営費交付金、配分を見直しへ 物価や人件費上昇に対応

 今日も朝から暑い日。ほんとに、どうこの暑さとつきあえばいいんだろうか?

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 朝から、来月インタビュー①の資料読み、内容相談メール。そのほか、来月依頼・確認メール。企画相談を各方面と。途中会議もあり、なかなか忙しい日々。

 この先、うまくいくのだろうか。

 

 長生炭坑は頭蓋骨も発見されたとか。いよいよ本格化していく。このダイバーたちは、先日のNHKスペシャルで南大東島の水中洞窟を発見したダイバーたちなんですよねえ。本当にすごい技術力。

 

国立大の運営費交付金、配分を見直しへ 物価や人件費上昇に対応(毎日新聞)
 文部科学省は国立大学法人に配分している運営費交付金について、物価の高騰や人件費の上昇などに対応できるような配分方法に見直す方針を固めた。財政難にあえぐ国立大の基盤的経費を強化する狙いがある。26日に開かれる有識者会議で案を示す。2028年度以降の適用を目指して秋以降、別の有識者による検討会で算出方法の詳細を決めるという。……

 これがその案なるもの。

 どういうつもりなんだろうね。もう目先のことさえ考えない。文系はほとんど、ボロボロになっていく。いまでさえ研究書などまともに買えないところも少なくないのに、これ以上、文系を切り捨てるのか。まともに議論しないmとにかく見たくないものは決して見ないということなんだろうか? どこへいくのだろうか?

2025/08/25

「【速報】人の骨か、長生炭鉱で3本回収」「浮島丸事件 発生から80年「未解決の課題山積み」 舞鶴で追悼集会」

 工場籠城2日目。今日も朝から暑いです。

 今日の朝顔。

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 とにかく最後まで。今月もいっぱい、いろいろな人に迷惑をかけ、協力をいただきながらなんとか……。

 

 いろいろ他の雑誌を見えもそうだし、テレビなどを見ても思ったりもするのだけど。これだけ複雑で、予期せぬことが起きる時代。その時代を切り取って論じるのが、仕事なわけだけど。何を言いたいのかよくわからないものがあったりする。学術論文のようにルールがあれば別だけど、それがないものの際には、やっぱり編集者の役割が大きいとは思う。ほんとに、自戒しないといけないところ。頭をスッキリさせて、集中させて、しっかり情報を追いかけて、いつも頭はフル稼働で!!!

 だけど、ボクは要領が悪いからなあ。ダラダラと時間をかけて、何とかくらいついていくのが精いっぱい。ほかの人と違い、なかなか時間をうまく使えない。ほんとにダメだよなあ。ほんとにどうにもならない。ちょっと、何とかしないとと、いつも思うのだけど。

 

 今日はビッグニュース。

 

【速報】人の骨か、長生炭鉱で3本回収(共同通信)
 戦時中に朝鮮人を含む183人が犠牲になった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で25日、遺骨回収の潜水調査をしていた民間団体が骨と見られる物を3本回収した。県警が人骨かどうか鑑定する。……

 1942年の落盤による大規模な水没事故で朝鮮半島出身の労働者136人を含む計183人が亡くなった長生炭鉱。「歴史に刻む会」が、遺体が収容されないまま閉じられていた坑口を昨年9月に発見、以降計5回の潜水調査が実施されてきた。次は9月と思っていたけど、そこに飛び込んだビッグニュース。これで、現時点では調査は困難として国の姿勢がかわるだろうか。大きく動くことがされに期待される。

 一方、今日は。

浮島丸事件 発生から80年「未解決の課題山積み」 舞鶴で追悼集会(朝日新聞)
 終戦直後に舞鶴湾で、朝鮮半島に向かう旧日本海軍の輸送船「浮島丸」が爆発、沈没し、朝鮮人労働者ら500人以上が亡くなったとされる「浮島丸事件」から80年となる24日、京都府舞鶴市内で、追悼集会が開かれた。

 追悼集会は、市民らが、沈没現場を望む場所に公園を整備し、1978年に建立した追悼の碑の前で、毎年開いている。今年は約330人が参列した。……

 浮島丸は1945年8月22日に青森・大湊から釜山へ出航したが、24日に舞鶴湾で突如爆発し沈没。乗船者名簿は沈没で滅失したとする日本政府が、昨年情報公開請求に、乗船者に関する複数の名簿を開示。その後、韓国に資料を提供したと発表した。追悼集会には市長も参加している。「浮島丸殉難者を追悼する会」の品田茂会長は今年6月から、事件の目撃証言を集める活動を本格的に始めているそうだ。正確な乗船者、犠牲者の人数がいまだ不明だし、爆発原因も疑問。国内に残されたままの遺骨もある。「課題を解決する責任が私たちには課せられている」と会長はのべる。日本が、積み残した、歴史の責任。正面から問わないとなあ

 

 

 

 

2025/08/24

【戦中写真から見える検閲とフェイク】

 とにかく今朝は、朝から2時間半ほど、家事、掃除、洗濯。日常生活を取り返さないと。

 朝顔は結構咲いているけど、花が小さいなあ。

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 ゲラ読みを3本。校正のやりとりも3本。そういう目先の仕事におわれながら、来月インタビュー①の資料読みをすすめる。今日も、あっという間に終わっていったなあ。夕方、息子①に頼まれものを私に、ついでに孫①②といっしょに夕食。「じーじ眠いの?」と、孫②から。疲れているのを見透かされている。反省。

 なんだか、このままではダメなんだけど。それだけはわかるけど、では、ということがわからない。だからこそ、インプットをもっとしないといけないんだけどなあ。

 

 昨日の報道特集。


【戦中写真から見える検閲とフェイク】
戦時中、新聞カメラマンが撮影した
6万点以上の写真。
「こういうものは捨てちゃダメだと」
掲載不許可のワケとは…
 我が家の蔵書も立派なもので、こんな本がある。
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 その毎日の不掲載写真の写真集。いつ買ったのかな、なぜ買ったのか、どんな問題意識だったのかはよく覚えていない。だけど、こういう本をパラパラみていると、番組が言っていたような、そこで撮られていない戦争の事実と言うものがある。大きく、そのことがまず問われるべき。と、同時に、残された写真から垣間見えるものも、いろいろありそうでもある。なんとなく、番組は、一般論で終わっていて、もう少し、つっこんでほしかった印象が残る。こういうテーマでもきちんと勉強してみたいものだなあ。
 今年の8月ジャーナリズムはどうだったのだろうか。正直、グサッと刺さるものは少数。何か、軸がずれている。市民が排外主義者になったとは思わないけど、排外主義批判が弱くなると、なんとなく許容される排外主義の幅が広がってしまう。歴史修正主義も同じ。そこでもメディアの役割と責任は大きいはずなのに、その責任があいまいになって久しい。

2025/08/23

[鉄の暴風 吹かせない][戦後80年]日本軍 沖縄の住民虐殺

 昨日は工場籠城。今日は、早朝仕事スタート。トラブルも続きます。相当、疲労が蓄積しているから、ほんとは2度寝がしたかったけど、2度寝に失敗。今日は最低限の家事をすませ、今月号のゲラの最後のやりとりをすすめるのと、来週予定されている、来月インタビュー①の内容を決めるための資料読みを朝から必死でがんばる。眠気もありたいへんだったというのもあるが、あっという間に夕方になってしまうのに、呆然とする。ほんとは、せっかく自宅で作業しているのだから、もっといろいろ自宅にある資料等の整理などもしたかった。なのに仕事は十分進まないで、自分の思いの半分ぐらいしかすすまない。精度とスピード、年相応のことしかできないのだろうけど、少しでも、少しでも何とか前に……。うーん。明日もがんばらないと間に合わない。

 朝顔ももう一つ、元気がない。

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 とにかくここ数日、心身共につかれているのには、「つどい」のしんどさの流れととも、いろいろな議論を前に、いろいろ悩んでいるということもある。罵倒言説のひろがり……。しかも、罵倒を批判するということで、罵倒をくり返す。罵倒には、とにかく相手を詰め倒すというおkとがあるだけで、ち密な論理はない。自分や自分のまわりもふくめ、そうした「文化」みたいなものが、じんわり浸透していることへのしんどさと、それがなかなか自覚化されないことへのしんどさ。言論を生業としている人間として、ほんとうに冷静な議論が、ち密で深い議論が、どこまでできているのか、自分もそうだけど、やっぱりよく考えたいし、考えてほしいところでもあるのだけど……。

 

[鉄の暴風 吹かせない][戦後80年]日本軍 沖縄の住民虐殺(沖縄タイムス)
 米軍による激しい砲爆撃「鉄の暴風」が吹き荒れた1945年の沖縄戦は「味方」であるはずの日本軍によって、多くの住民の命が奪われたことも大きな特徴の一つだ。しかし戦後80年の今年は、政治家から「日本軍が沖縄の人たちを殺したわけではない」との発言が飛び出すなど、史実をゆがめる動きも目立った。県内各地で発生した日本軍による住民虐殺の事例や証言を踏まえ、軍の加害責任に目を背けたり、矮小(わいしょう)化したりする歴史修正主義にあらがう。

軍人軍属を問わず標準語以外の使用を禁ず 沖縄語を似て談話しあるものは間諜(スパイ)とみなし処分す

スパイ視や非国民視

住民守らず命奪う 組織的蛮行

防諜違反取り締まり 第32軍方針

 沖縄戦中、県内各地で日本軍による住民虐殺が相次いだ。中でも、住民をスパイ視・非国民視して殺害したケースが多数確認されている。

 スパイ視の理由として(1)日本軍陣地付近にいた住民について、スパイが情報収集していると誤解した(2)日本軍からの尋問に答えられなかった聴覚や精神に障がいがある人々をスパイと誤解した(3)県外出身兵が理解できない沖縄語を使用した(4)米軍の投降勧告ビラを拾って持っていた人をスパイ・非国民視した-などの事例がある。

 投降しようとした人は軍民問わず処分の対象に。米軍に保護された人や米軍への投降を促した人、日本軍を批判する言動をしたとみなされた人も殺害された。壕内で泣く乳幼児が日本兵に殺害される事件も起きた。

 住民虐殺の背景には、沖縄戦を指揮した第32軍の方針があった。

 1944年11月、第32軍が作成した「報道宣伝・防諜等に関する県民指導要綱」では「軍官民共生共死」の方針の下、「防諜違反者の取り締まりの強化」に取り組むことを明記。米軍上陸後の45年4月9日には「軍人軍属を問わず標準語以外の使用を禁ず 沖縄語を似て談話しあるものは間諜(スパイ)とみなし処分す」と発令している。

 第32軍の防諜警戒の姿勢の根底にあったのは、日本軍の県民に対する不信感や蔑視・差別意識だ。住民のスパイ行為に警戒するよう通達も出され、その意識は兵士の中にすり込まれた。住民をスパイ視し、虐殺・迫害する蛮行は組織的なものだったと言える。……

 沖縄では、歴史修正主義の、ほんとうに酷い保守派の言説に、冷静に事実の検証が、みんなの力でおこなわれている。その大事さをあらためて、考えさせられる。

2025/08/21

国際秩序、「絵に描いた餅」と否定する前に 価値観、傷つけているのは“誰”か

 やっぱり暑すぎるね。いつまで続くのだろうか?

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 暑い中、職場で、最後の追い込み、ゲラ読み、最後の提稿、実務も。次の企画の手打ちもすすめる。目まぐるしいなあ。息子からたのまれて、かつての前衛に掲載されたものを探す。6年前の前衛を見て、驚く。このころものすごく働いていたじゃん。なかなかすごい企画が満載だ。あのころの自分に少し嫉妬したけど、もう戻れないのだから、いまだからできることを考えないとなあ。山積みの仕事をどうするのか? ほんとうにどうするのか?

 

 ここに来て、いろいろ企画を考えながら、すごく思うことがたくさんでている。ここ数年で、選挙の様相も、そこに登場するプレーヤーも大きく変わる中で、問われていることが予想もつかない感じになっている。そのとき私たちは何をどうしていけばいいのか?

 朝日の重田さんの論考を読みながらいろいろ考えた。

(政治季評)国際秩序、「絵に描いた餅」と否定する前に 価値観、傷つけているのは“誰”か 重田園江
 「世界秩序が混迷を極めている」。この見方がありふれたものになったのはいつごろだろう。破局に至った過去の歴史を振り返ると、どうやら混迷には何段階もある。昨今はいよいよ最終局面に近づいていると思わされる。

 第2次トランプ政権の発足がこうした動きを加速させていることは確かだが、それだけではない。私たちは深いところで、信頼すべき価値観が失われつつあることを体感している。

 中でも深刻なのは、近代国際法秩序を支えてきた価値観が大きく揺らいでいることだ。ウクライナ戦争が勃発した際、欧米諸国は「国際法違反」だとロシアを糾弾した。宣戦布告なしに、一説では前線の自軍にも直前まで意図を伝えず侵略戦争を始めたからだ。これが許されるなら、小国は軍事力で握り潰されるだろう。……

 「こういうことが続くと、国連と国際法への批判が強まる。「国連は何の役にも立っていない」「もう解散して同盟体制に変えたらどうか」「国際法秩序は絵に描いた餅だ」などなど。だがこれは、ある規範を踏みにじる勢力が強くなったら、その規範自体に瑕疵(かし)があるかのように語るレトリックではないか。 」「世界を血みどろの争いに巻き込みながらではあるが、17世紀以降、欧州で生み出された国際秩序は、頼りなく実効性に乏しく見えるかもしれない。だが、今の私たちに手持ちはそれしかないのだ。現今の欧米諸国のふるまいと、歴史の苦闘の中で生まれてきた価値観とを混同することなく、国際法秩序の順守を主張し、試練の中でそのあり方を鍛えなおしていかなければならない。 」はほんとその通りだなあ。ここをもっと深めたいのはずっと思っているのだけど。とりわけ、トランプ中心の寡頭政治が世界をつつもうとしているとき、ここがいちばんの対抗軸なのだから。

 じっくり本を読める時間が欲しいなあ。そんな時間が絶対にこないことは、よくわかっているのだけど。(時間ができたころには、本は読めないだろうなあ)。

 今日の、渡辺治さん(一橋大学名誉教授)の「赤旗」の論考もおもしろかった。一緒に仕事を何度もしてきた人間として、かなり字数の制限で端折っている内容を解説したかったりする(苦笑)。こういう企画もほんとうに具体化しきらないと。

2025/08/20

応答にはならないかあ

 さて、何と15日ぶりの職場(苦笑)。まずは、机の上にたまったものの整理から。そして、通常モード。いつになれば、夏休みがとれるのか? ことしは完全の旅行や休息はなしだなあ。家でボーっとする時間を少しは……。

 仕事の方は、とにかく追い込み。当初予定していた雑誌とはだいぶ違うものになりそう。ここのところ、個々の企画は、かなりがんばっているのだけど、全体の雑誌の作り方が思うようにいかない感じ。難しいなあ。

 いろいろあった「つどい」。ある人への応答を意識して、ちょっと書いていきたい。問題になったのは、若い人へのベテランの応答のあり方と、超ベテランの若い人への問いかけのありかた。そのことへの若い人の苦痛、痛み、悩み、なんというか、そのしんどさやうまく対応できないことへのいらだちと、そういうなかでも組合で何をどう実現していくのかの悩み。そうだよなあ、言っている通りだよなあと、つくづく思う。

 そのことをとおして思い出したことがある。以前、やはり教育研究の場で、超ベテランの人のお説教的発言が問題になった時、ボクは、T先生といっしょに老人期のあり方について追及する企画をやったことがある。老人期とは何なのか、エリクソンの老人期についての論考を参考にしながら、老人期の「発達」を、その際の自身の人生の「再経験」と、そこでも若のもとの対話をとおして考えるという趣向。あらためて、老人期というものへの自覚と探求を、ボクら以上の世代はよくよく考えたいもの。

 ぞくっぽく言えば、「つどい」のような現場では、そのこたえは若い人のレポートのなかにこそある。そこでの対話への探求、そこに自身の人生の「再経験」を重ねること以外にない。そのようにレポートを読めなければ、まずなぜ読めないのか、そのことを考えるべきだ。その思考こそ、老人のあるべき姿ではないのかなあ。一つは、そのことをあらためて考えた。

 

 その際、若者の悩みはどうなのるか。おいてかれるようなあ。だけど、その悩みも、苦痛も、うまくできないいらだちも、ボクもすぐうだうだと悩んでしまう人間だけど、それは「つどい」のような場で話していると、決して、個人でどうのこうのできることではなく、つどいでの出会いを通してこそ、解決したり次の一歩にふみ出せるということ。そのある人が、そういう出会いと、仲間のなかで、つぎの一歩を踏み出していくことを願うばかり。

 ひさしぶりに、エリクソンなんか考えた。世代の役割もあらためて考えた。世代間というものが、客観的に難しい時代だからこそ、老人期のわれわれの自覚はためされるとつくづく思ったりする。50代への期待も考えたりもする。

 そして、最後には、そこに現実ある、さまざまな、理不尽への怒りや、さまざまな思いについて考える。

 

 

2025/08/19

教育のつどい2025

 日曜日は、午前中は団地の草取り、団地の会議スタート。団地もいろいろ面倒なことがおこっている。正直、かかわりたくないけれども、このままでいいのかは悩んでします。こまったこまった。

 午後からは、教育のつどい。そう列車の合唱からはじまる。おもわずSさんのことを思い出す。

 記念講演は安田菜津紀さん。何度か書いているけど、最初に知り合ってからもう15年前後たつ。最初はとても心配だったけど、すごく立派になって。それだけでもとても嬉しい。ちかいところで、しゃべったのは、稲葉さんの事務所であったかなあ。彼女も、ボクも取材に来ていた。考えると、むしろボクは、彼女や、稲葉さんと知り合ったことでいろいろなことを学べて、やってきているのだなあとつくずく思う。

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 そのあと、フォーラム。いろいろ、消化不良もあるけど、Iさんの語りは、Sさんの報告は、心をうつなあ。そこはとても考えさせられる。

 

 月曜日から、分科会。いつもの発達・学力・教育課程づくり。北海道と大阪は、ほんとにすごかった。そこから出てくるのが、やっぱりなんだだけど、そこにはやっぱり希望が見える。

 分散会は、いろいろあったけど、ボク的には、結構、刺激に満ちておもしろかった。DXの議論で、生成AIの話は、その報告者の思いも含めてとっても学べるものだったし、今日の、「評価」の報告も、Kさんや、Hさんの報告には、子どもの実態との関係や、教員間の共有や、学校づくり、教育課程づくりとのかかわりで、「評価」を考えるヒントもあって。評価とはについての、S先生の強い問題提起もあって、それは大事で、同時に、それを現場でどのようにたたかっていくのか、そのこともいっぱいかんがえた。ただ、へたをするとどうしても観念的になる(というか、あの問題提起をS先生にさせるのか、ちゃんとすべき人がいるんじゃないのというのはあるのだけど)、。また、いろいろ問題をはらんだ発言もあって、いろいろあったけど、たしかにそれに対する批判や反論はは必要だけど、それは、端的なものにして、もう少し、しっかり、レポートに即した議論をがんばってほしかった。だけど、司会者の誠実な態度はとても大事だったと思うし、たいへんだったなかでがんばっていたことには感謝。総じて、とても刺激にも勉強にもなったし、ふりかえると、ほんとにこの分科会の議論に支えられてきたなあとも思える。近年、つきあっていた、ボクより1から2回り下の世代との出会いには、ほんとうに助けられ、刺激をうけてきたなあとつくづく思う。つどいを卒業した人のつどいへの思いを綴った書き込みには思わず涙。

 Uさん、こんどこそ、共同研究者は卒業かあ(涙

 

2025/08/16

報道特集は、治安維持法

 早朝仕事スタート。一昨日、昨日の孫来襲といい、体にこたえるなあ。蒸し暑いから汗びっしょりにもなる。

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 少し眠ってから、今日は仕事モード全開。原稿整理4本、今月原稿の詰め2本。来ない原稿で、まだ状況がわからないものが1本。いろいろなことを考えながら仕事しないと。だけど、明日からは取材だからなあ。とにかくやれることをやるしかないなあ。あっという間に1日がすぎていくなあ。

 報道特集は、治安維持法。なかなか重厚な内容。高知で戦争に反対した槙村浩さんはじめ若者たち、山田寿子さんや小松益喜・とき夫妻ら治安維持法で検挙、投獄された人々を正面から取材。特高の取り調べは必要で、女性への尊厳を否定するようなこともあたりまえのようにおこなわえた。コンパクトに「闘争/死」と刻んだ飯島喜美、最後は旭川の菱谷良一さんへのインタビューそして、荻野さんへのインタビューも。治安維持法は合法的につくられた法律だから、それにもどづいておこなわれたことに賠償の必要性はないというのは、徴用工と同じ論理だなあ。現在に通じる問題はアメリカの例で提示されたけど、日本がどこまできているのかは、もう少しがんばってほしかった。

 

 

 

 夜も、注目すべき番組が目白押しの8月。結構、重い一日を送っている。

 

2025/08/15

石破首相「反省」、戦没者追悼式の式辞で 強い思いで13年ぶり復活

 昨日は、孫①②の相手の日。まずはこちらへ。

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 お昼をたべて、水族館に行って、孫①②はそのまま、わが家へ。息子夫婦はこないなあ(笑)。

 

 寝かせるのも大変だし、相手をするのも大変だし、結構、クタクタ。今日も朝から、「遊ぼう!」攻撃!!!!!

 

 原稿が、長いものはほんとに来ないから、心は千々に乱れる。困ったなあ、どうなるかなあ? どうしようかなあ? そうすればいいのかなあ。それだけども胃が痛くなり、へとへとになる。正直、この暑さも重なって、体はそうとうなあ!!! とりあえずいろいろ調べ物。

 

 今日は8・15。

石破首相「反省」、戦没者追悼式の式辞で 強い思いで13年ぶり復活(朝日新聞)
 戦後80年の「終戦の日」の15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれ、石破茂首相は式辞で「あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばなりません」と述べた。「反省」という言葉は、2013年の安倍晋三首相(当時)の式辞から使われなくなったが、石破首相の強い思いで13年ぶりに復活した。

 石破首相は式辞で、「今では戦争を知らない世代が大多数となった。戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない」と決意を述べ、「あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばなりません」と訴えた。政府高官によると、戦争を再び起こさないためには先の大戦への反省が欠かせないという首相の考えが反映されているという。……

 「反省」という言葉が、13年ぶりということにあらためて、驚く。一方で、この「反省」は天皇のおことばにはあるわけだから、そのおことばは内閣の承認のもとでおこなわれていることだから、内閣が認めてないわけではないということもできる。だけど言いたくないのが安倍さんだったのだろう。その安倍さんでさえ、70年談話では、間接的な使い方だけど、「反省」という言葉を使っている。そのことがもつ意味と同時に、アジア諸国、太平洋諸国に日本がもたらした惨禍についての言及がない、加害への言及がないことがずっと続いている。

 ほんとうに、日本の政治の、政府の戦争認識の歪みは深刻な状況にあり、それが続いている。それが、メディアなどがどんどん相対化させていくことの大きな原因にもなっている。

 それでも石破さんは「反省」を使い、右派はいろいろなことを言ってくるのだろうか。いろいろな根深さだけをつくづく感じる8・15。

 

 今日の朝顔。

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2025/08/13

「八月の声を運ぶ男」

 うまく原稿が来るかなあとドキドキしながら暮らす日。だけど、待っている間はどうにもならないので、とにかく来月予定インタビュー①の資料を読む作業をすすめる。うーん。今日は、東京へ移動。なんだかな。

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 とにかく、来月以降の企画も、もっと決めていかなければいけないので、移動中もずっと資料読み。

 北の国に移動中、自転車の鍵が

 

 夜はこのドラマ。「八月の声を運ぶ男」

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 その生涯をかけ千人を超える被爆者の「声」を録音し、未来へ遺した一人のジャーナリストがいた。長崎の放送局を退職した辻原保(本木雅弘)は、重い録音機材を携え日本全国を渡り歩いていた。活動を周囲から理解されない孤独の中、彼は一人の被爆者・九野和平(阿部サダヲ)と出会う。その感動的な被爆者体験は辻原の心を強く揺さぶり「声」を遺すことへの決意を新たにさせる。しかし、その「声」は謎に満ちたものだった…。

 伊藤明彦という実在の人物をモデルに創作した作品。もちろん九野和平はまったくの創作の人物だろうけど。こういう人の積み重ねがあって、日本の平和意識は形成され、戦争の、そしてその後の理不尽と、原爆というものがもたらしたものを告発する。ボクらは、被爆者の、のみならず戦争で被害を被った、困難を背負わざるを得なくなった人たちの声を聞けているのか、それをどれだけ伝えることができているのか、あらためて強く思わされる。

2025/08/12

「最高裁判決への対応に関する専門委員会」設置強行に抗議し、改めて真摯な謝罪と基本合意書の締結に向けた誠実な協議を求める声明

 今日も朝から対談①を仕上げて一気に発信まで(乞うご期待)。

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 その後は提稿1本。あとは、たぶん来月インタビュー①の資料読み。今年の後半もそろそろエンジン全開でいかんといけません。ゆとりないなあ(苦笑)。

 

 いろいろ混乱していることがある。ここまで平然と、歴史学では100%決着がついたことにたいして、歴史修正主義や否定派は、平然と、しれっと、根拠もしめさずに、デマを広げていく。しかも、大量に。そのとき、ボクらはそのことにどう向き合ったらいいのだろうか。

 もう一つ、気になるのが、ヘイトや、そうしたデマの流布にたいして、口汚く反論する傾向。それはまだしも、一見リベラルでも少し表現があまいと、口汚く攻撃してしまうことも、頻繁に目にする。あまさがあっても、冷静に読むと、とても貴重な提起であったりするのだけれども…。敵に回してどうするのということを目にする。

 そういう時代に、ボクらの仕事は何なんだろうな。とにかく冷静に、ていねいにだけど。原理を厳しく言うのも大事、柔軟に包摂するのも大事。うーん。

 

 さて、信じられないことがおこるという点ではこれもね。

 

「最高裁判決への対応に関する専門委員会」設置強行に抗議し、改めて真摯な謝罪と基本合意書の締結に向けた誠実な協議を求める声明

1 本年8月8日、厚生労働大臣は、記者会見において、生活保護費減額処分を違法として取り消した「最高裁判決への対応に関する専門委員会」の初会合を同月13日に開くと発表し、厚生労働省は、専門委員会の名簿を公開しました。

専門委員会に関しては、先ずは謝罪のうえ全面解決に向けた協議を求めている私たちの頭越しに、厚生労働大臣が本年7月1日に設置方針を公表して以来、私たちは方針撤回を強く求めて来ました。それにもかかわらず、その設置が強行されたことは極めて遺憾であり、厳重に抗議します。…

 生活保護引き下げにNO!全国争訟ネット(全国弁護団)といのちのとりで裁判全国アクションが声明を発表した。6月27日の最高裁判決により違法判断が確定している以上、違法とされた2013年から2015年にかけて行われた保護基準の改定を白紙撤回し、当該基準改定によって減額された保護費全額を遡及支給すべきことは明らか。なぜ今さら専門委員会で改めて審理検討するのか。原告の権利を重んじて、個別意見などもしっかりとりいえる検討をするというのならまだしも、厚労省は、判決以降謝罪もしていないし、原告に何のアクションもしていない。委員会も、その場で原告・当事者と話し合うためのものでもない。これまでも、判決サボタージュはあったけど、今の時代ここまでやるのかなあと、怒りがわく。ほんとうに、この社会はどうなっているのか。司法は何のためにあるのかというのではなく、これは行政の暴走につながりかねない由々しき事態を危惧してしまう。うーん。

 

 北の国は、3つの季節の花が同時に咲く。

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2025/08/11

前衛9月号ができています。

 とにかく、朝から対談①の原稿づくり。あーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら、だいたい形になってきたかなあ。明日には仕上げて、発信までいきたいところ。あとは、原稿が来るのをまつ作業。ちゃんとそろうかなあ。いろいろな手立てを考えないといけないのかあ。正直に気持ちは休まらないっす。基本不器用だから…。夏休みは、どうも、矢臼別だけで終わりそう。北の国でもずっと仕事モードだし。明日もね。たぶん、このまま8月は東京に戻って、1日は孫の相手をして、あとは締め切りの追い込みと、教育のつどいの取材で終わりかなあ。せめて明日、近くの温泉銭湯でも行こうかしら(そんなパワーはないか…)。

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 前衛9月号ができています。紹介が遅くなりました。今月号は、投票日直後の下版で、基本選挙にはふれず。だけど、発売は選挙からしばらくたってからという雑誌。ボクが担当したのは、藤森さんの「『不登校についての提言』――日本共産党の探求」。政党としては画期的な政策提言の背景を。実は現在の不登校はかなり多様でもある。だけど、その中心にいまなおあるものに、あえて絞る形でつくられているそこに込めた、内容や思いは相当のものがあるので、ぜひ。

 座談会「フジテレビ第三者委員会報告書・検証番組をどうみたか」。ちょうど、検証番組の放送もあったしね。性暴力という事件と、それにメディアがどうして向き合えずにいたのか。谷岡さん、松元さんという論客が、女性の視点からバシッと発言しています。

 戦後80年は、まず平井和子さんに、満洲でソ連に差し出された女性たち(黒川の映画が大事だが、そうした事例は実はたくさんあった記録が残っている)、そしてRAAからパイパン、これに日本人「慰安婦」の城田すず子さんの人生を重ねて、うずもれた女性たちの声を救い出す労作。なかなか読みごたえがありますよ。そして、佐藤広美さんが木下順二を。あまり知られていない木下の弾圧体験や、その後の葛藤。今月も面白と思ってはいるのですが、あまり目立たないのかなあ。

 

 

2025/08/10

矢臼別平和盆踊り 「矢臼別物語」 「琉球・沖縄における性暴力と継続する植民地主義」

 昨日は、朝から矢臼別へ。今年も平和盆踊りです。ドーンという155ミリ榴弾砲の爆発音のなかの平和盆踊りって!

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 お昼前について、準備作業も。あと、平和資料館で、「矢臼別物語」も見ました。知っている人がいっぱい出てきて!

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 矢臼別は北海道、知床・阿寒連峰から根室・釧路まで広がる根釧原野の一角にある酪農地帯。
 この原野のほぼ中央、別海、厚岸、浜中の三町にまたがって、総面積1万7千ヘクタールにわたる日本一大きい陸上自衛隊矢臼別演習場がある。
 1962年、政府によってこの地に演習場を設置することが決定されたあとも、立退きを断固拒否、先住開拓民としてど真ん中に根をおろし、存在することで反戦・平和を訴え続けた地主たちがいた。
 55年以上続いている夏の「平和盆踊り」、暮れの「平和もちつき望年会」、自衛隊の監視活動、1995年から始まった米海兵隊移転訓練の監視活動等──。演習場の中の民有地はいつしか平和運動の“聖地”に。独立プロ名画保存会の代表もつとめる山本洋子監督が、矢臼別に集い、つながりあう人々に密着したドキュメンタリー。(ネットコラム「映画の時間」作品資料より)

 映画。見てよかったです。元気をもらいました!

 

 今年の平和盆踊りは、なぜかKさんのお好み焼きブースに夫婦でべったりのお手伝い。

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 用意した分はほぼはけて、結構の達成感。ずっと立ちっぱなしだったので、今日は腰が痛い!

 結局、最後は日本酒を一杯飲んで、昨年のように酔っぱらいましたけど。申し訳ないです。

 笠井前衆院議員や、F先生、となりのブースにはO先生、撮影に来ていたMさんとか、いろいろな人に会え、また、新しく知り合いになれた人もいて、とっても楽しかったです。レジェンドにお会いできたのも感激。

 

 今日は、午前中、少しだけお片づけをして、それから人を送ったりもして、釧路のアパートへ。

 午後からは、日本軍「慰安婦」問題を記憶・継承する会 敗戦80年企画「琉球・沖縄における性暴力と継続する植民地主義」に「オンライン参加」

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 高里さんの話は、日本軍部隊の後方施設としての慰安所の話を沖縄戦をふりかえりつつ、そして、戦後の沖縄の女性たちの性暴力に直面しながらの困難と苦悩を、その構造的性暴力との現在まで続くたたかいを! 討論、そして髙良さちかさんのメッセージもすごかったなあ。 参考に、今月のインタビュー原稿の原稿づくりの方向も考える。眠くって、腰が痛くってたいへんなんだけど。がんばります。


 

2025/08/08

教諭強制出向の和解成立 奈良国立大機構、不備認める /奈良

 そうか、今日は翁長さんの命日だったのか。あれから7年。あらためて、タカラ勝利とともに、「ウチナーンチュ マキティナイビランドー」という言葉を心に刻む。
 今日は朝から、とにかく対談①の起こし・整理作業をやって、引き続き原稿づくりにすすむ。お昼になると眠たくなるなあ。ほんとに年寄りだあ。
 今日は、途中、ほんとうに何年かぶりでしゃべった(電話でだけど)人もいて。これまでのふり返ったもそうだけど、いまの問題でもそうで、いつも、自分は何者なのか、いったい何をしているのかということを考えている。そして、いまから、何ができるのか、何をなすべきなのか、と。
 さて、昨日は。

教諭強制出向の和解成立 奈良国立大機構、不備認める /奈良(毎日新聞)
 奈良教育大付属小(奈良市)の教諭3人が同意なく他校への出向を命じられたとして、学校を設置する奈良国立大学機構に命令の無効などを求めた訴訟は7日、奈良地裁(和田健裁判長)で和解が成立した。大学機構側は異動に際して十分な準備期間を与えず、出向先の労働環境について不正確な情報を提供したと認めた。原告側の代理人弁護士が明らかにした。

 問題の発端は2024年1月、付属小が国語や音楽など計9教科で学習指導要領に沿わない指導があったと発表したことだった。教員の固定化が原因だったとし、改善策として他校への出向を活発化させる方針を示した。…

 弁護団から声明がでている。

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 出向命令の問題性を一面では認めていて、大変重要な和解ではあると思う。

 同時に、根源にあった学習指導要領に違反しているといういいがかりについての、反省も、訂正もあるわけではなく、ましてや文科省の責任には言及されないわけで、たたかいはこれからである。

 そしてそれは学習指導要領をめぐる全国的なたたかいでもある。まずは、原告の皆さん、関係者の皆さん、ごくろうさまでした、です。

2025/08/07

「飢餓が広がっている」 子ども支援4団体が緊急対策を共同提言

 ふー。昨日はかなりはやい時間から教科研大会へ。だって、家からは遠いもの。しかし、暑いこと。

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 午前中は、講座。「戦後80年と現代」で、Sさんの講義を聞く。国民の戦争意識と、そのもとで歴史学は何をつたえてきたか。今後の課題は。「おしつけ」ということをめぐって、若い人が中心となった議論になったのが面白かった。ここは教科研のいいところ。

 午後は講演。落合恵子さん。長男が、自分たちの機関誌の新年号で、鼎談を担当して話を聞いていたので、それを読んでいたので、興味深く聞く。

 夜は交流会に参加。いろいろな人としゃべれたのはよかった。いろいろいい話も聞けたし。結構、みなさん気にしているのが指導要領の改訂問題。なるほどなあ。あと自分は年を取ったなあというのを自覚する場でもあるのだけど。

 今日は、朝から北の国への移動の準備に時間がかかる。その後はとにかくギリギリまで対談①の起こし・整理作業。明日にはこの作業を終えて、原稿づくりにうつりたい。

 そして、北の国に移動。やっぱり涼しいです。こちらにいるあいだに、疲れを取り切りたいなあ。

 

「飢餓が広がっている」 子ども支援4団体が緊急対策を共同提言(教育新聞)
 連日、各地で最高気温40度以上を記録するなど災害級の酷暑と、米価をはじめとする物価高騰で低所得家庭の子どもたちが命の危機に瀕しているとして、子どもの支援に取り組む民間の4団体が8月6日、政府に緊急対策を求める記者会見を開いた。4団体は共同して、ひとり親世帯など低所得の子育て世帯に対して、子ども1人当たり一律5万円の支給を求めた。

 この日、厚労省で記者会見を開いたのは、公益財団法人あすのば、認定NPO法人キッズドア、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの4団体。共同で「酷暑物価高騰下の緊急こどもの安全対策事業」として、①児童扶養手当受給者等(低所得のひとり親世帯)②それ以外の住民税均等割が非課税の子育て世帯(その他の低所得の子育て世帯)―― を支給対象に、子ども1人当たり5万円の現金支給を要望した。…

 

 とても気になっている問題ではあるが、なかなか厳しい。そして、なかなか厳しい見出し。

 末冨さんが「どの団体の調査でも物価高が追い打ちをかけて、昨年より状況が厳しくなっている。先進国の日本で飢餓が広がっている状況と言ってもいい。緊急の対策が必要で、低所得層の子ども、若者こそ一番先に救われないといけないはずなのに、(政治の)動きが遅いことを懸念している」とのコメントを寄せている。

 うーん、多方面にいろいろ相談しないと!

 

 

2025/08/05

幹部自衛官の好きな幕僚が八原とは……!

 ほんとに暑いなあ。

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 朝顔も、もう一つ元気がない。何とか元気を出さないと。難局を乗り越えるにはパワーが必要だぞ!!!

 今日は、とにかく対談①の起こし作業。ポツポツ夏ならではの取材にも出かけるので、作業時間をつくるのも大変。まあ、夏、休みをとってどこかにいくわけでもなく。釧路での作業があるていど(平和盆踊りがあるかな。手伝いますよ!)。

 あとは、原稿の確認メールなどなど。企画の相談に少し出かけたり。

 

 作業のために、少し前の新聞記事をみていたら、通常国会での赤嶺さんの質問で、陸上自衛隊の幹部候補生学校が、沖縄戦で「戦略持久」作戦を実行し多大な住民犠牲をもたらした旧日本軍の第32軍を肯定する学習資料を作成していたことを厳しく批判し、資料の使用中止を求めましたという記事があった。そこで紹介していたのが、防衛省編集協力の広報誌『MAMOR(マモル)』22年3月号の幹部自衛官500人を対象にした「好きな幕僚」アンケート調査。上位6人を旧軍幹部が占めていて、5位は第32軍で持久戦継続決定を主導した八原博通!。1から4位はどちらかというと歴史上の人物だから、生々しい幕僚としては八原があがるとは。彼は、沖縄での持久戦を展開するため、住民を南部に追いやり、大量の住民犠牲を生じさせた張本人。自衛隊教育が、旧軍の加害の歴史を伝えないこととともに、旧軍への肯定的な認識を広げている結果かと、暗澹たる気持ちになる。沖縄を旧軍は守ったと同じ論理か……。

 今話題の、週刊新潮の「創氏改名2.0」を読む。信じられないような排外主義も驚くが、同時に、南京虐殺はなかった、慰安婦はいないなど歴史修正、歴史否定が公然とおこなわれている。ほとんど箸にも棒にも掛からないようなデマが、10万部の発行部数の雑誌で垂れが流されていることもあらためて考えさせられる。ボクの仕事なんて、その影響はほんとに小さなものなのだけ、でもなあ負けられないし、諦めてはいけない。つくずく考えさせられる。

 

2025/08/04

陸自駐屯地に旧軍美化史料館 幹部候補生学校おく前川原駐屯地 福岡・久留米 「大東亜戦争」と侵略を正当化

 今日は超暑い日。

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 朝顔は色とりどり。

 午前中は、こちらに。

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 とても、充実した取材でした。次の号も楽しみにしていてください。

 

 さっそくその起こし作業にとりかかる。だけどなあ、お昼を過ぎるともうぐったり。眠いです。

 だらだらと仕事をすすめながら、次以降の号の手立て相談や、資料集めも。

 夜まで暑い。

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 昨日の赤旗。

陸自駐屯地に旧軍美化史料館 幹部候補生学校おく前川原駐屯地 福岡・久留米 「大東亜戦争」と侵略を正当化(しんぶん赤旗)       

 陸上自衛隊の幹部候補生学校がある前川原(まえがわら)駐屯地(福岡県久留米市)内に旧大日本帝国陸軍をたたえる史料館があることが2日、本紙の調べで分かりました。旧日本軍の数々の侵略行為を正当化する展示を自衛隊施設内に置くことは批判を免れません。

 前川原駐屯地内にあるのは「雄健(おたけび)史料館」です。陸自の幹部候補生学校がある同駐屯地には、戦前・戦中に予備士官学校が置かれていました。……

 実は、旧軍の展示をおこなっている自衛隊の広報施設はいくつかあって、この久留米も含め、自衛隊の広報を研究している須藤瑤子さんが、「愛妹通信」で紹介している。

 須藤さんによると佐賀の海上自衛隊基地がさらにすごくって、日本海軍の歴史を正面から評価するものになっているそうだ。

 そういうことを含め2023年8月号の前衛で紹介している。まあ、前衛では話題になるのは小さいかあ。赤旗の記者にも、そのことは紹介していたが、やっと、本格的に赤旗が取材してくれたのは嬉しいこと!!!

 かつてから、あった展示だけに、それをどう今見るのか、どう考えるのか。それもまたしっかり議論したいところである。

2025/08/03

「〈戦後80 年〉に考える戦争記憶の継承と平和の創造への歩み」「朝鮮植民地戦争の視点から近代日本の戦争と関東大震災時の朝鮮人虐殺を問う」「学問の自由は守られるのか?―新学術会議法成立を受けて―」

 昨日は、朝から歴教協大会へ。

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 記念講演は山田さん。

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 題して、「〈戦後80 年〉に考える戦争記憶の継承と平和の創造への歩み」。戦争と植民地支配、その暴力性を、植民地戦争という言葉を使いながら明らかにしていく。震えるような講演。わーこれだけで、来たかいがある。

 午後は、分科会で、「平和教育」に、ボクより下の世代の研究者にご挨拶できたのはよかった。現役の先生の実践をきけるのも、やっぱりいい!

 執筆者の企画の相談もおこなったりもでき、そして、夕方の「地域から学ぶ……」は愼蒼宇講演「朝鮮植民地戦争の視点から近代日本の戦争と関東大震災時の朝鮮人虐殺を問う」! 植民地戦争を歴史を紐解きながら、そして実際に、朝鮮をめぐっておこなわれたその戦争の展開を、〈不在〉を問いかけながら渾身の講演。すごい!

 これだけでも胸がいっぱいに。だけど、その後は、Sさん、Oさんに誘われてのみに。

 

 今日は、分科会の参加は断念。遠いので9時はちょっとしんどい。一方で、原稿がとどきはじめたりして、長いものを2本読まなければいけなかったので……。体のだるさとたたかいながら、必死で読む。

 午後は、<8.3学術会議問題シンポジウム>「学問の自由は守られるのか?―新学術会議法成立を受けて―」をオンラインで。途中、なんども音が切れたり、最後は映像まできれたりで、ちょっとしんどかった。昨日今日で思うけど、もう1日のイベントは無理だなあ。とくに午後はしんどい。成立した法案をふり返ったり、とりくみについてふり返ったり、考えることは多いが……。今後のことを考えると、なおさら考えることは多い。

 今日の朝顔。

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2025/08/01

「欲望の資本主義特別編 欲望の会社論2025〜あなたの組織は誰のもの?法人の謎〜」

 台風が近づいて、気温は低く、風はあるが湿気がすごい。体にはこたえる。

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 おまけに、通勤電車が止まって、駅に閉じ込められる。トホホな始まりの日。

 職場に着いて、実務。それから病院に。会議があって、とにかく、対談①の準備の資料読みと、来月企画の準備の資料読み。資料探し。まだまだ、疲れがとれていなくって、とにかく眠い。眠い。

 夕方には、ある研究会で、K先生の報告を聞く。学習指導要領の改訂の特別部会の議論を、教育内容と言う視点から読み解く。なかなか刺激的。拘束力をとかないなかでの柔軟化にはいろいろな文脈があるなかで、大きな危険の指摘は、たぶんそうなんだろうなあととても興味深く、勉強になった。部会が参考にしているカナダや韓国の話もおもしろい。

 録画で、「欲望の資本主義特別編 欲望の会社論2025〜あなたの組織は誰のもの?法人の謎〜」を見る。

 

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 会社は誰のものか?引き裂かれる難問に挑み続ける人物がいる。経済学の巨人・岩井克人だ。モノでありヒトである会社=法人の謎。その存在の二重性に迫る時、答は?歴史の時空を遡り現在進行形の切実なミステリーを解く。仮想通貨の広がりに警鐘を鳴らし反響を呼んだ「欲望の貨幣論2019」に続き、アメリカ型資本主義が暴走、会社をめぐる攻防が表面化する時代に贈る最新の会社論。欲望が欲望を生む資本主義の渦の中、会社は?

 もの言う株主がいろいろ注目をあびているが、株主主権を、日本の会社のありようの進展をみながら批判する番組の視点はおもしろかった。岩井さんの議論も久しぶりに聞く。最後のハイエクの言葉にはおどろかされる! これを資本主義論という視点からどうとらえていくのか。なによりも、いまの日本の混迷、世界の混迷を、やっぱり経済的な視点からおさえないといけないしなあ。勉強不足。

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