「風の声」「ドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で」
とにかく、ここにきてどっと疲れが出ていて、かつ胃の調子が悪い感じ。少しずつ、回復に努める。
今日は雨だったので、さらに寒い一日。このまま明後日関東に帰って、関東の暑さに耐えられるのかなあ。
今日は、とにかく、先の企画のための資料読み。難しい法律文書などを読んでいると、なかなか理解できないし、眠くなるだけなのだけれども。がんばって、読み進めて、頭に刺激を注入。いろいろちょっと頑張らないと。
だけどなあ、年齢的に無理を感じることが多いなあ。ミスだけではなく、頭がついていかないのだもの。その限界をどう乗り越えるか、だな。
夜、テレビをつけると、きゃりーぱみゅぱみゅが出ていて、相方と2人で、ちゃんと「ぱみゅぱみゅ」と言えるかやってみたが、これがまた難しい。これも加齢で、口がちゃんと回らないのだよなあ。
昨日の夜、少し前に手に入れていた、劇団タルオルムの「風の声」をやっと見た。
済州島に吹き荒れた狂風から逃れるため、海を越え大阪に身を寄せた幼い双子のソラとトンア。あれから半世紀以上が経った。
ふるさと済州島で暮らす父母を想い、それぞれの人生を懸命に生きる二人。
ようとして知れない父母の消息を追って、初老になったソラは一人で済州島に帰ることを決意する。
戦後、海を渡り大阪へやってきた在日コリアン1世のその後の物語。
4・3事件が大きなテーマ。原作はタルオルムの金民樹さんの母親の作家・金蒼生。その母の両親やその周りにいた人には済州島出身が多く、4・3事件の体験者も少なくはない。ものすごいドラマだった。日本支配のもとで日本に来た夫婦とその家族、4・3の抑圧に、子どもたちだけがわたってきた姉妹、その降りかかる苦難の大きさに、たじろぐ。安易に言葉にすることもできない。「恨」という言葉があるけれども、ものすごくさまざまな、背負った思いを込めた物語。
ボクらの歴史とも切り離せないことでもある。それだけに、とても重さを感じる。
法事の場面が出てくる。ちょうと、ボクのおやじとおふくろの法事をやったとき、台風で、そのときに大阪コリアタウン歴史資料館行ったのだけど、資料館の方といろいろしゃべったたときに、法事の話になって、いろいろ大変ですといったら、完全に”同胞”扱いされた思い出がある。そのことを思い出した。
日曜日のNHKスペシャルを見た。「ドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で」
「患者を診ない医師もいれば、薬の処方を間違える医師もいます・・・」ある病院からNHKに届いた“限界”を訴える悲鳴。取材班のカメラが記録したのは、深刻な医師不足を背景に「医療の質」という、守るべき一線が脅かされているという衝撃の実態だった。これまでの医療を維持できない“医療限界社会”ともいうべき現実―。患者を守るために何が必要か?追いつめられた病院の密着取材から、あるべき医療とは何かを考える。
これもショックだった。ここまで崩壊はすすんでいるのか! 深刻な医師不足に加えて、病院を維持できない診療報酬の現状。「医療の質」ということがそらぞらしいところは、教育の現状とよく似ている。日本の現状を見れば、何を見ても、もう一線を超えた状態になっているようにも感じる。それだけに、個別の問題だけを問うても解決しないとしか思えない。だけど…。それはたいへんな作業。
やっぱり、希望は簡単には語れない。希望は自分で見つけて、広げていくしかないのだろうなあ。
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