平和教育「とても有意義」「良かった」が過去最高88・1% 基地への抵抗感はやや薄れ アンケート と 自民・西田議員の「ひめゆり」発言、生徒の8割が知らず 沖縄県立豊見城高 平和学習講師「戦後史を学ぼう」
ふー。今日は、朝から北の国のアパートの掃除をしっかりして、あとはいろいろ資料読み、そして頼まれ仕事をいろいろ考える。昼には、さわやかな北の国から
関東へ。職場を空から眺める。
こちらでは、早速、座談会①の設定。まだまだ進まない。うまくいきますように。
こっちに戻ってくると、いろいろ仕事のうえでも(政治の現実のうえでも)、私的にも厳しい現実に引き戻される感。ググっと、体が緊張する。
平和教育「とても有意義」「良かった」が過去最高88・1% 基地への抵抗感はやや薄れ アンケート(琉球新報)
沖縄歴史教育研究会は4日、2025年度の「平和教育に関する高校生アンケート」の結果を公表した。戦後80年で平和への意識が高まっていることなどにより、「平和教育についてどう思うか」の設問は「とても有意義」「良かった」という肯定的な回答が88・1%で過去最高を更新した。「沖縄戦を学ぶことをどう思うか」の設問は「とても大切」「大切」が94・8%で過去2番目に高い結果が出た。平和教育や沖縄戦の学習に意義を感じているとの回答が大半を占めた一方で、沖縄にある米軍専用施設の割合について全国の「約70%」と正しく答えられたのは47・3%で半数を割り、20年度の前回調査から正答率が15ポイント低下した。米軍基地の存在をどう感じるかを問う設問では、抵抗感の薄れが読み取れる部分もあった。……
沖縄の平和教育の分厚さを感じる一方で、現実に近い部分は、なかなか難しさがあるのだと思う。複雑な若者の意識も形成されるんだろうと思う。
自民・西田議員の「ひめゆり」発言、生徒の8割が知らず 沖縄県立豊見城高 平和学習講師「戦後史を学ぼう」(沖縄タイムス)
沖縄県立豊見城高校(仲地範禮校長)で5日、慰霊の日を前にした講話会があった。事前の全校生徒アンケート結果が発表され、自民党の西田昌司参院議員によるひめゆりの塔に関する発言が話題になっていることを「まったくわからない」「あまり知らない」生徒が計79・8%に上った。アンケートは平和学習講師の仲本和さん(25)が実施し、760人が回答した。「国防政策は政府に決定権があるので個人の意見は関係ないと思うか」との問いに「そう思わない」「あまりそう思わない」との回答が東京の生徒で計73・7%だったのに対し、同校では計23・9%にとどまった。……
平和意識の強さの裏側に、現実の影響がこれだけ色濃くは影を落としている。さらに言えば「アンケートではこの他、「国際情勢が悪化する中、どのように平和を維持するか」も聞いた。同校では「外交」53・3%、「抑止力」37・0%、「敵基地攻撃能力」9・7%の順だったが、米軍基地が集中する中部の高校では「抑止力」42・7%、「外交」38・2%、「敵基地攻撃能力」19・1%となり、結果に差が出た」と、基地の街の厳しさは尋常ではないのだと。
それだけに、大人の責任、大人がやるべきこと、そして、若者を信じて、しっかり見守ることなど、いろいろ考えさせられる。
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