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2025年5月

2025/05/31

ひとり親「米買えず」88% 影響深刻に、民間団体調査 と映画「軍艦島」

 やっぱり、涼しいというか、まだまだ寒いです。服装をもってくるのを勘違いして忘れたので、ちょっと困ったりしている。しゃあないなあ。

 朝から、来月インタビュー①の原稿づくりを始める。それと来月以降の資料読み。再来月ぐらいに設定しようかと思う座談会の大きな枠組みを考えるための作業を。これは明日にでもメールをしないとなあ。少しゆったりかな。昨日はそういえば、来月座談会①を設定しようと、いろいろ相談をしたり…。なかなか難しさもあるが、やっぱりやらないとなあ。がんば!あと、もろもろ相談のメールをいくつか。ちゃんと、仕事しているじゃん。

 合間に、団地の総会の議事録を作成したり(もうあと少し作業が必要)。あとそれから、夕方には温泉に入りに行く。気持ちよかった。少しずつ疲れが取れるかなあ。

 こちらも郊外に行くと、すっかり緑が深くなり気持ちがいい。

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 昨日のニュースだけど、気になったなあ。

ひとり親「米買えず」88% 影響深刻に、民間団体調査(共同通信)
 直近の半年間で米を買えない経験をしたひとり親家庭が88%に上ることが、民間団体の調査で29日分かった。「高くて手が出ない」「体重が減った」といった声が寄せられ、米の価格高騰が深刻な影響をもたらしている現状が明らかになった。

 調査は、NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」(東京)が5月24~27日にインターネットで実施。子1人の場合は年収190万円以下といった児童扶養手当の「全部支給」要件を満たす、ひとり親3270人から回答を得た。…

 88%のうち、米を買えないことが「よくあった」は45%に上っているそうだ。だけど、政府の対策で、気になるのは、格差の解消につながるのかという点。そもそも、米以外を含め、物価が大きく上昇しているのに、どれだけ、きちんと対策がうたれているのかということが1つと、同時に、ほんとうにだれもが安心して、安全な米を手に入れることができるのかってこと。ものすごく、これは気になるし、よくよく見ていきたいところ。

 

 夜は映画「軍艦島」を見た。

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 韓国でも論争を巻き起こした映画でもある。ファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギ、イ・ジョンヒョンという人気俳優をならべた映画だけに、批判の大きな的になったのは、後半の脱出劇。後半は歴史とは基本的に関係のない脱出エンターテインメントとしてつくられているから、歴史劇を求めた観客から批判を浴びることになる。それはそれで、ドラマなのだが。ファン・ジョンミンのお父さん役は切なく、自分はここまでがんばれるかなあなどと思ったり。一方、前半は割合とリアルな感じで、端島が再現されている。もちろん、軍隊の存在や、労働現場の実際では、違いは指摘はされている。が、過酷な労働現場にあったことは、事実で、一方で、冷静につくられている面もないわけではない。このあたりは、とても難しいところで、青森の炭鉱を描いた、日本映画「エイジアン・ブルー 浮島丸サコン」のほうが厳しい描き方をしているような気もする。正直、ああいう炭鉱労働の現場跡を見に行くと感じるのが、そもそも、日本人の労働現場もかなり厳しいものがあったことで、総体として劣悪だったことがあるのだと思う。いずれにしろ、あまりにも映像化されていないだけにね、もっともっと映像化してほしいし、考えていきたいところでもある。

 

2025/05/30

「こども食堂から一線を引く」 《こども食堂》の名付け親が決意した背景 ボランティアでできる支援には限界がある

 今日は、埼玉は朝から雨。

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 そういう中を北の国へ。バタバタと。

 移動中は、資料を読む。だけど、眠いなあ。

 移動中、会議にオンラインで参加したり、あわただしい。着いたらすぐに、来月以降の企画の相談のための下調べ。うーん、難しいなあ。さっと理解できるように頭が働かないなあ。うーん。

 

 夕方、少し買い物をして。こちらは、天気は悪くない。空が広いのが落ち着く。

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 さて、杉山さんが書いていた。

「こども食堂から一線を引く」 《こども食堂》の名付け親が決意した背景 ボランティアでできる支援には限界がある(東洋経済オンライン)

「こども食堂」が全国で1万カ所を超えたという。地域のボランティアなどが運営する、子どもが無料あるいは低額で食事ができる場所だ。

著名な俳優が「こども食堂」を訪ね、子どもたちに促されて一緒に食事を摂るACジャパンの広告は、テレビだけでなく、電車の中の広告などでも目にする。それほど「こども食堂」は社会に定着しつつあるのだ。

そんな中、「こども食堂」の名付け親で、13年前に東京都大田区で、「気まぐれ八百屋だんだん」の店主として「だんだん こども食堂」を始めた近藤博子さん(65歳)は、この春「『こども食堂』の大きな流れからは、一線を引く」とfacebookに投稿した。

近藤さんはこれまで機会をとらえて、子どもたちの窮状を社会に伝えてきた。近藤さんは、2023年に第57回吉川英治文化賞を受賞。2024年9月には、首相就任直前の石破茂氏が、「だんだん こども食堂」を訪れ、レクチャーを受けている。なぜ一線を引くことを決意したのだろうか、近藤さんに話を聞いた。…

 こども食堂は、いまでもものすごく増えているし、いろいろな困難ななかで、必死でがんばっている。一時期、貧困の可視化ということが言われたけど、今日、羽田に向かうモノレールからの風景などをみていると、一方で、貧困は、不可視化されているようにも思えてくる。貧困はないかごとくの世界も一方ではある。そういう分断社会。

 そのなヵで、やっぱり、子どもの貧困は深刻で、そこで、政治の役割ということはほんとうに問われなければいけない。そういう意味で、運動のありかたも問われないといけない。近藤さんが、政治の責任を問い、こども食堂は行政の下請けではないという問いかけはものすごく重くって、真剣に受け止めなければいけないと改めて思う。

2025/05/29

“性暴力サバイバー”として実名公表 フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん「いつか顔と名前を出さなければ」の想い

 うーん、今日も睡眠がね。そんなに一気には改善しないなあ。北の国で体を休めて、戻さないと。

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 街は、緑でこんもり。

 

 とにかく、来月インタビュー①の起こし・整理をすすめる。明日から原稿づくりに入るが、明日は移動日なので、あまりできないかなあ。その後、次号以降の企画の準備に入るが、連絡がうまくつかなかったり、思いつき始めてはいるのだけど、具体化までにはいかなかったり。じっくり腰を据えた時間が必要なようだ。いろいろコンタクトをとると、他雑誌の動向が見え隠れして、気になる(苦笑)。


“性暴力サバイバー”として実名公表 フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん「いつか顔と名前を出さなければ」の想い(AERA)
 学生時代のボランティア先で性被害に遭ったことを実名公表したフォトジャーナリストの安田菜津紀さん。長く苦しんできたトラウマや自身の被害を認識できなかった背景や実名公表の経緯について語りました。AERA 2025年6月2日号より。

 フォトジャーナリストの安田菜津紀さん(38)は今年2月、自身が“性暴力サバイバー”であると公表した。約20年前、報道写真誌「DAYS JAPAN」編集部で学生ボランティアをしていた際、当時編集長だった広河隆一氏による性被害に遭ったという。トラウマに苦しみながらも、実名で社会に投げかけたメッセージとは。

 昔から、被害を受けている間の気持ち悪い感触や、相手からの嫌な言葉がわーっと蘇ってきて、眠れなくなることはありました。そのたびに「拒めなかった自分が悪い」と心にふたをしてきました。

──性被害と向き合う決意をしたきっかけはなんですか。

 2018年、広河氏の性暴力についての取材依頼があり、加害者を野放しにしたくない思いで応じました。でも、自分を被害者と言っていいのか自信が持てず、取材には性被害の問題にも詳しい女性研究者に同席してもらったんです。

 取材後、彼女は私の手を握りながら、「これは悪質極まりない性暴力です」と言いました。ライターさんにも「かなり深刻なケース」と言われ、ようやく呪縛が解けました。その年の暮れ、私や他の女性たちが匿名で告発した記事が掲載されました。……

 彼女が大学を卒業した直後からのお付き合いだし、ボクの長男と同い年ということもあり、娘を見るような目で、ハラハラしたり、嬉しかったり。彼女がどんな思いで、どのように葛藤し、痛みをかかえてきたのかということを考えると、とても胸がつぶれる思い。それだけに彼女の勇気に、どこまでも連帯して、自身の問題として考えたいところ。個人的には、この世界の”病”は深い気がしている。

 

 ところで、NHK沖縄の、80年の特集は32軍司令部壕がかなり中心。首里地下の32軍司令部壕の保存は、県民の知恵をあつめてしっかりやらないといけないけど、司令部壕自体は沖縄戦のほんの一部。県民にとっての沖縄戦のなかでは、どれだけの位置にあるのか。80年に、注目すべきことはどこになるのかなあ。少し、疑問があるところ。

 

2025/05/28

「医学の戦時翼賛体制(~医師一人ひとりが戦争協力者になる時~」 教諭の残業、香川県に賠償命令 「初判断」専門家評価

 睡眠が最悪。少し、自律神経が乱れているのかなあ。早く、もとに戻さないと。

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 街角も、すでに選挙モード。看板は右が都議選、左が参議院選挙。ほんと、いよいよです。

 

 職場で、とにかく来月インタビュー①の起こし整理作業をすすめる。半分ぐらい。後は企画関係のメールを打ったり。企画で知恵を絞らないといけないんだけど。まだまだ、漠然としているものが少しずつ、肉付けをしている感じ。まだまだです。結局、あんまり、余裕のない生活。なかなか、北海道行きの準備をする時間がないなあ。きっと、無駄な時間、ぼやっとしている時間が多く、集中していないんだろうなあ。ほんと生活が下手だなあ。

 今日もいろいろ老いを痛感する。

 夜は、「戦争と医の倫理」の検証を進める会の連続学習会(第3回)に参加。テーマは「医学の戦時翼賛体制(~医師一人ひとりが戦争協力者になる時~」。講師は末永恵子さん。支配層の戦争責任というよりも、むしろ、医者一人一人側、まったんの医師会の能動的・主体的な戦争協力の面を見つめる。その経過は、かなりていねいに話される。一人一人の戦争協力の意味を考えるうえで、戦争協力を拒否した医師について紹介。そして、戦後の医師会が、反省もせず、再出発していくさまを、ドイツとの対比で話される。もちろんドイツも真っすぐではなかったのだけれども。一般とまではいわないが、医師一人一人の戦争責任の問題はとても難しい問題だけれども、同時に、その戦争協力はいまだからこそしっかり考えなければいけない課題。そうなっていく経過をていねいに見つめるべき。そういうことをしっかり考えていくうえでいろいろ刺激になった。先駆者の、莇先生や、西山先生にはいろいろこれまでお世話になったけど、こういう取り組みが続けられているのは大事なことだと思った。

 

教諭の残業、香川県に賠償命令 「初判断」専門家評価(共同通信)
 労働基準法に反する時間外労働(残業)をさせられたとして、元高松市立中教諭の男性(67)が香川県に損害賠償を求めた訴訟の判決で、高松地裁が3月、計5万円の支払いを命じていたことが28日、分かった。校長は勤務時間が大幅に増えると認識しながら別日への割り振りを怠ったほか、生徒の合宿に同行した教諭に休憩時間を与えなかったと認定。労基法に基づく義務を果たさなかった結果、肉体的・精神的苦痛を与えたとした。

 教員の働き方に詳しい大阪大の高橋哲准教授は「公立校教員の残業について労基法違反での賠償責任を認めた判決は初めて」としている。……

 弁護士の渡辺さんが、「しかし、公立学校は「給特法」という特殊な法律があることも影響し、2012年の最高裁判決以降、なかなかこういう判決(住友化学工業事件や、最近、ジェットスター社の客室乗務員の裁判)は出ていませんでした。教員の働き過ぎの問題が是正されない中で、これは画期的な判決だと思われます」と言っていた。

 もちろん、教師の働き方を変えていくうえでは、ほんとに小さな一歩なのだろうけれども、司法でたたかううえでは、画期的な一歩でもあるのだろうなあ。国会でも審議もあわせ、もっともっと、教員の労働条件の改善と教員大増員への道が開かれていけばいいのだけれども。

 

2025/05/27

生活保護費引き下げは違法か 最高裁で弁論 6月に統一判断へ

 工場籠城明けの朝は、なかなか体が動かない。無理せず、ゆっくり始動。うん。

 

 職場では、まず、たまった実務をこなす。ちょっとトラブルにも遭遇するが、予定はこなす。午後からは会議もあり。そんなに企画はうかばないなあ。ここのところ目の前の原稿で手いっぱいだったので、じっくり、一気に企画を考えないといけないなあ。

 

 不得意の分野にももっと挑戦しないとなあ。

 と、来月以降の資料をいろいろそろえたり、さがしたり。そして、来月インタビュー①の起こし・整理を少しだけ、はじめる。

 

 夕方、いのちのとりで裁判の最高裁弁論の報告集会をネットで。

 

生活保護費引き下げは違法か 最高裁で弁論 6月に統一判断へ(毎日新聞)
 生活保護費を2013~15年に段階的に引き下げたのは、健康で文化的な生活を保障した生活保護法に違反するとして、受給者が国などに減額の取り消しと賠償を求めた2件の訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は27日、双方の意見を聞く弁論を開いた。受給者側は「引き下げに合理的な根拠はなかった」と主張。国側は「当時は物価が下落しており、引き下げ判断は裁量権の範囲内で適法」と反論し、結審した。

 弁護団によると、同種訴訟は29都道府県で起こされ、1審は受給者側勝訴が19件(敗訴11件)、2審は受給者側勝訴7件(敗訴5件)と判断が割れている。小法廷は判決期日を6月27日に指定した。統一判断が示されることになる。……

 

 報告集会は、とてもよかった。裁判所に司法としての役割の発揮をもとめる、そういう問題提起に貫かれていて、弁護士さんのあつい思いを、ほんとに、自らの存在をかけたような思いに、共感したり、涙したり。国側の追い込まれての主張の変化などもある。判決は1か月後、問題は、政治的な動向。それは軽視できない。ドキドキする。

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 昨日書いた、沖縄の子どもの貧困。内容を見ると、困窮世帯の半数が貯蓄ゼロ。物価高騰の影響で実質賃金が低下し、全体の90%以上が「生活は苦しくなった」と回答するなど、やっぱり深刻だなあ。保護者の就労収入が1年前と比べ「変わらない」「減った」という割合が、所得が低い世帯ほど高かったが、それは桜井さんが記者会見で言っているように、「賃上げや最低賃金の引き上げが進むが、影響はまだ限定的。所得が低い層やパート・アルバイト、自営業などは厳しい」。ほんとに、そういう社会の現実と向き合わないとなあ。

2025/05/26

シリーズ 核の80年(1)核拡散 恐怖と不信の連鎖

 籠城2日目。籠城終了。とにかくゲラ読みと、ゲラに向かう一日。なんとか終了。今月はとりわけ、たくさんのみなさんのお力で、作業は終了しました。正直、ヘロヘロ。だけど、少し前に、作業を終えている某雑誌の編集長さんが、続いて書籍3冊とか、書いているのを見て、ぼやぼやしてられないなあと反省。だけど、「げんこうよりけんこう」を合言葉に、だそうである!

 

 今日はずっと曇。思ったほど暑くはならないし……。明日もそうかなあ。

 夜は2日目は最後までやらないといけないので、遅くなる。なかなか計算があわなくって、どんどん遅くなる。精度が……。

 帰って、映像の世紀 バタフライエフェクトを見る。「シリーズ 核の80年(1)核拡散 恐怖と不信の連鎖」

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世界初の原爆実験が行われたニューメキシコの砂漠にあるトリニティ・サイトには今も多くの人が訪れる。その4年後ソ連が核開発に成功、密かに設計図をもたらしたのはマンハッタン計画に参加した科学者だった。その後も核保有国は増え続け、軍需企業は巨額の利益を上げていく。2006年には北朝鮮が核保有を認めた。ソ連崩壊後に仕事を失ったウクライナの科学者をスカウトしたと言われる。2回シリーズで核の80年を振り返る。

 見ていてそら恐ろしくなる。核実験の非情。軍産複合体の恐ろしさ、科学者の動員。ほんとうに不信の連鎖と言える核拡散。もっと根底には、支配に対する強い欲求があるのだろうけれども。いずれにしろ、この核の事態と向き合っていくのは容易なことではない、そういう覚悟が必要なのだろうけれども。

 新聞で、沖縄の子どもの貧困率。努力で改善方向にあるとはいえ、しかし、実態は深刻。高度成長期の福祉、社会保障の拡充を経験していない沖縄の特殊性。ほんとうにまだまだ困難は大きい。と同時に、連日つづく、米兵による事件。ほんとうに、このことも政治の責任、国の責任として考えないと。

 考えることが多いなあ。

 

2025/05/25

日本人260人在籍のハーバード大、留学生は「努力が無駄に」…転籍しないと米滞在資格を喪失

 昨日は、少し遅めまで、長男家族につきあったから、今日は朝、いつもよりは若干だけ、遅め。仕事が立て込んでいるので、日曜日の掃除は今日はなし。

 朝からゲラ読みを続ける。午前中は3本。頭がばやーっと霞がかかっているかんじ。

 外は、すっかり次の季節に。

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 アジサイがすっかり満開で、いちばんきれいな時期だな。

 

 午後は団地の管理組合の総会。慣例により議長を。

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 うーん。議事は、滞りなうとはいかず、少し、トラブルはあったものの何とか乗り切って、終了。

 しかし、今後、やっぱり管理組合の運営はいろいろ難しくなっていくだろうなあ。今日の朝日の特集欄ではないが、高齢化と大規模改修は難しい。区分所有法というのは、ちょっと変な法律(あまり筋のいい法律ではないというのがボクの意見)で、必ずしも民主的ではないが、一方でことこまからことを求めてくる。いろいろわきまえてやらないといけないのだけれども、さてどうなっていくのか。

 

 総会後、夕食の準備と、明日の食事の準備。その後、図表の校正とゲラ読みもう1本。

 

日本人260人在籍のハーバード大、留学生は「努力が無駄に」…転籍しないと米滞在資格を喪失(読売新聞)
 トランプ米政権が、世界中から学生を集める名門・ハーバード大の留学生受け入れ認定を取り消した。同大には日本からも多くの学生らが在籍しており、不安や極端な政策への憤りの声があがった。(猪塚さやか、川畑仁志)

「みんな混乱」
 「留学が中止になったら、これまでの努力が無駄になってしまう」。2月からハーバード大に約1年間の予定で留学し、量子コンピューター研究に応用可能な技術を学ぶ東京大工学部の男性(20)は不安げに語る。

 米政府による認定取り消しの発表直後から、研究室の仲間同士のチャットはこの話題で持ちきりに。ハーバード大の留学生は他大に転籍しないと米国での滞在資格を失うことになり、男性は、「大学は政権に屈しないでほしい」と気をもむ。

 日本学生支援機構の調査によると、2023年度に米国に留学した学生は1万3517人。留学先全体の15%を占め、最も多い。ハーバード大には、日本人の留学生や研究者が260人在籍する。……

 トランプに付き従うのはいかがなものかという世論は強くなっていく。だけど、日本の実際の政治は、学術会議もそうだけど、もう一線を越えて取り返しのつかないところに入っていくような、かなりきわどいところにいる。それは、安全保障も、生活も、どの分野も含めてそうだと思う。そういう、厳しさや、ギリギリのところを感じたりする。うーん。覚悟をもって、やらないとね。明日で、ぐっと気分も、頭も入れ替えて! まずは、明日まで、目の前の仕事に集中して、必死でがんばる!

2025/05/24

神戸大が軍事研究助成の申請解禁 教員らが緊急講演会「説明求める」

 今日は、早朝仕事スタート。そのまま、家に戻って、夕食の準備などをして、孫①の運動会に出かける! GWに会っていないから、なおさらちょっと嬉しい。孫①の出る競技をみたり、様子を眺めたり。小学校の運動会ってどうなんだろうね。もうちょっと、楽しくなんないのか。もちろん、過程をみていないから、ほんとのところはわからないけど、楽しくないわけではないんだろうけど、ちょっと硬いというかなんというか……。

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 そのままおねだりのおもちゃを買いに。しゃあないなあ。

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神戸大が軍事研究助成の申請解禁 教員らが緊急講演会「説明求める」(朝日新聞)
 神戸大(神戸市灘区)で23日、「学術会議の問題と、大学での軍事研究のあり方を考える」と題した緊急講演会が開かれた。学生や教員、市民ら約70人が参加した。

 政府は2015年、兵器など防衛装備品の開発につながりそうな研究に政府が資金を出す「安全保障技術研究推進制度」を開始した。神戸大は17年の学長通知で「大学から生まれる研究成果等は、軍事目的ではなく平和利用されるべき」として制度への応募自粛の方針を示してきた。だが先月30日、同制度への申請を解禁する学長通知が出された。

 学長通知では、申請を解禁する理由について、「科学技術そのものを潜在的な転用可能性に応じて事前に評価し、規制することは容易とは言えない」といった見解を日本学術会議がこの数年の国会答弁などで示したことを踏まえた、としている。……

 国の主導で、社会全体が軍事に傾斜するありようを示すニュース。うーん神戸でかあ。知り合いもいるし(だんだん退職しているけど)、出身者の知り合いも多い。今後どうなるのだろうか。

 一方で、「アメリカのトランプ大統領が石破総理大臣に対し、電話会談で新たに開発する次世代戦闘機「F47」などに言及し、アピールしていたことが分かりました」というニュース。F47は第6世代の戦闘機で、トランプ氏が第47代大統領であることに因んで命名されたそうだ。「F47」は、現行の戦闘機をはるかに上回るステルス性能を有し、自律型無人戦闘機(CCA)を従えて攻撃作戦を行う人工知能(AI)を搭載した有人機になるという。石破総理と「トランプ氏との間でとても話が盛り上がった」そうだ。うーん。

2025/05/23

森友文書、「欠落」部分存在か 財務省、別の情報公開で開示済み

 今日から工場籠城。とにかく、ゲラと格闘の一日。ほんとにあっという間に過ぎていく。あんまりゲラ読めてないのに、慌ただしく過ぎていく。

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 どこまで、精度をしっかり、仕事できているかなあ。

 

 テレビが醜いなあ。とくにコメをめぐって、いっきに政府寄りになっている。石破さんや小泉さんが言うことを、嘘も含めて垂れ流す。たとえば石破さん、農水大臣のとき、減反政策の見直しを主張したら、ら共産党までから反対されたというが、なにそれ。農家の収入が減ることは問題とは指摘したが、もともと共産党は減反政策は撤回を主張していたでしょう。きちんと、チェックすることをしていかないとなあ。

 

森友文書、「欠落」部分存在か 財務省、別の情報公開で開示済み(共同通信)
 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことに関し、欠落部分とみられる資料が別の公開請求で過去に開示された文書に含まれていたことが23日、分かった。請求したNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が明らかにした。

 欠落に関し財務省は今月9日、17年当時に理財局の指示で政治家関係者との応接録を廃棄、その過程で文書が欠落したとみられると遺族側に説明した。……

 雅子さんの情報公開請求で今年4月に約2千ページが開示されたが約70件が欠落。かつて、NPOが「森友学園に関する交渉記録」を包括的に開示請求し、財務省が23年11月までに開示したものと比較すると40件、NPOが入手したものだけにあり、そのうち複数が欠落部分だった可能性があるという。

 これも、もう一度、文書について整理したり、いろいろ途中で入手したり、内部告発があったり、いろいろなことがあったし、それをあるていど、財務省の調査報告書で明らかにしていて、その到達点はどんなものであったのか、整理していかないとだめだなあ。NPOの地道な活動には感謝だな。

2025/05/22

衆院の総務委員会で、辰巳さんが、森友問題で質問!!!

 うーん。いよいよ明日から、工場籠城。原稿は全部入ったし、進行は順調と言えば順調。ま、何が起こるかわからないから、緊張して、明日からもがんばらないと。だけど、今月は明らかにオーバーワーク。ホント疲れた。少し、しっかり休めないといけないなあ。とりあえず、籠城過ぎたらかなあ。

 なわけで、今日はゲラ読みや、初校の編集作業。あとは実務を少々。今月は純粋に分量が多いので、それだけで忙殺される。

 あっという間に一日が過ぎていきました。

 

 今日、衆院の総務委員会で、辰巳さんが、森友問題で質問!!!

たつみコータローさんのFBから

森友学園問題。村上誠一郎大臣は一般論としながら、「為政者は権力を抑制的に行使すべき」と答弁。安倍・菅政権への批判でしょう。財務省公開の2200ページの文書では肝心の政治家など(安倍昭恵氏)との応接録は欠落したまま。引き続き真相解明が必要です。

 

 

 

 大事だし絶対に、言い続けなければならないこと。なんとか企画に持ち込みたなあ。

2025/05/21

高校無償化「理念だけでは結果は伴わない」、私立受験機会の拡大が学力格差を広げる訳 義務教育段階での勉強放棄が増える可能性も

 うーん。参議院選挙に向けて、まだまだいろいろと動きそう。その分、先が読めないなあ。たいへんな日々が続く。

 しかし、今日も暑い、暑い。

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 朝から、夏だ! なんなんだこれは……。

 

 朝から、来月インタビュー①の準備をして、収録に向かう。久しぶりのここ。

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 後はゲラを動かし、最後の提稿も。いよいよ山場です、というか、ずっと山場だなあ。

 

 ドラマを見ながら、年をとるのも、ある意味、できないことが増えて、あきらめを増やしていく過程だなあ。だけど、そのなかでも、何ができるのか、何をやらないといけなのかをいろいろもがきながら進んでいく。そういう毎日だなあ。あきらめというのも難しいし、だからといって、いろいろやることも、もっと難しい。

 ボクらが築いてきた、理論化してきた原理というものがある。だけどそれは、いつも、点検し、修正し、豊かにしていかないといけない。現実の難しさに、簡単に原理を捨てるのはおかしいけど、同時に、原理を無理に現実にあてはめようというもの間違いでもある。そこでの格闘的な、作業はほんとうに骨が折れるし、その過程では、いろいろ意見がわかれたり、論争的になったりすることもあるけど。だけど、簡単に原理を捨てすぎるね、同時に、簡単にあてはめすぎだね。もっと悩まないと、とね。

 

 やっと、こういう議論が出てきた。

高校無償化「理念だけでは結果は伴わない」、私立受験機会の拡大が学力格差を広げる訳 義務教育段階での勉強放棄が増える可能性も(東洋経済)

 この4月から高校生の就学支援金の所得制限が撤廃された。私立を含めた高校の無償化は、すべての子どもの学校選択の幅、将来の可能性を本当に広げるのか。「理念だけでは結果は出ない。高校無償化の成否は制度設計の細部に大きく依存する」と話すのは教育政策の効果に詳しい慶応義塾大学 教授の赤林英夫氏だ。詳しく教えてもらった。

 自民・公明・維新の会の合意により、2025年度から、国公私立を問わず年間11万8800円を支給していた高校生の就学支援金の所得制限が撤廃された(従来は世帯年収910万円未満が条件)。

 これまで、世帯年収590万円未満が条件であった私立高校向けの支援金も、2026年度から所得制限が撤廃され、金額も39万6000円から45万7000円に引き上げることが決まった。……

 この記事では、「教育バウチャー(クーポン)」政策は、競争の理念や市場のアナロジーだけで成果が見込まれる政策ではなく、その成否は制度設計の細部に大きく依存するということが学界のコンセンサスになっている(赤林 2007, Epple, Romano, & Urquiola 2017)という。「では、現在予定されている私立高校無償化政策は、すべての子どもに学校選択の幅、そして将来の可能性を広げるのだろうか」と問いかける。筆者の立場にすべて同意するわけでは決してないけれども、「選択の自由が社会厚生向上に寄与するためにはいくつも条件があること、市場原理の理念だけで結果が伴うわけではないことを、世界中の社会実験や実証研究から痛感している。……現在、政権内で進んでいる私立学校無償化の主張は、日本の高校教育政策の制度的背景や世界中の実証研究を無視した、市場と競争の素朴なアナロジーにもとづく「空想的新自由主義」とも言えるものだ。そういった主張は、今や本家のシカゴ大学にさえ存在していないことを知っておくべきだろう」という。なるほどなあ。もう一つ、付け加えて言うならば、このやり方だと、決して、学校そのものが競争に追われ、充実したもの、豊かなものにならないこと。

2025/05/20

AI 未来を夢みたふたりの天才

 今日も暑い。

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 朝から提稿作業を2本。続いて、今日はゲラ読みに移る。いろいろあるなあ。一つのものを形にする作業はやっぱりたいへん。いろいろ気をつかうし、ね。

 午後は会議。なかなか、自分の認識がついていっていない社会の動き。この点でも難しいなあ。同時に、いままでにはとわられてはいけないなあ、とも。

 昨日の映像の世紀バタフライエフェクト。「AI 未来を夢みたふたりの天才」

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75年前イギリスの科学者チューリングは、「考える機械・人工知能」が生まれる未来を夢みた。その夢を引き継いだのは、マンハッタン計画に参加したフォン・ノイマン。二人の天才が描いた未来は、コンピューターの爆発的進化とともに現実に近づく。最強のチェス王者に勝利したディープブルー、最強のクイズ王を破ったワトソン。そして後にノーベル化学賞を受賞するハサビスの開発したアルファ碁。未来を切り開いた科学者の記録。

 ぼやーっと見ながら、AIというのが、たんに情報処理の高度化ということとは、質的に違う世界を切り開いていることに驚く。そういう意味では、ボクはAIということはよくわかっていないなあと思う。世界の動きというのはとても深いんだ。

 そういう意味でも、なかなか世界についていけず、取り残されているなかで、ものすごくもがく。難しい時代に、居場所をみつけるのもものすごく難しい。ものすごく苦労するし、気持ちをしっかりもつのも難しい。がんば。

 

 「あんぱん」。このシーンがいつくるのかと、たぶんみんな心配していて、ドキドキしていたのだろうけど、あまりにも早いそのシーンに呆然。やっぱり、戦争というのは理不尽な暴力だ。絶対やっていいけないことだ。それは、先のシーンで思ったことでもあったのだけど。

2025/05/19

江藤農相「コメは買ったことない」発言を撤回

 朝から、雨とまではいかないが、どんよりした天気。

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 風もあったり。温度はあがりはしないが、湿度が高くジメジメ。体にこたえるというか、体が気候についていかない感じ。

 今日は、シンポジウム①の提稿。それぞれの修正を合体させ、割付。写真、図表なども。結構、時間がかかる。それからさらに提稿4本。実務と、そういう作業の一日。夕方にはだいぶ疲れる……。

 

江藤農相「コメは買ったことない」発言を撤回(NHKニュース)
 江藤農林水産大臣は18日に佐賀市で行われた講演で、高値が続くコメに関連して、「私はコメは買ったことはありません。支援者の方々がたくさんコメをくださる。売るほどあります、私の家の食品庫には」などと述べました。

 全国のスーパーでのコメの販売価格の平均は、政府が備蓄米の放出を始めて以降も、去年の同じ時期の2倍程度の高値が続いています。

 江藤農林水産大臣は、18日に自民党佐賀県連が佐賀市内で開いた「政経セミナー」で講演し、精米せずに玄米のままであれば備蓄米の流通を加速できるという趣旨の話をする中で、「私はコメは買ったことはありません、正直。支援者の方々がたくさんコメをくださる。売るほどあります、私の家の食品庫には」などと述べました。

そ のうえで、政府の備蓄米の放出に関連して、「これまで3回行い、31万トンを出したが、価格が下がらない。大変責任を感じている。流通は難しい。たくさん出せば、値段が下がるというわけではない」などと述べました。

江藤農相釈明「消費者への配慮足りなかった」記者団に
 江藤農林水産大臣は19日午後、記者団に対し「玄米でもぜひ消費者の方々には手に取ってほしいということを強調したかったのでそういう言い方をした」と釈明しました。

 そのうえで、実際には定期的にコメは買っていると説明し、「私の実態と違うような言い方をしてしまってお騒がせしてしまったことは大変遺憾に思っている」と述べました。

 そして、「消費者の方々に対する配慮が足りなかった」と述べたうえで、発言を撤回するのか問われたのに対し「撤回というより修正だ。私が言ったことについては正確性を欠いたということだ」と述べました。……

 この江藤さん、なんなんだろうなあ。そもそも、異質な上流階級の人? 父親は名うての右派議員だったけど……。お金にもいろいろありそうだし、これまでもお金ではいろいろな問題をおこしている。市民の生活をわかっていない、人々の生活をわかっていないというのはそうなのだけど、同時に、コメをもらっているってどうなんだろう? 金銭の政治家個人への寄付は禁止されているけれど、物品は150万までいいそうだ。しかし、自分が食っているわけだから、金銭とどうちがうのだろうか? 法の趣旨はよくわからない。同時に、もらったコメはきちんと政治資金として、管理されているのだろうか? なんだかなあ。政治不信は確実に高まっていく……。そうでない政治のありようがあるということをしっかり示したいところ。

2025/05/18

今日は朝から、団地の草取り

 今日は朝から、団地の草取りで、一仕事。草ボウボウ。暑いせいか育ちが早く大変です。ほんとに植栽の管理は大変になっています。

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 花壇のお花の植え替えもあり、雰囲気はかなり変わります。しかし、来週は団地の総会。気が重いなあ。うちは慣例では前理事長が、議長をやることになっている。いやだなあ。

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 午後からの取材はキャンセル。少し体を休めるのと、後はいろいろ読む仕事をすることに。なやなか読めないけどね。昨日に引き続き。制度や感度が悪くなっている最大の理由は、いろいろ読めていないからだと思うしなあ、ここでがんばっていよいよ読めるような状態にいろいろな面でしていかないと、ダメなんだろうなあ。

 

 朝のTV。中居氏の性暴力問題。安田菜津紀さんが今朝のサンデーモーニングでも言及していたけど、あきらかに中居氏側の反論文書は、性暴力とは何か、という基本理解が抜け落ちている。「普通の日本人にとっては肉体的強制力を行使した凶暴な犯罪をイメージさせる言葉」だとしているが」、今は日本でも刑法改正などを経て、同意のない性的行為そのものが加害であることがより明白になっている。WHOの定義でも意に沿わない性的な言動はすべて性暴力と認定しているのだ。しかし、さっそく、安田さんを攻撃する書き込みがおこなわれているし、非常にあいまいな、カッコつき「中立」をよそうようなテレビ番組も増えている。二次加害に匹敵するようなちょっとひどい事態になっている。

 そろそろ、春の旅行の報告でもしないとなあ。

2025/05/17

奨学金問題対策全国会議 設立12周年シンポジウム

 結構、疲れているなあ。朝がしんどい。がんばって、水回りを掃除。汚いなあ。うちは、日ごろなかなか掃除が行き届かないから、ほんとにいろいろ汚い。だけど、しっかり掃除をする余裕もないから落ち込むなあ。

 さて、インタビュー②を仕上げて発信。いい話を聞けたと思うけど、年をとると感度も精度も落ちてくる。いろいろ迷惑をかけるなあ。しっかりしなくてはいけないのだけど。

 お昼までは天気は荒れ模様。

 

 お昼から、奨学金問題対策全国会議 設立12周年シンポジウム。

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 ほんとは会場に行きたかったけど、体調的にちょっと、あと天気もちょっとで、オンライン参加。行きたかったなあ。

 久しぶりの参加で、家族のなかに、学生をめぐる困難がいっそう沈殿しているさまに、心を痛める。と同時に、学生を抱える親世代の経済困難の広がりの影響も考える。新自由主義は、個の責任を追及するが、それは、個が子どもも含め生活を支えることのできる条件があることが前提となるが、それが崩れているいうか、完全に崩壊している。その矛盾も痛感させられる。

 この深刻な事態、弁護士さんがかかわるさまざまな事態を聞きながら、頭をかかえる。それほど、深刻な時代たのに、法のハードルは高く、役割をはたさない。なんなんだろう。どう、切り開いて行くのか。

 事態の深刻さに、「立ち上がれ」だけではない、もちろん当事者としての思いを尊重しつつ、支援の対象であるという視点もたしかに大事で。そういうことも含め、いろいろ考えなければならない事態。

 

 発信をした後、いろいろ勉強しなくっちゃと、いろいろなものを読み始めるが、なかなか頭に入ってこない。理解するという作業も、ここにきてほんとに大変。新しいことがいっぱいおこっているのに。役に立っていないなあ正直なところ。内でも外でも、なかなか役に立てないもどかしさ。そういうなかでも、コツコツ。

 夕方、毎週の仕事をしたり、買い物をして、夕食づくりをしたり。うーん。明日はどこまでがんばれるのかなあ。

2025/05/16

沖縄・玉城デニー知事、県平和祈念資料館の内容変更を否定 参政党県連の「知事によって左右」発言を受け

 鼻ジュンジュンの反動で、今日は一日だるかった。暑いし。

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 九州で梅雨入りとか、北見で30度とか。釧路は15度なのに……。日本の気候はどうなっているのかなあ。

 日本では物価高、世界ではトランプショックが象徴だけど、政治も社会もすっかりおかしくなって、つのるのは不安ばかり。ほんとに、みんなはどんなふうに感じ、考えながら暮らしているのだろうか? うーん、腹を据えて、ほんとに今度こそ、腹を据えて勉強しなくっちゃいけないんだけどなあ。人生の終盤戦をどう生きるのか、だよなあ。迷惑を最小限にしつつ、しっかりしないと。

 

 今日は、とにかく、まず朝から、来月インタビュー①の内容相談メールを送る。それからインタビュー②の原稿づくり。やっとだいたい形になってきたかなあ。最後、仕上げの修正をしっかりして、明日の午前中には発信したい。土日は以前に勢いで決めていた取材をしっかりして、先をしっかり考えないと。勢いで決めてしまって反省はある……。(;´д`)トホホ

 

 さて、

沖縄・玉城デニー知事、県平和祈念資料館の内容変更を否定 参政党県連の「知事によって左右」発言を受け(沖縄タイムス)
 沖縄県の玉城デニー知事は16日午前の定例会見で、参政党県連の井下賢也政策参与が県平和祈念資料館の展示内容を「知事が変わるたびに内容が左に行ったり右に行ったりしている」などとした発言について、「2000年の開館以来、就任した知事の意思で(展示内容の変更は)行っていない」との見解を示した。

 ひめゆりの塔(糸満市)の展示を「歴史の書きかえ」とした自民党の西田昌司参院議員の発言については「沖縄戦体験者、遺族、県民の心を深く傷つけた。極めて残念で憤りを禁じ得ない」と述べた。……

 参政党は何を言いたいのか? 知事の言う通り、いまの資料館は開館以来展示は変わっていない。以前あった右翼的な資料館を県立に改変し、大きく展示内容が変わったことを言いたいのか? もしかしたら、いま予定されている資料館のニューリアルに圧力をかけたいのかと思ってします。知事によって左右は彼らの願望でもある。たぶん、いまの資料館は一貫して右派勢力の攻撃の対象で、稲嶺知事時代に、政治介入による改変圧力があったことを思い出す。ガマのなかでの日本兵のありようの展示が当初の計画から改変されたことで、大幅な改変がねらわれていることが発覚し、県民の運動でそれは阻止されたが、そこで何があったのか、あらためて考えたいものでもあるのだけどなあ。

2025/05/15

標準授業時数は小学校で年間875時間に 文科省案を批判

 今日は、朝から暑い。

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 まだ衣替えできてないので、服がちょっと大変だな。

 なんか今日は鼻がジュンジュン。くしゃみもひどく。夜には相当酷いことに。花粉症のぶり返し? まさか風邪ではないでしょう。かなり、こまった状態。

 さて、仕事の方は、インタビュー②の原稿づくり。だいぶすすんだかな。熱のこもったインタビューになっているかな。明日には形にしきって、明後日には仕上げたい。あとは、来月インタビュー①の準備を少し。明日には内容相談メールをしないといけない。しかし、ここのところ、約束のキャンセルも続き、勉強しなければいけないことが追いつかない。(;´д`)トホホ

 給特法「改正」案が衆院を通ったけど……。こんな話題もある。

標準授業時数は小学校で年間875時間に 文科省案を批判(教育新聞)

 次期学習指導要領を巡り、東京学芸大学の大森直樹教授や学校の教員で構成する「標準時数と教育課程研究会」は5月14日、文部科学省で記者会見を開き、年間の標準授業時数を小学校で875時間、中学校で945時間とする提言を発表した。次期学習指導要領に向けた検討を行っている中教審教育課程企画特別部会では、文科省が「裁量的な時間」の導入などによって学校ごとに柔軟な教育課程編成を可能とすることを提案しているが、総授業時数は変わらないのでカリキュラム・オーバーロードの解消にはつながらないと批判している。……

 現行学習指導要領では、小学4年生から中学3年生までの年間の標準授業時数は1015時間で、昨年12月の学習指導要領の改訂に関する中教審への諮問では、「年間の標準総授業時数を現在以上に増加させないことを前提」に、柔軟な教育課程編成を促進する方策の検討を求めたわけだけど、そもそも出発点が……。

 教育課程企画特別部会の議論では、各学校・教育委員会の判断で、一部の教科の授業時数を標準よりも減らし、その分、別の教科の授業時数を増やしたり、独自の教科を実施したりすることを可能とする案が示されたという。でも、「これについて研究会は、全体の授業時数は変わらないため、カリキュラム・オーバーロードの解消にはつながらず、子どもの負担も変わらないと強調。どの教科を減らし、その時間をどう活用するかは各学校・教育委員会の判断に委ねられるが、適切に実施されたかを報告・管理しなければならなくなり、時間割も複雑になるなど、学校現場の業務が増えると懸念した」というのだ。時数を減らすことにも、教員の負担を減らすことにもつながらない議論に終始している感じ。これに対する大森さんたちに議論は大事だと思う。

 そもそも、学校教育そのもののあり方が問われている問題。そして、こうした教育政策の各レベルの議論に、なぜ、教員の代表が、入っていないのかというのがかなり本質に近い問題だとボクは思うのだけれども。そういう、教育と教育政策のあり方の根本から、しっかり議論をしてほしいものなのだけれども。





2025/05/14

自民、参院選公約に「消費減税」盛り込まず 財政重視をアピール

 ちょっとお疲れモード。世界各地がミニチュアの世界に入り込んで迷っていたり、編集部が引っ越しをしているとか、いろいろな夢を見たようだ。そうだよなあ。今の原稿が終われば、少しゆっくりできるかな、とか、妄想(苦笑)。今日は、通勤時間をカットするため、膝のこともあるし自宅で作業。

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 なわけで、今日は、インタビュー②の原稿整理から原稿づくり作業を猛スピードで。データ修正作業をおそらくかなり時間がかかるので、まだまだ、見通せないけれども。あと、3日で何とかなるかなあ。いろいろなことを考えながら、作業をする。合間に、来月インタビュー①のことについても、資料を集め、考えはじめる。

 

自民、参院選公約に「消費減税」盛り込まず 財政重視をアピール(朝日新聞)
 自民党は、夏の参院選の公約に消費税減税を盛り込まない方針を固めた。14日、複数の党幹部が明らかにした。医療、介護、年金、子育てなど社会保障の負担が増える中、安定財源と見込まれる消費税の維持が重要と判断した。消費減税を求める声が与野党から相次ぐ中、政権政党として財政を重視する姿勢をアピールするねらいもある。

 石破茂首相(党総裁)や森山裕幹事長らがこの日までに方向性を協議。物価高への対応として経済対策の必要性は確認しつつ、消費減税は法改正やシステム変更、周知に時間を要するため効果が限定的との見方が強まっていた。消費税の税収を財源として見込む、地方自治体の訴えにも配慮した模様だ。……

 

 これで、消費税はますます選挙の大きな争点になっていくのだろうなあ。自民党は庶民の生活の深刻さはほんとうにわかっていないと思うなあ。うちの「大企業と富裕層への減税・優遇を見直すことで、恒久的財源を確保する」という主張が際立っていだけど、予算委員会で論戦で、石破首相もうちに対して「安易に国債の発行に頼らない姿勢は、ほんとうに立派だ。法人税をどう考えるのか、税制のあり方をきちんと議論させていただきたい」と答弁した。自分等も、財源ということを相当意識して議論してくるのだと思う。一方で、大軍拡もすすめらえるのだから、軍事費も大きな議論にならざるをえないし、ここでも、しっかり、おしかえせるようになっていかないといけないよなあ。とにかく、しっかりとした論戦だ。

 

2025/05/13

「日本軍は県民を殺していない」 沖縄戦を巡り参政党・神谷代表 自民・西田氏の発言に同調 青森で街頭演説

 今日はいい天気。

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 正直、いろいろなことが起こりすぎ。めんどうなことはなかったほうがいいのになあ。

 法人化をすすめる学術会議法案が、衆院で可決された。とくに、そのなかで、維新の会の三木圭恵議員への答弁 で、大臣が「特定のイデオロギーや党派的主張を繰り返す会員は、今度の法案で解任できる」と述べたことはあまりにも重大。思想選別はもちろん、明らかに文系潰しにつながっていくわけで、今度の法案の本質を二重三重に示しているなあ。

 政治の世界ではいろいろなことがおこっていて、うちの(局面での)対応で、「あれ?}ということもあったりして、いくつかの方面に「文句」を言う。さらに、相談も持ち込まれて、いろいろ答える。勉強不足はダメだなあと、自らも反省する次第。だけど、同時に、そういうことを伝えていけるのだろうか? だけどなあ。

 

 この問題は終わらない!


「日本軍は県民を殺していない」 沖縄戦を巡り参政党・神谷代表 自民・西田氏の発言に同調 青森で街頭演説(沖縄タイムス)
 参政党の神谷宗幣代表が10日、沖縄戦に絡んで「日本軍が沖縄の人たちを殺したわけじゃない。にもかかわらず、日本軍にやられましたみたいな記述があるのはおかしい」などと日本軍による住民虐殺を否定する街頭演説を青森市内でしていたことが分かった。神谷氏は12日、本紙の取材に「一部軍人による島民の殺害があったことは承知している」としつつ「例外的な事例だ」と回答した。(東京報道部・山城響)

 青森駅前での演説は党代表全国キャラバンの一環。神谷氏は、ひめゆりの塔の展示説明を「歴史の書き換え」とした自民党・西田昌司参院議員の発言に関し「本質的に彼(西田氏)が言っていることは間違っていない」「ちゃんとチェックはしていないが、(私の)認識は西田先生と近いと思う」などと述べた。

 さらに「なんで日本の人たちが全国から行って沖縄を守ろうとしたのに、それを悪く言うような表記があるのか。何が歴史修正なのか」と主張。日本軍が自決用の手りゅう弾を渡すなどの例があったとした上で「そういうところだけを切り取って『日本軍が悪かった』。そんなわけない」とした。

 当時の知事だった島田叡氏については「玉砕する覚悟で兵庫県から島田さんという人が行って、(略)避難計画を進めた」と評した。……

 少数政党だけど、その党首の発言として見過ごせないのと同時に、西田発言が何を広げるのかということもよく示している。さらに行けば、この神谷発言。一連の発言の本音をよく示している。ここ数年の沖縄戦の歴史修正の動き(島田知事問題)との連続性、避難計画など現在の問題との連続性など。ぜったいに許してはいけないのだけど。タイムスは、1,2、社会面2面の扱いだけど、朝日はスルー。うーん。

2025/05/12

旧日本軍の元従軍慰安婦が死去、生存者は6人に…韓国政府「残された被害者の名誉回復に尽力する」

 何か、昨日はよく眠れなかった。うーん。久しぶりの弁当・夕食づくりスタートの朝。今日は通院もあり、結構、慌ただしい。

 天気は、曇だけど、暑くならないのはいい感じでもある。

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 仕事は、シンポジウム①を仕上げて、各方面に発信。続いて、インタビュー②の原稿整理をはじめる。途中、企画相談を2つ、結構長い電話のやりとりだけど、なかなか思うようには進まない。提稿作業は2本。どこかの雑誌の今月とかぶった次号の企画は、どこかの雑誌がオーソドックスで、うちの方がラディアルって感じかなあ。うちもなかなか読みごたえがあるぞ!!!とニンマリ。だけど、一方で、段取りも、内容的なこともうまくいかない仕事もある。いろいろだ。

 悲しいニュース。

旧日本軍の元従軍慰安婦が死去、生存者は6人に…韓国政府「残された被害者の名誉回復に尽力する」(AFP)
 旧日本軍の元従軍慰安婦、イ・オクソン(李玉善)さん(97)が5月11日、韓国京畿道城南市内の療養病院で死去した。これにより、韓国政府に登録されている元慰安婦の生存者はわずか6人となった。

 女性家族省のシン・ヨンスク次官は11日、報道資料で「イ・オクソンさんは慰安婦生活の後遺症による病に長く苦しみながらも、被害の実態を世に伝えるため積極的に証言活動を続けてこられた」と哀悼の意を表した。

 政府によれば、これまでに登録された元慰安婦は計240人で、そのうち234人がすでに亡くなっている。

 シン次官は「政府は残された被害者の方々が安らかな晩年を過ごせるよう丁寧に支援し、名誉と尊厳の回復に向けて継続して努力していく」と強調した。……

 ナヌムの家で、お話をお聞きしたことがある。とても悲しいニュース。結局、80年たっても解決できずにいることが、もどかしいし、申し訳ない。15年の日韓合意や「和解・癒やし財団」が設立も、被害者ぬきとして、「合意は誤りだ。政府を信じて生きているのにとても残念だ」と訴えていた。イさんの死去により、韓国政府が認定した旧日本軍の慰安婦被害者240人のうち存命者は6人。イさんからは、たくさんの励ましをもらったのに……。

 ナヌムの家はいまどうなっているのだろうか?

2025/05/11

6月号ができています

 日曜日だけど、ちょっと、余裕がなく掃除はなし。ここのところまともに掃除をする余裕がなく、落ち込むなあ。団地もだいぶ古くなったので、ほこりがなかなかすごいのであるが……。

 シンポジウム①の原稿づくりを続ける。だいたい、形ができてきたかなあ。あと、ちょっと、がんばる!

 明日からは、インタビュー②の向かわないと。で、同時に、提稿などの作業もしなくては!!!!!

 

 さて、6月号ができています。

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 志位さんの講演とか、いろいろあります。自分が発注ではないけど、引き継いでやらなければならない企画が今月はいろいろあって、忙しさは変わらない。直接担当したのは、都議団座談会。生活を守るための政策的な打ち出し、これまで野党第二党として勝ち取ってきた実績、広い共闘をつくり出している実力など読みどころ満載。

 山内論文では、アメリカ以外の軍隊ともすすむ軍事協力の実態や次ていた戦闘部隊の海外配備の狙いなど集団的自衛権の拡大がどんどんすすもうとしていること、一方で南西地域を主力戦域に設定した訓練、自衛隊自身が全面戦争の準備をすすめようとしていることなど、安保三文書以降、戦争国家づくりがどこまですすんでいるかを浮き彫りに。

 柏木論文は、新潟明和騒動という、パリ・コミューンの103年前に、日本に民衆自治があったという歴史を紹介。

 

 実際に雑誌を手に取った方は気がついただろうか。紙が変わって、厚さが変わったこと。

 

2025/05/10

体験談を積み重ねて見いだした「軍隊は住民を守らない」 平和教育の専門家、西田氏の「謝罪」による沖縄ヘイトを危惧

 早朝仕事は雨。この年になると雨の配達は結構、危険。ヒヤッとすることがたびたび。

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 ちょっと時間がかかった。

 さて団地の草木も、鬱蒼としてきたなあ。

 昨日の夢は、バスのなかで眠ってしまい、どこか遠くに行って、迷っているという夢だった。朝からいろいろ疲れている???

 今日も朝から、シンポジウム①の原稿づくり。基本、形はだいたい。あとは長さの調整をどうするのか。明日中には、原稿づくりはやりきりたいなあ。月曜日には、仕上げて発信したい。原稿は4本もやってきている。読み込んだり、提稿もしなくては! 仕事山積み!!!

 

 沖縄のメディアはしっかりやっているなあ。お世話になっている山口さんの談話が沖縄の新聞に。西田の話は教育にかかわるものだったし、大事だね。

体験談を積み重ねて見いだした「軍隊は住民を守らない」 平和教育の専門家、西田氏の「謝罪」による沖縄ヘイトを危惧(沖縄タイムス)
[踏みにじられる「沖縄戦」 緊急インタビュー](3)琉球大学教授(平和教育) 山口剛史さん(53)

 沖縄戦研究は体験者の証言を積み重ねた上で、丁寧に精査してきた。それを基に「軍隊は住民を守らない」という本質を見いだしている。ゆがめてはいけないベースを築き、沖縄戦の記憶を継承してきた。だが、西田昌司参院議員はその事実を見ようとしていない。「自虐史観を克服する」と、自分にとって都合のいい歴史観を述べている。学問的にも、沖縄の平和教育の積み重ねに照らしても、受け入れられる姿勢ではない。

 「米兵にも日本兵にもいい人がいた」と一面だけを捉える人がいるが、沖縄戦の本質、実相を知らずにそう考えるのは危険だ。事実を基に背景、構造的な問題を学ぶ。その繰り返しが大切。固まった歴史観を解きほぐすことにつながる。

 西田議員にはぜひ、体験者が伝えてきたリアリティーに向き合ってほしい。例えば日本兵だった人が表向きは誇りを持ったように見えても、実は心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しんでいるかもしれない。個人の歴史に沖縄戦がどう刻まれているかを掘り下げると、戦争がいかに醜いか、人が人でなくなるかが見える。それが戦争を知るということ。……

 結局、認識を豊かにしていくには、さまざまな個々の聞き取りの集積しかない。そういうとりくみが沖縄でおこなわれていて、その集積を生かした教育実践が積み重ねられてきたということ。そういうなかで、「軍隊は住民を守らない」ということを見出した。そういう沖縄の取り組みを西田氏自身は見ていない。だから、カッコつきの謝罪だけをしてその場をつくろうが、事実認識は撤回はしないと。

 こちらのメディアは、どこまでがんばれるのかなあ。ほんとに、沖縄戦をめぐる歴史修正、歴史否定、ねつ造はくり返されている。良識的な放送人から島田知事についての歴史修正は平然とおこなわれたし、それへの批判は本土メディアではほとんどなかったし……。ほんとに無関心だから。くり返すが、いま問われているよなあ。

 

2025/05/09

自民・西田議員、「歴史の書き換え」発言を削除 「非常に不適切だった」と沖縄県民に謝罪

 やっぱり、慌ただしい。昨日は、会っておかないとと思っていた人にあえて、とてもよかった。宿に戻って、いろいろ自分のかかえているものの大きさに、ちょっと心がしんどくなって、飲みなおすと、飲み過ぎてしまった。今日は、午前中、近場の少し戦跡を歩く。

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 いずれにしろ、例のよって、収録をし、会わなければいけない人に会い、それでトンボ帰り。夕方にはすでに東京。以前のようにいろいろ見に行ったりという余裕はすっかりなくなったなあ。家に帰れば、すぐ家事と仕事。明日は早朝仕事だし。ほんと慌ただしい。

 来月インタビュー①を設定できそう。この夏までがいちばんの試練だろうし。

 

 仕事の方は、シンポジウム①の原稿づくりだけど、あまりすすまず。ここにきて、思っている以上に体がお疲れモード。膝との付き合いもいろいろ難しい。うーん。

 

自民・西田議員、「歴史の書き換え」発言を削除 「非常に不適切だった」と沖縄県民に謝罪(沖縄タイムス)

 自民党の西田昌司参院議員は9日午後、参院議員会館で記者会見し、ひめゆりの塔(沖縄県糸満市)の展示を巡り、「歴史の書き換えだ」などとした自身の発言の一部について「非常に不適切だった」とした上で「訂正、削除させていただく」と述べた。

 西田氏は発言に対する批判を受け、県内にいる知人に依頼し、改めて事実関係を調べたと説明。

 ひめゆりの塔について「県民の皆さまにとって本当に耐え難い、大きな苦しみの歴史、大きなトラウマとなっていることを改めて痛切に感じた」と話し、「丁寧な説明なしにひめゆりの塔の名前を出して講演したこと自体、非常に不適切だった」と強調。……

 この人は、問題の発言も、まったく大雑把で、事実にもとづかない、内容のないもので、ただ、相手を攻撃するだけのものというものだったけど、謝罪も軽いなあ。何が問題なのかについては、非常に表面的というか、避けているんだよなあ。それだけに、メディアの報道の仕方もとわれるというもの。

 沖縄戦の研究者のところに、テレビ局から取材のお願いがきているのを目の当たりにしたかと思うと、今日は、ボクのところに沖縄戦研究者の連絡方法の問い合わせが、くりかえし来たり。自分たちも、この期に、しっかり、学びなおしたり、問題の本質を考えたりしたいところ。

2025/05/08

在日米軍 性的暴行2070件 横須賀突出 半数は沖縄県内 8年間の申告数

 昨日も今日も基本は、シンポジウム①の原稿づくり。なんというかがんばっています。だけど、今日は南の国への移動。北の国からは3000キロ??? 一言で言うと蒸し暑い。

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 インタビュー②の収録は、予想にたがわずというか予想事情に、楽しかった! その後の、この地の友人との飲み会も、楽しく。こういう人たちとの関係で、このしょうむない面白みのない人間はいかされているなあと痛感。宿は大浴場ありで幸せ。山積みの仕事に向かいぞって、エネルギー充填。明日は少しだけFWして、昼の便で関東に帰ります。

 本当は昨日アップしたかったテーマ。

在日米軍 性的暴行2070件 横須賀突出 半数は沖縄県内 8年間の申告数(しんぶん赤旗)
 2013~20米会計年度(12年10月~20年9月)の8年間に在日米軍で申告された性的暴行の件数が2070件に達することが、米国防総省が米国内外の基地ごとにまとめた統計報告書で明らかになりました。そのうち、約46%にあたる949件が在沖縄米軍で報告されています。

 基地ごとで見れば横須賀(神奈川県横須賀市)が404件と突出しており、嘉手納(沖縄県嘉手納町など)の227件が続いています。軍種別では海兵隊886件、海軍663件、空軍419件、陸軍102件となっており、海兵隊での発生率がきわめて高くなっています。

 報告書は加害者・被害者の性別や属性について記述していませんが、米国防総省が年度ごとに出している別の報告書によれば、被害者の9割近くは女性米兵です。ただ、在日米軍内で申告された事件には、被害者が「外国人」となっているものもあり、日本人が基地内で被害に遭った事件が申告されている可能性は濃厚です。また、基地内で性的暴行が多発する実態が放置されれば、必然的に基地外で民間人が被害に遭う危険が高まることになります。…

 そもそも、この数字そのものは申告によるものだから、実態はこの数倍。そういう軍隊というもの、とりわけ、支配地域への駐留における性暴力は、ものすごくよく考えたいところ。課題は山積みである。がんば!

 

2025/05/06

自民・西田氏の「ひめゆり歴史書き換え」発言、県議会が抗議へ 自民県連の動向注目 沖縄

 GW最終日も、通常モードで起き、朝から家事して、ちょっと余裕がないので、掃除はパスして、ひたすらシンポジウム①の整理作業。そろそろ原稿づくりにとりかからないといけないのだけど、何分、分量が多いので。とにかくかなり集中してすすめる。夕方にはちょっとパンパン。仕事して、家事してが基本GWの過ごし方。まあ、釧路で日帰り温泉に行ったのと、関東で映画にいったのが、GWらしい過ごし方か。というわけで、ほとんど疲れはとれていない。もともと、肉体的な疲れがある感じではないので、じわじわーっと、心身を弱らせている感じだな。大切にする試行錯誤をしなくてはいけないが、明日からは通常勤務で、すぐに出張(インタビュー②収録)もあるなあ。膝の痛みをとるには、少しは静かに動かずにいたほうがいいんだろうけど、買い物も、立ち仕事もしないとねえ。

 そうこうしているうちにどんどん季節もすすんでいく。

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 これからの残り少ない人生のしっかりした選択もしなくてはいけないので、そのことを視野に入れて、いろいろ動かないと。

 だけど、昨日、渋谷や新大久保を歩いていて、こういう世界と自分との距離の遠さをものすごく感じたのだけど、それをどう理解したらいいのか。そもそも、いまの社会(世界)と自分とのあいだの距離をどう考えればいいのか? もちろん社会(世界)は一様ではなく、ほんとに多様で、さまざまなのだけれども、では、いま自分はどこにいるのだろうかと。

自民・西田氏の「ひめゆり歴史書き換え」発言、県議会が抗議へ 自民県連の動向注目 沖縄(琉球新報)
 自民党の西田昌司参院議員が3日に那覇市内で開かれたシンポジウムで、糸満市のひめゆりの塔の説明書きについて「歴史の書き換え」などと発言した問題を巡り、県議会で抗議決議を提出する動きがある。5日、複数の県政与党関係者への取材で分かった。

 西田氏の発言を巡っては、中立会派内にも発言撤回を求める声が上がるなど反発があり、文案によっては、超党派で一致して可決される可能性がある。野党の自民県議からも批判が上がっており、党県連の動向も注目される。与党各会派は6日にも協議を開始する。

 与党第1会派・てぃーだ平和ネットの山内末子会派長は「地獄をみた沖縄戦の歴史、記憶を否定する発言は断じて許せない。戦没者を冒涜〔ぼうとく〕し、遺族や県民を愚弄〔ぐろう〕している」と批判した。その上で「自民県連は個人の責任にせず、発言を撤回させるべきだ」と求めた。……

 こういう県民共有の歴史的体験を否定するような、歴史修正は許されることではない。では、その沖縄の思いは、いま日本のなかでどういう位置にいるのか。ぶれてはいけないなとも思う。翁長さんが言っていたな、政治家はぶれても、県民はぶれないと。ぶれないでいることと、差を、溝を埋めることと。うーん。いろいろ挑むだけだけど。

2025/05/05

『自由光州 —1980年 5月—』『はじけ鳳仙花 —わが筑豊 わが朝鮮—』と「太陽の運命」

 朝は少し早く起きて、シンポジウム①の原稿整理。だけど、午前中から中野へ。

 画家富山妙子と2本のドキュメンタリー映画『自由光州 —1980年 5月—』『はじけ鳳仙花 —わが筑豊 わが朝鮮—』を見る。

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 富山妙子さんを意識するようになったのは、やっぱりFB友だちの真鍋さんの影響だろうなあ。前者は、光州抗争そのもので、昨日の映画がそのままニュース映像と、富山さんの作品で削減される。後者は富山さんが、朝鮮時強制動員、徴用工などの問題にどう向き合ってきたのかをつづる。鳳仙花は文字通り、独立への民族の思いを表現したもの。富山さんの生々しい表現は、ものすごい迫力での問いかけになっている。原点というか、根源から原則的に問いかけることの大事さ……。

 すぐに、渋谷の移動。渋谷は、ほんとに大きく変貌し、しかも、すごい人。

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 「太陽の運命」を見る。

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 沖縄本土復帰後の第4代知事・大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事・翁長雄志(任期2014~18年)は、政治的立場は正反対でありながらも、ともに県民から幅広い支持を集め、保革にとらわれず県政を運営した。大田は1995年に軍用地強制使用の代理署名拒否、翁長は2015年に辺野古埋め立て承認の取り消しを巡って国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、そして国の矛盾を浮き彫りにした。
 彼らの人生に関わった多くの人々の証言を交えながら、その人間的な魅力にも光を当て、それぞれの信念に生きた2人の不屈の闘いを描きだす。タイトルの「ティダ」は沖縄の方言で太陽の意味で、古くは首長=リーダーを表した言葉。

 最初に不満を言っておけば、太田さんと翁長さんとの違いにある、日米同盟の変貌は、さらっとしかふえられていないこと。太田のモヤモヤと、翁長のきっぱりした姿勢との差の大きな背景は明らかにそこになるのだけど。あと、佐古さん、島田知事の映画は、ちょっとありえないけど、歴史系編集者としては。

 だけど、太田の葛藤から、翁長の変貌へ、彼らが何を考えてきたのかは痛いほどよくわかる。ボクも同時代的に、とりわけ翁長とは同時代的に、生き、沖縄の問題にかかわってきただけに、彼の強い思い、覚悟ともいえるものに至る経過はいたいほどわかる。それはいろいろいわれるが、デニーに受け継がれている。その思いについて、土着のわきがあるものという表現を、映画で琉球大学名誉教授は使っていたけれども、赤嶺政賢流に言えば、オール沖縄は地下水脈でつながっている。

 なんだかんだ言っても、ボクらの世代の仕事は、次の世代に何をつないでいくのかということ。そのときには覚悟をもって、やらなければいけないことがあるのだということも、確かなのだと思う。

 映画のあとは、ずっと耐えたかった、サムギョプサルとマッコリを堪能。

2025/05/04

WOWOWシネマのラインナップ。「国際市場であいましょう」からはじまって、「光州5・18」「1987 ある闘いの真実」「KCIA 南山の部長たち」そして「ソウルの春」

 今日は日曜日だけど、あまり大して掃除はせず。火曜日にとっておこう。とにかく、シンポジウム①の整理をすすめる。頭に、全体のページのことをこびりつかせながら。ちょっとずつ進めているが、予定通りとは言えないかなあ。

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 ほんとはね、ゆっくりボーっとした休日を過ごしたいんだけどなあ。
 外は、北の国と違って、色鮮やかだし。

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 それは、無理かなあ。でも、明日は2,3本映画見るぞって決意している(苦笑)。

 

 でも、途中で気がついたんだ。今日の、WOWOWシネマのラインナップ。「国際市場であいましょう」からはじまって、「光州5・18」「1987 ある闘いの真実」「KCIA 南山の部長たち」そして「ソウルの春」。いやあ、仕事に集中できないぞ。なかでも、久しぶりにみた「光州5・18」。
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 何度見ても、強烈。その切なさと悲しさ、迫ってくる思いの強さ。このブログに何度も書いたけど、華麗なる休暇が原題。作戦の名前だそうだけど、なんという皮肉なのか。あたくさんの映画があって、たくさん見たけれども、光州事件というものの重さはいつも考えさせられる。「1980 僕たちの光州」を見れてないのでよけいに。

 そして、今日の初見は、「南山の部長たち」。

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 イビョンホンもすごい。朴暗殺に向かう、大統領周辺の暗闘、心理劇にもなっている。一部に、政治的な事件を個人的な人間関係に矮小化しているという批判もあったようだけど、そんなことはお構いまし。というか、その政治的背景は、たぶんみんな気がついているのだろうし。そして、それが「ソウルの春」にそのまま続いていく。たぶん、それは意識してつくられたんだろうなあ。閣下(大統領)が参謀総長になど忙しかったけど。南山の部長たちのイアーゴは誰? 禿げ頭は、チョンドファン???

2025/05/03

全国憲法研究会の憲法記念講演会に参加

 朝からお疲れモードだけど、通常モード。シンポジウム①の整理作業。大幅に短くしなければいけないのだけれども、まずは文章の整理作業をすすめて、それから削除作業か。GW中にかなりすすめておかないといけないなあ。かなりたいへんだけど、疲れがね……(苦笑)。さて。

 午前中には、NHKで憲法討論。うーん、AIと憲法、SNSと憲法というのは大事な論点だけど、いまの憲法の論じ方としては総体的にはどうなのか。なんだか、モヤモヤ、イライラ。

 午後からは、全国憲法研究会の憲法記念講演会に参加。有明の憲法集会に行けばいろいろな人にあえるんだろうけど、編集者としての修正というか、仕事というか。國學院大學渋谷キャンパスは駅から遠いなあ。講演者は、國分功一郎さん(東京大学)「憲法と文学」と、大河内美紀さん(名古屋大学)「ポピュリズムの時代と裁判官」。大河内さんは、個人的な師匠の森さんの流れを汲む、名古屋では数少ない人だし、どうしてもお会いしておきたかったので。

 まず、石川代表が結構長い挨拶をあえて、戦後の憲法学者の動きと憲法制定の話から始まって、憲法問題研究会、全国憲の結成、その後の樋口さんの話など、ある意味戦後の立憲主義の歩みを振り返る話。

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 國分さんは、その憲法研究者の国民への働きかけと、樋口さんなどの立憲主義から入って、途中でそれをひっくり返して、それで天皇に敗北したと。立憲主義批判の角度は、ボクとはちょっとちがうけど、結構ラディカルに展開して、憲法を実現する条件がどこにあるのかということを民主主義との関連で展開。やるなあ。

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 そして大河内さんは、裁判ということを素材に、いかに立憲主義がぜい弱なものなのかを展開。なるほど、司法というものが憲法ではそう考えればいいのかとちょっとおもしろかった。

 民主主義と立憲主義については、石川さんの師匠の樋口さんと、大河内さんの師匠の師匠でもある長谷川さんとの論争は言うまでもないけどふるくて新しい問題。いまの社会をどう見つめるのかという関係で、そのことを論じるなかなか刺激的な内容でおもしろかった。

 

2025/05/02

憲法と世論調査1

 今日は激しい雨。北の国から関東に移動。10度は違うから、服装が難しい。午前中にとりあえずインタビュー①の仕上げにかかる。発信まですすめる。移動中は、少しお勉強。企画のための下調べ。基本的なことをもう一度勉強している感じ。

 痛み止めを飲まなと、やっぱりやっていけないなあ。おまけに、寒いし移動だし。配慮がされるわけでもないし。どうするかなあ。

 

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 明日が憲法記念日だということで、いろいろな世論調査が出されている。

いまの憲法「よい」51% 朝日世論調査(朝日新聞)
 朝日新聞社が実施した全国世論調査(郵送)で、いまの憲法が全体としてよい憲法かどうか聞いたところ、「よい憲法」は51%で、「そうは思わない」の37%を上回った。2023年の郵送調査では52%対38%だったので、ほとんど変わっていない。

 年代別にみると、30代は「よい憲法」は41%で、「そうは思わない」49%が上回っている。

 今回の調査では、80年前の1945年に終わった戦争について、学校でどう教わったか、質問をしている。「しっかりと教わった」は18%で、「しっかりとは教わらなかった」が大半の77%を占めた。「しっかりと教わった」と答えた人では、「よい憲法」は60%に上り、「そうは思わない」30%の倍だった。「しっかりとは教わらなかった」人では50%対39%だった。

 また、今回の調査では、いま世界で起きている戦争にどの程度関心があるかも聞いており、「関心がある」は「大いに」29%、「ある程度」59%合わせて88%、「関心はない」は「あまり」10%、「まったく」1%を合わせて11%だった。「関心はない」人では「よい憲法」は39%と少なく、「そうは思わない」の46%のほうが多かった。……


憲法改正「賛成」21%、「反対」39% 毎日新聞世論調査(毎日新聞)
 毎日新聞が4月12、13の両日に実施した全国世論調査では、石破茂首相の在任中に憲法改正を行うことについて尋ねたところ、「賛成」との回答は21%で、「反対」の39%を下回った。「わからない」は39%だった。

 2024年10月の衆院選で自民、公明両党が大敗し、憲法改正に前向きな自民、公明、日本維新の会、国民民主の4党は、国会での改憲発議に必要な3分の2を衆院で割り込んだ。改憲に向けた道筋が見えない中、世論の機運は停滞している。……


選挙のSNS法規制58%、改憲幅広い合意72% 共同通信世論調査(共同通信)
 共同通信社は1日、憲法記念日の5月3日を前に憲法に関する郵送方式の世論調査をまとめた。……

 選択的夫婦別姓は「賛成」71%となり「反対」27%と差が開いた。憲法改正の進め方は「慎重な政党も含めた幅広い合意形成を優先するべきだ」が72%で「前向きな政党で条文案の作成に入るべきだ」の24%を上回った。……

 昨年の衆院選後、改正に前向きな「改憲勢力」は衆院で国会発議に必要な3分の2を割り込んだ。国民の間で改憲の機運が「高まっている」との回答は「どちらかといえば」と合わせて計35%にとどまる一方、「高まっていない」は「どちらかといえば」を含め計63%となった。

 国会で改憲の議論を「急ぐ必要がある」は48%、「急ぐ必要はない」は50%だった。

 改憲の必要性は「どちらかといえば」を含め計70%が肯定し、否定は「どちらかといえば」と合わせて計26%。必要な理由は「条文や内容が時代に合わなくなっている」が59%でトップ。必要ない理由は「戦争放棄を掲げ平和が保たれている」の44%が最も多かった。

 9条改正の必要性は「ある」と「ない」がともに48%で並んだ。緊急事態に国会議員の任期延長を認める改憲案は「賛成」75%、「反対」21%だった。同性婚を「認める方がよい」は64%で「認めないほうがよい」は34%となった。……

 質問項目だけではなく、聞き方によっても大きく変わってしまうというのが、ここ数年の傾向。全体としてある時代の空気におおわれているのと同時に、改憲の機運は低下しているという感じ。だけど、憲法ということに対しての理解が弱まることにつながるのであれば、それはそれでよく考えなければいけない。そんな難しいところにいるのかなあ。明日はたぶん、読売とかNHKとかも出てくるし、ほんとに、いろいろ考えたいところでもあるけれども。

2025/05/01

玉木雄一郎氏 日本経済復活へ“働きがい改革”提唱 「残業減らそうみたいな話だけど、私はむしろ…」

 膝の調子がまだまだ悪いけど、痛み止めなどを常用してしまうと、胃や腎臓に悪そうで、とても悩ましい。炎症というような状態なのかなあ。今日はとりあえず薬をやめてみたけど、もちろん痛みは少し強い。

 こういう痛みを抱えることになると、ほんとに健康って大事なあと思う。何をやるにも不便なことが増える。しっかり、自覚して自己管理をしていかないといけない。

 今日は久しぶりにいい天気。だた、やはり寒い日だけど。

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 とにかくインタビュー①の原稿づくり。だいぶ形にはなってきたけど、やったことのない角度の議論なので、まったくこれでいいのか。語り手に満足してもらえるのか。とにかく明日もがんばる。

 途中で、シンポジウム①の作業を少し始めたり、依頼文をつくったり、メールをしたり。それはそれでいろいろあって、余裕のない日。

 

 夕食の買い物に出たときに、こんなものが…。

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 一瞬、禁じられた遊びかとおもったけど…。資源ごみ出しのネットをつける棒。これが、x3ならんでいた。

 

玉木雄一郎氏 日本経済復活へ“働きがい改革”提唱 「残業減らそうみたいな話だけど、私はむしろ…」(スポニチ)
 国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が29日、YouTube生配信の「朝方まで生テレビ」に出演し、日本経済の復活へ打つべき手について私見を語った。

 実業家の西村博之(ひろゆき)氏をMCに、大阪府の吉村洋文知事、元「雨上がり決死隊」宮迫博之らが入れ替わりで参加した討論企画。この30年は他国と比較し、経済成長は停滞し、「失われた30年」と呼ばれる低迷期が続いており、こうした事態を打開するための策を話し合った。

 玉木氏が挙げたのが、「働き“がい”改革」と「人と技術への投資」の2点だった。同氏は「働き方改革というのをやっていて、残業時間を減らしましょうみたいな話ばっかりなんだけど、私はむしろ、満足感を持って働く人を増やした方がいいと思うんですよ。もっと働きたいという人もいるし」と述べ、政府が声高に訴える働き方改革のピンボケぶりを指摘した。

 残業規制にも疑問を呈した。「自分自身もそうだったけど、20代のころって、徹夜しろとは言わないけど、徹夜してもいいと思っているんです」。その上で「20代の人の残業規制と、50代の人の残業規制って、健康度合も違うから、違ってもいいかなと思っていて」と提案した。…

 うーん。ものすごく露骨な新自由主義。世界的に見ても、こうした政党が伸びているのは少し珍しいと思う。そこには、たぶん、いまの日本社会を覆う政治的空気というか、かなりの影響をそうした考え方がもっているということなのだと思う。それだけに、たんにわかりやすさだとか、ネットといっても、それはそれで大事にしても、それだけでは変わらないこともあきらかで、そういうことは、もっと、よく考えたほうがいいのだとは思う。なかなか、難しい時代だなあ、やっぱり。

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