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2025/04/10

「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか

 桜がヒラヒラと舞い落ちる季節。季節はどんどんすすんでいくなあ。

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 今日は病院スタート。検査結果を聞く。基本問題なし。胃カメラを年2回にしてくださいと。病院は受付から支払いまで、全部、機械化されている。だいたい、文書で同種の結果は来ているので、全然、来る必要なのだけど、儀式のように進んでいく感じ。全工程が20分ぐらいで終わったので、よかったよかった。

 職場では、座談会①の原稿づくり。一気にスピードアップしています。結構集中していると、お昼過ぎには疲れてしまう。提稿2本。来月企画の相談を3つほど。来月もまだまだ、足らないし。再来月になるともうスカスカ。その先も含め、ここでがんばらないと、不安がいっぱい。大丈夫かなあ。頭がスカスカだしなあ。

 夕方から雨。かなり濡れる。まあ、何とか乗り切る。

 

 数日前のタイムスのこの記事にちょっと注目した。

「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか(沖縄タイムス)

 沖縄女性史家、宮城晴美さん(75)の調査によると、沖縄県内各地の「集団自決(強制集団死)」の犠牲者は、女性や子どもが大半を占める。「生きて虜囚の辱めを受けず」といった日本軍の思想とともに「男性優位の家父長制や民族差別が大きな影響を与えた」と指摘する。

 調査では、読谷村波平のチビチリガマでの犠牲者83人の89・1%に当たる74人は女性と12歳以下の子ども。中国従軍経験のある元日本兵と元看護師が、中国での日本軍の残虐さをその後侵攻してくる米軍に重ねて「自決」を誘導した。

 村全域では130人が「集団自決」で亡くなった。うち宮城さんが調べた125人中101人(80・8%)が女性と12歳以下の子どもだった。

 宮城さんの母初枝さん(故人)は座間味島の「集団自決」の生き残りだ。1970年から延べ500人に繰り返し聞き取りを実施。座間味島と慶留間島の犠牲者のうち、民間人は187人中152人(81・2%)が女性と子どもという。

 宮城さんは、各地の事例を踏まえ「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」と言い切る。……

 女性への抑圧というものが、戦争のなかでこのように表れていたのかということには、ハッとさせられる。宮城さんの一貫した主張だけど、こうした視点で戦争を見ていくことの大事さ、こういう視点の欠落へ反省させられる。戦争にかかわって、まだまだいろいろと考えなければいけないことは多いと痛感させられる。

 

 生協の配達。コメはこなかった! どうなっていくのかなあ。ほんとに生産を増やすことをしないと、どうにもならないと思う。

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