不登校の子に「励みになる」 文科省が示す新たな案 期待と課題
季節のうつろいは早いなあ。
今日は天気が崩れるという。それに対応した移動手段と服装。あまり、役にはたたなかったけど。
仕事は、朝から座談会①の原稿づくり。今日はひたすらその作業。だいぶ進んだかなあ。予定より半日遅れ。次の手がなかなか打てない。これまで、どのように乗り切ってきたのかなあ。よくわからなくなってくる(苦笑)。
国会ではさまざまな院内集会がおこなわれている。住宅問題の集会と、学術会議の集会をオンラインで主張。いろいろなこういう集会は大事だし、活力にもなる。しっかりした学習が大事だ。
さて、
不登校の子に「励みになる」 文科省が示す新たな案 期待と課題(朝日新聞)
不登校の小中学生のうち、学習などの支援拠点である「教育支援センター」に通う子らについて、文部科学省が10日、個々の状況に応じて個別に学習計画を立て、それに基づいた評価ができる新たな仕組みを作る方針を示した。ただし、具体的な制度設計の議論はこれからで、課題も多い。「息子の頑張りを評価してもらえるなら、うれしい」。東京都の区立中学1年の男子(13)を持つ母親(43)は言う。息子は小学5年の3学期からクラスに入りづらくなり、以来、通学していない。だが最近、校外の教育支援センターで小学校の復習に取り組み始めた。「息子に合ったカリキュラムで評価してもらえたら励みになる」。母親は今回の文科省案の実現を期待する。
10日にあった中央教育審議会(文科相の諮問機関)の教育課程企画特別部会では、大学教授らの委員から「該当する生徒の学習に対するモチベーション、学ぶ意欲を高める契機になることは間違いないだろう」「全国各地で今苦しんでいる子供たちにとって、とても希望になる提案だと思う」など文科省案を後押しする意見が相次いだ。
不登校の小中学生は過去最多を更新し続けている。文科省の調査によると、2023年度に30日以上小中学校を欠席した不登校の子は34万6482人に上った。……
今日誕生日の氏岡さんたちの記事。本田さんがコメントを寄せている。「文部科学省の最新の調査結果によれば、小中学校の不登校児童生徒約34万6千人のうち、教育支援センターで指導を受けた児童生徒は約3万人、それ以外の教育委員会所管機関で指導を受けた児童生徒は約2万5千人である。すなわち、不登校児童生徒のうち教育支援センターで指導を受けている者はごく一部にすぎず」と。「一部以外の児童生徒はほぼ放置されている状況にある」とも。本田さんの言うように、この激増の原因は、そんなに単純ではない。ただ、この間の学校教育の変容が大きく影響していることも事実。そのことをふくめ、「これほど大量の不登校が発生している原因の把握」が大事であるはず。ほんとうに「文科省の対応はあまりにも鈍く遅い」としか言いようがない。この問題は、ボクもしっかり、勉強してみたいなあ。
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