沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説
すっかり葉桜。葉桜はある意味で、老いのなかに、これからの新しい人生の力強さをしめしてくれる感じなのかもしれないなあ。まだ、力強く生き抜かなきゃって、ちょっと思ったり。
朝から大幅修正のフォローをバタバタと。職場に行っても調整作業が多く、実務もあり、ほんとうに頭が真っ白のなかの作業で一日がすぎていく。一通り何とかなっているのかなあ。これで大丈夫なのかなあと、いろいろ不安になるところ。
敬愛する林さんの新著についてのインタビュー。
沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説(沖縄タイムス)
沖縄戦研究者で関東学院大名誉教授の林博史さん(70)が新著「沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか」(集英社)を17日、発刊する。沖縄戦の地域ごとの特徴や戦時体制、軍と県による県民の戦場動員など、網羅的にまとめ「沖縄戦を理解できる1冊」とした。林さんは、戦後も続く沖縄の基地負担や南西諸島で軍事化が進む現状に触れ「沖縄戦から80年、今につながる問題として沖縄戦とは何だったのかを考えてほしい」と話す。出版への思いや沖縄戦から学ぶべきことを聞いた。(聞き手=社会部・當銘悠)-出版に至った思いは。
「市町村史など調査研究の成果を反映させた、1冊で沖縄戦を理解できるような本をつくりたかった」
-意識したことは。
「沖縄戦については日本軍の責任ばかりが言われてきたが、人々の自由を抑圧し、戦争に動員していくのは軍以上に国や県など行政の役割が大きい。軍と行政が一緒になって人々を動員していった。その全体の仕組みは従来の沖縄戦研究で抜け落ちているので今回、重視して記述した」
「沖縄の外での戦争に、沖縄の人々がどう関わったのかにも触れた。沖縄の人々が関わった、沖縄戦以外の戦争はもっと調べる必要がある」
「生きたいのに死を強いられた人々の無念を感じ取り、どうすれば生き抜くことができたのか、彼らに死を強いた者たちの責任は何だったのかを追及することが大切だ。人々は米軍に捕まることを許されず山中で餓死したり、米兵への恐怖心を植え付けられて壕を出られずに米軍の攻撃で命を落としたりした。人々を死に追いやった原因に当時の社会の在り方が影響しているにもかかわらず、日本はそれに向き合ってきていない」……
これは読まないとなあ。すぐに、戦後80年、沖縄戦80年。しっかりとりくまないと。ポイントは「市町村史など調査研究の成果を反映」、これだね。
なんのための学問なのかということを考えさせられる。そう言えばネットで、東大の木宮先生の退職記念のインタビューがでていて、韓国の民主化を身近で見たことの大きさを語っていたのも興味深い。「韓国に留学して最も印象的だったことは人間の力によって政治や社会が変わり得ることを実感できたことです。この経験は人生にとって重要だったと思います。」と。 社会をどういう立場、視点で見ていくのか。こんな時代だからよく考えたところだなあ。
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