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2025年4月

2025/04/30

【速報】女子高校生殺人事件 逮捕された男(25) 新たな供述「制服着た女子高校生を包丁で殺した」と容疑認める 「殺害する女性を探していた」「自分は社会の底辺にいる」とも供述

 昨日はなかなかお風呂に入れない夢、今日は何だったっけ? 今日も北の地は「冬」。なぜか、相方が早く起きて、こちらも寝不足。さっさと、朝の家事もこなし、早めに仕事をスタート。今日もひたすら来月インタビュー①の原稿づくり。第一案の打ち直しに結構時間がかかる。打ち直しながら、中身もチェック。何か所かいろいろ調べながらの修正も必要。明日には、形にまでしたいなあ。そのほか、来月インタビュー②の相談メール。それから、企画全体の相談。そのほかの相談メール・電話が少々。結構、あわただしく仕事しているなあ。

 国会の法案審議も、この時期は山場。つくづく、いろいろな苦しさを実感する。議員の少なさは決定的。結構、そこから、いろいろな矛盾が加速度的に拡大していく。そして、議員の少なさの根底には、そもそものわれわれの力量、その知的な到達点の問題もあるわけだから…。二重三重に苦しい時期だなあ。それを長期的な視点で、考えていく苦労もしなくてはいけない。

 

 夕食もつくって、後片付けをして、ふと気が付いたことは、ボクは日ごろから、こちら(北の国)にきてもそうだけど、だいたい朝から晩まで四六時中仕事(家事も含め)をしているということ(それでも少しは気分的にゆとりはあるのだけど)、一方相方は、ある時間を過ぎると、ほぼ何もしないということだな。性分なのか、容量が悪いのか?

 しかし、寒いなあ。この地は色が薄いとある人が言っていたけど、色の薄い期間が長いということだろうなあ。

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 きっと、仕事はすすんでいる。いいものに近づいていると信じながら、がんばらないとなあ。

 

【速報】女子高校生殺人事件 逮捕された男(25) 新たな供述「制服着た女子高校生を包丁で殺した」と容疑認める 「殺害する女性を探していた」「自分は社会の底辺にいる」とも供述(TBSテレビ)
 さいたま市で15歳の女子高校生が殺害された事件で、逮捕された男が取り調べに対し、「犯行当日、制服を着た女子高校生を包丁で殺した」と容疑を認めたうえで、「通行人を装って殺害する対象の女性を探していた」「虐待を受けて性格が歪んだ。自分は社会の底辺にいる」と供述をしていることが分かりました。

 谷内寛幸容疑者(25)は今月14日、さいたま市桜区のマンションで住人の高校1年生・手柄玲奈さん(15)を刃物で刺し、殺害した疑いがもたれています。

 谷内容疑者は当初、取り調べに対して黙秘していましたが、その後の捜査関係者への取材で、「犯行当日、制服を着た女子高校生を包丁で殺した」と容疑を認める供述をしていることが新たに分かりました。

 また、谷内容疑者は「通行人を装って殺害する対象の女性を探していた」「虐待を受けて性格が歪んだ。自分は社会の底辺にいる」とも供述しているということです。…

 うーん。ものすごく重くのしかかる事件。もう何年か前に、韓国の事件をあつかった企画をしたことがある。この事件の特徴は、明らかにフェミサイドの事件。こういう事件は今後もおきていくのだろうか? ミソジニーにしろ、こうした考えや行動は、この社会に自身も含め残念ながらこびりついている。同時に、それは自然に、持続しているわけではなく、そうしたある意味でのイデオロギーを流布する力もあるわけだから。二重三重で軽視できないことでもあるのだと思う。

 

 こちらは夜も暗い。闇も深い。

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2025/04/29

「玉木首相」なら即解散? 「地下アイドル」脱した党首が目指すもの

 うーん。今日は何の日か? なぜこういう休日があるのか? いろいろな祝日のなかでも結構、理解しにくい日の1つでもある(笑)。そんなわけで、朝から、ひきつづき来月インタビュー①の原稿づくり。だいぶ乗ってきたかな? まだ、構成などにも迷いがあるし、整理を大幅にしなければいけない部分もあるし、補強が必要な部分があるので、それなりの形になるまでには作業は必要だけどね。

 午後から、少し息抜きのために温泉に! 久しぶりの温泉。体の中にたまった疲れがどどっと出ていく感じがする。久しぶりでほんとによかった! 感謝!感謝!

 来月インタビュー②の準備を少し、来月シンポ①の作業を少し。

 

 しかし、北の国は、今日はすっかり冬。なにせ雪まで降ってくる。温泉での、露天はほんとに寒かった(笑)。

 部屋の中で、じっくりする時間が多いなあ。

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 朝日新聞が、「国民民主党の研究」というのを始める。

「玉木首相」なら即解散? 「地下アイドル」脱した党首が目指すもの(朝日新聞)
 4月12日、東京都文京区のホール。中央大の新入生に講演した国民民主党の玉木雄一郎代表は、質問攻めにあっていた。

 「次は……」と指名に迷う玉木氏。熱意のあまりマイクを離さない学生には、「みんなの時間を大切に」とたしなめる場面もあるほどだ。

 黄色に青のストライプ。「国民民主カラー」のネクタイを着けた池田大蓉(たいよう)さん(18)は新人議員の教育について質問した。玉木氏のユーチューブ動画などを見て政策に共鳴したといい、将来は政治家を目指している。「この党は若さがみなぎっている」と魅力を語る。

 街頭演説の雰囲気も独特だ。15日の同板橋区では、玉木氏と榛葉賀津也幹事長の顔をくりぬいた写真を掲げる人の姿も。聴き入る多くは20、30代。男性が目立つ。

 榛葉氏の「ファン」を公言する都内の会社員男性(35)は「国民民主の議員は政治家っぽくない。キレの良いしゃべりで、会いに行けるアイドルのような感じ」。毎週の定例会見のチェックも欠かさない。

記念撮影にサイン…盛り上がるファン「推し活みたいな感じ」
 19日の大阪駅前の会場では若者を中心に100人以上の列ができていた。目当ては玉木氏との写真撮影だ。名古屋市から新幹線で駆けつけた研修医の女性(25)は、SNSで演説日程を確認。「行ける範囲であれば行く」と決め、玉木氏を追いかける。「写真撮影やサインもしてくれるし、推し活みたいな感じ」と話す。持参した玉木氏の著書には「念ずれば花ひらく」とのサインがあった。

 集まった人からは「他の政党が打ち出す支援策は対象者の多くが高齢者。国民民主は将来を担う若者を見てくれている」との声もあった。…

 朝日が注目するのは、「若者目線」。これまで、自民党以外の多くの政党は若者の視野の外にあったと言われてきた。なぜ、若者の視野の中に入るようになったのか。朝日は、支持を急伸させたことを示す象徴的な数字として、党の公式ユーチューブ登録者数をあげる。衆院選直前の昨年9月は約4万5千人。この時の朝日新聞の世論調査の支持率は1%。それが投開票日の10月27日には10万人、翌月の11月末には20万人に。今年4月には約26万人に達し、東京都渋谷区民の数を超えたという。この7カ月で規模は5倍以上に拡大、支持率も12%に伸びた、と。

 では、どのようにすれば、ユーチューブの登録者数は増えるのか。年収の壁ということを朝日はとりあげているが、感覚的に、わかるということと、もう一つよくわからないという両面がある。今後のことも含め、単純に考えられないということも多い。

 一方で、共産党は、なぜ視野のなかにはいってこないのか。これも、よく言われるような共産党のありようの問題もあるとしても、同時に、それだけではすまないこともあるように思う。ここでも単純じゃないなあ。

 ずっと言われてきたポピュリズムということや、政策の根拠になっていくことへの責任ということももちろんあるだろうけど。
 だけど、結局、いま多くの政党が正面から答えていない問題はあまりにも多い。そして、そんな政治がずっと続くのだろうか?

 いまはいろいろ苦しいとき。苦しいときこそ、原理的なことも含め、根源的なこと、歴史的なことから考えたいということはあるのだけれども。

2025/04/28

「“権力”と性暴力」

 一昨日は、再婚をめざす夢、昨日は、2時間ドラマの殺人のシーンがそのままスライドしたような夢を見た。犯人はボク! 何なんだろうなあ? 気持ちが重くなる。

 天気も寒い。朝から膝が痛いのに、三階から古新聞だし。仕事は、とにかく来月インタビュー①の原稿づくり。資料を読んで、実際にとっかかる。全然、やったことのないテーマだから勉強しながら手探りですすめる。いろいろ深めながら進めないといけないので、かなり試行錯誤しながら時間がかかりそうだなあ。

 机に向かって、試行錯誤の原稿づくりは、それだけで精神的につらい仕事。充実感や達成感は、その過程ではあまりなく、どちらかというと、集中しない悶々とした時間のほうが多い。だからモヤモヤもするけれども、それをふまえてコントロールしないといけない。まだまだ、そういうモヤモヤ、悶々は続きそうだし。そうこういっているうちに次の、来月シンポジウム①の作業も迫られるなあ。(-_-;)(;^_^A

 夕方には買い物。

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 まだまだ寒いです。

 

 さて、今日のハートネットTVは、「“権力”と性暴力」。

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「恐怖で抵抗できなかった」「訴えたら、仕事を失うかもしれない」- 職場の上司と部下、親と子ども、教師と生徒、業界の有力者…。社会のあらゆる場所に存在する“権力関係”と、その中で起きる性暴力。被害者たちの多くが、長い間声をあげられず沈黙を強いられたり、周囲や組織から被害を黙殺されたりしてきた。大切な仕事や居場所を失う人もいる。被害者の尊厳を奪う、“権力”のもとでの性暴力。その実態と苦しみを見つめる。

 権力をかざし、その人の人生を買うような形でおこなわれる暴力。しかも性暴力は、たんに体を傷つけるだけではなく、人間の尊厳、いわば人間存在そのものを傷つける。その苦しみの大きさに、さまざまな人の発言に考えさせられる。と同時に、声を上げる勇気や思い。あえて、それでも、本名で告発した、安田さんの思いの強さに頭が下がる。あえて矢面に立つ。さまざまな、苦しみに直面してもだ。だからこそ、きちんと向き合ったり、しなくてはいけないと、痛感させられる。

2025/04/27

対米外交、「なるべく自立したほうがよい」68% 朝日世論調査

 北の国はまだ、冬でした(苦笑)。寒いっす。東京は初夏なのに。この落差。でもまあ、快適で、少しは気持ちも休まるかなあ。

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 朝から、来月インタビュー①の起こし・整理をやりあげ、原稿づくりのとっかかりのための資料読みをがんばる。そして、午後からはこちらに。

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 しっかりと、資料や情報をいっぱい提示するというやり方。そのことによっていろいろ伝わってくる。

 夜は北の地でのめずらしい飲み会。

 

対米外交、「なるべく自立したほうがよい」68% 朝日世論調査(朝日新聞)
 朝日新聞社が実施した全国世論調査(郵送)で、日本外交について米国の意向に「なるべく従ったほうがよい」という回答は24%で、「なるべく自立したほうがよい」と対米自立外交を促す意見が68%を占めた。

 第2次世界大戦後、日本の針路は米国と関係する面が強く、戦後80年の節目となる今回調査では対米意識を探ることを柱の一つに据えた。

 日米間には安全保障条約があると前置きしたうえで、「いざという場合」に米国が本気で日本を守ってくれると思うか尋ねた。「守ってくれる」は15%にとどまり、「そうは思わない」という対日防衛懐疑派が77%に達した。

 調査方法などが異なるため単純な比較はできないが、過去の調査では対日防衛懐疑派は多いときでも6割弱のため、今回は突出している。…

 もちろん、これがしっかりした政治認識として形成されるまでには、しっかりした学びは必要だとしても、日本に住む人の、外交、対米認識は大きな変化の入り口になるのかもしれないし、そのうえでトランプが果たしている役割は実は歴史的な意味があるのかもしれない。ある意味で、戦後の歴史の総括のとば口にある。そういう時期なのかもしれない。だからこそ、しっかりとしなくっちゃね。

 そんな思いで、しっかり戦後史を学びなおす時間をとろうとは強く思っているのだけどねえ(苦笑)・。

2025/04/26

戦犯死刑囚 スガモプリズンの日々

 昨日は、朝からビラ配布、配達など、職場に行って、どさっとたまった実務を処理して、来月に向かう準備。会議もあったし、いろいろ来月準備もする。少しだけ、来月インタビュー①の起こし・整理作業を続ける。いろいろ雑事があって、帰りは遅くなるなあ。

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 それから、今日のための荷物準備。

 今日は、早朝仕事スタート。もう、結構、明るいなあ。あわただしく北に向かうが、電車も空港も混んでいるなあ。

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 移動中は、来月インタビュー②のための資料読みをひたすら。

 北の国についたら、youtubeで「大学人と日本共産党のつどい」を聞く。

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 大学はいまどういう事態にあるのか? 統制の強まり、私学の淘汰、そうしたもとで学生は。熱のこもった議論を聞き入る。

 

 報道特集の後半の特集を見る。

 

後半の特集は…
【戦犯死刑囚 スガモプリズンの日々】

戦犯に問われ、死を覚悟した父の苦しみ。

死刑囚だった父は、
スガモプリズンで何を思ったのか。

 スガモプリズンの平和運動については、内海愛子さんの著作もある。共産党の組織もあったというほどだ。今日の番組でも、かつて捕虜虐待で死刑囚になった人のその後の強い平和への思いが伝わってきた。

 戦後、戦犯として捕まり、スガモプリズンなどで、刑死した戦犯が残した遺書がまとめられ、「世紀の遺書」が出版された。その収益金の一部で「愛の像(アガペの像)」が東京駅丸の内の駅前広場に設置されたという話は、不覚ながらボクは知らなかった。今度見に行かないといけない。

 

2025/04/24

在沖米兵、基地従業員に不同意性交疑い 別の隊員は知人女性に不同意性交容疑 県警、2人を書類送検

 今日は、朝から通院。健診結果の悪さがもとで、受診。経過観察ということで。この歳になると、経過観察ばかり。うーん、しっかり体調管理しないとねえ。

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 その後は、来月インタ①の起こし作業を半分ぐらいまで、明日には起こしまではやりたいなあ。夕方、来月企画の打ち合わせもあり、慌ただしく1日がすぎていく。

 夜はタルオルムの「4・24の風」。阪神教育闘争がテーマ。ボクらにとっては、少し欠落した歴史。関西人だからいろいろ意識はしていた事件。ごちゃごちゃした話ではなく、ストーリーはいたってシンプルに、民族教育への占領軍の弾圧と日本の追随。もちろん背景は複雑。北朝鮮の独自の成り立ち、韓国の政治のいろいろな複雑さ、それは、冒頭、4・3事件で描かれて引き込まれる。だけど、大きくはスターリンの当時のアジア戦略、第二戦線の構築ということがるわけで、そういう歴史に翻弄される。だけど、そこには、普遍的な人権ということもあるわけで。おそるべし、タルオルムの世界。いやあ、やられて、号泣しっぱなし。

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 今日というか、昨日から頭のなかをしめているのは、この事件。

 

在沖米兵、基地従業員に不同意性交疑い 別の隊員は知人女性に不同意性交容疑 県警、2人を書類送検(沖縄タイムス)

 沖縄本島中部の米軍基地内で、県内の成人女性に性的暴行をしたなどとして、県警は23日までに、不同意性交と傷害の疑いで在沖米海兵隊員の20代の男を書類送検した。7日付で、起訴を求める意見を付けたもようだ。日米が「再発防止」をうたう中で事件が繰り返され、再発防止策が実効性を欠いている実態が改めて浮き彫りとなった。

 また、この事件とは別に、今年1月、本島内で知人の成人女性に暴行したとして、県警は別の在沖米海兵隊員の20代の男も不同意性交容疑で書類送検した。7日付。

 県警や関係者によると、基地内で起きた事件は今年3月に発生。女性は基地従業員で、トイレで襲われた。米兵は助けに入った別の女性に暴行し、軽傷を負わせたという。発生から数時間以内に県警へ被害の申告があった。……

 やっぱりこの事件の意味を考える。性暴力ということの支配性。沖縄という植民地的な視線での支配と、女性への支配。これをどうみ、どう考え、どう行動すべきか。ぜったいに、あいまいにしない、そういうとりくみをしないと!

 

2025/04/23

あえぐ地方大、探る活路 県唯一の法学部、単科大募集停止

 疲れは、ピークってところ。あと今日は雨で、気圧のせいだろうか、膝の痛みが激しい。昨日まではだいぶ和らいだ感があったのになあ。

 でもまあ、たまには雨が降らないと困ることは困るんだけどね。

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 さて、今日はゆっくりめに職場に行って、来月インタビュー①の起こし。疲れで、なかなかすすまない。あとは会議とその準備、会議のあとは企画の相談に行ったりも。

 夜中に大きなミスに気がつく。あわてて、どうなっているかをネット上で工場とやりとりをしているページにアクセスして調べてみると、昨日、広告をつくる人が気がついてくれて、直してくれていた。ありがたいとともに、やっぱりショックで申し訳ない。ミスは、加齢もあるけれど、加齢のせいにはしてはいけないなあ。

 本を買うのは、最低限必要なものだけと心したのに、やっぱりいろいろ企画を考えていると、どさっと買い込んでしまう。読みたい、よまなければいけない本がどんどん増えていくだけ。ほんと、これからの人生、限られているんだから、どう生きるか、もうちょっと具体的に考えないといけないのだけれども。

 

あえぐ地方大、探る活路 県唯一の法学部、単科大募集停止(朝日新聞)
 急速な少子化で、特に学生確保が難しい地方大学が岐路に立っている。政府は、事態が深刻な大学には円滑な撤退・縮小を促しつつ、地域連携の強化で必要な高等教育機関の確保もめざす。地方大学の活路はどこに。

 ■「県外に出る若者、増えるのでは」

 「大学のない街にしたくはない」

 「学ぶ機会をなくしてしまっていいのか」

 昨年3月。高岡法科大(富山県高岡市)の運営法人の理事会は、3時間以上に及んだ。終盤、理事たちは理事長が提案した「2025年度以降の学生募集停止」に声をあげた。見守った根田正樹学長は、やりきれぬ思いとともに「いかんともしがたい」と感じていた。

 1989年に、北信越では初めて法学部を備えた4年制の私大として開学した。国公立を合わせても法学部は富山県内で唯一。法律知識を備えた「地域社会に貢献する人材の養成」を掲げた。

 初年度は定員200人に対し570人が入学。しかし99年度以降、入学定員を満たすことはなかった。なぜ定員割れから抜け出せなかったのか。……

 文科省の基本姿勢は明らかに淘汰に入っているから。中教審のそんな議論に先月、私大教連が「定員割れ大学への制裁措置と私立大学振興策に関するアンケート調査」の集計結果を公表している。「定員割れ(入学定員)は私立大学の 59%、短期大学では 92%に及んでいますが(2024 年度)、その背景には、少子化の進行だけでなく、若者が地方から都市に流入していること、新設の大学・学部が認可され全体の定員が増え続けていることなどがあげられ、定員割れの原因は構造的であり、当該大学の責任に帰することはできません」と。そうしたもとでの、各大学の必死のとりくみが伝わってくる。それを淘汰するなんて、あまりにも皮相で、学ぶ権利に無頓着。富山でも、私学はほんとうにどうにもならないところに追い込まれている様子。ここの問題も接近しないといけないなあ。

 



2025/04/22

川崎市で年度当初の教員未配置122人 市民団体「解消を」訴え

 うん。今日も暑かった。

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 今日は、西へ、来月インタビュー①に。工場籠城の次の日から出張取材かと言いたいところだけどなあ。がんばった! 東京駅はすごい人。とくに外国人が多い。駅のそばやをのぞいてみると、秋葉原でかき揚げそばが600円超、東京駅はかけそばで700円もする。ものすごいたかい。駅弁もずいぶん値上げしている感じ。1300円とか1500円が普通。とてもじゃないけど買えないなあ。家でチャチャっと200円強でつくってきてよかった! 京都に行くともっとすごい人。出口に人がいっぱいで外に出れない! ホテルもきっと高いんだなあ。世界で富裕層って結構いるんだなあ。とてもじゃないけど、旅行なんて、そうたやすくいける時代じゃないなあ。

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 同志社大学が尹東柱に博士号。それにどういう意味があるのかは別として、学生たちにその歴史が伝わるのかなあ。1人学生が、この掲示を熱心に読んでいた。

 

川崎市で年度当初の教員未配置122人 市民団体「解消を」訴え(教育新聞)

 全国的に教員不足が課題となる中、川崎市では今年度当初時点で122人の教員未配置が生じていることが、4月21日に開かれた同市教育委員会議への報告で分かった。同市教委によると、昨年度当初と比べると未配置数は18人減ったものの、依然として深刻な教員不足が続いている。元教員らが同会議に提出した教員の未配置解消を求める請願は不採択となったが、元教員らは引き続き正規教員の配置による未配置解消を求める活動を続けていくことにしている。

100人を超える教員不足が続く
 同会議ではこの日、元教員らから提出された「教員の未配置の解消を求める請願」について審議が行われ、元教員の大前博さんが意見陳述を行った。請願では、同市の教員未配置は昨年10月時点で180人に達しているとして、「教育に穴が開く状況で、学校現場で子どもたちの学ぶ権利が保障されていない深刻な事態が起きている」と指摘。この内容を踏まえて大前さんは「年度当初で未配置を限りなくゼロに近づけない限り深刻な実態が毎年繰り返されてしまう」と訴えた。

 これに対して同市教委の担当者は、今年度当初時点の教員未配置の状況を報告した。それによると、4月7日時点(速報値)で、小中高校と特別支援学校を合わせた教員未配置は、欠員によるものが41.5人(昨年度5月1日時点より45人減)、産育休によるものが58人(同21人増)、病気などの休職によるものが23人(同6人増)で、合わせて122.5人(同18人減)に上っているとしている。年度当初の教員未配置は昨年度に比べると減少に転じたものの、依然として100人を超える深刻な教員不足が続いている実態が明らかになった。……

 さらに問題なのは、このことがこれだけ社会的に問題になっているのに、政治が真正面からこたえることになっていなことだなあ。教育について、しっかり理解のない政治そして社会、真正面方の議論のない政治そして社会。いまの給特法の議論はどこまで、深まったものになるのだろうか。うちは衆院、委員会に議員いないしなあ……。

2025/04/21

教員給特法改正案は「不払い残業開き直り」 見直し求め署名4.7万筆 「“神の国” アメリカ もうひとつの顔」

 籠城2日目。昨夜は、暑さもあって、うまく眠れず。朝、目が覚めて、いつもならそれでも無理やり眠るのだけど、それもうまくできず。うまく着地出来るのか、体が緊張しているんだろうなあと思う。眠らないと、もたないんだけどなあ。今日は長い仕事になる日なのに……。
 結構、しんどい一日だったけど、なんとか乗り切る。今月も、ほんと、みなさんの支えと協力で何とか、何とか!

 家事の方も、途絶えさせることなく、すすめたのは偉い?(笑)。これは、やらないと仕方がないからねえ。

 

教員給特法改正案は「不払い残業開き直り」 見直し求め署名4.7万筆(毎日新聞)
 「答弁の一つ一つに心をえぐられる」

 「日本は本当に法治国家なのか」

 教員の処遇を改善するとともに働き方改革を推し進めることを目指す国会での議論に対し、公立学校教員らから憤りの声が噴出している。

 理由は、民間と大きく異なる労働のあり方を定めている教員給与特別措置法(給特法)だ。

 残業代を支払わない代わりに給料月額の一定割合を「教職調整額」として一律支給する根拠法となっている。

 今国会で審議されている改正案は、支給割合を現行の4%から年1%ずつ、10%まで引き上げる一方、どれだけ残業しても給料が変わらない仕組みは維持している。……

 最大の問題は国の制度が長時間働かなければならない仕組みになっていること。その解決のためには①「定額働かせ放題」の原因となっている「教員残業代ゼロ制度」の廃止、②授業量に見合った教員の抜本的増員、の2つが大事。教特法改定案ではこの二つの大問題が改善されていないということ。ほんとに、問題の解決のために、この根本にメスをいれてほしいのだ!

 

  今日の映像の世紀バタフライエフェクトは、「“神の国” アメリカ もうひとつの顔」。

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 福音派に焦点をあわせる。もちろん、いまのアメリカ、トランプを理解するには、これだけではないのだけれども、1つの大きな側面として、この問題があるのは事実。そして、この面の根深さというものも考えさせられるところ。うーん。アメリカのあり方とそれを支える思想の変遷はしっかり学んでおきたいところだなあ。

 

2025/04/20

全国の港で1万7000人余の組合がストライキ 賃上げなど求める

 昨夜は暑かったから、うまく眠れなかった感じ。そのため通常モードの朝。朝から掃除をして、洗濯をして……。ただ、工場籠城の最中なので、最低限だけど。午前中は団地の草取りもあり。

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 膝の状態が悪いので、その作業はちょっときつい。膝が悪くなって、やっぱり、このまま自分たちの作業で、団地を維持するというのはかなり難しいなあとあらためて思う。もちろん、お金の問題はあるのだけど、ほんとに長期的に、団地の維持のことを考えなければいけないのだけど、これだけ、個々の問題でいろいろな意見が出てくると、難しいなあ。ボクは、そもそも、団地のなりたちのもとにある区分所有という制度は観念の世界につくられたかなり空論的な仕組みだと考えている。ある意味、公共的な側面をもつ集合住宅を、あくまでも私有財産のもとにおくために、強引に、かつ観念的につくった仕組みで、無理がある、と。

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 今日は天気はもう1つだったけど、やはり少し暑い。なかなか難しい季節だなあ。

 団地仕事の後は、まずはゲラ読み。それから来月インタビュー②の資料読み。

 地域の共産党が元気よく宣伝をしていて、元気をもらう。がんばらないと!

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全国の港で1万7000人余の組合がストライキ 賃上げなど求める(NHK)
 全国の港で貨物の積み降ろしなどに従事する労働者の1万7000人余りの組合が、20日朝からストライキを行っています。賃上げなどを求めていて、全国の港では作業が止まっているということです。

 ストライキを行っているのは、全国の港で貨物の積み降ろしなどに従事する労働者の組合、全国港湾労働組合連合会と全日本港湾運輸労働組合同盟です。

 組合によりますと、所属するのは1万7000人余りで、ことしの春闘では物価高を背景に基本給を月3万円か10%以上、初任給を最低でも22万円に引き上げることなどを求めて、業界団体の日本港運協会と団体交渉を行いましたが、まとまらなかったということです。

 このため、20日朝から24時間のストライキに入っていて、東京港や横浜港など全国の港で貨物の積み降ろし作業が止まっているということです。……

 ストライキは先月30日と今月13日にも行っているそうだ。全国港湾は今春闘で、10%・3万円以上の賃上げ、産業別最低賃金について月額22万円(時給1366円・23日稼働・7時間労働)などを要求している。事業者団体の日本港運協会(日港協)との3回の中央港湾団体交渉で誠実な回答を得られなかったとして、ストに踏み切ったという。「船社や輸出大企業は大きな利益を上げており、適正な港湾料金に価格転嫁して、賃上げすべきだ」と訴えている。ストの時代。がんばってほしい。

 

 

2025/04/19

NHK 「ETV特集」再放送延期&配信停止は「取材を深めた上で、改めてお伝えしたい」

 疲れが出てか、朝の寝起きがしんどい。よく覚えていないが、なんか変な夢をみたし、朝から夢と現実がいろいろ交差している変な感覚。

 少し、掃除をして、それから、来週の来月インタビュー①の準備をして、ゲラのやりとりメールをして、あとはゲラ読み。工場はほかの用事でバタバタするので、土日で、そこそこゲラを読んでおかないといけない。というわけで、余裕のない週末。だけど、疲れが出て、なかなかすすまない。

 今月号も最後の局面。うーん、うまく着地してくれるのかなあ。心配も多いし、気を引き締めないといけない。

 しかし、今日は、気温もぐっと上がって、それがまた体にこたえるなあ。

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 ちゃんと全部見ていなかった「覚えのない殺人」を見る。大森美香さんの脚本。大森さんの作品って、イメージとしては、前に進む人という感じ? でも竹内結子ものもあるしなあ。これは、テーマは「老い」。小林薫も、尾野真千子もいい。

 年をとると、頑固になる。それは自分も含め、まわりもそうだ。なかなか調整は難しい。一方で、できないことが増える。いろいろな世代の人が補い合っていけばいいのだけど、現実はなかなか難しいの常だなあ。

 

 ここのところ気になっているニュースがこれ。

NHK 「ETV特集」再放送延期&配信停止は「取材を深めた上で、改めてお伝えしたい」(スポニチ)
 NHKが16日、東京・渋谷の同局で定例会長会見を行い、NHK・Eテレのドキュメンタリー番組「ETV特集」で「フェイクとリアル~川口 クルド人 真相~」の再放送が延期された件について言及した。

 同番組は今月5日に放送された番組で、9日に再放送予定だったが、急きょ延期を発表。見逃し配信も停止されている。

 この理由について、担当者は「編成上の都合で再放送を延期し、それに合わせて、NHKプラスの配信も停止をしました」と改めて説明。今後については「より取材を深めた上で、改めてお伝えしたいと考えております」と説明した。……

 NHKは当然、放映前に、局内の審査というか、チェックをへているわけだから、その後の外からの声(ヘイト)に屈したとしか思えない。そのぐらい、異様な事件。

 異様と言えば、今日の報道特集は、前半の特集は…【さらに広がるネット中傷の実態】。誹謗中傷を受け、ある男性が命を断った、遺書で名指しされた人物は・・・「後悔ですね、それは」さらされた住所

 立花孝志と、その周辺の人々による動き。ほんとうに恐ろしい。いったいどういう時代になったのか。

 後半の特集は、JR宝塚線の事故20年に涙。あのとき、いろいろつきあたったJRの利益のための構造的問題。それはいまどうなっているのか? 

2025/04/18

アスベスト被害の賠償請求権、除斥期間の起点は「労働局の被害認定時」…元労働者側が大阪高裁で逆転勝訴 生活保護費訴訟 2審も違法判断 引き下げ取り消す判決 広島高裁

 気持ちが穏やかになればいいんだけどなあ。

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 今日は工場籠城。緊張感ある論文を作業すると、背筋がシャンとする。本を読んでいても、やはり、ガーンとなぐられたような、認識の甘さに気づかされるときがある。それこそ、みんな人生をかけて、仕事しているんだから、シャンとしなければって思うけど。そんな思いと、それでも、この社会の激しい動きには、自分はまったくついていけず、途方に暮れてしんどい思いをしているという思いは交錯する。部数減を前に、もちろん、体制とか、そもそもの雑誌のありようとかいろいろな要素があるにしても、能力がなあという思いも強く持っているだけに、いっそうね。

 いろいろちぢれ惑う心を、何とか平静にもっていかないとねえ。

 裁判の勝利が続くのは嬉しい。ここにも、生き方の問いもあるわけで。

 

アスベスト被害の賠償請求権、除斥期間の起点は「労働局の被害認定時」…元労働者側が大阪高裁で逆転勝訴(読売新聞)
 アスベスト(石綿)規制の遅れが原因で健康被害を受けたとして元労働者の遺族が国に約600万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(三木素子裁判長、谷口安史裁判長代読)は17日、請求を棄却した1審・大阪地裁判決を取り消し、国に全額の賠償を命じた。

 争点は、賠償請求権が消滅する「除斥期間」(20年)の起算点をどこに置くかだった。国は、同種訴訟の2019年の福岡高裁判決を基に「被害発症時」と主張したが、三木裁判長は、国の責任を認めた14年の最高裁判決後の枠組みに沿い、発症より後の「労働局による被害認定時」と判断した。

 判決によると、元労働者は石綿セメント管の製造業務に従事し、00年5月30日に労働局から健康被害の認定を受けた。認定から20年を前にした20年5月8日に提訴したが、国は除斥期間を理由に救済対象と認めず、和解に応じなかった。……

 

生活保護費訴訟 2審も違法判断 引き下げ取り消す判決 広島高裁(NHK)
 生活保護の支給額が、2013年から段階的に引き下げられたことについて、広島県内の受給者が「憲法で保障された最低限度に満たない生活を強いられている」と訴えた裁判で、2審の広島高等裁判所は国の対応を違法だと判断し、1審に続いて引き下げを取り消す判決を言い渡しました。

 生活保護費のうち、食費や光熱費など生活費部分の基準額について、国は当時の物価の下落などを反映させる形で、2013年から2015年にかけて最大で10%引き下げました。

 これについて、広島県内の受給者たちは「憲法で保障された最低限度に満たない生活を強いられている」などと主張して、自治体が行った引き下げの取り消しを求め、1審の広島地方裁判所は2023年に一部の原告を除いて訴えを認めたため、双方が控訴しました。……

 となると、いよいよ最高裁が注目される。とくに後者は、最高裁の判断が、ほんとうに大事になる。司法とか、法とは何かを、根底から問うているわけで。しっかり、ついていかないと。

 

2025/04/17

沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説

 すっかり葉桜。葉桜はある意味で、老いのなかに、これからの新しい人生の力強さをしめしてくれる感じなのかもしれないなあ。まだ、力強く生き抜かなきゃって、ちょっと思ったり。

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 朝から大幅修正のフォローをバタバタと。職場に行っても調整作業が多く、実務もあり、ほんとうに頭が真っ白のなかの作業で一日がすぎていく。一通り何とかなっているのかなあ。これで大丈夫なのかなあと、いろいろ不安になるところ。

 

 敬愛する林さんの新著についてのインタビュー。

沖縄県民の戦場動員は行政にも責任 関東学院大名誉教授の林博史さん 4月17日発刊の新著で網羅的に解説(沖縄タイムス)
 沖縄戦研究者で関東学院大名誉教授の林博史さん(70)が新著「沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか」(集英社)を17日、発刊する。沖縄戦の地域ごとの特徴や戦時体制、軍と県による県民の戦場動員など、網羅的にまとめ「沖縄戦を理解できる1冊」とした。林さんは、戦後も続く沖縄の基地負担や南西諸島で軍事化が進む現状に触れ「沖縄戦から80年、今につながる問題として沖縄戦とは何だったのかを考えてほしい」と話す。出版への思いや沖縄戦から学ぶべきことを聞いた。(聞き手=社会部・當銘悠)

 -出版に至った思いは。

 「市町村史など調査研究の成果を反映させた、1冊で沖縄戦を理解できるような本をつくりたかった」

 -意識したことは。

 「沖縄戦については日本軍の責任ばかりが言われてきたが、人々の自由を抑圧し、戦争に動員していくのは軍以上に国や県など行政の役割が大きい。軍と行政が一緒になって人々を動員していった。その全体の仕組みは従来の沖縄戦研究で抜け落ちているので今回、重視して記述した」

 「沖縄の外での戦争に、沖縄の人々がどう関わったのかにも触れた。沖縄の人々が関わった、沖縄戦以外の戦争はもっと調べる必要がある」

 「生きたいのに死を強いられた人々の無念を感じ取り、どうすれば生き抜くことができたのか、彼らに死を強いた者たちの責任は何だったのかを追及することが大切だ。人々は米軍に捕まることを許されず山中で餓死したり、米兵への恐怖心を植え付けられて壕を出られずに米軍の攻撃で命を落としたりした。人々を死に追いやった原因に当時の社会の在り方が影響しているにもかかわらず、日本はそれに向き合ってきていない」……

 これは読まないとなあ。すぐに、戦後80年、沖縄戦80年。しっかりとりくまないと。ポイントは「市町村史など調査研究の成果を反映」、これだね。

 なんのための学問なのかということを考えさせられる。そう言えばネットで、東大の木宮先生の退職記念のインタビューがでていて、韓国の民主化を身近で見たことの大きさを語っていたのも興味深い。「韓国に留学して最も印象的だったことは人間の力によって政治や社会が変わり得ることを実感できたことです。この経験は人生にとって重要だったと思います。」と。 社会をどういう立場、視点で見ていくのか。こんな時代だからよく考えたところだなあ。

2025/04/16

一部私大「義務教育のような授業」 財務省が指摘 文科省幹部は異論

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 一気に満開。そんななか出勤。ページの確定を急ぐ。ゲラを動かしたり、実務をすすめる。そんななか、トラブル発生。いろいろ手当てし、緊急の手立てを使う。トラブルからはいろいろ今の時代も見えてくる。

 夕方、おお直しも入る。厳しいが悩ましい。明日は、いろいろ全体の段取りもしなきゃならないが、しっかりどこまで粘れるか。今日もハードな一日。年寄りにはしんどい(苦笑)

 夜遅めの帰宅の家事は辛いし、余裕のない日が続く。うーん、帰宅が10時をすぎると、そこから夕食、片づけ、洗濯取入れ、明日の準備などもろもろはきつい。睡眠時間がなあ。明日のバタバタ、朝からご飯づくりなどたいへん。明日は昨日、受診でできなかった診察は延期して、がんばります。来週も取材が入っているんだけどなあ。

 とりあえず遅い食事は体に悪いなあ。

 

一部私大「義務教育のような授業」 財務省が指摘 文科省幹部は異論(朝日新聞)
 大学なのに義務教育のような授業だ――。財務省が15日の有識者らによる審議会で、一部の私大の教育内容を厳しく指摘し、私学助成の見直しを提唱した。教育の質の評価が必要という考えを示したが、文部科学省からは「粗い考えだ」との指摘もある。

 15日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で主張した。定員割れに陥っている私大の授業例として、四則演算や方程式の取り扱い(数学)、現在形と過去形の違い(英語)などを挙げた。大学の公開情報から抽出したという。

 その上で、「メリハリを強化していくべきだ」として、大学を評価する今の認証評価制度を見直すなどして、教育内容の質や人材育成の観点で私学助成額を検討する仕組みへの転換を唱えた。……

 就職試験が、そもそもマークシートの基礎学力試験になっているから、大学がその対応として、中学のドリルなどをつかってというのは、もうずいぶん前から聞く話である。それは現実の社会の側がそうしているのであって、それをもって、財務省は何をどう評価を問題にするのか? そうした対応をしつつ、大学の側はいろいろな学生の知的な成長のために努力しているところは少なくない。ただ、政策の側が、実務的な能力を重視してという対応をとっているので、問題にするのであれば、大学の評価ではなく、政策のほうではないのか、など怒りがわいてくる財務省の対応。

 本田さんも、「「定員割れ私立大学における授業の例(各大学がHPで公表しているシラバスより抜粋・編集)」とある。基礎から始めて水準を上げていく授業の最初の方から「抜粋・編集」したものだとすれば、非常に恣意的で「定員割れ私立大学」に対する誹謗中傷とも言える内容である。どの大学のどのシラバスなのかが明示されていないため、恣意性を検証するすべもない。国家の財政政策を担う財務省が、こうしたまさに「粗い」資料を出して平然としていることに震撼する」と怒りのコメント!。

2025/04/15

トランプ氏、米大50校で「リベラル狩り」 ハーバード反発

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 今日は通院。整形外科が受診。泌尿器科は医者が休んでいて、受診できず。まだまだ通院は続きます。じわじわと加齢が影響しているから、病院んにいったとしても、改善されるわけでもなく(苦笑)。しかも夜、治療用の物が見つからないで。、イライラ。

 今日は実務と編集実務。それから会議。

 やっぱり、時代について行けてない感が充満。うーん。焦りがいっぱい。みんな自信いっぱいでやっているなあ。ボクは、これを勉強したい、あれを考えたいということだけが気持ちで先行し、すすまず空回り。でもまあ、焦るってことが、まだまだ、やる気があるということで。

 大事にしたい原則や原理。だけど、それを現実の中で、現実に葛藤しながら、柔軟に発展させたりしている努力。そんなことをきちんと考えたいなあ。

 ただ、いろいろうまくいかないときは、やっぱり孤立感。

 

 さてさて、アメリカがいっそう大変なことになっている。

 

トランプ氏、米大50校で「リベラル狩り」 ハーバード反発(日経新聞)
 トランプ米政権が米国の大学に対し、政府助成金の取り消しなどの措置で圧力をかけている。学内方針を「リベラル偏向」と断じる名門大が標的だ。DEI(多様性、公平性、包摂性)施策を「逆差別」とし、全米50校の見直し対象リストも公表した。名門ハーバード大は14日、DEI施策見直しなどの政権の要求を拒絶すると表明した。……

 共同によると、「ハーバード大は14日、トランプ政権が要望した多様性・公平性・包括性(DEI)重視の中止や、学生らの取り締まり強化を拒否した。これを受けて連邦政府は同日、同大に対する約23億ドル(約3300億円)の補助金や契約を凍結すると発表した。ハーバード大は政権の要望に対し「大学の自治侵害だ」とし「私立大が政府に乗っ取られるわけにはいかない」と反発している」という。大学の自治、学問の自由への攻撃はいまの時代の一つの特徴か。だけど、日本がそもそもそうだと思うけど、社会が、この国が閉塞していくうえでの、外堀を埋められているような状況がそこにあらわれている感じがする。

2025/04/14

日本学術会議改正法案 現会員56人が修正求める 独立性確保に懸念

 今日は、朝から通院。電車混んでるなあ。追加の検査なども。また、専門の科の受診も支持される。とりあえず、体をしっかりメンテするために、病院にしっかりいくのが当面の目標だな。

 今日はいい天気でしあわせ。薄紅色の花がきれいだ。暖かだし。

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 座談会①を仕上げて、発信。とにかくその後はわりきって、次号以降の企画を考え、仕込む。いくつか仕込みやその前段の相談まではできた。少しだけど、少しだけ前進。明日もこの調子で。

 

日本学術会議改正法案 現会員56人が修正求める 独立性確保に懸念(毎日新聞)
 日本学術会議の現会員56人は14日、同日に開かれた学術会議の総会で、今国会で審議が予定されている学術会議を特殊法人化する法案について、修正を求める決議案を提出した。政府からの独立性の確保などを巡って懸念される点があるためで、15日の総会で投票による採決を行う。

 決議案では、国を代表する学術団体として学術会議が求めてきた5要件のうち、国家財政支出による安定した財政基盤▽活動面での政府からの独立▽会員選考における自主性・独立性――が充足されていないと指摘。法案では「大臣任命」となっている監事や評価委員を置くことについて「総会任命」に修正することなどを提案した。……

  先日、廃案を求める関係者たちの集会があったばかり。本体ではじまった、修正を求める動きに。これをどうみるのか? やっぱり、それでも法人化への懸念はぬぐいされないが……。修正案について、「(法案は、)ナショナル・アカデミーの5要件における実質的な核心部分(①国家財政支出による安定した財政基盤、②活動面での政府からの独立、および③会員選考における自主性・独立性の各要件)を充足しておらず、会長声明で示した5つの懸念(①大臣任命の監事の設置を法定すること、②大臣任命の評価委員会の設置を法定すること、③『中期目標・中期計画』を法定すること、④コ・オプテーションの考え方の逸脱になる次期以降の会員の選考に特別な方法を導入すること、および⑤選考助言委員会の設置を法定することに対する懸念)を払拭していないので、日本学術会議は、国会に対して、法案がナショナル・アカデミーの5要件をすべて充足し、会長声明で示された5項目の懸念をすべて払拭したものとなるよう修正を求める」としているわけだから、ぎりぎりのところでの修正なのか。そんなことは可能なのか? うーん。

 さて、今日、明日が総会。総会ではどんな議論になるんだろうか?

2025/04/13

長生炭坑の遺骨収集が山場を迎えている

 朝起きて、洗濯→掃除→仕事。今日も座談会①原稿づくり。だいたい形になってきたかな。明日仕上げて、発信までいかなきゃ。あとは、提稿が1本。
 今日は朝から雨。桜の花も今日が最後だなあ。見事に散っている。

 

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 そして……

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 なかなか、ダメですねえ。ものすごく、抱え込んでいる感じで余裕がない。GWにリフレッシュ旅行ということも頭をよぎったけど、アシスト付き自転車やドラレコにお金を使ったし、エアコンも、風呂釜の買い替えを考えなくてはいかないし、つい最近、結婚40年で旅行にいったばかりだし……。身近で、日常で、気分転換、リフレッシュするほうほうを考えないといけないかなあ。そういうことができるようにならないといけない。


 さて、長生炭坑の遺骨収集が山場を迎えている。「長生炭鉱水没事故とは?」について、歴史に刻む会のHPでは、「長生炭鉱は、山口県宇部市の東部、瀬戸内海に面した床波海岸にありました。当時山口県には多くの炭鉱がありました。その中でも長生炭鉱は海底坑道の危険な炭鉱で、全国的にも比較的朝鮮人労働者の多かった山口県の中でもずば抜けて朝鮮人労働者の数が多く、「朝鮮炭鉱」と呼ばれていたといいます。1942年2月3日午前6時頃、海岸の坑口から1000メートル以上沖の坑道で異常出水が始まり、午前8時頃水没するという大惨事が起こりました。(※この水没事故のことを炭鉱用語で「水非常」といいます。)そして、この事故の犠牲者は183名、そのうち136名が朝鮮人労働者でした。この事故の後、この事実は全く語られることなく、宇部の歴史から抹殺されていきました」と。

 昨年、坑道への入り口が発見され、犠牲者の遺骨を探す潜水調査がこの4月4日まで4日間行われたが、遺骨は見つからなかった。今後、障害物の撤去作業がおこなわれ、そのうえで、6月にふたたび潜水調査がおこなわれる。政府への働きかけも、4月22日に、意見交換会がおこなわれる。さまざまな作業のためのクラウドファンディングもおこなわれる。注目されるうごきでもある。

2025/04/12

私大法人、経営「正常」が初の半数割れ 2割は「困難」

 季節の移り変わりということでは、昨日こんな風景に出会った。

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 今日は、早朝仕事スタート。一方で、まだまだこんな感じ。

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 早朝仕事→朝食→入浴・お風呂掃除・水回りの掃除を少し→それから、仕事。とにかく、部屋がかび臭いから、水回りは、今後、しっかり掃除しないとと、いつも思うのだけれども。

 今日は、反貧困集会もあったし、演説会もあったし、地元のイベントもあったけど、ボクはひたすら座談会①原稿づくり。うーん、半日遅れで、明日の午後には仕上げにうつりたいなあ。

 

私大法人、経営「正常」が初の半数割れ 2割は「困難」(日経新聞)
 私立大を運営する全国571の学校法人のうち、2023年度の収支状況などから経営が「正常状態」といえる法人が278法人で5割を切ったことが11日、日本私立学校振興・共済事業団の分析で分かった。半数割れは分析を始めた15年度以来で初。136法人が経営困難な状況にあり、うち17法人が自力での再生が極めて難しい状態だった。……

 学術会議のことを、しっかり話題にして、たたかっていかなければならないのだけれども、それを下支えする日本の学術研究、とりわけ高等教育も深刻な事態に追い込まれている。国立大学も惨憺たるものだけど、弱小私学はよりいっそうそうだ。すそ野の広がりのない学術研究に、その発展の道はないのだと思うのだけれども。与党はそんなこともわからない。

 一方で、今国会で審議入りした公立学校の教員の処遇改善などを盛り込んだ給特法改正案。いろいろ問題がありそうだ。全日本教職員組合(全教)が指摘していることの一つに、法案では処遇改善策の一つに学級担任への手当の加算が入っているが、特別支援学校や特別支援学級の担任は加算の対象ではないということがある。現行で給料月額の4%が支給されている教職調整額を段階的に10%に引き上げることとしているが、幼稚園教諭は、子ども・子育て支援新制度の枠組みで処遇改善に向けた財政措置が行われていることで4%のまま据え置きとされるとか、義務教育等教員特別手当を、校務類型に応じて支給することとし、その困難性などを考慮して条例で支給額を定めることも盛り込んでいて、具体的には学級担任の手当を加算することを想定している。ところが特別支援学校や特別支援学級の担任はその対象に入っておらず、来年度以降、特別支援教育に関わる給料の調整額の削減が検討されているというのだ。

 全教の金井書記長は「障害のある子どもたちは重度化・多様化しており、特別支援教育における専門性は高まるばかりだ。給料の調整額を削減する合理的な理由はない。学級担任の手当のことを含め、極めて差別的な処遇改善だ」というが、その通りだと思う。なんか、目に見える効率化だけ追い求めて、権利を守るだとか、発達や発展を下支えするという発想がないのだよなあ。ほんとに。

2025/04/11

不登校の子に「励みになる」 文科省が示す新たな案 期待と課題

 季節のうつろいは早いなあ。

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 今日は天気が崩れるという。それに対応した移動手段と服装。あまり、役にはたたなかったけど。

 

 仕事は、朝から座談会①の原稿づくり。今日はひたすらその作業。だいぶ進んだかなあ。予定より半日遅れ。次の手がなかなか打てない。これまで、どのように乗り切ってきたのかなあ。よくわからなくなってくる(苦笑)。

 国会ではさまざまな院内集会がおこなわれている。住宅問題の集会と、学術会議の集会をオンラインで主張。いろいろなこういう集会は大事だし、活力にもなる。しっかりした学習が大事だ。

 

 さて、

 

不登校の子に「励みになる」 文科省が示す新たな案 期待と課題(朝日新聞)
 不登校の小中学生のうち、学習などの支援拠点である「教育支援センター」に通う子らについて、文部科学省が10日、個々の状況に応じて個別に学習計画を立て、それに基づいた評価ができる新たな仕組みを作る方針を示した。ただし、具体的な制度設計の議論はこれからで、課題も多い。

 「息子の頑張りを評価してもらえるなら、うれしい」。東京都の区立中学1年の男子(13)を持つ母親(43)は言う。息子は小学5年の3学期からクラスに入りづらくなり、以来、通学していない。だが最近、校外の教育支援センターで小学校の復習に取り組み始めた。「息子に合ったカリキュラムで評価してもらえたら励みになる」。母親は今回の文科省案の実現を期待する。

 10日にあった中央教育審議会(文科相の諮問機関)の教育課程企画特別部会では、大学教授らの委員から「該当する生徒の学習に対するモチベーション、学ぶ意欲を高める契機になることは間違いないだろう」「全国各地で今苦しんでいる子供たちにとって、とても希望になる提案だと思う」など文科省案を後押しする意見が相次いだ。

 不登校の小中学生は過去最多を更新し続けている。文科省の調査によると、2023年度に30日以上小中学校を欠席した不登校の子は34万6482人に上った。……

 

 今日誕生日の氏岡さんたちの記事。本田さんがコメントを寄せている。「文部科学省の最新の調査結果によれば、小中学校の不登校児童生徒約34万6千人のうち、教育支援センターで指導を受けた児童生徒は約3万人、それ以外の教育委員会所管機関で指導を受けた児童生徒は約2万5千人である。すなわち、不登校児童生徒のうち教育支援センターで指導を受けている者はごく一部にすぎず」と。「一部以外の児童生徒はほぼ放置されている状況にある」とも。本田さんの言うように、この激増の原因は、そんなに単純ではない。ただ、この間の学校教育の変容が大きく影響していることも事実。そのことをふくめ、「これほど大量の不登校が発生している原因の把握」が大事であるはず。ほんとうに「文科省の対応はあまりにも鈍く遅い」としか言いようがない。この問題は、ボクもしっかり、勉強してみたいなあ。

2025/04/10

「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか

 桜がヒラヒラと舞い落ちる季節。季節はどんどんすすんでいくなあ。

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 今日は病院スタート。検査結果を聞く。基本問題なし。胃カメラを年2回にしてくださいと。病院は受付から支払いまで、全部、機械化されている。だいたい、文書で同種の結果は来ているので、全然、来る必要なのだけど、儀式のように進んでいく感じ。全工程が20分ぐらいで終わったので、よかったよかった。

 職場では、座談会①の原稿づくり。一気にスピードアップしています。結構集中していると、お昼過ぎには疲れてしまう。提稿2本。来月企画の相談を3つほど。来月もまだまだ、足らないし。再来月になるともうスカスカ。その先も含め、ここでがんばらないと、不安がいっぱい。大丈夫かなあ。頭がスカスカだしなあ。

 夕方から雨。かなり濡れる。まあ、何とか乗り切る。

 

 数日前のタイムスのこの記事にちょっと注目した。

「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」 沖縄女性史家・宮城晴美さん調査 犠牲者の8割超が女性や子ども なぜ惨劇は起きたのか(沖縄タイムス)

 沖縄女性史家、宮城晴美さん(75)の調査によると、沖縄県内各地の「集団自決(強制集団死)」の犠牲者は、女性や子どもが大半を占める。「生きて虜囚の辱めを受けず」といった日本軍の思想とともに「男性優位の家父長制や民族差別が大きな影響を与えた」と指摘する。

 調査では、読谷村波平のチビチリガマでの犠牲者83人の89・1%に当たる74人は女性と12歳以下の子ども。中国従軍経験のある元日本兵と元看護師が、中国での日本軍の残虐さをその後侵攻してくる米軍に重ねて「自決」を誘導した。

 村全域では130人が「集団自決」で亡くなった。うち宮城さんが調べた125人中101人(80・8%)が女性と12歳以下の子どもだった。

 宮城さんの母初枝さん(故人)は座間味島の「集団自決」の生き残りだ。1970年から延べ500人に繰り返し聞き取りを実施。座間味島と慶留間島の犠牲者のうち、民間人は187人中152人(81・2%)が女性と子どもという。

 宮城さんは、各地の事例を踏まえ「男性だけの家族で『集団自決』は起きていない」と言い切る。……

 女性への抑圧というものが、戦争のなかでこのように表れていたのかということには、ハッとさせられる。宮城さんの一貫した主張だけど、こうした視点で戦争を見ていくことの大事さ、こういう視点の欠落へ反省させられる。戦争にかかわって、まだまだいろいろと考えなければいけないことは多いと痛感させられる。

 

 生協の配達。コメはこなかった! どうなっていくのかなあ。ほんとに生産を増やすことをしないと、どうにもならないと思う。

2025/04/09

「生活の質」満足度、日本は世界30カ国で最下位 民間世論調査

 一昨日は、睡眠が悪かったので、昨日はひっしで眠った。朝がたも目が覚めそうになって、ひっしで眠ったら寝過ごした(笑)。

 朝から、とにかく座談会①の起こし、整理作業をすすめる。さらに、原稿づくりに突入。あと原稿のやりとりを少し。

 仕事にも生活にも追われる余裕のない日。少しでも手ぬきをしようといろいろ工夫はするが……。やることは多い。

 そうこうしていると、ミスが発覚する。ガックリ。

 そもそも、ボクのような仕事は、とにかくく広く、しかも量をこなす仕事なので、自分のなかに高い専門性があるわけではない。まあ、何でも屋で、私生活でも同じようにそのこと言えて、あまり文化的ではない(苦笑)。だから、すぐに壁にぶつかるし、とにかく何とかこなすということになる。だから、よく落ち込むのだ。苦手の分野、それなりに勉強している分野から少し離れるとよけいにね。

 家のことを見ると、よけいに落ち込む。いろいろ工夫したり、もうちょっと、投資をしたりしないとなあ。

 いずれにしろ個人的には、もっとやる仕事は、しぼりたいのだけど、そうはいかなのが難しい。やりたいことはあるのだけど、できそうにないことがわかっているだけになあ。条件だけでなく、能力も、体力もちょっとついていかなくなりつつ……。

 

 今日もいい天気だけど、部屋のなかでの仕事にはまだまだ少し寒さを感じるのはなぜかなあ。

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 ニュースを見ると、気が滅入ることが多いが、そのことをどう考えるかも、当面、大事な仕事だしなあ。そう簡単ではないことだけど。

 

「生活の質」満足度、日本は世界30カ国で最下位 民間世論調査(毎日新聞)
 世界30カ国の中で、日本は「生活の質」への満足度や期待値が最も低い――。

 フランスに本部を置く世論調査会社イプソスが、日本を含む世界30カ国を対象にした調査でそんな現状が浮かび上がった。

「幸せ」日本は6割
 イプソスは2024年12月~25年1月、欧米やアジアなど各地域にある30カ国の計2万3765人を対象に、幸福度についてオンラインで調査。日本では約2000人が回答した。

 幸福感について、①とても幸せ②どちらかといえば幸せ③あまり幸せではない④まったく幸せではない――の4択で聞いたところ、日本では①と②の回答が60%にとどまり、30カ国中27位だった。平均の71%を大きく下回った。24年公表の前回調査(57%)からは3ポイント増えたものの、11年の初回調査(70%)と比べると10ポイント減っている。……

 満足度など、定義は難しく、しっかりした議論が必要なんだろうけど、なかなか幸福を感じられないとは、実感にはあっているのだとは思う。とりわけ、イソプスの社長の言うように、「経済的に苦しいと感じることが、幸福感に大きな影響を与えているようだ」というのは、きっとその通り。そこから、何をどう共有していくのか。きっと、入り口は、ますます広がっているのだろうなとは思うところ。

 夕日もきれいだが。

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2025/04/08

川重、国税が10億円を追徴 防衛予算が裏金化「指摘に従い納税」

 暖かくなったのはうれしいけど……。昨日は、1時間おきに目が覚めて、睡眠はあまりよくないなあ。

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 なかなか、たいへんな日、厳しい日が続く。朝から座談会の起こし作業。お昼に、執筆者から食事のお誘いがあって、どうしても会っておかなければならなかったので、おしゃべり! 午後は会議が続く。選挙に向けて、いろいろやりたいけど、目の前の基本の仕事がなかなかたいへんで、その点でもいろいろ難しいなあ。なんか、どんどん仕事が増えていく感じ。一部員にすぎないけど、いろいろな根回しや調整や、気遣いも大変な感じ。自分は、そんなことできる人間じゃないから、よけいに難しい。

 

 政治のありよう、このくにのありようが、ほんとうに大変なことになっているこから、ほんとに、いろいろ考えないと。この記事もため息しかでない。

 

川重、国税が10億円を追徴 防衛予算が裏金化「指摘に従い納税」(朝日新聞)
 海上自衛隊の潜水艦修理をめぐる裏金接待問題で、大阪国税局の1年余りに及ぶ税務調査が終結し、川崎重工業がその他の申告漏れも含めて6年間で約10億円を追徴課税された。関係者への取材でわかった。川重はすでに修正申告し、納税したという。

 今回の税務調査をきっかけに、防衛予算の一部が裏金化され、潜水艦乗組員らの物品・飲食代に使われてきたことが判明。多額の裏金を作れるほど予算が過大になっていたことになる。

 川重の特別調査委員会などによると、同社の神戸工場修繕部は下請け会社に資材などの架空発注を繰り返し、支払った代金を裏金としてプールさせていた。

 こうした裏金は、乗組員らの要望に応じて潜水艦内の備品のほか、ゲーム機やゴルフ用品などにも支出され、飲食接待にも使われた。架空取引は約40年前から続けられていたという。……

 本田さんが「防衛費が「だぶついて」おり、無理やり使ったように見せるために川崎重工業に水増しで支払われ、1社で10億円を超える所得隠しと裏金作りが行われており、それが自衛隊に物品や飲食で還元されていた。吐き気がするような自衛隊と企業の癒着である。爆上がりしていた防衛予算は、こうして全く無駄に「消化」されていた。こんな無意味な予算を、人々の暮らしや教育を支えるために充てていれば、と腹立たしい」とのコメントをよせているが、ほんとに吐き気がするような事件。IHは? 三菱重工は? そして、はたして、大軍拡の予算はどのようにつかわれてるのか。台湾有事とか、安全保障環境の悪化ということをいうわけだけど……。政治の目的が逆立ちし、何のための政治があるのかがわからなくなっているということだと思うのだけど、そのことへの問いかけを真摯にしていかないといけない。

2025/04/07

5月号ができています!

 今日は朝から座談会取材。

 とちゅう、こんな建物に遭遇。

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 18歳の時、大阪のおぼっちゃんだったボクは東京に受験に来た時にここにとまったのではないか??? このホテル、建ってから54年かあ。結局、落ちて翌年の受験は、自分で探して、オリンピックセンターだとか、大学斡旋の下宿だとかにとまったけど(翌年は合格=いかなかったけど)。

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 となりには都庁だとか、都議会とか。

 東京のこういう場所は、もうこちらで住んで40年以上たつけど、慣れないなあ。

 

 さて、座談会収録はとても、勉強になったし、刺激ももらって、午後からはその起こし作業をスタート。花粉症の薬のせいか、少しまだまだ眠いけどねえ。

 

 5月号ができています!

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 ボクの担当は、まずは憲法特集! 久しぶりの丹羽さんには、戦後80年というスパンで、憲法のいまを考えてもらった。参院沖縄選挙区への立候補要請を受諾した髙良さんが登場して、南西諸島のこと、そして基地被害、性暴力のこと、平和への強い思いを語ってもらった。そして、小澤さんに、学術会議問題と憲法を。いまの法案の口実と、6人の任命拒否の議論は見事に重なっている。それだけにあらためのあのときの議論を憲法の立場から考えてもらった。

 もう1本。戦後80年、日韓条約60年に、徴用工問題を材料に、歴史を否定する政府と右派勢力の議論を批判してもらった労作。竹内さんは弊誌初登場。端島がテレビドラマで、注目されたこともあって、しっかり考えたいと思った次第。

2025/04/06

高良沙哉氏が出馬へ 参院選沖縄選挙区、「オール沖縄」の要請受諾

 昨日は飲み会。なんだか調子が出ないだな。夜中に目が覚めたとき、一瞬、どこにいるかわからなかった。気がついて、それでも、大事な家族がいないのはどうしてと、とても不安になったり(苦笑)。もう、10年も別に暮らしているのにねえ。

 明日の準備がなかなか、頭が回らない。大丈夫かなあ。自分がやったことのない分野の仕事も当面は増やさないといけない。

 そうしている間に、来月、沖縄取材を決める。1泊だけど、まあ行って帰っての日程なんだけどねえ。楽しみ。うん。

 

 今日は、友人のご要望で、吉原・浅草方面へ。

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 軽々に、興味本位で行くようなところではないけれど、この地域のかつてと今からはたくさん考えないといけないと思う。ボクは「べらぼう」は、作品の作り方は、やっぱりダメだという意見だ。なぜ、ダメンズ蔦重が主人公なのか? 問題をきちんと描いていないと思っているだけに、いろいろ考えたりした。「たけくらべ」はもう一度、読んでみたいなあ。

 

高良沙哉氏が出馬へ 参院選沖縄選挙区、「オール沖縄」の要請受諾(沖縄タイムス)
 玉城デニー県政を支える「オール沖縄」の県政与党各政党・会派連絡会(座長・山内末子県議)から今夏の参院選沖縄選挙区の統一候補として出馬要請を受けていた高良沙哉沖縄大教授(46)は6日、那覇市の教育福祉会館で記者会見を開き、受諾した。無所属で出馬する予定。後日、改めて会見を開き、正式に出馬を表明する。

 高良氏は「学生や家族にも相談しながら熟慮した。重い責任があるが、とても意義があることだと思う」と述べた。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設については「理不尽な政策で、一貫して反対している」と話した。その他の基地問題解決や、ジェンダー平等の実現にも力を入れて取り組む考えを示した。……

 がんばらないといけないなあ。ウダウダ、しちゃいけないなあ。

 

 

2025/04/04

韓国の尹錫悦大統領を罷免、憲法裁宣告 「非常戒厳」めぐり弾劾訴追

 関東が何が大変かというと、通勤が大変。時間が長いし、電車が混んでいる。いろいろな意味で疲れる。

 だけど、こちらは、桜はいよいよ満開という感じ。それはとても気持ちいい。

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 職場の近くの御苑の桜も。

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 仕事の方は、たまった実務処理。先の企画のための資料づくり、資料さがし、資料読みと、後メールのやり取りなどなど。

 

 いろいろな問題で、いろいろな人と話をして、意見の違いを自覚したり。いろいろ難しい情勢です。

 

韓国の尹錫悦大統領を罷免、憲法裁宣告 「非常戒厳」めぐり弾劾訴追(朝日新聞)
 韓国の憲法裁判所は4日、昨年12月の「非常戒厳」宣布を受けて国会に弾劾(だんがい)訴追された尹錫悦(ユンソンニョル)大統領(64)に対し、「憲法秩序を侵害した」などとして裁判官の全員一致で罷免(ひめん)を宣告した。尹氏は失職し、60日以内に大統領選が行われる。現職大統領が弾劾訴追で罷免されるのは、2017年の朴槿恵(パククネ)氏に続いて2人目。……

 聞くところによると、対象となったすべてのことがらで、全員が憲法違反と判断したという。ボクも師匠?の教えもあり、立憲主義ということばは好きではないけど、あえて立憲主義という言葉を使う。その立場に立った、権力への断罪。日本の司法ははたして、こうしたことができるのだろうかと。かつては田中金脈を罰したが。田中だから罰したのか? いまの司法はどうなのだろうか? 韓国の憲法観というものを知りたいものだなあ。

 社会はトランプにふりまわされてる。ふかいところでつかんだほうがいい感じはしているのだけどなあ。

2025/04/03

「完全に狂っている」経済学者・クルーグマン氏が相互関税を猛批判

 先の企画も考えなくてはと、今日はいろいろ資料を読む。なかなか、社会の激動についていってないかあ。世界でおこっていること、日本でおこっていること。どうしたらしっかり理解できるんだろう。ちょっと、焦ってしまう。いや、もうついていけないのかなあ(それではいけない!)

 今日は関東に移動。まだまだ外は寒いから、結構、服装がつらい!

 釧路のアパートから自宅まで、夕食の買い物を含め、ちょうど6時間。移動はやっぱり、面倒で疲れる。

 自宅に帰ってみると、ベランダは花盛りだなあ。

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 明日から、暖かくなるのは嬉しいなあ。

 

「完全に狂っている」経済学者・クルーグマン氏が相互関税を猛批判(毎日新聞)
 ノーベル経済学賞を受賞した著名な経済学者ポール・クルーグマン氏は2日、自らが配信するニュースレターで、トランプ米大統領が発表した相互関税を「完全に狂っている」と猛批判した。トランプ氏の関税引き上げに関する矛盾点も指摘し「イエスマン」で固められた第2次トランプ政権の危うさに警鐘を鳴らしている。

 クルーグマン氏は相互関税について「完全に狂っている」としたうえで「関税率が誰もが予想していたよりも高いだけでなく、貿易相手国について虚偽の主張をしている」と批判した。

 例えば、欧州連合(EU)が米国に39%の関税を課しているとの主張については「EUの米国への関税率は3%未満のはず。どこから39%という数字が出てくるのか全く分からない」と指摘。トランプ氏が問題視するEUの付加価値税(VAT)も20%前後で「どうあがいても39%には近づかない」と算出根拠に疑問を示した。……

 たしかに、理解しようと知れば、戦後的な国際秩序そのものをひっくりかえそうとしているとしか考えるしかない。しかもしそれは、戦後以前の秩序にというもの。トランプは、アメリカ優先経済を、かなり強引につくりかえるという、自国経済重視派ともいえる人たちの考えをうけいれながら、自身の考えであろう、アメリカ中心に、大国による、安全保障の新しい形をつくる梃子にしようとしているということぐらいしか、解釈できないなあ。

 それでも、いろいろと、トランプのこと、日本の対応のこと、とくに日本の対応が……。て感じで、もっと勉強しないといけない。

2025/04/02

「しあわせは食べて寝て待て」

 まだまだ、寒いですね。いろいろ町を歩いていると、風が強いせいもありますが、それだけではなく、少し寂しい風景がいっそう寒さをつのらせます。

 JRの一両編成も、寒さをいっそうかりたてますね。

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 今日は、午前中から原稿づくり。午後は、場所を変えて、荷物のうけとりのお留守番を頼まれ、その場所で、引き続き原稿づくり。事実関係の打ち込みの大半はやったって感じで、ここから文章としての構成や、自分の言葉にしていきます。まだまだです。明日には北の地を離れますが。座談会が決まったので、座談会仕事と、あとはページ調整とかややこしい仕事も中心になっていきます。いろいろ神経を使い,胃への負担が大きくなるように思います。

 夜は、昨日、見逃した「しあわせは食べて寝て待て」。

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麦巻さとこ。週4日のパートで質素に暮らす38歳、独身。
「一生つきあわなくてはならない」病気にかかったことから生活が一変。
会社を辞め、新しい住まい探しを余儀なくされる。見つけたのは築45年、
家賃5万円の団地。隣に住む大家さんと、訳あり料理番を通じて、旬の食材
を取り入れた食事で体調を整える【薬膳】と出会う。
地味だけど身体においしそうな薬膳ご飯とたおやかな団地の人間関係を通して、
心身を取り戻していくさとこは、身近にあった自分次第のしあわせに気づいていく。
お粥(かゆ)のように、おなかの底からじんわりと温かくなる物語が始まります。

 主演は、なんと涼子お嬢様! 原作は同名のまんが。これほしいなあ。読みたいなあ。

考えたことのない、生活や世界だから、よけいに、気になるし、考えたいことだしねえ。よねさんも出てくるし、絶対見なきゃ!

 「日本共産党の吉田紋華(あやか)三重県議が生理の貧困についてSNSで投稿したところ、殺害予告のメールが届いていることが3月31日、わかりました」。もちろんSNSではすでに大きな話題になっていることだし、生理というのものへの無理解はいうまでもないけど、政治的な抑圧ということと同時に、女性蔑視、ミソジニーにみちあふれたこうした事態に、ほんとに、つねに自分も、自己点検というか、自分のなんでもない意識にも自覚的にならないといけないなあとも思ったりする。絶対に、許してはいけないこと。吉田さんを応援しないと。

2025/04/01

「国家が破産する日」

 今日も、日程の決定はできなかったなあ。焦るなあ。早く決まらないかなあ。

 今日は4月1日で、年度の初めの日。ボクのような仕事をしている人間にはまったく関係のない日だけど、学校関係者だと、行政の関係者は大きな節目。相方はいまの職場の最後の1年のはじまり。ここからカウントダウン。一方で、今日から、北の国に赴任してきたボクより若い友人(というか執筆者)のお引越しと手伝いを午前中。ほかにも、今日から新しい職場の報告などもSNSであり、大きな節目なんだなあと。いいね、そういう節目。ボクのこれからの節目は、まず退職だな(苦笑)。

 

 午後からは、アパートで、原稿づくり。日程はもうとにかく待つだけだし。でも、午前中の作業が気分転換になったのか、結構集中して、すすんだ感じ。あと、北の国にいるのは、2日をきったので、もう少し、本読みとか、いろいろ企画を考える作業もすすめたいところ。

 

 夜は、6年ほど前の映画「国家が破産する日」をやっと見た。これも、おもしろかった。

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1997年に韓国で実際におこった通貨危機の裏側を描いた社会派ドラマ。1997年、韓国経済は急成長を遂げ、いつまでも好景気が続くと多くの国民が信じて疑わなかった。そんな中、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョンは通貨危機を予測していた。政府は非公開の対策チームを招集するが、国家破産まで残された時間はわずか7日間しか残されていなかった。独自に危機の兆候をキャッチし、これを好機と見た金融コンサルタントのユン・ジョンハクがある大勝負に出る。その一方で、経済情勢に明るくない町工場の経営者ガプスは、大手百貨店からの大量発注を手形決済という条件で受けてしまう。シヒョン役をキム・ヘス、ジョンハク役をユ・アイン、ガプス役をホ・ジュノ、IMF専務理事役を韓国映画初出演となるバンサン・カッセルがそれぞれ演じる。

 危機が起こった時、つねに大企業は生き残ろうと権力をふるい、大国はその国への支配を強める。金融危機を背景とした映画だけど、その危機のあるようはちがっていても、起こることは同じだなあ、たぶん日本でも。そして、そこでの政治はどこまでも国民の顔をみない無責任なもの。チーム長のキム・ヘスはかっこいい。だけどね、支配層には、こんな人はいないんだよなあ。自分たちで、この支配から脱する方法を考えるしかない。力をつくるしかない。支配層には矛盾はあっても、やっぱり権力は強いものということも自覚させられる。それに対してたたかうのだ。いまの日本も、ほんとうに危機の時代で、国民は切り捨てられ続けている。自分の頭で考えたことを多くの人と共有するしかないのだろうなあ。

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