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2025/03/18

「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」

 これまで、自分の仕事は、インタビュー原稿を書くことに重点を置かしてもらってきた。いろいろな事情があって、いろいろ実務的なことに久しぶりに時間をさく必要が生じている。またいろいろな違う頭の使い方をしなくてはいけないので、結構、つかれる。今日も言う。高齢者にはつらい(苦笑)。もちろん、提稿作業もあれば、原稿のやりとりもある。ゲラのやりとりも。そして会議もある。一日、一体何をしていたのか、あまり記憶がない(苦笑)。そんな一日。

 天気もよかったが、予想通り、午後には一雨。明日は雨の予報。寒そうだし、一気に春とはいかないなあ。

 生活保護裁判で、北海道の高裁での勝利。「国の判断の過程には、受給者の生活への影響などの観点からみて、憲法や生活保護法の趣旨や目的に反する誤りや欠落があり違法だ」と、かなり踏み込んだ判決。法とは何か、司法は誰のためにあるのかを考えさせられる。これで、引き下げ違法、取り消しが高裁でも上回る。最高裁に向け、どのように企画化するか。本格的に取材を始めないといけないなあ。

 

 先日のETV特集。「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」。

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安全とされる薬を飲んだ母親から手足に重い障害のある子どもが生まれた「薬害サリドマイド事件」。被害者約300人の平均年齢は60歳を超えた。幼年期より足や口など体を酷使した結果、多くが深刻な痛みや機能低下など二次障害に苦しむ。増山ゆかりさんは絶望する仲間を支えようと、国から新たな補償を勝ち取った先進地ドイツを訪ね、当事者たちと語り合った。10年前の「薬禍の歳月」(芸術祭大賞)の続編となる長期取材番組。

 10年前の作品。きっと見ているのだろうなあ。さらに、10年取材を続けるのがNHKのすごいところだなあ。薬害の二次障害、年を重ねることによっておこる障害など、なかなか向き合うことがなかったと自覚させられる。それに対してのドイツのとりくみ。親がたたかったサリドマイド。いま、当事者が立ち上がる。いろいろ考えさせられる。ディレクターの石原さんは、3・11のころは、福島原発の番組などにもかかわっていたと記憶しているので、どうしているのだろうと思っていたが、まだまだ現場で番組をつくっておられるようだなあ。

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