« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »

2025年3月

2025/03/31

日米の国防、防衛大臣会談、予算成立へ、フジの第三者委員会などなど

 ここのところ、仕事の夢を見る毎日が続く。






 なかなか、インタビューや座談会の日程が決まらない。おまけに体のあちこちが痛く、目の前の原稿に集中できない。(;´д`)トホホの日だなあ。それでも、夕方には一件、途中経過的なメールが届く。原稿のほうは、まだ、事実関係的なことがらを打ち込む段階なので、海のものとも山のものともわからない段階。もっと、がんばって、うまくすすむようにしないとね。
 しかし、まだまだ寒い毎日。こちらは海が近いからウミドリが。
20250331_123338 20250331_125317
 お昼と、夕方には、買い物に出かけたり、少し歩いたりした。その夕方には、家事の中で一番苦手な、繕い物までした。目が…。糸通しの使い方を忘れていて、針に糸を通すのが大変だった。あとで思い出した!
 昨日から今日にかけて大きなニュースが続く。
 日米の国防、防衛大臣会談。いろいろ深読みしてしまう(苦笑)。
 ヘグセスやコルビーの国防ラインは対中強硬派。それとトランプのあいだには、矛盾があるにちがいない。国防当局は、日米軍事一体化をさかんに演出するが、トランプのほうは、対中緊張は堅持しつつも、実際には、習近平との取引も考えているような…。もちろん、日本には、その緊張堅持の負担をいっそう押し付けてくるのだろうが、だけど、同盟のなかでの役割分担というより、しもべのように使いたいところだけを使うという関係で、撤退するところは平気で撤退しそう。在日米軍司令部問題もそうだろう。いずれにしても、これまでの国際関係の中でつくられてきたもははぶっ潰して、いろいろな意味で、バイデン時代とは違うステージにはいっていくのかなあとも。それが、現実の軍事的なプロセスをどれだけ、よく理解してのことなのかもよくわからないから、今後どうなっていくのかもなかなか見通せない。従来の枠組みでは理解しにくい時代なのかもしれないなあとも感じる毎日。

 「沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対を掲げる「オール沖縄」勢力の政党会派会議は30日、夏の参院選の統一候補に沖縄大学教授の高良沙哉氏(46)の擁立を決めた。会議座長の山内末子氏らが近く、出馬要請を行う。高良氏は受諾する見込み。」というニュースも。うれしいなあ。そのとおりすすめばいいなあ。そして、絶対に勝ってほしいなあ。
 国会では、参院で予算が通って、衆院にもどってと。そもそも、参院で予算を審議中に、修正に関連して衆院でも審議が行われるという異例の経過を。これは、この衆院に戻すことを前提におこなわれたとも読める。つまり、野党が逆に、修正を人質に予算審議を進行させることを強いられているという構図ともいえる。そのぐらい、野党の自民党との駆け引きは、弱気で、勝ち取っている点は小さい。おまけに、政治改革でのこの進行は。ここまで、自民党が延命されてしまう事態をつくりだしているのは何なのか、よくよく考えたいところだなあ。
 そして中居氏の事件のフジの第三者委員会の報告が出た。中居氏の性暴力の認定、事件が仕事の延長線上にあったこと、類似の事件があったこと、フジの対応の問題など、重要な内容が書かれている。中居氏の問題もいろいろうきぼりになる。いろいろこのテレビ局、そしてそれにとどまらないこの社会の問題をしっかり考える契機にしないといけないと痛感させられる。
 たくさんのことがつきつけられる1日。しっかり、しないといけないなあ。

2025/03/30

「シリーズ 日本人と東大 第2回 壁 と 翼〜“女子学生2割”の問いかけ〜」、日本人は「同情心が低い」 困っているのは「自業自得」と考える心理

 日曜日。北の国からの掃除でスタート。ゆっくりめに掃除。それから、散歩。外はまだまだ寒い。うーん。買い物にも出かける。気持ちが少し、ゆったりできればいいんだけど。どうだったかなあ。

 昨日のETV特集。「シリーズ 日本人と東大 第2回 壁 と 翼〜“女子学生2割”の問いかけ〜」。2回目はなかなかおもしろかった。

3_20250330215501

「賢い女性ほど東大を避けるのでは」東大卒女性を研究したアグネス・チャン。なぜ、東大の女子学生の数は『2割』で停滞し続けるのか。1946年、初の女子学生19人は、入学3か月後に退学者が現れた。女子学生亡国論、男女雇用機会均等法と103万円の壁。今、「社会より先に東大が変わるべき」と林香里理事は覚悟を語る。地方女子の進学の壁に気付いた、現役学生の取り組みは。自由の翼を求める女性たち一人一人の声を聞く。

 昨日の今日と言うこともあるけど、彼女たちが歩んできた道のしんどさや、アグネス・チャンの研究もおもしろい。鶏が先か卵が先かということはさておくにしても、女性たちが声をあげるだけではなく、さまざまな取り組みをはじめているのも、目を引いた。なかなか、思った以上に根深く、やっかいなこの社会、なによりも政治の構造。うーん。

 

 新聞記事では、これかなあ。

日本人は「同情心が低い」 困っているのは「自業自得」と考える心理(朝日新聞)
 日本人はアメリカ人に比べ、困っている人への同情心が低く、他人に「助けて」と言えない――。一橋大学の鄭少鳳講師と名古屋大学の石井敬子教授(文化心理学)らの研究チームが、そんな研究結果を米心理学会誌に発表した(https://psycnet.apa.org/doi/10.1037/emo0001451別ウインドウで開きます)。どう受け止めればいいのか。

 ――同情心が低いという指摘はショックです。

 心理学に共感の特性を測る尺度があるのですが、日本人は全般的に低いとされています。特に困っている人を思いやる「共感的関心」と、他人の視点で物事を見る「視点取得」が低く出ます。

 自分が困ったときに他者に助けを求めることが苦手という研究結果もあります。これはなぜか。共感的関心の低さと社会的支援行動は関係するのだろうかと考えたのが、今回の研究の出発点でした。…

  原文は英語だし、そもそも、有料だしなあ。どちらかというと、古いあたまの固いボクは、どうしいぇもこのことを作り出している、背景や構造というのはどういうものだのだろうか、こうした傾向が顕著になってきはじめたのはいつからなのか、ということを知りたくなるところ。うーん

2025/03/29

教科研3月集会、82年生まれ、キム・ジヨン

 北の国も寒いけど、今日は関東はもっと寒かったみたい。この天候はなんなんだろうねえ。体調を維持するのがとても難しい。

20250329_162249

 天気はよかったので、とりあえず、買い物にはでる。少し離れたドラッグストアに、整腸剤を買いに。

 朝から、企画の手打ちをやる。その渦中に、先月号のミスが発覚。いろいろ落ち込むなあ。うまくいくはずがない。ストック用の原稿を書き始めたりしている。一から書き始めると、時間がかなりそうだなあ。数カ月で、3本つくるのが目標。ちょっと、久しぶり。

 

 午後には、教科研の三月集会。

Photo_20250329220601

 少しお疲れモードなので、zoomでの参加はきびしい。3人の報告を聞きながら、あらためて、いま教育や学校は、どの位置にあるのかを考える。子どもたちの安心ということが大きなテーマになるということはどういうことか。仕事をしながらだったので、飛ばし飛ばしに聞いていたが、ふと、最近考えている、学校や学力の道徳化ということが頭がよぎる。『世界の教育はどこに向かうか』などを読んでいると、文部官僚はたぶんそれが必要だと信じている。そのことと、安心が奪われているということを、どう考えるのか。少し、しっかり考えたいところではあるのだけど。バクっとした話だけど、ほんとうはいまはそういう議論が必要なのかもしれないと思ったり。

 

 夜、ここ数年忙しかったので、映画もほとんど見れていないので、見ていない映画をしっかり見ようと思い立った。まず最初に何を見ようかと考えたけど、やっぱりここからはじめないとと思った。「82年生まれ、キム・ジヨン」。小説からもうすぐ10年がたつ、映画からも6年かあ。

 

640-1_20250329233801
結婚を機に仕事を辞め、育児と家事に追われるジヨンは、時に閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。「疲れているだけ、大丈夫」と夫のデヒョンにも自分にも言い聞かせる彼女だったが、ある日から、まるで他人が乗り移ったような言動をするようになる。その時の記憶はすっぽりと抜け落ちている妻に、デヒョンは傷つけるのが怖くて真実を告げられず…少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは-

 議論になった、ラストシーンや、コンユ演じるデヒョンの造形など、これはないなあとは思うけど、そこは本筋ではなく、やっぱり全編、見ていてつらく苦しい。そのぐらい迫ってくる。小説も映画も、ものすごい力をもったものだと改めて思う。その力はそうだけど、同時に、いまだ根深い、家父長制なるもの。この苦しさをどう受け止めるのか。比較はできないけど、自分の苦しかったことなども、いろいろ考えたりはするのだけれども(男性の場合はなかなか共感してくれる人がいないけどね)。

2025/03/28

核禁条約「日本が動くべきだ」 広島の高校生ら、2万筆超の署名提出

 工場籠城翌日から、移動日、私用、移動日、そしていま北の国にいます。3日間のあいだに、まだまだ決まっていなかった来月の手打ちをみなさんががんばっていただいて、少しずつ、すすみつつあります。ボクも、ここのところ、私用のあいだに、いろいろと手打ちメールを送ったり、電話で話したり、なかなか忙しい日々です。今日からは完全仕事モードで、いっぱいメールを送って(でも考えてみたら、移動日も平均10本近いメールを送っていたり、電話をしたり、ですけどねえ)。企画書をつくったり、インタビューの質問項目をつくったり。でも、日程の調整などがぜんぜん進んでいなくって、ちょっと胃がキリキリです。実は、ここのところ連続して、原稿に追われる夢を見続けている…。サガというか、宿命なんでしょうかねえ。ほんとに胃の調子が…。

 北の国の朝はこんな感じ。

20250328_064237

 20度を超える世界から一気にゼロ度の世界に移動したので、ちょっと体はきついてですね。

 あっという間に年度を超えようとしています。そうこうしているうちに国会でも世界でもいろいろなことがおこっていて、生活保護の裁判など、大事なこともたくさんあるという感じです。いろいろ注目したいニュースも続いています。

核禁条約「日本が動くべきだ」 広島の高校生ら、2万筆超の署名提出(毎日新聞)
 政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求め、東京や広島などの高校生らが26日、東京・霞が関の外務省を訪れて2万2465筆の署名を提出した。高校生らは「唯一の戦争被爆国である日本が核廃絶のために動くべきだ」と訴えた。

 提出したのは、平和や社会問題について学ぶ「高校生平和ゼミナール」メンバーで、東京や大阪、広島、沖縄など8都府県の中高生と東京の大学生の計約60人。2021年に署名活動を始め、22年にまず1万3642筆を提出した。その後も街頭や学校、オンラインで集め、26日は追加分の2回目の提出だった。…

 高校生の声がすごいです。「声を上げてくれる高校生は少ないと思っていたが、違った。若者にはおかしいと思うことに声を上げる力がある」「日本でさえ被爆者の思いを理解できていないことに不安を感じる。核抑止や核武装で表面的には平和が保たれているように感じても、本当の平和とは言えない」「沖縄では有事を想定した訓練が始まり、危機感が高まっている。署名は戦争反対・核兵器廃絶への県民の思いの表れだ」。学ばなければいけないし、政治はこの声にこたえないといけないと思います。

 しっかりがんばらないといけないと痛感させられます。

2025/03/23

生活保護、受給者の過半65歳以上 低年金・独居増が影響

 いい天気。がんばって、布団を干したり、シーツを洗って付け替えたり。気分転換。

20250323_090725

 仕事を積み残している現状があるから、結局、朝から、引用文献チェック。

 午前中に、団地の大規模改修にむけた診断の報告会があり参加。基本1つひとつしっかり検討していく道筋は、やっとできた感じだけど、実際の合意は、なかなかしんどいなあと感じたり、ちょっと落ち込んだり。

 戻ってきて、ゲラ読み。今日は4本やらないと、月曜日がしんどいなあと、がんばる。

 午後は、福祉国家構想研の「憲法25条に基づく自治体・住民運動への問題提起ー「生活保障基本条例(仮称)」制定にむけて」をながらで、オンライン参加。こういう調査検討もしているんだなあ。少し、岡田さんの報告、野洲の実践、刺激を受けるなあ。

 夕方ビラまき。ほんと休みたいのが本音だけどねえ。

 夜は、めずらしく家族で外食。近くの沖縄居酒屋。

20250323_184641

 

生活保護、受給者の過半65歳以上 低年金・独居増が影響(日経新聞)
 生活保護を受ける人の過半が65歳以上の高齢者となっている。日本社会の高齢化が進み、低年金の独居老人が増えたことが背景にある。年金支給額を底上げする改革の先送りが続けば、全額を公費でまかなう生活保護にセーフティーネットを頼る状況が深刻になる。……

 

 もともと、家族責任社会だったのが、新自由主義の自己責任論で、再編強化されている現状。きびしいよなあ。ここがうまく要求として、声として共有化されていけばとも思う。うーん。こういう問題も正面から考えたいところ。

 

 「イスラエル軍 ガザ地区攻撃で600人以上死亡 レバノンにも空爆」。うーん。これもどうすればいいのか。

2025/03/22

「子どもはおらず・育てたくない」が52% 15~39歳の男女 無償化政策よりも働き方改革が必要

 早朝仕事スタートだけど、トラブルスタート。(;´д`)トホホ。なかなか、思い通りにはならないのが人生だなあ。

 眠い目で、朝からこの講演会。

20250322_094319 20250322_094339

 歴史を振り返る講演。治さんが歴史を語ると! 時間が足りないですよね!!

 

 午後は、研究者の方といろいろおしゃべりというか問題意識を聞く時間。その後、教育関係の研究会等々。いろいろ、大事な時間。今日の話は、長いスパンで考えることが多く、当面どうするかはなかなかねえ。

 さて、昨日は工場籠城1日目。調整しごとが多く、また、いろいろ補助仕事も多く、結構、疲れる。今日も、まだまだゲラのやりとりが続く。

 

 さてさて。

「子どもはおらず・育てたくない」が52% 15~39歳の男女 無償化政策よりも働き方改革が必要(TBSテレビ)

 「若者が抱える困難」の実態に関する調査で、15歳から39歳の男女の半数以上が「子どもは育てたくない」と回答したことが分かりました。

 日本大学の末冨芳教授らの研究グループが15歳から39歳の男女およそ4000人に行った調査で、「子どもはおらず、子どもは育てたくない」と答えた人が52%に上ったことが分かりました。

 本人の年収が299万円未満、あるいは世帯年収が399万円未満の人では、およそ6割に上りました。

 必要な少子化対策としては「ワークライフバランスの改善」や「柔軟な働き方の拡大」がおよそ78%だったのに対し、「高校授業料の無償化」は64.8%と、無償化政策よりも働き方改革が必要だという人がやや多い傾向にありました。……

 問題は単純じゃないよね。要望の方は、ほんとうは総合的な構想がないと、なかなか、状況は変わらないとは思うのだけど、そもそも、簡単に実現しないという思いが多いから、実現可能なものを要望する傾向が強い気がする。そういうなかで、どのようにこの世代の思いに接近するのか。よくよく考えないとねえ。

2025/03/20

「安倍首相との会食後に商品券」本紙アンケートに自民議員証言 「敢闘賞、努力賞のようなものだと」

 結構、ストレスがたまっていて、家族から気分転換をしなさいと言われて、まあと、家族のお付き合いを久しぶりに。

 途中、こんな店が。

20250320_151107

 ドラマがあったので、無性に食べたかったのですが、がまんしました!

 

 こんな感じにおつきあい。

89209 20250320_1521081

 

 うーん、仕事しないとなあ。

 

「安倍首相との会食後に商品券」本紙アンケートに自民議員証言 「敢闘賞、努力賞のようなものだと」(中日新聞)
 中日新聞社は19日、中部7県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野、滋賀、福井)の自民党所属の国会議員を対象に、過去に商品券や金券が配られた歴代首相との会合に出席したかについてアンケートした。2012年の衆院選で初当選した衆院議員1人が「初当選から数カ月後、当時の安倍晋三首相と1期生との会合が官邸であり、会食後に商品券が配られた」と証言した。会場で議員本人が受け取ったという。
 「10万円分ほどの商品券か仕立券だったと思う。現金ではない」と説明。この議員はスーツや靴などの購入に使ったといい、「当時は敢闘賞、努力賞のようなものだと思い、受け取った」と話した。……

 いろいろなことを推察される記事。変化があったのか、なかったのか。政党対策? 組織対策? 自民党のありようももっと事実が明らかになれば見えてきそう。そして、「闇」のもとには機密費か? いずれにしろ裏金というものの存在の深さも。

 

 ほんとに仕事しなければ。

2025/03/19

岸田前首相側から商品券 10万円分、複数の自民党関係者が証言

 今日も、どどっと実務。結構、しなきゃいけないことがあるなあ。いろいろ調整することも必要だなあ。何とかすすんでいるのだろうか? こういうときにかぎってトラブル。ミスが心配だなあ。自分の担当の原稿の処理は、提稿2本、あとはゲラのやりとりが精いっぱい。次の企画もなかなか決まっていかない。焦るう!

 今日は朝から雨。というか、朝は雹から雨、そして雪。寒い。

 

20250319_070318 20250319_090542 20250319_094647

 

 

 

 しかしまあ。ニュースはいろいろあるが、商品券問題は、どんどん闇を暴いていく。

 

岸田前首相側から商品券 10万円分、複数の自民党関係者が証言(朝日新聞)
 岸田文雄前首相の在任中に首相公邸で開かれた政務官との懇談会の際、岸田氏側から10万円分の商品券を受け取っていたと、複数の自民党関係者が朝日新聞の取材に認めた。石破茂首相は今月3日の自民新人議員15人との懇談会で10万円分の商品券を渡したと明かしたが、同様の行為が以前からあったことを示す証言だ。自民内で慣習化していた可能性がある。……

 うーん。こうなると、官房機密費の問題になる。そう言えば、02年に、志位委員長(当時)が、機密費の収支を記した「金銭出納帳」という内部文書を明らかにしたけど、そこにも商品券という項目があったよなあ。

 政治とカネの問題をどう取り上げるか。ここも思案のしどころ。知恵ないしなあ。センスないしなあ。自分がなさけないところ。

 

 ガザ攻撃。増える犠牲。ほんとうに苦しい。

 

 花粉症の薬で、あたまがボーっとしていたが、薬を変えてもらって、だいぶましになった感じ。まだまだつらい季節は続きます。この点でも北の国がいいなあ。

2025/03/18

「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」

 これまで、自分の仕事は、インタビュー原稿を書くことに重点を置かしてもらってきた。いろいろな事情があって、いろいろ実務的なことに久しぶりに時間をさく必要が生じている。またいろいろな違う頭の使い方をしなくてはいけないので、結構、つかれる。今日も言う。高齢者にはつらい(苦笑)。もちろん、提稿作業もあれば、原稿のやりとりもある。ゲラのやりとりも。そして会議もある。一日、一体何をしていたのか、あまり記憶がない(苦笑)。そんな一日。

 天気もよかったが、予想通り、午後には一雨。明日は雨の予報。寒そうだし、一気に春とはいかないなあ。

 生活保護裁判で、北海道の高裁での勝利。「国の判断の過程には、受給者の生活への影響などの観点からみて、憲法や生活保護法の趣旨や目的に反する誤りや欠落があり違法だ」と、かなり踏み込んだ判決。法とは何か、司法は誰のためにあるのかを考えさせられる。これで、引き下げ違法、取り消しが高裁でも上回る。最高裁に向け、どのように企画化するか。本格的に取材を始めないといけないなあ。

 

 先日のETV特集。「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」。

2_20250318225701

安全とされる薬を飲んだ母親から手足に重い障害のある子どもが生まれた「薬害サリドマイド事件」。被害者約300人の平均年齢は60歳を超えた。幼年期より足や口など体を酷使した結果、多くが深刻な痛みや機能低下など二次障害に苦しむ。増山ゆかりさんは絶望する仲間を支えようと、国から新たな補償を勝ち取った先進地ドイツを訪ね、当事者たちと語り合った。10年前の「薬禍の歳月」(芸術祭大賞)の続編となる長期取材番組。

 10年前の作品。きっと見ているのだろうなあ。さらに、10年取材を続けるのがNHKのすごいところだなあ。薬害の二次障害、年を重ねることによっておこる障害など、なかなか向き合うことがなかったと自覚させられる。それに対してのドイツのとりくみ。親がたたかったサリドマイド。いま、当事者が立ち上がる。いろいろ考えさせられる。ディレクターの石原さんは、3・11のころは、福島原発の番組などにもかかわっていたと記憶しているので、どうしているのだろうと思っていたが、まだまだ現場で番組をつくっておられるようだなあ。

2025/03/17

石破内閣支持率23% 商品券配布に批判 毎日新聞世論調査

 アメリカも恐ろしい国になっていくなあ。日本も同じようになっていくのか? 民主主義が破壊されていく。法にもとづく国のあり方が壊れていく。日本も正念場。一方では、与党は過半数割れで追い込まれている。ここにきて10万円の問題が波紋を広げる。そこで、民主主義の力がほんとうに発揮できるのか、そのことが問われている。不当なこと、不条理なことい声をあげ、命と暮らしを守る政治の役割を発揮できるのか。ハラハラするような毎日が続く。

 今日は、まずは通院。それからゲラを転がしたり、提稿2本。実務もいろいろ。印刷工場での作業にすすんでいくための流れをつくるいろいろな調整もしなくてはいけない。ページの確定という面倒な仕事。ほんと、面倒な仕事。高齢者にはちょっときついんだけどねえ。

 朝から天気はよく温かい。

20250317_080644 20250317_085700

 花粉がきつい。あと着る服が難しい。そんないい服ないし。

 一方、相方の釧路はこんな大雪。

89083

 

石破内閣支持率23% 商品券配布に批判 毎日新聞世論調査(毎日新聞)
 毎日新聞は15、16の両日、全国世論調査を実施した。石破内閣の支持率は、2月15、16日実施の前回調査(30%)より7ポイント減の23%と急落した。不支持率は前回調査(54%)から10ポイント増の64%だった。

 調査手法が異なるため単純比較はできないが、内閣支持率23%は岸田政権の2024年8月(23%)以来の低水準。……

 「石破茂首相の事務所が当選1回の自民党衆院議員15人に1人10万円分の商品券を配っていた問題を尋ねたところ、「問題だと思う」が78%に上り、「問題とは思わない」(12%)を大きく上回った。「わからない」は10%だった」そうだ。朝日の世論調査では、「商品券の配布問題を受けて、石破茂首相は、首相をやめるべきだと思うか、と尋ねたところ、「その必要はない」60%が、「やめるべきだ」32%を上回った」という。政治の混乱はいやだということなのだろうか? 同じ朝日では、「自民党は「政治とカネ」の問題を繰り返してきた体質を変えられると思うかを質問したところ、「変えられない」79%が「変えられる」15%を大きく上回った」という一方で、「企業や団体の政治献金を禁止するべきだと思うか尋ねたところ、「禁止するべきだ」53%が「その必要はない」36%を上回った」とも。自民党がここでどのような選択をするのかで、政治状況も変わる可能性もあるのだろう。はたして、どのようになっていくのか。世論はどのような声を政治につきつけていくのか? 3月末に向け、まだまだ動きそうな気配だなあ。

 

 

 

2025/03/16

「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」

 今日は朝から雨。昨日の睡眠不足のため、なかなか起き上がれない。日曜日だけど、掃除をする余裕もなかなかない。

 少し、ニュース系の番組をチェックして、午前中は教科研教育学部会で、石井英真さんのお話し。うーん、眠い。以前聞いたときもそうだったけど、石井さんの話はボクにはほとんど理解でいない。いろいろ、子どものことを言っているように見えて、実際には子どもの姿や、発達というものはなかなか読み取ることはできない。学校のあり方やカリキュラムんありかたをいろいろ語っても、目の前にいる子どもとの関係でどうなのかだとか、学校が現実にかかえていることからどうしていくのかということはほんとに見えない。眠さもあって、言葉が右の耳から左の耳へのぬけていってしまう。石井さんの話でさえ、こうなんだから、もっとより当局に近い人の話はますます理解できないんだろうなあ。それだけじゃだめで、きちんと批判できるようにならなければならないんだけど、うーん、そもそもついていけないでいるのが悲しい。

 

 午後は、資料読み、提稿作業をやったり、しつつ、サイバー防御の学習会にオンラインで参加。警察のことだとか、裁判所のかかわりだとか、いろいろ勉強になることも多かったけど。なかなか、一般社会にどう訴えていくのかは難しいなあ。外には外国において無力化へいろいろやるということもあると同時に、国内で、情報をすべて監視下に置く方向にもっていかれるだけに、たいへんな問題なのに。青木さんの話は、そういう意味ではわかりやすいのでだが……。

 

 今夜のNHKスペシャルは、「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」

1_20250316220301

世界で注目される日本カルチャーの新たなうねりに迫るシリーズ。いま、初音ミクを起点とする日本発のボーカロイド文化が世界中で熱狂的なファンを獲得。歌声合成技術ボーカロイドはAdoやYOASOBIなど新たなアーティストも生み出すカルチャーになった。観客が日本語で大合唱する海外のライブや世界の若者たちが新たな音楽を生む現場に密着。AdoやYOASOBIの独自取材も交え、進化するボカロの魅力に迫る。

 うーん。まったく知らない世界だった。ほとんだが驚き。「愛して 愛して 愛して」なども実ははじめて知ったが、そういった歌が、受け入れられる理由は、それはそれでよくわかる。同時に、なかなか、その歌詞の内容をじっくり考えると、いろいろなことも考えさせられる。いまの時代のしんどさをそのまま取り込むというか、前提にしたままに、共感をめざすわけだからなあ。そこから、直接、社会にということでなくて、違った形で、開かれていくことはあるのかどうなのか。もう少し、広いところからこの現象を見つめてみたい気がするのだけどなあ。などとか考えながら、明日の準備をしながら、チラチラ見ていた。

 

 今日はあとがんばってビラ折りは完了。

2025/03/15

保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」

 昨日は、今日は研究者も含め各方面と、今後の企画をいろいろ相談、議論の1日。点と点だけど議論すると深まるが、なかなか答えまではいかない。ということで、企画化まではまだいろいろ時間がかなりそう。新しい局面での命題も、そこはいろいろよく考えないといけない。トランプと世界の動き、そのもとでの日本のいまのごちゃごちゃした政治をどうみるのか。そのなかでもわれわれのあるべき姿。それぞれ難問。

 今日は、早朝仕事スタート。

20250315_061514 20250315_063647

 菜の花の季節です。それはそれで嬉しい。

 だけど、早朝仕事の睡眠不足と、花粉症の薬で、眠いこと眠いこと。仕事がすすまない!!! 資料を読んでいても、3行ほど読んで、その書類が床におちる。厳しいなあ。がんばれ自分!!!

 だけど、先の企画を考えるにつれ、大丈夫かなあという心配ばかり募る。いろいろなつけがこういう事態のもとで、一気に爆発する。そこで、自分はどこまでやれるのか???

 

 

保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」(教育新聞)

 保育士配置基準は2024年度に、保育士1人が受け持つ子どもの数の上限が4、5歳児で30人から25人に改定されたが、現場の保育士が最適とする基準の平均値は4歳児15.3人、5歳児17.1人と、最大で10人程度の乖離(かいり)があることが、3月10日に公表された保育関連企業のアンケート結果で分かった。4、5歳児の配置基準見直しは76年前の制度発足以降初めてだが、回答者の半数は新基準でも「不十分」と認識している。一方で2割近くが「新基準を満たせていない」と答えており、保育士の人手不足も浮き彫りとなった。

 24年4月から、保育士1人が受け持つ子どもの数の上限は3歳児が20人から15人、4、5歳児は30人から25人に変更された。

 この改定から1年近く経た保育現場の実態を把握するため、保育・教育施設向けICTサービスなどを展開しているコドモン(東京都品川区)がインターネットでのアンケートを実施。2月26~28日に現役保育士200人から回答を得た。

 新基準に対しての評価は、「不十分」21%、「どちらかといえば不十分」34%となり、過半数が「適切ではない」との認識に立っている。「適切」は20%、「どちらかといえば適切」は26%だった。

 保育の質を確保するために最適だと思う配置基準を問う設問では、保育士1人が見る子どもの数の平均値を見ると、0~5歳児の全てで国の基準を下回った。基準が20人から15人に改定された3歳児はアンケートで最適とする平均値が11.4人という結果で、30人から25人に改定された4歳児は15.3人と、10人近い差が出た。……

 子育て支援が叫ばれて久しく、とりわけ、ここでは絶対という政策判断のなかで、保育政策は変わるのか否か? 現実の厳しさがまだまだ先に立つ。ほんとうに、しっかり、幅広く、どうこの分野の前進をきちんとかちとっていくのか? 権力の側は矛盾に直面しながら、それで、必要に、負担をさけ、策を弄し、新自由主義を貫徹しようとする。ことは保育だけではない、大きな壁をまだまだ感じざるをえない分野、厳しい分野があるだけに、ここも、どうがんばっていくのか。根強い運動もある。切実さを背景に、声もまだまだある。ほんとに切実、ほんとに切実。うーん、学童保育などについてもしっかり追っかけないとなあ。

2025/03/13

戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断

 今日は暖かい天気。

20250313_081336

 チューリップはもう一息。

 朝から職場で、提稿をまず2本。その後は、冷静に、先の企画を整理して考えてみる。来月、是非ものの企画の手打ちをはじめる。ほんとは、これは避けたかったんだけど、なりゆきで、ボクがやることになるのかなあ。あとになるほど、今年の中盤は厳しいからよくよく考えないと。

 自分の言葉が、自分の書くものも含め、精度がよくなくなってきていると感じる最大の要因は、きちんとしっかりしたものを読めていないからという気がするなあ。

 

戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(朝日新聞)
 国が2013~15年に行った戦後最大の生活保護基準額の引き下げは生存権を保障した憲法25条などに違反するとして、京都市の受給者32人が取り消しを求めた控訴審判決で、大阪高裁(佐藤哲治裁判長)は13日、原告側の訴えを退けた一審・京都地裁判決を覆し、減額決定を取り消した。「裁量権を逸脱する違法があった」と判断した。

 同種訴訟は全国29地裁で起こされた。高裁判決はこれまで5件で、2件は減額決定を取り消して3件は請求を退け、最高裁で審理が続いている。……

 高裁でもこれで、タイに持ち込んだ。流れは確実に、減額は違法ということになっている。何度も企画化してきたこのたたかい。いまは、どのようにやればいいのか。気持ちも、頭も、さらにして、しっかりといまのこの社会の現実に向き合わないといけない。

 企画をつくるのって、やっぱり難しいなあ。長くやればやるほど、難しくなるなあ。

2025/03/12

78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”

 今日は、朝、すぐに起きれなかった。花粉症のせいか、かなり体にダメージがある。北の地が恋しいなあ。

20250308_131959_20250312213901

 朝、一仕事して職場へ。天候のせいもあるのが、膝と腰の調子が悪いなあ。

 午前中は人の話を聞きながら、インタビュー②の仕上げを。何とか仕上げて、後は原稿読み2本。なるほどなるほど。その後は、資料読み。

 

 自分は何をやりたいのか? いろいろ考える時期。ものごとにはいろいろな側面があるから、そこで、何を言うのかは難しいところ。本当に真理に迫っているのか、とても気になるところ。ある面の強調は、それが大事なことであっても、意図というものがどうしても見えてしまうから難しい。人に届く自分の言葉がみつけられないでいるもどかしさ、自分の言葉がとどかない苛立ち。そんなこととたたかう毎日なわけで……。

 長い目で見ても、自分に何ができ、何をやりたいのか? とても難しい時期。やれること、やれる時間は確実にわずかになっているのだからなあ。それでも、すぐにこれはしなくてはということは山のようにどっさりあるのだけど……。

 

 さて、以前にも紹介した事件の判決が今日あった。

 

78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(NHK)
 2024年、千葉県で、自宅で介護していた重度の知的障害のある44歳の次男を殺害した罪に問われた78歳の父親に対して、千葉地方裁判所は「十分な支援が受けられないかなり追い詰められた状況で、被告だけを責めるのは酷というべきだ」などとして執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。

 千葉県長生村の平之内俊夫被告(78)は去年7月、自宅で重度の知的障害がある次男の清泰さん(44)の首をコードで絞めて殺害した罪に問われました。

 裁判で、検察は、「生命だけでなく生きる楽しみをも奪った。身勝手で強い非難に値する」として懲役5年を求刑したのに対し、弁護側は、長期入所できる施設が見つからず、神奈川県から引っ越し自宅で介護を続けるなかで「将来を悲観した」などとして、執行猶予の付いた判決を求めました。

1 2日の判決で千葉地方裁判所の浅香竜太裁判長は「痛ましい事件で、どのような理由があれ殺害という手段は非難されるべきだ」と指摘しました。

 その一方で「介護が限界に来ていることを訴えても施設から長期入所を断られ、被告なりに手を尽くし、いくら望んでも十分な支援を受けられない絶望的な状況だった。かなり追い詰められた状況で、被告だけを責めるのは酷というべきだ」として、懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。……

 仏大の田中智子さんが、コメントを寄せている。「1人の命が奪われたことを考えると、いかなる理由があっても許されない行為で、だからこそ2度とこうした事件を繰り返してはならないと思う。その一方で父親は、施設の利用を断られるなどして『絶望』を積み重ねてきたと考えられる。行政などにつながろうと努力はしていたと思うので、定期的な訪問や、息子が家庭と離れる機会を持ってもらうなど、自治体などによるより丁寧な把握や見守りがあれば事件を防ぐこともできたのではないか」。決して、他人事ではない事件。考えたいこと、考えてほしいことが山ほどある。日頃の生活に追われて、向き合いきれないことが多すぎる。それでも何ができるのか?

2025/03/11

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

 昨日の夢は取材トラブル、交通トラブル、帰ったら介護で大変というやつ。ちょっと、しんどい朝。
 今日は朝から健康診断。ちょっと早めに起きて、朝の家事をして、はやめに家を出る。

 パンジーだけではなく、ビオラもまだまだ元気。

20250311_065700

 健診は、去年よりもさらに時間がかかる。別に病院だけではなく、今の社会は、効率のよさを追求することで、余裕がなくなって、トラブルにうまく対応できず、よけいに物事を難しくしている感じがする。日本の劣化はそういう感じ。

 去年よりも30分時間がかかっている。今日は、おまけに組織とられたし。がっくり。

20250311_214118

 健診後は、職場で仕事。今日は会議。いろいろな変更後の会議なので、長めの会議。自分の望むようにはなかなかなっていかないが、さて、うまくいくのか、どうなのか。ものすごく自分の仕事に限界を感じていて……。今日は3・11、あの日から14年だけど、今月は企画化できなかった。自分自身の力およばずって感じ。さぼっているのだろうか、力の限界は、それは年齢も大きな要因になっているのではと感じるだけに、そのなかでうまくできるようになっていけばいいのだけれども、なかなかどうでしてどうして。あいかわらず、くそまじめにやっていく。それでも、うまく、やっていけるように、模索模索。

 

 最近、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本を読んだ。実は、ボク的には結構、おもしろかった。

41j1whyqrwl_sy445_sx342_

 新自由主義を内面化する。いまの人たちの姿をうまくとらえている。ただ、この手の本は、どうしても、「だから、どうなの?」ということになる。この本も、最後は半身で働くと、ちょっと心もとないものになっている。ある種の心構えの話にもなりかねないところもある。それは、内面化をすすむ、社会の側の構造まで迫れないからだとは思う。それでも、労働組合の歴史だとか、サラリーマン層と現業労働など労働の階層化の問題など、ヒントはないわけではないが。ボクの問題意識は、では、社会の構造を学んでいくような学習運動は可能なのかということなのだけど、結局は、ぐるぐるおおなじところを循環してしまうのが現状だな。答えはそんなに簡単にみつからないということか。だけど、作家の観察力はさすがだなあと思ったり。

 いろいろ、痛くってたいへんなお年頃。いろいろ、仕事以外にも、地域とか、何よりも家のこととか、やるべきことはあいかわらずたまっている状態。

 

2025/03/10

今日は3月10日。東京大空襲から80年。

 ベランダのパンジーはとにかく元気だなあ。その元気にあやかりたい感じ。

78269

 戻ってきたとたん、変な夢を見る。これはどういうことかなあ。へんな夢を見ると、体がつらいしなあ。

 職場で仕事。しかし、花粉がひどいことになっている。これはつらいなあ。仕事の心配事はどんどん膨らむ。ちゃんと、乗り越えることはできるのかなあ?かなりきつい局面だな。

 

 今日は3月10日。東京大空襲から80年。テレビでもいろいろとりあげられている。BSTBSの報道730をボーっと見ていたら、「戦後80年と終わらぬ戦争 誰が「受忍」を強いたのか」の特集。
・軍人と民間人被害者の補償/・60兆円対0円の現実/・今国会で?石破総理の決断は?/・空襲救済法の成立なるか/・ノーベル平和賞・田中氏に聞く/・「受忍論」批判の真意/・同じ敗戦国で…独伊と戦後の補償どこが違う

 などの内容で、ゲストは保阪正康さん(ノンフィクション作家)と栗原俊雄さん(毎日新聞専門記者)。今月、ボクは救済法を正面から扱う内容にした。論点はいろいろなるなあ。受任論をやってから、実はもう20年がたつ。そんなことを考えながら見ていたのだけれども、ふと、東京の平和祈念館の建設頓挫をあつかった、キセイノセイキ展のことを思い出した。「MOTアニュアル」は、日本の若手作家による新しい現代美術の動向を紹介するために、東京都現代美術館がおこなっていたもので、ここで藤井光《爆撃の記録》という作品を展示。白い空間にキャプションが並んでいて、展示物本体らしきモノが見当たらないものなのだけど、戦争時の爆撃の記録物を説明したキャプションだけが並んでいるというおの。それが資料を収集しながら頓挫し、その資料が倉庫に眠っている、平和祈念館を連想させるというものになっていた。

 東京大空襲の記録という点では、この問題は、すでにもう風化したのだろうか。もちろん大手メディアはほとんどとりあげることはないのだけれども……。昨年、一部の証言映像が期間限定で公開されたけど、80年の今年はそういう動きはあるのだろうか?

2025/03/09

前衛4月号ができています。

 日曜日。今日は天気でホッとする。

 ベランダは、いっそう花盛り、クロッカスが今年はよく咲いている。

20250309_1008581 20250309_1009051

 日曜日は、掃除デー。先週はいなかったので、それなりの掃除をします。お風呂もしっかりお掃除。そのあと、インタビュー②の原稿づくりをすすめる。ずっと、PCの前での作業は、やっぱり、鬱々としてくるようねえ。

 お昼には、少し、第26回子どもの貧困対策情報交換会「「隠れ教育費」を考える」にオンラインで参加。福嶋さんは、このテーマでかつてインタビューしたことがある。それから数年、データーも、考察もヴァージョンアップを確認しながら聞いていた。いつものことながらお話はおもしろい。うーん、どんなふうに企画化するかなあ。

 ほとんどは、机の前で、あっという間に時間が過ぎていく。まったく気分転換はないなあ。いろいろな意味で依存症にならないように注意しないといけないなあ(苦笑)。

 生協まで歩いて買い物に。買い物に行くたびに落ち込むなあ。日常品や食品は、とても値段があがっているし、もしくは量が明らかにすくなくなっていたり、安い素材にかわっていたり……。これでやっていけるのか。加えて、買い忘れたものも、少なくない、2重にショックんだなあ。

 

 前衛4月号ができています。

Neobk3071177

 今月は、今国会で正面からの対決となる、いわゆるサイバー防御法案について、法案が明らかになってからの短い時間で、井原さんに書いてもらった。大きな経済安保の中に位置づけると、よくわかる。学術会議法については、任命拒否の当事者の一人の岡田さんに、法案概要の段階での批判をこちらも忙しい中お願いした。空襲から80年、被害者が訴えてきたことを基礎に、なぜ救済法が求められるのかについて、空襲連の全国代表の黒岩弁護士にお願いした。そして、女性差別撤廃委員会の勧告について、婦団連の柴田さん、新婦人の平野さん、ジョイセフの草野さんに書いてもらった。やっと企画ができたし、女性デーに間に合ってよかった。企画側の力があまりないだけに、ほんとうにご協力には感謝しかない。そんな企画を担当しました。

2025/03/08

「反動」だけを輸入? 世界で広がる女性嫌悪の根源にあるもの

 気持ちをまぎらわすために、昨日はちょっと飲み過ぎた。今日も、朝からインタビュー②の起こし・整理作業。明日から原稿づくりにとりかかるという感じ。まだまだ、手探りなところ。

 午後から、埼玉に移動。

20250308_131959

 やっぱり、移動はしんどなあ。薬の副作用か、ずっと眠気があるからよけいにしんどい。

 関東も寒いなあ。こちらは一転雨だったので、びしょぬれになりながら一仕事。家に帰れば、通常の家事がまっている。
20250308_172103

 北の国に、行っている間に、読みたい本ややりたいことは、たくさんあったのに、いつものように、結局、ほとんど手がつかなかったなあ。散歩もできなかったけど、雪かき1回、掃除が1回。あとは、相方に見せるために、「東京サラダボウル」を再び一気見。ボクが号泣しながら見ている横で、相方は……。

 もっともっと勉強したいし、本が読みたいなあ。

 もどってきたら、掃除をしなきゃ。北の国のお部屋に比べ、ものが多いから、ごちゃごちゃして落ち着かない。うーん、どうすればいいのかなあ。少し、北の国にものを送ろうとは思うのだけど、それもまた、難しい。

 

 今日は、国際女性デー。

 朝日新聞が、国際政治学者の三牧聖子さんと、朝鮮史研究者の崔誠姫さんの対談を掲載していて興味深く読んだ。

「反動」だけを輸入? 世界で広がる女性嫌悪の根源にあるもの(朝日新聞)
 世界のそこかしこで政治家や著名人のミソジニー(女性嫌悪)をあおるような言動が目立ってきた。進みつつあったジェンダー平等の流れに対する、強烈なバックラッシュ(反動)の根源は何か。国際政治学者の三牧聖子さんと、朝鮮史研究者の崔誠姫さんが語り合い、考えた。

分極化する男女と政治
 ――米韓の近年の選挙では、若年層では性別間で支持傾向が大きく異なったそうですね

 【崔】 2022年の韓国大統領選では支持が極端に分極化しました。当選した尹錫悦(ユンソンニョル)氏への20~30代の「Z世代」の支持率は、女性が少ない一方、男性では非常に多かった。

 教育でも雇用でもジェンダー平等が進む一方で、南北の戦争状態が続き、若い男性が兵役を強いられることには変わりない。彼らの「損している」という不満が、同世代などの女性への「女嫌(ヨヒョム)」と呼ばれる嫌悪感として広がっています。そういった心情をくすぐったのが、女性の地位向上などを担う「女性家族省」廃止を公約に掲げた尹氏でした。その政権で、非常戒厳が起きてしまった。

戒厳に抗った女性と「推し」文化 韓国分断する「女嫌」と日本の関係
 【三牧】 米国も似ています。米国社会は若い層ほどリベラルな政治傾向が強いとみられてきましたが、近年Z世代の男性に共和党支持が広がっている。住宅費や学費の高騰、就職難などに直面する男性に向けて、限られたパイを女性やマイノリティーに分けるのは不公平だ、とポッドキャストやSNSで語りかけるトランプ大統領の言説が刺さっています。……

 なかなか、知ることができない韓国社会のこと、尹政権のことを崔さんが語ってくれていて、とても勉強になる。アメリカと韓国の姿をとおして、日本の今を考えるという構造。何よりもミゾジニーという言葉が突き刺さり、いま、どこにいるのかを考えさせられる。明日にでも紹介するけれど、うちの雑誌でも、今日発売の号では、女性差別撤廃委員会の勧告を特集、なんとか間に合った……。

 

 

 

 

2025/03/07

日本学術会議 国から独立した法人とし財政支援行う法案決定

 今日も、朝からインタビュー①の仕上げ。だけど、その後の段取りがうまくいかない。職場の状況は大きく変わったから、いたしかたないのだけれども、この年になって、いろいろ新しく、いろいろ段取りをつくらないといけないのだよなあ。ちょっとしんどけど。

 続いて、インタビュー②の起こし・整理作業につきすすむ。うーん、休みがないねえ。いろいろ課題が山積みなときは、どうしても孤独感を感じるのがこの仕事の特徴でもあるのだろうなあ。とてもとても深い孤独感でもありますけどね。

 夕方、開始五分前に、研究会の招待メールで、慌てて参加(笑)。だけど、とてもよかったです。報告者は原稿のたのんだこともある人で、報告が、かつてよりさらに深まっていて、あらためて勉強になる。議論を重ねると、さらに深まるっていうのは大事だなあ。ほんとに勉強になった。

 孤独を感じる北の地は、こんな感じ。

20250307_161657

 雪が、さらに孤独を感じさせるねえ。

20250307_171614

 

 今日のニュースは。

日本学術会議 国から独立した法人とし財政支援行う法案決定(NHK)
 国の機関である日本学術会議について、政府は国から独立した法人とする一方、必要な財政支援を行うなどとする新たな法案を決定しました。

 政府は7日の閣議で日本学術会議に関する新たな法案を決定しました。

 法案では日本学術会議を国から独立した特殊法人とする一方、必要な財政支援を行うとしています。

 会員は総理大臣が任命する仕組みから会議が選任する方法に改め、現在の210人から250人に増やすとしています。

 また会員の選任の過程を国民に明らかにするよう努め、会議の運営の評価と監査を行う委員や監事を総理大臣が会員以外から任命するとしています。

 そして、来年10月1日の法律の施行に合わせて新たな法人を設立するとしています。…

 結局、国の機関として、政府から独立して役割を果たすことは否定し、財政的支援はするものの、その基盤をふあんていかしつつ、監査監督の名で国の介入の仕組みをつくるという点で、つまりナショナルアカデミーの要件をみたさない懸念には何も答えずに、法案を一方的に決めるという、結構な強硬姿勢。ここにみられる国家の意思を決して認めてはいけないという正念場だな。うーん。

2025/03/06

「日本人がなぜ? ミャンマー“国際特殊詐欺”の闇」

 昨日から雪。やっぱり、雪は散歩もできないし、雪かきもしなければいけないし、たいへん。2回連続、ボクがこちらに来ると、雪かきという羽目になる。

20250306_164140

 インタビュー①はとりあえず原稿は形になりつつあるかなあ。明日には仕上げていきたいなあ。

 いろいろなことがあって、落ち込んだり、自信をなくしたりのくり返し。相変わらずダメですね。

 

 今日のクローズアップ現代は、「日本人がなぜ? ミャンマー“国際特殊詐欺”の闇」

3_20250306224401

ミャンマー東部の“詐欺村”から、日本の高校生を含む数千人が解放された。その証言から、世界中の市民を狙う国際犯罪組織の拠点の実態が明らかになりつつある。“詐欺村”では成功すると酒や食事などの“報酬”が出る一方、指示に従わなければ電気ショックなどの暴行も。中国当局は「10万人以上が雇用されている」と公表、独自取材からは日本人を送り出す組織による関与も見えてきた。国際特殊詐欺の深い闇に迫る。

 犯罪のグローバル化に息を飲む。新自由主義を背景とした格差と貧困の広がりがグローバル化していることに歩調を合わせる形でだなあ。その規模も、闇の深さも。しかも、そこに安易に落ちていくような仕掛けと、その条件もだ。

 世界はものすごい勢いで変化している。その世界にどう向き合うのか。しっかりした視野と論理とで。

 

 

2025/03/05

東京サラダボウルの最終回

 今日も、インタビュー①の原稿づくり。なかなか思うようにはすすまない。まだまだ手を入れる必要がある。時間がかかるなあ。明後日には仕上げにもっていかないと、まずい局面。そんなにさぼっているわけではなし、けっこう集中して仕事しているはずなのに、時間がかかっている。

 いまつくっている雑誌の全体像もなかなか見えない。結局、むかしのように、ほんとうにハラハラしながら、心配したり苦しんだりしながら、出張校正に向かっていくという生活に戻るのかなあ。きっと心たいへんだなあ。

 気分転換に散歩をしたかったけど、雪になってしまって、それはかなわず。

20250305_162538

 心のいたわりもそうだけど、体のいたわりもなかなか難しい。まずはしっかり、やることをやらないといけない。

 

 仕事でインタビューをつくっていても、心はかきむしられるような感覚。できることなら、もうそういう世界から目を背けたいという気持ちが、ふと起こったりするのだけど、それはやっぱり違うし、無理なことはよくよくわかっている。

 

 東京サラダボウルの最終回。このドラマ、最後までよかったなあ。

2_20250305221301

 主人公の鴻田はかっこいいし、アリキーノとの掛け合いがいい。最後も阿川を許さないところがいい。まざりきらない多様な東京の底辺を救いとる、そのストーリーの展開はもちろんだけど、登場人物が過去をかかえ、ひきづっているその姿からも、いろいろなことを考える。ちゃんとできなかった、受け止められなかったことの後悔、自分の無力さとの対面、それでもこの生きづらい社会を生きていかなければいけない、その希望は? やっぱりアリキーノに感情移入??? NHKのドラマはほんとによくがんばっているねえ。

 そういえば去年のいまごろに、鈴木さんにインタビューしていたのかなあ。

 

 仕事だけではなく、個人の生活の先が見えないことが、やっぱりしんどいね。だけど、課題だけがどんどん突きつけられていく。自分の能力を超えているなんて、考えてもしかたがない現実。自己責任と能力主義の現実が、まざまざとあるように感じる。まわりの迷惑を感じながら、愚痴って解消も、そろそろ迷惑の限度を超えていく???(笑)。ならば、少し、前のめりに突っ込んでいくべきか。自分がのぞむような社会は可能なのか。そこに接近するには、自分は何ができるのか。心も体もシェイプアップして、切れ込んでいくとするかなあ。

 

2025/03/04

家事「夫も妻も同じように行うべき」初の半数超 日経郵送世論調査

 今日も、インタビュー①の原稿づくりから。いろいろ文章をPC上で修正作業。けっこう時間がかかる。そもそも、朝から気が重い。そのうえで、仕事上でいろいろなアクシデントも重なって、ちょっとハラハラ。ほんとに大丈夫かなあ。気が重い日々が続きそう。

 午後からは、インタビュー②の収録。しっかり話せてよかったです。その後ふたたび、インタビュー①。

 夕食づくりは、味噌マヨチキンと生野菜サラダ、なすのショウガ醤油いため。あとかたづけのあと、ふたたびインタビュー①。通勤時間がないのは楽だけど、ずっと働いているのはかわらない(苦笑)。いろいろ課題が多いから、コツコツがんばるしないないのだけどねえ。

 買い物だけ、外に出て。

20250304_164851

 明日は、もう少し余裕をもって、散歩でもしたいなあ。膝が痛いけど。膝もそうだけど、いろいろな体の不具合はほっちっちにしているから。ほんとはこの年だから、もっと医者に行って、体のメンテをしたほうがいいんでしょけど。なかなかね。その点でも、自分はダメだなあと、自信をなくすところ。うーん。どこにいても、余裕もないなあ。どうしてなんだろうか?

 

 ちょっとおもしろい調査。

家事「夫も妻も同じように行うべき」初の半数超 日経郵送世論調査(日経新聞)

 日本経済新聞社は2024年の郵送世論調査で、夫婦の家事分担のあり方について聞いた。家事全般の夫婦の役割分担をどうすべきかたずねたところ「夫も妻も同じように行う」と答えた人が53%だった。18年の調査開始以来、初めて半数を超えた。

 家事全般とは炊事、掃除、洗濯などを含む。19年の調査までは「主に妻が行い、夫も手伝う」が最多だった。

 24年の調査結果を男女別にみると、男性の51%、女性の54%が夫婦...

 ボクは、最初は全然だめだったなあ。子どもが大きくなるにつれ、比重はまったく変わったわけだけど。息子夫婦をみていると、しっかり分担しているなあと痛感する。ただ、ボクら夫婦が普通と違うのは、当時も、いまも、基本、どちらもワンオペだったこと。ふたりで家事という経験はほとんどない。正直、ワンオペの、家事・子育てはつらかったし、いまも結構、つらいなあ。それでも、よく乗り切ってきたと思うけど。まだまだ思い出ではなく、現実に直面する問題だけどね。

 だから、ときどき疲れて休みたいんだけど、それは妄想で…(笑)。

 

 ボクはいろいろな問題について書き込むけど、意見表明は結構、抽象的と言われる。これはね、考えたことの結論は、やっぱり雑誌で、企画として提示するから、そのとっかかりの思いだけをここでは紹介ということなんだよね。

2025/03/03

大学統廃合答申 「空白地域」生まぬよう

 今日も、インタビュー①の原稿づくり。今日は、北の地区にくる友人を迎えなければけなかったので。いろいろおしゃべり。それもまた楽し。能力と発達の問題が一番おもしろかったかなあ。

 いろいろ複雑な時代だから、実際、展望を見出すのはとても難しい時代だから、いろいろ議論だな。うん。

20250303_203052

 こういう中教審答申はほんとうにがっくり来る。

大学統廃合答申 「空白地域」生まぬよう(中日新聞)
 中央教育審議会が、経営状況が厳しい大学の撤退・縮小を促すため、国による指導や支援を強化することなどを提言する答申を、阿部俊子文部科学相に提出した。
 急速な少子化を踏まえ、大学規模の適正化は必要だが、都市と地方で高等教育の格差を広げることになってはならない。答申は地方の進学機会確保や教育の質向上に向けて産学官一体での議論も求めており、十分な配慮が必要だ。
 答申は、2040年の大学進学者が24年の約63万人から約27%減の46万人になると推計。全国に約800ある国公私立大を現状の規模で維持するのは難しく、大学の再編・統合や縮小・撤退を国が支援する必要性を強調している。
 地域や社会のニーズを踏まえ、早い段階で撤退などの経営判断を促す指導を強め、定員割れや経営難になった大学をほかの大学が統合しやすくするよう制度の改善も求めている。…

 答申そのものが出されたのは2月で、それがこれ。

 そこには、先進国のなかでは大学(高等教育)進学率はまったく高くはない現状を、そこあげして、知的な社会をつくるという視点はない。どちらかというと教育は、自己責任で、能力と条件のあるものにいい教育をという発想。教育研究の底上げという発想もないため、ただ競争的環境をつよめることが質向上につながるという薄っぺらい主張がくりかえされているだけになる。たしかに定員割れがすすんでいる大学は少なくない。地方大学の困難もあれば、都市圏のなかでも定員割れの大学はひろがっている。それはなぜだと考えているのだろうか…。これそのものが、日本社会の衰退に拍車をかけ、地方の困難を増大させることはだれの目にもはっきりしているとは思うのだけれども。

 

2025/03/02

大学生、物価高で「お金に悩み」 生協の生活実態調査

 北の地での生活。今日は朝から、インタビュー①の原稿づくり。

20250302_110606

 予定より2日ほど遅れている。分量が多いしなあ。一日かかって、大幅にすすめる。がんばらないと。北の地ではとにかく通勤時間がないから、楽ちん。あ、今日は日曜日か(苦笑)。

 でもまあ、仕事はなかなかすすまない。ここで踏み込むべきか、どうか? 悩んでしまう。放っておいても仕事はふれるだけだから、よく、先のことも考えないと。どうするのがいちばんいいのか。いちばん中途半端。相方からはバカにされ、勝手にやればいいと思われるだけ(涙)。あーあ。

 とにかく、まずは遅れている仕事を取り戻す段取りと、日程の調整が先か。

 以下は、2日ほど前の記事だけど、大事なのでクリップしておきたい。

大学生、物価高で「お金に悩み」 生協の生活実態調査(共同通信)
 全国大学生協連は28日、昨年秋に実施した第60回学生生活実態調査の結果を発表した。返済への不安などから奨学金受給者の割合が2019年以降最低となる一方、アルバイトの就労率は過去10年で最高に。物価高も背景に、お金に関して悩む実態が浮かんだ。

 奨学金を「受給している」は28.6%で、前年に続き3割を下回った。返済不要な給付型は増えたが、貸与型が減った。バイトでは月7万円以上稼ぐ層が増加傾向に。時給単価引き上げなどの影響もあるが、労働時間の長さから、生協連は健康面や学業とのバランスが懸念されるとした。

 日常生活の悩みでは「生活費やお金のこと」が46.8%で最多だった。自由記述欄には「1人暮らしだと生活が苦しい」など切実な声が寄せられた。…

 これがその報道資料。

 全体として状態の悪化が読み取れるけど、学生間のあいだに格差もひろがっているのだろうとも推測される。学生のバイトの比重はほんとに増大しているとは思う。トータルの学生の生活実態、生活時間の調査なども、もっとおこなわれるべきなんだろうと思う。また、その分、将来に対する不安なども感じられるところ。とにかく実態に向き合わないと、実際の学生の願いや課題や、意識動向などを読み違えてしまうようにも思えてくる。

20250302_170621_20250302201301

2025/03/01

ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け

 今日は、早朝仕事スタート。

77975 20250301_061623

 今日は異常に膝が痛くつらかった。ここのところ、膝が少し痛かったのだが、今日は、突然、とても痛くなった。大丈夫かなあ?

 今日は、朝から掃除をする。お風呂やトイレも含めて。それからインタビュー①の起こし・整理をおこなう。ギリギリまでやっていたら、北への移動は結構、ギリギリだった。

 移動中は読書タイムの予定だったけど、早朝仕事スタートだったので、半分は寝落ちしてしまった。アパートについて、その後は、インタビュー①の起こし作業。気が付くと、結構、余裕がないなあ。

 

 朝から、強烈なニュースが飛び込む。

 

ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け(ロイター)編
 ウクライナのゼレンスキー大統領は、物別れに終わったトランプ米大統領との会談から一夜明けた1日、ウクライナの苦境について耳を傾けられ、ウクライナが忘れられないことが「非常に重要」とソーシャルメディアに投稿した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、物別れに終わったトランプ米大統領との会談から一夜明けた1日、ウクライナの苦境について耳を傾けられ、ウクライナが忘れられないことが「非常に重要」とソーシャルメディアに投稿した。
 ゼレンスキー大統領は、ワシントンのウクライナ人コミュニティとの会合の映像を添えた投稿で「戦時中も戦後も、誰もがウクライナに耳を傾け、ウクライナのことを忘れないようにすることがわれわれにとって非常に重要だ」とし、「ウクライナの人々が、自分たちが孤立していないこと、自分たちの利益が世界中のあらゆる国、あらゆる地域で代弁されていると知ることが重要だ」と述べた。
 ホワイトハウスで2月28日に行われたトランプ大統領らとの会談は、ロシアへの対応などを巡り報道陣の前で激しい口論となり、予定していた鉱物資源を巡る合意文書の署名も行われなかった。…

 最初は、まず、信じられないことがおこるなあと思ったのだけど、もしかしたら、トランプは、最初からこういうことも考えていたのではないかとも勘ぐってしまう。側近も含めて、あからさまにゼレンスキーに挑発的な態度をとっているのだもの。もともと、トランプは露骨に、アメリカファースト、何がアメリカの利益になるのかを基準にしているのだから。

 ゼレンスキーがどうのとか、ウクライナがどうのとか、いろいろ論点はあるにしても、このようなアメリカ中心的な発想(それは中東でも言えるのだろうけど)がどこまで続けることができるのか。たしかに、3年の戦争は悲惨な状態を生んでいる。だから、一刻も早い和平は必要だ。だけど、どうすれば和平に近づけるのかということは、相当冷静に考えないといけない。国連憲章の基準などから安易にはずれることが和平につながるのかということも含め。問題はとても複雑だから、単純ではないから、ウクライナの人たちの声や、この地域の人たちの声を大事にしたいところ。このままでいいはずがない。だけど、衰えたとはいえ、圧倒的な力がいまなおアメリカにあることも事実。石破さんの発言はなさけないなあ。

 

 安田さんの告白と決意。https://d4p.world/30839/
 軽々にいろいろ言えないけど、おそらくいろいろなことを言われることをわかって、それでも発言する。つらいけど、同時に、彼女の最終的な決意には、ほんとうに頭がさがる。彼女とはじめて会ったのは、ちょうど大学を卒業したころだから、被害からまだ日も浅かったころ、最近、最後にあったのが去年のいまごろだから、葛藤のさなかにいたのだと思うと、いっそう、心が痛む。ほんとに、ほんとうに連帯しないとなあ。

 



« 2025年2月 | トップページ | 2025年4月 »

無料ブログはココログ
2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30