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2025/02/25

世界中で人権が「窒息」 国連事務総長が危機感


 暖かくなるかなあと思ったけど、全然だったなあ。職場は寒い……! 

 来月インタビュー①の起こしを開始、来月インタビュー②の設定、来月インタビュー②の資料集めなどをコツコツすすめる。目標のところまではいかないなあ。

 夜には、平和委員会の学習会で、ロシアによるウクライナ侵略開始から3年「侵略を止めさせ、平和を実現するためにいま、何が必要か?」と題した、川田氏の話を聞く。基本、最近の情報をしっかりふまえ、それをどうみるかを川田流に。なかなかまとまって情報を整理できていないから、とても勉強になった。

 トランプが出てきて、世界が混乱しているが、同時にわかりやすくなったという面もある。覇権主義的、帝国主義的な性格が顕著に。そういうなかで、たしかに今のようなトランプの進めかたが上手くいくはずがないとはみんな感じているわけで、ここ数日の国連の議論がそのことを象徴している。総会でもウクライナ戦争にかかわって、ウクライナ提案の決議は、93カ国の賛成で可決したそうだけど、米ロが同時に反対した。アメリカ提案の決議は、ヨーロッパの国の手で修正され、ロシアの侵略など明確な言葉が入ることになり、アメリカは賛成できなくなった。アメリカ提案の安保理決議は、イギリスやフランスは賛成しなかったなどなど。たしかに、平和への道のりはまだ見えないが、変化してきているのだろうとは思う。しっかり、そういう世界の変化をみつめることができないと、世界はトランプによって動かされているように見えてしまう。そういう大手メディアに流される。

 嘆きだけではダメだというのは昨日、学んだこと。現実の困難のなかにある、矛盾、うずもれた願いなどをしっかり見て、どこに依拠すれば、すすめるのかを考える、そういう経験からしっかり学ぶことが大事だろうと思う。そこでがんばらないといけない。
 国連(UN)のアントニオ・グテレス事務総長は24日、戦争や暴力、国際法を踏みにじる独裁者の弾圧などによって、世界中で人権が「窒息」していると警告した。
 スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会でグテレス氏は「人権は、人類にとっての酸素だ」と発言。「しかし、人権は一つ一つ窒息させられている」「独裁者は、真に力を持った人々の行動を恐れ、反対勢力を弾圧している。家父長制は、少女たちを学校から遠ざけ、基本的権利から女性たちを遠ざけている」と警鐘を鳴らした。
 また戦争を好む人々が「国際法、国際人道法、そして国連憲章を無視している」と批判。戦争や暴力によって人々が「食料、水、教育を享受する権利を奪われている」と指摘した。……

 興味深い演説。ぜひ、原文を読んでみたいと思う。「グテレス氏は「道徳的に破綻した世界金融システム」の影響にも言及し、また「人工知能(AI)のような暴走する技術は、大きな可能性を秘める一方で、ボタン一つで人権を侵害する危険性も持つ」と懸念を表明した」とも。「「先住民、移民や難民、性的少数者(LGBTQI)コミュニティー、障害者など、特定の集団に対する不寛容が増大」していることに加え、「人権を人類への恩恵ではなく、自分たちが求める権力、利益、支配への障害と見なす分断と怒りの声」が強まっているとも批判」と。「これらすべてが組み合わさり、「過去80年間にわたって築かれてきた、人権の保護および促進のための制度や仕組みに対する直接的な脅威となっている」と危機感を示した」。うーん。この時代の明日をどう描くか。ほんとに、正念場を生きているのだなあ。

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