経団連「選択的夫婦別姓の早期実現を」 国に改めて法案提出要望
朝は寒かったけど、風がなく、体感的には一息ついた感。昼には少し暖かくなる。今日は、とにかく提出原稿を3本。いろいろ、横文字や数字が入るので、見せ方が難しい。うむ、時間が結構かかった。それから、会議。あと、来月の原稿にかかわった相談メールのやりとり。
とにかく、今朝は、これはちょっと大変という精神状態からのスタート。原因はなんだろうね。動いて少し持ち直すが。今日、会って、話した人も、自身の体調のこともあり、この間、だいぶ落ち込んでいたようだ。年をとると、いろいろな病気と気持ちの問題が複雑に絡み合ってきて、落ち込むと、ますます具合が悪くなる。そういうことにも、きちんと、向き合っていかないといけないし、もっと、いろいろと理解しないといけないなあ。
夕方、奈良教育大学附属小学校の裁判の報告集会に少し遅れて、オンライン参加。いま、発売されている号で、特集もしたし、少しは役に立っているかなあ。守る会のHPで紹介してくれているし、本田さんは論文をさらにヴァージョンアップさせて、それが会のHPで読めるようになっている! ぜひ多くの人に読んでほしい。まちがいなく、当事者と会の正論が、相手を追い込んでいる。ほんとうに大きな変化をつくりだしたいし、それが日本の教育にとってどれだけ大きなことか。
大阪の清風堂が、書店の方は閉店になるという。かなり凹むニュース。書店が、さらにはいわゆる民主書店がどんどんなくなっていく。ボクらがつくったものが、届くルートがどんどん減っていく。それが何を意味するのか? そしてどうすればいいのか? ものすごく大きな問題でもあるのだけれども。
経団連「選択的夫婦別姓の早期実現を」 国に改めて法案提出要望(毎日新聞)
経団連は14日、選択的夫婦別姓制度の早期実現に向けた法案の国会への提出を改めて政府に要望した。同日あった三原じゅん子女性活躍担当相との会合の場で行った。三原氏は「制度導入のため、議論の場を設けていく」などと話し、前向きな姿勢を示した。経団連の永井浩二副会長(野村ホールディングス会長)は冒頭、制度導入に関する法案の国会提出と議員による議論を求めた。三原氏は「自らの望む生き方を選択できる制度の必要性について議論できる環境を整備していく必要がある」との認識を示した。
さらに今後、選択的夫婦別姓制度は同氏(姓)の否定でも、別氏(姓)の強制でもなく、あくまでも選択肢を増やすものであることの説明と理解促進▽婚姻によって旧姓を使えなくなる人の不便や不都合についての具体例の提示▽制度導入に向けた議論を後押しする情報や関連データ提供――を進めていくとした。
会合後半の意見交換の場は非公開だったが、経団連幹部から「『制度が導入されると子どもがかわいそうだ』という主張もあるが、国際結婚や離婚で親子が別の姓になった家庭はあり、かわいそうではない。親子は親子だ」「たとえ旧姓の通称使用を法制化したとしても限界があり、課題は解決しない」などといった意見が出されたという。……
ほとんど、保守派の議論は、反論されつくしている感があるし、経団連もこのように発言しているから、大きな変化が実際におこっていくことは期待したいところ。誰が、何が、阻んでいるのか。いまの政治状況の中で、そういうことが国民の前にもっともっと明らかになれば、さらに変わっていくようになるだろうなあ。
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