教師気付きにくい「仲間はずれ、集団から無視」 国研いじめ追跡調査
寒い朝。
今日は、毎月一度の通院。だけど、結構、混んでいて、待たされる。それから、提稿1本。午後、明日のインタビュー②の相談のやりとり、そのための資料を探して、読み込む。頭のなかが少しずつ政治モードに突入していく。しっかりがんばらないと。
さて、本を読んでいて、上から目線問題をいろいろ考える。確かに、ボクらの語りは、小難しく、無神経に上から目線だ。もちろん、それは、品性とかにかかわるような気をつけて変えていけるような面もあれば、そもそも、そうなってしまう傾向を強く持つ側面もあり、心して工夫と努力が必要な面もある気がする。相手に媚びるというものでも、言いたいことの内容を変えるということでもなく、そうするにはどうすればいいのか? なかなか難しいし、そう簡単に答えがでるものでもないのかもしれない。もちろん、気をつければすぐに変わる部分もたくさんあろんだろうけれども。なかなか答えのないものでも、いろいろとヒントはあるのだろうな。問題を自分ごと、私事として出発するとか。うーん。
教師気付きにくい「仲間はずれ、集団から無視」 国研いじめ追跡調査(教育新聞)
国立教育政策研究所(国研)は1月15日、2019年度から22年度に、小学4年生から中学3年生を対象に行った「いじめ追跡調査」の分析結果を公表した。より多く経験しているいじめ被害として、「仲間はずれ、集団による無視をされる」が挙げられ、文部科学省が毎年実施している問題行動調査で最多だった「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」よりも多かった。「仲間はずれ、集団による無視をされる」は教師の回答では3番目に多かったが、児童生徒の回答とはギャップがあり、周囲の児童生徒や教師など、第三者が気付きにくい行為であることが浮かび上がった。……
「教師が回答する問題行動調査では、「仲間はずれ、集団による無視をされる」は10%を超える程度だったことから、教師に認知されにくく、周囲の児童生徒も気付きにくい態様である可能性がある。」と指摘しているけれども、だからこそ、教師という仕事の専門性が大事なんだろうと思うし、それが尊重されていない現状を感じさせるところ。学校現場のさまざまな困難に、子どもたちのしんどさにどう向き合っていくのか。課題は大きいなあ。
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