森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」
今日は、朝から、年に1度のお勤めに(苦笑)。お疲れさまですが、若い人とおしゃべりもできる貴重な機会。ほんとにおじいさんになってしまったし。
警備がかつてよりも、厳しい感じがする。外国人が増えたからかなあ。それに、参拝じゃないという人に対しては、必ず声をかけてくる。何度か声をかけられた。遊就館のなかはさらに厳しく、昨年、何度も注意されたので、ことしは、しゃべるのは外でにした。これほどになっているのは、宮司が変わったせいか。いまは、防衛省の情報本部長などを歴任した海上自衛隊の元海将。
遊就館で「大東亜戦皇国婦女皆働之図」が見られるようになっていた。これは貴重。
一方で、展示が少し変わっていた印象がある。最後のほうの展示が、あまり歴史的な背景やおこったことの説明がなくなって、人物中心になった感じがするけど、どうなのかなあ。沖縄などで、島田や牛島美化がおこなわれているのと同じで、組織でなく、個人は批判しづらいから、そういう形で歴史修正がおこなわれているのだろうか?
さて、胸がしめつけられるニュースでもある。
森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」(朝日新聞)
学校法人森友学園への国有地売却に関する財務省の公文書改ざんを巡り、国が存否も明かさず関連文書を不開示としたことの妥当性が問われた裁判で、大阪高裁(牧賢二裁判長)は30日、「違法」と認めた。改ざんを強いられて自死した近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(53)の請求を退けた一審・大阪地裁判決を覆し、不開示決定を取り消した。存否すら明かさない姿勢を否定したもので、判決が確定すれば国は今後、改めて開示の是非を判断することになる。……
やっぱり、ドキドキする。なぜ、赤木さんはしななければならなかったのか。財務省が森友学園に国有地を相場よりはるかに安い価格で売ったことにういて、その決裁文書から安倍晋三・元首相や妻昭恵氏らの名前が削られる事実が発覚、そこに至る経緯を示した文書の開示を雅子さんが求めた。赤木ファイルを残し、問題に苦しんだ赤木さん。だからこそ、この問題はあいまいにしてはいけないし、風化させてもいけない。改めて、この事件をふり返りたいなあと思った。
今日は仕事の方は、来月インタビュー②の設定はだいたいいけそう。その先の再来月インタビューの設定の調べ物、そしてメールを送ったり。
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