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2025年1月

2025/01/31

世界の目に映る、日本の「不平等」 国連の女性差別撤廃委、秋月弘子副委員長に聞く

 昨日の疲れもあり、今日は朝から体が……。朝からいろいろやり取りも多し。

 職場に向かい道。向こうに高層ビルがいくつか見える。どこにあるビルだろう。どんどんビルが増える。

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 来月インタビュー②が確定し、再来月インタビュー①を設定、どんどん具体化していかないとねえ。じっくり、しっかりで。先の企画の資料を読みつつ、午後からのインタビュー①の準備、会議を挟んで、インタビュー①の収録。取材(インタビュー)は基本とても元気になるんだけどね! 今日も元気が出た。

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 ごく近い人(苦笑)(家族?)。なかなか生き甲斐がつかめないのかなあ、生きていくのがつらいのかなあなど、いろいろ考えてしまう。それほど、考えていないのかもしれないけれども。ケアというのは、ほんとに難しい、ケアだけでは、前にふみだせるわけではないけれども、ケアがないとダメだというのもわかる。自分が、そんなことをきちんとできないから、自分の足場そのものもぐらぐらゆらいでしまう。自分も傷だらけになる。そこで、何ができ、何をつかんだりできるのかなあ。

 

 女性差別撤廃委員会の勧告への日本政府の報復が波紋をひろげている。なぜ、こんな判断をするのだろか。政治的な背景もあるのだろう。存在感が薄れる右派政治家へのおもねり。いろいろな思惑が錯綜する。

 そういうなかで、今回の勧告の意義はしっかり考えたい。数日前の記事だけどクリップ。

 

世界の目に映る、日本の「不平等」 国連の女性差別撤廃委、秋月弘子副委員長に聞く(朝日新聞)
 ジェンダーギャップ指数が146カ国中118位の日本。日本社会の男女の不均衡について、昨秋、国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)も改善すべき点を指摘しました。委員会の副委員長を務める亜細亜大学の秋月弘子教授(国際法学)はジェンダーをめぐる「日本の当たり前は世界の非常識になっている」と話します。

■国・宗教違う委員が合議で「勧告」、重み感じてほしい 市民の報告、攻撃恐れ極秘扱い 独立した人権機関を

 ――CEDAWの仕事はどのようなものですか。

 家族関係などの私的な領域から政治経済まで、あらゆる分野でジェンダー差別をなくす措置を取るよう求める女性差別撤廃条約という条約があります。日本を含めて189カ国が締約しています。委員会は締約国の状況を審査し、解決策などを提案します。具体的には、私たち委員が1年に3回ジュネーブに集まり、1回に8カ国ずつ審査していきます。政府の他に、その国の市民団体などからも報告書を上げてもらい、そこに性差別があるのかないのか、精緻(せいち)な「ジェンダーレンズ」を通して見ていきます。……

 

 ほんとに、大事なことを言っている。勧告自体があらためて読むと、大事なことが凝集されている。そこに背を向けている日本政府。勧告を活用して、がんばんないとというか、われわれは、きちんと学ばないとなあ。

2025/01/30

森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」

 今日は、朝から、年に1度のお勤めに(苦笑)。お疲れさまですが、若い人とおしゃべりもできる貴重な機会。ほんとにおじいさんになってしまったし。

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 警備がかつてよりも、厳しい感じがする。外国人が増えたからかなあ。それに、参拝じゃないという人に対しては、必ず声をかけてくる。何度か声をかけられた。遊就館のなかはさらに厳しく、昨年、何度も注意されたので、ことしは、しゃべるのは外でにした。これほどになっているのは、宮司が変わったせいか。いまは、防衛省の情報本部長などを歴任した海上自衛隊の元海将。

 遊就館で「大東亜戦皇国婦女皆働之図」が見られるようになっていた。これは貴重。

 一方で、展示が少し変わっていた印象がある。最後のほうの展示が、あまり歴史的な背景やおこったことの説明がなくなって、人物中心になった感じがするけど、どうなのかなあ。沖縄などで、島田や牛島美化がおこなわれているのと同じで、組織でなく、個人は批判しづらいから、そういう形で歴史修正がおこなわれているのだろうか?

 

 さて、胸がしめつけられるニュースでもある。

森友文書の不開示決定、高裁が取り消し「有無も答えないのは違法」(朝日新聞)
 学校法人森友学園への国有地売却に関する財務省の公文書改ざんを巡り、国が存否も明かさず関連文書を不開示としたことの妥当性が問われた裁判で、大阪高裁(牧賢二裁判長)は30日、「違法」と認めた。改ざんを強いられて自死した近畿財務局職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(53)の請求を退けた一審・大阪地裁判決を覆し、不開示決定を取り消した。

 存否すら明かさない姿勢を否定したもので、判決が確定すれば国は今後、改めて開示の是非を判断することになる。……

 やっぱり、ドキドキする。なぜ、赤木さんはしななければならなかったのか。財務省が森友学園に国有地を相場よりはるかに安い価格で売ったことにういて、その決裁文書から安倍晋三・元首相や妻昭恵氏らの名前が削られる事実が発覚、そこに至る経緯を示した文書の開示を雅子さんが求めた。赤木ファイルを残し、問題に苦しんだ赤木さん。だからこそ、この問題はあいまいにしてはいけないし、風化させてもいけない。改めて、この事件をふり返りたいなあと思った。

 

 今日は仕事の方は、来月インタビュー②の設定はだいたいいけそう。その先の再来月インタビューの設定の調べ物、そしてメールを送ったり。

2025/01/29

全く異なる組織設立 学術会議法案の概要明らかに 井上議員に内閣府

 今日も、変な夢を見て、朝から重たい気分。同時に、強い眠気。うーん、がんばれ!

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 来月インタビュー②について、いろいろ相談したり、お願いのメールを送ったりしているが、なかなか、うまくすすまない。粘り強くやるしかないなあ。

 

全く異なる組織設立 学術会議法案の概要明らかに 井上議員に内閣府(しんぶん赤旗)
 政府が、通常国会で3月上旬に提出を予定している日本学術会議法案(仮称)の概要が27日、日本共産党の井上哲士参院議員への内閣府の説明で明らかになりました。

 新法案は、日本の科学者を代表し、政府に対する科学的助言を独立して行う国の機関という同会議の性格を定めた現行の日本学術会議法を廃止し、これまでと全く異なる組織を特殊法人として設立するものです。

 また、新会議発足時の会員の選定は「多様な関係者から推薦を求め」るとし、政府に都合のよい人選となる危険があります。

 首相が任命する監事を新たに置き、業務や財務を監査します。6年分の活動計画の策定と年度ごとの実績評価を義務づけ、内閣府に設ける評価委員会が意見を具申します。これにより、政府による学術会議への介入・統制が可能となります。

 現在、経費は国の負担となっていますが、同法案では「補助することができる」とし、国の財政責任は後退します。……

 学術会議は、政府から独立した、アカデミーとして貴重な役割を期待され果たしてきているわけだけど、では、その役割はどうなるのか。内閣府は、政府に対する勧告権については「調整中」という始末。しかも、新しい組織の法制化のために、学術会議と協議する「予定はない」と説明している。強引に学術会議とは全く別な組織をつくろうとしている。

 そもそも、軍事研究など政府のいいなりにならない学術会議に対し、2020年に菅義偉首相が会員6人の任命を拒否したことに端を発してた学術会議改革。その違法行為を反省も撤回しないまま、まったくすり替えて、新しい組織づくりを、学術会議の合意なしに!そんなことは許されないし、アカデミーの世界でも、日本は世界から孤立することになる。

 

 そう言えば、「外務省は29日、国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)を、日本の拠出金の使途から除外することを決め、国連側に伝えたことを明らかにした」そうだ(朝日新聞)。「同委員会が昨年10月、「男系男子」の皇位継承を定めた皇室典範の改正を勧告したことへの抗議の意図を示す狙い」ということだそうだ。そもそも、この種の勧告で日本がしたがっていないものは多数ある。今後、どんどん、こういうことがすすみ、世界の人権の流れから取り残されていくのだろうか。ほとんどトランプとかわらないではないか。

 

2025/01/28

岡山 吉備中央町 PFAS検出で住民などの血液検査結果を公表

 なかなか復活しないなあ。通勤電車が突然とまる。急病人の救護だとか。みなさん、調子悪いのに、無理して出勤しているのかなあ。

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 何とか職場に着いて、午前中は先の原稿の打ち合わせ。午後からは実務をして、資料をもらいに行って、さらに、資料の読み込み。夕方に資料収集に図書館へ。

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 いろいろミスが多い。自分の財布のなかにある金額をかなり大幅にまちがえて認識していた。あんまり現金つかわないので、そのことに気がついたのは、たぶん1カ月近くたってからなのだと思う。ちょっと、お金の管理もよく考えないといけないなあ。年だから記憶も管理も、あやういうえに、お金の流れが、現金以外のいろいろな手段があって、現金も何カ所かにわけているから、いろいろごちゃごちゃしてわからなくなる。これまでの違う管理の仕方をしようと思った次第。

 

岡山 吉備中央町 PFAS検出で住民などの血液検査結果を公表(NHK)

 一部の物質に有害性が指摘される有機フッ素化合物のPFASが、岡山県吉備中央町の浄水場の水から極めて高い濃度で検出された問題で、町は28日、公費で行った初めての血液検査の結果を公表しました。
血液中の濃度は、検査をした700人余りの平均で、アメリカで健康リスクが高まるとされている値の7.5倍余りとなりました。
 吉備中央町の円城浄水場では、2023年、一部に有害性が指摘される有機フッ素化合物のPFASが極めて高い濃度で検出されていたことが発覚し、町は2024年11月から12月にかけて、住民などの希望者を対象に公費による血液検査を初めて実施しました。
 検査を受けたのは2歳から102歳までの709人で、町によりますと、多くの種類があるPFASのうち有害性が指摘されるPFOAやPFOSを含む7種類について調べた結果、血液中の濃度は、7種類の合計で平均1ミリリットルあたり151.5ナノグラムでした。……

 報道でも、指摘されているように、この数字は、アメリカの学術機関が健康リスクが高まると指摘する1ミリリットルあたり20ナノグラムの濃度の7.5倍余り。検査を受けた人の9割近くがこの値以上だった。「脂質異常症」や「腎臓がん」「乳児・胎児の発育の低下」などとの関連を指摘されている。
 ドイツでは、血液中の濃度の指針は、
▽PFOSについて、1ミリリットルあたり20ナノグラム
▽PFOAについては、1ミリリットルあたり10ナノグラム
 ところが日本では水道水などの水質について、ゆるゆるの目標値が示されているだけ。血液中の濃度については、「血液検査の結果のみをもって健康影響を把握することも困難」として決めていない。今回も青木官房副長官は、記者会見で「現時点の知見では、どの程度の血中濃度で、どのような健康影響が生じるかは明らかになっておらず、血液検査の結果のみをもって健康への影響を把握することは困難とされている。環境省も自治体が行う血液検査に対し、支援を行うことは考えていない」と述べている。
 結構被害については、政府のエコチル調査で、貴重な結果もでているというのに、それはまったく無視でもある。そうとう深刻な事態にある。

2025/01/27

やり直し会見、会場に400人以上 フジの体質問う質問目立つ

 今月は、ハードだったので、忙しすぎると、心身ともにおかしくなるな。精神的にも、自律神経の不調も。何よりも、復活まで時間がかなるようになっているなあ。今日も、あまり活発に仕事はできなかった。実務と、来月、その先の企画のための資料読み。来月の企画、その先の企画のメールなどなど。

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やり直し会見、会場に400人以上 フジの体質問う質問目立つ(毎日新聞)
 タレントだった中居正広さん(52)と女性とのトラブルを巡るフジテレビの問題は、港浩一社長、嘉納修治会長の辞任に発展した。27日にフジ本社で開かれたフルオープンのやり直し記者会見には5人の役員が臨んだが、会場からはフジの体質そのものを問う指摘や批判が相次いだ。

 17日の会見は「私の判断で」(港氏)テレビカメラによる撮影を認めず、質問を記者クラブ加盟社に限る形で開かれた。27日は時間制限のないフルオープンで行われ、港氏は冒頭「(前回は)カメラから逃げたと言われても仕方ない。メディアの信頼を揺るがした」と唇をかんだ。……

 夕方からフジの会見を見ていた。途中でやめて、帰ったが、帰った時点でも会見は続いていて、まだ続いている。すでに6時間近い。

 みていて感じるのは、結局、あまりにもフジの幹部の人権意識の低さ。港さんはバラエティ出身だからさもありなん。当事者の女性のプライバシーを守る、女性に対する配慮ということを口実にしてきたし、しているわけだけど、こうした性加害の問題については、まずやるべきことは、「あなたは悪くない」ということを伝えることのはず。だけど、フジの態度は、Aプロデューサーの関与はあいまいにしつつ、その点については、フジは第三者という態度で一貫していて、人権侵害ということへの認識が低すぎる。なぜ中居氏の番組の中止をしなかったのかということなど赤旗の記者をはじめ、ポイントをついた質問もでたが、彼らはこたえないし、会見に参加している記者は、かならずしも、同じ問題意識や思惑でいるわけではないので、なかなか深まっていかないで、イライラする。フジのガバナンスについても、少人数で問題にあたったことを最大の要因としていて、事態の経過からあきあかに、フジのありよう(放送業界のありようも含め)の極端な歪みがあるのにかかわらず、そこを反省には向かわない。

 記者会見自体も、質問の最初から9人は男性が続くなど、男性が主体。こうした問題であるにもかかわらず。人権意識がずれているということにまったく無自覚なのだと思う。反省がないから、同じところをウロウロしているだけ。

 結局、真実もはっきりしないし、ただ、幹部のしっぽ切りで終わるのか。

 ほんとうに見ていて、気分が悪くなった。ただ、1点、これはと思うのは、このように時間無制限で、発言をできる記者会見を一度やってしまったら、ほかの場での記者会見がわかる契機にならないかと。

2025/01/26

いろいろなことを考えなければいけない、展開ではあるけど

 日曜日だから、掃除スタート。そえから長男夫妻、孫①②と買い物のお付き合い。やっぱり出費は大きくなる(苦笑)。

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 孫たちからのプレゼント。バレンタインの練習台? だんだん、お嬢さまっぽくなっていく2人。どう考えればいいのだろうか? 不思議。

 

 朝から、NHKや6ちゃんを見ながらあれこれ考える。国会がはじまっての各党の態度。ほんとに、政権の問題点に切り込まないなあ。トランプ政権の性格について、寺島さんが、デジタルと金融支配との分析は、ボクと同じ考えなので、ちょっとホッとしたり。

 いろいろなことを考えなければいけない、展開ではあるけど、なかなか疲れがとれません。明日からは次の号になっていくわけだけどなあ。

 

 

 

 

2025/01/25

学校の「ゼロトレランス」指導に見直しの動き 「厳罰より対話重視」

 今日は、晴れの予定だったけど、朝起きると、雨だった! お昼には晴れ上がったけど。

 朝から少し、掃除をして、資料の整理、先の企画の資料読み。少しは落ち着いた。そうでもないか?

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 今日は、団地の人と、少し話する機会があった。たくさんの人が暮らす団地は、それはそれで、難しさがある。しかも、高齢化で、難題が多い。そういうなかできりもりするみなさんには敬意を表するしかない。いろんなことを学ぶしかない。もっと、成長しなきゃねえ、といつも思う。

 

 ものごとの真理は一つなんだろうけど、その見方は、接近の経路はたくさんある。何がいまいちばん大事かは、いろいろ学ぶしかないだよね。

 そんなことを、いつも感じる。

 

学校の「ゼロトレランス」指導に見直しの動き 「厳罰より対話重視」(朝日新聞)
 問題を起こす子どもに厳格な罰則を科す「ゼロトレランス(寛容度ゼロ)」という生徒指導法を見直す動きが全国の高校で広がっている。米国で実践され、生徒の規範意識を高めると国内では20年ほど前から広まったが、なぜ見直されているのか。

 ゼロトレランスは、校則や指導基準に従い、小さな問題行動もあいまいにせず厳格に罰する生徒指導の考え方。米国での実践例を調査した文部科学省の政策研究機関「国立教育政策研究所」の生徒指導研究センターが2006年に紹介し、広まった。当時は子どもによる凶悪事件やいじめが社会問題化し、第1次安倍政権が「教育再生」の方針を示していた時期だった。……

 

 こういう管理教育そのものの問題はいうまでもないことではあるのだけど、問題は、とりわけこの時期にすすんだことが、ゼロトレが単独ですすんだのかどうかということもある。学校が抑圧的になっていくことの大きな背景には、ただでさえ上意下達のシステムだった教育行政の硬直がいっそうすすみ、とりわけ教員への管理統制、教育内容への介入と管理(評価)ということも大きいのだと思う。この問題の見直しは、どこまで、議論がすすむのかなあ。決して楽観はせず、見つめていきたいところ。

2025/01/24

首相 初の施政方針演説 地方創生を核心に「列島改造を進める」

 今日は、いい天気になっていった。

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 工場籠城2日目。何とか乗り切った。ものすごく、ものすごく疲れた。今月もたくさんの人に協力していただいて、無理をしていただいて、ほんとにうれしく、感謝しかない。今月もいろいろ思いもつまっています。一方で、仕事は終わって、ものすごい孤独感、孤立感というとても不思議な仕事です。でも、終わったー!!!!!!!

 

首相 初の施政方針演説 地方創生を核心に「列島改造を進める」(NHK)
 石破総理大臣は、衆参両院の本会議で施政方針演説を行い、地方創生を国づくりの核心に位置づけ、「令和の日本列島改造」を進めると訴えました。また、少数与党での政権運営について、与野党が熟議し、国民の納得と共感を得られるよう努める姿勢を強調しました。

 石破総理大臣は、衆参両院の本会議で就任後初めてとなる施政方針演説を行いました。

 冒頭、石破総理大臣は「ことしは戦後80年、昭和の元号で100年にあたる節目の年だ。これまでの歩みを振り返り、これからの新しい日本を考える年にしていく」と述べました。

 その上で、目指す国家像として、すべての人が安心と安全を感じ、多様な価値観を持つ一人一人が互いに尊重し合い、自己実現を図る「楽しい日本」を掲げ、バランスの取れた国づくりを進める決意を示しました。……


 総選挙で与党過半数割れとなったにもかかわらず、裏金の全容解明もなければ、企業・団体献金の禁止もない!
 そもそも、なぜ、いまのような政治や経済の停滞に直面しているのかという反省も、分析もない。ただただ、「地方創生」というが、この10年間失敗続きには反省なしだし。「社会保障の不安解消」と言いながら、ここでも、医療破綻にも、介護は団にも反省もない。結局、日米同盟絶対、財界・大企業中心の政治に固執したままで、何の反省もないということ。
 新聞では、維新の分裂で、与党過半数策動がかかれたりしているが、ここにきて、またまだ内閣支持率が低下しているから、そううまくいくのか。だけど、野党の予算への態度は、どうも最初から条件闘争で、政治のいちばんの問題を追及しない政党が多そうで……。どんな論戦になるのかよくよく見ておきたいもの。

 

2025/01/23

絵本作家のいわむらかずおさんが逝去 フジテレビ労組、組合員が急増 専務が労組とのやり取りで辞意表明

 朝は曇。昼はもう少し晴れてきた。

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 今日から工場籠城。基本、1日ゲラとにらめっこ。順調すぎるのが逆に怖いところ。明日も、気を絞めて集中してがんばろう。

 

 いわむらかずおさんが昨年12月になくなっていたことが、明らかになった。

絵本作家のいわむらかずおさんが逝去されました。

いわむらかずおさんが、2024年12月19日に逝去されました。
85歳でした。

ご訃報に接し、在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。

1983年、絵本『14ひきのひっこし』『14ひきのあさごはん』を同時刊行して以来、描き続けられた「14ひきのシリーズ」は、国内にとどまらず世界の子どもたちに愛されています。

〈家族と自然、それは国や時代を超えて、わたしたちに生きるよろこびを与えてくれる、心の拠り所です。〉

いわむらさんが作品にこめたこの思いを、私たちはこれからも作品を通して多くの人々に届けていきます。

                                 2025年1月 童心社

 

 14ひきのシリーズは、家にも何冊もあって、子どもに読み聞かせたし、孫たちも読んでいるみたいだ。「トガリ山のぼうけん」は、保育園で前進座を呼んで、観劇会をやったなあ。本もあったと思うけど、どこにあるのかなあ。二男の部屋のどこかにあるのかも。いわむらかずを絵本美術館には、学童のキャンプでいったなあ。ほんとうに田舎にあり、農園もあって、14ひきの世界が再現されていて……。いまの子どもたちにもいろいろな体験をさせてあげたいなあ。

 

 さて、中居氏のトラブル報道を契機に問題となっているこのこと。

 

フジテレビ労組、組合員が急増 専務が労組とのやり取りで辞意表明(朝日新聞)
 タレントの中居正広さんが起こした女性とのトラブルにフジテレビ幹部社員の関与があったと報じられた問題を受け、フジの労働組合の組合員が急増している。フジ労組によると、先週始めは80人ほどだったが、23日時点で、500人を超えたという。また、複数の関係者によると、21日に人事担当の川島徳之専務が労組とのやりとりの中で、問題の道筋がついたら辞任する意向を示したという。……

 

 問題が大きく、深すぎて、いま何を考え、発言することが大事だろうか。いろいろな面から論じないと。いろいろなことをよく見ないと。同時に、背景にあるテレビそのものの構造問題もあいまいにできない気がするなあ。なぜ、こんなにテレビは「闇」が深いのか。テレビ局と、企業と、政官との一体の構造が、大きく影響していないのだろうか? どうも、フジだけど問題ではなさそうだし……。ふり返って見れば、重大で深刻な話は、いろいろなところででてくるわけで……。そしてそれと一体にものが言えぬ体制もあって。

2025/01/22

いのち・人権・平和、 響きあう想いをことばにのせて 落合恵子 × 藤井克徳

 今日も朝からいい天気。

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 花粉の気になる季節にもなってきたかもね。

 今日は、朝からゲラ読み、ゲラ戻しを4本、夜には提稿1本。ほかに、実務作業をかなり(トラブルもあり)。そして来月原稿の相談と資料読み。いよいよ明日から工場籠城。

 

 きょうされんのTomoに落合恵子さんと藤井さん対談が掲載されていた。「いのち・人権・平和、 響きあう想いをことばにのせて 落合恵子 × 藤井克徳 ( 聞き手 : 斎藤なを子 ) 」

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 落合恵子さんは文化放送アナウンサーを経て、子ども(大人も)の本の専門店「クレヨンハウス」を開業し、作家として、女性や子どもの問題について評論や講演活動などの社会活動を展開されています。
あわせて、きょうされん第28回全国大会inとちぎでは記念講演を、国会請願署名・募金運動では長い間、賛同者としてきょうされん活動を応援していただいています。
 吉祥寺のクレヨンハウス2階の絵本売り場の一角のテーブルを囲んで、斎藤なを子理事長が聞き手となり、落合恵子さん、藤井克徳専務理事に、お二人の生い立ち、今の自分になった原体験、絵本や詩にこめた想い、そして、いのち、人権、平和をめぐって、縦横に語りあっていただきました。

 

 落合さんとは仕事をさせてもらったことはないが、いろいろな場でおみかけする。彼女の背景にあるものはまったく知らなかったので、彼女の考えがどのように育まれてきたのかがわかって、とても深まったというか、いい対談だった。実は、この対談を取材した人が、ボクの近しい人で、対談が、落合さんのお母さんの話から、差別や人権、平和の話、そして今と展開されてきたので、その人は、Tomoに、自分の母親の仕事や高校時代の平和運動の話を書いていて、そんなことを考えていたのかって、感じた。

 ただ、今朝のカーネーションを見ていて、その人は、優子といっしょで、親に認められたいという気持ちも大きいのかなあって、ちょっと思ったり、相変わらず心配したり。

 

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 東京の街をあるいていると、いまは四方からビルが押し寄せてきて、威圧感と圧迫感がある。ボクが生まれて育ったのも都会だけど、10階以上の高さがあるたてものは当時は、駅前の百貨店と、しばらくして、駅ビルがたてかわり、あと、だいぶたってから近くに商業ビルがという程度だった。家から数百メートルのところに4階建てがあるていどで、ボクはずっと、通天閣だけをみあげていた。東京は息苦しいなあと年をとるとつくずく思うなあ。まあ、8階で仕事しているのだけど。

2025/01/21

トランプ氏の大統領就任演説、6つのポイント。非常事態宣言と「性別は2つ」発言

 朝には雨はあがっていた。

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 昼には晴れてくる。朝からゲラ読みの日。戻しは3本。ゲラを動かすのが4本。粛々とすすめます。お昼に、常連の執筆者とランチで、いろいろおしゃべり。話すといろいろなことが深まると同時に、自分の勉強不足を痛感する。何とかしなければという焦りだけがつのっていく。何とかしないととずっと思っているが、改善のメドがたたないなあ。その前には本屋で、久しぶりの研究者にあって、少しおしゃべり。午後には会議もあった。

 さて、トランプ政権が発足。

 

 さまざまな発言と行動は、最初から世界を揺るがしている。地球の最後が近づいていると感じている人も少なくはないだろう。就任式には、他国の首脳や、アメリカではビック5のトップが出席。テック産業が国を越えて力をもち、公共空間を支配するとともに、国家まで従属させているのかということを感じてしまう風景。だけど、なぜ、アメリカはこうなのか。この政権を、アメリカをどう理解するのか、相当、勉強しないといけないなあ。

 

トランプ氏の大統領就任演説、6つのポイント。非常事態宣言と「性別は2つ」発言(ハフポスト日本版)
 ドナルド・トランプ氏が1月20日、第47代アメリカ大統領に就任し、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で就任演説を行った。
 トランプ氏は、就任演説で、「アメリカの黄金時代は今ここから始まる」「今日から我が国は繁栄し、世界中で再び尊敬されるようになるでしょう」と宣言。
 徹底した「自国第一主義」を貫くと強調し、「毎日アメリカを第一にする。我々の主権は立て直され、安全は回復され、正義は再びバランスを取り戻すだろう」と述べた。
 また、前バイデン政権を「国内の簡単な危機さえも管理できていなかった」と批判し、「今この瞬間から、アメリカの衰退は終わりを迎える」とも主張した。……

 記事による6つのポイントとは

●南部国境での非常事態宣言
●国家エネルギー非常事態宣言
●関税を課す
●性別は男性と女性のみと宣言
●メキシコ湾をアメリカ湾に変更する
●領土拡大を示唆

 まずは、いろいろなものを読まないと。いまのアメリカを理解するうえで、どんなものを読めばいいのか?教えてください。

 

2025/01/20

戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢

 今日は朝から雨模様。夜にはかなり激しい降りになり、びしょびしょになる。

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 今日は、とにかくインタビュー②の原稿づくり。一気に、仕上げから発信まですすむ。時間がないからしかたがない。相当がんばっているんだけどねえ。実務あり、提稿2本。ゲラのやりとり。インタビュー②以外は提稿すみ!

 

 テレビは中居の事件でもちきり。中居と女性とのトラブル報道を契機とした事件。ふと財務事務次官によるテレビ朝日女性記者へのセクシャル・ハラスメントのニュース、もう7年ほど前になるのか、を思い出した。テレビ局員とのかかわり、テレビの闇は深いなあ。どこまで膿を出すことができるのか?反吐がでるなあ。いろいろな問題で、若い人の感覚――ボクらがちょっとと思いがちな――からしっかり学ぶこともいま、大事か。

 映像の世紀バタフライエフェクト。「戦争のトラウマ 兵士たちの消えない悪夢」

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兵士の心の傷が初めて注目されたのは第一次世界大戦、塹壕で砲弾の恐怖に放り込まれた兵士はシェルショックと呼ばれる神経症を患った。だが、国家は臆病者とみなし、電気ショックなどの対処療法で戦場に送り返した。ベトナム戦争では、女性や子どもまで巻き添えにする戦いの中で兵士の心の闇はさらに広がる。南ベトナムで村人25人を殺害した19歳のアメリカ兵は30年後自ら命を絶った。戦火の消えない世界で悪夢は続いている。

 第一次大戦の映像や、日本の映像は、ETV特集などで見たことはある。さすがにしっかり映像を蓄積している。戦争神経症は、兵士の訓練を変え、それでも、たえない兵士の病の広がりと、たたかいをめぐる考え方の変化は、さらに兵士の負担へとなり、PTSDとして認知されていっても、逆に、帰還兵士の犯罪と、自殺する兵士はどんどん増えていく。その事実は、人間の存在と戦争というものが本質的には、同居できないものであることそのものを示していると思えてならない。人間は本質的なところで、戦争を拒否すると考えたい。

 戦後80年の今年、戦争と平和をめぐってどんな年になるのか、どんな年にできるのか?

 

 

 

2025/01/19

米各地で反トランプ集会 「沈黙するな」と気勢

 今日は、なかなか起きれない。早朝仕事の次の日はそんなものか。

 今日は朝から植栽の作業。

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 増えすぎた中低木を剪定、伐採する作業。大きめの中木や高木は業者に頼んでいるが、中高木は自分たちで。一般の住民にも参加を呼びかけたら、結構な参加者あって、わいわいいいながら、かなりの作業をこなす。ただ、後半に棘のあるピラカンサの処理があって、それが相当たいへんだったのだ。結構、指にも棘がささって、夜になって痛い。

 団地内のプレイロットの遊具の修繕を住民の方がやってくれた。感謝。

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 孫もお気に入りで、うちに来た時にはひとしきり、これで遊ぶ。

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 だけどなあ。30年ものだから、だましだまし、修繕しながら使っても、そろそろ限界かなあ。取り換えるとなると、どのくらいかかるのかなあ。こういうの補助金はないのかなあ。調べないとなあ。

 

 午後からはインタビュー②の原稿づくり(起こし含む)。やっと半分を超えたかなあ。とにかく必死ですすめる。

 相方は、共通テストの主任監督官(?)で、お疲れのようで、今日は話せず。

 

米各地で反トランプ集会 「沈黙するな」と気勢(共同)
 20日に迫ったトランプ次期米大統領の就任に抗議する集会が18日、各地で開かれた。参加者らは移民や女性、LGBTQ(性的少数者)の権利が軽視され、多様性が後退することへの懸念を表明。「沈黙するな。圧政に抵抗しよう」と気勢を上げた。

 首都ワシントンでは小雨が降る中、リンカーン記念堂に「数万人」(米メディア)が集結。「民主主義を守れ」などと主張した。行進する参加者とトランプ氏支持者の小競り合いもあった。主催者は最大で5万人の参加を見込んでいる。……

 

 なかなかね。どこまでも世界を揺るがすトランプの再登場。だけど、これがアメリカの凄さというのかなあ。どこが、どうして日本とちがうのか。今のアメリカのことを、がぜん、知りたいと思わせるニュースだね。

 

 

 

2025/01/18

大学入学共通テストの初日終了…現代文に大問追加「時間的に厳しい内容」

 早朝仕事は今日も寒かった。どうも疲れがたまっているし、あちこち痛くて、それをかばうと、ほかのところが痛くなってというくり返し。正直、弱気になる。帰ってきて、2度寝をしたくって、ベッドに入ったけど、無理だった……。

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 洗濯機は二回回す。

 その後は、インタビュー②の起こし・原稿づくり。猛スピードでやらないといけないので、原稿づくりまで一体にすすめている。ただ、どうも、心身共に今一つ。それでも、無理くり的にすすめる1日。やっぱり、早朝仕事の日は、なかなか仕事における集中力が落ちるなあ。体力ないなあ。

 さて、気になるニュースの多いこと。気が重くなる情報も少なくなる。そうなるのは一つには、社会の変化があるのだろうし、もう一つの側面として、自分の感じ方も変わってきているのだろうな。それでも、気が重くなっても、じゃあどうするのかということでは答えがあるわけでもなく、社会と自分について、もっともっと理解を深めないとということなんだろうけどね。

 

大学入学共通テストの初日終了…現代文に大問追加「時間的に厳しい内容」(読売新聞)
 大学入学共通テストが18日、全国の651会場で始まった。現行の学習指導要領に対応した初めての共通テストで、初日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験があり、最も受験者が多い外国語は45万4899人が受けた。2日目の19日は、理科と数学、新教科の情報の試験が行われる。

 出題教科・科目がこれまでの「6教科30科目」から「7教科21科目」に再編され、読解力や論理的な思考力を測る問題が目立った。今回は旧課程で学んだ浪人生向けの科目も出題された。……

 共通テストをめぐっては、数年前、英語の民間テスト導入や、記述式問題の導入策動と、その中止を思い出すが、そもそも、学力のありようを変えることを目的に、学習指導要領改訂と呼応する形ですすめられたわけで……。しかし、いま、その学力とは何であったのかということは、とっても問われることになったわけだし、評価がやたらと強調されたけれど、そのことそのものについても問われていることが多い。実際に、学習指導要領改訂ですすんでいることと比して考えると、いったいこのテストで何が計れるのかということは疑問だらけというしかない。

 だけど振り回されるのは、受験生。そして、大学教員はヘトヘト。うちの相方も今日は相当つかれたようだ。毎年の英語のリスニングもあるけれど、そもそも、科目そのものが複雑。とくにいわゆる社会科(地理歴史公民)なんて、覚えられないでしょう。

 うーん、今後どうなっていくのかなあ。

2025/01/17

来週、国会がはじまります 阪神大震災から30年

 今日は雲ひとつないいい天気。ただ、風が強く冷たい、寒い。

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 昨日もおかしな夢だった。何だったっけな。

 午前中は、こちらへ。

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 いよいよ、来週、国会がはじまりますね。どんな国会になるのでしょうか。日経によると、「立憲民主党の野田佳彦代表は16日収録のBSテレ東「NIKKEI日曜サロン」で、2025年度予算案について「過去最大規模の予算だ。賢い支出かどうか吟味する」と述べた。予算案への賛否は「どういう部分を勝ち取ることができるか。総合判断だ」と話した。立民は学校給食の無償化や介護・保育人材の待遇改善などを求める」と。自公政権の悪政に、与党が少数になった条件を生かして、変更を求めるのではなく、最初から条件闘争ということでしょうか。新しい政治のプロセスがほんとうにすすんでいくには、世論がもっと、要求をかかげて、野党に迫っていくこと。がんばる野党にその力を発揮してもらうことが必要なようですね。

 今日は、阪神大震災から30年。呆然とテレビを見ていたのを覚えている。あまり、手が出なかったなあ。この30年は、何をしめしたのか? 「心の傷を癒すということ」は、文字通り、痛みに向き合うということ。あれだけど大震災が、人の心にもたらしたものを考えると、このことはとても大事なのは言うまでもないこと。これに比して、災害対応や復興のゆがみについて、その問題を指摘することは、こういうときになんでも政治の責任にするのはという目で見られることは少し気になる。心理主義に傾斜し、構造にせまらない。だけど、災害対応や復興の歪みそのものが、組織的構造的暴力となっていて、それがもたらす傷はいまなお深いというのに……。いろんな議論をよく見ないといけないなあとも思ったり。

 

2025/01/16

教師気付きにくい「仲間はずれ、集団から無視」 国研いじめ追跡調査

 寒い朝。

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 今日は、毎月一度の通院。だけど、結構、混んでいて、待たされる。それから、提稿1本。午後、明日のインタビュー②の相談のやりとり、そのための資料を探して、読み込む。頭のなかが少しずつ政治モードに突入していく。しっかりがんばらないと。

 

 さて、本を読んでいて、上から目線問題をいろいろ考える。確かに、ボクらの語りは、小難しく、無神経に上から目線だ。もちろん、それは、品性とかにかかわるような気をつけて変えていけるような面もあれば、そもそも、そうなってしまう傾向を強く持つ側面もあり、心して工夫と努力が必要な面もある気がする。相手に媚びるというものでも、言いたいことの内容を変えるということでもなく、そうするにはどうすればいいのか? なかなか難しいし、そう簡単に答えがでるものでもないのかもしれない。もちろん、気をつければすぐに変わる部分もたくさんあろんだろうけれども。なかなか答えのないものでも、いろいろとヒントはあるのだろうな。問題を自分ごと、私事として出発するとか。うーん。

 

教師気付きにくい「仲間はずれ、集団から無視」 国研いじめ追跡調査(教育新聞)

 国立教育政策研究所(国研)は1月15日、2019年度から22年度に、小学4年生から中学3年生を対象に行った「いじめ追跡調査」の分析結果を公表した。より多く経験しているいじめ被害として、「仲間はずれ、集団による無視をされる」が挙げられ、文部科学省が毎年実施している問題行動調査で最多だった「冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる」よりも多かった。「仲間はずれ、集団による無視をされる」は教師の回答では3番目に多かったが、児童生徒の回答とはギャップがあり、周囲の児童生徒や教師など、第三者が気付きにくい行為であることが浮かび上がった。……

 「教師が回答する問題行動調査では、「仲間はずれ、集団による無視をされる」は10%を超える程度だったことから、教師に認知されにくく、周囲の児童生徒も気付きにくい態様である可能性がある。」と指摘しているけれども、だからこそ、教師という仕事の専門性が大事なんだろうと思うし、それが尊重されていない現状を感じさせるところ。学校現場のさまざまな困難に、子どもたちのしんどさにどう向き合っていくのか。課題は大きいなあ。

2025/01/15

「『オールドなもの』への敵意──左右対立の消失と新たな争点」、【詳細】内乱首謀した疑いで拘束 ユン大統領 取り調べ終了

 チューリップの芽が出てきている。

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 寒いけど、その先にはやっぱり春が近づいているということかなあ。なかなか気持ちはそうにはならないけどね。厳しすぎる、今日の買い物も、えーこんなにするのって感じだし……。どんどん、お札が飛んでいく。

 昨日は、相方さんが自動車で暴走して、怖い思いをして、家に帰ったら、近所のこどもたちが家を占拠していて、そこに北陸のばあちゃん(ずいぶん前に亡くなっている)がやってくる夢。朝がやっぱりしんどい(笑)。

 今日は、提稿が4本。その後、来月企画のやりとりと、今月インタビュー②の日程決めと、その内容をあれこれ考える。頭を化学の世界から、政治の世界へ大転換中。結構、それだけでストレス。

 

 『世界』にのっていた、伊藤昌亮さんの「『オールドなもの』への敵意──左右対立の消失と新たな争点」を読む。あいかわらず面白いなあ。いまの政治を読む上で、新自由主義がポイントになるというのがボクの考えだけど、伊藤さんは弱者のためのネオリベラリズムという。弱者が、新自由主義を内面化し、支持していくメカニズムがつくられていっているというわけだ。それで自分たちが助かるわけではない矛盾。だからどうすればいいのかには必ずしも答えがあるわけではない。すでに、中高齢者も含めて、崩れてしまっている、事実を認識する、政治的教養を、共に学んで身に着けるしかないんだろうけれども……。

 

【詳細】内乱首謀した疑いで拘束 ユン大統領 取り調べ終了(NHK)
 韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が「非常戒厳」を宣言したことをめぐり、警察などでつくる合同捜査本部は15日、内乱を首謀した疑いでユン大統領を拘束し、取り調べを行っていましたが、複数の韓国メディアによりますとさきほど午後9時半すぎに取り調べは終了したということです。
 ソウル近郊にある捜査機関からは、大統領を乗せたとみられる車が出発し、大統領は拘置所に移送されたと伝えています。……

 ニュースでは、韓国では、与党の支持が回復していて、それを背景にした出頭と盛んにいっていて、韓国の民主主義について懐疑的な報道をする。日本のメディアは、韓国の右派ジャーナリズムに同調的だから、そこは割り引いてみる必要があるけれども、道は単純にすすむわけではない。それでも、民主主義の力を発揮する努力や模索、そこにある議論をしっかり大事にすることが大事だとは思うのだけれども。

 スマホ写真で再現は全然できないけど、月がきれいだなあと、家に帰る道で、感じた夜。

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2025/01/14

経団連「選択的夫婦別姓の早期実現を」 国に改めて法案提出要望

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 朝は寒かったけど、風がなく、体感的には一息ついた感。昼には少し暖かくなる。今日は、とにかく提出原稿を3本。いろいろ、横文字や数字が入るので、見せ方が難しい。うむ、時間が結構かかった。それから、会議。あと、来月の原稿にかかわった相談メールのやりとり。

 とにかく、今朝は、これはちょっと大変という精神状態からのスタート。原因はなんだろうね。動いて少し持ち直すが。今日、会って、話した人も、自身の体調のこともあり、この間、だいぶ落ち込んでいたようだ。年をとると、いろいろな病気と気持ちの問題が複雑に絡み合ってきて、落ち込むと、ますます具合が悪くなる。そういうことにも、きちんと、向き合っていかないといけないし、もっと、いろいろと理解しないといけないなあ。

 

 夕方、奈良教育大学附属小学校の裁判の報告集会に少し遅れて、オンライン参加。いま、発売されている号で、特集もしたし、少しは役に立っているかなあ。守る会のHPで紹介してくれているし、本田さんは論文をさらにヴァージョンアップさせて、それが会のHPで読めるようになっている! ぜひ多くの人に読んでほしい。まちがいなく、当事者と会の正論が、相手を追い込んでいる。ほんとうに大きな変化をつくりだしたいし、それが日本の教育にとってどれだけ大きなことか。

 大阪の清風堂が、書店の方は閉店になるという。かなり凹むニュース。書店が、さらにはいわゆる民主書店がどんどんなくなっていく。ボクらがつくったものが、届くルートがどんどん減っていく。それが何を意味するのか? そしてどうすればいいのか? ものすごく大きな問題でもあるのだけれども。

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経団連「選択的夫婦別姓の早期実現を」 国に改めて法案提出要望(毎日新聞)
 経団連は14日、選択的夫婦別姓制度の早期実現に向けた法案の国会への提出を改めて政府に要望した。同日あった三原じゅん子女性活躍担当相との会合の場で行った。三原氏は「制度導入のため、議論の場を設けていく」などと話し、前向きな姿勢を示した。

 経団連の永井浩二副会長(野村ホールディングス会長)は冒頭、制度導入に関する法案の国会提出と議員による議論を求めた。三原氏は「自らの望む生き方を選択できる制度の必要性について議論できる環境を整備していく必要がある」との認識を示した。

 さらに今後、選択的夫婦別姓制度は同氏(姓)の否定でも、別氏(姓)の強制でもなく、あくまでも選択肢を増やすものであることの説明と理解促進▽婚姻によって旧姓を使えなくなる人の不便や不都合についての具体例の提示▽制度導入に向けた議論を後押しする情報や関連データ提供――を進めていくとした。

 会合後半の意見交換の場は非公開だったが、経団連幹部から「『制度が導入されると子どもがかわいそうだ』という主張もあるが、国際結婚や離婚で親子が別の姓になった家庭はあり、かわいそうではない。親子は親子だ」「たとえ旧姓の通称使用を法制化したとしても限界があり、課題は解決しない」などといった意見が出されたという。……

 ほとんど、保守派の議論は、反論されつくしている感があるし、経団連もこのように発言しているから、大きな変化が実際におこっていくことは期待したいところ。誰が、何が、阻んでいるのか。いまの政治状況の中で、そういうことが国民の前にもっともっと明らかになれば、さらに変わっていくようになるだろうなあ。

 

 

2025/01/13

「どう喝外交」世界動揺 トランプ氏、就任まで1週間 同盟国・友好国にも矛先

 今日も自宅。

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 いろいろ考えたり、作業をすすめたりしなければいけないけど、なかなかうまくいかない。やってきた原稿を読んだり、メールのやり取りを数件したり……。活字を読むのがしんどい、というかなかなか、集中しない。頭がちょっと拒否している感じ。そういうときに、気分の変えるというのは、とても不得意なことだし、力をふりしぼるには、エネルギーがいるが、ガス欠ぎみ。なんなんだろうねえ。力がなかなかわかないのは、あんまり長く続くと困るんだけどなあ。厳しいことが多くって、そういうなかにずっといると、どうしても、心も体も、しんどくなっていくからなあ。

 こんなにも向き合うのが難しいのは、向き合う先がとても複雑になっているということもあるのだろうなあ。かつてのように単純に、考えたり、そこで、がんばれたりはしない感じがするから。できることなら、そういう複雑なことを丸ごと理解したいところだけれども、エネルギーがなあ。 

 

 「心の傷を癒すということ」のドラマ版を最後まで見た。うーん。ボクにはここまで、いけないなあ。心について知ったり、そこで、寄り添ったり、だけど、ボクはひたすらうろたえるのだろうなあ。ボクなんて、年をとると、そのうえで、心がカサカサになっているからなあ。老人の心理や精神理解というものも、もうちょっと知ってみたいなあ。どちらかというと中井さんか。

 

 複雑と言うよりも、理解がとても難しくなっていると言えばいいのか。

「どう喝外交」世界動揺 トランプ氏、就任まで1週間 同盟国・友好国にも矛先(共同通信)
 第2次トランプ米政権の発足まで13日で1週間。トランプ次期大統領はデンマーク領グリーンランドの購入やカナダの吸収、中米パナマ運河の管理権奪還を主張し、同盟国・友好国にも矛先を向ける「どう喝外交」を展開、世界を動揺させている。国際的な影響力を増す中国やロシアへの対抗心も示しており、大国間の主導権争いが過熱しそうだ。

 「中国やロシアの船が取り囲んでいる。自由世界を防衛しなければならない」。トランプ氏は9日、戦略的に重要な北極圏に大部分が位置するグリーンランドの周辺で中ロが活発に活動していると警戒感を示した。獲得のため軍事力の行使も排除していないが、デンマークは北大西洋条約機構(NATO)に加盟する米国の同盟国だ。……

 正月からテレビでも、トランプでどうなるかというか、世界の動揺ぶりの報道が見える。だけど、ただ動揺するだけで、そこにある課題や、考えていくべきことはなかなか提示されないでいるのだよなあ。政局報道が好きな日本のメディアは、批判的な分析にはなかなか向かわない、そこが、ほんとうに、考える、考え合うということに向かわない。そこにある課題について、もっともっと考え続けないといけない。そういうことが、次の世界を開くのだろうけれども。

2025/01/12

離島奪還の降下訓練、11カ国参加 中谷防衛相も11メートルから

 こちらは、花は満開をキープ。

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 昨日は、東京を離れる(こういう言い方も正確ではないか)、職場関連の執筆者(にはまちがいない)のご苦労さん会(送別会)に参加というか、準備の事務方の一端をになったので、終わったのはほっとしたところ。同世代で、若いころからつながりもあり、いろいろ仕事をいっしょにやったので、いろいろな思い出もあるし、いろいろな姿も知っている。今後は、あまり会えなくなるのかなあ。

 夜遅く帰ってきて、テレビをつけると、ドラマ版の「心の傷をいやすこと」をやっていて、見入ってしまった。

 主人公の患者への、心への向き合い方ということもあるけど、阪神大震災に思いを馳せる。自分はちゃんと現実におこっていることに向き合えているのか。

 おかげで睡眠不足。今日は、なかなか仕事も進まない。いよいよ資料を読んで、メールを2本。少しでもすすむといいなあ。

 

 買い物に行って、落ち込む。体感的には1・5倍ぐらいになっている感じがする。いずれは年金だけの生活になっていくのに、このままではやっていけないなあ。年金は、税金と保険料でごそっともっていかれるし……。貯金の少ないわが家は、どうなっていくのだろうか? ていうか、みんななんで怒らないのだろうか。あきらめているのか、しかたがないと思っているのか。そこを考えていけるような状況をつくならにとなあ。厄介な課題ではあるのだけど。

 

離島奪還の降下訓練、11カ国参加 中谷防衛相も11メートルから(朝日新聞)
 中谷元防衛相は12日、陸上自衛隊習志野演習場(千葉県)で、パラシュート部隊による毎年恒例の「降下訓練始め」を視察した。昨年も参加した米、英、仏、独、インドネシアなど7カ国に、イタリアやフィリピンなど4カ国を加えた過去最多11カ国の部隊が参加した。

 訓練は他国の侵攻を受けた離島を奪還するという想定で、自衛隊約2千人と11カ国から200人が参加。陸自第1空挺(くうてい)団150人と11カ国の空挺部隊などが高さ340メートルの輸送機から、落下傘で降下し、ヘリコプターや偵察用の無人機(ドローン)と連携しながら共同で奪還作戦にあたる手順を確認した。……

 

 当たり前のように外国の軍隊、それも多くの国の軍隊と訓練をするようになり、同盟国は同志国に拡大され、政治と軍隊との間はあいまいになっていく。法的な根拠はどう考えてもはっきりしない。おどろくような事態にどう向き合っていけばいいのか。そういう現実も直視をしていかないといけない。

 

2025/01/10

介護事業者の倒産 去年170件余 過去最多に 物価高騰など影響か

 今日も、朝からインタビュー①。とにかく仕上げて、発信まですすめる。その後、原稿読み2本、来月企画の資料の読み込み。電話でのやり取りなどなど。

 ずっと部屋中生活だったこの数日から、埼玉に移動。氷の世界からひとまず離れました。

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 帰ってきてからの整理は大変。2拠点生活って大丈夫か?

 

介護事業者の倒産 去年170件余 過去最多に 物価高騰など影響か(NHK)
 去年、全国で確認された介護事業者の倒産は合わせて170件余りと、これまでで最も多くなったことが信用調査会社のまとめで分かりました。倒産の要因として、介護職員の不足や物価の高騰などの影響が考えられるということです。

 東京商工リサーチによりますと、去年1年間に確認された介護事業者の倒産は全国で172件と前の年から1.4倍増え、介護保険制度が始まった2000年以降で最も多くなりました。

 内訳は、「訪問介護」が最も多く81件と全体の半数近くを占めています。

 次いでデイサービスなどの「通所・短期入所」が56件、「有料老人ホーム」が18件などとなっています。……

 ニュースでは、「倒産の要因としては、介護職員が不足して事業が継続できないことや、コロナ禍で経営が悪化し、介護用品や光熱費などの高騰が追い打ちを掛けたことなどが考えられるということです」と。中沢けいさんが、Xで「どうして介護報酬の引き下げに触れないのだろう。いちばんの原因でしょう。」とつぶやいていたけど、そのとおり。政治の無策が、介護保険と、介護そのものを、つまり老後の生活そのものを聞きに追いやっているということ。

 

 『地平』の栗田論文を読みながら、スーダンの危機を考える。そこで考えることは、ボクラは軍事にどう向き合うのか。はたして、軍事が大きく張り出す世界で、民主主義をどう機能させるのか。民主主義は軍事を統制できるのか。ものすごく重いなあ。現実にある軍事にどう、向き合うのか? 安易に妥協的な議論はできないし、だけど、実際に、どうしていくのか。

 

 午前中は人の話を聞く。ボクはなかなか、希望を強くはもてない。おしよせる問題に正直押しつぶされそうになりながら、いろいろ模索している。「模索」はやっぱり……。

2025/01/09

政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題

 今日もとにかくインタビュー①原稿づくり。とにかく形にして、明日には発信しないと。専門的な内容なんで大丈夫かなあ。それ以外の仕事は、夕方に少し原稿読みと、メールと。明日は挽回しないと。

 とにかく、こちらは道がつるつる。

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 これがかなり危険。見た目よりツルツルで危ない。

 北の地に来て数日。基本、パソコンの前で原稿と格闘。温泉ぐらい行きたいものだけど、そんな願いはかなえられない。年末年始から、仕事以外は、片付けと、北の住居の整備。旅行に行ったりする人はうらやましいけど。基本、違う世界の話なわけで。きたすら目の前のことをこなす人生。

 

 なんか次の国会も課題は山積み。どうなるのかなあ。

政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(沖縄タイムス)
 政府は、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向け、24日に召集の通常国会へ関連法案を提出する。国家安全保障局長に岡野正敬外務事務次官を迎え、新体制の下で電気や鉄道など重要インフラを保護するための法制化を急ぐ。憲法21条が保障する「通信の秘密」を侵害しかねないとの懸念払拭が課題で、取得する通信情報の範囲や、第三者機関による監視の在り方など課題が山積する。

▽標的

 「わが国のサイバー対応能力向上は、ますます急を要する課題だ」。平将明サイバー安全保障担当相は7日の記者会見で、昨年末から国内で相次いだサイバー攻撃事案に触れ、法制化の必要性を強調した。

 日航は昨年末の混雑期にサイバー攻撃の標的となり、国内、国際線に遅延が発生した。NTTドコモではシステム障害が起き、三菱UFJ銀行でもインターネット取引が利用しにくくなる不具合が広がった。

 政府は法案で、経済安全保障推進法で定める「基幹インフラ」の計15業種を対象に、攻撃被害に遭った場合は政府側への報告を義務付ける方針だ。業種には空港、放送、金融などが含まれる。…

 そうとう重大な法案だけど、野党はどういう対応になるのか。それだけに、積極的に発言していかないといけない。いろいろ調べないといけないなあ。学術会議もあるし、教員給与もある。ほかにどんな法案が出てくるのか。そもそもの前提に、大軍拡があり、政治改革もある。頭をシャキとさせないと。生活かえよう(苦笑)

 

 WEBちくまに上間さんの、打越正行さんへの追悼文。読んでいて号泣。もちろん、打越さんの感じていること、上間さんの感じていることもそうだけど…。自分自身、孤独のなかをギリギリのところで生きているというせめぎあい。だけど同時に、若い人たちや、もちろん同年配、先輩たちなど、たくさんの人に支えられていてこそ、そういうギリギリを生き抜いている。そういういろいろなつながりも考えたり、頭をよぎったり。

 とても、いろいろなことがたくさんあるが、体も、頭も今一つ。シャキっとしないとね。

2025/01/08

沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で

 うむ。朝から腰が全然ダメ。昨日の雪かき作業と買い物がよくなかったか。北の国の冬は厳しいなあ。

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 今日は、一日、インタビュー①の原稿づくり。まだまだだなあ。明日には原稿化を終えて、明後日に仕上げと行きたいが大丈夫かなあ。しかも、そのほかの仕事が全然できていないし。もう焦る。胃が今朝あたりから、キリキリ言い始めているし。年明けから結局は過酷な仕事になっている。

 絶対に仕事をすすめないと! 頑張れ―! 自分。

 だけど、一日中、部屋の中でずっと原稿やパソコンに向かって仕事をしていると、精神的には最悪。正直、精神的にはとてもつらい状態におちいる(苦笑)。いつものことと言えばそれまでだけど。

 

 新年のニュースは、引き続き厳しいものが多い。その一つ、一つをどう受け止めればいいのか。あたまが、もやーっとしている。情報も整理できるようにならないといけないが、それをどう考えていくのか、そういうインプットの時間、学びや議論の時間が欲しいなあ。

 

沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で(朝日新聞)
 沖縄県警は8日、成人女性に性的暴行を加えてけがを負わせたとして、在沖米海兵隊の30代の男を不同意性交致傷の疑いで那覇地検に書類送検した。県警が取材に対して明らかにした。沖縄では米兵による性暴力事件が相次ぎ、日米が「再発防止」をうたう中で再び事件が繰り返され、地元は強く反発している。

 県警によると、男は昨年11月、沖縄本島内の建物の一室で、面識のない女性に性的暴行を加え、けがを負わせた疑いがある。直後に女性が県警に被害を申告し、防犯カメラの捜査や米軍の協力などで男を特定したという。…

 結局、欲望のはけ口で、人として尊重する姿勢は感じられない。そんなことが続き続ける。そもそもの軍隊、沖縄の歴史、女性への暴力、何重にも、何重にも問題がかさなっているということか。

2025/01/07

「安克昌 “心の傷を癒すということ”」

 朝には雪景色。すぐに氷状態になるので、こちらではなかなか危なくて歩けないので、体を動かすのは、雪かき作業。腰と膝が痛くなる。

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 こちらの部屋にもデスクトップパソコンを設置。その作業をおこなう。やっぱり、いろいろ時間がかかるので、結構、疲れる1日。大体、使えるようになったかなあ。

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 インタビュー①の原稿化は、とにかく化学系の、ボクにとってやっかいな内容なので、悪戦苦闘しながら、一歩一歩という感じ。それでも、いくつかの山は越えたかなあ。おそらく原稿化の作業の中で、自分の理解も格段に深まっているのだと思う。残された時間は少ないので、ほんとにがんばらないといけない。

 ただ、こちらに来ている間には、しっかりと読書をしたいといつも思うのだけど、埼玉のいるとき以上に仕事を遅くまでして、家事もして、ぜんぜん余裕がないなあ。そこも悲しい。

 昨日からの100分de名著は、「安克昌 “心の傷を癒すということ”」。待望の1冊だねえ。


死者・行方不明者の数が6400人を超え、甚大な被害をもたらした阪神・淡路大震災。あの日から30年の歳月がたとうとしています。復興は大きく進み、その物理的な爪痕はほぼ消えつつありますが、今なお心の傷を負い、死別や喪失の痛みを抱えて苦しんでいる人たちが数多くいます。また、ちょうど一年前に起こった能登半島地震の爪痕は今も大きく残り、人々への「心のケア」が大きな課題として残っています。そんな中、静かに読みつがれている一冊の本があります。「心の傷を癒すということ」。自らも阪神・淡路大震災の被災者である精神科医・安克昌が、自らの被災体験、救護活動を克明に記録し、被災者にとって何が最も大切なのか、どんなサポートが必要なのかを徹底して考え抜いた思索の結果を記した名著です。「100分de名著」では、阪神・淡路大震災から30年目を迎える2025年1月、この本に新しい光を当てることで、現代の私たちに通じるメッセージを読み解いていきます。
 のっけから、いろいろ学ばされる。トラウマをつくる3つの要因とか、被害者にとってのハネムーン期の経験とかなるほど。なかなか、災害をめにしたときに考えきれない視点でもあるし。能登半島1年はやったけど、阪神淡路30年はできなかった。そのことをこころに刻みながら、しっかり学ばないといけないなあ。北村さん好きな俳優だけど活舌悪(笑)。ドラマも、録画したままになっているから、この期に見ようかな。

 

 

 

 

2025/01/06

「べらぼう」がはじまった

 今日は、朝いちばんで買い物。理由は後で。その後、職場で、インタビュー①の原稿づくりをスタート。第一の関門を何とかこなせそうな感じがしているところ。さあ、エンジンかけていきましょう。ちょっと焦りもありますが。

 夕方北の国に移動。こちらで、パソコンの設定をしないといけないため。朝の買い物はその素材。いろいろこちらも、そろえていないかいといけません。

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 左が朝の三郷、右が夜の北の国。あんましかわんないね。今日の釧路は暖かい?

 

 新しい大河がはじまった。舞台が舞台だけにどうなんだろうか? 1回目からさまざまな議論に。遊郭の悲惨さはあるていど描く。とくに目をひくのが、そこにある階層だけど、巨大暴力装置としての遊郭はどこまで描かれるのだろうか。そこでなりあがるのは、人物像としてどうなのか、あまりにも難しいテーマ。やっぱり大吉原展と同じものを感じてしまう。階層と貧困は端の方で…。その演出には、いろいろ批判も出ざるをえないような。昔から小芝風花は推しの1人。期待はしたいが、うーん。

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 夜には、上脇さんのドキュメンタリー。録画はしたよ。配信はないから、見るのは戻ってからかなあ。感想はそのときね。

2025/01/05

「戦後日本の設計者 3人の宰相」「安全保障関連法に反対する学者の会」のオンラインシンポジム

 見逃していた、映像の世紀バタフライエフェクトの「戦後日本の設計者 3人の宰相」を見た。

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 GHQと渡り合った占領下のワンマン宰相で、サンフランシスコ講和会議で日本の独立を回復させた吉田茂。戦犯容疑者から首相の座につき、日米安保条約の改定を反対の声が上がる中推し進めた、「昭和の妖怪」岸信介。裸一貫から首相に上りつめ、「日本列島改造論」を掲げた「今太閤」田中角栄。個性あふれた3人は、時に敵対し、時に手を結びながら、戦後の日本を形作った。膨大な映像でたどる、3人の政治家の73分の映像記録。

 いつもながら、NHKのもつ映像データには、すごいなあと思わせられるけれども、あくまでも、為政者の側からみた歴史であり、しかも、その背景やホンネに迫るような取材がなされているわけではなく、全く表面をなぞるような番組。ただ、こういう保守の真ん中にいた政治家と言うのは、いかに国民の動向を意識をしていたのかは考えさせられる。保守政治のしたたかさは感じるなあ。そう言えば、とりわけ前の2人は、徹底した反共主義者でもあったことは共通している。

 

 午後からは、「安全保障関連法に反対する学者の会」のオンラインシンポジムを視聴。テーマは「平和・憲法・暮らしの危機の新段階」。冒頭、広渡さんが、学術会議問題での特別報告。これが、まず視聴の第一の目的。どのような認識がされているのか。なるほど。

 つづいて、報告として、青井さんが「日米安保の新段階と憲法の危機」。これが第二の目的。青井さんは、この間、政軍関係というものに注目して、軍事法制をみているので。今日の報告も戦前の「統帥権」問題と、いまの日本政治の軍事傾斜をダブらせながら紐解いてきたのは刺激的で、考えさせられる。慎重な議論をする人でもあるけど、こうした議論をどのように引き取っていくべきか、しっかり考えたいと思った。

 そのほか「核兵器廃絶の国際連帯と日本」畠山澄子さん、「安保関連法成立後の政党政治」中野晃一さん、「社会保障政策の貧困による暮らしの危機」大沢真理さん、「老後があぶない!介護保険の危機」上野さんもおもしろかった。

 ただ、こうした議論が、どのように広がっていくのかはちょっと考えてしまう。安保法制のころ生まれた学者の会だけど、当時は、学生たちとの応答関係もあったし、全国的な広がりも感じられた。どうしても、閉鎖感、高級(既得権)感を感じてしまう。どうかなあ。それは、うちのような雑誌にも言えることだろうから。もっともっと、わかりやすさとは言わなけど、現実の生活に近い視点とか、切り込みとか考え続けないといけないなあ。

 

 原稿の方は、そういうわけで今はまだ進まず。ここからがんばるかなあ。 

2025/01/04

牛島司令官の辞世の句を再掲載 陸自第15旅団、公式サイト更新

 今日は今年最初の早朝仕事。

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 少し寒いかなあ、やっぱり。

 職場での仕事。今日も、朝からトラブル続き。ここのところ、トラブルが多いでめげる。企画にもかかわるトラブルもある。だけど、物理的なトラブルだけだったらいいのだけど、そうでもないものもあるから、しんどい。修復したり、乗り越えたりするのには、時間がかかるというか、なかなか難しい。新年早々、いろいろなことを背負う。

 インタビュー①の起こし・整理作業は通過。いよいよ明日から原稿づくりに。明日は取材予定が一つ。どうするか?

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牛島司令官の辞世の句を再掲載 陸自第15旅団、公式サイト更新(沖縄タイムス)
 戦後80年の年が明けた1日、陸上自衛隊第15旅団(那覇駐屯地など)は公式サイトをリニューアルし、沖縄戦を指揮した日本軍の牛島満司令官による辞世の句の掲載を再開した。昨年6月、皇国史観に染まった短歌を陸自が紹介していたことが発覚して批判が高まり、10月末にいったん取り下げていた。15旅団は短歌を「歴史的事実を示す資料」だと説明している。

 第32軍の牛島司令官は沖縄戦の日本軍責任者として県民に犠牲を強要した末、1945年6月23日に自殺したとされる。伝記などによると、その前に辞世の歌「秋待たて枯れ行く島の青草は 皇国(みくに)の春に甦(よみがえ)らなむ」などを打電した。……

 昨年は、島田知事の美化について、企画をしたけれど、同じように牛島美化が広がっている。結構、いろいろな影響を広げているそうだ。そういうなかでの、自衛隊のこの動き。え、この行為と言い分って何? それだけに、ほんとに歴史修正主義とのたたかいを、80年のこの年に強めないといけない。そのことを考えさせられる記事。

 

 よく知っている人にかかわっての悲しい知らせ。いろいろ新年からしんどいことが続く。

 

 

 

2025/01/03

さあ、前へ!

 朝、今日は、まったく起きれなかった。正月休みに、やっとよく寝た感。だから今日は、眠くならなかった。そろそろ仕事モードにしていかなければいけない? いやあまり休みモードになっていない。微妙だなあと思いながら、今日もインタビュー①の起こし・整理作業をすすめる。録音を聞きながら、いろいろ反芻する。

 正月のいろいろな新聞を読みながら、重苦しく、いろいろ考える。内容も、言葉もいろいろ考える。社会の構造も、コミュニケーションのありようも、ものすごく難しい時代だから、そこにしっかり向き合わなければいけない。絶望している暇はない。

 年賀状は今年は少ないなあ。あんまし友だちいないし(笑)。ほんとに、不義理ばかりしていて、年賀状ぐらいでしか、近況のやりとりができなかったから、ちょっと寂しいけど、しかしもう、手紙やはがきが伝達の軸ではないのは事実だし。もっと、いろいろなつながり方を模索しないとなあ。

 午後からは、子ども保育園時代のパパ友、ママ友の宴会。

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 すでに第二の人生をおくっている人もいるけど、まだまだエネルギッシュ。いろいろ知恵も、元気ももらう。

 明日から本格的な? 仕事。さあ、前へ!

2025/01/02

あけまして、おめでとうございます。

 あけまして、おめでとうございます。

 昨日は、夜に、若い友人が泊まりに来るということで、掃除スタート。夜は宴会。もう一人の若い友人、近所の友人なども参加し、結構、遅くまで、しこたま飲んだ。最後はちょっと危なかったなあ。

 昨日今日と、とくに見たいテレビがあるわけではないので、空いている時間は、インタビュー①の起こし・整理作業。明日、明後日には起こし・整理作業を終えて、原稿づくりにすすみたいなあ。

 今年はいい年になるかなあ。いい年にしたいなあ。

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 大きな課題の2つめは、軍拡政治との対決だなあ。社会ネタ、歴史ネタも引き続きがんばりましょう。

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