食料配布に700人超が列、東京 通年で最多、生活苦は深刻
今年もいよいよあとわずかになってしまいました。まあ、年が変わることで何かが変わるわけではないのでですが……。今年をふり返って見ると、どういうことが言えるのでしょうか。今年は忘年会がない年なので、なかなかそういうことを考える場もないのですが。年をとったなあというのは前提ですが、ものすごくしんどい年であったことは、否定のしようがありません。前半は団地の仕事なども含め、複合的な要因がありましたが、かなりギリギリのところを生きていた感じがします。後半、それをのりきって調子を戻してきたかと思えば、あらわになった、現実の厳しさに、向き合わなければならないことが、どっときている感じです。なかなか、問題意識は共有されているわけでもないわけで……。年末に、少し、考えていることは整理したいものだけどなあ。時間がないか。
昨日は、教科研の発達障害と……の研究会参加。LDの子どもの困難への理解の弱さという問題提起に、自分のまわりにいる人のことについて、考えつつ、どれだけ理解できていたのかと、とてもしんどい時間をすごす。それはしっかり考えないといけないこと。教育目標や内容、そして評価を、発達の現実との関係でどう考えるのか。なかなか本質的な問いかけであり、一方で、違いもよくわかって、ふーん、そう考えるのかと、いろいろ違いも自覚させられるところ。それはそうなんだけど、だけど、もっと大きく見たいところ。大きな宿題。
年末にも、どっさり仕事を抱えているので、実際、どのような年末年始になるのかがわからないのですが、埼玉の家のものを整理して、北海道に移せるものは移してという作業もしなくてはいけないので、明日が大型ごみの最終ということもあり、今日は、その荷物の整理に時間をかけないといけなかった。うーん、整理はそう簡単にすすまない。あいまにインタビュー①の起こし作業をすすめながら、だけど……。年賀状の作業も。裏面は、印刷完了。宛名の名簿までつくった。明日宛名印刷か。今年はあわただしいなあ。
新聞を読んでいると、胸が痛くなる。大軍拡予算、辺野古の土地改良開始、いろいろなことが平然とすすんでいく。その一方で……。
食料配布に700人超が列、東京 通年で最多、生活苦は深刻(共同通信)
物価高が進む中で年末を迎え、東京都内では28日、NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」などが年内最後の食料配布を行い、725人が列を作った。同団体によると、今年は毎週700~800人ほどが集まり、2014年の活動開始以降、最も多い状態だったという。団体幹部は「生活がぎりぎりの人に公的支援が届かず、深刻な状況だ」と話した。……
これは新宿のとりくみだけど、伸くんの、FBの書き込みでは、池袋の様子。「いま放送中のNHKサタデーウォッチ9。NPO法人TENOHASI の池袋での年越し支援で580人分の弁当配布を伝えた後、物価高騰で支援も弁当の箱を小さくし量を減らさざるを得ないことや昨年3600万円だった寄付が今年はまだ1600万円で寄付者も生活に余裕がなくなっていることを伝え」ていたそうだ。現実の深刻さと、経済そのもののありような深刻さ、政治や財界がどこを向いているのかという深刻さ。二重三重にきびしい年の瀬である。
さて、寒くなったり、暖かくなったり、また、寒くなったり、忙しい。体調管理が難しいねえ。写真は昨日。
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