民主教育研究所の教育研究集会
今日早朝仕事だったので、昨日は早めに寝たけど、夜中激しく咳が出て、そのとき太ももを痛めて、その後痛くて眠れず、そのうちウトウト。朝の仕事は大丈夫かなあと思ったけど、朝起きると、痛みはすっかりとれていた。夢だったのかなあ? と早朝仕事スタート。
個人の電飾は、すっかり見なくなったなあ。子どもが小さいころは結構、近所にもあった。うちはそこまではしなかったけど、部屋のなかには電飾飾をやっていたなあ。そう、もうすぐクリスマス(関係ないけどね)。
そして、夜はあける。
でも、眠れなかったようで、一日眠かった。
そんななかで、午前中から、民主教育研究所の、教育研究集会。午前中は、奈良教育大学附属小学校問題。研究所の集会なので、OBが多く、参加者がどうしても高くなる。問題のとらえ方もいろいろ。そのあたりは難しい。旭川学テ最高裁判決で、教師は守られていないもとで、判例変更を迫る法理論の創造が必要。労働法に限定しない訴訟も別途必要ではないか、という浦野さんの問題提起が心にのこった。
記念講演は、平丸久美子さんの「「絵本と演劇で紛争を止める」と言うための学びの後ろ」。高遠さんといっしょに「イラクで世代を超えて引き継がれている「報復の連鎖」を断ち切り、この地の人々による平和構築を達成する」活動をしている。あまりにものあつい話、そして子どもの姿に、ひきこまれる。圧倒された話。なかなか言葉であらわせない。
基調報告は、木村さんが「いま語ろう、公教育の未来—新自由主義から「公教育」をとりもどす—」。それをうけて、横浜ユース、ムーンライトスコーレ、そして、仲田さんのシンポジウム。新自由主義とNPOとの関係は、この夏からいろいろな議論がまわりでもあって、考えているテーマでもある。新自由主義に親和的でもあるが、それぬきにいまの教育を語ることはできない。今回も、民主運動のなかからうまれたような実践と、少し距離のあるところから生まれた実践。そのなかで公教育はどうなっていくのか。そこで大事にすべきことが何かのかをしっかり明らかにしていく議論が必要なんだろうけれども、仲田さんが言うように針の糸を通すような困難な議論をしないといけないのかもしれない。まずは、教育や発達の原理から接近することを、同時に、NPOの実践のありのままをよくみることが大事かなあ。
現実の仕事のほうはあまりすすまず、やらないといけないこともできていないので、ちょっとなあという一日。なんだかね
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