奉安殿
東京(埼玉)に帰ってきました。やっぱり、圧倒的に人が多く。交通機関での移動はそれだけでも疲れます。
昨日は、雪でした。
昨日は、韓国で大きな動きがありました。尹大統領が、戒厳令を敷き、国会がそれを解除したという動きに。いったい、なぜそんな事態になったのかは、そうはいっても、なかなか理解しがたいものがありますが、戒厳令をはねかえした姿に、韓国の民主主義の力を評価する議論があるのはそのとおりだと思う。そんなこともあり、昨日は突然、相方が「1987、ある闘いの真実」を見たいと言うので、結局、急遽みた。4,5回は見ていると思うが、なるほど、法律家から始まって、新聞記者、看守、活動家、宗教家、学生などさまざまな人たちが、このたたかいをささえていたことが描かれる。
今回の事態は、そういう民主主義の勝利という側面とともに、権力は、かんたんに暴走するということ、つねにそのコントロールを(まさに檻ですね)が必要だ。そういうある意味での「脆弱さ」と常に向き合う必要性をも教えていると思う。だからこそ憲法があり、安易な緊急事態条項は危険だと。いずれにしろ、今回の事件は、我々の民主主義をも問いかけていることはよく自覚したい。
仕事の方は、インタビュー①の原稿をだいたい形にしたという地点。先の企画の資料を読む時間も確保できた。
今日は移動の前に、小学校から移設された奉安殿が神社の本殿としてつかわれているとかいわれている場所(空港近く)に寄ってみた。それがこれ。
旧湯波内小学校の奉安殿とされている。たぶん、戦後こっそり移築されたものだのだろうが。このように移築されたものは多いのだと思う。
少し前に、湯河原にいったときにも、神社の境内にあった。戦後直後、五所神社のなかに湯河原頌徳社として、祖霊社として創立されたという。
活用したのか? こっそり、守ったのかはよくわからないが、見るからに奉安殿だけど。
これらのものは、その由来はどこかに記録されているのだろうか? 知っている人がいなくなると、経過がよくわからなくなってしまわかにのか心配。沖縄では少年たちが、ここに安置されていた、御真影や教育勅語を、やんばるのなかを抱えて逃げ回った悲劇があったけれども、国民を動員した大きな役割ははたしてきたものだけに、きちんとした伝承もまだ大事ではないかと思うのだけど。
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