(社会季評)半径5メートルの傷と誇り、託した選挙終えて 自分と異なる「物語」、思い馳せる 東畑開人
今朝はどんよろした天気スタート。寒いっす。
工場籠城明けは、とにかくしんどい。とりわけ、ここ数カ月、担当企画が多くのが続いたので蓄積しているが、解放感、それが眠気となる(苦笑)。とりあえず、今日は、執筆者との相談・打ち合わせがあったので、朝からその準備と、そのまま相談・打ち合わせに。途中、下版を終えた執筆者から2本修正や確認の連絡があり、バタバタ。午後は、資料読みに専念するが、冒頭の理由であまり集中できず((;´д`)トホホ)。あとは、永田町方面の情報収集と、いろいろ相談。
さて、朝日の社会季評は東畑さん。
(社会季評)半径5メートルの傷と誇り、託した選挙終えて 自分と異なる「物語」、思い馳せる 東畑開人(朝日新聞)
選挙の一年だった。都知事選、各党の代表選、衆院選、米大統領選など、私たちを熱くさせる選挙がたくさんあった。そういう一年にも、私はもちろんカウンセリングをして暮らしていたわけだが、そこで得た政治的観察をひとつ、一年の終わりに記しておきたい。普段、カウンセリングで政治の話をすることはほとんどない。そこで語られているのは、クライエント(相談者)の半径5メートルの小さな物語だ。つまり、家族や恋人、友人、同僚などとの個人的な関係と、それらをめぐる傷つきと孤独について、私たちは日々話し合っている。しかし、選挙が終わった後の一週間(選挙期間中ではないのがミソだ)は違った。クライエントたちは誰に投票したのかを口々に語っていた。……
社会の変容のもとで、個人的な思いが重視される。傷と誇りを託す選挙には脆弱(ぜいじゃく)さを指摘する。と同時に、でもそこにあるおがなんで、そこからどう出発するのかを語りかける。弱さとか、傷とか、さまざまなことが頭をよぎる。半径5メートルの世界に、どう共感もしながら、尊重もしながら、それでいて、どう開いていくのか。そんなことは、もう10年も20年もくり返し議論されているおことでもあるんだろうけれども、日ごろ、見逃していることはないのか、そこに迫っていくうえで、大事なことがどこにあるのか、それでもくり返し考え続けるしかないとも思ったり。大事なことだとは思う。
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