【演説文全文】核兵器も戦争もない世界を求めて共に頑張りましょう
少し、風邪気味の日。寒いですよね。うちの団地は、もう築30年以上たつから、隙間が多いのかしら、本が一般あるから、重さで凸凹ができて、隙間が大きいのかしら。寒いです。
今日は1日、提稿1本。それから、対談①の原稿づくり。進行は半分強はいったと思うけど、原稿を形にするまでにも、まだ一山二山ありそうな感じ。結構、焦っています。
いろいろ難しく、生きるのがしんどい時代だと思いますよね。ほんとにいろいろ考え込みます。悲観主義者のボクにとっては、重苦しい日々が続いているというのが正直なところ。ただででさえそうなのに、いろいろ訃報が届くと、さらに、気にの見えなさと、不透明さを感じたりもします。
お花に癒しをもらいます。
そして、この演説からいっぱい勇気をもらった!
【演説文全文】核兵器も戦争もない世界を求めて共に頑張りましょう
ノルウェーのオスロ市庁舎で10日、ノーベル平和賞が日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与される。代表委員の田中熙巳(てるみ)さん(92)がノーベル平和賞授賞式で演説した内容は次の通り。国王・王妃両陛下、皇太子・皇太子妃両殿下、ノルウェー・ノーベル委員会のみなさん、ご列席のみなさん、核兵器廃絶をめざしてたたかう世界の友人のみなさん、ただいまご紹介いただきました日本被団協の代表委員の一人の田中熙巳でございます。本日は受賞者「日本被団協」を代表してあいさつをする機会を頂きありがとうございます。
私たちは1956年8月に「原水爆被害者団体協議会」(日本被団協)を結成しました。生きながらえた原爆被害者は歴史上未曽有の非人道的な被害をふたたび繰り返すことのないようにと、二つの基本要求を掲げて運動を展開してきました。一つは、日本政府の「戦争の被害は国民が受忍しなければならない」との主張にあらがい、原爆被害は戦争を開始し遂行した国によって償われなければならないという運動。二つは、核兵器は極めて非人道的な殺戮(さつりく)兵器であり人類とは共存させてはならない、すみやかに廃絶しなければならない、という運動です。
この運動は「核のタブー」の形成に大きな役割を果たしたことは間違いないでしょう。しかし、今日、依然として1万2千発の核弾頭が地球上に存在し、4千発が即座に発射可能に配備がされているなかで、ウクライナ戦争における核超大国のロシアによる核の威嚇、また、パレスチナ自治区ガザ地区に対しイスラエルが執拗(しつよう)な攻撃を続ける中で核兵器の使用を口にする閣僚が現れるなど、市民の犠牲に加えて「核のタブー」が壊されようとしていることに限りないくやしさと憤りを覚えます。……
それでも、田中さんが、あえてアドリブで「原爆で亡くなった死者に対する償いは、日本政府は全くしていない」と繰り返したことに、ネット上では「結局平和より金だったんだ」「アメリカに補償するように言うのが筋ではないのかな」などの声があがる。三牧さんが言うように、国家が戦争や命をますます軽く考えさせないために国家補償を求め続けている、その叫びは聞こえないのだろうか。
演説の最後の訴えを共有したい。
「世界中のみなさん、「核兵器禁止条約」のさらなる普遍化と核兵器廃絶の国際条約の締結を目指し、核兵器の非人道性を感性で受け止めることのできるような原爆体験者の証言の場を各国で開いてください。とりわけ核兵器国とそれらの同盟国の市民の中にしっかりと核兵器は人類と共存できない、共存させてはならないという信念が根付き、自国の政府の核政策を変えさせる力になるよう願っています。
人類が核兵器で自滅することのないように!!
核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて共に頑張りましょう!!」
その強い思いに連帯したい。
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