成績下位4分の1の恐怖 学生3万人弱に「警告」 修学支援新制度
今日は、地元で(割引があるので)インフルエンザの予防注射なので、自宅で仕事。とにかく対談①の起こし、整理作業をすすめるだけすすめる。明日の早い時間には、起こし・整理は完了して、原稿づくりに入って、金曜日の午前中ぐらいを目標に原稿化をやりたい。ぼちぼち原稿もやってくるので、ここからは慌ただしい日々になっていく。年末だなあ。ほんとうに、いろいろ残り少ないということを切迫して感じる。直面していることに、いろいろがんばれる勇気もないし、貫く強さもないと気弱になるけれど、気持ちを振り絞らないといけない。ダメダメな日が続く中、やったことのない仕事を、ちょっと、がんばってみようともしているが、挑戦してるんだけどね、うまくいくかどうか。しかし、変な夢を見た。仕事バージョンで、組織関係の企画をすすめるのに苦労している夢。なんだろう。くわえて、家の椅子での作業は、腰によくないみたいだな。椅子を買い替えないといけないなあ。
以下は、なかなかショッキングなニュース。
成績下位4分の1の恐怖 学生3万人弱に「警告」 修学支援新制度(朝日新聞)
「安心して学べない。大学に通えなくなる恐怖がいつもある」――。2020年度から始まった、低所得世帯向けの修学支援新制度(新制度)の学業要件をめぐり、学生らから悲鳴があがっている。単位数や出席率のほか、集団の中で下位の成績が続くと奨学金と授業料減免がともにストップする項目があるからだ。困窮世帯の学生を救うはずが、「他人との比較」によって途中ではじき出す仕組みになっているとして、教員らからは見直しを求める声があがる。……
この問題は、堀川あきこ議員が、初登院直後に出した、「大学の授業料値上げと高等教育の無償化に関する質問主意書」のなかでもふれている。「給付型奨学金を受給している学生のうち、学業要件によって取消しとなった学生が二〇二三年度で一万五百二十一人、全受給者の四・一%(本年六月二十八日、京都の学費ゼロプロジェクトの要請の際の文部科学省回答)に上っています。しかも二〇二五年度に、この学業要件をさらに厳格化しようとしています」。そもそも、生活困窮家庭の支援を目的にしていたはずで、成績優秀者のための制度ではないはず。要件にするとしても、「卒業」以上のものを求めるのはおかしいし、むしろ、学生が安心して学べる環境の支援こそが必要であるはず。実際に、取り消しになった学生が、「その後も在学し学業を継続しているかなど、実態把握を行うべきではないか」。 103万の壁も、学生が働かなくていい制度も同時に議論すべきだと思うのだけれども。学費無償化はいまこそ大事だと思う。
朝日の「子どもの権利も子どもの貧困も、大人の約5割「聞いたことない」」というニュースもショックだ。ここまで、知られていないのか。もう一度、よく考えないといけないなあと思う。今年は子どもの権利条約採択35年、批准30年だったのに何もできなかったしなあ。やっぱり、ダメダメだ。
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