半数以上が公費負担の拡充望む 高等教育費巡りアンケート
今日は雨でかつ寒い。実は、朝方の寒さにそなえて、昨日毛布を出した。
今日は、とにかく、ゲラ読み中心。初校を8本ほど戻す。あと、先の企画の抑えや、相談、発注をすすめる。なかなか、決まっていかない。この先、しばらく、企画は相当、不安定だな。なんとか、がんばるが、頭が枯渇している。もっと、よく働く頭だったらいいのに(苦笑)。
とくに、これを指して言うわけではないが、いろいろ議論を聞いていて、これまで言ってきたことの枠組みを無理やり当てはめようとするから、現実をとらえられなくなるということをつくずく思う。そのため、誰と、何とたたかっているのかもわからなくなる。暗い気持ちになるなあ。ほんとに、反省しないといけない。
本田さんが、少し前の教育新聞の記事をXにアップしていた。ボクも読んでいなかったが、とても興味深いのでクリップ。
半数以上が公費負担の拡充望む 高等教育費巡りアンケート(教育新聞)
中央労福協(労働者福祉中央協議会)が10月18日に公表した「高等教育費や奨学金負担に関するアンケート調査結果」で、半数以上の人が大学などの公費負担の拡充を求めていることが分かった。また、優先的に実現してほしいこととして「大学などの授業料を半額程度にする」を挙げる割合が最も多かった。同団体は「高等教育費は誰が負担すべきなのか、財源問題を含めて議論を進めていくべきだ」とコメントしている。……
その中で大学などの高等教育の公費負担について聞いたところ、「可能な限り公費であるべき」が35.8%で最も多く、「OECD平均まで引き上げるべき」(16.3%)を加えると半数以上が公費負担の拡充を求めていた。「現状のままで構わない」は15.4%で、残りは「わからない」(32.4%)だった。
また、高等教育関連の負担に関して優先的に実現してほしい項目(3つ以内で選択)を7つの選択肢から選んでもらったところ、「大学などの授業料を半額程度にする」(44.4%)が最も多く、次いで「学費の減免額を拡充」(41.8%)、「給付型奨学金の拡充」(30.7%)、「返済者の負担軽減や救済制度の拡充」(26.1%)、「貸与型奨学金を無利子にする」(26.0%)の順となった。……
学費無償、教育費負担の軽減が、どの政党もかかげたことだったのだから、国会できちんとこの要求が議論されればいいなあ。記事では、「1人当たりどのくらいの年間授業料が現実的に負担可能と考えているのかを尋ねた質問では、中央値が44万1000円だった。これは現在の国立大学の標準授業料の53万5800円を下回っており、同団体は「今後授業料が上がると教育費を賄えない人が増加の一途をたどることになり、支援策の一層の拡充が求められる」と指摘している。」とも書いている。
学費半減って、実は、ポイントをついているんだろうけどなあ。うーん。
« 令和の幸福論 変わる通学の形 学校がなくなる日は来るか? | トップページ | 権力に従う個人を生み出す現実 自立を育む主権者教育を 政治季評 »
「日記」カテゴリの記事
- 離島奪還の降下訓練、11カ国参加 中谷防衛相も11メートルから(2025.01.12)
- 介護事業者の倒産 去年170件余 過去最多に 物価高騰など影響か(2025.01.10)
- 政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(2025.01.09)
- 沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で(2025.01.08)
- 「べらぼう」がはじまった(2025.01.06)
「教育」カテゴリの記事
- 政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(2025.01.09)
- 孫来襲、2月号ができています。(2024.12.30)
- 学習指導要領の改訂へ、文科相が諮問 柔軟化、負担軽減がポイントに(2024.12.26)
- 高校まで私立、過去最高1976万円 制服代10年で1.5倍も(2024.12.25)
- 民主教育研究所の教育研究集会(2024.12.21)
「政治」カテゴリの記事
- 離島奪還の降下訓練、11カ国参加 中谷防衛相も11メートルから(2025.01.12)
- 介護事業者の倒産 去年170件余 過去最多に 物価高騰など影響か(2025.01.10)
- 政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(2025.01.09)
- 沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で(2025.01.08)
- 「べらぼう」がはじまった(2025.01.06)
「経済」カテゴリの記事
- 離島奪還の降下訓練、11カ国参加 中谷防衛相も11メートルから(2025.01.12)
- 介護事業者の倒産 去年170件余 過去最多に 物価高騰など影響か(2025.01.10)
- 政府が検討する「能動的サイバー防御」の骨格と課題(2025.01.09)
- 沖縄米兵、不同意性交致傷の疑いで書類送検 「再発防止」うたう中で(2025.01.08)
- 「べらぼう」がはじまった(2025.01.06)
「若者」カテゴリの記事
- (社会季評)半径5メートルの傷と誇り、託した選挙終えて 自分と異なる「物語」、思い馳せる 東畑開人(2024.12.19)
- 「年収150万円」に引き上げへ 学生バイト、103万円の壁―政府・与党(2024.12.13)
- 「成人力」日本は世界1~2位、OECD 16万人参加の国際調査(2024.12.10)
- 成績下位4分の1の恐怖 学生3万人弱に「警告」 修学支援新制度(2024.12.09)
- なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点(2024.11.27)
« 令和の幸福論 変わる通学の形 学校がなくなる日は来るか? | トップページ | 権力に従う個人を生み出す現実 自立を育む主権者教育を 政治季評 »
コメント