なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点
今日は朝から来月インタビュー①の収録でお出かけ。朝にはすっかり雨も上がって。
インタビューの内容は、今回も豊かでよかった!
すっかり団地も、色図いているなあ。とてもきれいな感じ。紅葉も少しずつ色づきはじめ、これからどんな感じになるのかなあ。
取材で、めずらしく外食。どこも高いなあ。おどろくほど上がっていて、ワンコインでは、立ち食いソバも食べられない。困ったものです。
今日は、インタビューのあと、直で自宅に戻って、そこで仕事。少しはゆっきりできるかとおもったけど、こまごました仕事で結構時間がかかった。ビラまきもした。結構、つかれた。仕事はちょっとずつ、前進はしているけど、全然現状を打開するという水準ではない。気持ちはなかなか明るくはならないなあ。
ひろゆき論で話題になった伊藤昌亮さんは、この間の選挙をどのように見ていたのか。さすがに、なかなか興味深い分析。
なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点(朝日新聞)
若い世代から強い支持を受けたという、都知事選の石丸伸二氏、衆院選の国民民主党、兵庫県知事選の斎藤元彦氏。そこに共通するものは何なのか。
「石丸現象とTikTok」「ひろゆき論」などが話題になった社会学者の伊藤昌亮さんが、三つの選挙から見えた若者世代の意識を読み解きました。――今回の衆院選の結果、特に国民民主党が若い世代の支持を集めたことをどう見ていますか。
「衆院選を考える上で鍵になるのは、世代間対立です。投票日前後の3日間に、X(旧ツイッター)でどんなキーワードが盛り上がったかを調べてみたのですが、公示1週間前の3日間に比べて『シルバー民主主義』は18倍、『現役世代』も6倍に増えています。社会保障費や医療費についての投稿も目立ちました。対照的に、大きな論点になると思われた『選択的夫婦別姓』などはほとんど増えていません。安倍晋三政権時代のような左右間の対立ではなく、世代間対立という構図が明確に出て、『手取りを増やす』というフレーズで現役世代優先を掲げた国民民主党が躍進したのでしょう」……
「それは、東京都知事選での『石丸伸二現象』や、兵庫県知事選で斎藤元彦氏が再選されたこととも間違いなくつながっています」と。石丸氏は、老害批判、既得権批判。兵庫県知事選でも、県議会や県庁は既得権益のかたまりと、「やはり世代間対立の構図がつくられ、既得権を批判する側が支持されたといえます」と。
「高齢者が日本のイノベーションを妨げている」との議論に注目し、「強者の新自由主義ではなく、生活が苦しい人が生き延びるための『弱者の新自由主義』」と。そのことと、「ただ、従来のポピュリズムと違うのは、反エリートという要素が薄いことです。石丸氏は京大卒の元銀行員で、国民民主の玉木雄一郎氏や兵庫の斎藤氏は東大卒の元官僚です。いわばエリート主導の反既得権益であり、ポピュリズムなのです。そこが日本維新の会やれいわ新選組とは違うところでしょう」とのべる。ふむふむ。
この論文をうけ、本田由紀さんが、「若者の認識(の問題点)がいかに形成されてきたにも吟味が不可欠だろう」という指摘も興味深い。
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