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2024年11月

2024/11/30

学術会議法人化案、会員300人に増員へ 監事らの首相任命案は対立

 朝から、北の国での生活を安定的にすごすための、簡易家具た衣料品の買い出しにまず、向かう。いよいよ、今後について、より具体的に考えないといけないなあ。お金と体力があれば、二拠点でもいいんだけどね。

 これが、こちらでの仕事机。

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 その仕事机で、今日は、朝からメールを打ち続ける。もう少し計画的に仕事ができるようになるためには、どうすればいいかもよく考えるべきところにいる。

 あとは来月インタビュー①の整理作業。とにかく、すぐに眠くなる。疲れがとれていないんだよなあ。何とか少しでも前に進める。

 もうちょっと、インプット作業にも時間をさかないと。考えてみると、ここ数日のあいだにやるべき仕事が山ほどある。うーん、全然、ダメじゃん、このペースだとと、焦る。全然、状況は変わらないねえ。

 

 学術会議問題の議論もだんだんとピッチがあがってくる。とてもドキドキする。そういう危ない議論が展開されている。

学術会議法人化案、会員300人に増員へ 監事らの首相任命案は対立(朝日新聞)
 日本学術会議の法人化案を議論している内閣府の有識者懇談会は29日、会員の定員を現在の210人から300人程度に増員することで大筋合意した。一方で、新法人の監事や外部評価委員会の任命を首相が担うとする案などについては、中立性が損なわれるとして学術会議側が反対しており、引き続き議論する。…

 ほんとうに危険な議論。法人化で財政と言う外堀を埋めつつ、隠岐さんの言うように「これはダメ絶対危険。政府がアカデミーに圧力をかけることができてしまう。ファシストは社会をコントロールする前にアカデミーに手を入れる。戦前のイタリア、ドイツ、日本。近年だとトルコ、ロシア、ハンガリー、現在進行形でポーランド」となってしまう。政府の直接的な介入を可能にする仕組みがつくられる。ここから、通常国会へ、正念場の時期になっていく。

2024/11/29

石破首相、「103万円の壁」引き上げ表明 所信表明演説

 昨日は何があったか? だいぶ記憶があいまい??? 一昨日のインタビューの起こしをスタート。先の原稿の依頼の電話をしたり、この間、メールをおくっていたのに、少しずつ、返事が来たり、工場籠城明けの1週間で、結構、仕事をすすめています。ここのところの仕事の進行は、やっぱり、取材の成果だなあ。いろんなところに出かけて、しゃべってというのがかつては基本スタイルだったわけで。

 この間、ベランダの花の入れ替えもやったし。

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 昨日は、いろいろこまごましたことをやっていると、それだけで、時間が過ぎる。忘れ、抜け落ちることも多く、1つのことに2倍時間がかかるなあ。

 

 通勤電車の、殺伐とした雰囲気はあいかわらず。移動したくても、場所を譲らない不寛容。だけど、ふと思ったのだけど、不寛容の人という人は、そんなにいるわけではない。むしろ、寛容的な人ともいえる人のある側面が不寛容になる。人の中で、不寛容な部分が少しずつ増えていき、全体の殺伐感が増すという感じなんだろうか。そこに新自由主義と言うものがふかくかかわってくる、そんな時代なんだとも思う。

 

 今日は、移動。その間に、先の企画のための資料読み。結構、しっかり読めて、よかった。夜には、ある研究会に参加。Kさんの奈良教附小の報告。なるほどと思ったのは学習指導要領は改訂ごとに大きくかわるのだから、仮説性を押し出すこととか、子どもの発達に即して、組み換えの工夫をやっていることへの難癖とその不当性。難癖という点では、道徳への攻撃は典型。教育内容への攻撃と介入へのしっかり反撃しないといけません。

 そして今日は所信です。

石破首相、「103万円の壁」引き上げ表明 所信表明演説(日経新聞)
 石破茂首相は29日午後の衆参両院の本会議で所信表明演説に臨んだ。所得税の納付が必要になる「年収103万円の壁」の引き上げは「2025年度税制改正で議論し引き上げる」と言明した。22日にまとめた総合経済対策の裏付けとなる24年度補正予算案と政治資金規正法の改正案の早期成立をめざす。
 冒頭の政権運営の基本方針で「国政の大本について常時率直に意見を交わす慣行をつくる」などといった石橋湛山内閣の1957年2月の施政方針演説の一節を取り上げた。
 10月の衆院選で自民、公明両党の与党は過半数割れした。野党の協力を得なければ国会では法案が成立しない状況だ。首相は大敗を踏まえ、他党の意見も丁寧に聞くと言及した。「真摯に、そして謙虚に国民の安心と安全を守るべく取り組む」と説明した。…

 立民が「公開と熟議」をかかげ、石破さんもいきついたのは「熟議」だとか。

 だけど、自公の枠組みは、変わるわけではない。演説の柱も「①外交・安全保障②日本全体の活力③治安・防災――の3つを重要政策課題に掲げた」と。「その上で政治改革や憲法改正に取り組む考えを表明する」と、かなり危ない内容だったり、国民の願いを裏切るものだったりする。企業団体献金禁止にはふれず、防災や災害支援には具体策はない。それでいて、軍拡外交は突出する。

 はたして、どんな「熟議」になっていくのか。期待はするが、気は抜けない。きびしく見ていかないといけない。それで政権は持つのか、野党もその幅は広いから、どんな対応がなされるのか。経験したことのない、事態と「熟議」、しっかり見ていこうと。

2024/11/27

なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点

 今日は朝から来月インタビュー①の収録でお出かけ。朝にはすっかり雨も上がって。

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 インタビューの内容は、今回も豊かでよかった! 

 

 すっかり団地も、色図いているなあ。とてもきれいな感じ。紅葉も少しずつ色づきはじめ、これからどんな感じになるのかなあ。

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 取材で、めずらしく外食。どこも高いなあ。おどろくほど上がっていて、ワンコインでは、立ち食いソバも食べられない。困ったものです。

 今日は、インタビューのあと、直で自宅に戻って、そこで仕事。少しはゆっきりできるかとおもったけど、こまごました仕事で結構時間がかかった。ビラまきもした。結構、つかれた。仕事はちょっとずつ、前進はしているけど、全然現状を打開するという水準ではない。気持ちはなかなか明るくはならないなあ。

 ひろゆき論で話題になった伊藤昌亮さんは、この間の選挙をどのように見ていたのか。さすがに、なかなか興味深い分析。

なぜ若者は斎藤氏、国民民主、石丸氏に投票したのか その2つの争点(朝日新聞)

 若い世代から強い支持を受けたという、都知事選の石丸伸二氏、衆院選の国民民主党、兵庫県知事選の斎藤元彦氏。そこに共通するものは何なのか。
 「石丸現象とTikTok」「ひろゆき論」などが話題になった社会学者の伊藤昌亮さんが、三つの選挙から見えた若者世代の意識を読み解きました。

 ――今回の衆院選の結果、特に国民民主党が若い世代の支持を集めたことをどう見ていますか。
 「衆院選を考える上で鍵になるのは、世代間対立です。投票日前後の3日間に、X(旧ツイッター)でどんなキーワードが盛り上がったかを調べてみたのですが、公示1週間前の3日間に比べて『シルバー民主主義』は18倍、『現役世代』も6倍に増えています。社会保障費や医療費についての投稿も目立ちました。対照的に、大きな論点になると思われた『選択的夫婦別姓』などはほとんど増えていません。安倍晋三政権時代のような左右間の対立ではなく、世代間対立という構図が明確に出て、『手取りを増やす』というフレーズで現役世代優先を掲げた国民民主党が躍進したのでしょう」……

 「それは、東京都知事選での『石丸伸二現象』や、兵庫県知事選で斎藤元彦氏が再選されたこととも間違いなくつながっています」と。石丸氏は、老害批判、既得権批判。兵庫県知事選でも、県議会や県庁は既得権益のかたまりと、「やはり世代間対立の構図がつくられ、既得権を批判する側が支持されたといえます」と。

 「高齢者が日本のイノベーションを妨げている」との議論に注目し、「強者の新自由主義ではなく、生活が苦しい人が生き延びるための『弱者の新自由主義』」と。そのことと、「ただ、従来のポピュリズムと違うのは、反エリートという要素が薄いことです。石丸氏は京大卒の元銀行員で、国民民主の玉木雄一郎氏や兵庫の斎藤氏は東大卒の元官僚です。いわばエリート主導の反既得権益であり、ポピュリズムなのです。そこが日本維新の会やれいわ新選組とは違うところでしょう」とのべる。ふむふむ。
 この論文をうけ、本田由紀さんが、「若者の認識(の問題点)がいかに形成されてきたにも吟味が不可欠だろう」という指摘も興味深い。

 

2024/11/26

去年1年間に殺害された女性 6割が夫や親類によって殺害 国連

 なかなかなあ。少しずつ天気が悪くなる日。気分がなかなか晴れないですよね。

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 今日も、朝から先の原稿の原稿の相談や発注。思い切って決断。土日の取材の成果だね。思うようにすすんでいるわけではないし、ほんとうに気持ちも、物理的にも余裕がないなあ。とくにメンタルが年をとってすっかりよわくなった感じがする(苦笑)。

 

 出勤の電車のなかで、見渡すと、ボクがいちばんの年配者って感じだな。みんな若いなあと、つくづく思う。この電車に乗っている人と、自分とのあいだで、見えているもの、感じているものにどれだけ違いがあるのかなあ、いろいろ知りたいなあとは思う。そんななかで、自分の役割って何なのかなあと思うところ。若いっていいなあ。でも、たいへんなんだろうなあ。これまで、席変わってもらったことはないし(笑)。中間の席が空いて譲られることは、まああるかな。

 

去年1年間に殺害された女性 6割が夫や親類によって殺害 国連(NHK)
 女性に対する暴力の根絶を呼びかける国際デーにあわせて、国連は、去年1年間に世界で殺害された女性の6割が夫などのパートナーや親類によって殺されたとして、家庭が女性たちにとって最も危険な場所になっているとする報告書を発表しました。

 女性の地位向上などを目指す国連機関「UN Women」などは、11月25日の女性に対する暴力の根絶を呼びかける国際デーにあわせて報告書を発表しました。

 それによりますと、去年、世界各地で殺害されたおよそ8万5000人の女性のうち、6割にあたる5万1000人は夫などのパートナーや親類によって殺害されたということで、家庭が女性たちにとって最も危険な場所になっているとしています。……

 意味するもの、読み取るべきものを考える。

 暴力ということと同時に、「国連本部での記者会見で「UN Women」のグンボンズバンダ事務局次長は「家族や家庭は本来、喜びや安心の場であり、女性が活躍できる場所のはずだ」と述べた」ということも考えさせられる。相方が、単身赴任で感じた開放感。うちのような家庭でも、女性にとっては、ある種の抑圧感がある場所であるわけか。もちろん、ボクの、その家庭の抑圧は、家族のなかだけではなく、そとからのことも含め感じはしているのだけどね。

2024/11/25

台湾有事で沖縄「戦域化」 米軍、南西諸島とフィリピンにミサイル部隊 日米、対中国の基本構想が明らかに 攻撃で周辺住民に犠牲の恐れ

 今朝もいい天気。

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 銀杏並木も少しずつ色づき始めています。

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 昨日はうまく眠りに入れず、ちょっと今朝はしんどい朝。うーん。

 

 今日は疲れた体をひきづって、職場で、先の企画の資料をあつめたり、読んだり、来月企画のメールをしたり、電話をしたり、原稿の下書きを読んでメールしたり、次に向けたとりくみをすでにすすめます。ただ、眠い。いっぱい考えなければいけないことがあるのに、なかなか、企画にまですすめていくことができないでいる。しっかり準備も必要だけど、決断も必要。ここいらで、しっかり前にすすめないといけません。

 夜、昨日は2時間、今日は1時間強のビラ折りの苦行。時間に余裕はなかなか生まれません。

 

 いろいろ考えないといけないことの多くって。

 今日のタイムスの記事だが、書いているのは共同。

台湾有事で沖縄「戦域化」 米軍、南西諸島とフィリピンにミサイル部隊 日米、対中国の基本構想が明らかに 攻撃で周辺住民に犠牲の恐れ(沖縄タイムス)
 台湾有事の際、米軍がミサイル部隊を南西諸島とフィリピンに展開させ、軍事拠点を設ける方針であることが24日、分かった。自衛隊と米軍は12月中に台湾有事を巡り初の共同作戦計画策定を目指しており、ミサイル部隊の展開方針を盛り込む。台湾の武力統一を排除しない中国に対抗する日米の基本構想が明らかになった。有事が起きれば広大なエリアが「戦域化」し、中国による部隊拠点への攻撃で周辺住民が巻き込まれ、犠牲となる恐れがある。日米関係筋への取材で判明した。……

 軍事当局は、軍事の論理で、相手よりも軍事的優位に立つことをめざして、戦略にしろ構想にしろがつくられるから、実際に、ミサイル配備の計画はすすんでいく。政治は、それを利用し、国民を煽り、動員し、相手を脅していく。軍備拡張は経済的な思惑もある。実際の戦争準備ということとはまた違う考えで話はすすむ。それでも、現場ではミサイル配備はすすむわけで、それだけに、この問題をどう考え、どう語るかはよく考えないといけない。まだまだわからないことが多いし、悩むことも多い。

2024/11/24

教員試験、前倒し効果低調 受験者数、実施機関8割で減

 朝、昨日の早朝仕事の睡眠不足もあってか、結局、起き上がることができず、午前中の学習会参加は、やめにした。だけど朝から、来月インタビュー①の資料探し、それの読み込み、映像資料も探しだして、チェックをしたり。インタビュー内容の相談メールをつくったり。そのほか、資料の整理も。

 外はいい天気なのになあ。

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 午後には、科学者会議の総合学術研究集会のPFAS分科会に参加。小泉先生はとても、大事なことを言っているということは、何となく理解できるのだけど、中身は超難しい。原田さんの話とあわせ、日本のPFAS対策が世界のなかでも、ガラパゴス的なものになっている背景にある、せっかく科学者たちが出してきている研究成果を重視しない政治というものを改めて考えさせられるのだけど。

 日曜日の朝日の1面。

教員試験、前倒し効果低調 受験者数、実施機関8割で減(朝日新聞)
 今年度の公立学校教員採用試験を昨年度より前倒し実施した機関の85%で、受験者数(10月時点)が昨年度より減ったことが分かった。教員のなり手確保策として文部科学省が求めた日程前倒しだったが、受験者減に歯止めはかかっていないようだ。

 朝日新聞が10月、採用試験をする47都道府県・20政令指定都市の教育委員会と、大阪府豊能地区教職員人事協議会の計68機関に取材。今年度の1次試験の前倒しの有無や、今年度と昨年度の受験者数(昨年度は追加募集も含む)などを聞いた。大学3年生向け試験をする機関もあるが、採用年度が異なるため人数に含んでいない。

 1次試験の時期は、64機関が6~7月、4機関が5月だった。昨年度より前倒ししていたのは40機関。うち34機関(85・0%)で、受験者数が昨年度より減った。不足を補う追加募集をしている機関も目立つが、大勢は変わらないとみられる。

 全68機関の受験者数は計10万7236人。追加募集分があり単純比較はできないが、文科省の調査で過去最少の11万949人(1991年度)も下回る水準だった。……

 「文科省は昨年、一般的な日程より1カ月早い6月16日を1次試験の「標準日」として各機関に示した。担当者は「新卒は増えた機関もある」とし、前倒しに一定の効果があるとみる。ただ、取材に対し、前倒し40機関のうち13機関(32・5%)は「効果がなかった」「どちらかというと効果がなかった」とし、「効果があった」は4機関(10・0%)だった。」という。

 ただでさえ、就職が大学教育にはいりこんでいくなかで、学生の生き方がどんどん規制される。今後さらに、各地の教員養成系の大学の教育に、いろいろな形で教育委員会がかかわることを模索し、教員の青田刈りが強まるという動きも聞こえてくる。学生のあり方そのものを規定し、逆に、学生の成長は狭まる。

 キャリア教育で大学が変容していることにしっかり、教育養成の分野でも対応しているというわけだ。

 教員不足の根本的要因はまったく置き去りにされたままで……。

2024/11/23

PFAS問題を考えるつどい

 昨日で工場籠城は終了。今月もたくさんの人に迷惑をかけ、なんとか、乗り切りました。

 籠城を終えると、ほんとにヘロヘロになります。いろいろな意味で、さらされますから、ボロボロになる、しんどい作業です。さえ、できあがったものはどのように判断されるのでしょうか。

 下版をまちながら同僚と話し込んだり、下版後、永田町方面の人と話し込んだり。いろいろしながら、いまの位置を確認する。ここんところ、相方からの連絡もあり、いよいよ、自分の人生の立ち位置というか、これからを考えたりもするから、この混沌とした時代にどう生きるのかは、生々しい問題であったりするなあ。ほんとに集中的にいろいろ考える日々。よく仕事をし、よく考える毎日だね。

 今日は、早朝仕事スタート。寒いっす。

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 昨日も遅かったので、二度寝したかったけど無理だった。昨日の夜になってはじめて、今日は夜の中は休日であることに気づく。10数年前もそうだったな、進歩がないなあ。その後、家事と、来月用の資料探し(探しです!!!)。その後、取材も。

 あまり行かない街に。

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 遠いなあ。

 中身は、

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 諸永さんの話は、よく整理をされて、あたまが整理されたし、知らない話もたくさんあった。大山さんの話、根木山さんの話と、資料も含め、貴重は話がつづく。弁護士さんの話もふくめ、ほんとに日本は、国の対応も、社会の認識も、ガラパゴスという状況におどろくと同時に、市民の運動が大きな変化をつくりだしているということも重要だと思う。

 挨拶もし、お願いもし、まずまずの成果。遠いところにまで来た甲斐は合ったかな。

 だけど、体調は、最悪で、よくがんばりました!

 

 弁護士さんにはボクもとても、お世話になっているし、尊敬する人も多いけど、弁護士さんたちの集会はやっぱり、どうも苦手です(苦笑)。

 

2024/11/21

権力に従う個人を生み出す現実 自立を育む主権者教育を 政治季評

 今日は、ほんとに弱い雨が残った、やっぱり寒い日。どんより曇り空。

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 今日から工場籠城。何とか乗り切りそうだけど、頭がついていっていない感じ。いろいろやらなければいけないことがいっぱいあって、しかも、目の前の作業で、今月10数人、来月以降10人ぐらいの執筆者と、この2日間で連絡をとってで、何をどのようにしているのか、頭がこんがらがって……。ちゃんと、メールしたのか、どんな内容でメールしたのかがわからなくなる。職場PC、自宅PC、ノートPC、スマホと、いろいろ使っているからよけいにわからなくなる。ちゃんと、自分のなかで共有する仕組みをつくらないといけないなあ。

 検察の侮辱の記事は、結構、衝撃的。そんな感覚が、権力のなかで根強く生じていることをどう考えるのか。無自覚な、支配者感覚とでも言えばいいのだろうか。そういう階層的な感覚というもは、強固につくられてきている感じがする。

 103万の壁はどのように着地するのかなあ。そんなに簡単、単純な話じゃなくし、それでも予算までは通さないといけないだろうし。立維国の政調会長会議なんて動きもある。「公開と熟議」はどのように展開するのか。与党との関係はどうなるのか。あえて、共産党を外したり、れいわを外したり。どのようにすすんでいくのか? 国会の変化は、冷静にみていかないといけない。

 

 さて、そうしたなかで、朝日の重田さんの一文。

権力に従う個人を生み出す現実 自立を育む主権者教育を 政治季評(朝日新聞)
 去る10月27日に衆議院総選挙が行われた。結果は自公過半数割れで、与党は前回2021年の議席を大幅に下回った。たった3年での変わりようには目を見張るものがある。

 これと並んで話題になったのが投票率だ。今回は政権交代の可能性もあるとの前評判から上昇が期待されたが、前回より下がって53・85%、18歳・19歳は速報値で43・06%であった。

 16年に18歳選挙権後の初めての国政選挙が行われたころから「主権者教育」ということばが聞かれるようになった。これ自体は戦後の憲法・人権教育の文脈でずっと使われてきた。その後、18歳選挙権導入に先立ち、高校までに主権者としての自覚を身につけるべきだという議論が政府から出てきて、再び注目されるようになった。……

 重田さんは、「国家が個人の権利を侵すかもしれないという構図とは全く逆の、教師や学校にとって、社会にとって御しやすい従順な身体を生み出そうとするベクトルが作用している。主権者教育がいつの間にか「自ら秩序に従う服従者」を作り出そうとする装置に堕しているとしたら恐ろしいことだ。」という。道徳教育をベースにつくられる主権者教育がもたらすものをこのように指摘する。教育の側は、この重田さんの問題提起をどうひきとるのだろうか? これがロールアウト新自由主義時代の教育のあらわれだとすれば、そこに対抗する教育のあり方とはどういうものだのだろうか。総選挙後、混沌とした時代が続く。

2024/11/20

半数以上が公費負担の拡充望む 高等教育費巡りアンケート

 今日は雨でかつ寒い。実は、朝方の寒さにそなえて、昨日毛布を出した。

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 今日は、とにかく、ゲラ読み中心。初校を8本ほど戻す。あと、先の企画の抑えや、相談、発注をすすめる。なかなか、決まっていかない。この先、しばらく、企画は相当、不安定だな。なんとか、がんばるが、頭が枯渇している。もっと、よく働く頭だったらいいのに(苦笑)。

 

 とくに、これを指して言うわけではないが、いろいろ議論を聞いていて、これまで言ってきたことの枠組みを無理やり当てはめようとするから、現実をとらえられなくなるということをつくずく思う。そのため、誰と、何とたたかっているのかもわからなくなる。暗い気持ちになるなあ。ほんとに、反省しないといけない。

 本田さんが、少し前の教育新聞の記事をXにアップしていた。ボクも読んでいなかったが、とても興味深いのでクリップ。

 

半数以上が公費負担の拡充望む 高等教育費巡りアンケート(教育新聞)
 中央労福協(労働者福祉中央協議会)が10月18日に公表した「高等教育費や奨学金負担に関するアンケート調査結果」で、半数以上の人が大学などの公費負担の拡充を求めていることが分かった。また、優先的に実現してほしいこととして「大学などの授業料を半額程度にする」を挙げる割合が最も多かった。同団体は「高等教育費は誰が負担すべきなのか、財源問題を含めて議論を進めていくべきだ」とコメントしている。

……

 その中で大学などの高等教育の公費負担について聞いたところ、「可能な限り公費であるべき」が35.8%で最も多く、「OECD平均まで引き上げるべき」(16.3%)を加えると半数以上が公費負担の拡充を求めていた。「現状のままで構わない」は15.4%で、残りは「わからない」(32.4%)だった。

 また、高等教育関連の負担に関して優先的に実現してほしい項目(3つ以内で選択)を7つの選択肢から選んでもらったところ、「大学などの授業料を半額程度にする」(44.4%)が最も多く、次いで「学費の減免額を拡充」(41.8%)、「給付型奨学金の拡充」(30.7%)、「返済者の負担軽減や救済制度の拡充」(26.1%)、「貸与型奨学金を無利子にする」(26.0%)の順となった。……

 学費無償、教育費負担の軽減が、どの政党もかかげたことだったのだから、国会できちんとこの要求が議論されればいいなあ。記事では、「1人当たりどのくらいの年間授業料が現実的に負担可能と考えているのかを尋ねた質問では、中央値が44万1000円だった。これは現在の国立大学の標準授業料の53万5800円を下回っており、同団体は「今後授業料が上がると教育費を賄えない人が増加の一途をたどることになり、支援策の一層の拡充が求められる」と指摘している。」とも書いている。

 学費半減って、実は、ポイントをついているんだろうけどなあ。うーん。

2024/11/19

令和の幸福論 変わる通学の形 学校がなくなる日は来るか?

 今日も寒かったです。

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 外の風景はきれいです(写真は日曜日のもの)。

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 生活にゆとりがあれば、楽しめるのでしょうけど。

 

 今日も、提稿3本。たまった実務を処理して、ゲラを動かして、ゲラ読みをして。来月以降の企画も少し考えたり。

 ある大家の研究者と長めの電話。いろいろ教えを乞う。いまのこの政治の混迷はどこからきているのか。貴重な時間でもある。

 大事なのは手の問題ではないというのは事実。王道で何がつかめていないのか。ただ、同時に、手の問題は軽視はできない。だから難しい。

 おこっていることも複雑だ。これまでの階層とかに対応したような単純な特徴が見えなかったりする。そこから、なにをどうつかんでいくのか? そんなことをボクは考えた。

 

 毎日新聞客員編集委員の野澤和弘・植草学園大学教授の論考。

令和の幸福論 変わる通学の形 学校がなくなる日は来るか?(毎日新聞)
 少子化が予想を超えるスピードで進む一方、不登校の子どもは増えている。小学生では10年前に比べ5倍にもなった。このままでは学校はなくなるのではないか。そう思えてくるほどの急増ぶりだ。社会の変化から隔絶されたところで、「学校」というシステムは深刻な機能不全に陥っているのではないか。

 学校に行けない(行かない)子どもたちの一部は民間のフリースクールや通信制高校へと流れている。不登校の受け皿というだけでなく、積極的に通信制を選択する子どもも増えている。

 学校の何が子どもたちに敬遠されているのか。学びの場はどうなっていくのだろうか。……

 ものすごく急速に増加する不登校。なぜなのか?

「学校が変わらないのは、1人の先生が30〜40人の児童・生徒を管理しなければならない人員配置の基準が変わらないからだ。学習能力も個性もバラバラな30〜40人を束ねるためには…「平均的」であることを児童生徒に求め、校則で管理しようとする傾向が強まっていく。」

 不登校のありようも多様化し、その進路も多様化している。だからこそ、その実情をしっかり知っていきたいとも思う。

「この先、学校がなくなることはないだろう。しかし、このまま学校が変わらなければ、息苦しい集団活動も平気で、何のためかわからない校則に疑問を感じることもなく、いじめもうまくかいくぐることのできる一部の子どもしか通わない場所になっていくにちがいない。」

 ボクらは、まず、何をすべきなのだろうか?

2024/11/18

1日1千円、合計月3万円台…違法認定された生活保護費の満額不支給 「最後の安全網」半減の衝撃 生活保護窓口で何があったのか

 朝は雨、雨はあがったけど、今日は寒い。服装がやっかいな日々だなあ。

 

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 たまった実務をやったり、ゲラを動かしたり、提稿1本。いよいよ、山場に差し掛かってきた。来月の対談①の日程の調整をしたり。あまり、ゆったり感はやっぱりないなあ。

 昨日の、兵庫の選挙結果はそれなりにショックで、いろいろしらべたり、考えたり。テレビ報道が、世論形成に影響力をぐんと下げているのは否定できない事実。インターネット云々の前に、テレビメディアの問題は直視しないといけない。免許制度の下で、信頼にたりうる報道をしなくなったという事実。そのうえで、インターネットをどう考えるか。あそこまで熱狂的な動きをつくり出すというのはどういうことなのか。とにかく、もう少し、わかるようにならないといけないなあ。

 うーん。いろいろな意味で、ストレスがたまる。そんなとき、ストレスをためないノウハウで、「あきらめる」「責任逃れをする」というのに出会った。なるほど。そういえばボクもわかいころ、競争社会のはしりの世界にいて、評価にさらされていて、この2つは得意中の得意だったなあ。その後、社会はいっそう、評価にさらされるようになっているから、なおさらそのことが、ボクより下の世代には大事なのかもね。ただ、ボクらは年をとり、だんだん不器用になり、それができなくなったりしているんだよなあ。そこが苦しいなどと、考えたり。

 

1日1千円、合計月3万円台…違法認定された生活保護費の満額不支給

「最後の安全網」半減の衝撃 生活保護窓口で何があったのか(朝日新聞)

 生活保護費を「1日1千円」などと分割で支給。そのうえ、合計額はその月に渡すべき最低生活費を大きく下回る――。

 群馬県桐生市の生活保護行政に関する問題が発覚したきっかけは、この「分割・満額不支給」問題だった。

 生活保護を利用する男性から相談を受けた故・仲道宗弘司法書士が問題視し、群馬司法書士会は市長あてに要請書を提出した。昨年11月のことだった。……

 朝日の連載は清川さんの記事。もう1年かあ。この1年、物価高も続き、生活困窮の現状はどうなっているのか。しっかり、みないといけないなあ。いろいろ、追いかけられていない問題、こぼれ落ちる問題が多いなあ。なかなか、あきらめられませんし!

2024/11/17

“あの2000万円”の使い道を検証

 今日は、朝から、団地の作業。落ち葉清掃から、花壇の植え替えなど。
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 団地も色づいて、結構、きれい。
 蜂の巣があって、どうしたものか、みんなで頭をかかえる。
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 柿の実の採り入れもしないといけない。今年は豊作で、かつでかい。
 結構、作業は時間がかかる。行政は、緑を増やすのには援助をしてくれるが、その維持のためには支援してくれない。団地も35年を迎えると、何度も言うけど、緑は過剰になり、必要な伐採も必要になるのに……。
 終わった後は、インタビュー③の仕上げ、そして、発信。提稿作業は2本。図表が多かったり、それぞれボリュームもあるので、時間もかかる。来月以降の企画の相談メールも送らないといけないし、結構、慌ただしい1日。
 さて、昨日の報道特集は。
“あの2000万円”の使い道を検証
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政治と金の問題です。安倍派5人衆の一人。高木毅氏の選挙区を取材すると、非公認でありながら選挙運動のために自民党支部の資金が使われていたことが明らかになりました。

 高木さんの第2選挙区支部は、いったん解散し、会計はゼロになって、この選挙で、ふたたび支部をつくって、そして、2000万円が支給され、これまでと同じように地域支部には、活動費が支給されている。高木さんは否定するが……。支部にあったお金はどこからはいったものなのか? 結局、2000万円は選挙に使われていると。

 

 兵庫県知事選挙は、斎藤氏の再選。うーん。最終盤のもりあがりはすごかったようだ。対立候補が、自民と立民の相乗りということがあるにしても、ボクらの常識では考えられないことが起こっているようでもある。何が熱狂をつくり出しているのか。まだまだ、ボクはよくわかっていないのだ。

2024/11/16

新しい国会へ――自民 “臨時国会 今月28日に召集” 立民に方針伝える

 今日は曇りだけど、結構、暖かい日。ちょっと気持ちが悪いけど。

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 昨日、今日と、とにかくインタビュー③の原稿づくり。かなり集中してすすめて、だいぶお疲れモード。。ほんとうは、午後から、先の企画のための取材に出かけたかったが、やっぱり無理。明日には、仕上げ切って発信の予定。明日は届いた原稿の提稿作業もしなくてはいけない。

 夜、オンラインで、相方と、おしゃべりしていたら、懐かしい人(学生時代の友人)から突然の電話。なにやら、共通の知人(しかも、ボクも相方もの)と飲んでいて、わが夫婦のことが話題になって、酔っ払ってかけてきたみたい。そこから1時間ほど、携帯をスピーカーフォンにしていろいろ話。彼らのいま取り組んでいる問題の話、職場の話から、近況まで、とってもおもしろい、貴重な話で、楽しかった。やっぱり、いろいろな人との話を大事にしなくてはいけないなあ。

 いろいろ厳しいことが多いけど、こうやっていろいろな人と話をして、いろいろな視野を広げていけることで、自分はがんばれるとつくづく思う。この間も、いろいろな人と話をしたわけで、そういう意味では、充実した人生でもあるのだと思う。そこに、勉強やいろいろな生活がうまくついていければね。そこがね(苦笑)。

 さて、次の国会は、ほんとうに様相が変わる国会になりそうだ。

自民 “臨時国会 今月28日に召集” 立民に方針伝える(NHK)
 臨時国会の日程をめぐり、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、自民党は、政府が11月28日に召集する方針だと正式に伝えた上で、翌29日に石破総理大臣の所信表明演説を行うことなどで合意しました。

 自民党の坂本国会対策委員長と立憲民主党の笠国会対策委員長は、15日午後、国会内で会談し、臨時国会の日程について協議しました。

 この中で、坂本氏は、政府が11月28日に召集する方針だと正式に伝えました。

 そして、両氏は、召集日の翌日の29日に石破総理大臣の所信表明演説を行い、12月2日から4日にかけて衆参両院の本会議で各党の代表質問を行うことで合意しました。

 さらに、12月5日に衆議院、6日に参議院で、石破総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて予算委員会を開催した上で、9日に衆参両院の本会議で財政演説を行って、政府が今後提出する見込みの今年度の補正予算案を審議入りさせることなどを確認しました。

 また、坂本氏は、来年度予算案の編成作業を控えていることを踏まえ、政府から、臨時国会の会期末は、12月21日を念頭に対応してほしいと求められていることを伝えました。……

 笠氏は、収支報告書に不記載があった自民党議員に政倫審への出席を求め、坂本氏は「石破総理大臣は、政治倫理審査会も含めたあらゆる場で説明責任を果たすよう促すとしている」と。少なくとも与党主導で、国会での審議の形骸化から様相は変わりそうだ。だからこそ、ボクらも要求を、声を、法案や提案という形で国会に持ち込むことが求められる。野田立民は、今は本気で「公開と熟議」をと言っていて、法案を準備しているようだ。自民党といっしょにやりたい野党を、自民党にすりっよっては、参議院選挙をたたかえないと思わせるぐらい、裏交渉をさせない状況へ、本気で「公開と熟議」が求められる。新しい国会へ! 正論なら負けないぞというぐらいの仕事をしないといけないなあと、思ったり。

 

 

2024/11/14

立憲・野田代表「熟議と公開、新しい国会つくる」 政策実現迫る野党

 今日もいい天気だなあ。

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 それでも、一日中、机に向かう」。インタビュー③の整理と原稿づくりを一体に。ちょっと、いつもとすすめ方が違う。なんとか、目標のテンポにはなっているか? 提稿作業も、3本。根を詰めた仕事が続くと、エネルギー切れというか、やっぱり、ちょっと、きつくなる。うまくやらないと。どうしても、午後から夕方には集中力もおちるし、もう少し何とかね。

 

 国会は、与党の過半数割れで新しい風景。

立憲・野田代表「熟議と公開、新しい国会つくる」 政策実現迫る野党(朝日新聞)
 立憲民主党の野田佳彦代表は、首相指名選挙の結果を受け、「石破氏も過半数に足りない。相当、厳しい政権運営になるだろう」と記者団に語った。

 野田氏はこの日朝、石破茂首相と国会内で向き合うと、こう迫った。「与党と野党の第1党、競い合うライバルが一致点を見いだすのが政治改革の精神だ。最後は御党と我々が合意できるか、そういう党首会談をやった上で決着をつけるべきだ」

 先の通常国会では自公だけで改正政治資金規正法を成立させ、抜本的な改革にはほど遠いとの指摘が相次ぐ。野田氏は企業・団体献金の廃止、政治資金面での世襲の制限といった自民が消極的な改革の必要性を強調。首相は「持ち帰って検討する」と応じただけだったという。

 野田氏は会談後、厳しい国会運営を余儀なくされている首相の足元を見るかのように語った。「自身では(政治改革の必要性を)分かっていても、即答できない環境なのかな」……

 野田さんは「熟議と公開を旨とする新しい国会をつくっていく」と言っている。実際に、立民はどんどん法案を出していくようだし、それを国会の場で熟議しようというわけだ。安倍一強の強引な国会運営の姿はもうなくなって、どんどん、要求の実現の筋道が見えてくる状況。意見表面にとどまらず、しっかり、具体的な提案、提起をしていかないと、振り落とされていくことになるなあ。しっかり、雑誌もがんばらないといけないなあ。

 

 

2024/11/13

「小学校~それは小さな社会~」ってどんな映画?

 今日もいい天気。だんだんと、秋も深まっていく感じ。ただ、暑いときもあり、なかなか季節の表現が難しくなっているという感じがします。

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 その根元にある問題だともいえることを議論するCOP29が開かれている。途上国の地球温暖化対策の資金調達が最大の焦点だが、ただでさえトランプ再登板で先行きが厳しいこの問題、会議には日本や米国、中国といった主要国の首脳が参加しない状況。瀬戸際にあるだけに、なかなかこころが落ち着かない。はたして、どのように議論はすすむのか。

 今日は、とにかくインタビュー②の仕上げまで、一気に、発信。休むことなく、インタビュー③の起こし、整理作業に突入。提稿作業も1本。

 休むことがないけど、しっかり余裕をもているようにしないといけないね。ほんとに、でんとベテランらしくかまえて、自分より若い人が困ったときに出陣みたいな。でも、そうしているつもりでも、なかなかそうにはならない。どう安定的に雑誌をつくっていくか、みんなががんばって企画を実現していけるような状況をつくるのか、難しいねえ。ほんとに難しい。

 最近、鏡で自分の顔を見ても、写真の自分の姿を見ても、疲れていてずいぶん老けたなあと感じる。事実、疲れているし、年も取ったわけで、無理して若作りして溌溂とする必要はないのだろうけどなあ。

 悩んだりすること、やっぱり、生きていくうえでつらいことはいっぱいあるから、それを大切にして、しっかり、自分のこととして、向き合えるようにしていかないといけないなあ。へんな夢をふり返っても、つくづく思うのは、いまだに親って言うのはつらいなあってこと。

 

 さて、今日、ネットで話題になっていたのが、「小学校~それは小さな社会~」 。世界で大反響!日本の小学校を追ったドキュメンタリー(キネマ旬報WEB)ということなんだけど、どういう映画なんだろうか。「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているということではないか」──そうした思いから、日本の公立小学校で長期取材・撮影を行って完成させたドキュメンタリー映画だというのだけど、うーん。予告編を見る限り、かなり気持ちが悪い。「日本の集団主義と協調性は諸刃の剣」とは言っているが、言おうとしている”日本人”とは何なのか? あえて、予告編では明確に示さずに、見に行かせるってわけ?

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2024/11/12

何時に寝れるのかしら。(;´д`)トホホ

 今日もいい天気。日月の調査の疲れはあるものの、朝からとにかくインタビュー②。原稿づくりをすすめて、折り返し。明日には仕上げにまでいかないといけない。

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 会議もあり、それから、夜はインタビュー③の収録。聞いてて飽きない話をいっぱいしゃべってもらって、楽しかったし、充実した時間。刺激もいっぱいもらった。

 取材先の場所の近くは、きらびやかな世界。うーん。

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 帰ってくるのが遅くなったので、食事も遅くなって、今からやっと後片付けや家事労働。何時に寝れるのかしら。(;´д`)トホホ

 

2024/11/11

自民、裏金相当額の寄付調整 衆院選大敗でけじめ、7億円程度

 昨日は、朝から団地の防災訓練。ただ、仕事だったため、最初の点呼確認だけ、参加。そこで離脱。

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 そのまま、ボクより若い研究者の調査に動向。その内容は、また後日、報告するにして、図書館で資料を収集したり、調査対象の事件にかかわる人の実際に過ごした場所や、事件の現場などの調べてまわった。いろいろ感じ、考えた時間。夜は、喋りまくった。いっぱい若い人から、エネルギーをもらい、刺激をもらって、少し若返る(笑)。

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 さて、いよいよ国会がはじまった。

自民、裏金相当額の寄付調整 衆院選大敗でけじめ、7億円程度(共同通信)
 自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、旧安倍、旧二階両派議員らによる政治資金収支報告書への不記載相当額を国庫に寄付する方向で調整に入った。総額で7億円程度に上る見通し。衆院選の大敗を受け、党として一定のけじめをつける必要があると判断した。複数の関係者が11日明らかにした。……

 うーん。そもそも裏金の総額というものは明らかになったわけではない。自民党は、明確な説明をしていないのだ。にもかかわらず、7億というのは、それですまそうという発想以外なにものでもない。と同時に、どう裏金のない仕組みをつくるのかということも明確にされていない。裏金政治をつくる根源になっている企業団体献金の禁止や企業によるパーティ券購入の禁止などの議論をちゃんとすすめないといけないはずなんだけどなあ。

 あらたしい国会の光景。そのあたらしい国会が、国民・市民の生活を支え、平和の支える役割をはたす、そのたたかいがはじまる。

2024/11/09

【”死刑宣告”受けアフガンから脱出する一家】

 早朝仕事スタート。今日は寒かったです。朝、お風呂掃除をして、仕事にかかる。今日はとにかく、インタビュー②の原稿づくり。いろいろ照合したり、補充したり、しっかりした読み物にしていく。きっと面白いものができるよ。がんばる。しかし、毎日毎日、ずっと、デスクの前での原稿書きはしんどいなあ。

 夕方、週の仕事と買い物にでかける。

 グーグルマップで、地元の史跡を検索してみるけど、あんまりでてこないなあ。庚申塔群というのが出ていた。それがこれ。

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 江戸時代に信仰されていたとか?

 富足神社にあって、ここは獅子舞で有名。昔、近くにすんでいてお祭りの時に、子ども神輿も出ていたなあ。

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 さてさて、今日の報道特集、後半の特集は…
【”死刑宣告”受けアフガンから脱出する一家】だった。

アフガニスタンで深刻化する、タリバンによる迫害。
“死刑宣告”を受け脱出を図る、一家の運命はー。

「ここで待ってて。あなたはここに座って」

 まるで、ドラマか、映画のような話。ある意味、そんなギリギリの世界がここにある。

 同時に、前半の特集がトランプの再登場。そのことと、アフガンの今はある意味、コインの表裏なのかもしれない。そういった、世界が全体として不安定化しているときに、秩序と非秩序がないまぜにせめぎ合っていて、なかなか解決の展望をもてないときに、ボクらは何を考え、何を発するべきか。試練は続くし、そこは自分の仕事をしっかりしないといけねないと。

2024/11/08

12月号ができています

 ぐっと寒くなりましたが、なんとか、がんばっています。変な夢を見て、うーん、その結果、どうも目覚めが悪いですけど、心配事が多いからかなあ。でも、今日もいい天気。

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 仕事は、とにかくインタビュー②の起こし作業。何とか終了して、明日から整理・原稿化に向かう。インタビュー③の内容相談メールを送り、あと、来月対談①の設定をする。

 鈍った感度というか、感知力というか、感受性というか、そういう感覚を高めるためにも、いろいろ読んで考えないといけない時期なのではあるのだけど。伝えたいことが、ちゃんと、相手に受けとめてもらえるようなものであるためにもね。年齢的にも、正念場かなあ。

 さて、12月号ができています。

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 自分が担当したもので、読んでほしいものは全部だけど、まずは

 「対談 浮島丸事件――名簿公開の成果のうえに真相究明への新たな歩みを」。この事件、京都の人間だと知っている人は多いと思うけど、名簿の公開をかちとった布施さん曰く、99%の国民が知らない事件。敗戦直後、青森から朝鮮人軍属や労働者などを半島に運ぶため出港した浮島丸が爆発・沈没した事件。名簿の公開と真相究明について朝鮮現代史の太田修さんと穀田恵二さんに語り合ってもらった。戦後80年の先陣をきる企画。

 先月からの特集・焦点化する憲法の平和主義と改憲動向の続きは、「日本の軍事主義を問う憲法の平和的生存権――東アジアの平和を築く方向」。清末さんが、平和的生存権の立場から熱く語ってもらった。小沢さんの「集団的自衛権閣議決定10年、いま憲法の平和主義を問う(下)」はこの10年のせめぎ合いをふり返る。 
 小沢隆一

 特集・求められる新自由主義からの転換は「変容する新自由主義――米中対立と新自由主義の新たな局面」(二宮元)で、いまの新自由主義の変容とその特徴を、その視点から「学校・公教育はどのように変えられてきたのか」を論じるのが児美川孝一郎さん。そのなかでつらぬくのが「低賃金・雇用破壊とのたたかいと労働組合の役割」(黒澤幸一)というラインナップ。結構しんどかったです。

 ボクがやったんではないが「特集 気候危機打開――直ちに省エネ・再エネのシステムへの移行を」は必読。「エネルギー政策の大転換が不可欠――化石燃料温存、原発優先政策の見直しを」(桃井貴子)、「原子力発電推進政策は気候変動対策を妨げている――原発ゼロ社会へエネルギー政策の転換を」(大島堅一)、「「グリーントランジション2035」――政府GXに対するより経済合理的な代替案」(明日香壽川)はいずれも、キレキレでシャープ。

 今月は、作成過程の月末選挙で、月刊誌はつくりにくい。大手の『世界』は、それでも、選挙結果を少しは入れているが、印刷に時間もかかいり、いまは、配送が運転手不足でたいへんになっているなかで、中小企業のうちは、まったく選挙は入れられない難しいつくり。だから、どうしても、『世界』や『地平』と企画がにてしまったり、かぶったり。ほんとに、差異化をはからないと厳しいなあ。  

2024/11/07

全国学力テスト、全教科で平均下回る、小学校算数で全国との差広がる

 精神的にしんどくなっているのか(トランプのせい?)、ちょっと疲れているのか、朝、なかなか起き上がれなかった。

 それでも今日は天気がいい。

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 今日は、まずはインタビュー②の起こし作業。それと、今月原稿のおさえや、インタビュー③の準備のための、資料を集め、内容を頭のなかで考えていく。来月の企画の相談もすすめる。ちょっと、先まで見通したことができていないから、巻き返さないといけないのです。

 今日の新聞にはこんな記事が……。北海道のことであるのだが。

全国学力テスト、全教科で平均下回る、小学校算数で全国との差広がる(朝日新聞)
 北海道教育委員会は6日、2024年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の詳しい分析結果を発表した。道内の児童生徒の平均正答率は昨年度に引き続き、全教科で全国平均を下回った。昨年度は07年の調査開始以来、初めて全国との差が2ポイント以内に収まったが、今年は小学校算数で2ポイント以上の差が開いた。……

 北海道内の振興局別の平均正答率も公表している。このテストの是非は別として、建前であれば、それこそ、教育のすすめる主体が、自分たちのとりくみを点検するためにこういう調査はあるはず。この調査分析は、道が、現場を競わせるためにやっているとしか思えないし、それを公表することでそれが加速する。ただでさえ、教育内容、方法の画一化がこの調査によって加速されているのに、さらにそれを加速させ、現場が子どもたちとともに、創意工夫ある教育をつくっていく意欲も条件もそいでいくのではないのか。これでも、文科省や中教審自身がこの間、教育についておこなっている議論と逆方向としかいいようがない。

 全国の教育委員会は? うーん。



 

2024/11/06

【速報中】アメリカ大統領選挙 トランプ氏 当選確実 ABCテレビ

 今日は、朝からインタビュー②の収録。あいかわらず面白い内容。あとは、どう原稿化するのか。こちらの仕事となる。がんばらないと。

 今日は曇り空。雨が降るかと思ったけど、降らなかった。少し、寒くなってきている。

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 たまった仕事も少なくない。落ち着いて先を見通さないとととりくむのだけど、忙しくなると、ちょっと努力したことも崩れ去ってしまう。ここいらで、状態の打開を図っていきたいものだ。

 

 日本の政治と、自分の仕事を考えただけで、気持ちが重くなるのに、世界のニュースもとってもしんどいニュース。

【速報中】アメリカ大統領選挙 トランプ氏 当選確実 ABCテレビ(NHK)
 アメリカ大統領選挙でABCテレビは、共和党のトランプ前大統領の当選が確実になったと伝えました。共和党が4年ぶりに政権を奪還し、トランプ氏が再び大統領に就任することになります。……

 トランプ氏は、かつても、言ったことと実際にやることとはだいぶ違うから、いったいどのような展開をしていくのかは想像がつかない。ただ、かなり右派的な政策、対中強硬、そして同盟国への過剰な負担を強いることは間違いないようで、日本の側が石破さんだけに、日本に大きく影響をあたえていく可能性も大きい。東アジアはどうなっていくのだろうか。ウクライナは、ガザは??? いろいろな議論をしっかり、見ていかないとなあ。うーん。気が重いなあ。

2024/11/05

「宙づり国会」で委員長ポスト争奪戦 与野党の駆け引き激化必至

 今日は、提稿を1本。次の企画に向けて頭を整理。いろいろ、苦手な分野についても考えないと。永田町方面についての情報収集も、やらないといけなかった次第。

 天気は中途半端。少しずつ寒くなてくるなあ。

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 景色は、少しずつ秋も深まり、冬に向かうというか、表現が難しい。

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 テレビは、アメリカ大統領選挙一色だな。こちらでも政局ずきのメディアだなあ。

 

「宙づり国会」で委員長ポスト争奪戦 与野党の駆け引き激化必至(毎日新聞)
 衆院選で自民、公明両党が過半数割れしたことを受け、衆院の常任委員長や特別委員長など、国会でのポストを巡る与野党のせめぎ合いが起きている。議席数に応じたポスト配分を求める意見のほか、野党第1党の立憲民主党からは「主戦場」になるとみられる予算委員会、議院運営委員会の両委員長ポストを要求する声も上がり始めた。11日召集予定の特別国会に向け、攻防が激化しそうだ。……

 日本の国会もあわただしい。だけどメディアは政局ずき。選挙結果を受けた国会は、選挙によって少数与党政権が生まれるだろうという、戦後初めての、「かつてない光景だ」。自公政権のもとで、「これまで自民党が妨害してきた課題」、たとえば選択的夫婦別姓や企業・団体献金の禁止、などの実現が課題になる。メディアはとにかく103万円に注目するが……、これはだれが、支持したのか? まだまだ議論っすべきことが多いから、本当に、国民支援の議論がすすむといいなあ。だけど、いずれにしろ、与党の政権運営のやり方だけではなく、野党が、どのような態度で、論戦、国会運営をすすめていくのかが問われている。とりわけ、裏金事件について根本的な解決を図ろうと思ったら、企業・団体献金を禁止することに踏み込まねばならないし、自民党・麻生派や旧石破派の問題も、その後出ているわけだしね。結局、先の選挙結果の最大の特徴は、低得票率であるわけで、国会は正念場でもあることはよく考えるべきだと思う。

 

 「宙わたる教室」。今日もジーンときたなあ。悔しかったなあ。そして、もっと、ポジティブにいかないと!

2024/11/04

公立校教員に残業代支給を検討 定額廃止案、勤務時間を反映

 ふー。今日、やらなければならないことの半分ぐらいしかできなかったなあ。インタビュー①を仕上げて、発信まで。来ている原稿を読んだり、インタビュー②の内容の相談メールを送ったり。掃除の方は、たまったゴミ?を処理したり、大きいものを片付けたり、あとは最低限の衣替え。掃除本体は、ほとんどできなかった。うーん。

 今日もいい天気。

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 だけど、今日は一日中、部屋でパソコンに向かっていた。生協まで買い物にあるいただけ。


 いろいろうまくしゃべれない。話を聞いたり、聞き出したりは、この仕事をしていても、いつまでも、苦手。相づちも今日はうまくなかった。いろいろ落ち込むなあ。

 昨日からこのニュースが話題に。

公立校教員に残業代支給を検討 定額廃止案、勤務時間を反映(共同通信)
 公立学校教員の処遇改善を巡り、残業時間に応じた手当を支払う仕組みを導入する案が政府内で浮上、関係省庁が検討を始めたことが3日分かった。採用すれば、残業代の代わりに一定額を給与に上乗せ支給する現行の「教職調整額」制度は廃止する。教員の長時間労働の解消が課題となる中、勤務時間を反映した賃金体系へ変え、管理職に過重労働を抑える動機が働くようにする狙い。

 実現すれば、教員処遇の抜本的な制度転換となる。早期の関連法案提出を求める声がある一方、実効性を確保するには責任者による教員の勤務実態の把握など課題も多い。政府内では異論もあり、調整は難航が予想される。……

 経緯そのものは、この間の議論の反映があるのであればいいのだけど。しかし、中教審をすっとばして、くつがえすような動きは、だれが、どこで主導しているのか。その思惑がどこにあるのか。だいたい、長時間労働は、そもそもが法律違反という問題。残業代支給ということだけには矮小化されるべき問題ではない。財務省が、財政上そう考えたのか? 政治の思惑は、教育へのさらなる介入の口実に? 警戒というか、うかうかせずに注視していかないといけない? そもそもいまのところ、教員増や、授業時間の削減の議論はみえてこないのは、なぜか? 文科省の声も聞こえてこないなあ? この間積み重ねてきた、ボクラの議論をしっかり声にして、ひろげていかないといけないということだなあ。

2024/11/03

いい天気ですね。気持ちがいいです。が、何となく落ち着きません。

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  いい天気ですね。気持ちがいいです。

 今日は、インタビュー①の原稿修正をすすめつつ……。孫①の誕生日プレゼントのお買い物もいかなければいけないので……。何となく落ち着きません。インタビュー②の内容も相談しなくてはなりませんし。いつものごとく追い込まれていますね。

 新聞の死亡欄に知った人の名前が複数。若いころ、いろいろお世話になった方、まだ若いのに。。。。かつて、いろいろあった方、うーん。だけど、うん、寂しいねえ。ボクも、そういう年になったのですけどね。

 

 さて、あらためて選挙の論戦をふり返り、整理する作業をしなくてはなりません。たまった、新聞を整理したり。目の前の仕事、先の仕事と並行してあるし、同時に、この間でできていない掃除もしなくてはいけないし、衣替えもしないといけない。ちょっとまずいことになっています。

 政治とカネのこともそうだね。政党、政治家の本音は入り組んでいる。自民はほんとうに企業団体献金に固執して後ろ向き、国民なんて反対なのか賛成なのか??? 政治家の発言を聞くと、ここまで政治献金を擁護するのかって発言をするのかということもある。それでいて政治の透明化をを主張したり、政治にはカネがかかる民主主義のコストっていう。だけどね、透明化できないのはなぜ? コストって結局何につかっているの? この間の事態が明らかにしているではないか。ああ、もう一度、ちゃんと整理して提示していないと、まだまだ、おそろしいような議論を平然とテレビでやっている。うーん。

 いろいろ自信をなくしたり、自分の存在がぐらぐらしてしまう。ここはしっかり、自分のやるべきことに向き合わないといけないところ。

2024/11/01

不登校の小中学生、34万人で過去最多 3割超「やる気出ない」文科省

 インタビュー②、③は何とか日程を決める。ほっと一安心。インタビュー①は引き続き原稿づくり。そのうち込み作業が明日一日かかるなあ。そこから再度原稿づくりをすすめて、修正して、何とか連休中に形にしたいなあ。もうすぐ孫①の誕生日だから、そのプレゼントも買わないと。連休中に。

 今日の写真は。

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 ここにも、煉瓦倉庫群はあるんだなあ。築100年近い倉庫が多数残されている。写真は「浪花町十六番倉庫」と呼ばれる倉庫で、釧路市出身の作家で、代表作「挽歌」で知られる原田康子さんの曾祖父が、1910年に、豆類の保管倉庫として建設したものだそうだ。現在では「倉庫を創造空間として再生し、釧路の遺産として守りたい」と願う市民有志により、「NPO法人浪花町十六番倉庫」が発足し、多目的コミュニティスペースとして運営され、ライブや演劇、展覧会など、様々なイベントが開催されているというが、見た感じ、いまはそんなに使われている感じではない。どうなんだろうか。

 昭和のにおいプンプンだけど、それほど、明治の匂いは残されているわけではない。それもまた、不思議でもある。

 

 さて、今日の新聞から。

不登校の小中学生、34万人で過去最多 3割超「やる気出ない」文科省(毎日新聞)
 2023年度に全国の国公私立小中学校で「不登校」と判断された児童生徒は前年度から15・9%(4万7434人)増の34万6482人となり、過去最多を更新した。文部科学省が31日に公表した「問題行動・不登校調査」の結果で判明した。不登校児について教員が把握した相談などの内容は「やる気が出ない」が最多だった。専門家らの十分な支援を受けていないケースも多く、文科省は居場所の確保などを進める。

 不登校は病気や経済的理由ではない要因で年間30日以上登校しない状況を指す。増加は11年連続。要因について文科省の担当者は「不登校が休養や自分を見つめ直す機会になるとの認識が保護者間で広がった」と分析している。…

 よく考えなければいけない数字であり、大きな課題。この原因をどう考えるかはとても難しい。この間の急増は、その内容が変容しているのか? 「やる気が出ない」をどう考えるか。職場でもいろいろ議論や論争もしたけど、どうも自分のなかでは、わからないままでいる。いろいろ調べていかないといけない。

 とにかく今の社会で、ボク自身が、見落としたり、見えていないことが多すぎる気がして。政治の表面で見えることだけ追っていたんじゃだめだな。もっと、もっと、神経を鋭くしないといけない。

 

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