イスラエルの避難命令、レバノン全土の25%に及ぶ
いよいよ選挙がはじまりました。
なかなか、昔のように、選挙だ!って熱く燃えるって感じではないですけど。いまも、実際には仕事は、選挙が終わってから発売される雑誌をつくっているわけで、どうしても、少し引いたところから、いろいろ考えてしまう(苦笑)。演説を聞いていても、ここがいいとか、ここはちっょと違うとか、考えてしまう。テレビ討論を聞きながら、選挙後に、ここが論点として問題になる、問題にすべきとか、企画としてこんなのはどうかなどを考えてしまう。
演説を一般の有権者はどのように感じているのだろうか。全体のなかで、選挙に関心があるのがどれだけで、そのなかで一定、支持政党のある人がどれだけで、そうでない人はどれだけか。いろいろ考えている人は、どのような選択肢をもって、どんな問題を考えているのか。そのときに、ボクらは、どのような層に、どのような話をしていけばいいのか。長期的な働きかけの効果と、短期ですべきことはなにか。なかなか、いま、よくわかっていない感じもするし。
でもでも、それでもまず勝たないといけないから。個人としても、しっかりがんばらないとね。
そのなかで気になるのは、中国の台湾周辺での演習とか、北朝鮮の韓国に通じる道路の爆破とか、そして……。
イスラエルの避難命令、レバノン全土の25%に及ぶ=国連(ロイター)
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の報道官は15日、レバノン北部の建物に対するイスラエル軍の空爆について、死亡した22人の半数以上が女性と子どもだったとの報告を受けたと明らかにした。攻撃されたアイトゥで15日撮影。(2024年 ロイター/Walid Saleh)
[ジュネーブ/ドバイ 15日 ロイター] - 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は15日、イスラエル軍の避難命令により、レバノンの国土の4分の1以上が影響を受けていると明らかにした。
イスラエル軍はレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを攻撃するために、2週間前に同国への侵攻を開始した。
UNHCRのイムセイス中東部長は記者会見で、レバノン南部の20の村にイスラエルが新たに避難命令を出したことで、「現在レバノン全土の25%以上がイスラエル軍の直接の避難命令下にある」と指摘した。
「人々は避難の呼びかけに従い、ほとんど何も持たずに逃げている」と話した。
レバノン政府によると、イスラエルの攻撃により過去1年間で少なくとも2309人が死亡し、120万人以上が避難を余儀なくされた。……
こうした、戦争の臭いが強まる中で、単純な抑止力論が跋扈していて、でも、ほんとうにそんな議論では、どうにもならないはずなのに。有権者は、こうした世界をどのように感じているのか。ここでも何を語るのか。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
この憲法の前文を実直に、押し出し、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」ことを大事にしていく。抑止力論では、決して、恐怖からは逃れられない。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し」……「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しよう」と、話し合いを追求することしかないのではないのか。抑止力論は、単純な武力による対抗でしかないのだから。
今日は、提稿2本。これは図表もあり、長いもので、結構、時間がかかる作業だった。そのあと、少し、資料読み。
今日も暑かった。
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