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2024/10/16

石破さんと「政治とカネ」

 今日も、朝から暑いです。うーん、夏が終わらない。

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 提稿は1本。ゲラを送ったり、メールをしたり。来月インタビュー①の設定をしたり。ゲラ読みをしたり、資料を読んだり。活字を読むと、眠たくなるなあ。眠気とのたたかいになる。加齢なのか? もっともっと生活を変えないといけないのか。

 

 石破さんの関連文献を読んでいると、彼はいろいろち密な議論をする人かと思っていたのだけど、なんというか、話をするかえるというのか、もともと話がかみ合わないというのか、見えているものがぜんぜん違うから、議論の組み立て方が全然ちがうというか。そういう意味では典型的な支配層の人なんだろうなとも思ったりする。安保や地位協定のことは少し書いたけど、たとえば、政治とカネの問題も、彼がいうのは、政治はお金がかかるから、そのかかるお金をコントロールするという話しかしない。それが民主主義だという。裏金はなぜつくられるのか、どのように使われるのかということには向かわない。なぜなら、記載もれでしかないからという理屈だ。そのそも裏金は、選挙買収の資金の疑いが強いし、実際に、そのような形で摘発されているわけだけど。そして、それを支えているのは、企業からの献金であったり、パーティ券購入であり、この企業と政党との関係が、政治と政策の歪みをつくていることには疑問をもたない。なぜなら、政治が巨大経済機関である、大企業を支えるのは当たりまえだという発想でしかない。主権者は国民であるということを捻じ曲げて、大企業が政治にかかわって何が悪いという議論を強弁する。政治的判決と、関係者がふり返っている、八幡製鉄最高裁判決の考えをいまなおふりまわす。

 政治とカネの問題は、結構、選挙結果に大きな影響をあたえるだろうけど、選挙結果は、なかなか見通せない。自民党・公明党で過半数割れをし、プラスして、保守政党の取り込みがはかられるのか? 立憲プラスの政権が誕生するのか? どんな組み合わせになっても、共産党がのびないと、非常に危険な政権になりかねないというメールをある人からいただいた。そのとおりだと思う。政治とカネの問題1つをしても、ほんとうにこの問題で審判をくだすには、共産党が伸びることは不可欠だと思うし、しっかり訴えていかないといけないなあ。

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