最高裁「違法」判決後も女性トイレ制限 経産省、トランス女性職員に
今日は、朝から雨がパラつく天気。そんななか、今日は団地の草取り。猛暑で二カ月できず、雑草は伸び放題。朝から相当、がんばりました。
もちろん、雨模様だったので、参加者は少し少なめだったけど、それでも、みなさん、よくがんばること。業者に、剪定をしてもらうと、まわりの雑草をとるのも意欲が出るという感じかな。
終わった後、子どもの学童時代の、小学生だった子に久しぶりにあって、ちょっと立ち話。もう30代かあ。いろいろ、悩みながら生きているなあ。何に生きがいを見つけて、働き続けるのかは、いまの時代相当、難しい問題なんだろうなあ。
続いて、団地の植栽の会議。今後の剪定と伐採の計画にかかわる議論は続く。
この木々の維持は、ほんとうに難しい問題。コツコツと議論を前に進め、仕事を前にすすめるしかないのですけど。
しかし、団地というものはおもしろいもので、みなさんの善意というか献身で維持されている。もちろん、いろいろな問題があり、いろいろな人がいて、難しいことはおこるのだけど、それでも、みんなで乗り越えていく力はあるのだよなあ。ボクの理事長時代は、なしとげられなかったことが多く、問題を次の先送ったので、ほんとうにいまのみなさんのがんばりには頭が下がります。
仕事のほうは、インタビュー原稿づくりに集中。まだまだかかります。明日は私的な用事(○の相手)もあるので、どうするのか。ゲラを4本読む仕事もあるし。とにかく時間をうまく使って、がんばらないとなあ。
最高裁「違法」判決後も女性トイレ制限 経産省、トランス女性職員に(朝日新聞)
経済産業省がトランスジェンダー女性の50代職員に対し、勤務階から2階以上離れた女性トイレを使わせたのは「違法」と判断した昨年夏の最高裁判決をめぐり、同省が判決から1年以上経っても、トイレ制限を続けていることが分かった。専門家は、裁判所のこうした判決は関係省庁を拘束するなどと定めた行政事件訴訟法を踏まえ、「遅くとも半年以内に制限を是正する義務が国側にあった。違法状態だ」と指摘する。
職員は、男性として生まれ女性として暮らすトランスジェンダー。入省後の20代でホルモン投与などの性別移行を始めた。2009年に「性同一性障害」の診断書と民間企業での先行事例を添えて、女性用の服装での勤務や女性トイレの使用などを要望した。
だが、経産省は、同じ職場の女性が普段使うトイレを避け、2階以上離れた女性トイレを使うよう求めた。職員は、この制限をなくすよう人事院に訴えたが、15年に退けられ提訴した。
最高裁は23年7月、職員が女性トイレを使い始めてからトラブルはなく、明確に異を唱える同僚もいなかったと指摘。経産省の対応に問題はないとした人事院の判定を「職員の不利益を不当に軽視した」として取り消し、トイレ制限は遅くとも15年の判定時点で「違法」だったと判断した。
性的少数者の職場環境をめぐる最高裁の判断は初めてだった。……
これは、どういうことだろう? もう1年以上たつ。官庁は、全能のもので、司法にも、考えてみれば、立法にも従う必要はないとでも考えているのだろうか。すくなくとも、実際の行動はそうなってしまっている。これも、たぶん、いまの政治がつくっている問題でもあるのだろうな。モラルの崩壊というよりも、もっと深刻な事態。
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