「安倍氏の天敵」石破新総裁 自民党内に残る拒否感、どうなる衆院選
朝、理由もわからず、電車がとまると少しイライラする。嫌だなあ、イライラするの。余裕のない証拠だなあ。今日は、気温は高くはないが、超蒸し暑い。
対談①にとりかかる。頭を全力で切り替え! 午前中そして夕方に作業をすすめる。
お昼からは、インタビュー②。なかなか勇気と刺激をもらうお話し。もちろん、深刻な実態に怒りもわく。
さて、そんな一日で気になっていたのが、自民党の総裁選。
「安倍氏の天敵」石破新総裁 自民党内に残る拒否感、どうなる衆院選(毎日新聞)
自民党総裁選は27日、決選投票の結果、石破茂元幹事長(67)が高市早苗経済安全保障担当相(63)を破り、第28代総裁に選出された。石破新総裁は10月1日に新首相に指名される見通しで、厳しさを増す安全保障環境や経済対策など、山積する国内外の課題に向き合うことになる。近く実施される可能性がある次期衆院選を見据え、挙党態勢を構築できるかも問われる。……
すわ、高市かと一瞬、そんな空気になったが……。やはり、最後は、派閥の力か? 菅いや岸田や二階がそっちにまわったのか? まあ、明日以降、明らかにされるだろうけれども。のっけから、思いのほか伸びない進次郎。そのことは一つ、重要な点。劇場型にはならなかった。だけど、これだけたくさんの候補者が生まれたのは、なぜ? 政策論争回避の思惑がどこかにはたらいている? 党員投票の結果は、自民党員の意識と、一般の有権者の意識とにはかなりの乖離があり、自民党そのものはかなり右によっているということか。それでも、決選投票で、石破が勝ったのは、裏金問題や統一協会での有権者の反発をおそれる国会議員の意識か、はたまた、タカ派的な言説に危機感を抱いた財界などからの要望などもあったのか? いずれにしろ、なかなか政治的なドラマでもある。だた、なぜ、高市を避けられたことで、石破さん当選にホッとしなくてはいけないのかは悲しい事態。石破さんもかなり危険だし。核信奉者であり、軍備増強論者だし、理念的な軍事主義は、それはそれで危うさも、相当の恐ろしさも感じる。
ただ、石破は昔、雑誌のインタビューに答え、次のように語ってた。「防衛庁長官や防衛大臣在任中、共産党の質問に対しては最も時間を割き、機関誌「前衛」や「しんぶん赤旗」などを丹念に読みました。共産党は我々とは思想や立場が全く異なりますが、理論的には一貫し、精緻なものがあるのでいつも手強い相手でした」。政局をもてあそぶと言うか、政権維持の権力闘争に明け暮れるが、国会を徹底して軽視していた、ここ数年の政権からは、やっぱり変わってほしい。しっかりした国会での議論を期待したいもの。まずは、臨時国会で、予算委員会の論戦をしっかりしてほしいと思う。
トラツバ終わってしまった。悲しい。最後まで、伊藤沙莉に依存していたことは否定できない。自立し、ものごとをはっきり言うような情勢像を、独特の可愛さと愛敬のある彼女のキャラクターでうまくまぶしていて、そういう意味では、強い問いかけを緩和するような役割も果たして、マイルドさをつくりあげていたようにも思う。昨日も言ったけど、ほんとうの地獄は描かれているわけではない。だけど、ずっと問われ続け、そして涙し続けた半年間。子育ての後悔や苦しみも、さらっと片付けたけど……。つまり、たくさんの、いろいろなモヤモヤだとか、解決しきれないような問題を、それはそれできちんと残していくような作り方。それが、最終回にも……。ああ、来週から、どうしよう。
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