「日米軍事同盟・「戦争する国」づくりの新段階」 日米の統制の一体化などなど
早朝仕事スタート。その前に、夜明け前のメールのやり取り。やはり、最後は汗びっしょり。その後、少し、体を休める。午前中は、家事をしたあと、インタビュー原稿の起こし・整理作業をすすめる。
暑い中、夕食の準備をしておいて、取材に出かける。相方が今日、釧路から、現職時代の組合の学習会のために、市ヶ谷へ。ボクの取材先はお茶の水。なんと、秋葉原のホームでばったり出会う。よほどの相性がいいのか?
さて、今日はここに。治さんの講演テーマは「日米軍事同盟・「戦争する国」づくりの新段階」。
治さんは、岸田内閣の軍拡・戦争する国づくりは新たな段階に入っていたと分析する。その背景はウクライナ侵略と中国脅威論、対中抑止力論をあげる。安倍政権も対中二面政策で集団的自術権行使容認したが、それを実行する「戦争する軍拡」「戦争する国」づくりはできなかったが、岸田軍拡は日米軍事同盟の新段階となったとして、 ①憲法を蹂躙する「戦争する軍隊」への改造、対中戦争では沖縄中心に日本は前線拠点となる、②対中戦争には「戦争する軍隊」だけでは間に合わない、「戦争する国」づくり、とりわけ武器輸出3原則で認めなかった防衛産業の育成にすすんでいること、研究の軍事利用、地方自治体の戦争動員などがすすんでいることを指摘、③日米安保体制、日米軍事同盟の新たな段階 、安保条約は従属と戦争の最悪の同盟への改変されている。④外交政策の大転換で
こうした分析は刺激的で、おもしろかった。ここまでに時間を費やし過ぎて、後半は時間切れ。
会場である人に会ったので、この間、矢臼別で見てきたことを話した。そこで矢臼別に今年になって3回ハイマースがもちこまれ、155ミリ榴弾砲とハイマースの管制機能と連携の訓練がなされていて、8月には自衛隊の155㍉榴弾砲の連携が行われていること。これは指揮統制の統制のほうの訓練がおこなわれていて日米一体化がすすんでいるのではと話したら、目標情報の日米間の一体化が進んでいるという話になった。彼はトマホークを日本が購入するなかでそれが強まると言っていたが、かなり細かいところでの統制の一体化が進んでいくことはたぶんそうだと思うところである、
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