PFAS 公害裁判 そしてトラツバ
今日は朝から異様な暑さ。と言うか夜からほんとに暑かった。
朝から、先の企画の映像データをチェックしたり、メールをしたり、実務処理をしたり、資料を読んだり。いくつかの仕事を並行してやる。そのことが、だんだんしんどくなるお年頃(苦笑)。で、がんばって乗り越えて。
夜は、こちらに。
改憲というものの根元を問う内容で、刺激的で、おもしろかった。さすが小沢さん! 久しぶりに話もできてよかったです。
さて、8月にあったPFASの全国交流会の映像を見る。その運動の広がりとともに、調査がひろがり、被害の実態が広がっているのはおどろき。ただ、行政との関係では、血液調査にしても、原因究明にしても大きな壁がある。
ちょうどそのとき、トラツバで、公害裁判。桂場のモデルは、いうまでもなく、石田和外第五代最高裁長官。ボクらには石田は、青法協裁判官の再任を拒否や、企業献金合憲判決とかいい印象のない人。だけど、この公害裁判で、立証責任を逆転させるのに主導的な役割をはたしたのは事実なようだ。
今日の番組では、
航一「ご存知の通り、損害賠償裁判は、被害を受けた原告側が被告の過失を立証する責任があります。それゆえに公害裁判は、被告である企業側が原告の主張に科学的根拠がないと言い張り、長期化してしまう」
桂場「裁判長は、推論により因果関係が認められれば、原告側の主張は成立していると判断する。企業側が不服であれば、過失がないことの立証をするよう求める」。
航一「ないことを立証するのは、困難では」
桂場「公害被害で苦しんで助けられるべき人は、速やかに助ける。それが、司法の力であるべきだ」
公害裁判は、いまも、原発訴訟という形で、続いている(アスベストだとかほかにもありますが)。原発は第4の公害といったのは宮本憲一さんでしょうか。ボクはPFASも、その被害が水を通して広範囲になっているだけに、今後、公害として問われていくことになるのではと思っている。原発では、公害という視点からの企画をやったけれども、だからこそPFASにかかわって、もう一度、公害裁判に学ばなければとおもったりするところでもある。
« 10月号ができました | トップページ | 夏が気合を入れているのか »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「落日のメガソーラー 問われる自然との共生」(2025.10.18)
- 遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人(2025.10.06)
- 博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か(2025.10.01)
- 「報道特集」4週間ぶり放送 トランプ大統領が「分断煽る」「左派狩り」米国射殺事件の背景報道(2025.09.27)
- 生き地獄いつまで 生活保護減額違法 専門委で原告 国、謝罪なし(2025.08.30)
「日記」カテゴリの記事
- 【高市自民】「終了です!」予算委荒れ、枝野委員長が制止 規定時間超え女性党首バトル→高市首相イラッ!「それでも戦争は起こってる!」VS共産田村智子委員長「3・5%を否定しない!重大です!」 40分軍事防衛論争の末に(2025.11.11)
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 子どもの貧困対策・居場所づくり これまでとこれから(2025.11.09)
- 困ったもの。(2025.11.08)
- 【独自】生活保護の全額補償見送り 最高裁判決対応で厚労省(2025.11.07)
「平和」カテゴリの記事
- 【高市自民】「終了です!」予算委荒れ、枝野委員長が制止 規定時間超え女性党首バトル→高市首相イラッ!「それでも戦争は起こってる!」VS共産田村智子委員長「3・5%を否定しない!重大です!」 40分軍事防衛論争の末に(2025.11.11)
- NY市長に左派マムダニ氏 知事選合わせ民主3勝―米(2025.11.05)
- 高齢者医療「窓口3割」拡大へ 現役世代、負担減らぬ可能性も―厚労省検討(2025.11.04)
- トランプ米大統領不支持が59%、「米国は誤った方向に」67% 最新世論調査(2025.11.03)
- 「膨らむ防衛費、「爆買い」のその後を追った」(2025.11.02)
「政治」カテゴリの記事
- 【高市自民】「終了です!」予算委荒れ、枝野委員長が制止 規定時間超え女性党首バトル→高市首相イラッ!「それでも戦争は起こってる!」VS共産田村智子委員長「3・5%を否定しない!重大です!」 40分軍事防衛論争の末に(2025.11.11)
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 子どもの貧困対策・居場所づくり これまでとこれから(2025.11.09)
- 【独自】生活保護の全額補償見送り 最高裁判決対応で厚労省(2025.11.07)
- 9月実質賃金1.4%減、9カ月連続マイナス 物価に賃上げ追いつかず(2025.11.06)
「経済」カテゴリの記事
- 【高市自民】「終了です!」予算委荒れ、枝野委員長が制止 規定時間超え女性党首バトル→高市首相イラッ!「それでも戦争は起こってる!」VS共産田村智子委員長「3・5%を否定しない!重大です!」 40分軍事防衛論争の末に(2025.11.11)
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 子どもの貧困対策・居場所づくり これまでとこれから(2025.11.09)
- 【独自】生活保護の全額補償見送り 最高裁判決対応で厚労省(2025.11.07)
- 9月実質賃金1.4%減、9カ月連続マイナス 物価に賃上げ追いつかず(2025.11.06)
「歴史」カテゴリの記事
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」(2025.10.14)
- 戦後80年所感は「期待外れ」? 随所に「石破カラー」は見えたが…識者が指摘する「不十分」な部分とは(2025.10.11)
- ニュースをチェックしたりでほんとに落ち着かない(2025.10.10)
- 11月号ができています。(2025.10.07)
「科学」カテゴリの記事
- 子どもの貧困対策・居場所づくり これまでとこれから(2025.11.09)
- 少し前に、孫②の運動会に行ったが(2025.10.31)
- 大学入試の“女子枠”に「一定の効果あり」 30年続ける名古屋工業大の理事が検証、残る課題は(2025.10.19)
- 遺骨はある 海底炭鉱で待つ183人(2025.10.06)
- 博士課程入学者が14%減 人文・社会科学は4割減、就職影響か(2025.10.01)





コメント