沖縄県の原告適格性、二審でも認めず 県は上告を検討 高裁那覇支部 新基地建設を巡る県と国の14訴訟で最後の係争案件 玉城デニー知事「残念」
うーん。涼しいのはいいが、湿度が高い。突然、雨が降ったりとか……。
いろいろ企画で手をつけているものの整理をして、つまりきっていないものを詰めていく作業を進める。いろいろ資料を読んだり、少し、取材をしたりして情報を集める。午後には会議もあった。すこしずつ頭のなかが整理されてくる。とりあえず、11月10日選挙を想定して、いろいろ仕事を組み立てる(苦笑)。
選挙をどのように迎えるかはとても難しい。野党共闘の現状もなかなか厳しい。野田さんならなおさらだけど、枝野さんも、時事通信のインタビューで、安保法制の根拠となった14年7月1日の閣議決定は「放置すると拡大解釈されるリスクがある」と述べ、対応が必要としつつ、集団的自衛権行使を容認した2015年成立の安全保障関連法について、「現状の運用は個別的自衛権で説明される範囲だ。法律は現状では問題ない」との認識を示したという。この認識のちがいが、先の国会での対応にでているのだろうか。共闘の原点が問われてしまう。もちろん、いまの選挙制度のもとで、自民党の悪政をゆるさないためにも、さまざまなレベルでの共闘は必要不可欠ではあるのだが、同時に、有権者とのあいだで、どのように政治を変えていくのか、そのなかみについて共通した合意がなされていかないと、共闘など前進しない。そういう議論が求められている局面。これから、選挙までの日々は大事だなあ。
さて、
沖縄県の原告適格性、二審でも認めず 県は上告を検討 高裁那覇支部 新基地建設を巡る県と国の14訴訟で最後の係争案件 玉城デニー知事「残念」(沖縄タイムス)
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤改良工事に伴う設計変更を不承認とした沖縄県の処分を取り消した国土交通相の裁決は違法として、県が処分効力の回復を求めた抗告訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部(三浦隆志裁判長)は2日、県に訴訟を起こす適格性がないとした一審那覇地裁判決を支持し、県の控訴を棄却した。新基地建設を巡る県と国の訴訟は計14件あり、これが最後の係争案件となっている。県は上告を検討する。……
ほんとうに司法の状況に暗澹たる思いになる。どこまでのひどい。徳田さんの叫びのようなコメントが胸をうつ。法律の条文解釈は……憲法的価値を実現するものでなければならない。これを逸脱する。……憲法より下位の法律の解釈から、憲法上の権利である自治権を否定する下剋上解釈だ、と。この叫びのような訴えを胸に刻んで、前を向かないといけない。
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