関東大震災の朝鮮人虐殺、否定論やまず 公的記録、相次ぐ「発掘」
台風の影響の雨模様で、湿度が高い。それがつらいところ。
警報が発令される中、職場へ。職場での仕事は、資料読み、実務などなど。会議もあり、結構、忙しい。
いろいろトラブルもあり。
ただし絶不調。自信もなくしている。それは、自意識の裏返しか。うまくすすまないこともあるが、うまくできない感じ。体の中からなかなかいろいろなものが沸き上がってこない。ものすごく消極的になっている。だけど、前にすすまないと。器用に過ごせないから、しんどさだけが積み重なっている。今度こそ、しっかり休んで、力をつけないとね。
難しい課題が多いから、挑戦できるエネルギーをしっかり蓄えないといけない。
さて
関東大震災の朝鮮人虐殺、否定論やまず 公的記録、相次ぐ「発掘」(朝日新聞)
1923年の関東大震災では「朝鮮人が略奪や放火をした」といった流言飛語が広まり、朝鮮人らが殺害される事件が多発した。9月1日で大震災から101年。史実を否定するような言動がやまない中、粘り強く記録をたどる人たちもいる。東京都の小池百合子知事は、震災時に虐殺された人を含む朝鮮人犠牲者の追悼式典に、今年も追悼文を送らない。2017年から8年連続だ。
小池氏は8月30日の記者会見で、不送付の理由について、式典と同じ9月1日にある震災の犠牲者を悼む大法要で「全ての方々へ哀悼の意を表している」と従来の説明を繰り返した。これまで虐殺の認識を問われると「何が事実かは歴史家がひもとく」などと語ってきたが、この日も「様々な研究が行われていることは承知している」と述べるにとどめた。……
政府も、昨年官房長官が「政府として調査した限り、政府内において事実関係を把握することのできる記録が見当たらない」といったり、いろいろな理屈をこねて、判断できないとする。
そういう否定論が、民間も含め、くり返されるわけだけど、それにたいして、新しい史料の発掘などもすすめられ、いろいろなとりくみが続いているのが、この101年目の特徴でもあるのだと感じる。それは貴重なこと。
この記事でも、「朝鮮人虐殺をめぐり、この1年で「発掘」された公的な記録」として以下を紹介する。
・熊谷連隊区司令部「関東地方震災関係業務詳報」(1923年12月)朝鮮人四十数人が「殺気立てる群集」によって「悉(ことごと)く殺さる」と記述。「鮮人虐殺事件」とも
・神奈川県「震災に伴う朝鮮人並びに支那人に関する犯罪及び保護状況その他調査の件」(1923年11月)
県内で起きた朝鮮人の殺傷事件59件の犯罪事実や、殺害された145人のうち14人の氏名を記載
こうした公的資料だけではなく、日記などの発掘も続いている。ボクも、日記にもとづいた調査にいこうかと、相談中。
このような取り組みがつき重ねることによって、歴史修正主義の克服は可能となる。そういうとりくみになっていってほしい。
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