木原稔防衛相、終戦の日に靖国神社に参拝 韓国「時代錯誤的」と反発 :「ニライカナイには行けない」
今日も暑い日。
夏だなあ。今日は提稿4本。職場で資料のチェック、執筆者とのやりとりなどなど。ちょっとずつ、ちょっとずつ。
明日から、教育のつどいの取材で大阪の予定だけど、新幹線はストップ。飛行機を予約してあったのだけれども、その便は、まだ、どうなるかは未定。どうなるかなあ。困ったなあ。
さて、
木原稔防衛相、終戦の日に靖国神社に参拝 韓国「時代錯誤的」と反発(朝日新聞)
「終戦の日」の15日朝、木原稔防衛相は東京・九段北の靖国神社に参拝した。木原氏は参拝後、記者団に「尊い命を犠牲にされた皆様方に、哀悼の誠を捧げ、尊崇の念を表してきた」と述べた。私費で玉串料を納めたという。現役の防衛相としては岸信夫氏が2021年8月13日に、防衛庁長官では02年8月15日に中谷元氏が参拝した例がある。……
ただでさ、あの戦争を賛美する神社である。しかも、その戦争などで天皇のために死んだ兵士たちを祀る神社に、無批判に、防衛大臣が参拝するということの意味を考えるべきだ。首相の参拝と同じような意味合いをもつ。この間、自衛隊の幹部が公用車をつかって参拝したことや、自衛隊員が組織的に参拝していたことが問題になったばかりだし、先日も、海自が遊就館で研修をおこなっていたという話もあったばかり。ちゃんと、批判しなければならない問題でもある。
職場に行って、『世界』を回収し、さっそく「ニライカナイには行けない」を読む。涙してしまうのが情けない。自分の役割はしっかり向きあうことだしねえ。最後のニライカナイの話のくだりなど、ほんとに自分が問われてしまう。ハッとさせられるというか、ガツンとやられるというか……。そのぐらい厳しい話なんだ。うちでは別の沖縄企画をこの間、やったけど、それも厳しいですよ。言い訳の余地はない。それが沖縄の歴史なんだとあらためて思う。
「生活支援」と「自立支援」の話。自立支援という言葉は、最初は、真摯に支援をすすめているケースワーカーさんがつくりだしたもので、もっと豊かって言うか、生活支援もその大きな柱だったのに、新自由主義とむすびつくなかで、どれだけ、貧弱な言葉になっていったのか。そして、それが、沖縄では、基地と暴力にむすびつく。うむ。 その基地のマッチョな暴力の世界の話は、上間さんと、『裸足で逃げる』のあとで、話したことがあるし、それを活字にしたことがある。本ではあえて触れなかった思うを、語ってくれて、その後『誰も置き去りにしない社会へ―貧困・格差の現場から』に収録した。その思いは、いっそうつらく厳しいものになっている。そういう世界(社会)をどう生き抜く、変えていく行方を見つけることができるのか。うーん、どこまでのしっかりしないといけない。
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