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2024/07/28

『沖縄県知事 島田叡と沖縄戦』と「島守の塔」

 日曜日は、やっぱり掃除デー。お部屋、キッチン、お風呂などなど。仕事がたまったりしているので、最低限だけど、お掃除はしましたよ。お掃除、お掃除……。

 それから、企画を考えるために新聞の整理を少し、来月対談①の起こし・整理と仕事をすすめる。うーん、なかなかたいへんだなあ。冷静に考えると、焦っていい(苦笑)。いろいろ話をすすめるべきことがいっぱいあるし。

 

 『沖縄県知事 島田叡と沖縄戦』を読んでいて、ずっと気になっていた、映像を見始める。今日は、「島守の塔」を見た。「沖縄県最後の官選知事である島田叡と元沖縄県警警察部長の荒井退造の目を通して、最後の沖縄戦における悲惨な実態を描いていく。出演は萩原聖人村上淳吉岡里帆香川京子ほか」。

Photo_20240728225101

 この映画に感動した人もいるかもしれない。だけど、この映画はまちがった映画だ。沖縄戦の悲惨や、そのある面は描かれているから、ひきつけられる人がいるのだろう。だけど、島田知事や、荒井警察部長の描き方は、近い、戦争責任を問われなかった人々の証言にもとづいている。そこに歪みがある。北部疎外の描き方、南部の戦争動員の描き方、彼らと軍との関係……などなど。

 沖縄戦の教訓は、いまの沖縄のありようが、いますすんでいこととも直結する問題でもある。歴史認識ということの大切さとともに、よくよく考えたいテーマでもあるのだけれども。

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