毎日新聞の、自衛隊100年の識者に聞く 23年以降 沖縄米兵 女性暴行5件 いずれも県には通報されず 県議会で県警
気温は高いけど、空気が何となく冷たいので、陽の当たる外に出なければ基本涼しい。
夜はとても変な夢を見た。数学か算数の計算問題を解いているのだけれども、変な記号があったり、小さくて読めない文字があったり、解くのにとても苦労しているという夢。自分自身が、高校生ぐらいの感じなんだろうか、いまなのだろうか?
今日もとにかく座談会①の資料を読み進める。新しい本を読み始めて、驚くことしきり。
「寅に翼」を見ながら、出がらしと言えば、自分もそんな年齢だなあと思う。年相応の役割ってなんなのかについては、いつも思い悩む。自分より若い世代に、いろいろ課題があったとしても、それはその世代が解決するべきことだから、できるだけ、まかせて、自分たちの仕事が何かを考えるべきだとは思う。同時に、ふりかかってくる政治的な課題にどう向き合うのか。うーん。この年齢になると、できないことがどんどん増えるから、余計に、どうなのかということも考える。心身とも弱くなっていくことも避けられないことだし。そこで、何をすべきなんだろうか?
昨日の毎日新聞の、自衛隊100年の識者に聞く。
日米同盟の深化「ともに戦うスピリットを」 河野克俊・元統合幕僚長
厳しい安保環境「国民意識も大きく変わった」 黒江哲郎・元防衛次官
憲法9条「規律する力は生き続ける」 青井未帆・学習院大教授
戦前と同じ「戦う国になった」 沖縄在住の映画監督・三上智恵さん
河野さんは日米同盟が、あたかも対等な同盟に変わりつつあるように描き、辺野古の解決は、普天間の機能を自衛隊がになうことというまで言う。だけど、自衛隊は対米従属の軍隊で、アメリカは自国の戦略で動く。黒江さんは、そもそも自分たち(自衛隊?防衛省?)は、これまでもちがった憲法解釈をとってきたと平然と言う。彼らがいかに憲法からはなれた存在かの証左だっが、そこから導き出される考え方はあくまで軍事中心・軍事優先だ。
青井さんも、三上さんも、傾聴に値する大事な発言。だけど、ここまで、政府の、安全保障にかかわる人たちの発言が右にいってしまった時点で、メディアが中立の名で、かなりその軸を右に移動させてしまい、教育もそうなっているもとで、どのように対抗的な世論をつくっていくのか? そういう意味で、われわれの側がもっと、思い切った議論と運動が必要なのかもしれないと考えてしまう。憲法論、安保・外交論、軍事論、しっかりしなくてはいけない局面。
沖縄県警は1日、不同意性交容疑などで2023年から24年5月末までに検挙した米兵の事件は5件に上ると明らかにしました。県議会米軍基地関係特別委員会で、日本共産党の比嘉瑞己議員の質問に対し、安里準刑事部長が答弁しました。一方、県側は5件についていずれも県警からの情報共有はなかったとしました。安里刑事部長は、23年に検挙した米軍人による凶悪犯罪は2件でいずれも不同意性交容疑など性犯罪だと報告しました。24年については、5件の凶悪犯罪のうち3件が不同意性交などと説明。昨年12月に米軍嘉手納基地所属の空軍兵が本島中部で16歳未満の少女を誘拐し、性的暴行した事件、5月に米海兵隊員が県内で女性に性的暴行をし、けがを負わせた事件のほか、1月に海兵隊の男性=当時(31)=が県内で女性に性的暴行し、緊急逮捕した事件(不起訴)を新たに明らかにしました。…
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