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2024/07/04

「“子を産み育てたかった”旧優生保護法判決の問いかけ」「ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国」

 都知事選はいよいよ最終盤。日刊ゲンダイは、「芸能界にも蓮舫支持の輪は広がっている。歌手のUAとコムアイ、モデルの中田クルミが街宣にメッセージを寄せ、支持を表明。俳優の宍戸開はSNSに「蓮舫一択」と投稿し、元「ハロプロ」の和田彩花、音楽家で俳優の浜野謙太、タレントの松尾貴史、エッセイストの能町みね子氏らが期日前投票で蓮舫氏に投票したと明かしている。…小泉今日子も“参戦”。自身のSNSに蓮舫陣営PR動画を添付し、〈次の世代に何が残せるのか考えさせられます〉と書き込んだ。」と報じている。大きく社会が変わっていく一歩になっていくのだろうか。そして、それを支えているのが、1人宣伝ってやつ。それも静かに広がっている。

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 残る期間、どこまで無党派に食い込めるか。すべてはそこにかかっている。

 

 ボクのほうは北の地で、日常業務。座談会②の資料をつくり、日程を確定。明日には内容の柱を相談しないと。なかなか座談会①がすすまない。うーん。明日には、緊急インタビューも含め日程を決め切りたいところ。ここにきて、一気に追い込まれモードになるのはいつものことだけど、胃がねえ。持病の食道炎の調子が一気に悪くなって、ちょっと、しんどいところ。しっかりしないといけない。しかし、明日には猛暑の東京へ帰るのいやだなあ。

 

 昨日のクローズアップ現代は最高裁の違憲判決。「“子を産み育てたかった”旧優生保護法判決の問いかけ」

7月3日、旧優生保護法のもと、不妊手術を強制された障害者たちが国に賠償を求めた裁判の最高裁判決が言い渡される。子を持つ権利を奪われ苦しんできた原告たちがその行方を見守る。一方「障害者に子育てはできない」という考えは今も社会に根強く、支える仕組みも整っていない。旧優生保護法の違憲訴訟の判決の日。子どもを産み育てる権利をめぐる実情をルポし、「差別のない社会」を実現するために何ができるのか、考えていく。
 最高裁判決の意義もそうだけど、実際に、いまも続く、支援制度の不備から、解決されない偏見と差別というか、自由な選択を許さない現実。どこまで、家族の責任に負わされ、理解ある、がんばれる施設の下でのみ保障される現実には、ほんとうに考えさせられた。あまりにも社会の的な議論がすすんでいない。立ちすくむ。
 映像の世紀バタフライエフェクトの「ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国」を見る。もちろん、緊急事態条項の危険や、経済危機への対応などさまざまなことを考えさせてくれるわけだけど、ドイツ・ワイマール共和国が、最先端の民主主義国家で、男女平等の普通選挙、1日8時間労働制、女性の社会進出、ユダヤ人も活躍し “黄金の20年代”が到来する。革命的な芸術学校バウハウスが生まれ、ナイトクラブでは性のタブーも解放されたなどなども強調される。なぜ、自由なワイマールから独裁国家がつくられたのかは、ずっと議論され続けていることではあるのだけど、つくりての迷いもうかがえる。民主主義はかくも難しいと。決して楽観的ではないのだけれども、迷っていてもしかたがないことでもある。諦めないということ。

 

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