「取り壊された追悼碑 ~記憶・反省・友好の思いはどこへ…~」
北の地の慣れない風景(笑い)。
今日はとにかくインタビュー①の起こし整理作業。まあ、半分はすぎ、体調と相談しつつ、結構、すすんだかな。当面やらなければいけない、仕事が4つほど。ちょっと焦るけど、一つひとつ。
さて、ドキュメント解放区を見た。「取り壊された追悼碑 ~記憶・反省・友好の思いはどこへ…~」
今年のはじめ、群馬県の県立公園に建つ、ある追悼碑が取り壊された。戦時中、日本に連れてこられた朝鮮人労働者の苦難の歴史を刻んだ碑だった。かつては全会一致で設置を許可した群馬県が20年経って、碑の存在自体が「著しく公益に反する」として行政代執行による撤去を決めたのだ。その判断には、日本の加害の歴史を修正しようとする全国的な抗議運動が影響したとみられている。追悼碑はなぜ建てられ、そして取り壊されたのか。静かにたたずんできた一つの碑の経緯から、この20年で何が変わったのかが見えてきた。
碑がつくられた経過は、ボクのよく知る朱鞠内などとほどんど共通している。おそらく、日本の各地の碑は同じようにつくられているのだと思う。それが、なぜ撤去となったのか。それがいまのこの社会の現状でもある。そこに抗い、どのようにおしかえしていくのか。この国の民主主義、人権というものが問われている。それを若い人といっしょにどうつくっていくのか。ほんとうにそのために、いろいろなことを続けたい。
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